JP3697485B1 - 挟部付き鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レトルトのカレーなどのレトルト食品のフィルムの袋の開封を、簡単に、衛生的に、刃体を汚さずにできる鋏。
【解決手段】レトルト食品のフィルムの袋の切断部分の端を鋏の挟部で挟んで掴むので、挟部を汚れにくくするため、挟部で挟んで掴める範囲で可能な限り小さく挟部を作り、挟部を汚れにくく作る。刃体を汚れにくくするには、鋏の両刃体の先端の左側または右側の側面に挟部を取り付ける。つまり、挟部は支軸から最も遠い両刃体の片側の側面に取り付ける。向かい合った挟部面は両刃体の擦り合わせ方向にほぼ直角に、両刃体の側面に少し離れて取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レトルト食品の特殊なフィルムの袋の開封を、簡単に、衛生的に、鋏の刃体を汚さずにできる鋏に関する技術分野である。
現在、人の生活においてカレーのルー等のレトルト食品は重要になり、レトルト食品のフィルムの袋の開封を、簡単に、衛生的に、刃体を汚さずにできる鋏が必要である。挟部付き鋏では、挟部でレトルト食品のフィルムの袋を外側から挟んで掴むので、挟部はあまり汚れない。しかし、刃体にレトルト食品のフィルムの袋が触れると、刃体はカレーのルー等のレトルト食品で汚れてしまう。刃体が汚れなくするには、刃体からフィルムの袋を速く完全に離すことが必要である。従来の技術の鋏として、切断長さ調節体および位置決め部を取り付けた、多機能付き鋏(例えば、特許文献1参照。)。調理用鋏ではないが、両刃体の刃先縁全体に髪受け部を取り付けた、切断した髪を保持する鋏(例えば、特許文献2参照。)。第1の刃全体の外側に枝受けの補助具を取り付けた、園芸鋏(例えば、特許文献3参照。)。両刃体の先に挟持部を取り付けた、握り鋏(例えば、特許文献4参照。)。鋏と別に、挟み具の取手を開閉すると挟み具用板が開閉する挟み具を作り、鋏が挟み具と重なっている、挟み具付き鋏(例えば、特許文献5参照。)。可動刃の全長と略同じ長さの可動片と挟持歯を可動刃に取り付け、固定刃の全長と略同じ長さの固定片を固定刃に取り付けた、挟持部材を備える高枝用長尺鋏(例えば、特許文献6参照。)。鋏の両刃体の刃先寄りで、鋏の支点から等距離のそれぞれの位置に挟部を取り付けた、切断片保持機能付鋏(例えば、特許文献7参照。)。等がある。しかし、前記の特許文献1の鋏から特許文献7の鋏で、レトルト食品のフィルムの袋を切断して開封する時に次のような不具合が生じる。前記の特許文献1の鋏では、フィルムの袋の切り落とした部分の切断部分を何かで挟むとかしないと、フィルムの袋の切断部分が床等に落下して、フィルムの袋で床等を汚してしまう。前記の特許文献2および特許文献3の鋏では、受け部が刃体全体をカバーしているので、フィルムの袋の切断部分全体が鋏の髪受け部や枝受けに付着して、フィルムの袋で刃体を汚してしまう。前記の特許文献4の鋏では、刃体の先端に接続して、挟部が刃体の先に設けられている。前記の特許文献4は刃体と挟部との組み合わせは工具のペンチと同じである。工具のペンチでは物(板や棒など)を挟部で挟んで掴んだ部分が切断されない。同時に、一つの物を完全に切断する作業と挟んで掴む作業は同時にできないことは周知の事実である。この工具のペンチと同じように、前記の特許文献4の鋏では、刃体の先端に接続して、挟部が刃体の先に設けられている。刃体の先の挟部が設けられているが、刃体の側面に設けられていない。前記の特許文献4の鋏ではフィルムの袋を完全に切断すると、フィルムの袋の切断部分が床等に落下して、フィルムの袋で床等を汚してしまう。この時、同時に挟部でフィルムの袋の切断部分を挟んで掴むことはできない。また、挟部でフィルムの袋を挟んで掴むと、挟部で挟んで掴んだフィルムの袋の部分が切断されず、フィルムの袋を全て切断することができない。よって、前記の特許文献4の鋏では、フィルムの袋を完全に切断し、同時に切断されたフィルムの袋の切断部分を挟部で挟んで掴むことはできない。前記の特許文献5の鋏では、挟み具の挟み留め部が鋏本体の刃体より短いと、刃体の先端でフィルムの袋を切断すると、フィルムの袋の切断部分を何かで挟むとかしないと、フィルムの袋の切断部分が床等に落下して、フィルムの袋で床等を汚してしまう。挟み具の挟み留め部が鋏本体の刃体と同じ長さでは、挟み具が大きすぎ刃体全体をカバーしているので、フィルムの袋の切断部分全体が鋏の挟み具に付着して、刃体を汚してしまう。前記の特許文献6の鋏では、前記の特許文献2および引用文献3の鋏と同様に、可動片と固定片が大きすぎ可動刃全体と固定刃全体をカバーしているので、フィルムの袋の切断部分全体が鋏の可動片と固定片に付着して、刃体(可動刃および固定刃)を汚してしまう。前記の特許文献7の鋏は、挟部が刃体の先寄りに設けてあるが、挟部が刃体の最先端には設けていない。前記の特許文献7の第3図に示すように、切断物(フィルムの袋の切断部分など)が挟部の両側に出てしまう。挟部の両側にでた切断物(フィルムの袋の切断部分など)の内で長い方は地球の引力で挟部よりぶら下がるが、挟部の両側にでた切断物(フィルムの袋の切断部分など)の内で短い方はカレーのルー等の粘着力で切断物(フィルムの袋の切断部分など)が挟部の先の刃体に張り付いてしまう。よって、挟部の先の刃体がカレーのルー等で汚れてしまう。前記の特許文献7の鋏で刃体を汚さないようにフィルムの袋を切断するには、挟部の先の刃体を使わないで使用することが必要になる。よって、フィルムの袋の切断する時に、前記の特許文献7の鋏では、支軸から見て挟部の先の刃体が邪魔になる。
特許第3170260号公報 特開2000−5458号公報 特許第3235996号公報 特開2003−103071号公報 特開平7−111827号公報 特開平9−28188号公報 実願昭62−96381号公報
レトルトのカレーなどのレトルト食品のフィルムの袋の開封を、簡単に、衛生的に、刃体を汚さずにできる鋏。
レトルト食品のフィルムの袋の切断部分の端を鋏の挟部で挟んで掴むので、挟部を汚れにくくするため、挟部で挟んで掴める範囲で可能な限り小さく挟部を作り、挟部を汚れにくく作る。刃体を汚れにくくするには、鋏の両刃体の先端の左側または右側の側面に挟部を取り付ける。つまり、挟部は支軸から最も遠い両刃体の片側の側面に取り付ける。向かい合った挟部面は両刃体の擦り合わせ方向にほぼ直角に、両刃体の側面に少し離れて取り付ける。
鋏でフィルムの袋を切断する時、鋏の刃体から切断部分のフィルムの袋がすぐに完全に離れ、切断部分のフィルムの袋が挟部からぶら下がる。よって、刃体はフィルムの袋で汚れず、フィルムの袋は床に落ちないので床等は汚れない。よって、衛生的にレトルト食品のフィルムの袋の開封作業ができる。
発明の実施するための最良の形態
発明の実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、鋏Aにおいて、鋏Aの第一の刃体Bの擦り合わせ面と鋏Aの第二の刃体Cの擦り合わせ面とを擦り合わせが出来るように作り、鋏Aの第一の刃体Bの擦り合わせ面の反対側に第一の挟部Eを取り付け、第一の挟部Eは第一の刃体Bの側面に取り付け、第一の挟部Eは鋏Aの第一の刃体Bの先端に取り付け、つまり第一の挟部Eは鋏Aの第一の刃体Bの支軸Gから最も遠い所に取り付け、鋏Aの第二の刃体Cの擦り合わせ面に第二の挟部Fを取り付け、第二の挟部Fは第二の刃体Cの側面に取り付け、第二の挟部Fは鋏Aの第二の刃体Cの先端に取り付け、つまり第二の挟部Fは鋏Aの第二の刃体Cの支軸Gから最も遠い所に取り付け、支軸Gから第一の挟部Eまでの距離と支軸Gから第二の挟部Fまでの距離を同じにし、第一の挟部Eの面と第二の挟部Fの面を相対して向かい合わせて、鋏Aの第一の刃体Bと第二の刃体Cを完全に閉じた状態で第一の挟部Eと第二の挟部Fが完全に接する、または、鋏Aの第一の刃体Bと第二の刃体Cを完全に閉じた状態で第一の挟部Eと第二の挟部Fの間が少し透き間が開く状態にする、第一の挟部Eと第二の挟部Fは物を挟んで掴める範囲で挟部面を可能な限り小さくする、以上のことを特徴とする挟部付き鋏である。
発明の実施例を図面参照して説明する。
図1および図2において、鋏Aにおいて、鋏A全体をステンレススチールで作り、第一の刃体Bの長さと第二の刃体Cの長さは同じ長さの15cmである。L字形の第一の挟部EとL字形の第二の挟部Fをステンレススチールで作り、第一の挟部Eと第二の挟部FのL字の肉厚は3mmで挟部面の有効長さが8mmである。鋏Aの第一の刃体Bの擦り合わせ面と鋏Aの第二の刃体Cの擦り合わせ面とを擦り合わせが出来るように作る。鋏Aの第一の刃体Bの擦り合わせ面の反対側に第一の挟部Eを取り付ける。第一の挟部Eは第一の刃体Bの側面に取り付ける。第一の挟部Eは鋏Aの第一の刃体Bの先端に取り付ける。つまり、第一の挟部Eは鋏Aの第一の刃体Bの支軸Gから最も遠い所に取り付ける。第一の挟部Eは鋏Aの第一の刃体Bに直径1.5mmのネジD三本で取り付ける。鋏Aの第二の刃体Cの擦り合わせ面に第二の挟部Fを取り付ける。第二の挟部Fは第二の刃体Cの側面に取り付ける。第二の挟部Fは鋏Aの第二の刃体Cの先端に取り付ける。つまり、第二の挟部Fは鋏Aの第二の刃体Cの支軸Gから最も遠い所に取り付ける。第二の挟部Fは鋏Aの第二の刃体Cに直径1.5mmのネジD三本で取り付ける。第一の挟部Eの面と第二の挟部Fの面を相対して向かい合わせる。鋏Aの第一の刃体Bと第二の刃体Cを完全に閉じた状態で、第一の挟部Eと第二の挟部Fの間が0.1mmの透き間が開いた状態。以上のことを特徴とする挟部付き鋏である。
総務省統計局の平成12年国勢調査、平成13年10月31日官報告示では全国世帯数は約4,700万世帯である。レトルト食品のフィルムの袋の開封用の鋏として、本発明の挟部付き鋏が全国世帯数の10%が購入し、挟部付き鋏の売価を2,980円とすると、総売上は約140億円である。純利益が総売上の10%とすると、純利益金は約14億円である。また、冷凍食品の袋やレトルト食品の袋の開封用として、業務用に使用すれば、更に多くの売上が期待できる。よって、十分に産業上の利用可能性がある。
実施例の挟部付き鋏の全体図。正面図。 実施例の挟部付き鋏の挟部の拡大図。正面図、断面図側面図および裏面図。
符号の説明
A:鋏。
B:鋏Aの第一の刃体。
C:鋏Aの第二の刃体。
D:ネジ。
E:第一の挟部。
F:第二の挟部。
G:支軸。

Claims (1)

  1. 第一の刃体の擦り合わせ面と第二の刃体の擦り合わせ面を擦り合わせが出来るように作り、第一の挟部は第一の刃体の擦り合わせ面の反対側に取り付け、および第一の挟部は支軸から最も遠い第一の刃体の側面の先端に取り付け、第二の挟部は第二の刃体の擦り合わせ面に取り付け、および第二の挟部は支軸から最も遠い第二の刃体の側面の先端に取り付け、支軸から第一の挟部までの距離と支軸から第二の挟部までの距離を同じにし、第一の挟部の面と第二の挟部の面を相対して向かい合わせ、切断部分の端を鋏の挟部で挟んで掴むので、挟部で挟んで掴める範囲で可能な限り小さく挟部を作り、向かい合った挟部面は両刃体の擦り合わせ方向にほぼ直角に、両刃体の側面に少し離れて取り付け、第一の刃体と第二の刃体を完全に閉じた状態で第一の挟部と第二の挟部が完全に接する、または、第一の刃体と第二の刃体を完全に閉じた状態で第一の挟部と第二の挟部の間が少し透き間が開く状態にする、以上のことを特徴とする挟部付き鋏。
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