JP3700034B2 - 自動販売機の硬貨処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、コインメカニズムから払い出された硬貨を、返却口または金庫に適宜振り分けるようにして導く自動販売機の硬貨処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動販売機の硬貨処理装置として、例えば実開平3−116475号公報に記載のものが知られている。この硬貨処理装置は、メインドアに設けられたコインメカニズムの下側に、当該コインメカニズムから落とし込まれた硬貨を、釣銭・返却硬貨として返却口に、または回収硬貨として金庫に振り分けて導く切替通路を備えている。切替通路は、中間部で返却口を兼ねた構造になっており、返却口の部分には、落とし込まれた硬貨を、返却口または金庫に振り分けて導くためのゲートが設けられている。ゲートは、コインメカニズムと返却口とを連通する定常位置と、コインメカニズムと金庫とを連通する回収位置との間で、切替自在に構成されており、通常の稼動状態では、ゲートを定常位置に切り替えておき、釣銭硬貨および返却硬貨を返却口に導く。また、管理者が、コインメカニズム内の釣銭硬貨の回収を行う場合には、ゲートを回収位置に切り替え、不要な釣銭などの回収硬貨を金庫に導くようになっている。すなわち、ゲートは、硬貨の回収を行うときのみ回収位置に切り替えられる。
【0003】
図9は、上記のような従来の硬貨処理装置の制御フローを示す図である。ここで、管理者がコインメカニズム内の硬貨の回収を行う際に、ゲートの切り替えによる選択をしなければ、回収硬貨は返却口に払い出されるようになっている。すなわちこの制御フローにおいて、インベントリSW操作(B111)かつドア開状態(B112)のインベントリ操作による独自払い出し(B11)による回収(B1)は、回収硬貨を金庫に導くか返却口に導くかに関わらず、同様に作動し、どちらに回収するかの選択は管理者の任意によるものとなっている。この制御フローの他方の処理は、コイン受付(A1111)かつ返却レバー操作(以下、「エスクロ」という。)(A1112)の結果のエスクロ(A111)と、コイン受付(A1121)かつ販売(A1122)の結果の釣り銭返却(A112)とのいずれか一方に起因する、メインからのデータに基づく受命払い出し(A11)による返却(A1)である。
【0004】
図10は、上記の制御フローにおいて、ソフト的な誤作動やハード的な故障が生じた場合の例を示す図である。ここで、コインを返却口へ異常に払い出す(FA)要因としては、メインからの指示による返却(FA1)、インベントリ動作(FB1)および払い出しモータの回りっ放し(FC1)等が考えられる。これらのそれぞれの要因としては、先ず、前述の返却(A1)フローの誤作動として、誤ったメインからの指示による返却(FA1)には、金銭装置の誤カウント(FA12)等による金銭装置からの過大な入力(FA11)およびメインソフトの計算間違い(FA12)等がある。また、前述の回収(B1)の誤作動として、誤ったインベントリ動作(FB1)には、インベントリSWの故障(FB11)およびインベントリSWの判定間違い(FB12)等がある。そして、払い出しモータの回りっ放し(FC1)には、さらに上記とは別のハードの故障として、モータ駆動回路の故障(FC11)およびモータ駆動回路の誤動作(FC12)等によるものが考えられる。これらのうち、メインからの指示による返却(FA1)の場合には、ソフトによるガードが可能であるが、他の2つの要因(図中の*印の部分)のうちの特にハードの故障によるものに対するガードは、困難を極めるものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の自動販売機の硬貨処理装置では、先ず、当初の硬貨回収方法として、回収硬貨を返却口に導く方法、すなわち返却口を使用した硬貨回収方法が創案され実施されたが、その回収方法には、返却口から人手により硬貨を取り出さなければならない煩わしさがあり、管理者等からの改善要望にも対処すべく、次に、回収硬貨を金庫に導く方法が考え出されたという経緯がある。この結果、従来の硬貨処理装置は、上記のどちらの回収方法によっても硬貨を回収できるように構成され、かつ、前者の返却口に導く方法を優先して定常位置での回収方法とし、後者の金庫に導く方法を任意に選択して使用できるようになっている。しかし、上述の返却口を使用した場合の煩わしさから、実際には金庫に導く回収方法しか殆ど使用されておらず、ゲートの切り替えによる選択をしなければ、この回収方法を使用できないこと自体が、煩わしいものとなってきている。また、上記の返却口に導く方法を優先して、定常位置での回収方法として残しておくことに伴って、商品販売時には、ゲートが定常位置に切り替えられているため、前述の例のように、コインメカニズムのソフト的な誤作動やハード的な故障などにより、またこれら誤作動などを誘発するいたずらにより、コインメカニズムから硬貨が払い出されると、払い出された硬貨が返却口に導かれてしまう不具合があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、釣銭の支払や硬貨の返却に支障を生ずることなく、誤作動などによりコインメカニズムから払い出された硬貨を金庫に回収することができる自動販売機の硬貨処理装置を提供することをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明は、釣銭または返却硬貨としてコインメカニズムから払い出された硬貨およびオーバーフローにより回収硬貨としてコインメカニズムから払い出された硬貨を下方に導く主通路と、前記主通路の下流端に連なり、前記硬貨を当該主通路から返却口に導く返却通路と、前記主通路の下流端に連なり、前記硬貨を当該主通路から金庫に導く回収通路と、前記主通路の下流端に設けられ、当該主通路と前記返却口とを連通する返却位置と当該主通路と前記金庫とを連通する回収位置との間で切替自在に構成されたゲートと、当該ゲートを切替え作動させる作動装置と、当該作動装置を制御し、前記ゲートを返却位置と回収位置との間で切り替える制御手段とを備え、前記制御手段は、硬貨処理動作が回収モードおよび販売待機状態にあるとき前記作動装置を非作動状態として前記ゲートを回収位置に位置させるとともに、硬貨処理動作が返却モードにあるときのみ、前記作動部材を作動状態として前記ゲートを回収位置から返却位置に切り替えることを特徴とする。
【0008】
この場合、コインメカニズムから払い出された非受付硬貨を、返却口に導く非受付返却通路を、更に備えることが好ましい。
【0009】
【作用】
硬貨処理動作が、釣銭の支払や硬貨の返却を行う返却モードでは、制御手段により作動装置が制御され、ゲートが返却位置に切り替えられる。この状態で、コインメカニズムから硬貨が払い出されると、硬貨は主通路から返却通路を経て返却口に払い出される。また、硬貨処理動作が、硬貨を回収する回収モードでは、制御手段により作動装置が制御され、ゲートが回収位置に切り替えられる。この状態で、コインメカニズムから硬貨が払い出されると、硬貨は主通路から回収通路を経て金庫に落とし込まれる。この場合、硬貨処理動作が返却モードにあるときのみ、ゲートを回収位置から返却位置に切り替えるようにしているので、硬貨処理動作が返却モードにあるとき以外は、回収モードのときはもとより、販売待機状態にあるときでも、ゲートは回収位置に回動している。このため、誤作動などにより、コインメカニズムから硬貨が払い出されても、払い出された硬貨は全て金庫に回収され、返却口に払い出されることがない。
【0010】
この場合、コインメカニズムから払い出された非受付硬貨を、返却口に導く非受付返却通路が別に設けられることにより、識別不能な真性硬貨などの非受付硬貨が、金庫に回収されてしまうのを防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例に係る自動販売機の硬貨処理装置について説明する。この自動販売機100は、缶飲料などを販売するものであり、図1は、自動販売機100の正面図である。同図に示すように、この自動販売機100は、販売機本体101と、販売機本体101の前面を開閉するメインドア102とで構成されている。メインドア102の前面は、広く商品ディスプレイ103となっており、商品ディスプレイ103の上部には、3段に商品サンプル104が飾り置かれ、また各商品サンプル104の下側には、それぞれ選択ボタン22が配設されている。また、商品ディスプレイ103の中間右部には、紙幣識別装置105および金銭表示器106が上下に配設され、その下側に硬貨投入口107および返却レバー108が横並びに配設されている。さらに、商品ディスプレイ103の下部には、販売口109が設けられ、販売口109の右隣に返却口3が配設されている。
【0012】
そして、メインドア102の懐内には、硬貨投入口107から返却口3にかけて、コインメカニズム1、通路部材11および金庫4が収容されている。コインメカニズム1は、硬貨投入口107および返却レバー108の下側に位置するように配設され、通路部材11は、コインメカニズム1の下側に近接して配設され、さらに金庫4は、通路部材11の下側に近接して配設されている。硬貨投入口107から投入された硬貨は、コインメカニズム1に受け入れられ、このコインメカニズム1で識別処理される。
【0013】
ここで、返却すべき硬貨(返却レバー108の操作による)および釣銭としての硬貨は、コインメカニズム1から通路部材11を通って返却口3に払い出され、それ以外の例えば釣銭として使用しない回収すべき硬貨は、コインメカニズム1から通路部材11を通って金庫4に収容される。また、コインメカニズム1の識別の際に、非受付けとなった硬貨は、コインメカニズム1から、後述する非受付返却通路7を通って直接返却口3に払い出される。
【0014】
図2は通路部材11廻りの斜視図であり、図3はコインメカニズム1の底面図である。両図に示すように、コインメカニズム1の底面には、釣銭硬貨および返却レバー108の操作による返却硬貨(同額の硬貨を釣銭としてストックしている硬貨から払出す)を払い出す第1払出口12と、釣銭として使用しないオーバーフローした回収硬貨を払い出す第2払出口13と、非受付硬貨を払い出す第3払出口14とが形成されている。
【0015】
これに対応して通路部材11には、第1払出口12および第2払出口13に臨む主通路2と、第3払出口14に臨む非受付返却通路7とが形成されると共に、主通路2の下流端から分岐して返却通路5および回収通路6が形成されている。返却通路5は下流端で返却口3に開口し、回収通路6は下流端で金庫4の上側に開口している。また、非受付返却通路7は下流端で、返却通路5と並ぶようにして返却口3に開口している(図6参照)。
【0016】
一方、図4に示すように、主通路2の下流端の分岐部には、コインメカニズム1から主通路2を通って落とし込まれた硬貨を、返却通路5および回収通路6に振り分けるゲート8が配設されている。ゲート8は、ゲート板8aと、ゲート板8aの下端部に固定した支軸8bと、支軸8bに添設した詰まり防止板8cと、支軸8bの一方の端部に固定した回動アーム8dとで、構成されている。また、回動アーム8dは、ソレノイド9のプランジャ9bに連結され、ソレノイド本体9aの励磁および消磁により、回動アーム8dを介してゲート板8aが回動される。ゲート板8aの回動は、主通路2と返却通路5とを連通する返却位置と、主通路2と回収通路6とを連通する回収位置との間で行われる。
【0017】
ゲート板8aが回収位置に回動すると、同時に返却通路5が閉塞され、コインメカニズム1から落とし込まれた硬貨は、金庫4に導かれる(図4参照)。同様に、ゲート板8aが返却位置に回動すると、同時に回収通路6が閉塞され、コインメカニズム1から落とし込まれた硬貨は、返却口3に導かれる(図5参照)。また、ゲート板8aの回動とは関係なく、コインメカニズム1から非受付返却通路7を通って落とし込まれた硬貨は、直接返却口3に導かれる(図6参照)。なお、図中の符号15は、返却口3に設けた蓋体である。
【0018】
一方、図7に示すように、上記のソレノイド9は、コインメカニズム1ではなく自動販売機100のメインコントローラ10に直接接続されている。また、メインコントローラ10には、商品の金額設定や集金時にコインメカニズム1を作動させるリモートコントローラ21、商品を選択する選択ボタン22、紙幣を受け入れるビルバリデータ23、硬貨を受け入れる上記のコインメカニズム1および商品コラムのベンドメカニズム25を作動させるベンドメカコントローラ24が、接続されている。
【0019】
図8は、制御フローを示す図である。ここで、コインを返却口3へ払い出す(A)の制御は、返却(A1)かつ返却ソレノイドON(A2)の条件で行われる。この返却(A1)は、従来の制御と同様に、コイン受付(A1111)かつ返却レバー操作(以下、「エスクロ」という。)(A1112)の結果のエスクロ(A111)と、コイン受付(A1121)かつ販売(A1122)の結果の釣り銭返却(A112)とのいずれか一方に起因する、メインからのデータに基づく受命払い出し(A11)によるものである。この返却(A1)では、仮に誤作動が発生した場合でもソフトによるガードが可能であることに加え、本実施例では、返却ソレノイドON(A2)の制御が同時に誤作動しない限り、コインを返却口3に払い出す(A)の制御が行われることはなく、二重にガードすることができる。
【0020】
次に、コインを金庫4に払い出す(B)の制御は、回収(B1)かつ返却ソレノイドOFF(B2)の条件で行われる。この回収(B1)も、従来の制御と同様に、インベントリSW操作(B111)かつドア開状態(B112)に起因するインベントリ操作による独自払い出し(B11)によるものである。この回収(B1)では、仮に誤作動が発生した場合、上記返却(A1)と異なりガードが掛けにくい。しかし、本実施例では、上記のコインを返却口3へ払い出す(A)の制御の時以外は、返却ソレノイドOFFの状態であるため、回収時に回収(B1)の制御が行われなかった場合には、何も処理がされず、回収時以外に回収(B1)の制御が行われた場合には、コインを金庫4に払い出す(B)の制御が行われることになり、いずれにせよ、返却口3に回収硬貨が払い出されることはなく、実害はないことになる。
【0021】
したがって、本実施例では、前述のメインコントローラ10により、上記返却(A1)の制御が正常に行われたときだけ、すなわち返却モードにあるときだけ、上記返却ソレノイドONにより前記ゲート8が返却位置に切り替えられて、硬貨が返却口3に払い出され、それ以外のときは、上記返却ソレノイドOFFにより前記ゲート8が回収位置にあり、硬貨が金庫4に導かれるようになっている。この結果、商品販売時または販売待機時には、ゲート8は回収位置にあるため、コインメカニズム1のソフト的な誤作動やハード的な故障などが発生し、あるいはこれら誤作動などを誘発するいたずらをされて、コインメカニズム1から硬貨が払い出されても、払い出された硬貨は金庫4に導かれることになり、回収することができる。
【0022】
また、前述の硬貨回収の際には、通常の状態でゲート8が回収位置にあるため、ドア開状態でインベントリSW操作をすれば、自動的に硬貨を金庫4に回収することができ、煩わしい操作が不要になる。
【0023】
また、従来の硬貨処理装置と異なり、コインメカニズム1の第2払出口13と金庫4とを直接連通する金庫通路を削除できるため、コインメカニズム1、返却口3および金庫4のレイアウトが自由になることにより、より簡素化した通路部材11を使用することができると共に、金庫4のレイアウトが自由になることにより、メインドア102の懐内のスペース効率が向上し、また、返却口3のレイアウトが自由になることにより、メインドア102の前面のデザイン的な制約が減って、デザイン的に優れた外観の自動販売機が可能になる。
【0024】
また、上記の制御とは別に、コインメカニズム1から払い出された非受付硬貨は、非受付返却通路7を通って直接返却口3に払い出されるため、識別不能な真性硬貨あるいは回収時に誤って投入してしまった硬貨等の非受付硬貨が、金庫4に回収されてしまうのを防止することができる。
【0025】
なお、本実施例では、制御手段としてメインコントローラ10を使用しているが、この制御手段は、自動販売機内に備えられるばかりでなく、例えば、中央管理センター内に備えられた中央処理装置を制御手段として、この中央処理装置と通信回線で結んで制御することにより、他の種々の自動販売機と共に集中管理することも可能である。
【0026】
また、本実施例では、作動装置としてソレノイド9を使用しているが、上記制御手段からの指令により、前記ゲート8を回動できるものであれば、例えば、モータ等の各種アクチュエータを使用することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明の自動販売機の硬貨処理装置によれば、硬貨処理動作が回収モードおよび販売待機状態にあるとき前記作動装置を非作動状態として前記ゲートを回収位置に位置させるとともに、硬貨処理動作が返却モードにあるときのみ、前記作動部材を作動状態として前記ゲートを回収位置から返却位置に切り替えるようにしているため、誤動作などによりコインメカニズムから硬貨が払い出されても、その硬貨を全て金庫に回収することができ、その結果、硬貨が誤って返却口に払い出されることを防止することができるという効果がある。
【0028】
また、この場合、主通路が釣銭または返却硬貨としてコインメカニズムから払い出された硬貨およびオーバーフローにより回収硬貨としてコインメカニズムから払い出された硬貨を下方に導くように構成されているため、コインメカニズムからオーバーフローした硬貨を金庫に導くところの、コインメカニズムと金庫とを直接連通する金庫通路を削除できるため、コインメカニズム、返却口および金庫のレイアウトが自由になることによって、より簡素化した通路部材を使用することができ、メインドア内のスペース効率が向上し、かつデザイン的に優れた外観の自動販売機が可能になるという効果を有する。
【0029】
さらに、返却口に導く非受付返却通路が別に設けられることにより、コインメカニズムから払い出された非受付硬貨が、金庫に回収されてしまうのを防止することができ、無用なトラブルを避けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の硬貨処理装置を適用した自動販売機の正面図である。
【図2】実施例の硬貨処理装置廻りの分解斜視図である。
【図3】実施例のコインメカニズムの底面図である。
【図4】実施例の硬貨処理装置の硬貨回収状態の縦断面図である。
【図5】実施例の硬貨処理装置の硬貨返却状態の縦断面図である。
【図6】実施例の硬貨処理装置の非受付硬貨返却状態の縦断面図である。
【図7】メインコントローラと周辺機器との接続状態を表した結線図である。
【図8】実施例の制御フローを示す図である。
【図9】従来の硬貨処理装置の制御フローを示す図である。
【図10】従来の制御フローにおいて、ソフト的な誤作動やハード的な故障が生じた場合の例を示す図である。
【符号の説明】
1 コインメカニズム
2 主通路
3 返却口
4 金庫
5 返却通路
6 回収通路
7 非受付返却通路
8 ゲート
9 ソレノイド
10 メインコントローラ
Claims (2)
- 釣銭または返却硬貨としてコインメカニズムから払い出された硬貨およびオーバーフローにより回収硬貨としてコインメカニズムから払い出された硬貨を下方に導く主通路と、前記主通路の下流端に連なり、前記硬貨を当該主通路から返却口に導く返却通路と、前記主通路の下流端に連なり、前記硬貨を当該主通路から金庫に導く回収通路と、前記主通路の下流端に設けられ、当該主通路と前記返却口とを連通する返却位置と当該主通路と前記金庫とを連通する回収位置との間で切替自在に構成されたゲートと、当該ゲートを切替え作動させる作動装置と、当該作動装置を制御し、前記ゲートを返却位置と回収位置との間で切り替える制御手段とを備え、前記制御手段は、硬貨処理動作が回収モードおよび販売待機状態にあるとき前記作動装置を非作動状態として前記ゲートを回収位置に位置させるとともに、硬貨処理動作が返却モードにあるときのみ、前記作動部材を作動状態として前記ゲートを回収位置から返却位置に切り替えることを特徴とする自動販売機の硬貨処理装置。
- 前記コインメカニズムから払い出された非受付硬貨を、前記返却口に導く非受付返却通路を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の硬貨処理装置。
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JPH0927067A JPH0927067A (ja) | 1997-01-28 |
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- 1995-07-11 JP JP17517895A patent/JP3700034B2/ja not_active Expired - Fee Related
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