JP3695326B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁継電器に関し、とくに電磁継電器の端子取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平7−235248号公報は、従来の代表的な、左右の端子取付け部を有する両切りのプランジャ型電磁継電器の構造を開示している。
上記従来の両切りのプランジャ型電磁継電器では、端子取付け部の組付けに手間がかかるので、図5に示す端子取付け部の組付け構造の採用が検討された。図5の端子ボルトの組み付け構造は、接点室カバー1にナット2を埋め込み固定しておき、そこにコンタクト3とケーブル側端子4を置いて、ボルト5をナット2にねじ込み、ボルト頭部とナットでコンタクト3とケーブル側端子4を挟み込んで固定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図5の構造では、ボルトが接点室カバーに底付きしてしまい、ナットとケーブル側端子を十分な力で挟持できず、接触部の締結に安定性のばらつきをなくすため確認が必要であった。
本発明の目的は、端子取付け部の組付け性を向上させた、かつ端子取付け部での接触不良が生じない電磁継電器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 左右の端子取付け部を有する両切りのプランジャ型電磁継電器において、断面コ字型のコンタクトに孔を設け、接点室カバーの上面に、左右の端子取付け部を結ぶ方向である接点室カバーの左右方向に接点室カバーの左右方向端部から端子ボルトの位置まで伸長し一端が開放する、溝を設け、端子ボルトの頭部をコンタクトのコ字の内側に置いてコンタクトの孔に端子ボルトを挿通させたまま、端子ボルトの頭部を接点室カバーの溝に溝伸長方向に溝一端の開放端から溝奥までスライドさせ係合させるとともに、コンタクトを接点室カバーに溝伸長方向にスライドさせ装着した電磁継電器。
(2) 前記左右の端子取付け部は共通構造を有する(1)記載の電磁継電器。
【0005】
上記(1)の電磁継電器では、コンタクトの孔に端子ボルトを挿通させたまま、端子ボルトの頭部を接点室カバーの溝にスライドさせ係合させてあるので、端子ボルトにケーブル側端子を嵌めてナットを端子ボルトにねじ込むだけで端子取付け部を組み付けることができ、端子取付け部の組付け性が向上され、かつ、ナットを端子ボルトにしめ込んでもボルトの底付きがなく、十分にしめ込むことができ、端子取付け部での接触不良はない。
上記(2)の電磁継電器では、左右の端子取付け部は共通構造を有するので、別構造を有する場合に比べてコストダウンをはかることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の電磁継電器の実施例を図1〜図4を参照して、説明する。
まず、本発明実施例の電磁継電器10の一般的構造とその作用を説明する。
本発明実施例の電磁継電器10は、コイルアッセンブリ30上に接点室アッセンブリ11を組付けたものからなる。この電磁継電器10は両切りのプランジャ型電磁継電器からなる。この電磁継電器10は、たとえばハイブリッド自動車のバッテリーとインバータとを接続する回路に設けられるが、使用先はそれに限るものではない。
【0007】
接点室アッセンブリ11は、コイルアッセンブリ30上に配置されるパッキン12と、パッキン12の上に配置される樹脂製のポール13と、上壁と四側の側壁を有しポール13上に配置され樹脂製のポール13と協同して内部に接点室15を形成する樹脂製の接点室カバー14と、接点室15に固定して配置される固定接点16と、固定接点16に対して上下動して電気の接続をオンオフする可動接点17と、可動接点17を支持しコイルアッセンブリ30のプランジャによって上下動され導電性材からなる可動接点支持体18と、可動接点支持体18を常時下方に付勢するスプリング19と、上下両脚と上下両脚を連結する連結部とからなるコ字状断面を有しコ字の上下両脚で接点室カバー14を上下から挟み連結部は接点室カバー14の外側で上下方向に延び下の脚が接点室15内に入って固定接点16と接続する導電性材からなるコンタクト20と、コンタクト20の上の脚と接触して上方に延びる導電性材からなる端子ボルト21と、を有する。
【0008】
固定接点16および可動接点17は、それぞれ、左右一対設けられており、両切りの電磁継電器を構成している。コンタクト20、端子ボルト21も、左右一対設けられている。固定接点16と可動接点17端子が接触した時には、高電圧電流(たとえば、250V)が一方の端子ボルト21から一方のコンタクト20を介して一方の固定接点16に流れ、一方の固定接点16から一方の可動接点17に流れ、一方の可動接点17から可動接点支持体18を通って他方の可動接点17に流れ、他方の可動接点17から他方の固定接点16に流れ、他方の固定接点16から他方のコンタクト20を介して他方の端子ボルト21に流れる。
また、固定接点16と可動接点17端子が接触が切れた時には、左右の接点が両切りされ、一対の端子ボルト21間の電流が遮断される。
【0009】
コイルアッセンブリ30は、底付き円筒形状のヨーク31と、ヨーク31内に設置されるボビン32と、ボビン32の外周に巻かれたコイル33と、ボビン32の内周に配置された固定コア34と、固定コア34の上方に上下動可能に配置されたプランジャ35と、プランジャ35の上下動を可動接点支持体18に伝えるプランジャロッド36と、コイル通電時にヨーク31、固定コア34、プランジャ35と協同して磁気回路を形成するプレート37と、固定コア34とプランジャ35との間に配置されてプランジャ35を常時上方に付勢するリターンスプリング38と、コイル33に低電圧直流電流(たとえば、12V)を流す低電圧端子39と、を有する。これによって、プランジャ型の電磁継電器を構成している。
【0010】
コイル33に低電圧直流電流が流れると、ヨーク31、プレート37、固定コア34、プランジャ35に磁気回路が形成されて、リターンスプリング38の圧縮を伴って、プランジャ35が固定コア34に磁気的に吸着され、可動接点支持体18が下方に移動して可動接点17が固定接点16に当たり、端子ボルト21間に高電圧電流が流れる。
コイル33の低電圧直流電流が切られると、磁気回路が消え、リターンスプリング38の付勢によって可動接点支持体18が上方に移動し、可動接点17が固定接点16から離れ、端子ボルト21間の高電圧電流が遮断される。
【0011】
つぎに、本発明に特有な高電圧側の端子取付け構造とその作用を説明する。
上記の、左右の端子取付け部を有する両切りのプランジャ型電磁継電器において、断面コ字型のコンタクト22のコ字の上脚に該上脚を貫通する孔50を設けておく。また、接点室カバー14の上面に、接点室カバー14の左右方向(一対の端子ボルト21を結ぶ方向)端部から端子ボルト21の位置まで延びる溝51を設けておく。溝51の深さは端子ボルト21のボルト頭部の厚さ以上であり、溝51の幅はボルト頭部の対向2辺をスライド可能に受け入れる幅とされている。溝51は接点室カバー14の左右方向端において開放しており、それと反対側端(溝奥端)においてボルト頭部の六角形状に係合する形状52(正六角形の隣接2辺)となっている。
【0012】
端子ボルト21の頭部をコンタクト20のコ字の内側に置いてコンタクト20の孔50に端子ボルト21の軸部を挿通させたまま、端子ボルト21の頭部を接点室カバー14の溝51にスライドさせて奥まで入れボルト頭部を溝51の奥に係合させるとともに、コンタクト20を接点室カバー14にスライドさせ接点室カバー14に装着する。
ケーブル側端子は端子ボルト21に嵌められ、ナットを端子ボルト21にねじ込むことにより、端子ボルト21に締結される。端子ボルト21の頭部が溝51の両側面および奥の六角の2辺形状に係合しているので、まわり止めされており、ナット締め込み時に端子ボルト21が回ることはない。
【0013】
装着状態では、端子ボルト21の頭部は溝51内にあり、端子ボルト21の軸部はコンタクト20の孔50を挿通して上方に延びている。
また、コンタクト20は、コ字の両脚で接点室カバー14を上下から挟んでいる。コ字の上脚の下面は接点室カバー14の上面に接触しており、コ字の両脚を連結する部分は接点室カバー14の側壁の外側で上下方向に延びており、コ字の下脚は接点室カバー14の側壁の下端で接点室側に折れ曲がって接点室15内に延びている。コンタクト20は、接点室カバー14に装着された状態において、コ字の上脚、下脚は、左右方向(一対の端子ボルトを結ぶ方向)と直交する方向に延びている。また、左右一対のコンタクト20は、図3に示すように、一対の端子ボルトの中間点を対称の中心として点対称になるように配置されている。
また、左右の端子取付け部は、共通構造を有する。左右のコンタクト20、端子ボルト21は、同じ構造のものを用いることができる。
【0014】
作用については、コンタクト20の孔50に端子ボルト21を挿通させたまま、端子ボルト21の頭部を接点室カバー14の溝51にスライドさせ係合させてあるので、端子ボルト21にケーブル側端子を嵌めてナットを端子ボルトにねじ込むだけで端子取付け部を容易に組み付けることができ、端子取付け部の組付け性が向上される。また、ナットを端子ボルト21にしめ込んでも、図5のような端子ボルト21の接点室カバー14への底付きがなく、ナットを十分にしめ込むことができ、端子取付け部での接触不良はない。
また、左右の端子取付け部は共通構造を有するので、2種類のものを用意する必要がなく、1種類のものを左右に用いることができるため、別構造を有する場合に比べてコストダウンをはかることができる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の電磁継電器によれば、コンタクトの孔に端子ボルトを挿通させたまま、端子ボルトの頭部を接点室カバーの溝にスライドさせ係合させてあるので、端子ボルトにケーブル側端子を嵌めてナットを端子ボルトにねじ込むだけで端子取付け部を組み付けることができ、端子取付け部の組付け性が向上され、かつ、ナットを端子ボルトにしめ込んでもボルトの底付きがなく、十分にしめ込むことができ、端子取付け部での接触不良はない。
請求項2の電磁継電器によれば、左右の端子取付け部は共通構造を有するので、別構造を有する場合に比べてコストダウンをはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電磁継電器の半断面図(図3のA−A線断面図)である。
【図2】本発明実施例の電磁継電器の半側面図である。
【図3】本発明実施例の電磁継電器の平面図である。
【図4】本発明実施例の電磁継電器のコンタクトの斜視図である。
【図5】電磁継電器の検討用の(本発明には含まず)端子取付け部の組付け構造の断面図である。
【符号の説明】
10 電磁継電器
11 接点室アッセンブリ
12 パッキン
13 ポール
14 接点室カバー
15 接点室
16 固定接点
17 可動接点
18 可動接点支持体
19 スプリング
20 コンタクト
21 端子ボルト
30 コイルアッセンブリ
31 ヨーク
32 ボビン
33 コイル
34 固定コア
35 プランジャ
36 プランジャロッド
37 プレート
38 リターンスプリング
39 低電圧端子
50 孔
51 溝

Claims (2)

  1. 左右の端子取付け部を有する両切りのプランジャ型電磁継電器において、断面コ字型のコンタクトに孔を設け、接点室カバーの上面に、左右の端子取付け部を結ぶ方向である接点室カバーの左右方向に接点室カバーの左右方向端部から端子ボルトの位置まで伸長し一端が開放する、溝を設け、端子ボルトの頭部をコンタクトのコ字の内側に置いてコンタクトの孔に端子ボルトを挿通させたまま、端子ボルトの頭部を接点室カバーの溝に溝伸長方向に溝一端の開放端から溝奥までスライドさせ係合させるとともに、コンタクトを接点室カバーに溝伸長方向にスライドさせ装着した電磁継電器。
  2. 前記左右の端子取付け部は共通構造を有する請求項1記載の電磁継電器。
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