JP3705843B2 - 部分表皮成形品の製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、所定表面領域のみが表皮材で覆われてなる、所謂、部分表皮成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車用の内装トリムなどの樹脂成形品において、合成樹脂製のトリム基材の内装側表面を、例えば、所謂ファブリックと呼ばれる布などの表皮材で覆い、内装材としての高級感を得るようにしたものは、一般に良く知られている。
このような表面が表皮材で覆われた樹脂成形品を製作するに際して、表皮材を基材の成形時に成形型内で一体的に積層することが考えられおり、例えば、特開昭63−116815号公報には、合成樹脂製の支持部材(例えば座席ユニット等)の片側全表面に繊維質材料が接合された、所謂、全面表皮の複合材料製品を射出成形する方法が開示されている。尚、実開平6−27249号公報では、かかる全面表皮成形品をプレス成形するに際して、基材の展開率が高い部分について、基材と表皮材との間に高融点繊維のメッシュ体を介挿して補強するようにしたものが開示されている。
【0003】
また、このような内装側表面が表皮材で覆われた樹脂成形品で、その内装側表面の特定領域のみが表皮材で覆われた、所謂、部分表皮タイプのものが知られている。
かかる部分表皮成形品を成形する方法として、上記特定領域に対応する別部材を表皮材で被覆して製作し、別途に成形された本体基材に取り付ける(例えば、実開平4−76516号公報あるいは特開平6−99735号公報参照)、若しくは上記のような全面表皮の別部材を本体基材の成形時に型内に装填して一体成形を行う(例えば特開平5−318613号公報参照)、あるいは成形された本体基材の特定領域に表皮圧着用の型を用いて表皮材を接着固定する(例えば特開平2−305627号公報)などの方法が知られている。
【0004】
その他、例えば特開昭64−26414号公報には、上記特定領域に対応した形状の表皮材を別途に用意し、これを成形型内の特定領域に対応した部分に取り付けた後、この取り付けた表皮材の裏面側に溶融樹脂を供給し、圧縮成形により表皮材と本体基材とを一体に成形する方法が開示されている。更に、特開昭64−85715号公報には、一方の型面の全面にセットされた表層材の裏面側に特定領域のみを装飾する加飾シートを取り付け、他方の型面に溶融樹脂を供給して、本体基材と加飾シートと全面表層材とを一体に圧縮成形する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の各方法では、それぞれ以下のような難点があった。すなわち、別部材を製作して本体基材に取り付ける場合には、全面表皮で覆った別部材を製作する工数が余分にかかる上、このための成形型が別途に必要となり、更に、この別部材を本体基材に取り付ける(若しくは一体に成形する)にも手間がかかる。つまり、部品点数が増加するとともに、設備コストも高くつき、しかも生産性の向上を望むことは難しい。
また、成形された本体基材に表皮材を接着固定する場合でも、表皮圧着用の型が別途に必要であり、成形と別途に行う接着固定作業に手間がかかる。更に、表皮材を本体基材の成形時に一体的に積層する場合でも、表皮材で覆われるべき特定領域に対応した形状の表皮材を用意し、これを成形型内に正確に位置決めしてセットするにはかなりの手間がかかる。
【0006】
この発明は、上記諸問題に鑑みてなされたもので、1成形サイクル内の一連の工程で、成形品の所定の表面領域のみに表皮材を積層して一体成形することができる部分表皮成形品の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本願の請求項1に係る発明(以下、第1の発明という)は、所定表面領域のみが表皮材で覆われてなる部分表皮成形品の製造方法であって、周囲がクランプされた表皮材の少なくとも上記所定表面領域に対応する特定部分を所定温度に加熱する表皮材加熱工程と、加熱された表皮材の少なくとも上記特定部分を、一対の成形型の何れか一方に設けたスライド型を型閉じ方向へスライドさせて、該スライド型の型面と他方の成形型の型面との間で押圧する表皮材押圧工程と、この押圧状態のままで、上記一対の成形型の何れか一方に設けた切断具を当該成形型の型面から突出させることにより、表皮材を上記特定部分の周縁に沿って上記切断具で切断し、余分の表皮材を成形型間から排除するトリミング工程と、表皮材の上記特定部分を上記所定表面領域に対応する成形型の型面側に保持させ、上記スライド型および上記切断具を後退させた後、上記一対の成形型を閉じ合わせて成形キャビティを形成する型締め工程と、上記成形キャビティ内に材料樹脂を充填する樹脂成形工程と、を備えたことを特徴としたものである。
【0008】
また、本願の請求項2に係る発明(以下、第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記型締め工程における表皮材の特定部分の上記型面への保持は、上記所定表面領域に対応する成形型に設けられた型面に開口する負圧通路に負圧を作用させることによって行われることを特徴としたものである。
【0009】
更に、本願の請求項3に係る発明(以下、第3の発明という)は、上記第1または第2の発明において、上記所定表面領域に対応する成形型の型面には、表皮材の上記特定部分の周縁に対応する部分に成形キャビティ側へ突出する突出部が形成されており、上記表皮材は、この突出部上で上記特定部分の周縁に沿って切断されることを特徴としたものである。
【0010】
また、更に、本願の請求項4に係る発明(以下、第4の発明という)は、上記第1〜第3の発明のいずれか一において、上記樹脂成形工程は、射出圧縮成形法で行われることを特徴としたものである。
ここに、射出圧縮成形法とは、成形キャビティを最終の成形形状よりも若干広げた状態で、該キャビティ内に比較的低圧で材料樹脂を適量射出注入し、その後、型をスライドさせて成形キャビティを最終の形状に設定することにより、該成形キャビティ内の材料樹脂を圧縮し、最終形状の成形キャビティ内に樹脂を行き渡らせて成形を行うものである。
【0011】
【発明の効果】
本願の第1の発明によれば、表皮材の上記特定部分を所定温度に加熱して一対の成形型の何れか一方に設けたスライド型を型閉じ方向へスライドさせて、該スライド型の型面と他方の成形型の型面との間で押圧し、この押圧状態のままで、上記一対の成形型の何れか一方に設けた切断具を当該成形型の型面から突出させることにより、表皮材を上記特定部分の周縁に沿って切断具で切断して余分の表皮材を成形型間から排除した後、表皮材の上記特定部分を上記所定表面領域に対応する成形型の型面側に保持させ、上記スライド型および上記切断具を後退させた後、上記一対の成形型を閉じ合わせて成形キャビティを形成して該成形キャビティ内に材料樹脂を充填するようにしたので、1成形サイクル内の一連の工程で、成形品の所定の表面領域のみに表皮材を積層して一体成形することができる。
従って、別部材を用意して取り付ける必要はなく、また、所定の表面領域に対応した形状の表皮材を用意しこれを型内で位置決めしてセットするという煩わしい作業を行う必要もない。
すなわち、部品点数の増加や設備コストの上昇を招くことなく、また、手間と工数がかかる別作業を行う必要もなく、一連の少ない工程で部分表皮成形品を成形することができる。
【0012】
また、本願の第2の発明によれば、基本的には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができる。しかも、その上、上記型締め工程における表皮材の特定部分の上記型面への保持は、上記負圧通路に負圧を作用させることによって行われるので、表皮材を、容易かつ確実に、しかも傷つけることなく、上記所定表面領域に対応する成形型の型面に保持させることができる。
【0013】
更に、本願の第3の発明によれば、基本的には、上記第1または第2の発明と同様の効果を奏することができる。しかも、その上、上記所定表面領域に対応する成形型の型面には上記突出部が形成されているので、所定表面領域の周縁に対応する部分に、表皮材の周縁部に対する所謂木目込み部を形成することができる。また、表皮材は、上記突出部に押圧された上で、この突出部上で切断されるので、成形キャビティ内に材料樹脂を充填することにより、表皮材の特定部分の周縁部を成形品表面側に形成された木目込み部の奥に保持させることができる。つまり、特別な工程を設ける必要なく、樹脂成形と同時に木目込み作業を行うことができる。そして、この結果、所定の表面領域の表皮材について、その周縁部の木目込みが良好となり、外観性を高めることができる。
【0014】
また、更に、本願の第4の発明によれば、基本的には、上記第1〜第3のいずれか一の発明と同様の効果を奏することができる。しかも、その上、樹脂成形工程に射出圧縮成形法を適用するようにしたので、通常の射出成形の場合に比べて、成形キャビティ全体に渡って均一に圧力を加えることができ、成形品に引けやソリが生じることを、より有効に防止することができる。
【0015】
【実施例】
以下、この発明の実施例を、部分表皮タイプの自動車用ドアトリムの製造方法に適用した場合について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2は、本実施例に係る自動車用ドアトリムの正面説明図および縦断面説明図であるが、これらの図に示すように、上記ドアトリム1では、例えばポリプロピレン(PP)樹脂で成形されたトリム基材2の内装表面のアームレスト部分3のみが、表皮材5(例えば、所謂ファブリック)で覆われている。
この部分表皮成形品としてのドアトリム1では、上記表皮材5がトリム基材2の成形時に一体的に積層して成形されている。
【0016】
図3は、上記ドアトリム1を射出成形するための一対の金型10,20の型締め状態を示している。両金型10,20のうち、ドアトリム1の裏面側(反内装側)に対応する型面20fを有する金型20(図における右側の金型)の背面側には、両金型10,20を閉じ合わせて形成される成形キャビティ8内に、溶融状態の材料樹脂(ポリプロピレン樹脂)を射出注入するための射出シリンダ21が連結されている。
上記金型20内には、射出シリンダ21からの溶融材料樹脂を成形キャビティ8内に導く樹脂通路26が設けられており、上記射出シリンダ21の射出ノズル21aは、この樹脂通路26に連通している。
また、金型20内には、その縦断面の輪郭がドアトリム1の表皮材被覆領域(つまりアームレスト部分3)の周縁形状に対応した筒状のカット具24が、型面20fから成形キャビティ8側へ向かって出没可能に設けられ、該カット具24はその進退動のための駆動シリンダ25に連結されている。このカット具24の先端には、ファブリック5(表皮材)を切断するためのカット刃24aが形成されている。
【0017】
一方、ドアトリム1の内装側に対応する型面10fを有する金型10(図における左側の金型)の表皮材被覆領域(アームレスト部分3)を含む所定領域に対応する部分は、その周囲部分(主型11)に対して金型10,20の開閉方向にスライド可能なスライド型12を形成しており、このスライド型12は、図示しない駆動機構で進退動させられることにより、後述するように、所定のタイミングで主型11に対してスライド動作を行うようになっている。
このスライド型12を金型20側に前進させて、スライド型12の型面12fと上記金型20の型面20fとの間でファブリック5(表皮材)押圧した状態において、上記カット具24を成形キャビティ8内に突き出されることにより、後述するように、この押圧状態のままで表皮材5をドアトリム1の表皮材被覆領域(アームレスト部分3)の周縁に沿って切断することができる。
【0018】
また、上記スライド型12には、負圧チューブ14を介して真空ポンプ(不図示)に連通する負圧通路13が設けられており、該負圧通路13は複数に分岐して、その端末側はスライド型12の型面12fに開口している。
上記カット具24の駆動シリンダ25,スライド型12の駆動機構(不図示)および真空ポンプ(不図示)は、成形装置の制御盤(不図示)に電気的に接続され、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成された装置制御ユニット(不図示)からの制御信号に基づいて、その作動が制御されるようになっている。
【0019】
以上の装置を用いて行われるドアトリム1の製造工程について、主として図4〜図7の一連の工程説明図および図8および図9の部分拡大断面図を参照しながら説明する。尚、これらの工程説明図では、図面の理解を容易にするために、上記金型10,20あるいはその付属部材等の構成について、当該工程の説明に特に必要でない部分は便宜上省略して図示しているが、これらの図で示される各工程にわたって用いられている金型は同一のものである。
【0020】
まず、第1工程(表皮材加熱工程)として、図4に示すように、両金型10,20が離間した状態において、例えばフレーム状のホルダ7によって周囲がクランプされた表皮材としてのファブリック5を金型10の前方に引き出した上で、その背面側からヒータ6によって加熱する。このとき、ファブリック5(表皮材)は、そのクランプ状態では、弛みや波打ち或いは皺などが生じないように、その周囲がホルダ7で引っ張って保持した状態で張り渡される。そして、このクランプ状態にある表皮材5の背面側にヒータ6がセットされ、表皮材5の少なくとも上記表皮材被覆領域(アームレスト部分3)に対応する特定部分が所定温度に加熱される。
尚、この表皮材加熱工程は、必ずしも金型10,20間で行われる必要はなく、別のステーションで加熱された表皮材5を金型10,20間にセットするようにしても良い。
【0021】
上記のようにして加熱された表皮材5をスライド型12と金型20の間にセットした後、図5に示すように、スライド型12を金型20側に前進させて、スライド型12の型面12fと金型20の型面20fとの間で、表皮材5の少なくとも上記表皮材被覆領域(アームレスト部分3)に対応する特定部分を押圧する(表皮材押圧工程)。
この押圧により、加熱されてある程度軟化した表皮材5は、比較的容易に上記両型面12f,20fの曲面形状になじんで変形し、この変形状態で両型面12f,20f間に挟まれる。
【0022】
次に、このように押圧した状態において、駆動シリンダ25を作動させて上記カット具24を型面20fから突き出させることにより、図8に示すように、この押圧状態のままで表皮材5を上記表皮材被覆領域(アームレスト部分3)の周縁に沿って切断することができる。
本実施例では、上記図8に詳しく示すように、スライド型12(つまり、カット具24が設けられたと反対側の金型)の型面12fに、上記表皮材被覆領域3の周縁に対応する部分に成形キャビティ8側へ突出する突出部16が形成されており、表皮材5は、この突出部16上で押圧された状態で切断される。つまり、ドアトリム1のアームレスト部分3を覆う表皮材5は、上記突出部16上に位置している。かかる突出部16を設けることにより、ドアトリム1の表面側の表皮材被覆領域(アームレスト部分3)の周縁に対応する部分に、表皮材5の周縁部に対する所謂木目込み部1a(図2参照)を形成することができる。
このように表皮材5を切断した後、カット刃24aを金型20内に後退させるとともに、図6に示すように、ホルダ7を金型外方に引き出すことにより、余分な表皮材が金型10,20間から排除され、トリミング工程が終了する。
【0023】
この余分な表皮材を金型10,20間から排除する際、より好ましくは、真空ポンプ(不図示)を駆動してスライド型12内の負圧通路13内に負圧を作用させ、この負圧を利用することにより、切断して得られた表皮材5をスライド型12の型面12f上に吸着して保持させる。
このように負圧を利用することにより、表皮材を、容易かつ確実に、しかも傷つけることなく、上記所定表面領域に対応する成形型の型面に保持させることができる。
尚、上記のように負圧を利用して表皮材5を保持する代わりに、上記型面12fに微細な爪あるいは針を設けておき、これらで表皮材5を型面12f上に保持させることもできる。この場合には、表皮材5を保持させるための機構を大幅に簡略化することができる。
【0024】
そして、この保持状態でスライド型12を後退させて、ホルダ7が金型外方(図6における上方)に引き出されるようになっている。
尚、この代わりに、ホルダを分離タイプとしておき、上記スライド型12を前進状態に維持したままで、ホルダを図5における上下に引き出すようにすることもできる。この場合には、ホルダの引き出しのためにスライド型12を後退させる必要はなく、また、この後退動作の時点で負圧通路13内に負圧を作用させる必要もない。
【0025】
次に、スライド型12と主型11をともに金型20側に前進させて型締めし、金型10と金型20との間に成形キャビティ8を形成する(型締め工程)。このとき、スライド型12の型面12f上には、上記表皮材被覆領域(アームレスト部分3)の周縁に沿って切断された表皮材5が吸着して保持された状態にある。また、この状態では、スライド型12の型面12fは、金型10全体の型面10fの一部を構成している。
そして、図7に示すように、射出シリンダ21を駆動して成形キャビティ8内に材料樹脂を射出充填する(樹脂成形工程)。その後、射出充填された材料樹脂がある程度冷却し固化した後、金型10,20が開かれ、成形品(ドアトリム1)が金型10,20間から取り出されて一つの成形サイクルが終了する。
【0026】
このとき、図9から良く分かるように、ドアトリム1の金型10(つまりスライド型12)の突出部16に対応する部分はトリム1の木目込み部1aを形成し、表皮材5の周縁部は、上述のように突出部16上に位置しているので、上記木目込み部1aの奥に保持されることになる。
つまり、特別な工程を設ける必要なく、成形と同時に木目込み作業を行うことができる。そして、この結果、表皮材5の周縁部の木目込みが良好となり、外観性を高めることができるのである。
【0027】
以上、説明したように、本実施例によれば、1成形サイクル内の一連の工程で、成形品(ドアトリム1)の所定の表面領域(アームレスト部分3)のみに表皮材5を積層して一体成形することができる。
従って、別部材を用意して取り付ける必要はなく、また、所定の表面領域3に対応した形状の表皮材を予め用意しこれを型内で位置決めしてセットするという煩わしい作業を行う必要もない。
すなわち、部品点数の増加や設備コストの上昇を招くことなく、また、手間と工数がかかる別作業を行う必要もなく、一連の少ない工程で部分表皮成形品1を成形することができるのである。
【0028】
尚、上記実施例では、ドアトリム1の内装側に対応する型面10fを有する金型10の表皮材被覆領域(つまりアームレスト部分3)を含む所定領域に対応する部分は、その周囲部分(主型11)に対して金型10,20の開閉方向にスライド可能なスライド型12を形成しており、表皮材押圧工程(図5参照)では、このスライド型12を前進させることによって表皮材5を押圧するようにしていたが、この代わりに、専用の押圧型を用いてこの表皮材の押圧および切断の工程を行わせることもできる。
次に、本発明の実施例の参考例について説明する。尚、以下の説明においては、上述の実施例における場合と同じものには同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。
【0029】
この参考例では、図10に示すように、ドアトリム1の内装側に対応する型面40fを有する金型40は一体型をなしており、表皮材被覆領域(つまりアームレスト部分3)を含む所定領域に対応する部分には、上述の実施例の場合と同様の負圧通路41が形成されている。
一方、ヒータ6は支持基材43の比較的先端に近い側に取り付けられ、そのヒータ6と支持基材43の基部44との間に、支持基材43に取り付けられた駆動シリンダ46で支持される押圧型45が配置されている。この押圧型45は、ドアトリム1の表皮材被覆領域(アームレスト部分3)を含む部分のトリム基材2に対応する型面45fを有するとともに、その内部には、支持基材43に取り付けられた駆動シリンダ48で作動させられるカット具47が配設されている。
【0030】
そして、表皮材加熱工程が終了すると、支持基材43を更に突き出して、金型40の型面40fと押圧型45の型面45fとを対応させて位置決めし、駆動シリンダ46により押圧型45を金型40側に駆動して、両金型40,45の型面40f,45f間で表皮材5を押圧し、この押圧状態で、駆動シリンダ48を作動させてカット具47を前進させ、表皮材5を切断することができるようになっている。
かかる構成を採用することにより、ドアトリム1の内装側に対応する金型40について、スライド型12を設ける必要がなく、その構造を簡略化することができ、また、表皮材5の加熱,押圧および切断の各工程を、よりスムースな一連の工程として行うことができる。
【0031】
また、上記実施例及び参考例では、成形キャビティ8内への材料樹脂の射出は、通常の射出成形法で行われるようにしたものであったが、この射出をいわゆる射出圧縮成形法で行うこともできる。この射出圧縮成形法は、成形キャビティを最終の成形形状よりも若干広げた状態で、該キャビティ内に比較的低圧で材料樹脂を適量射出注入し、その後、型をスライドさせて成形キャビティを最終の形状に設定することにより、該成形キャビティ内の材料樹脂を圧縮し、最終形状の成形キャビティ内に樹脂を行き渡らせて成形を行うものである。
以下、本発明の他の実施例について説明する。
図11に示すように、この実施例では、ドアトリム1の内装側に対応する型面50fを有する金型50(固定型)に、その背面側に取り付けられた射出シリンダ53に連通する樹脂通路51が設けられるとともに、ドアトリム1の表皮材被覆領域(アームレスト部分3)に対応する部分の型面に開口する負圧通路52が形成されている。
【0032】
一方、ドアトリム1の裏面側に対応する型面60fを有する金型60(可動型)は、外型61と、該外型61に対して金型開閉方向にスライド可能な中型62と、該中型62に対して金型開閉方向にスライド可能なコア型63とで構成されている。尚、具体的には図示しなかったが、このコア型63には、上述の実施例の場合と同様のカット具が設けられている。
所定温度に加熱された表皮材5を、このコア型63と固定型50とを用いて押圧し、上記表皮材被覆領域(アームレスト部分3)の周縁に沿った切断工程を終えた後、まず、外型61を固定型50側に前進させて型締めを行う。その後、中型62およびコア型63を所定量だけ前進させて成形キャビティ8’(図12参照)を形成する。この時点では、この成形キャビティ8’は、図12において破線で示されるように、その最終形状よりも若干量だけ広がった状態で形成されるように、中型62とコア型63の前進量が設定されている。
【0033】
この状態で射出シリンダ53から、樹脂通路51を介して成形キャビティ8’内に所定量の材料樹脂を射出注入する。そして、その後、中型62およびコア型63を一定量βだけ更に前進させて、最終形状の成形キャビティ8を形成する(図12の実線曲線参照)。このとき、中型62およびコア型63の前進により、成形キャビティ8’内に充填されていた材料樹脂が、圧縮されつつ最終形状の成形キャビティ内に均一に行き渡るようになっている。
かかる、射出圧縮成形法を適用することにより、通常の射出成形の場合に比べて、成形キャビティ8全体に渡って均一に圧力を加えることができ、成形品(ドアトリム1)に引けやソリが生じることを、より有効に防止することができるのである。
【0034】
尚、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る部分表皮ドアトリムの正面説明図である。
【図2】 図1のY−Y線に沿った縦断面説明図である。
【図3】 上記ドアトリムを成形するための金型の縦断面説明図である。
【図4】 表皮材加熱工程を示す工程説明図である。
【図5】 表皮材押圧工程を示す工程説明図である。
【図6】 トリミング工程を示す工程説明図である。
【図7】 型締め後の樹脂成形工程を示す工程説明図である。
【図8】 スライド型の突出部およびカット具の先端部分を拡大して示す断面説明図である。
【図9】 表皮材の木目込み部を拡大して示す断面説明図である。
【図10】 本発明の実施例の参考例に係る表皮材押圧工程を示す工程説明図である。
【図11】 本発明の他の実施例に係る樹脂成形工程を示す工程説明図である。
【図12】 上記他の実施例に係る金型の要部を拡大して示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
1…ドアトリム
3…アームレスト部分
6…ヒータ
5…ファブリック(表皮材)
8…成形キャビティ
10,20,50,60…金型
12f,20f,45f,50f,60f…型面
13,52…負圧通路
16…突出部
24…カット具
24a…カット刃
Claims (4)
- 所定表面領域のみが表皮材で覆われてなる部分表皮成形品の製造方法であって、
周囲がクランプされた表皮材の少なくとも上記所定表面領域に対応する特定部分を所定温度に加熱する表皮材加熱工程と、
加熱された表皮材の少なくとも上記特定部分を、一対の成形型の何れか一方に設けたスライド型を型閉じ方向へスライドさせて、該スライド型の型面と他方の成形型の型面との間で押圧する表皮材押圧工程と、
この押圧状態のままで、上記一対の成形型の何れか一方に設けた切断具を当該成形型の型面から突出させることにより、表皮材を上記特定部分の周縁に沿って上記切断具で切断し、余分の表皮材を成形型間から排除するトリミング工程と、
表皮材の上記特定部分を上記所定表面領域に対応する成形型の型面側に保持させ、上記スライド型および上記切断具を後退させた後、上記一対の成形型を閉じ合わせて成形キャビティを形成する型締め工程と、
上記成形キャビティ内に材料樹脂を充填する樹脂成形工程と、
を備えたことを特徴とする部分表皮成形品の製造方法。 - 上記型締め工程における表皮材の特定部分の上記型面への保持は、上記所定表面領域に対応する成形型に設けられた型面に開口する負圧通路に負圧を作用させることによって行われることを特徴とする請求項1記載の部分表皮成形品の製造方法。
- 上記所定表面領域に対応する成形型の型面には、表皮材の上記特定部分の周縁に対応する部分に成形キャビティ側へ突出する突出部が形成されており、上記表皮材は、この突出部上で上記特定部分の周縁に沿って切断されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部分表皮成形品の製造方法。
- 上記樹脂成形工程は、射出圧縮成形法で行われることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の部分表皮成形品の製造方法。
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