JP3700422B2 - 血液回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液導入側の血液回路に設けられた血液抗凝固剤注入ラインの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すものは従来より使用されている血液回路である。図において、21はコネクター、22は輸液ライン、23は陰圧感知器、24はローラーチューブ、25はドリップチャンバー、26はコネクター、27は血液抗凝固剤注入ラインである。ローラーチューブ24は血液ポンプ(図示しない)に取付けられ、この血液ポンプが作動すると、血液がコネクター21から流入して陰圧感知器23、ローラーチューブ24、ドリップチャンバー25を通ってコネクター26から流出し、血液処理器(図示しない)へ移送されるようになっている。また、血液抗凝固剤注入ライン27には血液抗凝固剤の充填されたシリンジ(図示しない)が接続されており、血液処理器等で血液の凝固が起こらないように、血液回路中に血液抗凝固剤が微量ずつ注入されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の血液回路では、脱血不良が発生した場合、血液抗凝固剤注入ラインに過剰な陰圧がかかって一気に血液抗凝固剤が流出し、さらに回路内圧の回復時に血液抗凝固剤注入ラインに血液が逆流するため、血液抗凝固剤の一定濃度での注入が困難になり、これが血液処理器等での血液凝固を引き起こす原因となることが報告されている(「集中治療」vol.10別冊号 1998年,p.s41〜s42頁)。
本発明は、血液抗凝固剤注入ラインに血液が逆流するのを防止し、常に一定濃度の血液抗凝固剤を注入することができる血液回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は上記目的を達成するために鋭意検討の結果、血液抗凝固剤注入ラインに極細肉薄の弾性チューブを設けることにより、血液抗凝固剤注入ラインの少なくとも弾性チューブより上流側に血液が逆流するのを防止し、一定濃度の血液抗凝固剤を持続注入することができることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、血液抗凝固剤注入ラインを備えた血液回路において、前記血液抗凝固剤注入ラインに極細肉薄の弾性チューブが設けられたことを特徴とする血液回路である。ここで、弾性チューブは血液抗凝固剤注入ラインの接続部に近接して設けられているのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の血液回路の実施例を示す説明図であり、メインチューブ18を介して接続された、コネクター11と、輸液ライン12と、陰圧感知器13と、ローラーチューブ14と、ドリップチャンバー15と、コネクター16と、極細肉薄の弾性チューブ19を備えた血液抗凝固剤注入ライン17から構成される。
【0006】
輸液ライン12の基端には導入針121が設けられており、プライミングの際には、この導入針121を生理食塩水の容器に接続して、輸液ライン12からメインチューブ18へと生理食塩水が導入される。
コネクター11は人体に留置された留置針に接続され、コネクター16は中空糸型ダイアライザー等の血液処理器に接続される。
陰圧感知器13は、軟質の合成樹脂からなる容器であり、血液ポンプのスピードに血液流量が追いつかず過剰な陰圧がかかった時(脱血不良時)等につぶれて医療従事者に知らせてくれるものである。
ローラーチューブ14は、血液回路内の血液を移送するために血液ポンプに取付けられしごかれる部分で、一般にメインチューブ18より肉厚の合成樹脂からなる。
ドリップチャンバー15は、血液処理中に気泡が下流側に流れないようにトラップするものである。
【0007】
血液抗凝固剤注入ライン17は、メインチューブ18を流れる血液中に血液抗凝固剤(ヘパリン、メシル酸ナファモスタット等)を注入するために設けられたもので、先端はメインチューブ18に接続され(接続部181)、基端は血液抗凝固剤を充填したシリンジ(図示しない)に接続される。
血液抗凝固剤注入ライン17には、極細肉薄の弾性チューブ19が設けられる。弾性チューブ19の接続は、例えば図1に示すようにコネクター171、172を介して行われる。血液抗凝固剤を注入する際、この弾性チューブ19には、外方へ膨らむように力が働き、血液抗凝固剤の注入量が多い場合には、若干その流路が拡がるようになっている。一方脱血不良が発生して過剰な陰圧がかかった時には、弾性チューブ19は内外の圧力差により半径方向内方に圧迫され、その流路が閉じるようになっている。従って、従来のように過剰な陰圧がかかった時、一気に血液抗凝固剤が流出することはなくなり、血液が血液抗凝固剤注入ラインに逆流することもなくなる。
ここで、血液抗凝固剤注入ライン17における弾性チューブ19の下流側には若干の血液が逆流する虞があるので、弾性チューブ19は血液抗凝固剤注入ライン17のメインチューブ18への接続部分181に近接して設けられるのが好ましい。
また、弾性チューブ19は流路の開閉ができるように可能な限り細くて肉薄であるのが好ましく、具体的には、チューブ内を液体が流れていないときの内径が0.01〜0.5mm、厚さが0.01〜0.5mm位であるのが好ましい。さらに、弾性チューブ19の長さは、短かすぎると流路が閉鎖しにくくなり、長すぎると管路抵抗が大きくなり血液抗凝固剤の注入に支障を来す場合があるので、1.0〜3.0cm位が好ましい。弾性チューブ19に使用される弾性材料としては、シリコーンゴム、天然ゴム等が挙げられる。
【0008】
尚、血液抗凝固剤注入ライン17のメインチューブ18への接続位置(接続部分181)がローラーチューブ14の上流側にある場合には、脱血不良が発生した際に、血液ポンプの過剰な陰圧による影響を受けて血液抗凝固剤注入ラインに血液が混入することが多かったので、本発明は特に有効である。しかしながら、接続部分181が他の位置にある(例えば接続部分181がローラーチューブ14の下流側にある)場合でも、血液が血液抗凝固剤注入ライン17に混入する虞があるので、接続部分181の位置は特に限定されない。
【0009】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、一定濃度の血液抗凝固剤を持続注入することができるので、血栓の原因となる血液処理器等での血液凝固を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の血液回路の実施例を示す説明図である。
【図2】従来の血液回路の説明図である。
【符号の説明】
11 コネクター
12 輸液ライン
121 導入針
13 陰圧検出器
14 ローラーチューブ
15 ドリップチャンバー
16 コネクター
17 血液抗凝固剤注入ライン
171、172 コネクター
18 メインチューブ
181 接続部分
19 弾性チューブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液導入側の血液回路に設けられた血液抗凝固剤注入ラインの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すものは従来より使用されている血液回路である。図において、21はコネクター、22は輸液ライン、23は陰圧感知器、24はローラーチューブ、25はドリップチャンバー、26はコネクター、27は血液抗凝固剤注入ラインである。ローラーチューブ24は血液ポンプ(図示しない)に取付けられ、この血液ポンプが作動すると、血液がコネクター21から流入して陰圧感知器23、ローラーチューブ24、ドリップチャンバー25を通ってコネクター26から流出し、血液処理器(図示しない)へ移送されるようになっている。また、血液抗凝固剤注入ライン27には血液抗凝固剤の充填されたシリンジ(図示しない)が接続されており、血液処理器等で血液の凝固が起こらないように、血液回路中に血液抗凝固剤が微量ずつ注入されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の血液回路では、脱血不良が発生した場合、血液抗凝固剤注入ラインに過剰な陰圧がかかって一気に血液抗凝固剤が流出し、さらに回路内圧の回復時に血液抗凝固剤注入ラインに血液が逆流するため、血液抗凝固剤の一定濃度での注入が困難になり、これが血液処理器等での血液凝固を引き起こす原因となることが報告されている(「集中治療」vol.10別冊号 1998年,p.s41〜s42頁)。
本発明は、血液抗凝固剤注入ラインに血液が逆流するのを防止し、常に一定濃度の血液抗凝固剤を注入することができる血液回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は上記目的を達成するために鋭意検討の結果、血液抗凝固剤注入ラインに極細肉薄の弾性チューブを設けることにより、血液抗凝固剤注入ラインの少なくとも弾性チューブより上流側に血液が逆流するのを防止し、一定濃度の血液抗凝固剤を持続注入することができることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、血液抗凝固剤注入ラインを備えた血液回路において、前記血液抗凝固剤注入ラインに極細肉薄の弾性チューブが設けられたことを特徴とする血液回路である。ここで、弾性チューブは血液抗凝固剤注入ラインの接続部に近接して設けられているのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の血液回路の実施例を示す説明図であり、メインチューブ18を介して接続された、コネクター11と、輸液ライン12と、陰圧感知器13と、ローラーチューブ14と、ドリップチャンバー15と、コネクター16と、極細肉薄の弾性チューブ19を備えた血液抗凝固剤注入ライン17から構成される。
【0006】
輸液ライン12の基端には導入針121が設けられており、プライミングの際には、この導入針121を生理食塩水の容器に接続して、輸液ライン12からメインチューブ18へと生理食塩水が導入される。
コネクター11は人体に留置された留置針に接続され、コネクター16は中空糸型ダイアライザー等の血液処理器に接続される。
陰圧感知器13は、軟質の合成樹脂からなる容器であり、血液ポンプのスピードに血液流量が追いつかず過剰な陰圧がかかった時(脱血不良時)等につぶれて医療従事者に知らせてくれるものである。
ローラーチューブ14は、血液回路内の血液を移送するために血液ポンプに取付けられしごかれる部分で、一般にメインチューブ18より肉厚の合成樹脂からなる。
ドリップチャンバー15は、血液処理中に気泡が下流側に流れないようにトラップするものである。
【0007】
血液抗凝固剤注入ライン17は、メインチューブ18を流れる血液中に血液抗凝固剤(ヘパリン、メシル酸ナファモスタット等)を注入するために設けられたもので、先端はメインチューブ18に接続され(接続部181)、基端は血液抗凝固剤を充填したシリンジ(図示しない)に接続される。
血液抗凝固剤注入ライン17には、極細肉薄の弾性チューブ19が設けられる。弾性チューブ19の接続は、例えば図1に示すようにコネクター171、172を介して行われる。血液抗凝固剤を注入する際、この弾性チューブ19には、外方へ膨らむように力が働き、血液抗凝固剤の注入量が多い場合には、若干その流路が拡がるようになっている。一方脱血不良が発生して過剰な陰圧がかかった時には、弾性チューブ19は内外の圧力差により半径方向内方に圧迫され、その流路が閉じるようになっている。従って、従来のように過剰な陰圧がかかった時、一気に血液抗凝固剤が流出することはなくなり、血液が血液抗凝固剤注入ラインに逆流することもなくなる。
ここで、血液抗凝固剤注入ライン17における弾性チューブ19の下流側には若干の血液が逆流する虞があるので、弾性チューブ19は血液抗凝固剤注入ライン17のメインチューブ18への接続部分181に近接して設けられるのが好ましい。
また、弾性チューブ19は流路の開閉ができるように可能な限り細くて肉薄であるのが好ましく、具体的には、チューブ内を液体が流れていないときの内径が0.01〜0.5mm、厚さが0.01〜0.5mm位であるのが好ましい。さらに、弾性チューブ19の長さは、短かすぎると流路が閉鎖しにくくなり、長すぎると管路抵抗が大きくなり血液抗凝固剤の注入に支障を来す場合があるので、1.0〜3.0cm位が好ましい。弾性チューブ19に使用される弾性材料としては、シリコーンゴム、天然ゴム等が挙げられる。
【0008】
尚、血液抗凝固剤注入ライン17のメインチューブ18への接続位置(接続部分181)がローラーチューブ14の上流側にある場合には、脱血不良が発生した際に、血液ポンプの過剰な陰圧による影響を受けて血液抗凝固剤注入ラインに血液が混入することが多かったので、本発明は特に有効である。しかしながら、接続部分181が他の位置にある(例えば接続部分181がローラーチューブ14の下流側にある)場合でも、血液が血液抗凝固剤注入ライン17に混入する虞があるので、接続部分181の位置は特に限定されない。
【0009】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、一定濃度の血液抗凝固剤を持続注入することができるので、血栓の原因となる血液処理器等での血液凝固を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の血液回路の実施例を示す説明図である。
【図2】従来の血液回路の説明図である。
【符号の説明】
11 コネクター
12 輸液ライン
121 導入針
13 陰圧検出器
14 ローラーチューブ
15 ドリップチャンバー
16 コネクター
17 血液抗凝固剤注入ライン
171、172 コネクター
18 メインチューブ
181 接続部分
19 弾性チューブ
Claims (2)
- 血液抗凝固剤注入ラインを備えた血液回路において、前記血液抗凝固剤注入ラインに極細肉薄の弾性チューブが設けられたことを特徴とする血液回路。
- 弾性チューブが血液抗凝固剤注入ラインの接続部分に近接して設けられてなる請求項1記載の血液回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32568998A JP3700422B2 (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 血液回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32568998A JP3700422B2 (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 血液回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000140098A JP2000140098A (ja) | 2000-05-23 |
JP3700422B2 true JP3700422B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=18179625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32568998A Expired - Fee Related JP3700422B2 (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 血液回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3700422B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556154B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2010-10-06 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 非常時に対応可能な血液回路 |
JP5514606B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-06-04 | 旭化成メディカル株式会社 | 持続式血液濾過透析装置 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP32568998A patent/JP3700422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000140098A (ja) | 2000-05-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
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