JP3701166B2 - 無端移送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレーターや電動道路を含む乗客コンベア、あるいは、荷役用パレット等の無端移送装置、特に、踏段や踏板さらには、パレット等の載置板を循環移動させる新規な駆動系を備えた無端移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の無端移送装置、例えばエスカレーターは、特公平1−55195号公報に記載のように往路側と復路側を循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段に回転可能に軸支され循環移動路に沿って敷設された案内レール上を走行する前輪及び後輪と、前記複数の踏段を無端状に連結する一対の無端チェーンと、前記一対の無端チェーンを往路と復路の方向転換部で巻き掛けて折り返し、循環移動させる駆動歯車及び従動歯車を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のエスカレーターは、踏段の方向転換スペースについての配慮が十分なされておらず、方向転換スペースが必要以上に大きいので、その設置場所周辺への影響が大きかった。
【0004】
したがって、発明の目的は、設置スペースが小さい新規な無端移送装置を提供することにある。
【0005】
さらに、本発明の他の目的は、階段の往路と復路間の上部方向転換スペースを縮減し得る新規な無端移送装置を提供することにある。
【0006】
さらに、本発明の別の目的は、踏段の往路と復路間の上部方向転換スペースを縮減した場合、踏段の往路と復路間の方向転換動作を円滑、かつ振動、騒音の面でも優れた新規な無端移送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の一つの特徴は、往路側と復路側を循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段に回転可能に支持され循環移動路に沿って敷設された案内レール上を走行する前輪及び後輪と、前記複数の踏段を無端状に連結する一対の無端チェーンと、前記一対の無端チェーンを往路と復路の方向転換部で巻き掛けて折り返し、循環移動させる駆動歯車及び従動歯車を備え、踏段の踏面が上向きのまま往路側から復路側へ移動する無端移送装置において、前記方向転換部において前記踏段に回転可能に支持された前輪を前記無端チェーンの移動軌跡よりも外側方向に変位させる手段を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図13に基づいて説明する。図2に示すように、上下に離れた上階床2と下階床3との間に主枠4を懸架し、この主枠4内に、主枠の長手方向に沿って複数の踏段5を案内移動している。踏段5の踏み面(搭載面)5Fは、上向きのまま往路側から帰路側へ移動させる。
【0009】
図1に詳細に示すように、これら踏段5の上段側の幅方向の両側には踏段ローラ(前輪)6が、下段側の幅方向の両側には踏段ローラ6の間隔よりも狭い間隔で従動ローラ(後輪)7が軸支されている。これら踏段ローラ6と従動ローラ7は、夫々踏段5の幅方向に突出した主軸(前輪軸)8及び従動軸(後輪軸)9を介して踏段5に回転自在に軸支されている。
【0010】
このように踏段5上に軸支された踏段口一ラ6と従動口一ラ7は、夫々主枠4内に踏段5の移動方向に沿って敷設された前輪案内レ一ル10、10’(図3、4、5参照)と後輪案内レ一ル11、11’(図3、4、5参照)の上を転動する。この踏段ローラ6と従動ローラ7の転動により、図2に示すように主枠4の長手方向の両端に設けた上部機械室UMと下部機械室LM間を踏段5が循環移動するのである。
【0011】
複数の踏段5を循環移動させるために、複数の踏段5は無端状の踏段チェーン12で連結されている。この踏段チェーン12は、各踏段5の幅方向の両側に一対配置されており、上部機械室UMに軸支した駆動歯車13と、下部機械室LMに軸支した従動歯車14に巻き掛けられている。
【0012】
駆動歯車13は、左右一対設けられており、夫々が主枠4を構成する左右の側枠体4A、4B(図3)に回転可能に軸支されている。これにより一対の駆動歯車13と同軸で反踏段側に動力伝達歯車26(図4)が設けられており、この動力伝達歯車26に動力チェーン15及び減速機16を介してモ一タ17の動力を伝達している。
【0013】
一方、踏段チェーン12によって無端状に連結された踏段5の両側には、欄干を構成する一対の欄干パネル18が主枠4の左右の側枠体4A、4Bに支持されて縦方向に延びるように設けられており、この欄干パネル18の周縁に沿って移動てすり19が案内され、移動される。図示しないが、この移動てすり19は、動力伝達歯車26から動力を得て踏段5と同期して駆動される。
【0014】
欄干パネル18の基部は、内側デッキ20、外側デッキ21によって覆われ、さらに、踏段5の幅方向両側と欄干とは垂直に配置されたスカートガ一ド22によって仕切られている。また、主枠4の外側は、化粧板の外装板23で覆われている。
【0015】
上記のように構成された本実施の形態では、踏段5の幅方向に突出した主軸8に踏段ローラ6を軸支し、踏段ローラ6の外側で踏段チェーン12を連結するようにしている。具体的には、図1、図5に示すように踏段口一ラ6を軸支する主軸8の軸端部に、連結リンク24の一端を軸回りに回動できるように連結し、連結リンク24の他端を従動ローラ7側に向けて延長し、踏段チェーン12にリンク軸25を介して回動できるように連結するのである。
【0016】
踏段チェーン12には、通常のチェーンリンク12Aの中に同形状の特定チェーンリンク12Bが接続されており、この特定チェーンリンク12Bに連結リンク24の他端を連結するのである。
【0017】
尚、チェーンリンク12Aと特定チェーンリンク12Bとを同形状にしたが、これはチェーンピッチを同じにするためであり、従って、チェーンピッチが同じであれば、その形状は必ずしも同形状にする必要はない。連結リンク24は、チェーンリンク12Aあるいは特定チェーンリンク12Bのリンクピッチの少なくとも1ピッチ以上の長さの軸支ピッチPを有している。
【0018】
上記構成において踏段5が駆動歯車13に接近する(図5)と、踏段ローラ6が方向転換部に設置された半円形状の案内レ一ル10の横向きU状溝10A(開口幅mで踏段ローラ6の直径より僅かに大きな幅寸法)内を転動する。
【0019】
このとき、連結リンク24の主軸8側が軸支ピッチPだけ、駆動歯車13の外周に沿う踏段チェーン12の回動軌跡よりも移動方向の外側に膨らんで移動し、この膨らんだ分だけ隣接する踏段5との間隔を拡大する。そのため、方向転換時の隣接する踏段間の干渉(衝突)は回避される。
【0020】
尚、駆動歯車13に巻き掛けられた踏段チェーン12の中心半径と半円形状の案内レ一ル10Aの中心(開口幅mの中心)半径との芯ずれ寸法Wを、連結リンク24の軸支ピッチPよりも小さくすることにより、一旦膨らんだ踏段ローラ6は、半円形状の案内レ一ル10Aに沿って復帰し、踏段チェーン12と平行な元の状態となる。
【0021】
ここで、案内レ一ル10Aの形状が半円形状の場合には、踏段口一ラ6が案内レ一ル10Aに沿って方向転換している間の踏段口一ラ6は非等速円運動をする。方向転換部における非等速円運動の説明にあたり、案内レ一ル10の形状が半円形状の場合、踏段口一ラ6が案内レ一ル10A内を転動するときの踏段ローラ6の速度、加速度を図7に示す。
【0022】
図6は、図5の動作説明図である。図6のように、連結リンクと踏段チェーンを連結しているリンク軸25が、駆動歯車13の真上になった状態をa(駆動歯車13の回転角度0度)とすると、方向転換前の踏段口一ラ6は、踏段チェーンの速度と同じ速度であるが、方向転換を開始するa(駆動歯車13の回転角度0度)からb(回転角度約100度)のab間においては、踏段ローラ6の速度が徐々に加速し、b(回転角度約100度)において最高速度となり、その値は図7に示すように、方向転換前における踏段ローラ6の速度の約3倍となる。その後、b(回転角度約100度)からc(回転角度180度)のbc間において徐々に減速し、方向転換が終了した時点で、元の踏段チェーンの速度と同じ速度に戻ることになる。
【0023】
一方、踏段口一ラ6の加速度に着目すると、踏段ローラ6の加速度(絶対値)は、踏段口一ラ6の速度と同じく、a(駆動歯車13の回転角度0度)からb(回転角度約100度)のab間において徐々に大きくなり、その後回転角度110度付近において、飛び抜けて大きな値を示した後、急激に減速する。
【0024】
これは、連結リンク24と案内レ一ル1OAの角度αが係わっていると考えられる。つまり、角度αが小さければ小さい程、踏段ローラ6は抵抗無くスムーズに転動するが、角度αが大きいと案内レ一ル1OAが壁となり、抵抗が増え転動を妨げる。問題となっている部位b(回転角度約100度)は、案内レ一ル1OA内を踏段ローラ6が転動する中で最も角度αが大きくなる個所であることから、踏段ローラ6が一瞬固渋し、さらに固渋から開放されることにより、加速度の大きな変動が起きていると考えられる。
【0025】
この加速度の変動が、踏段の振動、騒音に大きく係わっており、加速度の変動が大きければ大きいほど、踏段の振動、騒音は大きくなる。しかし、連結リンク24を用いている以上、加速度の変動は避けられず、いかにして、これを小さく抑えるかが重要な課題となる。
【0026】
上記説明した課題を解決するには、半円形状の案内レ一ル10Aにおいて生じる、部位b(駆動歯車13の回転角度100度)付近に集中している階段口一ラ6の大きな加速度変動を分散させることが必須である。具体的な解決法として、図8に一実施例を示す。また、その時の踏段ローラ6の速度、加速度を図9に示す。
【0027】
つまり、解決手段として、案内レ一ル10Aの形状を2つ以上の円弧により構成するのである。速度、加速度変動が滑らかな、連結リンク24の方向転換前半部における案内レ一ル10Aは、隣接する踏段と干渉(衝突)しないような円弧寸法R1にしておき、階段ローラ6の速度、加速度変動が大きな、連結リンク24の方向転換後半部における案内レ一ル10Aは、R1より大きな円弧寸法R2で構成するのである。
【0028】
これにより、駆動歯車13の早い回転角度の段階から連結リンク24の方向転換を行わせることができ、部位b(駆動歯車13の回転角度約100度)に発生していた、踏段ローラ6の急激な加速度変動を分散させることが出来るのである。また、前記αを小さく抑えることができるため、踏段口一ラ6は固渋せずに、抵抗無くスムーズに転動出来るようになるのである。
【0029】
しかし、単に案内レ一ル10Aの形状を2つ以上の円弧により構成するだけでは、円弧寸法R1とR2の接点部X(駆動歯車13の回転角度約60度)において、案内レ一ル10Aの角度変化が生じ、加速度変動が発生している。
【0030】
そのため、図10(A)あるいは(B)のように、駆動歯車13の中心上での駆動歯車13の中心と往き側踏段の踏段ローラ6間の距離Aと帰り側踏段の踏段ローラ6間の距離BをB≧AあるいはB≦Aの関係にすることにより、この角度変化を緩和することができる。これにより、図11に示すように踏段ローラ6の速度、加速度変動をさらに滑らかにすることが可能である。
【0031】
図10において、方向転換前と方向転換後では、連結リンク24の回転が180度回転しきっておらず、B寸法からA寸法を差し引いた分だけ連結リンク24が傾斜した状態となっているが、図12のように案内レ一ル10Aを復帰させても良く、結果は図11と同様になることを確認済みである。また、図8、図10、図12において、R1を円弧のままに、R2を円弧の代わりに、R2の大きさに相当する楕円にて構成しても良く、それぞれの結果と同様になることを確認済みである。
【0032】
一方、下部機械室LM内において、図13(A),(B)に示すように踏み面5Fを上向きのまま踏段5を往路側から帰路側へ移動させる構成は、従動歯車14を利用して行われるが、上部機械室UM内とほぼ同じ構成にすることにより、踏段口一ラ6の速度、加速度変動を緩和できる。
【0033】
ただし、下部機械室LMにおいては、踏段口一ラ6の速度、加速度変動が大きな方向転換後半部は、図中、従動歯車14の中心より上側になるため、より滑らかな踏段ローラ6の速度、加速度変動をさせるには、従動歯車14の中心上での従動歯車14の中心と往き側踏段の踏段口一ラ6間の距離Aと帰り側踏段の踏段ローラ6間の距離BをA≧BあるいはA≦Bの関係にする必要がある。
【0034】
しかし、現実には、本発明の目的である往路側と復路側の方向転換スペースの縮減を考えると、下部機械室LMの上面に設けられた下部床と踏段5との隙間も大きくないはずである。その場合、さらに前記隙間を小さくするような前記A≧Bの関係の案内レ一ル10の形状にするのは難しい。
【0035】
その場合は、上記上部機械室のところで説明したようにA=Bで、前輪の案内レールを2つ以上の円弧により構成する、あるいは、円弧と楕円の組み合わせにより構成するのみでも、効果があることは前述したとうりである。
【0036】
上記構成のエスカレー夕一1において、踏段ローラ6を案内する案内レ一ル10を駆動歯車13(従動歯車14)の外側に変位させることにより、方向転換中の踏段5の間隔を確保してお互いの干渉を回避することができる。
【0037】
このように、踏段5の移動軌跡を駆動歯車13(従動歯車14)に頼らない回転軌跡とすることにより、駆動歯車13(従動歯車14)の外径を小さくすることが可能となり、その結果、上部機械室UM、下部機械室LMの高さ寸法Hを縮小することができる。
【0038】
さらに、上部機械室UM及び下部機械室LMにおいて、踏段5の方向転換部を移動する踏段の前輪の案内レ一ル10の形状を2つ以上の円弧により構成し、あるいは、円弧と楕円の組み合わせにより構成し、さらに、駆動歯車13の中心と往き側踏段の踏段口一ラ6間の距離Aと帰り側踏段の踏段口一ラ6間の距離BをA≠Bの関係にすることにより、階段口一ラ6の速度、加速度変動を滑らかにすることが可能である。これにより、方向転換動作を円滑、かつ振動、騒音の面でも優れた新規な無端移送装置を提供することができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、踏段の方向転換スペースを縮減して設置スペースを小さくし、かつ階段の往路と復路間の方向転換動作を円滑に行い、振動、騒音の面でも優れた新規な無端移送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無端移送装置の一実施例の形態を示すエスカレーターの踏段要部の平面図である。
【図2】図1の踏段を用いたエスカレーターの全体を示す概略側面図である。
【図3】図2の111一111線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2のIV一IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図4のV一V線に沿う、本発明の一実施例の拡大側面図である。
【図6】図5における前輪の移動状態を示す側面図である。
【図7】図6における前輪の速度、加速度を示す図である。
【図8】図4のV−V線に沿う、本発明の一実施例の拡大側面図である。
【図9】図8における前輪の速度、加速度を示す図である。
【図10】図4のV一V線に沿う、本発明の一実施例の拡大側面図である。
【図11】図10における前輪の速度、加速度を示す図である。
【図12】図4のV一V線に沿う、本発明の一実施例の拡大側面図である。
【図13】図10に対応する下部機械室側の踏段の移動状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…エスカレーター、5…踏段、6…踏段ローラ(前輪)、7…追従ローラ(後輪)、12…踏段チェーン(無端チェーン)、13…駆動歯車、14…従動歯車、24…連結リンク、10、10’、11、11’…案内レール。
Claims (7)
- 往路側と復路側を循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段に回転可能に支持され循環移動路に沿って敷設された案内レール上を走行する前輪及び後輪と、前記複数の踏段を無端状に連結する一対の無端チェーンと、前記一対の無端チェーンを往路と復路の方向転換部で巻き掛けて折り返し、循環移動させる駆動歯車及び従動歯車を備え,踏段の踏面が上向きのまま往路側から復路側へ移動する無端移送装置において、前記方向転換部において前記踏段に回転可能に支持された前輪を前記無端チェーンの移動軌跡よりも外側方向に変位させる手段を設けたことを特徴とする無端移送装置。
- 往路側と復路側を循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段に回転可能に支持され循環移動路に沿って敷設された案内レール上を走行する前輪及び後輪と、前記複数の踏段を無端状に連結する一対の無端チェーンと、前記一対の無端チェーンを往路と復路の方向転換部で巻き掛けて折り返し、循環移動させる駆動歯車及び従動歯車を備え,踏段の踏面が上向きのまま往路側から復路側へ移動する無端移送装置において、前記方向転換部を移動する踏段を案内する前記案内レールの形状を2つ以上の円弧により構成し、前記踏段に回転可能に支持された前記前輪を前記無端チェーンの移動軌跡よりも外側方向に変位させる手段を設けたことを特徴とする無端移送装置。
- 前記方向転換部を移動する踏段に支持される前輪の案内レールの形状を円弧と楕円の組み合わせにより構成した請求項1、または、2記載の無端移送装置。
- 前記方向転換部を移動する踏段に支持される前輪の案内レールが、前記駆動、従動歯車の中心上において、駆動、従動歯車の中心と往き側踏段の踏段口一ラ間の距離Aと帰り側踏段の踏段口一ラ間の距離BがA≠Bの関係に配置されている請求項1、2、または、3記載の無端移送装置。
- 前記複数の踏段に回転可能に支持され、前記往路側と復路側に敷設された案内レールを走行する前輪および後輪は、前記踏段に接近して軸支されており、かつ、前記一対の無端チェーンは、前記案内レールよりも反踏段側に配置されている請求項1、2、3、または4記載の無端移送装置。
- 前記踏段は、搭載面を上向きの状態で前記往路側と復路側とを循環移動する請求項1、2、3、4、または、5記載の無端移送装置。
- 搭載面を上向きの状態で往路側と復路側を循環移動する複数の踏段と、前記複数の踏段に回転可能に支持され循環移動路に沿って敷設された案内レール上を走行する前輪及び後輪と、前記複数の踏段を無端状に連結する一対の無端チェーンと、前記一対の無端チェーンを往路と復路の方向転換部で巻き掛けて折り返し、循環移動させる駆動歯車及び従動歯車を備え、踏段の踏面が上向きのまま往路側から復路側へ移動する無端移送装置において、前記方向転換部において前記踏段に回転可能に支持された前輪を前記無端チェーンの移動軌跡よりも外側方向に変位させる手段を設けたことを特徴とする無端移送装置。
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