JP3702636B2 - 端末機へのカード誤挿入防止構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報端末機などの端末機へのメモリーカードなどのカード誤挿入防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タクシーなどにおいてモバイルの情報端末機を搭載し、この端末機にICカードその他のメモリーカードなどのカードを差し込んで端末機とカードの間でデータを入出力させるようにすることが行なわれている。例えば、カードに書き込まれた顧客情報などを端末機に読み取らせたり、走行の記録や売上げの記録を端末機からカードに書き込ませたりすることによって、タクシーの運行の効率を高めることができるものである。
【0003】
そしてこのような端末機1として、図13に示すように上下一対のカード挿入口2,3を設けたものがある。図13において30は、カード挿入口2,3に差し込んだカード4,5をカード挿入口2,3から押し出し操作するエジェクトボタンである。また31は端末機1の前面に左右スライド自在に設けられたカードカバーであり、図13(b)のようにカード挿入口2,3にカード4,5を差し込んだ後に、カードカバー31をスライドさせてエジェクトボタン30及びカード挿入口2,3から突出するカード4,5の端部をカードカバー31で覆い、振動等の作用でカード4,5がカード挿入口2,3から抜けることを防止するようにしたものである。
【0004】
この上下一対の各カード挿入口2,3にはそれぞれ異なる種類のカード4,5が挿入されるものであり、例えば上のカード挿入口2にはカード4を、下のカード挿入口3にはカード5を挿入するようにする必要がある。端末機1内には各カード挿入口2,3に対応してコネクターが設けられており、カード挿入口2に対応するコネクターにはカード4の端子部に適合した配置で電極ピンが、カード挿入口3に対応するコネクターにはカード5の端子部に適合した配置で電極ピンがそれぞれ設けられており、カード挿入口2,3に挿入するカード4,5を間違えると、これらのコネクターの電極ピンが破損され、故障の原因になるものである。
【0005】
そこで、図14に示すように、2種類のカード4,5のうち、一方のカード4の先端部の側端に断面三角形状に切除した態様の切欠部32を設けると共に、図15に示すように、他方のカード5の先端部の側端に断面四角形状に切除した態様の切欠部33を設け、さらに、カード挿入口2からカード4が挿入される端末機1内のカード挿着部34の奥の端部に図16(a)のように断面三角形状のストッパー36を設けると共に、カード挿入口3からカード5が挿入される端末機1内のカード挿着部35の奥の端部に図16(b)のように断面四角形状のストッパー37を設けるようにしてある。そして、三角形状のストッパー36には三角形状の切欠部32が合致するので、カード挿入口2に挿入したカード4をカード挿着部34の奥まで差し込むことができると共に、四角形状のストッパー37には四角形状の切欠部33が合致するので、カード挿入口3に挿入したカード5をカード挿着部35の奥まで差し込むことができるが、カード挿入口3にカード4を挿入しようとしても、カード挿着部35の四角形状のストッパー37をカード4の三角形状の切欠部32は通過することができず、カード4の先端がストッパー37に当たって、カード4をカード挿着部35の奥まで差し込むことはできない。
【0006】
このように、カード挿入口2に挿入すべきカード4をカード挿入口3に誤って差し込むことを防ぐことができるものである。
しかしこのものでは、カード挿入口3に挿入すべきカード5をカード挿入口2に誤って挿入した場合、カード5の四角形状の切欠部33はカード挿着部34の三角形状のストッパー36を通過することができるので、カード5をカード挿着部34の奥まで差し込むことが可能であり、カード挿入口2に誤って挿入されたカード5によって、このカード挿入口2に対応して設けたコネクターの電極ピンが破損されるおそれがあるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明は、一対のカード挿入口のうち、一方のカード挿入口には2種類のカードの両方が差込み可能であり、他方のカード挿入口には2種類のカードのうち一方のみが差込み可能な端末機において、他方のカード挿入口に差込み可能なカードが挿入されないと、一方のカード挿入口にカードを挿入することができないようにして、カードの誤挿入を防止するようにした端末機へのカード誤挿入防止構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る端末機へのカード誤挿入防止構造は、前面に上下一対のカード挿入口2,3を設け、各カード挿入口2,3へ異なる種類のカード4,5を挿入して挿着するようにした端末機1において、一対のカード挿入口2、3の一方のカード挿入口2を閉じると共に他方のカード挿入口3にカード5が挿入されることによって一方のカード挿入口2を開く誤挿入防止機構6を設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】
また請求項2の発明は、カード挿入口2,3の後側において上下のカード挿入口2,3の間の位置で上下回動自在に枢支された回動体7と、枢支点より一方の端部寄りの位置において回動体7に上下のカード挿入口2,3のうち一方のカード挿入口2の背方に突出させて設けられた挿入阻止板8と、枢支点より他方の端部寄りの位置において回動体7に他方のカード挿入口3の背方に突出させて設けられ、前面に先端側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する傾斜面9を設けた回動ガイド板10とを具備して誤挿入防止機構6を形成し、上記他方のカード挿入口3に挿入されたカード5の先端が回動ガイド板10の傾斜面9に当接することによって回動体7が回動して挿入阻止板8が上記一方のカード挿入口2の背方位置から退避するようにして成ることを特徴とするものである。
【0010】
また請求項3の発明は、カード挿入口2,3の後側において上下のカード挿入口2,3の間の位置で上端部がカード挿入口2,3の側へ倒れるように起倒回動自在に立直状態で枢支され、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口2,3のうち一方のカード挿入口2の背方に突出する挿入阻止部11を設けると共に他方の端部に他方のカード挿入口3の背方に突出する押圧部12を設けたレバー板13で誤挿入防止機構6を形成し、上記他方のカード挿入口3に挿入されたカード5の先端がレバー板13の押圧部12に当接することによってレバー板13が回動して挿入阻止部11が上記一方のカード挿入口2の背方位置から退避するようにして成ることを特徴とするものである。
【0011】
また請求項4の発明は、カード挿入口2,3の後側において上下方向に移動自在に配設され、上下方向の中央部に連通口14が、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口2,3のうち一方のカード挿入口2の背方に突出する挿入阻止部15が、他方のカード挿入口3の背方に突出する他方の端部の前面に先端側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する傾斜面16がそれぞれ設けられたシャッター板17で誤挿入防止機構6を形成し、上記他方のカード挿入口3に挿入されたカード5の先端がシャター板17の傾斜面16に当接することによってシャッター板17が上下方向に移動して、挿入阻止部15が上記一方のカード挿入口2の背方位置から退避すると共に連通口14がこの一方のカード挿入口2の背方に位置するようにして成ることを特徴とするものである。
【0012】
また請求項5の発明は、上下方向に移動したシャッター板17を連通口14が上下のカード挿入口2,3の間に位置するように復帰させるバネ18をシャッター板17に設けて成ることを特徴とするものである。
また請求項6の発明は、上下方向に移動したシャッター板17を連通口14が上下のカード挿入口2,3の間に位置するように復帰させるバネ片19をシャッター板17に一体に設けて成ることを特徴とするものである。
【0013】
また請求項7の発明は、カード挿入口2,3の後側において上下のカード挿入口2,3の端部に横方向に移動自在に配設され、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口2,3のうち一方のカード挿入口2の背方に位置する挿入阻止部20を設けると共に他方のカード挿入口3の背方に位置する他方の端部の前面に内側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する傾斜面21を設けた端部シャッター板22で誤挿入防止機構6を形成し、上記他方のカード挿入口3に挿入されたカード5の先端の角部が端部シャッター板22の傾斜面21に当接することによって端部シャッター板22がカード挿入口2,3の側方へ移動して挿入阻止部21が上記一方のカード挿入口2の背方位置から退避するようにして成ることを特徴とするものである。
【0014】
また請求項8の発明は、カード挿入口2,3の側方へ移動した端部シャッター板22を上下のカード挿入口2,3の端部位置に復帰させるバネ23を端部シャッター板22に設けて成ることを特徴とするものである。
また請求項9の発明は、カード挿入口2,3の側方へ移動した端部シャッター板22を上下のカード挿入口2,3の端部位置に復帰させるバネ片24を端部シャッター板22に一体に設けて成ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
情報端末機などの端末機1のハウジング40の前面に上下一対のカード挿入口2,3が設けてあり、各カード挿入口2,3は横長スロット状の開口として形成してある。また各カード挿入口2,3の側方位置において、カード挿入口2,3に差し込んだメモリーカードなどのカード4,5をカード挿入口2,3から押し出し操作するエジェクトボタン30が設けてある。
【0016】
図1及び図3は請求項2の発明の実施の形態の一例を示すものであり、上下のカード挿入口2,3の間の位置においてハウジング40の内面に一対の軸41が突設してある。この各軸41には回動体7の中央部が回動自在に枢支してある。回動体7はカード4,5の挿入方向と垂直な面で上下方向に回動自在になっており、カード挿入口3にカード5を挿入していないときには回動体7が水平姿勢を保って、カード挿入口2,3の長手方向と略平行になるようにしてある。重量バランスを利用したり、バネ等を利用したりして、回動体7の水平姿勢を保つようにすることができる。
【0017】
また回動体7の一方の端部には上方へ挿入阻止板8を突出して設けてあり、回動体7の他方の端部には下方へ回動ガイド板10が下方へ突出して設けてある。回動体7が水平姿勢にある状態では、挿入阻止板8の上部は上のカード挿入口2の背方に位置しており、この挿入阻止板8の前面はカード4の挿入方向と垂直な面に形成してある。同様に回動体7が水平姿勢にある状態では、回動ガイド板10の下部は下のカード挿入口3の背方に位置しており、この回動ガイド板10の前面は先端(下端)側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する、すなわち先端(下端)側程後方へ変位する傾斜面9に形成してある。この傾斜面9はC面取り状に形成する他、R面取り状に形成してもよい。
【0018】
上記のような挿入阻止板8や回動ガイド板10を設けた回動体7によって誤挿入防止機構6を形成することができるものであり、このものにあって、通常時は図1(a)(b)のように挿入阻止板8が上のカード挿入口2の背方に位置しているので、カード挿入口2は挿入阻止板8で閉じられている。この上のカード挿入口2には2種類のカード4,5のいずれも挿入可能であるが、カード挿入口2にカード5を誤って挿入しようとしても、挿入阻止板8で阻止されて挿入することができない。一方、下のカード挿入口3には2種類のカード4,5のうち、カード5しか奥まで差し込むことができないので、カード挿入口3に誤ってカード4を差し込むおそれはない。
【0019】
従って、端末機1に2種類のカード4,5を挿着するにあたっては、まず下のカード挿入口3にカード5を挿入する。下のカード挿入口3にカード5を挿入すると、カード5の先端がカード挿入口3の背方に位置している回動ガイド板10の傾斜面9に当接し、カード5の先端で傾斜面9が押圧される。回動ガイド板10は軸41から偏心した位置にあるので、このように回動ガイド板10の傾斜面9が押圧されると回動ガイド板10が押し上げられて回動体7が回動し、回動ガイド板10は下のカード挿入口3の背方位置から上方へ移動して図2(a)(b)のようにカード5を端末機1内に差し込むことができ、下のカード挿入口3に対応して端末機1内に設けられているコネクター44にカード5を接続することができる。そしてこのように回動体7が回動すると、回動ガイド板10と反対側の端部に設けた挿入阻止板8が下がって、図2(a)(b)に示すように挿入阻止板8が上のカード挿入口2の背方位置から下方へ退避し、カード挿入口2が開放される。2種類のカード4,5のうちカード5は既に下のカード挿入口3に差し込んでいるので、残ったカード4を上のカード挿入口2に挿入して端末機1に差込み、上のカード挿入口2に対応して端末機1内に設けられているコネクター43にカード4を接続することができる。このようにして、2種類のカード4,5のうち、カード4は上のカード挿入口2に、カード5は下のカード挿入口3に、誤挿入することなく挿入することができるものである。
【0020】
図3及び図4は請求項3の発明の実施の形態の一例を示すものであり、カード挿入口2,3の背方位置においてハウジング40内にレバー板13が回動自在に配置してある。レバー板13は上下のカード挿入口2,3の間の高さ位置に配置した軸46に枢支して、前後方向に起倒回動自在にしてあり、カード挿入口3にカード5を挿入していないときにはレバー板13は立直状態を保つようにしてある。重量バランスによってレバー板13の立直状態を保つことができるが、レバー板13の上端の背面が当接されるストッパー片47をハウジング40から垂下して設けることによって、レバー板13の上部が端末機1の奥へ移動するように回動することは阻止されるようにしてある。この立直状態ではレバー板13の上端部は挿入阻止部11として上のカード挿入口2の背方に位置しており、この挿入阻止部11の前面はカード4の挿入方向と垂直な面に形成してある。同様にレバー板13が立直状態では、レバー板13の下端部は押圧部12として下のカード挿入口3の背方に位置しており、この押圧部12の前面は先端(下端)側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する、すなわち先端(下端)側程後方へ変位する傾斜面に形成してある。この押圧部12の傾斜面はC面取り状に形成する他、R面取り状に形成してもよい。
【0021】
上記のような挿入阻止部11や押圧部12を設けたレバー板13によって誤挿入防止機構6を形成することができるものであり、このものにあって、通常時は図3(a)(b)のように挿入阻止部11が上のカード挿入口2の背方に位置しているので、カード挿入口2は挿入阻止部11で閉じられている。この上のカード挿入口2には2種類のカード4,5のいずれも挿入可能であるが、カード挿入口2にカード5を誤って挿入しようとしても、挿入阻止部11で阻止されて挿入することができない。一方、下のカード挿入口3には2種類のカード4,5のうち、カード5しか奥まで差し込むことができないので、カード挿入口3に誤ってカード4を差し込むおそれはない。
【0022】
従って、端末機1に2種類のカード4,5を挿着するにあたっては、まず下のカード挿入口3にカード5を挿入する。下のカード挿入口3にカード5を挿入すると、カード5の先端がカード挿入口3の背方に位置しているレバー板13の押圧部12に当接し、カード5の先端で押圧部12が押圧される。このようにレバー板13の押圧部12が押圧されると、押圧部12が押し上げられるようにレバー板13が回動し、押圧部12は下のカード挿入口3の背方位置から上方へ移動して図4(a)(b)のようにカード5を端末機1内に差し込むことができ、下のカード挿入口3に対応して端末機1内に設けられているコネクター44にカード5を接続することができる。そしてこのようにレバー板13が回動すると、レバー板13の上端部の挿入阻止部11がカード挿入口2,3の側へ倒れて下がり、図4(a)(b)に示すように挿入阻止部11が上のカード挿入口2の背方位置から下方へ退避し、カード挿入口2が開放される。2種類のカード4,5のうちカード5は既に下のカード挿入口3に差し込んでいるので、残ったカード4を上のカード挿入口2に挿入して端末機1に差込み、上のカード挿入口2に対応して端末機1内に設けられているコネクター43にカード4を接続することができる。このようにして、2種類のカード4,5のうち、カード4は上のカード挿入口2に、カード5は下のカード挿入口3に、誤挿入することなく挿入することができるものである。
【0023】
図5及び図6は請求項4の発明の実施の形態の一例を示すものであり、カード挿入口2,3の後側においてハウジング40の内面にシャッター板17が上下回動自在に配設してある。図5は自重でシャッター板17が最も下がった状態を示すものであり、この最も下がった状態ではシャッター板17の上端部は挿入阻止部15として上のカード挿入口2の背方に位置しており、この挿入阻止部15の前面はカード4の挿入方向と垂直な面に形成してある。同様に最も下がった状態ではシャッター板17の下端部は下のカード挿入口3の背方に位置しており、このシャッター板17の下端部の前面は先端(下端)側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する、すなわち先端(下端)側程後方へ変位する傾斜面16に形成してある。この傾斜面16はC面取り状に形成する他、R面取り状に形成してもよい。さらにこのシャッター板17が最も下がった状態ではシャッター板17の上下の中央部は上下のカード挿入口3,4の間に位置しており、このシャッター板17の上下の中央部には連通口14が形成してある。連通口14はカード挿入口3,4と同じかやや大きい横長のスロット状の開口として形成してある。
【0024】
上記のような連通口14や挿入阻止部15や傾斜面16を設けたシャッター板17によって誤挿入防止機構6を形成することができるものであり、このものにあって、通常時は図5(a)(b)のように挿入阻止部15が上のカード挿入口2の背方に位置しているので、カード挿入口2は挿入阻止部15で閉じられている。この上のカード挿入口2には2種類のカード4,5のいずれも挿入可能であるが、カード挿入口2にカード5を誤って挿入しようとしても、挿入阻止部15で阻止されて挿入することができない。一方、下のカード挿入口3には2種類のカード4,5のうち、カード5しか奥まで差し込むことができないので、カード挿入口3に誤ってカード4を差し込むおそれはない。
【0025】
従って、端末機1に2種類のカード4,5を挿着するにあたっては、まず下のカード挿入口3にカード5を挿入する。下のカード挿入口3にカード5を挿入すると、カード5の先端がカード挿入口3の背方に位置しているシャッター板17の傾斜面16に当接し、カード5の先端で傾斜面16が押圧される。このように傾斜面16が押圧されると、傾斜面16によってシャッター板17が押し上げられ、傾斜面16は下のカード挿入口3の背方位置から上方へ移動して図6(a)(b)のようにカード5を端末機1内に差し込むことができ、下のカード挿入口3に対応して端末機1内に設けられているコネクター44にカード5を接続することができる。そしてこのようにシャッター板17が上方へ移動すると、シャッター板17の上端部の挿入阻止部15が上のカード挿入口3より上方へ移動して、図6(a)(b)に示すように挿入阻止部11が上のカード挿入口2の背方位置から上方へ退避すると共に連通口14がカード挿入口2と合致し、カード挿入口2が開放される。2種類のカード4,5のうちカード5は既に下のカード挿入口3に差し込んでいるので、残ったカード4を上のカード挿入口2に挿入して端末機1に差込み、上のカード挿入口2に対応して端末機1内に設けられているコネクター43にカード4を接続することができる。このようにして、2種類のカード4,5のうち、カード4は上のカード挿入口2に、カード5は下のカード挿入口3に、誤挿入することなく挿入することができるものである。
【0026】
図7は請求項5の発明の実施の形態の一例を示すものである。図5、図6のものでは、シャッター板17は図6のように押し上げられた状態から、自重で図5のように下動して復帰するようになっているが、図7のものではシャッター板17の上端と端末機1のハウジング40の下面との間にコイルスプリングなどで形成されるバネ18が取り付けてある。そしてシャッター板17は、押し上げられた状態からバネ18に付勢されて下動し、挿入阻止部15で上のカード挿入口2を閉じると共に連通口14が上下のカード挿入口2,3の間に位置する状態に強制復帰されるものであり、シャッター板17の動作が確実になるものである。その他の構成は図5、図6のものと同じである。
【0027】
図8は請求項6の発明の実施の形態の一例を示すものである。図7のものはシャッター板17と別体のバネ18を用いてシャッター板17を強制復帰させるようにしたが、図8のものではシャッター板17を樹脂成形品で作製すると共にこの成形の際に同時にバネ片19をシャッター板17の上端に一体に設けるようにしてある。バネ片19はシャッター板17の上端の両端に斜め上方へ突出させて設けてあり、バネ片19を端末機1のハウジング40の下面に弾接させてある。そしてシャッター板17は、押し上げられた状態からバネ片19に付勢されて下動し、挿入阻止部15で上のカード挿入口2を閉じると共に連通口14が上下のカード挿入口2,3の間に位置する状態に強制復帰されるものであり、シャッター板17の動作が確実になるものである。その他の構成は図7のものと同じである。
【0028】
図9乃至図11は請求項7及び請求項8の発明の実施の形態の一例を示すものであり、カード挿入口2,3の後側においてハウジング40の内面に、カード挿入口2,3の両端部位置において端部シャッター板22が左右方向(カード挿入口2,3の長手方向と平行)にスライド移動自在に配設してある。端部シャッター板22は図9のカード挿入口2,3の端部の背方に位置する状態と、図10のカード挿入口2,3の端部より側方に位置する状態との間でスライドするものであり、バネ23で内方へ付勢させることによって、カード挿入口2,3の端部の背方の位置に強制復帰させることができるようにしてある。バネ23を端末機1のハウジング40の内面やハウジング40内に設けた仕切り壁(図示省略)などに弾接させることによって、端部シャッター板22をスライド付勢させるようにしてある。端部シャッター板22の上のカード挿入口2に対応する上部は挿入阻止部20として形成してあり、この挿入阻止部20の前面はカード4の挿入方向と垂直な面に形成してある。また端部シャッター板22の下のカード挿入口3に対応する下部の前面は図11に示すように内側へ向けカード5の挿入方向側へ傾斜する、すなわち内側程後方へ変位する傾斜面21に形成してある。この傾斜面21はC面取り状に形成する他、R面取り状に形成してもよい。
【0029】
上記のような挿入阻止部20や傾斜面21を設けた端部シャッター板22によって誤挿入防止機構6を形成することができるものであり、このものにあって、通常時は図9(a)(b)のように挿入阻止部20が上のカード挿入口2の端部の背方に位置しているので、カード挿入口2は挿入阻止部20で閉じられている。この上のカード挿入口2には2種類のカード4,5のいずれも挿入可能であるが、カード挿入口2にカード5を誤って挿入しようとしても、挿入阻止部20で阻止されて挿入することができない。一方、下のカード挿入口3には2種類のカード4,5のうち、カード5しか奥まで差し込むことができないので、カード挿入口3に誤ってカード4を差し込むおそれはない。
【0030】
従って、端末機1に2種類のカード4,5を挿着するにあたっては、まず下のカード挿入口3にカード5を挿入する。下のカード挿入口3にカード5を挿入すると、カード5の先端の側端部がカード挿入口3の端部の背方に位置している端部シャッター板22の傾斜面21に当接し、カード5の先端で傾斜面21が押圧される。このように傾斜面21が押圧されると、傾斜面21によって端部シャッター板22が外側方へ横に押され、傾斜面21は下のカード挿入口3の端部の背方位置から側方へ移動して図10(a)(b)のようにカード5を端末機1内に差し込むことができ、下のカード挿入口3に対応して端末機1内に設けられているコネクター44にカード5を接続することができる。そしてこのように端部シャッター板22が外側方へ移動すると、端部シャッター板22の上部の挿入阻止部20が上のカード挿入口3より外側方へ移動して、図10(a)(b)に示すように挿入阻止部20が上のカード挿入口2の端部の背方位置から外側方へ退避し、カード挿入口2が開放される。2種類のカード4,5のうちカード5は既に下のカード挿入口3に差し込んでいるので、残ったカード4を上のカード挿入口2に挿入して端末機1に差込み、上のカード挿入口2に対応して端末機1内に設けられているコネクター43にカード4を接続することができる。このようにして、2種類のカード4,5のうち、カード4は上のカード挿入口2に、カード5は下のカード挿入口3に、誤挿入することなく挿入することができるものである。
【0031】
図12は請求項9の発明の実施の形態の一例を示すものである。図10、図11のものは端部シャッター板22と別体のバネ23を用いて端部シャッター板22を強制復帰させるようにしたが、図12のものでは端部シャッター板22を樹脂成形品で作製すると共にこの成形の際に同時にバネ片24を端部シャッター板22の側端に一体に設けるようにしてある。バネ片24は端部シャッター板22の側端の上下両端に斜めに突出させて設けてあり、バネ片24を端末機1のハウジング40の内面やハウジング40内に設けた仕切り壁(図示省略)などに弾接させてある。そして端部シャッター板22は、カード挿入口2,3の側方へ移動させられた状態からバネ片24に付勢されてカード挿入口2,3の端部の位置に移動し、挿入阻止部20で上のカード挿入口2を閉じる状態に強制復帰されるものであり、端部シャッター板22の動作が確実になるものである。その他の構成は図10、図11のものと同じである。
【0032】
【発明の効果】
上記のように本発明は、前面に上下一対のカード挿入口を設け、各カード挿入口へ異なる種類のカードを挿入して挿着するようにした端末機において、一対のカード挿入口の一方のカード挿入口を閉じると共に他方のカード挿入口にカードが挿入されることによって一方のカード挿入口を開く誤挿入防止機構を設けるようにしたので、上記の他方のカード挿入口にカードが挿入されないと、上記の一方のカード挿入口にカードを挿入することができないようにすることができ、上記の一方のカード挿入口にカードを誤挿入することを防止することができるものである。
【0033】
また請求項2の発明は、カード挿入口の後側において上下のカード挿入口の間の位置で上下回動自在に枢支される回動体と、枢支点より一方の端部寄りの位置において回動体に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に突出させて設けられた挿入阻止板と、枢支点より他方の端部寄りの位置において回動体に他方のカード挿入口の背方に突出させて設けられ、前面に先端側へ向けカードの挿入方向側へ傾斜する傾斜面を設けた回動ガイド板とを具備して誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端が回動ガイド板の傾斜面に当接することによって回動体が回動して挿入阻止板が上記一方のカード挿入口の背方位置から退避するようにしたので、上記の他方のカード挿入口にカードが挿入されないと、上記の一方のカード挿入口は挿入阻止板で閉じられていてカードを挿入することができないものであり、上記の一方のカード挿入口にカードを誤挿入することを防止することができるものである。
【0034】
また請求項3の発明は、カード挿入口の後側において上下のカード挿入口の間の位置で上端部がカード挿入口の側へ倒れるように起倒回動自在に立直状態で枢支され、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に突出する挿入阻止部を設けると共に他方の端部に他方のカード挿入口の背方に突出する押圧部を設けたレバー板で誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端がレバー板の押圧部に当接することによってレバー板が回動して挿入阻止部が上記一方のカード挿入口の背方位置から退避するようにしたので、上記の他方のカード挿入口にカードが挿入されないと、上記の一方のカード挿入口はレバー板の挿入阻止部で閉じられていてカードを挿入することができないものであり、上記の一方のカード挿入口にカードを誤挿入することを防止することができるものである。
【0035】
また請求項4の発明は、カード挿入口の後側において上下方向に移動自在に配設され、上下方向の中央部に連通口が、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に突出する挿入阻止部が、他方のカード挿入口の背方に突出する他方の端部の前面に先端側へ向けカードの挿入方向側へ傾斜する傾斜面がそれぞれ設けられたシャッター板で誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端がシャター板の傾斜面に当接することによってシャッター板が上下方向に移動して、挿入阻止部が上記一方のカード挿入口から退避すると共に連通口がこの一方のカード挿入口の背方に位置するようにしたので、上記の他方のカード挿入口にカードが挿入されないと、上記の一方のカード挿入口はシャッター板の挿入阻止部で閉じられていてカードを挿入することができないものであり、上記の一方のカード挿入口にカードを誤挿入することを防止することができるものである。
【0036】
また請求項5の発明は、上下方向に移動したシャッター板を連通口が上下のカード挿入口の間に位置するように復帰させるバネをシャッター板に設けたので、バネの付勢力でシャッター板を強制復帰させることができ、シャッター板の動作が確実になるものである。
また請求項6の発明は、上下方向に移動したシャッター板を連通口が上下のカード挿入口の間に位置するように復帰させるバネ片をシャッター板に一体に設けたので、バネ片の付勢力でシャッター板を強制復帰させることができ、シャッター板の動作が確実になるものである。
【0037】
また請求項7の発明は、カード挿入口の後側において上下のカード挿入口の端部に横方向に移動自在に配設され、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に位置する挿入阻止部を設けると共に他方のカード挿入口の背方に位置する他方の端部の前面に内側へ向けカードの挿入方向側へ傾斜する傾斜面を設けた端部シャッター板で誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端の角部が端部シャッター板の傾斜面に当接することによって端部シャッター板がカード挿入口の側方へ移動して挿入阻止部が上記一方のカード挿入口の背方位置から退避するようにしたので、上記の他方のカード挿入口にカードが挿入されないと、上記の一方のカード挿入口は端部シャッター板の挿入阻止部で閉じられていてカードを挿入することができないものであり、上記の一方のカード挿入口にカードを誤挿入することを防止することができるものである。
【0038】
また請求項8の発明は、カード挿入口の側方へ移動した端部シャッター板を上下のカード挿入口の端部位置に復帰させるバネを端部シャッター板に設けたので、バネの付勢力で端部シャッター板を強制復帰させることができ、シャッター板の動作が確実になるものである。
また請求項9の発明は、カード挿入口の側方へ移動した端部シャッター板を上下のカード挿入口の端部位置に復帰させるバネ片を端部シャッター板に一体に設けたので、バネ片の付勢力で端部シャッター板を強制復帰させることができ、シャッター板の動作が確実になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図2】請求項2の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図3】請求項3の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図4】請求項3の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図5】請求項4の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図6】請求項4の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図7】請求項5の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図8】請求項6の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図9】請求項7の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図10】請求項7の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図11】請求項7の発明に用いる端部シャッター板の実施の形態の一例を示す拡大した斜視図である。
【図12】請求項8の発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図13】端末機を示すものであり、(a),(b)はそれぞれ斜視図である。
【図14】一方のカードを示すものであり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA矢視図である。
【図15】他方のカードを示すものであり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA矢視図である。
【図16】(a)は端末機内の一方のカードが挿着されるカード挿着部を示す断面図、(b)は端末機内の他方のカードが挿着されるカード挿着部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 端末機
2 カード挿入口
3 カード挿入口
4 カード
5 カード
6 誤挿入防止機構
7 回動体
8 挿入阻止板
9 傾斜面
10 回動ガイド板
11 挿入阻止部
12 押圧部
13 レバー板
14 連通口
15 挿入阻止部
16 傾斜面
17 シャッター板
18 バネ
19 バネ片
20 挿入阻止部
21 傾斜面
22 端部シャッター板
23 バネ
24 バネ片

Claims (9)

  1. 前面に上下一対のカード挿入口を設け、各カード挿入口へ異なる種類のカードを挿入して挿着するようにした端末機において、一対のカード挿入口の一方のカード挿入口を閉じると共に他方のカード挿入口にカードが挿入されることによって一方のカード挿入口を開く誤挿入防止機構を設けて成ることを特徴とする端末機へのカード誤挿入防止構造。
  2. カード挿入口の後側において上下のカード挿入口の間の位置で上下回動自在に枢支される回動体と、枢支点より一方の端部寄りの位置において回動体に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に突出させて設けられた挿入阻止板と、枢支点より他方の端部寄りの位置において回動体に他方のカード挿入口の背方に突出させて設けられ、前面に先端側へ向けカードの挿入方向側へ傾斜する傾斜面を設けた回動ガイド板とを具備して誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端が回動ガイド板の傾斜面に当接することによって回動体が回動して挿入阻止板が上記一方のカード挿入口の背方位置から退避するようにして成ることを特徴とする請求項1に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  3. カード挿入口の後側において上下のカード挿入口の間の位置で上端部がカード挿入口の側へ倒れるように起倒回動自在に立直状態で枢支され、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に突出する挿入阻止部を設けると共に他方の端部に他方のカード挿入口の背方に突出する押圧部を設けたレバー板で誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端がレバー板の押圧部に当接することによってレバー板が回動して挿入阻止部が上記一方のカード挿入口の背方位置から退避するようにして成ることを特徴とする請求項1に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  4. カード挿入口の後側において上下方向に移動自在に配設され、上下方向の中央部に連通口が、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に突出する挿入阻止部が、他方のカード挿入口の背方に突出する他方の端部の前面に先端側へ向けカードの挿入方向側へ傾斜する傾斜面がそれぞれ設けられたシャッター板で誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端がシャッター板の傾斜面に当接することによってシャッター板が上下方向に移動して、挿入阻止部が上記一方のカード挿入口から退避すると共に連通口がこの一方のカード挿入口の背方に位置するようにして成ることを特徴とする請求項1に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  5. 上下方向に移動したシャッター板を連通口が上下のカード挿入口の間に位置するように復帰させるバネをシャッター板に設けて成ることを特徴とする請求項4に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  6. 上下方向に移動したシャッター板を連通口が上下のカード挿入口の間に位置するように復帰させるバネ片をシャッター板に一体に設けて成ることを特徴とする請求項4に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  7. カード挿入口の後側において上下のカード挿入口の端部に横方向に移動自在に配設され、上下の端部のうち一方の端部に上下のカード挿入口のうち一方のカード挿入口の背方に位置する挿入阻止部を設けると共に他方のカード挿入口の背方に位置する他方の端部の前面に内側へ向けカードの挿入方向側へ傾斜する傾斜面を設けた端部シャッター板で誤挿入防止機構を形成し、上記他方のカード挿入口に挿入されたカードの先端の角部が端部シャッター板の傾斜面に当接することによって端部シャッター板がカード挿入口の側方へ移動して挿入阻止部が上記一方のカード挿入口の背方位置から退避するようにして成ることを特徴とする請求項1に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  8. カード挿入口の側方へ移動した端部シャッター板を上下のカード挿入口の端部位置に復帰させるバネを端部シャッター板に設けて成ることを特徴とする請求項7に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
  9. カード挿入口の側方へ移動した端部シャッター板を上下のカード挿入口の端部位置に復帰させるバネ片を端部シャッター板に一体に設けて成ることを特徴とする請求項7に記載の端末機へのカード誤挿入防止構造。
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