JP3703208B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体を搬送して画像形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体を搬送して画像形成する画像形成装置においては、全ての印字要求に対する印字を終えて、記録紙を排出し終わる為の搬送処理と画像形成装置のプロセス制御を終了させるために、一定時間印字動作終了処理(以後、後回転と呼ぶ)を行う。
【0003】
従来、後回転の開始は、搬送路上に備えたセンサにより搬送紙の後端を検知した任意のタイミングにて次頁の印字要求がない場合に行っていた。
【0004】
従来の制御における印字動作のタイミングチャートを図9の(A)および図9の(B)に示す。
【0005】
図9の(A)はあらかじめ設定された紙サイズにおける給紙タイミングts1と規定の紙サイズの紙を搬送した場合の動作タイミングチャートである。
【0006】
図9において、
ts1(sec):先端検知からの先端制御により計時した次頁給紙タイミング
tk(sec):後端検知からの後端制御により計時した後回転許可タイミングである。この時tk(sec)は、記録紙の排出終了や画像形成装置に於けるプロセス制御等の印字動作終了処理に要する時間を考慮したタイミングに設定している。tkのタイミングを経過した時点で次頁印字開始要求がない場合(印字開始信号OFFのとき、すなわち、図9の(A)の実線で表したtkのタイミング経過時点)に後回転処理の開始を行う。
【0007】
図9の(B)は副走査方向の長さが短い紙が搬送された場合の動作のタイミングチャートである。ts1およびtkは図9の(A)と同様の設定である。このとき、当該紙の先端検知を基準にしてtk<ts1となる。したがって、印字動作要求信号PRNTがtk<PRNT<ts1のタイミングのときは、tkで後回転に移行してしまう。このため、後回転の途中でプリントを受け付ける(印字開始信号ONになる)ことになるので、通常の連続印字動作のときのタイミング以内にPRNTを受け付けたにもかかわらず後回転および前回転の処理が行なわれてしまい、これらの処理に必要な時間だけ給紙を待機してから次頁の給紙が行なわれる。
【0008】
また、セラミックヒータを用いて熱容量を小さくして急速に高温度を得ることを可能にした熱定着ローラを備えたレーザービームプリンタにおいて、主走査方向のサイズが短い紙、すなわち幅の小さい紙を通紙した場合には、熱定着ローラの通紙していない部分は紙の搬送により熱を奪われないために熱定着ローラの温度上昇を招き、画像に定着ムラを発生したり、熱定着ローラを覆っているフィルムのねじれ等の不具合を引き起こす。以上の不具合を防ぎ良好な画像を得るために、幅が小さい紙においては単位時間に於ける給紙タイミングを遅くする制御を行っている。この時、前記図9の(B)に説明したような現象が発生していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図9の(B)で説明したように、搬送紙の後端を検知してから後回転に移行する時間タイミングtk(sec)があるので、単位時間当たりの給紙許可のタイミングが遅いとき、または搬送紙の副走査方向のサイズが短い、すなわち、長さが短いときは、tk<ts1となって、通常の連続印字動作に必要なタイミング以内に印字要求信号を受け付けたにもかかわらず給紙を待機して、次頁のプリント動作が遅くなってしまう。
【0010】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、給紙タイミングを決定する基にした紙サイズに対して実際の搬送紙の紙サイズの違いにかかわらず最適な時間で画像形成処理を終了することの出来る画像形成装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、搬送される用紙の先端および後端を検知する検知手段と、該検知手段による用紙先端検知のタイミングから計時した第1のタイミングおよび前記検知手段による用紙後端検知のタイミングから計時した第2のタイミングの両方を満足し、さらに印字要求信号が無い場合に、画像形成の後処理プロセスを実行する制御手段とを具え、前記第1のタイミングは前記用紙サイズにより決定され、前記第2のタイミングは前記用紙の画像形成処理時間を満たすことを特徴とする。
【0012】
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記第1のタイミングを、用紙の長さにより決定する決定手段を有することを特徴とする。
【0013】
さらに、請求項3の発明は、請求項2において、前記決定手段は、用紙の長さのデータを外部から入力することを特徴とする。
【0014】
さらに、請求項4の発明は、請求項2において、前記決定手段は、用紙の長さを、前記検知手段からの用紙先端および後端検知のタイミングに基づいて測定することを特徴とする。
【0015】
さらに、請求項5の発明は、請求項1において、前記第1のタイミングを、用紙の幅により決定する決定手段を有することを特徴とする。
【0016】
さらに、請求項6の発明は、請求項5において、前記決定手段は、用紙の幅のデータを外部から入力することを特徴とする。
【0017】
さらに、請求項7の発明は、請求項5において、前記決定手段は、用紙の幅を、用紙幅検知手段からの検知信号に基づいて測定することを特徴とする。
【0018】
さらに、請求項8の発明は、請求項2〜4のいずれかにおいて、前記決定手段は、用紙の長さがレターサイズ以下の場合に前記第1のタイミングをレターサイズに応答する値に決定することを特徴とする。
【0019】
さらに、請求項9の発明は、請求項5〜7のいずれかにおいて、前記決定手段は、用紙の幅が所定値より小さいときは給紙タイミングを遅らせることを特徴とする。
【0020】
さらに、請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置が電子写真プロセスを適用したものであることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態を示すレーザービームプリンタの断面図である。
【0022】
図1において、1はレーザービームプリンタ本体、2aはカセット給紙口、2bはマルチパーパス給紙口である。給紙ローラ2cおよび搬送ローラ2dの駆動により、給紙された記録媒体を搬送し給紙センサ3で搬送紙の先端および後端を検出する。紙幅センサ3bで搬送紙の主走査方向の長さを検知する。4はスキャナ部でありビデオインターフェース13を(図2参照)を介して送られてきた画像のビデオデータにより変調したレーザー光をレーザー発光部4aより出射し、ポリゴンモータ4bに反射させて水平同期信号を取込むと共に画像転写部5の感光体ドラム5a上を走査しながら潜像を形成する。画像転写部5は、搬送される記録媒体となる記録紙上に転写までの画像形成を行うものであって、感光ドラム5aと転写ローラ5bその他の構成部分から成っているが、画像転写部5での画像形成処理については本発明とは直接的に関係がないので説明は省略する。
【0023】
6は定着部であって、次の6a,6bを有する。すなわち、6aは加熱体であるセラミックヒータを定着フィルムで覆って記録媒体に熱を与える熱定着ローラ、6bは加圧ローラである。この定着部6は、転写プロセスの終了した記録媒体に熱と圧力を加えて像を定着させる。
【0024】
7は排紙ローラであって、定着部6を通過した記録媒体を排紙トレイ8へ排出する。プリンタエンジンコントロール部9は、あらかじめ記憶された制御手順に基づいて各デバイスを統括的に制御する。
【0025】
図2は、本発明の一実施形態のブロック図である。
【0026】
図2において、ビデオコントローラ12は外部インターフェース11を介してホストコンピュータ10等からコード化された画像情報(コードデータ)を受信し、コードデータをドットイメージのビデオデータに変換してから、ビデオインターフェース13を介してエンジンコントロール部9に印字司令を送出し、エンジンコントロール部9からの主,副走査同期信号に同期して、ビデオデータを順次エンジンコントロール部9に送出する。
【0027】
ビデオコントローラ12と内部ビデオインターフェース13で結ばれたDCコントローラ20は、CPUと、後述の図4〜図8の如きCPUの制御手順を格納したROMと、図4〜図8で述べる各フラグ、タイマ等およびCPUの作業領域を有するRAMとを有する。
【0028】
定着部6は温度サーミスタ6cを有し、その値をDCコントローラ20に与え、熱定着ローラ6aの温度をDCコントローラ20によってコントロールする。14はプリンタエンジン内の各アクチュエータ等であり、15は同じく用紙搬送用ローラ等の搬送駆動モータであって、DCコントローラ20によってコントロールされる。
【0029】
15はセンサ3,3b等を含むセンサであって、DCコントローラ20に入力される。DCコントローラ20はスキャナ部4および画像転写部5をコントロールする。
【0030】
図3の(A)および図3の(B)は本実施形態の制御による動作を示すタイミングチャートである。
【0031】
図3の(A)は搬送紙の(副走査方向の)長さが短い場合の動作タイミングチャートである。
【0032】
図3の(A)において、ts1(sec)は先端検知からの先端制御により計時した次頁給紙タイミング、ts2(sec)(ts1<ts2)は先端検知からの先端制御により計時した後回転許可タイミング、tk(sec)は後端検知からの後端制御により計時した後回転許可タイミングである。この時tk(sec)は給紙センサ3にて搬送紙の後端を検知してから後回転処理を開始することにより紙の排出およびレーザービームプリンタに於けるプロセス制御等の終了処理に最低限必要な時間に設定する。次頁給紙タイミングが長く、(副走査方向の)長さが短いために後端検知が早い場合、図3の(A)のように、tk<ts1<ts2というタイミングとなる。本発明のプリンタ制御においてはts2およびtkの両方のタイミングを経過した時点で次頁印字開始要求がない場合にしか後回転処理の開始許可をしないので、印字開始要求の信号PRNTがtk<PRNT<ts1のタイミングであった時にも、後回転へ移行してしまうことなく給紙タイミングでの給紙および連続印字動作を行うことが可能である。印字開始要求がない場合にはtk<ts2よりts2のタイミングにて後回転処理を開始する。
【0033】
図3の(B)は副走査方向の紙サイズが長い場合の動作タイミングチャートである。
【0034】
図3の(B)において、ts1(sec)は先端検知からの先端制御により計時した次頁給紙タイミングである。搬送紙の後端を検知する以前に次頁の給紙を行う事により早いタイミングで給紙できる様に制御している。ts2(sec)は先端検知からの先端制御により計時した後回転許可タイミング、tk(sec)は後端検知からの後端制御により計時した後回転許可タイミングであり図3の(A)で説明したtkと同一の時間に設定する。次頁給紙タイミングが短く、(副走査方向の)長さが長いために後端検知が遅い場合、図3の(B)のように、ts1<ts2<tkというタイミングとなる。
【0035】
本実施形態のプリンタ制御においては、搬送紙の後端を検知してから後回転へ移行するために必要十分な時間tk以前に、印字開始要求の信号PRNTがあれば直ちに次頁の連続印字動作を行い、印字開始要求の信号PRNTがなければtkのタイミングで後回転へ移行して最適な時間でプリンタの印字動作を終了することができる。
【0036】
図4、図5、図6は、本実施形態の制御内容を説明するフローチャートである。
【0037】
図4は給紙センサ3による搬送紙の先端を検知することにより開始する先端制御における先端後回転許可制御に関するフローチャートである。
【0038】
図4において、s101で先端制御タイマTSが動作中ならばs105へジャンプして、先端制御時間監視制御を行う。タイマTSが停止中ならば、s102で給紙センサ3による搬送紙の先端検知を監視する。s102で先端検知したならば(図3の(A)のA1)、s103でビデオコントローラ12よりビデオインターフェース13を介してエンジンコントロール部9に送付された当該紙の紙サイズコードに基づいて決定した次頁給紙タイミング時間ts1、先端制御後回転許可時間ts2(ts1<ts2)、その他先端制御処理時間設定を行う。ついでs104で先端制御タイマTSをスタートし、s105にすすむ。s105で先端制御タイマTS=ts1でないならばs108へジャンプする。s105でTS=ts1ならば、s106で次頁のプリント要求の有無をチェックする。プリント要求有りならばs107で次頁給紙許可をセットする(図3の(A)のA2)。s106でプリント要求無しならばs107を行わずs108にジャンプする。
【0039】
s108で先端制御タイマTS=ts2でないならばs111へジャンプする。s108でTS=ts2ならば、s109で次頁のプリント要求の有無をチェックする。s109でプリント要求無しならばs110で先端制御後回転許可フラグfsをセットする(図3の(A)のA3)。s109でプリント要求有りならばs110を行わずs111にジャンプする。
【0040】
s111で先端制御その他の処理を行って、s112で先端制御タイマをチェックし先端制御が終了していなければs101へ戻ってタイマTSにより全ての先端制御処理を終了するまで待機する。先端制御処理を終了したら、s113で先端制御タイマTSをストップして、先端制御を終了する。
【0041】
図5は給紙センサ3による搬送紙の後端を検知することにより開始する後端制御における後端後回転許可制御に関するフローチャートである。
【0042】
図5において、s201で後端後回転許可時間tkをセットする。s202で後端制御タイマTKが動作中ならばs205へジャンプして、後端制御時間監視制御を行う。s202でタイマTKが停止ならば、s203で給紙センサ3による搬送紙の後端検知を監視する。後端検知したならばs204で後端制御タイマTKをスタートする。
【0043】
s205で後端制御タイマTK=tkでないならばs208へジャンプする。TK=tkならば、s206で次頁のプリント要求の有無をチェックする。プリント要求無しならばs207で後端制御後回転許可フラグfkをセットする。プリント要求有りならばs207を行わずs208にジャンプする。
【0044】
s208で後端制御その他の処理を行って、s209で後端制御タイマをチェックし後端制御が終了していなければs202へ戻ってタイマTKにより全ての後端制御処理を終了するまで待機する。後端制御処理を終了したら、s210で後端制御タイマTKをストップして、後端制御を終了する。
【0045】
図6は通常回転ステートでの後回転移行監視制御に関するフローチャートである。
【0046】
図6において、s301で先端制御後回転許可のフラグfsをチェックしセットでなければs304へジャンプする。セットならばs302で後端制御後回転許可のフラグfkをチェックしセットでなければs304へジャンプする。フラグfsとフラグfkが両方ともセットならば通常回転プリント制御は終了し、s303で後回転処理開始へ移行する。
【0047】
以上説明したように、本実施形態では搬送紙の後回転開始許可の判定は、先端検知からのタイミングと後端検知からのタイミングの両方のタイミングを経過した後に次頁のプリント要求がないかどうかで行ない、プリント要求がない場合に後回転処理を開始することにより、給紙タイミングを設定した紙サイズに対して、搬送された紙のサイズが違っていても印字終了処理を最適なタイミングで終えることが出来る。
【0048】
図7および図8に、上記実施形態における先端後回転許可ts2設定制御のフローチャートを示す。
【0049】
ビデオコントローラ12により一意の紙サイズコードが指定されていない場合には、図7に示すように、給紙センサ3にて先端検知から後端検知までの時間を計測して紙サイズを測定し、図8に示すように先端後回転許可時間ts2を決定する。図7に紙サイズ測定と紙サイズ情報の設定処理のフローチャートを示す。図8に先端後回転許可ts2設定制御のフローチャートを示す。
【0050】
図7において、s401で給紙センサ3にて記録紙の先端検知を監視する。先端を検知したらs402で紙サイズタイマTsizをスタートさせる。s403で給紙センサ3にて記録紙の後端検知を監視する。後端を検知したらs404で紙サイズタイマTsizをストップさせる。s405で測定したTsizの値とレターサイズ最大値とを比較する。レターサイズ最大値以下ならばs406でバッファpsizsetに1を設定する。以下でないならば、s407で、測定したTsizの値とA4サイズ最大値とを比較する。A4サイズ最大値以下ならばs408でバッファpsizsetに2を設定する。以下でないならば、s409でバッファpsizsetに3を設定する。
【0051】
図8において、s501で紙幅センサ3bで、搬送された記録紙の主走査方向の長さ、すなわち幅が或る一定値未満であるかどうかをチェックする。未満であれば小幅の紙であると判定して給紙タイミングts1を長く設定するにともないs502で先端後回転許可ts2を小幅値(ts1<ts2)に設定する。小サイズの紙でないならばs503でビデオコントローラ12により送付された紙サイズコードをチェックする。紙サイズの指定があればs509へジャンプして紙サイズに従って、先端後回転許可ts2を設定する。紙サイズの指定がなければs504でバッファpsizsetをチェックする。s504でバッファpsizset=1をチェックし、=1であればs505で先端後回転許可ts2にレター値を設定する。=1でなければs506で、バッファpsizset=2をチェックし、=2であればs507で先端後回転許可ts2にA4値を設定する。=2でなければs508で先端後回転許可ts2にリーガル値を設定する。紙サイズの指定があればs509で紙サイズコードをチェックし、リーガルコードならばs510で先端後回転許可ts2にリーガル値を設定する。リーガルコードでなければs511で紙サイズコードをチェックし、A4ならばs512で先端後回転許可ts2にA4値を設定する。A4コードでなければs513で先端後回転許可ts2にレター値を設定する。
【0052】
以上の制御により、実際に搬送された記録紙の副走査方向の長さがレターサイズ以下で短く後端検知が早い場合には、一律先端後回転許可ts2にレター値を設定する。記録紙の主走査方向の長さが短いと検知した場合には給紙タイミングを遅く設定するのに伴って先端後回転許可ts2に小サイズ値を設定する。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、用紙サイズを問わずに常に最適時間で画像形成処理を終了することができる。さらに、本発明によれば、
(1)給紙タイミングを遅らせて制御する場合にも、規定の紙サイズに対して搬送紙の長さが短くても、連続印字時間内に印字要求があれば、後回転処理を開始してしまうことなく連続印字動作を行うことの出来る画像形成装置を得ることが可能である。
【0054】
(2)規定の紙サイズに対して、搬送紙の長さが長くても、搬送紙の後端検知からの最適なタイミングで後回転処理を開始することが出来、印字終了処理に最低限必要な時間で印字動作の終了を行うことが出来る。
【0055】
(3)低消費電力な画像形成装置を得ることが出来る。
【0056】
(4)感光ドラムやその他多くの部品の寿命を延ばす事が可能である。
【0057】
(5)あらかじめ設定したシーケンス上の紙サイズに対して、実際に通紙した紙に長短にかかわらず上記(1),(2)の動作を行うことが出来、ユーザーフレンドリーな画像形成装置を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すレーザービームプリンタの構成を説明する断面図である。
【図2】同実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】同実施形態の動作内容を示すタイミングチャートを示す図である。
【図4】同実施形態の制御内容の一例を示すフローチャートである。
【図5】同実施形態の制御内容の他の一例を示すフローチャートである。
【図6】同実施形態の制御内容の他の一例を示すフローチャートである。
【図7】同実施形態の制御内容の他の一例を示すフローチャートである。
【図8】同実施形態の制御内容の他の一例を示すフローチャートである。
【図9】従来のレーザービームプリンタの動作内容を説明するタイミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
9 DCコントローラ
20 CPU
3 給紙センサ
3b 紙幅センサ
2c 給紙ローラ
2d 搬送ローラ
6 定着ユニット
TS 先端制御タイマ
TK 後端制御タイマ
fs 先端後回転許可フラグ
fk 後端後回転許可フラグ
Claims (10)
- 搬送される用紙の先端および後端を検知する検知手段と、該検知手段による用紙先端検知のタイミングから計時した第1のタイミングおよび前記検知手段による用紙後端検知のタイミングから計時した第2のタイミングの両方を満足し、さらに印字要求信号が無い場合に、画像形成の後処理プロセスを実行する制御手段とを具え、前記第1のタイミングは前記用紙サイズにより決定され、前記第2のタイミングは前記用紙の画像形成処理時間を満たすことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1において、
前記第1のタイミングを、用紙の長さにより決定する決定手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2において、
前記決定手段は、用紙の長さのデータを外部から入力することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2において、
前記決定手段は、用紙の長さを、前記検知手段からの用紙先端および後端検知のタイミングに基づいて測定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
前記第1のタイミングを、用紙の幅により決定する決定手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5において、
前記決定手段は、用紙の幅のデータを外部から入力することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5において、
前記決定手段は、用紙の幅を、用紙幅検知手段からの検知信号に基づいて測定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2〜4のいずれかにおいて、
前記決定手段は、用紙の長さがレターサイズ以下の場合に前記第1のタイミングをレターサイズに応答する値に決定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5〜7のいずれかにおいて、
前記決定手段は、用紙の幅が所定値より小さいときは給紙タイミングを遅らせることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜9のいずれかの画像形成装置が電子写真プロセスを適用したものであることを特徴とする画像形成装置。
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