JP3697125B2 - Ofdm通信装置およびofdm通信方法 - Google Patents

Ofdm通信装置およびofdm通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3697125B2
JP3697125B2 JP35583599A JP35583599A JP3697125B2 JP 3697125 B2 JP3697125 B2 JP 3697125B2 JP 35583599 A JP35583599 A JP 35583599A JP 35583599 A JP35583599 A JP 35583599A JP 3697125 B2 JP3697125 B2 JP 3697125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
threshold value
signal
synchronization
ofdm communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35583599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001177496A (ja
Inventor
浩章 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP35583599A priority Critical patent/JP3697125B2/ja
Publication of JP2001177496A publication Critical patent/JP2001177496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3697125B2 publication Critical patent/JP3697125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の通信装置に関し、特に、受信信号と既知信号との相関をとることにより同期引き込みを行う通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のOFDM方式の通信装置(以下「OFDM通信装置」という。)では、一般に、送信側において同期獲得用信号を送信信号に挿入し、受信側において、上記同期獲得用信号を用いてシンボル同期獲得(すなわちFFT処理の開始タイミングの検出)を行う。現在、図10に示すように、送信側において、同期獲得用信号を挿入した送信信号を4n(n=1,2,3,…)番目のサブキャリアのみに配置し、受信側において、このサブキャリアにより伝送された信号における同期獲得用信号を用いて、シンボル同期獲得を行うことが検討されている。
【0003】
4n(n=1,2,3,…)番目のサブキャリアのみに、同期獲得用信号を含む送信信号を配置した場合のOFDM信号は、図11に示すように、送信信号を全サブキャリアに配置した場合の通常のOFDM信号に比べて、周期が1/4となる。これにより、受信側における周波数オフセットの検出範囲を4倍にすることが可能となる。
【0004】
以下、上記従来のOFDM通信装置について、OFDM信号の周期を通常のOFDM信号の周期の1/4とした場合を例にとり、図12および図13を参照して説明する。図12は、従来のOFDM通信装置において用いられるフレームフォーマットを示す模式図である。
【0005】
図12を参照するに、フレームフォーマットは、主に、AGCシンボルと同期用シンボルとパイロットシンボルとから構成される。パイロットシンボルの後には、データが挿入される。なお、ここでは、AGCシンボルとして5個のAGC用信号11〜15を用い、同期引き込み用として5個の同期用信号16〜20を用いるものとし、各AGC用信号および各同期用信号のサンプル数が16であるものとする。パイロットシンボルは、GI(ガード区間)21とC(パイロットシンボル)22とC(パイロットシンボル)23とを含む。
【0006】
図13は、従来のOFDM通信装置の構成を示すブロック図である。図13を参照するに、図12に示したフォーマットに従って通信相手により送信された信号は、図13に示すOFDM通信装置により受信される。受信された信号(受信信号)は、A/D変換器31によりディジタル信号に変換された後、FFT(Fast Fourier Transform)部32および相関器33に送られる。
【0007】
FFT部32は、後述するタイミング生成部36からのタイミング信号に基づいて、ディジタル信号に変換された受信信号に対するFFT(フーリエ変換)処理を行うことにより、各サブキャリアにより伝送された信号を取り出す。
【0008】
一方、相関器33は、既知信号と受信信号とを用いて相関値を算出する。この既知信号は、図12に示した同期用信号(B16)1個をIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理した信号である。
【0009】
絶対値検出部34は、相関器33により算出された相関値の絶対値を求める。最大値検出部35は、絶対値検出部34により求められた絶対値を用いて、相関器33により算出された相関値の絶対値が最大となるタイミングを検出する。タイミング生成部36は、最大値検出部35により検出されたタイミングに基づいて、FFT部32によるFFT処理の開始タイミングを設定し、FFT部32に対してタイミング信号を出力する。
【0010】
このように、最大値検出部35が、相関値の絶対値が最大となるタイミングを検出することにより、FFT処理を開始するためのタイミングを検出すること(すなわちシンボル同期を確立すること)が可能となる。
【0011】
次に、最大値検出部35によるタイミング検出方法について、さらに図14を参照して説明する。図14は、従来のOFDM通信装置における最大値検出部35による最大値検出手順を示すフロー図である。
【0012】
まず、工程(以下「ST」という。)11では、積算結果すなわち相関器33により算出された相関値の絶対値と、しきい値(相関結果に対するしきい値)との比較がなされる。積算結果がしきい値よりも大きい場合には、処理はST12に移行し、逆に、積算結果がしきい値以下である場合には、処理はST14に移行する。
【0013】
ST12では、ST11で用いられるしきい値が更新される。すなわち、しきい値を上回ったタイミングにおける積算結果が新たなしきい値とされる。この後、ST13においてカウンタのカウント値がリセットされた後、処理はST15に移行する。
【0014】
一方、ST14では、カウンタのカウント値がインクリメントされた後、処理がST15に移行する。ST15では、アパーチャ情報がLであるか否かの判定がなされる。ここで、アパーチャ情報とは、シンボル同期確立を行う範囲を決定する情報であり、受信信号のレベルから決定される情報である。アパーチャ情報がLであるということは、シンボル同期確立を行う時間が終了したことに相当する。
【0015】
なお、ここでは、アパーチャ情報は、シンボル同期確立を行う期間として、正しい同期タイミングの前後に同期用信号1個分を確保した範囲を設定するものとする。すなわち、正しい同期タイミングは、同期用信号20とガード区間21との境界点であり、シンボル同期確立を行う期間は、同期用信号19と同期用信号20との境界点から、同期用信号20とガード区間21との境界点をサンプル数16だけ図中右方向にずらした地点である。
【0016】
ST15において、アパーチャ情報がLでない場合には、処理はST17に移行し、アパーチャ情報がLである場合には、処理はST16に移行する。ST17では、カウンタのカウント値とカウンタ用しきい値との比較がなされる。カウント値がカウンタ用しきい値以下である場合には、処理は上述したST11に移行し、カウント値がカウンタ用しきい値より大きい場合には、処理はST16に移行する。
【0017】
ST16では、最後に積算結果がしきい値を上回ったタイミングが、シンボルタイミングとされる。このように、カウンタのカウント値(積算結果がしきい値以下である回数)がカウンタ用しきい値を上回った場合、または、アパーチャ情報により設定されたシンボル同期を行う期間が終了した場合には、最後に積算結果がしきい値を上回ったタイミングがシンボルタイミングとされて、シンボル同期が確立される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のOFDM通信装置においては、以下に述べるような問題がある。すなわち、上記従来のOFDM通信装置においては、シンボル同期確立を行った期間において、相関結果の絶対値が最も大きい時点がシンボルタイミングとして検出される。このため、アパーチャ情報により同期引き込みを行う期間が上述したように設定された場合には、図15に示すように、ある一定の大きさを有する相関ピークとして、同期用信号19と同期用信号20との境界点に相関ピーク42が生じ、同期用信号20とガード区間21との境界点に相関ピーク41が生ずる。
【0019】
正しい同期タイミングは、上述したように、同期用信号20とガード区間21との境界点であるので、相関ピーク41が最大値として検出される必要がある。ところが、相関ピーク42は相関ピーク41と略同じ大きさとなる可能性があるため、相関ピーク42が最大値として検出されることがある。この場合には、シンボルタイミングが、誤って同期用信号19と同期用信号20との境界点に設定されるため、タイミング誤差が発生することになる。この結果、受信信号に対してFFT処理を施すことにより得られる復調信号の誤り率特性が劣化することになる。
【0020】
一方、アパーチャ情報により、同期引き込みを行う期間をより長く確保するように設定した場合、すなわち、例えば、同期引き込みを開始する時点を、同期用信号16と同期用信号17との境界点に設定した場合(同期引き込み処理に5個の同期用信号を用いた場合)には、ある一定の大きさを有する相関ピークがさらに多く生ずることになるので、相関ピーク42が最大値として検出される可能性がさらに低下することになる。これにより、タイミング誤差が発生する確率がさらに高くなるので、復調信号の誤り率特性がさらに劣化しやすくなる。
【0021】
以上のように、上記従来のOFDM装置においては、タイミング誤差が発生する確率が高いために、復調信号の誤り率特性が劣化する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、タイミング誤差の発生確率を低減させることにより、復調信号の誤り率特性の劣化を防止するOFDM通信装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明のOFDM通信装置は、複数の既知信号からなる既知信号区間を有する受信信号と前記既知信号との相関値を算出する算出手段と、前記相関値における複数のピーク値の中から、前記既知信号区間において最後に発生するピーク値を検出する検出手段と、検出されたピーク値が発生するタイミングを、前記受信信号に対するFFT処理の開始タイミングとして設定する設定手段と、を具備する構成を採る。
【0024】
本発明のOFDM通信装置は、上記構成において、前記検出手段が、相関値が第1しきい値を上回る場合はその相関値により第1しきい値を更新し、相関値が更新後の第1しきい値より小さい第2しきい値を下回った後、第2しきい値より大きい第3しきい値を上回る場合は第1しきい値を初期値に戻す処理を前記既知信号区間の終端を含む区間において繰り返し、その区間が終了したときの第1しきい値を前記ピーク値として検出する構成を採る。
【0025】
これらの構成によれば、相関ピークが複数発生する場合においても、正確な同期タイミングを検出することができる。したがって、復調信号の誤り率特性の劣化を抑えることができる。
【0026】
本発明の通信端末装置は、上記いずれかのOFDM通信装置を備えた構成を採る。
【0027】
この構成によれば、復調信号の誤り率特性の劣化を防止するOFDM通信装置を備えることにより、良好な通信を実現する通信端末装置を提供することができる。
【0028】
本発明の基地局装置は、上記いずれかのOFDM通信装置を備えた構成を採る。
【0029】
この構成によれば、復調信号の誤り率特性の劣化を防止するOFDM通信装置を備えることにより、良好な通信を実現する基地局装置を提供することができる。
【0030】
本発明のOFDM通信方法は、複数の既知信号からなる既知信号区間を有する受信信号と前記既知信号との相関値における複数のピーク値のうち、前記既知信号区間において最後に発生するピーク値を検出し、この検出したピーク値が発生するタイミングで前記受信信号に対するFFT処理を開始するようにした。
【0031】
この方法によれば、相関結果において相関ピークが複数発生する場合においても、正確な同期タイミングを検出することができる。これにより、タイミング誤差の発生確率を低減させることができるので、復調信号の誤り率特性の劣化を防止することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明者は、相関値が相関ピークに到達するまでには、相関値は、相関ピークに到達後、一度小さい値となった後、さらに、大きい値となる傾向があることに着目し、相関値が、相関ピークに到達後、上記傾向に移行した場合には、その後に到達する相関ピークを正しい相関ピーク候補とする処理を繰り返すことにより、同期引き込み処理が終了した時点における相関ピーク候補が正しい相関ピークとなることを見出し本発明をするに至った。
【0034】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置により用いられる単位フレームフォーマットの一例を示す模式図である。図1を参照するに、フレームフォーマットは、主に、AGCシンボルと同期用シンボルとパイロットシンボルとから構成される。なお、ここでは、AGCシンボルとして5個のAGC用信号101〜105を用い、同期引き込み用として5個の同期用信号106〜110を用いるものとし、各AGC用信号および各同期用信号のサンプル数が16であるものとする。なお、パイロットシンボルは、GI(ガード区間)111とC(パイロットシンボル)112とC(パイロットシンボル)113とを含む。
【0035】
図2は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態においては、OFDM信号の周期を通常のOFDM信号の周期の1/4とした場合について説明するが、本発明は、OFDM信号の周期を適宜変更した場合についても適用可能なものである。
【0036】
図2を参照するに、図1に示したフォーマットに従って通信相手により送信された信号は、図2に示すOFDM通信装置により受信される。受信された信号(受信信号)は、A/D変換器201によりディジタル信号に変換された後、FFT部202および相関器203に送られる。
【0037】
FFT部202は、後述するタイミング生成部206からのタイミング信号に基づいて、ディジタル信号に変換された受信信号に対するFFT処理を行うことにより、各サブキャリアにより伝送された信号を取り出す。
【0038】
一方、相関器203は、既知信号と受信信号と用いて相関値を算出し、算出した相関値を絶対値検出部204に出力する。この既知信号は、図1に示した同期用信号(B16)1個をIFFT処理した信号である。また、相関器203は、A/D変換器201からの受信信号を用いて、受信信号の受信レベルを検出し、検出した受信レベルを後述する最大値検出部205に出力する。なお、相関器203の具体的な構成については後述する。絶対値検出部205は、相関器203により算出された相関値の絶対値を求める。
【0039】
最大値検出部205は、まず、相関器203からの受信レベルを用いて、アパーチャ情報を生成する。このアパーチャ情報は、シンボル同期確立(同期引き込み処理)を行う期間を設定するものである。なお、本実施の形態においては、アパーチャ情報により、同期引き込みを行う期間として、正しい同期タイミングの前後に同期用信号1個分を確保した範囲を設定した場合について説明する。すなわち、正しい同期タイミングは、同期用信号110とガード区間111との境界点であり、シンボル同期確立を行う期間は、同期用信号109と同期用信号110との境界点から、同期用信号110とガード区間111との境界点をサンプル数16だけ図中右方向にずらした地点である。なお、アパーチャ情報により同期引き込みを行う期間を適宜変更しても良い。
【0040】
さらに、最大値検出部205は、絶対値検出部204により求められた絶対値を用いて、上述のようにアパーチャ情報により設定された期間において、相関器203により算出された相関値の絶対値が最大となるタイミングを検出する。なお、最大値検出部205の具体的な構成については後述する。
【0041】
タイミング生成部206は、最大値検出部205により検出されたタイミングに基づいて、FFT部202によるFFT処理の開始タイミングを設定し、FFT部202に対してタイミング信号を出力する。このように、最大値検出部205が、相関値の絶対値が最大となるタイミングを検出することにより、シンボル同期を確立することが可能となる。
【0042】
次いで、相関器203の具体的な構成について、さらに図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における相関器の構成を示すブロック図である。
【0043】
図3において、A/D変換器201によりディジタル信号に変換された受信信号(以下「A/D出力信号」という。)は、遅延器301a15および乗算器302a16に出力される。
【0044】
遅延器301a15は、A/D出力信号を単位シンボルだけ遅延させる。乗算器302a16は、上述した既知信号における第16シンボルと、A/D出力信号とを乗算し、乗算結果を加算器303a15に出力する。乗算器302a15は、上述した既知信号における第15シンボルと、遅延器301a15により遅延されたA/D出力信号とを乗算し、乗算結果を加算器303a15に出力する。加算器303a15は、乗算器302a16からの乗算結果と乗算器302a15からの乗算結果とを加算する。
【0045】
同様に、遅延器301a1は、遅延器301a2により遅延されたA/D出力信号を単位シンボルだけ遅延させる。乗算器302a1は、上述した既知信号における第1シンボルと、遅延器301a1により遅延されたA/D出力信号とを乗算し、乗算結果を加算器303a1に出力する。加算器303a1は、加算器303a2と乗算器302a1からの乗算結果とを加算し、加算結果を相関出力として、図2に示した絶対値検出部204に出力する。以上が、相関器203の具体的な構成である。
【0046】
次いで、最大値検出部205の具体的な構成について、さらに図4および図5を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部205の構成を示すブロック図である。
【0047】
図4において、絶対値検出部204から送られた相関結果の絶対値すなわち積算結果は、減算器401、スイッチ404および再処理部406に送られる。減算器401は、積算結果とメモリ402に格納された第1しきい値との減算を行い、減算結果を判定部403に出力する。なお、再処理部406の具体的な構成については後述する。
【0048】
判定部403は、減算器401からの減算結果に基づいて、スイッチ404およびカウンタ405を制御する。すなわち、判定部403は、積算結果が第1しきい値より大きい場合には、積算結果をメモリ402に出力するようにスイッチ404を制御するとともに、カウント値をリセットするようにカウンタ405を制御する。逆に、判定部403は、積算結果が第1しきい値以下である場合には、積算結果をメモリ402に出力しないようにスイッチ404を制御するとともに、カウント値をインクリメントするようにスイッチ405を制御する。
【0049】
また、判定部403は、積算結果が第1しきい値より大きい場合には、後述する再処理部406に対して、積算結果が第1しきい値を超えた旨を示す信号を出力する。
【0050】
スイッチ404は、上述したような判定部403の制御により、メモリ402への積算結果の出力を実行または中断を行う。また、スイッチ404は、後述する再処理部406からリセット情報が送られた場合には、メモリ402に対してリセット情報を出力する。
【0051】
メモリ402は、第1しきい値として初期値を記憶しており、スイッチ404を介して積算結果が送られた場合には、この積算結果を新たな第1しきい値として記憶し、スイッチ404を介してリセット情報が送られた場合には、初期値を新たな第1しきい値として記憶する。このメモリ402は、記憶した第1しきい値を減算器401に出力する。
【0052】
カウンタ405は、上述したような判定部403の制御により、カウント値のリセットまたはインクリメントを行い、カウント値を減算器407に出力する。また、カウンタ405は、後述する再処理部406からリセット情報が送られた場合には、カウント値をリセットする。
【0053】
減算器407は、カウンタ405からのカウント値と、カウンタ用しきい値との減算を行い、減算結果を判定部408に出力する。判定部408は、減算器407による減算結果の判定を行い、判定結果を論理和演算部410に出力する。すなわち、判定部408は、カウンタ405のカウント値がカウンタ用しきい値を上回った場合には、論理和演算部410に対して「1」を出力し、カウンタ405のカウント値がカウンタ用しきい値以下である場合には、論理和演算部410に対して「0」を出力する。
【0054】
一方、アパーチャ生成部409は、相関器203からの受信レベルを用いて、上述したようなアパーチャ情報を生成し、生成したアパーチャ情報を論理和演算部410に対して出力する。すなわち、アパーチャ生成部409は、論理和演算部410に対して、同期引き込み期間中には「0」を出力し、同期引き込み期間が終了した場合には「1」を出力する。
【0055】
論理和演算部410は、判定部408からの判定結果とアパーチャ生成部409からのアパーチャ情報との論理和を演算し、演算結果が「1」である場合にのみ、同期確立信号を上述したタイミング生成部206に出力する。すなわち、論理和演算部410は、同期引き込み期間が終了した場合、または、積算結果が第1しきい値以下である回数がカウンタ用しきい値を上回った場合にのみ、この同期引き込み処理において、積算結果が最大となったタイミングをタイミング生成部206に出力する。
【0056】
次いで、再処理部406の具体的な構成について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部205内の再処理部406の構成を示すブロック図である。
【0057】
図5において、カウンタ507は、上述した判定部403より、積算結果が第1しきい値を超えた旨を示す信号が送られた場合にはカウント値をインクリメントし、また、後述する判定部506よりリセット情報が送られた場合にはカウント値をリセットする。このカウンタ507は、カウント値を大小比較部508に出力する。
【0058】
大小比較部508は、カウンタ507のカウント値について大小比較を行い、比較結果に基づいてスイッチ501を制御する。すなわち、大小比較部508は、カウンタ507のカウント値が1以上である場合(積算結果が第1しきい値を上回っている場合(すなわち第1しきい値が更新された場合))には、スイッチ501を閉じるように制御し、逆に、カウンタ507のカウント値が1未満である場合(積算結果が第1しきい値以下である場合(すなわち第1しきい値が更新されない場合))には、スイッチ501を開くように制御する。
【0059】
スイッチ501は、初期状態においては、開いた状態にある。このスイッチ501は、大小比較部508の制御により、相関結果の絶対値(積算結果)の減算器502およびスイッチ504に対する出力を実行する。減算器502は、積算結果と第2しきい値との減算を行い、減算結果を判定部503に出力する。なお、第2しきい値については後述する。
【0060】
判定部503は、減算器502による減算結果に基づいて、スイッチ504を制御する。すなわち、判定部503は、一度積算結果が第2しきい値より小さくなった場合には、スイッチ504を閉じるように制御する。
【0061】
スイッチ504には、スイッチ501を介して積算結果が入力される。このスイッチ504は、初期状態においては、開いた状態にある。このスイッチ504は、判定部503の制御により、積算結果の減算器505に対する出力を実行する。
【0062】
減算器505は、スイッチ504を介して送られた積算結果と第3しきい値との減算を行い、減算結果を判定部506に出力する。なお、第3しきい値については後述する。
【0063】
判定部506は、減算器505の減算結果に基づいてリセット情報の出力を実行する。すなわち、判定部506は、積算結果が第3しきい値を上回った場合には、リセット情報をカウンタ405、スイッチ404、カウンタ507に対して出力する。また、判定部506によりリセット情報が出力されると、スイッチ501およびスイッチ504は初期状態に戻される。
【0064】
ここで、積算結果が第3しきい値を上回った状態(すなわち、リセット情報が出力された状態)とは、積算結果が、第1しきい値を上回った後、第2しきい値を下回り、第3しきい値を上回った状態に相当する。
【0065】
次いで、最大値検出部205によるタイミング検出方法について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部205による最大値検出手順を示すフロー図である。
【0066】
図7を参照するに、まず、ST701では、積算結果すなわち相関器203により算出された相関値の絶対値と、第1しきい値との比較がなされる。積算結果が第1しきい値よりも大きい場合には、処理はST702に移行し、逆に、積算結果が第1しきい値以下である場合には、処理はST704に移行する。
【0067】
ST702では、ST701で用いられる第1しきい値が更新される。すなわち、第1しきい値を上回ったタイミングにおける積算結果が新たな第1しきい値とされる。この後、ST703においてカウンタ405のカウント値がリセットされた後、処理はST705に移行する。
【0068】
一方、ST704では、カウンタ405のカウント値がインクリメントされた後、処理がST705に移行する。
【0069】
ST705では、アパーチャ情報がLであるか否かの判定がなされる。アパーチャ情報がLであるということは、シンボル同期確立を行う時間が終了したことに相当する。
【0070】
ST705において、アパーチャ情報がLでない場合には、処理はST707に移行し、アパーチャ情報がLである場合には、処理はST706に移行する。ST707では、第1しきい値が更新されたか否かの判定がなされる。第1しきい値が更新された場合、すなわち、積算結果が第1しきい値を上回った場合には、処理はST708に移行し、第1しきい値が更新されていない場合、すなわち、積算結果が第1しきい値以下である場合には、処理は上述したST701に戻る。
【0071】
ST708では、最大値検出部205内の再処理部406により再処理がなされる。なお、再処理部406による再処理の手順については後述する。再処理部406による再処理後、処理はST709に移行する。
【0072】
ST709では、カウンタ405のカウント値とカウンタ用しきい値との比較がなされる。カウント値がしきい値以下である場合には、処理は上述したST701に戻り、カウント値がしきい値より大きい場合には、処理はST706に移行する。
【0073】
ST706では、最後に積算結果が第1しきい値を上回ったタイミングが、シンボルタイミングとされる。このように、カウンタ405のカウント値(積算結果が第1しきい値以下である回数)がカウンタ用しきい値を上回った場合、または、アパーチャ情報により設定されたシンボル同期を行う期間が終了した場合には、最後に積算結果が第1しきい値を上回ったタイミングがシンボルタイミングとされて、シンボル同期が確立される。
【0074】
次いで、再処理部406による再処理の手順について、図6および図8を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における積算結果の推移の一例を示す模式図である。図8は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部205内の再処理部406による再処理手順を示すフロー図である。
【0075】
図6を参照するに、相関特性は次のような傾向を有することが明らかである。すなわち、積算結果は、同期用信号109と同期用信号110との境界点において相関ピーク602が生じた後には、一度小さな値となり、その後再度大きな値となる。この後、正しい同期タイミングである同期用信号110とガード区間111との境界点において、相関ピーク601が生ずる。従来では、同期タイミングとして、誤って相関ピーク602が生じたタイミングが検出される可能性がある。
【0076】
そこで、本実施の形態では、積算結果が、第1しきい値を上回った後、第2しきい値を下回り、さらに第3しきい値を上回った後には、正しい相関ピークが現れることに着目する。すなわち、積算結果が上記のように推移した場合には、それまでに更新されてきた第1しきい値を初期値にリセットする。これにより、正しい相関ピーク601の大きさが第1しきい値とされるので、相関ピーク601の発生した時点が正しい同期タイミングとして検出することができる。
【0077】
第2しきい値および第3しきい値は、様々な条件に応じて適宜変更することが可能なものであるが、図6から明らかなように、第3しきい値>第2しきい値となるように設定されることは言うまでもない。
【0078】
以上のような処理を実現するための手順は、図8に示すフロー図により表現できる。まず、ST801では、積算結果と第2しきい値との比較がなされる。積算結果が第2しきい値より小さい場合には、処理はST802に移行する。逆に、積算結果が第2しきい値以上である場合には、処理はST803に移行する。
【0079】
ST802では、フラグ1が「H」に設定された後、処理はST804に移行する。ST803では、フラグ1が「L」に設定された後、処理はST804に移行する。
【0080】
ST804では、フラグ1が「H」であるか「L」であるかの判定がなされる。フラグ1が「H」である場合、すなわち、積算結果が第2しきい値より小さくなったことがある場合には、処理はST805に移行する。逆に、フラグ1が「L」である場合、すなわち、積算結果が第2しきい値より小さくなったことがない場合には、再処理は終了する。
【0081】
ST805では、積算結果と第3しきい値との比較がなされる。すなわち、積算結果が第3しきい値より大きい場合には、処理はST806に移行し、逆に、積算結果が第3しきい値以下である場合には、処理は終了する。
【0082】
ST806では、カウンタ(カウンタ405(図4)およびカウンタ507(図5))のリセットがなされ、第1しきい値が初期値に戻され、さらに、上述したように、スイッチ501およびスイッチ504(図5)は、初期状態に戻される。この後、再処理は終了する。
【0083】
再処理終了後は、以後の処理は、上述したST709(図7参照)に移行する。
以上のような最大値検出部205の最大値検出手順によれば、第1しきい値は次に述べるように推移する。図6を参照するに、積算結果が相関ピーク602に達した状態では、第1しきい値は相関ピーク602の大きさに設定される。この状態では、第1しきい値が更新された状態であるので、再処理が実行される。
【0084】
再処理が実行され続ける一方で、積算結果は、第2しきい値を下回った後、第3しきい値を上回る。積算結果が第3しきい値を上回った状態で、再処理により第1しきい値は初期値に戻される。これにより、相関ピーク602が発生したタイミングが誤って正しいタイミングとして検出されることがなくなる。
【0085】
この後、積算結果が大きくなる度に第1しきい値は更新されるので、相関ピーク601の大きさが最終的な第1しきい値となる。これにより、相関ピーク601が発生したタイミングが正しいシンボルタイミングとして検出される。したがって、タイミング誤差が発生する確率が低くなるので、復調信号の誤り率特性が劣化する可能性が低くなる。
【0086】
次いで、本実施の形態における復調信号の誤り率特性について、図9を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における誤り率特性の計算機シミュレーション結果の一例を示す図である。図9において、復調信号の雑音電力密度(図中「NO」)と復調信号の1ビット当りの平均符号エネルギー(図中「Eb」)との比、に対する復調信号のPER(パケット誤り率)が、本実施の形態にかかるOFDM通信装置(提案方式)および従来方式のOFDM通信装置のそれぞれについて示されている。
【0087】
なお、計算機シミュレーションの条件は、下記の通りである。
パケットサイズ:54byte,変調方式:16QAM,復調方式:同期検波,最大ドップラー周波数:50Hz,伝搬モデル:18波レイリーフェージングモデル,遅延分散:150ns,誤り訂正:ビタビ復号(符号化率:9/16,拘束長:7)
図9から明らかなように、本実施の形態にかかるOFDM通信装置におけるパケット誤り率は、従来方式と比較すると、1桁以上改善されている。
【0088】
このように、本実施の形態にかかるOFDM通信装置によれば、相関結果の最大値を検出する際には、第1しきい値が更新された状態において相関結果が第2しきい値を下回った後第3しきい値を上回ったときには、第1しきい値を初期値に戻している。これにより、大きな相関ピークが複数発生した場合においても、正しい同期タイミングに発生する相関ピークを最大値として検出することができるので、タイミング誤差が発生する確率を低減させることができる。したがって、復調信号の誤り率特性の劣化を抑えることができる。
【0089】
なお、本実施の形態においては、同期引き込みを行う期間として、正しい同期タイミングの前後に同期用信号1個分を確保した範囲を設定した場合について説明したが、本発明は、同期引き込みを行う期間をさらに広く設定した場合についても適用可能なものである。例えば、図6を参照するに、同期引き込みを開始する時点を、同期用信号105と同期用信号106との境界点に設定した場合(同期引き込み処理に5個の同期用信号を用いた場合)においては、ある一定の大きさを有する相関ピークは、相関ピーク601を含めて5個発生するが、最終的な第1しきい値は、相関ピーク601の大きさに設定される。
【0090】
また、本実施の形態においては、同期用シンボルにおける同期用信号の数を5と設定した場合について説明したが、本発明は、同期用シンボルにおける同期用信号の数を2つ以上に設定するという条件を満たす限り、同期用信号の数を適宜増減させた場合についても適用可能なものである。
【0091】
上記実施の形態において説明したOFDM通信装置は、ディジタル移動体通信システムにおける通信端末装置や基地局装置に搭載可能なものである。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、相関結果に対するしきい値(第1しきい値)が更新された後、相関結果が、第2しきい値を下回った後、第3しきい値を上回った場合には、第1しきい値を初期値に戻す処理を繰り返し、同期引き込み処理が終了した時点における第1しきい値を、最大値として検出するようにしたので、タイミング誤差の発生確率を低減させることにより、復調信号の誤り率特性の劣化を防止するOFDM通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置により用いられる単位フレームフォーマットの一例を示す模式図
【図2】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における相関器の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部内の再処理部の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における積算結果の推移の一例を示す模式図
【図7】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部による最大値検出手順を示すフロー図
【図8】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における最大値検出部内の再処理部による再処理手順を示すフロー図
【図9】本発明の実施の形態にかかるOFDM通信装置における誤り率特性の計算機シミュレーション結果の一例を示す図
【図10】従来のOFDM通信装置におけるサブキャリアの配置の様子を示す模式図
【図11】従来のOFDM通信装置におけるOFDMシンボルの周期を示す模式図
【図12】従来のOFDM通信装置におけるフレームフォーマットを示す模式図
【図13】従来のOFDM通信装置の構成を示すブロック図
【図14】従来のOFDM通信装置における最大値検出部による最大値検出手順を示すフロー図
【図15】従来のOFDM通信装置における積算結果の推移を示す模式図
【符号の説明】
106〜110 同期用信号
203 相関器
204 絶対値検出部
205 最大値検出部
206 タイミング生成部
202 FFT部
401,407,502,505 減算器
402 メモリ
403,408,503,506 判定部
404,501,504 スイッチ
405,507 カウンタ
406 再処理部
409 アパーチャ生成部
410 論理和演算部
508 大小比較部

Claims (5)

  1. 複数の既知信号からなる既知信号区間を有する受信信号と前記既知信号との相関値を算出する算出手段と、
    前記相関値における複数のピーク値の中から、前記既知信号区間において最後に発生するピーク値を検出する検出手段と、
    検出されたピーク値が発生するタイミングを、前記受信信号に対するFFT処理の開始タイミングとして設定する設定手段と、
    を具備することを特徴とするOFDM通信装置。
  2. 前記検出手段は、相関値が第1しきい値を上回る場合はその相関値により第1しきい値を更新し、相関値が更新後の第1しきい値より小さい第2しきい値を下回った後、第2しきい値より大きい第3しきい値を上回る場合は第1しきい値を初期値に戻す処理を前記既知信号区間の終端を含む区間において繰り返し、その区間が終了したときの第1しきい値を前記ピーク値として検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のOFDM通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のOFDM通信装置を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のOFDM通信装置を備えたことを特徴とする基地局装置。
  5. 複数の既知信号からなる既知信号区間を有する受信信号と前記既知信号との相関値における複数のピーク値のうち、前記既知信号区間において最後に発生するピーク値を検出し、この検出したピーク値が発生するタイミングで前記受信信号に対するFFT処理を開始する、
    ことを特徴とするOFDM通信方法。
JP35583599A 1999-12-15 1999-12-15 Ofdm通信装置およびofdm通信方法 Expired - Fee Related JP3697125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35583599A JP3697125B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 Ofdm通信装置およびofdm通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35583599A JP3697125B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 Ofdm通信装置およびofdm通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001177496A JP2001177496A (ja) 2001-06-29
JP3697125B2 true JP3697125B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=18445987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35583599A Expired - Fee Related JP3697125B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 Ofdm通信装置およびofdm通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3697125B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173764A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチキャリア信号復調回路およびマルチキャリア信号復調方法
CN101433003B (zh) 2006-04-26 2012-03-21 松下电器产业株式会社 信号检测装置及信号检测方法
CN102823211A (zh) * 2010-03-29 2012-12-12 株式会社村田制作所 无线通讯系统中整数载波频率偏移估计的方法及装置
WO2011120212A1 (en) * 2010-03-29 2011-10-06 Murata Manufacturing Co., Ltd Method and apparatus for accurate time synchronization in wireless communication system
JP5642627B2 (ja) * 2011-05-27 2014-12-17 京セラ株式会社 無線通信装置および参照信号の決定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001177496A (ja) 2001-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4000057B2 (ja) Ofdm通信装置
JP4934727B2 (ja) パイロット信号またはプリアンブル信号におけるzadoff−chu系列の使用制限を提供する装置、方法、およびコンピュータプログラム
JP4208873B2 (ja) フレーム開始推定装置及び方法
JP5477480B2 (ja) 無線通信システムにおける正確な時間同期用の方法および装置
US8625684B2 (en) Apparatus and method for estimating symbol timing offset in a wireless communication system
JP4915476B2 (ja) 周波数偏差推定装置および方法
JP2010016913A (ja) 送信装置及び送信方法、並びに遅延時間算出装置及び遅延時間算出方法
JPWO2011059068A1 (ja) 周波数オフセット推定方法と通信装置及び無線通信システム並びにプログラム
JP3697125B2 (ja) Ofdm通信装置およびofdm通信方法
WO2017059719A1 (zh) 传输数据的方法和设备
JP4272309B2 (ja) Ofdm通信装置
JP3581358B2 (ja) ガード区間設定方法および移動体ofdm通信装置
KR101421305B1 (ko) 소수 배 주파수 동기 방법 및 이를 이용한 수신기
CN112398771A (zh) 调频调制恒包络ofdm通信系统的信号传输方法、系统及设备
US7257175B2 (en) Method and apparatus for periodic signal detection in OFDM/DMT systems
JPWO2003032543A1 (ja) Ofdm用自動周波数制御装置及びその方法
JP3678972B2 (ja) 受信装置
KR20070081867A (ko) 직교 주파수 분할 다중 시스템의 주파수 옵셋 추정 장치 및방법
JP3581324B2 (ja) Ofdm通信装置
JP4414993B2 (ja) Ofdm送信装置およびofdm送信方法
JP5023091B2 (ja) Ofdm送信装置、ofdm受信装置およびofdm送信方法
JP4503796B2 (ja) 同期信号生成方法、受信装置、および記録媒体
Tamagno OFDM Frame and Frequency Synchronization in IEEE 802.15. 4g: Algorithms and Hardware Implementation
JP5967853B2 (ja) 受信装置および遅延プロファイル生成方法
KR101073814B1 (ko) Nmc 방법을 이용하는 모드 검출기, 그 모드 검출기를 포함한 ofdm 수신 장치 및 nmc 방법을 이용한 가드 모드 검출 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees