JP3700593B2 - 電子メールサービスシステム,電子メールサービス方法及び電子メールサービスプログラム - Google Patents

電子メールサービスシステム,電子メールサービス方法及び電子メールサービスプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどの通信回線を利用した電子メールサービスシステム,電子メールサービス方法及び電子メールサービスプログラムに関し、特に、ポイント・システムを導入している小売店等で、ポイント・システムに加入した顧客に対して、売り上げが発生したとき、電子メールでポイント情報及び累計されたポイントに応じたメッセージを送信する電子メールサービスシステム,電子メールサービス方法及び電子メールサービスプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、販売額に応じたポイントを購入者に付与し、同じ店舗又は同系列の店舗で買い物をするとき、そのポイントに応じた代金を減額したりするポイント・システムが、販売を促進する手段として広く利用されてきた。
ここで、上記ポイントは、通常、レシートに印字されたり、ポイントカード(例えば、ポイントを記録する磁気カード)に記録されることにより発行されてきた。
【0003】
また、近年、インターネットなどの通信回線の発達とともに、ポイント情報や広告情報を、ポイント・システムに加入した顧客(適宜、ポイントカード利用者と略称する。)に電子メールで送信する様々な技術が提案されている。
【0004】
例えば、特開平11−184926号公報において、POS(Point of Sale)システムに蓄積された個人情報を利用して、宣伝効果が高いダイレクトメールの発送先を容易に選定し、個人情報ファイルに記憶された電子メールアドレスを利用して、選定した発送先へダイレクトメールを容易に発送する、POSシステム及びこれに用いるプログラムを記憶した記録媒体の技術が提案されている。
この技術は、人間が発送先を選定して、ダイレクトメールを発送する技術であり、全てのメールの発送を、人間が判断しなければならないといった特徴がある。
【0005】
また、特開2000−315278号公報において、自動販売機を通じて商品を購入する顧客の情報を収集し、自動販売機上に表示した顧客ごとのホームページを通して、顧客ごとにリアルタイムサービスを提供することができ、各顧客に応じた販売展開をすることができる自動販売機システムの技術が提案されている。
この技術は、データ分析結果により、貢献度の高い顧客に対してのみ、電子メールを配信するといった特徴がある。
【0006】
また、特開平11−73457号公報において、顧客が店舗に来店しポイントカードを端末に挿入するとポイントを加算して、顧客の来店を促すとともに、顧客に電子メールで商品情報などを配布し、顧客が回答入力するとポイントを加算して、顧客の興味のある商品情報を電子メールで効率的に提供する顧客管理システムおよび記録媒体の技術が提案されている。
この技術は、来店するとポイントを加算するので、顧客吸引力を高めることができるといった特徴がある。
【0007】
さらにまた、特開2000−207464号公報において、クレジットカードの利用会員に対して、定期的にカードの利用状況を集計し、集計結果を電子メールで配信し、さらに、この集計結果を解析し、適宜な広告情報を電子メールに添付するインターネットを活用した情報配信システムの技術が提案されている。
この技術は、郵送する代りにインターネットを使用することにより、コスト削減できるとともに、配信された利用明細データを有効に活用できるといった特徴がある。
【0008】
ところで、小売業において、効率良く商品情報を処理するPOSシステム(販売時点情報管理)は、商品管理を効果的に実施できることから、有効なシステムであるが、今日、商品管理を徹底してもあまり売上増は見込めない状況となっている。
そこで、今後の営業戦略として、顧客管理を徹底し、より効果的なサービスを顧客に提供することにより、差別化を計るシステムが検討されており、その一つに、ポイントカードシステムが挙げられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術は、いずれも、各店舗で売り上げが発生したとき、全てのポイントカード利用者に対して、電子メールでポイント情報を自動的に送信していないために、例えば、数日後に、ポイントカード利用者に、ポイント情報が送信されることがあり、かかる場合は、ポイントカード利用者の関心が薄れてしまい、ポイント・システムのサービス効果を有効に発揮できないといった問題があった。
【0010】
また、従来技術は、ポイント情報を送信する際、頻繁に利用してもらっている顧客と初めて利用してもらった顧客とを区別しないで、同一のメッセージ(本明細書において、広告情報、あるいは、宣伝情報を意味する。)を送信していたため、顧客に応じたメッセージを提供することができないといった問題があった。
【0011】
さらに、顧客に応じたメッセージを提供しようとすると、例えば、送信者が、顧客に応じて、送信するメッセージを選択する選択者を確保しなければならず、自動化できないといった問題があったり、また、複数のメッセージを試験的に使用し、どのメッセージが効果的であるかといった、調査を効率良く行うことができないといった問題があった。
【0012】
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、特に、各店舗で売り上げが発生したとき、ポイントカード利用者に対して、電子メールでポイント情報及び累計されたポイントに応じたメッセージを自動送信する電子メールサービスシステム,電子メールサービス方法及び電子メールサービスプログラムの提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の電子メールサービスシステムは、ポイント・システムを導入している小売店等で使用される小売店端末と、前記ポイント・システムに加入した顧客が使用する顧客端末と、前記小売店端末および顧客端末を相互に接続するインターネット等の通信回線とを有する電子メールサービスシステムであって、前記小売店端末が前記顧客からの支払を処理する手段と、前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手段と、前記顧客のポイントを累計して算出する手段と前記顧客端末に、前記通信回線を介して、前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を送信する手段とを備え、前記小売店端末が、前記支払を処理するとき、自動的に前記ポイント情報を前記顧客端末に送信する構成としてある。
【0014】
このようにすると、小売店端末から直接的に顧客端末にポイント情報を送信できるので、送信専用の送信端末などを介す必要がなく、設備導入費用及び通信費用を低減できる。また、ポイント情報の送信が遅れるといったトラブルを確実に防止することができるので、送信が遅れたために顧客の関心が薄れてしまい、ポイント・システムの効果を有効に発揮できないといった不具合を防止することができる。
【0017】
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の電子メールサービスシステムにおいて、前記小売店端末が、広告や宣伝などのメッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、前記ポイント情報とともに、前記メッセージを送信する手段とを備えた構成としてある。
【0018】
このようにすると、顧客は、ポイント情報とともにメッセージを受信するので、一つの操作で二つの情報を効率良く見ることができ、また、これらの情報を同時に顧客が見ることにより、顧客の関心をより高めることができる。
また、小売店等のカードシステム導入者は、顧客に対して、メッセージとして様々な販売促進情報を提供することができる。
【0019】
また、請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の電子メールサービスシステムにおいて、前記小売店端末が、前記累計されたポイントごとに複数の前記メッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手段とを備えた構成としてある。
【0020】
このようにすると、頻繁に利用してもらっている顧客と初めて利用してもらった顧客などを区別して、異なるメッセージを送信することができるので、顧客に応じたメッセージを提供することができる。
【0021】
また、請求項4記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子メールサービスシステムにおいて、前記通信回線を介して、複数の前記小売店端末と通信可能な本部端末を有し、前記本部端末が、前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更する手段と、広告や宣伝などのメッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、前記メッセージを送信する手段とを備えた構成としてある。
【0022】
このようにすると、複数の小売店の情報を効率的かつ集中的に管理することができ、精度の高い情報分析を廉価なコストで行うことができる。
【0023】
また、請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の電子メールサービスシステムにおいて、前記本部端末が、前記累計されたポイントごとに複数の前記メッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手段と前記複数の小売店端末に対する累計されたポイント別のメッセージメンテナンス手段とを備えた構成としてある。
【0024】
このようにすると、複数の小売店の情報から、累計されたポイントに応じたメッセージを作成することができるので、より効果的なメッセージを作成することができる。
【0025】
また、本発明の請求項7記載の電子メールサービス方法は、ポイント・システムを導入している小売店等で使用される小売店端末が、前記顧客からの支払を処理する段階と、前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する段階と、前記顧客のポイントを累計して算出する段階と、前記支払を処理するとき、インターネット等の通信回線を介して、前記顧客の顧客端末に、自動的に前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を送信する段階とを有する方法としてある。
【0026】
本発明は、電子メールサービス方法としても有効であり、このようにすることにより小売店端末が、ポイント情報及びメッセージを迅速かつ確実に送信することができる。
【0027】
また、本発明の請求項8記載の電子メールサービスプログラムは、ポイント・システムを導入している小売店等で使用され、インターネット等の通信回線を介して、前記ポイント・システムに加入した顧客が使用する顧客端末と通信可能な小売店端末に前記顧客からの支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、前記顧客のポイントを累計して算出する手順と、前記支払を処理するとき、前記顧客端末に、前記通信回線を介して、前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を自動的に送信する手順とを実行させる構成としてある。
【0028】
本発明は、電子メールサービス方法としても有効であり、このようにすることにより、優れたメッセージを効率良く作成することができ、また、小売店端末が、ポイント情報及びメッセージを迅速かつ確実に送信することができる。
【0029】
また、本発明の請求項8記載の電子メールサービスプログラムは、ポイント・システムを導入している小売店等で使用され、インターネット等の通信回線を介して、前記ポイント・システムに加入した顧客が使用する顧客端末と通信可能な小売店端末に、前記顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報を、入力・登録・削除・変更する手順と、前記顧客からの支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、前記顧客のポイントを累計して算出する手順と、前記累計されたポイントを表示する手順と、前記支払を処理するとき、前記顧客端末に、前記通信回線を介して、前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を自動的に送信する手順とを実行させる構成としてある。
【0030】
本発明は、電子メールサービスプログラムとしても有効であり、このようにすることにより、小売店端末が、ポイント情報を迅速かつ確実に送信するので、ポイント・システムに加入した顧客は、支払を済ませると、顧客端末で、自分のポイント情報を見ることができる。
【0031】
また、請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の電子メールサービスプログラムにおいて、前記小売店端末に、前記累計されたポイントに応じた、広告や宣伝などの複数のメッセージを入力・記憶・削除・変更する手順と、前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手順とを実行させる構成としてある。
【0032】
このようにすると、顧客に自動的に累計されたポイントに応じたメッセージを送信することができる。
【0033】
また、請求項10記載の発明は、上記請求項8又は9記載の電子メールサービスプログラムにおいて、前記通信回線を介して、複数の前記小売店端末と通信可能な本部端末に、前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更する手順と、前記累計されたポイントに応じた、複数の前記メッセージを入力・記憶・削除・変更する手順と、前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手順と前記複数の小売店端末に対して、累計されたポイント別のメッセージメンテナンス手順とを実行させる構成としてある。
【0034】
このようにすると、顧客情報にもとづいて、より効果的なメッセージを作成することができる。
【0035】
また、請求項11記載の発明は、上記請求項8〜10のいずれか一項に記載の電子メールサービスプログラムにおいて、前記小売店端末と接続され、前記顧客からの支払を処理するレジ用端末に、前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更・送信する手順と、前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、前記顧客のポイントを累計して算出する手順と、前記累計されたポイントを表示する手順と、を実行させる構成としてある。
【0036】
このようにすると、小売店端末の代りにレジ用端末が、支払処理やポイントの累計などを行うことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の電子メールサービスシステムの実施形態について、図面を参照して説明する。
【0038】
[電子メールサービスシステム]
図1は、本発明に係る電子メールサービスシステムの実施形態の基本構成を説明するための概略ブロック図を示している。
同図において、電子メールサービスシステムは、小売店端末10,通信回線20及び顧客端末30とで構成してある。
【0039】
ここで、小売店端末10は、ポイント・システムを導入している小売店等で使用される情報処理装置11などからなる端末であって、ポイント・システムに加入した顧客からの支払を処理する手段としてレジスター12を備えている。
【0040】
また、本実施形態における電子メールサービスシステムにおいて、ポイント・システムに加入した顧客は、登録番号や氏名、および、累計されたポイントなどが磁気的に記憶されたポイントカードを所持しており、商品(本明細書においては、役務を含むものとする。)等を購入する際に、ポイントカードを提示し、累計されたポイントを書き換てもらう。
このため、小売店端末10は、ポイントカードの書き込み及び読み込み装置(図中、W/R13と略称する。)を有している。
【0041】
小売店端末10は、情報処理装置11(通常、パーソナルコンピュータが用いられる。)が、支払を処理するとき、ポイント・システムにもとづいて、今回の購入によるポイントを算出し、このポイントをポイントカードから読み込んだ累計されたポイントに加算し、新たな累計されたポイントを算出し、ポイントカードの書き込み及び読み込み装置が、新たな累計されたポイントを、ポイントカードに書き込む。
【0042】
小売店端末10は、累計されたポイントを表示する表示器14を有しており、支払金額の表示と一緒に、累計されたポイントを表示して知らせることができる。
また、小売店端末10は、レシートなどを印刷するためのプリンタ15を有しており、このレシートには、ポイント情報も表示される。
【0043】
小売店端末10は、情報処理装置11が、顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報を、入力・登録・削除・変更する。このようにすると、情報処理装置11が、顧客の情報を管理することができる。
【0044】
なお、情報処理装置11は、図示してないが、キーボードやモデム等の通信装置などが具備してあるので、小売店端末10は、顧客端末30に、通信回線20を介して、ポイントおよび累計されたポイントを含むポイント情報を送信することができる。
このようにすると、小売店端末10から直接的に顧客端末30にポイント情報を送信できるので、送信専用の送信端末などを介す必要がなく、設備導入費用及び通信費用を低減できる。
【0045】
ここで、好ましくは、小売店端末10が、支払を処理するとき、自動的にポイント情報を送信する構成とするとよく、このようにすると、ポイント情報の送信が遅れるといったトラブルを確実に防止することができるので、送信が遅れたために顧客の関心が薄れてしまっており、ポイント・システムの効果を有効に発揮できないといった不具合を防止することができる。
なお、通信回線20は、例えば、インターネット等の通信回線であり、小売店端末10と顧客端末30とに接続してある。
【0046】
また、好ましくは、小売店端末10は、情報処理装置11が、広告や宣伝などのメッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、ポイント情報とともに、メッセージを送信する手段とを備えた構成とするとよく、このようにすると、顧客は、ポイント情報とともにメッセージを受信するので、一つの操作で二つの情報を効率良く見ることができ、また、これらの情報を同時に顧客が見ることにより、顧客の関心を高めることができる。
【0047】
さらにまた、好ましくは、小売店端末10が、累計されたポイントに応じた、複数のメッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、ポイント情報とともに、累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手段とを備えた構成とするとよく、このようにすると、頻繁に利用してもらっている顧客や、初めて利用してもらった顧客に対して、異なるメッセージ(本明細書において、広告情報、あるいは、宣伝情報を意味する。)を送信することができるので、顧客に応じたメッセージを提供することができる。
【0048】
また、顧客端末30は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、携帯電話に対しては、小売店端末10は、ポイント情報などを音声情報に変換して送信する。
【0049】
次に、本実施形態における電子メールサービスシステムの応用例について、図面を参照して説明する。
(応用例)
図2は、本発明に係る電子メールサービスシステムの応用例を説明するための概略ブロック図を示している。
同図において、電子メールサービスシステムは、レジ用端末40と本部端末50を有する構成としてあり、その他の構成は、上記実施形態と同様としてある。
【0050】
ここで、レジ用端末40は、顧客からの支払を処理するレジ用の端末であって、小売店端末10と同様に、情報処理装置41,レジスター42,W/R43,表示器44及びプリンタ45などからなり、情報処理装置41が、支払を処理するとき、ポイント・システムにもとづいてポイントを算出し、顧客のポイントを累計して累計されたポイントを算出し、また、顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更・送信する。また、表示器44は、累計されたポイントや金額などを表示する。
【0051】
このようにすると、小売店端末10より廉価なレジ用端末40を、店内に複数設置することができ、設備投資のコストダウンを図ることができる。つまり、レジ用端末40は、末端の端末として使用しているので、その情報処理装置41は、末端の端末として機能できる情報処理速度とメモリ容量があればよく、高性能な小売店端末10より廉価である。
【0052】
なお、複数のレジ用端末40は、小売店端末10とLAN(Local Area Network)を構成しており、小売店端末10へ、ポイント情報などを送信し、小売店端末10が、通信回線20を介して、ポイント情報やメッセージなどを顧客端末30に送信することができる。
また、一般的に、レジ用端末40は、POS用レジスターやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置が使用され、物品の販売を行う機能と、小売店端末10に対して売上情報を送信する機能とを有している。なお、図示してないが、メール送信機能を有し、顧客端末30に対して直接メッセージを送信する構成としてもよい。
【0053】
本応用例における小売店端末10は、通常、売上情報や顧客情報などの格納および加工などに使用され、図示してないが、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成してある。なお、支払処理を行わない場合、レジスター12を設けない構成としてもよいことは勿論である。
また、この小売店端末10は、登録されている顧客情報を保持,参照及び加工する機能と、顧客に対するメッセージメンテナンス機能を有し、レジ用端末40から送信されてきた売上情報も格納する機能を有している。
【0054】
また、好ましくは、小売店端末10は、レジ用端末40からのポイント情報などを入力すると、自動的に累計されたポイントに応じたメッセージを顧客端末30に送信する構成とするとよく、このようにすると、メッセージを送信するオペレータを採用しなくても、異なるメッセージを自動的に送信することができる。
【0055】
また、頻繁に利用してもらっている顧客に対しては、例えば、各店舗の小売店端末10のオペレータが余裕のあるときに、予め、特別なメッセージを作成して登録しておくことができるので、ポイント情報とともに、特別なメッセージを送信することができる。なお、余裕がないときは、累計されたポイントに応じたメッセージを自動的に送信することができる。
【0056】
また、本部端末50は、通信回線20を介して、複数の小売店端末10および顧客端末30と通信可能なワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成されており、この情報処理装置は、顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報,売上や支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更し、また、広告や宣伝などのメッセージを入力・記憶・削除・変更し、さらに、図示してないが、メッセージを送信するモデムなどの通信手段および画面系アプリケーションによるメッセージメンテナンス機能を備えた構成としてある。このようにすると、複数の小売店の情報を効率的かつ集中的に管理することができ、精度の高い情報分析を廉価なコストで行うことができる。
【0057】
ここで、好ましくは、本部端末50は、情報処理装置が、累計されたポイントに応じた、複数のメッセージを入力・記憶・削除・変更し、ポイント情報とともに、累計されたポイントに応じたメッセージを小売店端末10及び/又は顧客端末30に送信し、かつ、複数の小売店端末10に対して、累計されたポイント別のメッセージをメンテナンス(選択および修正)する構成とするとよく、このようにすると、複数の店舗の情報から、累計されたポイントに応じたメッセージを作成することができるので、より効果的なメッセージを作成することができる。
【0058】
なお、より効果的なメッセージメンテナンスを行うには、メッセージを決定する際に、いくつかのメッセージを複数の顧客に送信し、メッセージに対する反応を試験的に確認するとよく、このようにすると、結果的に、優れたメッセージを作成・決定することができる。
また、季節、芸能、スポーツ、社会情勢などの情報を反映したメッセージを作成することによっても、よりよいメッセージを作成することができる。
【0059】
また、本部端末50は、通信回線20を介して、上記メッセージメンテナンスを、複数の店舗(店舗A,店舗B,…)の小売店端末10に対して、効率良く行うことができるとともに、これら小売店端末10から、売上や支払情報およびポイント情報などの全てのデータを受信し、保持することができる。
なお、本応用例においては、顧客端末30は、小売店端末10及び/又は本部端末50よりメッセージを受信することとなる。
【0060】
上述したように、本発明における電子メールサービスシステムによれば、ポイント・システムへ入会する際、入会申込書に電子メールアドレスなどを記入してもらい、顧客情報として小売店端末10に登録し、登録された顧客の売上が発生した場合に、通信回線20(電子メール)を利用して顧客に対して自動的にポイント情報やメッセージなどの情報提供を行うことができる。したがって、小売店等のカードシステム導入者は、顧客に対して、ポイント情報やメッセージなどの様々な販売促進を行うことができる。
【0061】
また、顧客は、ポイント情報が印字されたレシートを受け取るが、同様の情報が、電子メールで送信されるためレシート保管を意識しなくてもよい。
また、累計されたポイントごとに、メッセージを自動的に変更することができるため、顧客に対して差別化を図ることができ、顧客の購買意欲を高めることができる。
なお、ポイント情報とともにメッセージを送信するので、効果的な広告を行うことができ、広告費の削減等を図ることができる。
【0062】
[電子メールサービス方法]
続いて、上記応用例のように構成された電子メールサービスシステムを稼働させる電子メールサービス方法について、図面を参照して説明する。
先ず、メッセージを準備する段階について説明する。
図3は、本発明に係る電子メールサービス方法におけるメッセージのメンテナンスを説明するための概略フローチャート図を示している。
【0063】
同図において、先ず、インターネット等の通信回線(図示せず)を介して、ポイント・システムを導入している小売店等で使用される複数の小売店端末10と通信可能に接続された本部端末50で、通常、広告や宣伝などのメッセージの作成者が、累計されたポイントごとに複数のメッセージを作成する(ステップA1)。
ここで、このメッセージは、文書,画像,音(効果音),音声などであり、図4に示すように、例えば、累計されたポイント50万未満は、メッセージ“XXXXX”、50万以上100万未満はメッセージ“YYYYY”、100万以上150万未満は“ZZZZZ”という形で、作成される。
【0064】
このメッセージは、一つに限定するものではなく、各累計されたポイントごとに、例えば、顧客の性別,年齢層,趣味などに応じた複数のメッセージを作成するとよく、このようにすると、より顧客の関心を引くことのできるメッセージを選択することができる。また、これら複数のメッセージは、男性×独身×30代といった分類を設けるとよく、このようにすると、顧客情報にもとづいて、より細分化された選択を自動的に行うことも可能となる。
なお、全ての顧客に対して使用できる標準的なメッセージも作成されていることは勿論である。
【0065】
次に、本部端末50は、作成したメッセージを、複数のメッセージからなるメッセージメンテナンスデータとして、所定の日時に小売店端末10に配信する(ステップA2)。
ここで、所定の日時は、電子メールサービスが取り扱う商品などに応じて、例えば、月、週、二日、毎日などといったように様々である。
【0066】
続いて、小売店端末10は、本部端末50よりメッセージ(メッセージメンテナンスデータ)を受信(ステップA3)し、累計されたポイント毎のメッセージをファイル(データベース等)に格納する(ステップA4)。
【0067】
小売店端末10は、図4に示すように、画面系アプリケーションにより、独自にメッセージメンテナンス機能を備えており、通常、小売店端末10のオペレータが、受信したメッセージをメンテナンスする(ステップA5)。なお、このメンテナンスを行う者は、オペレータに限定するものでないことは勿論である。
このようにすると、各小売店や店舗で、さらに顧客に合ったメッセージに改良することができる。
【0068】
上記のように、本発明におけるメッセージのメンテナンス方法によれば、本部端末50は、各小売店端末10が使用するメッセージを、集中して作成するので、メッセージを効率良く作成できるとともに、メッセージ作成の経験を効果的に蓄積できるので、結果的に、優れたメッセージを作成することができる。
また、小売店端末10は、本部端末50から受信したメッセージを効率良くメンテナンスすることができるので、より顧客に合ったメッセージを用意することができる。
【0069】
次に、顧客が、ポイント・システムに入会してから、メール受信までの流れを説明する。
図5は、本発明に係る電子メールサービス方法を説明するための概略フローチャート図を示している。
同図において、先ず、顧客(図示せず)は、ポイント・システム(ポイントカード・システム)に入会するときに、「入会申込書」に必要事項を記入し、次に、例えば、小売店端末10のオペレータは、顧客情報(必要事項)を、小売店端末10の顧客情報登録画面より入力しファイル(データベース等)に登録する(ステップB1)。
【0070】
ここで、小売店端末10は、顧客情報を本部端末50に送信するとよく、このようにすると、本部端末50が顧客情報を得ることができるので、より顧客に合ったメッセージを作成することができる。
【0071】
次に、ポイントカード・システムに入会した顧客が、ポイント対象商品を購入すると、レジ用端末40は、かかる商品を売り上げる(ステップB2)。
そして、レジ用端末40は、ポイントカードに、ポイント付与を行う。また、このポイントを累計して算出し、新たに累計されたポイントが所定のポイント数に達すると、顧客は、ポイント・システムによって、累計されたポイントに応じた商品を購入することができ、還元の利益を受けることができる。
【0072】
次に、レジ用端末40は、レシートを発行するとともに、商品購入時の取引データを小売店端末10へ取引終了時に送信する(ステップB3)。
ここで、レシートには、今回の購入によるポイント情報が印字されており、顧客は、レシートでポイント情報を知ることができる。
【0073】
次に、小売店端末10は、取引データを受信し(ステップB4)、ファイルに格納されているポイント情報を更新し、続いて、累計されたポイント別のメッセージを選択する(ステップB5)。
【0074】
次に、小売店端末10は、取引データを受信しファイルに情報を格納すると、メッセージ及びポイント情報などからなる電文を作成する(ステップB6)。
ここで、小売店端末10は、累計されたポイント値によって、格納されているメッセージを取得し、ポイント情報などと組み合わせた電文を自動的に作成する。
【0075】
次に、小売店端末10は、電文を作成すると、顧客情報格納テーブルよりメールアドレスを取得し、作成した電文を顧客に対して自動的にメールする(ステップB7)。そして、顧客端末30は、電文を受信する(ステップB8)。
【0076】
このようにすると、顧客は、ポイント情報とメッセージなどの電文を小売店端末10から自動的に送信されるので、例えば、送信者のミスなどにより、顧客に送信されるのが遅れてしまい、メッセージやポイント情報の新鮮さが薄れるといった不具合を防止することができる。
【0077】
また、メッセージは、累計されたポイント数に応じて、異なるメッセージが送信されるので、顧客の関心をそそるメッセージを準備することができ、このメッセージを小売店端末10が自動的に選択して送信するので、送信に伴う人件費のコストダウンを図ることができる。
【0078】
次に、本実施形態における電子メールサービス方法の応用例について、図面を参照して説明する。
本応用例は、本部端末が、顧客に販促メッセージ(広告)を送信する場合について説明する。
【0079】
(応用例)
図6は、本発明に係る電子メールサービス方法における販促メッセージの送信を説明するための概略フローチャート図を示している。
同図において、先ず、顧客(図示せず)は、ポイント・システム(ポイントカード・システム)に入会するときに、「入会申込書」に必要事項を記入し、次に、例えば、小売店端末10のオペレータは、顧客情報(必要事項)を、小売店端末10の顧客情報登録画面より入力しファイル(データベース等)に登録する(ステップC1)。
【0080】
次に、本部端末50は、顧客情報を受信し(ステップC2)、記憶用ファイルに顧客情報を登録する(ステップC3)。
そして、配信用販促メッセージ(広告)の作成者は、販促メッセージを作成し(ステップC4)、本部端末50のファイルに格納する。
【0081】
次に、本部端末50は、ステップC4で作成した配信用販促メッセージを、メールとして顧客端末30に送信する(ステップC5)。
そして、顧客端末30は、本部端末50からのメールを受信する(ステップC6)。
なお、上記以外の小売店端末10,通信回線20,顧客端末30,レジ用端末40及び本部端末50の動作は、電子メールサービス方法の実施形態と同様としてある。
【0082】
また、販促メッセージの配信時期は、入会時に限定するものではなく、例えば、小売店や店舗で特別のセールスを開催する場合や、累計されたポイントが所定のポイント数に達した場合などに配信し、より効果的な宣伝広告を顧客に対して行うことができる。
【0083】
このようにすると、ポイント情報やメッセージなどの他に、販促メッセージを顧客に提供することができ、効果的な顧客管理を行うことができる。
【0084】
[電子メールサービスプログラム]
また、本発明は、電子メールサービスプログラムとしても有効であり、本発明における電子メールサービスプログラムは、上述した小売店端末10の情報処理装置11に各処理を実行させる。
【0085】
つまり、電子メールサービスプログラムは、ポイント・システムを導入している小売店等で使用され、具体的には、小売店端末10の情報処理装置11に読み込まれることにより、情報処理装置11(例えば、パーソナルコンピュータ)の各構成要素に指令を送り、小売店端末10によるポイント情報の自動送信処理などを行わせる。
【0086】
これによって、ポイント情報の自動送信処理は、電子メールサービスプログラムと情報処理装置11とが協働した電子メールサービスシステムにより実行される。具体的には、電子メールサービスプログラムは、情報処理装置11に、インターネット等の通信回線20を介して、ポイント・システムに加入した顧客が使用する顧客端末30と通信可能な小売店端末10に、顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報を入力・登録・削除・変更する手順と、顧客からの支払を処理するとき、ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、顧客のポイントを累計して算出する手順と、累計されたポイントを表示する手順と、支払を処理するとき、顧客端末30に、通信回線20を介して、ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を自動的に送信する手順とを実行させる構成としてある。
【0087】
このように、本発明は、電子メールサービスプログラムとしても有効であり、小売店端末10が、ポイント情報を迅速かつ確実に送信するので、ポイント・システムに加入した顧客は、支払を済ませると、顧客端末30で、自分のポイント情報を見ることができる。
【0088】
なお、ポイント情報の自動送信処理を実現するための電子メールサービスプログラムは、コンピュータのROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。ここで、外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、情報処理装置11に外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0089】
そして、記録媒体に記憶されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の小売店端末10の機能が実現される。
さらに、コンピュータで電子メールサービスプログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された電子メールサービスプログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた電子メールサービスプログラムも、CPUにより実行され、本実施形態における小売店端末10のポイント情報の自動送信処理を実現する。
【0090】
ここで、好ましくは、電子メールサービスプログラムは、小売店端末10に、累計されたポイントに応じた、広告や宣伝などの複数のメッセージを入力・記憶・削除・変更する手順と、ポイント情報とともに、累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手順とを実行させる構成とするとよく、このようにすると、顧客に自動的に累計されたポイントに応じたメッセージを送信することができる。
【0091】
また、好ましくは、電子メールサービスプログラムは、通信回線20を介して、複数の小売店端末10と通信可能な本部端末50に、顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更する手順と、累計されたポイントに応じた、複数のメッセージを入力・記憶・削除・変更する手順と、ポイント情報とともに、累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手順と複数の小売店端末10に対して、累計されたポイント別のメッセージメンテナンス手順とを実行させる構成とするとよく、このようにすると、顧客情報にもとづいて、より効果的なメッセージを作成することができる。
【0092】
さらに、好ましくは、電子メールサービスプログラムは、小売店端末10と接続され、顧客からの支払を処理するレジ用端末40に、顧客のメールアドレス又は登録IDなどの顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更・送信する手順と、支払を処理するとき、ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、顧客のポイントを累計し、累計されたポイントを算出する手順と、累計されたポイントを表示する手順と、を実行させる構成とするとよく、このようにすると、小売店端末10の代りにレジ用端末40が、支払処理やポイントの累計などを行うことができ、高額な小売店端末10の代りに廉価なレジ用端末40を複数設置することができる。
【0093】
なお、上記各電子メールサービスプログラムは、それぞれ各小売店端末10,本部端末50及びレジ用端末40に使用されているコンピュータのROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
【0094】
なお、本発明に係る電子メールサービスシステムにおいて、上述した小売店端末が、自動的にポイント情報を送信するシステム,メッセージを送信する手段とを備えたシステム,累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手段とを備えたシステム,本部端末が、メッセージを送信する手段とを備えたシステム,本部端末が、累計されたポイント別のメッセージメンテナンス手段とを備えたシステム,レジ用端末が、支払に関する情報などを入力・登録・削除・変更・送信する手段を備えたシステムは、それぞれ単独で実施することができるとともに、これらの組み合わせとしても実施することができ、それぞれの効果を発揮することができることは勿論である。
また、電子メールサービスシステムとして説明したが、電子メールサービス方法及び電子メールサービスプログラムとしても、同様の効果を発揮できることは勿論である。
【0095】
【発明の効果】
以上のように、本発明における電子メールサービスシステム,電子メールサービスプログラム及び電子メールサービス方法によれば、小売店端末が、売り上げが発生したとき、全てのポイントカード利用者に対して、電子メールでポイント情報や累計されたポイントに応じたメッセージなどを自動的に送信できるので、小売店等のカードシステム導入者が顧客に対して、様々な販売促進を効果的に行うことができる。また、結果的に、顧客の購買意欲を高めることができ、さらに、広告費の削減等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る電子メールサービスシステムの実施形態の基本構成を説明するための概略ブロック図を示している。
【図2】図2は、本発明に係る電子メールサービスシステムの応用例を説明するための概略ブロック図を示している。
【図3】図3は、本発明に係る電子メールサービス方法におけるメッセージのメンテナンスを説明するための概略フローチャート図を示している。
【図4】図4は、本発明に係る累計されたポイントごとのメッセージ画面を説明するための概略図を示している。
【図5】図5は、本発明に係る電子メールサービス方法を説明するための概略フローチャート図を示している。
【図6】図6は、本発明に係る電子メールサービス方法における販促メッセージの送信を説明するための概略フローチャート図を示している。
【符号の説明】
10 小売店端末
11 情報処理装置
12 レジスター
13 W/R
14 表示器
15 プリンタ
20 通信回線
30 顧客端末
40 レジ用端末
41 情報処理装置
42 レジスター
43 W/R
44 表示器
45 プリンタ
50 本部端末

Claims (11)

  1. ポイント・システムを導入している小売店等で使用される小売店端末と、前記ポイント・システムに加入した顧客が使用する顧客端末と、前記小売店端末および顧客端末を相互に接続するインターネット等の通信回線とを有する電子メールサービスシステムであって、
    前記小売店端末が
    前記顧客からの支払を処理する手段と、
    前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手段と、
    前記顧客のポイントを累計して算出する手段と
    前記顧客端末に、前記通信回線を介して、前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を送信する手段と
    を備え、
    前記小売店端末が、前記支払を処理するとき、自動的に前記ポイント情報を前記顧客端末に送信することを特徴とする電子メールサービスシステム。
  2. 前記小売店端末が、
    広告や宣伝などのメッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、
    前記ポイント情報とともに、前記メッセージを送信する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子メールサービスシステム。
  3. 前記小売店端末が、
    前記累計されたポイントごとに複数の前記メッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、
    前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子メールサービスシステム。
  4. 前記通信回線を介して、複数の前記小売店端末と通信可能な本部端末を有し、
    前記本部端末が、
    前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更する手段と、
    広告や宣伝などのメッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、
    前記メッセージを送信する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子メールサービスシステム。
  5. 前記本部端末が、
    前記累計されたポイントごとに複数の前記メッセージを入力・記憶・削除・変更する手段と、
    前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手段と
    前記複数の小売店端末に対する累計されたポイント別のメッセージメンテナンス手段と
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の電子メールサービスシステム。
  6. 前記顧客からの支払を処理するとともに、前記小売店端末と接続されたレジ用端末を有し、
    前記レジ用端末が、
    前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更・送信する手段と、
    前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手段と、
    前記顧客のポイントを累計して算出する手段と、
    前記累計されたポイントを表示する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子メールサービスシステム。
  7. ポイント・システムを導入している小売店等で使用される小売店端末が、
    前記顧客からの支払を処理する段階と、
    前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する段階と、
    前記顧客のポイントを累計して算出する段階と、
    前記支払を処理するとき、インターネット等の通信回線を介して、前記顧客の顧客端末に、自動的に前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を送信する段階と
    を有することを特徴とする電子メールサービス方法。
  8. ポイント・システムを導入している小売店等で使用され、インターネット等の通信回線を介して、前記ポイント・システムに加入した顧客が使用する顧客端末と通信可能な小売店端末に
    前記顧客からの支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、
    前記顧客のポイントを累計して算出する手順と、
    前記支払を処理するとき、前記顧客端末に、前記通信回線を介して、前記ポイントと累計されたポイントを含むポイント情報を自動的に送信する手順と
    を実行させるための電子メールサービスプログラム。
  9. 前記小売店端末に、
    前記累計されたポイントに応じた、広告や宣伝などの複数のメッセージを入力・記憶・削除・変更する手順と、
    前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手順と
    を実行させることを特徴とする請求項8記載の電子メールサービスプログラム。
  10. 前記通信回線を介して、複数の前記小売店端末と通信可能な本部端末に、
    前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更する手順と、
    前記累計されたポイントに応じた、複数の前記メッセージを入力・記憶・削除・変更する手順と、
    前記ポイント情報とともに、前記累計されたポイントに応じたメッセージを送信する手順と
    前記複数の小売店端末に対して、累計されたポイント別のメッセージメンテナンス手順と
    を実行させることを特徴とする請求項8又は9記載の電子メールサービスプログラム。
  11. 前記顧客からの支払を処理するとともに、前記小売店端末と接続されたレジ用端末に、
    前記顧客情報,支払に関する情報及びポイント情報を入力・登録・削除・変更・送信する手順と、
    前記支払を処理するとき、前記ポイント・システムにもとづいて、ポイントを算出する手順と、
    前記顧客のポイントを累計して算出する手順と、
    前記累計されたポイントを表示する手順と、
    を実行させることを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載の電子メールサービスプログラム。
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