JP3703958B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に複数チャネルのDMA制御装置とバス制御装置を有する情報処理装置に関する。特に、複数チャネルのDMAを並列動作させることにより高性能を実現する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子技術の発展により、CD(コンパクト・ディスク)、DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)等の光ディスク装置が普及し、あらゆる分野で用いられている。これらの光ディスク装置においては、ディスクから読み出したデータにはエラーが多数含まれており、それを実用可能なレベルに訂正するエラー訂正処理が必須になっている。しかし、光ディスクの回転速度が増加するにしたがって、このエラー訂正をいかに高速に行うかが課題となっている。その中で最大の問題は、エラー訂正を行う情報処理装置中でいかに高速にデータ転送を行うかという点である。
【0003】
図5は従来のエラー訂正処理を実行する情報処理装置のブロック図を示している。図5において、200は情報処理装置、2は外部メモリ、100および101は情報処理装置200と外部メモリ2とを接続する外部アドレスバスおよび外部データバスである。情報処理装置200は、ROM3と、中央処理装置(以下CPUと記す)4と、3チャネルのダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(以下DMACと記す)50と、バス制御装置(以下BCUと記す)60と、ディスクI/F7と、エラー計算回路8と、ホストI/F9と、MPEG I/F10とから構成される。
【0004】
102はROM3からCPU4へプログラムを送る命令バス、103および104はCPU4とBCU60とを接続するCPUアドレスバスおよびCPUデータバス、120はCPU4からBCU60に対するリード信号、121はライト信号、122はBCU60からCPU4に対する応答信号、500はDMAC50からBCU60に対するDMA開始信号、501はDMA転送における転送元アドレス、502はDMA転送における転送先アドレス、503はBCU60からDMAC50に対するDMA応答信号、108はディスクI/F7からDMAC50に対するチャネル1DMA起動要求、109はエラー計算回路8からDMAC50に対するチャネル2DMA起動要求、110はホストI/F9からDMAC50に対するチャネル3ホストDMA起動要求、111はMPEG I/F10からDMAC50に対するチャネル3MPEG DMA起動要求、504はBCU60とディスクI/F7、エラー計算回路8、ホストI/F9およびMPEG I/F10とを接続するIOバス、115は光ディスク装置などのデータ記録デバイスと情報処理装置200とを接続するディスクデータ線、116はパソコンなどのホストコンピュータと情報処理装置200とを接続するホストデータ線、117はMPEGデコーダなどのMPEGデータ処理回路と情報処理装置200とを接続するMPEGデータ線である。
【0005】
以上のように構成された従来の情報処理装置におけるディスクからのリード動作を説明する。リード動作は、ディスクデータ線115を介して外部から入力されたデータに対してエラー訂正処理を実行し、ホストI/F9を介してホストコンピュータにデータを出力する動作である。リード動作の場合には、
(1)DMAチャネル1:ディスクI/F7から外部メモリ2へのデータ転送
(2)DMAチャネル2:外部メモリ2からエラー計算回路8へのデータ転送
(3)DMAチャネル3:外部メモリ2からホストI/F9へのデータ転送
が並列に動作する。まずリード動作の場合の各チャネルの動作を簡単に説明する。
【0006】
チャネル1ではディスクデータ線115を介して外部から入力されたエラー訂正処理前のデータを、ディスクI/F7から外部メモリ2に転送する。ディスクI/F7に一定のデータが蓄積されるとDMAC50に対してチャネル1DMA起動要求108がアサートされる。チャネル1DMA起動要求108がアサートされると、DMAC50からBCU60に対するDMA開始信号500がアサートされる。同時にディスクI/F7のアドレスを示すDMA転送元アドレス501、外部メモリ2のアドレスを示すDMA転送先アドレス502がBCU60に出力される。BCU60では、まずディスクI/F7からのリードサイクルが起動された後、リードしたデータを外部メモリ2へライトするライトサイクルが起動され、外部メモリ2へのライトが行われる。ディスクI/F7からのリードサイクルが起動されると、DMAC50に対してDMA応答信号503がアサートされる。それを受けて、DMA開始信号500がネゲートされ1回のDMA転送は終了する。
【0007】
チャネル2ではDMAチャネル1でディスクI/F7から外部メモリ2に転送されたデータをエラー計算回路8に転送する。エラー計算回路8が計算可能状態になると、DMAC50に対してチャネル2DMA起動要求109がアサートされる。チャネル2DMA起動要求109がアサートされると、DMAC50からBCU60に対するDMA開始信号500がアサートされる。同時に外部メモリ2のアドレスを示すDMA転送元アドレス501、エラー計算回路8のアドレスを示すDMA転送先アドレス502がBCU60に出力される。BCU60では、まず外部メモリ2からのリードサイクルが起動された後、リードしたデータをエラー計算回路8へライトするライトサイクルが起動され、エラー計算回路8へのライトが行われる。外部メモリ2からのリードサイクルが起動されると、DMAC50に対してDMA応答信号503がアサートされる。それを受けてDMA開始信号500がネゲートされ、1回のDMA転送は終了する。
【0008】
チャネル3ではエラー訂正が終了した外部メモリ上のデータをホストI/F9に転送する。ホストI/F9で外部へデータ転送が可能になるとDMAC50に対してチャネル3DMA起動要求110がアサートされる。以下の動作はチャネル2の場合と同様である。
【0009】
以上、各チャネルのDMA転送動作を説明したが、実際には各チャネルの起動要求は並列に行われるので、その場合の動作を図6に示す動作タイミング図を用いて説明する。同図は、各チャネルの起動要求108〜111、DMAC50とBCU60とのインターフェイス信号500〜503、IOバス504、外部データバス101の状態をマシンサイクルと呼ばれるタイミング毎に示している。信号は全てロー状態の時に信号がアサートされたことを示すアクティブロー信号である。また、IOバスを介した各IO(ディスクI/F、エラー計算回路、ホストI/F)に対するアクセスはリード/ライトとともに2マシンサイクル、外部メモリに対するアクセスはリード/ライトとともに1マシンサイクルであるとし、時間が経過する順にタイミング毎に説明する。また、DMAC50において複数チャネルのDMA起動要求が同時に発生した場合には、チャネル3、チャネル2、チャネル1の順番で実行するものとする。さらに、各チャネルに対する起動要求108〜111は1マシンサイクルだけアサートされる。
【0010】
(タイミングt1)
ディスクI/F7からチャネル1起動要求108が、エラー計算回路8からチャネル2起動要求109が、ホストI/F9からチャネル3起動要求110がアサートされる。各起動要求を受けて、DMAC50で調停が行われチャネル3DMAが最初に実行される。DMAC50からDMA開始信号500がアサートされるとともに外部メモリ2のアドレスを示すDMA転送元アドレス501、ホストI/F9のアドレスを示すDMA転送先アドレス502が出力される。
【0011】
BCU60では、DMA開始信号500のアサートを受けてチャネル3に対する外部メモリ2からのリードの起動準備がされる。BCU60では図6において○で示すタイミングでバス調停が行われる。なお、受け付けられたDMA開始要求に該当するバスサイクルを矢印で指し示す。
【0012】
(タイミングt2)
外部メモリ2からのリードサイクル(外部データバス101のR(3)はチャネル3のリード動作を示す)が開始される。チャネル3のリードサイクルが開始されたので、DMA応答信号503がアサートされる。さらに、外部メモリのアクセスは1サイクルで終了する為にホストI/F9に対するライトの起動準備がされる。
【0013】
(タイミングt3)
タイミングt2でDMA応答信号503がアサートされたので、引き続きチャネル2に対するDMA開始信号500がアサートされるとともに、外部メモリ2のアドレスを示すDMA転送元アドレス501、エラー計算回路8のアドレスを示すDMA転送先アドレス502が出力される。また、BCU60ではチャネル3の外部メモリからのリードが完了しているので、ホストI/F9に対するライトが開始される(IOバス504のW(3)はチャネル3のライト動作を示す)。さらに、チャネル2に対する外部メモリ2からのリードサイクルの起動準備がされる。
【0014】
(タイミングt4)
ホストI/F9に対するライト動作を実行中である。また、ライト動作がタイミングt3で開始されたので、ホストI/F9からは次の起動要求110がアサートされる。また、BCU60では外部メモリ2に対するチャネル2のリードサイクルが実行され、DMA応答信号503がアサートされる。さらに、エラー計算回路8に対するライトの起動準備がされる。
【0015】
(タイミングt5)
タイミングt4でDMA応答信号503がアサートされたので、引き続きチャネル1に対するDMA開始信号500がアサートされるとともに、ディスクI/F7のアドレスを示すDMA転送元アドレス501、外部メモリ2のアドレスを示すDMA転送先アドレス502が出力される。また、チャネル2の外部メモリからのリードが完了しているので、エラー計算回路8に対するライトが開始される(IOバス504のW(2)はチャネル2のライト動作を示す)。
【0016】
(タイミングt6)
エラー計算回路8に対するライト動作を実行中である。また、ライト動作がタイミングt5で開始されたので、エラー計算回路8からは次の起動要求109がアサートされる。BCU60では、ディスクI/F7からのリードの起動準備がされる。
【0017】
(タイミングt7)
ディスクI/F7からのリードサイクルが開始され、DMA応答信号503がアサートされる。
【0018】
(タイミングt8)
タイミングt7でDMA応答信号503がアサートされたので、引き続きチャネル3に対するDMA開始信号500がアサートされるとともに、外部メモリ2のアドレスを示すDMA転送元アドレス501、ホストI/F9のアドレスを示すDMA転送先アドレス502が出力される。また、ディスクI/F7に対するリード動作を実行中であり、ディスクI/F7からは次の起動要求108がアサートされる。BCU60では、チャネル1に対する外部メモリ2へのライトの起動準備がされる。
【0019】
(タイミングt9)
チャネル1に対する外部メモリ2へのライトが開始され、チャネル3に対する外部メモリ2からのリードの起動準備がされる。
【0020】
(タイミングt10〜t17)
タイミングt2〜t9の繰り返しになるので、記載を省略する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように複数のチャネルのDMA要求が並列して発生した場合(図6のタイミングt1)に、従来の情報処理装置では、DMACからBCUに対するDMA開始要求が1系統しかない為に、各チャネルのDMA転送を順番に実行せざるを得ない。この為、高倍速で回転する光ディスク装置のエラー訂正処理のような、高速にデータ転送を要求される応用においては大きな問題となる。さらにIOバスが1系統しかない場合には、IOバスに接続された回路に対するライト動作に引き続き、IOバスに接続された回路に対するリード動作が実行された場合(図6のタイミングt5〜t8およびタイミングt13〜t16)には、外部メモリに対するバスサイクルに空きが生じてしまい、外部メモリの性能を十分に引き出せないという問題がある。さらに、この問題は高速な外部メモリの使用、メモリバス幅の拡大、あるいはDRAM内蔵といった方法により、外部メモリバスバンド幅(データ転送能力)が内部IOバスバンド幅に比べて大きくなるに従って顕著になる。
【0022】
本発明はかかる点に鑑み、複数のチャネルのDMA要求が並列して発生した場合にも高速にデータ転送を行うことができるとともに、外部メモリの性能を十分に引き出すことが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため請求項1記載の本発明の情報処理装置は、第1、第2、第3の資源とメモリとの間におけるDMA転送を実行する情報処理装置であり、前記第1、第2、第3の資源と前記メモリとの間におけるDMA転送に使用するバスの制御を行うバス制御手段と、前記第1の資源と前記バス制御手段との間でデータ転送を行うための第1のデータバスと、前記第2の資源と前記バス制御手段との間でデータ転送を行うための第2のデータバスと、前記第3の資源と前記バス制御手段との間でデータ転送を行うための第3のデータバスと、前記メモリと前記バス制御手段との間でデータを転送するための第4のデータバスを備え、前記バス制御手段は、第1のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源との間で、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源との間でデータの転送を行い、かつ前記第2の資源との間で転送されるデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリとの間で転送し、第2のタイミングにおいて、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源との間で、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源との間でデータの転送を行い、かつ前記第1の資源との間で転送されるデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリとの間で転送し、第3のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源との間で、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源との間でデータの転送を行い、かつ前記第3の資源との間で転送されるデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリとの間で転送するようバスを制御する。
【0024】
また請求項2記載の本発明の情報処理装置は、請求項1記載の本発明の情報処理装置に対して、前記バス制御手段は、前記第1のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源からデータを取得し、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源へデータを送出し、かつ前記第2の資源へ送出するためのデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリから取得し、前記第2のタイミングにおいて、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源へデータを送出し、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源へデータを送出し、かつ前記第1の資源から取得したデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリに送出し、前記第3のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源からデータを取得し、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源へデータを送出し、かつ前記第3の資源へ送出するデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリから取得するようバスを制御するようにしたものである。
【0025】
また請求項3記載の本発明の情報処理装置は、請求項1記載の本発明の情報処理装置に対して、前記第1の資源は、前記メモリへ転送するデータの転送元となる資源であり、前記第2の資源は、前記メモリに転送されたデータのエラー訂正を実行する資源であり、前記第3の資源は、前記メモリから転送するデータの転送先となる資源であるとしたものである。
【0032】
以上のように構成された本発明の実施の形態による情報処理装置について、以下その動作を説明する。
【0033】
本実施の形態の情報処理装置においては、外部メモリ2に対するバスマスタはCPU4、DMAチャネル1、2、3の4つが存在する。CPU4が外部メモリ2からデータをリードする場合には、リード信号120をアサートし、アドレスをCPUアドレスバス103に出力する。リード信号120がアサートされると、BCU6では外部メモリ2に対するリード動作を実行しデータをリードする。外部メモリからのリードは外部アドレスバス100、外部データバス101を介して行われる。終了するとBCU6から応答信号122がアサートされ、CPUデータバス104を介してデータがCPUへ送られリード動作は完了する。また、CPU4が外部メモリ2にデータをライトする場合には、ライト信号121をアサートし、アドレスをCPUアドレスバス103に出力する。ライト信号121がアサートされると、BCU6ではCPUデータバス104のデータを外部メモリ2にライトする。外部メモリへのライトが終了するとBCU6から応答信号122がアサートされライト動作は完了する。
【0034】
次に、DMAによるデータ転送動作を説明する。本情報処理装置においては、大きく2つの動作が存在する。1つは、ディスクデータ線115を介して外部から入力されたデータに対してエラー訂正処理を実行してホストI/F9を介してホストコンピュータにデータを出力するリード動作である。もう1つはホストコンピュータから入力されたデータに対してエラー訂正処理を実行して、ディスクI/F7を介して外部にデータを出力するライト動作である。さらに、リード動作の場合のデータ転送先は、ホストコンピュータだけでなく、MPEG I/F10を介してMPEGデータ処理回路にも転送可能となっている。リード動作の場合には、
(1)DMAチャネル1:ディスクI/F7から外部メモリ2へのデータ転送
(2)DMAチャネル2:外部メモリ2からエラー計算回路8へのデータ転送
(3)DMAチャネル3:外部メモリ2からホストI/F9へのデータ転送、または外部メモリ2からMPEG I/F10へのデータ転送
が並列に動作する。また、ライト動作の場合には、
(1)DMAチャネル1:外部メモリ2からディスクI/F7へのデータ転送
(2)DMAチャネル2:外部メモリ2からエラー計算回路8へのデータ転送
(3)DMAチャネル3:ホストI/F9から外部メモリ2へのデータ転送
が並列に動作する。以下にリード動作の場合の各チャネルの動作を簡単に説明する。
【0035】
チャネル1ではディスクデータ線115を介して外部から入力されたエラー訂正処理前のデータを、ディスクI/F7から外部メモリ2に転送する。ディスクI/F7に一定のデータが蓄積されるとDMAC5に対してチャネル1DMA起動要求108がアサートされる。チャネル1DMA起動要求108がアサートされると、DMAC5内のDMA起動制御回路52からBCU6に対するチャネル1DMA開始信号105aがアサートされる。同時にチャネル1アドレスレジスタ58の内容がDMAアドレス105bとしてBCU6に出力される。BCU6では、調停回路62によってチャネル1DMAが受け付けられ、まずディスクI/F7からのリードサイクルが起動される。ここで、ディスクI/F7から外部メモリ2への転送であることは、チャネル1DMA方向信号105dによって示されている。リードしたデータはディスク系IOバス112を介してバスインターフェイス回路63に取り込まれる。そして、外部メモリ2へのライトサイクルが起動され外部メモリ2へのライトが行われる。ディスクI/F7からのリードサイクルが起動されると、調停回路62からはDMAC5に対してDMA応答信号105cがアサートされる。それを受けて、チャネル1DMA開始信号105aがネゲートされるとともに、アドレス加算器59でアドレスが加算され(本実施の形態では+4)、次のDMAアドレスがアドレスレジスタ58にセットされる。また、転送回数カウンタ57では転送回数がー1されて残り転送回数が転送回数レジスタ56にセットされる。チャネル1DMA転送では以上のような動作が繰り返され、残り転送回数501が”0”になると転送は終了する。
【0036】
チャネル2ではDMAチャネル1でディスクI/F7から外部メモリ2に転送されたデータをエラー計算回路8に転送する。エラー計算回路8が計算可能状態になると、DMAC5に対してチャネル2DMA起動要求109がアサートされる。チャネル2DMA起動要求109がアサートされると、DMAC5内のDMA起動制御回路52でBCU6に対するチャネル2DMA開始信号106aがアサートされるとともにチャネル2DMAアドレス106bがBCU6に出力される。BCU6では、調停回路62によってチャネル2DMAが受け付けられ、外部メモリ2からのリードサイクルが起動される。リードしたデータは外部データバス101を介してバスインターフェイス回路63に取り込まれる。そして、エラー計算回路8へのライトサイクルが起動されエラー処理系IOバス113を介してライトが行われる。
【0037】
チャネル3ではエラー訂正が終了した外部メモリ上のデータをホストI/F9に転送する。ホストI/F9で外部へデータ転送が可能になるとDMAC5に対してチャネル3DMA起動要求110がアサートされる。チャネル3DMA起動要求110がアサートされると、DMAC5内のDMA起動制御回路52でBCU6に対するチャネル3DMA開始信号107aがアサートされるとともにチャネル3DMAアドレス107bがBCU6に出力される。BCU6では、調停回路62によってチャネル3DMAが受け付けられ、外部メモリ2からのリードサイクルが起動される。ここで、外部メモリ2からホストI/F9への転送であることは、チャネル3DMA方向信号107dおよびチャネル3DMAデバイス信号107eによって示されている。リードしたデータは外部データバス101を介してバスインターフェイス回路63に取り込まれる。そして、ホストI/F9へのライトサイクルが起動されホスト系IOバス114を介してライトが行われる。
【0038】
以上、各チャネルのDMA転送動作を説明したが、実際には各チャネルは並列に動作を行う。全てのチャネルの転送が外部メモリに関係する為に、外部メモリのアクセスをいかに無駄なく行えるかが性能を決めるポイントとなる。
【0039】
次にDMA各チャネルの並列動作を図3に示す動作タイミング図を用いて説明する。同図は、各チャネルの起動要求108〜111、DMACとBCUとのインターフェイス信号105a〜105d、106a〜106c、107a〜107e、ディスク系IOバス112、エラー処理系IOバス113、ホスト系IOバス114、外部データバス101の状態をマシンサイクルと呼ばれるタイミング毎に示している。信号は全てロー状態の時に信号がアサートされたことを示すアクティブロー信号であるとし、IOバスを介した各IO(ディスクI/F、エラー計算回路、ホストI/F)に対するアクセスはリード/ライトとともに2マシンサイクル、外部メモリに対するアクセスはリード/ライトとともに1マシンサイクルであるとし、時間が経過する順にタイミング毎に説明する。また、バス制御装置内にある優先順位レジスタ61には、チャネル3、チャネル2、チャネル1の順番で優先順位が設定されているものとする。さらに、各チャネルに対する起動要求108〜111は1マシンサイクルだけアサートされる。
【0040】
(タイミングt1)
ディスクI/F7からチャネル1起動要求108が、エラー計算回路8からチャネル2起動要求109が、ホストI/F9からチャネル3起動要求110がアサートされる。各起動要求を受けて、DMAC5内のDMA起動制御回路からBCU6に対してチャネル1開始信号105a、チャネル2開始信号106a、チャネル3開始信号107aがアサートされる。また、各チャネルのDMAの対象となる外部メモリ2のアドレスを示すDMAアドレス105b、106b、107bが出力される。
【0041】
BCU6では、各チャネルの開始信号がアサートされると優先順位信号601の値に従って、調停回路62で調停を行う(実際にバスサイクルが始まるのは次のサイクル)。起動要求があるバスサイクルはチャネル1のディスクI/F7からのリード、およびチャネル2、3の外部メモリ2からのリードである。ディスクI/F7からのリードの起動準備、チャネル3の優先順位が高い為にチャネル3に対する外部メモリ2からのリードの起動準備がされる。BCU6では図3において○で示すタイミングでバス調停が行われる。なお、受け付けられたDMA開始要求に該当するバスサイクルを矢印で指し示す。
【0042】
(タイミングt2)
ディスクI/F7からのリードサイクル(ディスクIOバス112のR(1)はチャネル1のリード動作を示す)が開始される。チャネル1のリードサイクルが開始されたので、チャネル1応答信号105cがアサートされる。また、外部メモリ2からのリードサイクル(外部データバス101のR(3)はチャネル3のリード動作を示す)が開始される。チャネル3のリードサイクルが開始されたので、チャネル3応答信号107cがアサートされる。さらに、チャネル3の外部メモリのアクセスは1サイクルで終了する為にホストI/F9に対するライトの起動準備、およびチャネル2の外部メモリからのリードの起動準備がされる。
【0043】
(タイミングt3)
タイミングt2でチャネル1応答信号105cおよびチャネル3応答信号107cがアサートされたので、チャネル1開始信号105aおよびチャネル3開始信号107aがネゲートされるとともに、チャネル1DMAアドレス105bおよびチャネル3DMAアドレス107bも有効な値の出力を終了する。ディスクI/F7からのリードサイクルは2サイクルかかるために実行中である。また、チャネル3の外部メモリからのリードが完了しているので、ホストI/F9に対するライトが開始される(ホストIOバス114のW(3)はチャネル3のライト動作を示す)。さらに、チャネル2に対する外部メモリ2からのリードサイクルが開始され、チャネル1応答信号106cがアサートされる。チャネル2の外部メモリからのリードが完了する為にエラー計算回路8に対するライトの起動準備、チャネル1のディスクI/F7からのリードが完了する為にチャネル1の外部メモリへのライトの起動準備がされる。
【0044】
(タイミングt4)
ディスクI/F7からチャネル1起動要求108が、ホストI/F9からチャネル3起動要求110がアサートされる。各起動要求を受けて、DMAC5内のDMA起動制御回路からBCU6に対してチャネル1開始信号105a、チャネル3開始信号107aがアサートされる。また、各チャネルのDMAの対象となる外部メモリ2のアドレスを示すDMAアドレス105b、107bが出力される。一方、タイミングt3でチャネル2応答信号106cがアサートされたので、チャネル2開始信号106aがネゲートされるとともに、チャネル2アドレス106bは有効な値の出力を終了する。
【0045】
BCU6では、チャネル開始信号がアサートされたので、チャネル1のディスクI/F7からのリードの起動準備、チャネル3の外部メモリ2からのリードの起動準備がされる。また、エラー計算回路8に対するライトサイクル、チャネル1の外部メモリへのライトサイクルが実行される。
【0046】
(タイミングt5)
エラー計算回路8からチャネル2起動要求109がアサートされ、BCU6に対してチャネル2開始信号106aがアサートされるとともにDMAアドレス106bが出力される。ディスクI/F7からのリードサイクルが開始され、チャネル1応答信号105cがアサートされる。また、外部メモリ2からのリードサイクルが開始され、チャネル3応答信号107cがアサートされる。さらに、チャネル3の外部メモリのアクセスは1サイクルで終了する為にホストI/F9に対するライトの起動準備、およびチャネル2の外部メモリからのリードの起動準備がされる。
【0047】
(タイミングt3)
タイミングt2でチャネル1応答信号105cおよびチャネル3応答信号107cがアサートされたので、チャネル1開始信号105aおよびチャネル3開始信号107aがネゲートされるとともに、チャネル1DMAアドレス105bおよびチャネル3DMAアドレス107bも有効な値の出力を終了する。ディスクI/F7からのリードサイクルは2サイクルかかるために実行中である。また、チャネル3の外部メモリからのリードが完了しているので、ホストI/F9に対するライトが開始される(ホストIOバス114のW(3)はチャネル3のライト動作を示す)。さらに、チャネル2に対する外部メモリ2からのリードサイクルが開始され、チャネル応答信号106cがアサートされる。チャネル2の外部メモリからのリードが完了する為にエラー計算回路8に対するライトの起動準備、チャネル1のディスクI/F7からのリードが完了する為にチャネル1の外部メモリへのライトの起動準備がされる。
【0048】
以上説明したように本実施の形態における情報処理装置では、外部メモリ2のバスサイクルに空きが生じることなく各チャネルのDMA転送が並列して高速に実行される。例えば、従来の情報処理装置では図6に示すように8マシンサイクルごとに3チャネルのDMAが実行されていくのに対して、本実施の形態における情報処理装置では図3に示すよう3マシンサイクルごとに実行されていく。
【0049】
次に、ホストI/F9に代わってMPEG I/F10から外部にデータを出力する場合の動作を図4の動作タイミング図に示す。MPEG I/F10から外部にデータを出力する場合には、データ出力の速度がホストI/F9から出力する場合に比べて遅い為に、図3に示したようにホストI/F9からの起動要求110は3マシンサイクルごとにアサートされるのに対して、MPEG I/F10からの起動要求111は6マシンサイクルごとにアサートされる。そして、IOバスを介したMPEG I/F10に対するアクセスはリード/ライトとともに4マシンサイクルで実行される。なお、その他の条件は図3の場合と同様である。
【0050】
(タイミングt1)
ディスクI/F7からチャネル1起動要求108が、エラー計算回路8からチャネル2起動要求109が、MPEG I/F10からチャネル3起動要求111がアサートされる。各起動要求を受けて、DMAC5内のDMA起動制御回路からBCU6に対してチャネル1開始信号105a、チャネル2開始信号106a、チャネル3開始信号107aがアサートされる。また、各チャネルのDMAの対象となる外部メモリ2のアドレスを示すDMAアドレス105b、106b、107bが出力される。
【0051】
BCU6では、各チャネルの開始信号がアサートされると優先順位信号601の値に従って、調停回路62で調停を行う(実際にバスサイクルが始まるのは次のサイクル)。起動要求があるバスサイクルはチャネル1のディスクI/F7からのリード、およびチャネル2、3の外部メモリ2からのリードである。ディスクI/F7からのリードの起動準備、チャネル3の優先順位が高い為にチャネル3に対する外部メモリ2からのリードの起動準備がされる。
【0052】
(タイミングt2)
ディスクI/F7からのリードサイクル(ディスクIOバス112のR(1)はチャネル1のリード動作を示す)が開始される。チャネル1のリードサイクルが開始されたので、チャネル1応答信号105cがアサートされる。また、外部メモリ2からのリードサイクル(外部データバス101のR(3)はチャネル3のリード動作を示す)が開始される。チャネル3のリードサイクルが開始されたので、チャネル3応答信号107cがアサートされる。さらに、チャネル3の外部メモリのアクセスは1サイクルで終了する為にMPEG I/F10に対するライトの起動準備、およびチャネル2の外部メモリからのリードの起動準備がされる。
【0053】
(タイミングt3)
タイミングt2でチャネル1応答信号105cおよびチャネル3応答信号107cがアサートされたので、チャネル1開始信号105aおよびチャネル3開始信号107aがネゲートされるとともに、チャネル1DMAアドレス105bおよびチャネル3DMAアドレス107bも有効な値の出力を終了する。ディスクI/F7からのリードサイクルは2サイクルかかるために実行中である。また、チャネル3の外部メモリからのリードが完了しているので、MPEG I/F10に対するライトが開始される(ホストIOバス114のW(3)はチャネル3のライト動作を示す)。さらに、チャネル2に対する外部メモリ2からのリードサイクルが開始され、チャネル2応答信号106cがアサートされるとともに、エラー計算回路8に対するライトの起動準備、チャネル1の外部メモリ2へのライトの起動準備がされる。
【0054】
(タイミングt4)
ディスクI/F7からチャネル1起動要求108がアサートされ、DMAC5内のDMA起動制御回路からBCU6に対してチャネル1開始信号105aがアサートされる。また、チャネル1のDMAの対象となる外部メモリ2のアドレスを示すDMAアドレス105bが出力される。一方、タイミングt3でチャネル2応答信号106cがアサートされたので、チャネル2開始信号106aがネゲートされるとともに、チャネル2DMAアドレス106bは有効な値の出力を終了する。
【0055】
BCU6では、チャネル開始信号がアサートされたので、チャネル1のディスクI/F7からのリードの起動準備がされる。また、エラー計算回路8に対するライトサイクル、チャネル1の外部メモリへのライトサイクルが実行される。MPEGI/F10に対するライトは実行中である。
【0056】
(タイミングt5)
エラー計算回路8からチャネル2起動要求109がアサートされ、BCU6に対してチャネル2開始信号106aがアサートされるとともにDMAアドレス106bが出力される。ディスクI/F7からのリードサイクルが開始され、チャネル1応答信号105cがアサートされる。また、チャネル2の外部メモリからのリードの起動準備がされる。MPEG I/F10に対するライトは実行中である。
【0057】
(タイミングt6)
タイミングt5でチャネル1応答信号105cがアサートされたので、チャネル1開始信号105aがネゲートされるとともに、チャネル1DMAアドレス105bは有効な値の出力を終了する。ディスクI/F7からのリードサイクルは2サイクルかかるために実行中である。さらに、チャネル2に対する外部メモリ2からのリードサイクルが開始され、チャネル2応答信号106cがアサートされる。また、エラー計算回路8に対するライトの起動準備、チャネル1の外部メモリへのライトの起動準備がされる。MPEG I/F10に対するライトはこのサイクルで終了する。
【0058】
(タイミングt7)
ディスクI/F7からチャネル1起動要求108がアサートされ、DMAC5内のDMA起動制御回路からBCU6に対してチャネル1開始信号105aがアサートされる。また、チャネル1のDMAの対象となる外部メモリ2のアドレスを示すDMAアドレス105bが出力される。一方、タイミングt6でチャネル2応答信号106cがアサートされたので、チャネル2開始信号106aがネゲートされるとともに、チャネル2アドレス106bは有効な値の出力を終了する。
【0059】
MPEG I/F10からチャネル3起動要求111がアサートされ、チャネル3開始信号107aがアサートされる。
【0060】
BCU6では、チャネル3開始信号107aがアサートされたので、チャネル3の外部メモリ2からのリードの起動準備がされる。また、エラー計算回路8に対するライトサイクル、チャネル1の外部メモリへのライトサイクルが実行される。
【0061】
(タイミングt8)
エラー計算回路8からチャネル2起動要求109がアサートされ、BCU6に対してチャネル2開始信号106aがアサートされるとともにDMAアドレス106bが出力される。ディスクI/F7からのリードサイクルが開始され、チャネル1応答信号105cがアサートされる。また、チャネル3の外部メモリからのリードが開始される。
【0062】
(タイミングt9〜t11)
タイミングt3〜t5の繰り返しになるので、記載を省略する。
【0063】
以上説明したように本実施の形態における情報処理装置では、MPEG I/F10からの起動要求111は6マシンサイクルごとにアサートされる為に、MPEG I/F10に対するアクセスが4サイクルかかっても、チャネル1および2の動作タイミングは図3で説明した場合と全く同じタイミングで実行され、各チャネルのDMA転送が並列して実行される。そして、MPEG I/F10に対するアクセスは4マシンサイクルかけて行う為に、ホストI/F9に転送する場合に比べて低消費電力化が実現できる。このように、DMA起動の頻度によってアクセスサイクル数を調節することにより、低消費電力化が実現できる。
【0064】
以上のように本発明の実施の形態によれば、DMACからバス制御装置にチャネルごとに独立して転送開始要求を出力し、バス制御装置でチャネル間の調停を行うとともに、チャネルごとに独立したバスを設けることによりDMA転送が並列して高速に実行される。従って、情報処理装置の性能を高めることが可能となる。
【0065】
なお本発明の実施の形態では、外部メモリ2を有する構成を示したが、情報処理装置内にSRAMあるいはDRAMといったメモリを内蔵する構成にしてもよい。
【0066】
また本発明の実施の形態では、外部メモリ2と内部のIOバスのバス幅が同じ場合を示したが、バス幅が異なる場合には、バス制御装置6内のデータの並び替えを行う手段を設け、バス幅の小さい側のアクセスを複数回実行するようにしてもよい。
【0067】
また本発明の実施の形態では、DMAチャネルを完全に独立化してバス制御装置6に対してDMA開始要求を出力し、チャネル間の調停は全てバス制御装置内で行っているが、全チャネルのうちの数チャネルをまとめて一つにして、バス制御装置6にDMA転送要求を出力する構成にして、まとめたチャネル間の調停のみDMAC5内で実行するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数のチャネルのDMA要求が並列して発生した場合にも高速にデータ転送を行うことができるとともに、外部メモリの性能を十分に引き出すことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における情報処理装置のブロック図
【図2】同実施の形態によるDMAコントローラおよびバス制御装置のブロック図
【図3】同実施の形態における情報処理装置の動作タイミング図
【図4】同実施の形態における情報処理装置の動作タイミング図
【図5】同従来の情報処理装置のブロック図
【図6】同従来の情報処理装置の動作タイミング図
【符号の説明】
1 情報処理装置
2 外部メモリ
3 ROM
4 CPU
5 DMAコントローラ
6 バス制御装置
7 ディスクI/F
8 エラー計算回路
9 ホストI/F
10 MPEG I/F
11 外部メモリ
12 ROM
100 外部アドレスバス
101 外部データバス
102 命令バス
103 CPUアドレスバス
104 CPUデータバス
105a、106a、107a DMA開始信号
105b、106b、107b DMAアドレス
105c、106c、107c DMA応答信号
105d、107d DMA方向信号
107e DMAデバイス信号
108 チャネル1DMA起動要求
109 チャネル2DMA起動要求
110 チャネル3ホストDMA起動要求
111 チャネル3MPEG DMA起動要求
112 ディスク系IOバス
113 エラー処理系IOバス
114 ホスト系IOバス
115 ディスクデータ線
116 ホストデータ線
117 MPEGデータ線
120 リード信号
121 ライト信号
122 応答信号
123 外部応答信号

Claims (3)

  1. 第1、第2、第3の資源とメモリとの間におけるDMA転送を実行する情報処理装置であり、
    前記第1、第2、第3の資源と前記メモリとの間におけるDMA転送に使用するバスの制御を行うバス制御手段と、
    前記第1の資源と前記バス制御手段との間でデータ転送を行うための第1のデータバスと、
    前記第2の資源と前記バス制御手段との間でデータ転送を行うための第2のデータバスと、
    前記第3の資源と前記バス制御手段との間でデータ転送を行うための第3のデータバスと、
    前記メモリと前記バス制御手段との間でデータを転送するための第4のデータバスを備え、
    前記バス制御手段は、第1のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源との間で、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源との間でデータの転送を行い、かつ前記第2の資源との間で転送されるデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリとの間で転送し、第2のタイミングにおいて、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源との間で、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源との間でデータの転送を行い、かつ前記第1の資源との間で転送されるデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリとの間で転送し、第3のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源との間で、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源との間でデータの転送を行い、かつ前記第3の資源との間で転送されるデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリとの間で転送するようバスを制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記バス制御手段は、前記第1のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源からデータを取得し、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源へデータを送出し、かつ前記第2の資源へ送出するためのデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリから取得し、前記第2のタイミングにおいて、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源へデータを送出し、前記第3のデータバスを介して前記第3の資源へデータを送出し、かつ前記第1の資源から取得したデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリに送出し、前記第3のタイミングにおいて、前記第1のデータバスを介して前記第1の資源からデータを取得し、前記第2のデータバスを介して前記第2の資源へデータを送出し、かつ前記第3の資源へ送出するデータを前記第4のデータバスを介して前記メモリから取得するようバスを制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の資源は、前記メモリへ転送するデータの転送元となる資源であり、前記第2の資源は、前記メモリに転送されたデータのエラー訂正を実行する資源であり、前記第3の資源は、前記メモリから転送するデータの転送先となる資源であることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
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