JP3693770B2 - 配管ユニット及びパイプスペースへの配管ユニット組付方法 - Google Patents

配管ユニット及びパイプスペースへの配管ユニット組付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅等の建物のパイプスペースに縦設される給水管・ガス管・消火管等の竪配管に接続する配管ユニットと、その配管ユニットのパイプスペースに対する組付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅においては、給水・ガス等の各種配管用のパイプシャフトを形成して、そのパイプシャフトに給水・ガスの竪配管や電線及び電話線等を縦設し、各住戸毎に側方へ開口して設けられるパイプスペースに、前記竪配管に接続する給水配管及びガス配管、分岐バルブ、ガスコック、減圧バルブ、水道メーター、ガスメーター、各住戸への二次側バルブ、給湯器、積算電力計、電灯・電話・テレビアンテナ幹線などの配管及び配線を集中して設置している。
そして、各住戸内に、二次側の給水配管、ガス配管、電灯・電話・テレビアンテナ配線などを取り入れており、従来の施工においては、作業現場で、配管・配線材料を切断・加工して、その組立を行っていた。
【0003】
さらに、パイプスペースは、スペースが狭くて通常は三方が壁で囲まれているため、作業能率が大変悪く、配管・配線の接続作業に多大な労力を要するものとなっており、また、スペースが狭いことから、水道、ガス、電気の各工事が一時期に作業できず、各々の工事の手待ちが発生し、特に、完成間際の突貫工事が発生しやすいものとなっていた。
なお、集合住宅の平面形態は多種多様であり、パイプシャフトの大きさも規格等により一律に決まっているわけではなく多様であり、パイプシャフト内の配管も多様で、各種の建物で共通部材が必ずしも使用できるものではないため、作業能率が悪く、工事費の増大を招いていた。
【0004】
また、パイプスペースにおける配管・配線の接続作業において、従来は、躯体工事完了後から点検扉を取り付けるなどの仕上げ工事までの間に作業を行う必要があり、建築工事の工程に影響を受けるものとなっていた。
そして、建物の竣工後、経年によるパイプシャフト内の給水・ガスの竪配管の更新(新品との交換)に際しては、各パイプスペースで分岐以降の配管、バルブ類などを取り外してから、パイプシャフト内から竪配管を搬出する煩雑な作業が必要となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
次に、以上のような従来の技術による問題点を列挙する。
▲1▼集合住宅のパイプシャフト内の給水・ガス竪配管からの分岐配管、分岐バルブ、ガスコック、減圧バルブ、水道メーター、ガスメーター、二次側バルブ、給湯器、積算電力計及びその他の必要機器などの加工、組立及び取付に要する煩雑な作業並びに多大な労力を要していた。
▲2▼パイプスペースが狭いことに起因する水道、ガス、電気工事の手待ちなど作業能率が悪かった。
【0006】
▲3▼集合住宅の多種多様な平面形態に対応したパイプシャフトのバリエーション及びそのパイプシャフト内配管の多様なレイアウトに伴って、各種の建物で共通部材が使用できない作業能率の悪さ及び工事費が増大していた。
▲4▼パイプスペースにおける配管・配線の接続作業は、躯体工事完了後から点検扉を取り付けるなどの仕上げ工事までの間に行う必要があるため、建築工事の工程に影響を受けていた。
▲5▼建物の竣工後、経年によるパイプシャフト内の給水・ガスの竪配管の更新に伴う工事作業量の多さ、工事期間の長期化に伴う住人の不便さ、更新工事に多大な費用を要していた。
【0007】
そこで、本出願人は、建物のパイプスペースに対しユニットとして配管類等を格納・引出し自在とすることにより、施工品質の向上、作業の簡素化並びに労力の軽減、作業能率の向上、施工工事費の節減が図れると共に、竣工後における給水・ガス竪配管の更新やメンテナンスの際の工事期間の短縮、住人の不便さの解消及び更新工事費の節減が図れるようにした配管ユニットと、このような配管ユニットのパイプスペースへの組付方法を、特願平7−251390号にて提案している。
即ち、特願平7−251390号に係る発明は、
建物のパイプスペースに縦設される給水・ガスの竪配管に対し取り付け・取り外しが自在で、かつ、前記建物の住戸内に至る二次側配管に対し取り付け・取り外しが自在な給水配管及びガス配管と、
水道メーター、ガスメーター及び給湯器とを、
前記パイプスペースに対し床面上で格納・引出しが自在なユニットフレームに組み付けてなる構成、
の配管ユニットと、
さらに、積算電力計及びその他の必要機器を、前記ユニットフレームに組み付けた構成と、
また、前記給水・ガスの竪配管が縦設される前記パイプスペースを有する建物に、前記配管ユニットを格納可能とする開口部を床面から形成し、
この開口部より前記パイプスペースに対し前記配管ユニットを前記床面上から格納・引出し自在に組み付けるようにした、
パイプスペースへの配管ユニット組付方法である。
【0008】
そこで、本発明の目的は、前記特願平7−251390号における提案と同様、建物のパイプスペースに対しユニットとして配管類等を取り付け・取り外しが自在とすることにより、施工品質の向上、作業の簡素化並びに労力の軽減、作業能率の向上、施工工事費の節減が図れると共に、竣工後における給水・ガス竪配管の更新やメンテナンスの際の工事期間の短縮、住人の不便さの解消及び更新工事費の節減が図れるようにすることに加えて、パイプスペースの開口部に据え付けられる点検扉サッシにユニットフレームを固定することにより、パイプスペースの開口部でユニットフレームを容易に取り付け・取り外しできるようにした配管ユニットを提供することにある。
そして、本発明は、このような配管ユニットのパイプスペースへの取付方法を提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく請求項1記載の発明は、
建物のパイプスペースに縦設される給水・ガスの竪配管に対し取り付け・取り外しが自在で、かつ、前記建物の住戸内に至る二次側配管に対し取り付け・取り外しが自在な給水配管およびガス配管と、
水道メーター、ガスメーターおよび給湯器とを、
ユニットフレームに組み付けてなる配管ユニットであって、
前記パイプスペースに前記配管ユニットを格納可能とする開口部の周囲に固定され、開閉可能な点検扉が備えられる点検扉サッシに対して、前記ユニットフレームを取り付け・取り外しが自在に組み付けてなる構成、
を特徴としている。
なお、開口部は、床面や任意の高さ位置から形成されるものである。
【0010】
このように、給水・ガス竪配管と二次側配管とに対しそれぞれ取り付け・取り外し自在な給水配管及びガス配管と、水道メーター、ガスメーター及び給湯器とを、ユニットフレームに組み付けた配管ユニットなので、パイプスペースに対し配管類をユニットとして取り付けたり、取り外したりできる。
また、ユニットの加工・組立は作業環境の良い工場で行うので、従って、パイプスペースでの配管類の施工品質を向上でき、作業の簡素化並びに労力を軽減でき、作業能率も向上でき、施工工事費を節減できる。
さらに、給水・ガス竪配管の更新やメンテナンスの際の工事期間を短縮して、住人の不便さを解消すると共に、更新工事費も節減できる。
しかも、請求項1記載の発明によれば、パイプスペースの開口部に据え付けられる点検扉サッシにユニットフレームを固定するので、パイプスペース開口部に対する作業でユニットフレームを容易に取り付け・取り外しできる。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載の配管ユニットであって、
前記ユニットフレームには、さらに、積算電力計及びその他の必要機器が組み付けられる構成、
を特徴としている。
【0012】
このように、請求項1記載のユニットフレームが積算電力計及びその他の必要機器も組み付けられる配管ユニットなので、パイプスペースに対し配管類に加えて積算電力計及びその他の必要機器もユニットとして取り付けたり、取り外したりできる。
従って、施工効率をさらに向上できる。
【0013】
そして、請求項3記載の発明は、
パイプスペースへの配管ユニット組付方法であって、
給水・ガスの竪配管が縦設されるパイプスペースを有する建物に、請求項1または2記載の前記配管ユニットを格納可能とする開口部を形成し、
この開口部の周囲に、開閉可能な点検扉が備えられる点検扉サッシを固定し、この点検扉サッシに対し請求項1または2記載の前記ユニットフレームを取り付け・取り外しが自在に固定することより、
前記パイプスペースに前記配管ユニットを組み付けるようにしたこと、
を特徴としている。
【0014】
このように、請求項1または2記載の配管ユニットを、開口部よりパイプスペースに組み付けるようにしたので、パイプスペースに対し配管ユニットを容易に取り付けたり、取り外したりできる。
しかも、請求項3記載の発明によれば、パイプスペースの開口部に据え付けられる点検扉サッシにユニットフレームを固定するので、パイプスペース開口部に対する作業でユニットフレームを容易に取り付け・取り外しできる。
【0015】
さらに、請求項4記載の発明は、
請求項3記載のパイプスペースへの配管ユニット組付方法であって、
前記点検扉サッシに位置合わせ部材を取り付け、
この位置合わせ部材に沿って前記ユニットフレームを前記点検扉サッシに固定するようにしたこと、
を特徴としている。
【0016】
このように、請求項3記載の点検扉サッシに取り付けられた位置合わせ部材に沿ってユニットフレームを点検扉サッシに固定するようにしたので、点検扉サッシに対し位置合わせするだけで、配管ユニットを容易に取り付けできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る配管ユニットと、その配管ユニットのパイプスペースに対する組付方法の実施の形態例を図1から図7に基づいて説明する。
先ず、図1は、本発明を適用する一例としての建物のパイプスペース内の配管及び機器配置構造を示した概略平面図で、図2は、本発明の実施の形態例に係る配管ユニットを示す概略正面図である。
これらの図1及び図2において、PSはパイプスペース、1はパイプスペース周壁、2はパイプスペース開口部、11は給水竪配管、12はガス竪配管、13は給水竪配管分岐バルブ、14はガス竪配管分岐バルブ(ガスコック)、15は給水配管、16は水道メーター、17は給湯器、18はガス配管、19はガスメーター、20は積算電力計、21は給水二次側配管接続部、24は給水分岐配管取り外し用ユニオンジョイント、25はガス分岐配管取り外し用ユニオンジョイントである。
【0018】
即ち、集合住宅の建物のパイプシャフト内の左右には、図示のように、給水竪配管11とガス竪配管12が縦設されていて、各住戸毎のパイプスペースPSは、そのパイプスペース周壁1により三方を囲まれて前面がパイプスペース開口部2となっており、このパイプスペース開口部2は床面3(図6参照)から開口している。
このパイプスペースPS内において、図示右側の給水竪配管11から手前側に給水竪配管分岐バルブ13が設けられ、図示左側のガス竪配管12からガス竪配管分岐バルブであるガスコック14が設けられている。
なお、給水竪配管分岐バルブ13には、給水配管15、水道メーター16及び給湯器17が接続され、また、ガスコック14には、ガス配管18及びガスメーター19が接続されており、ガス配管18は給湯器17に接続されている(図略)。
【0019】
図示例では、パイプスペースPSの上部において、給湯器17が図示左側に配置されて、図示右側に積算電力計20が配置されている。
そして、給湯器17の下方部において、給水管15からの給水二次側配管接続部21が設けられると共に、給水管15の給湯器17の戻りからの給湯二次側配管接続部(図示せず)が設けられ、さらに、ガス配管18からのガス二次側配管接続部(図示せず)が設けられている。
なお、例えば、前記給水竪配管分岐バルブ13に対する前記給水配管15の接続は、給水分岐配管取り外し用ユニオンジョイント24を介して行われ、また、前記ガスコック14に対する前記ガス配管18の接続は、ガス分岐配管取り外し用ユニオンジョイント25を介して行われる。このような接続の仕方は一例である。
【0020】
ここで、パイプスペースPS内には、以上の各種配管及び機器の他、図示しないが、給水二次側バルブ、さらに、電灯幹線、電話幹線、テレビ幹線の配線スペース及び電話端子台、テレビ、アンプの分配器の配置スペース等、その他の必要機器も配設される。
なお、図示例において、給水配管15は、給水竪配管分岐バルブ13から順に、直管部15a、フレキシブル管15b、減圧バルブ15c、直管部15d、エルボー管部15e、メーターソケット15f、量水器用代用管15g、伸縮メーターソケット15h、逆止バルブ15i、エルボー管部15j、直管部15kからなる。
また、ガス配管18は、ガスメーター19の下部に共に備えられて、ガスコック14に接続される管部18a、図示しないガス二次側配管接続部を有する管部18b、給湯器17に接続される図示しない管部からなる。
【0021】
本発明は、以下に説明する実施の形態例のように、集合住宅のパイプスペースPS内の給水・ガス竪配管分岐バルブ13,14以降で、給水、給湯、ガスの二次側配管取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)の間に設備される給水配管15、減圧バルブ15c、水道メーター16、二次側バルブ、給湯器17、ガス配管18、ガスメーター19、ガスコック、積算電力計20及びその他の各種必要機器等を、工場内でフレームに組み付けてユニット化するものである。
そして、そのユニットを、建築現場の建物のパイプシャフトPS内の給水・ガス竪配管11,12の施工完了後に搬入して、パイプスペースPSへの据え付けを行い、現場での煩雑な作業を軽減するものである。
【0022】
ここで、パイプスペースPSへのユニットの据え付けに伴う配管接続作業において、給水・ガス竪配管分岐バルブ13,14及び給水、給湯、ガスの二次側配管取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)には、その取り付け・取り外しを容易にするために、フレキシブルジョイントやユニオンジョイント及びこれに類するワンタッチジョイント等を設けて行うものである(図示例ではユニオンジョイント)。
また、これは、施工後の経年による給水・ガス竪配管11,12の更新やメンテナンスに対しても有効である。
なお、取り外しを行わない場合には、取り外しを行わずにパイプスペースPSから搬出できるように、ユニオンジョイント及びこれに類するワンタッチジョイント等に加えて、フレキシブルジョイントや撓み配管など十分な余長を設けるようにするものである。
【0023】
そして、配管ユニットは、作業スペースが十分にあり、天候に左右されない作業環境の良い工場において加工・組立を行うものであり、組立完了後に作業現場に搬入し、パイプシャフトPS内に据え付け、給水・ガス竪配管11,12からの分岐バルブ13,14及び二次側取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)の接続を行うだけで、作業が完了できるものである。
次に、本発明の具体的な実施の形態例について説明する。
【0024】
図3は、図2の配管ユニットのユニットフレームを背面側から見た概略斜視図であり、図示のように、縦長の方形枠状のユニットフレーム26に、前記給水・ガス竪配管分岐バルブ13,14以降で、給水、給湯、ガスの二次側配管取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)の間に設備される給水配管15、減圧バルブ15c、水道メーター16、二次側バルブ、給湯器17、ガス配管18、ガスメーター19、ガスコック、積算電力計20及びその他の各種必要機器が、工場にて予め組み付けられて、配管ユニット30が構成される。
【0025】
また、ユニットフレーム26は、パイプスペース開口部2内に収まる大きさのもので、例えば、図3に示すように、縦長の方形枠部27の背面下部に、多数のプレート28,28,28,…を接合してなる前方及び上方に開放されたボックス状の下部枠組み部29が一体に備えられたものである。
特に、縦長の方形枠部27の左右は、断面L字状のプレート材27a,27aにより形成されており、これら左右の断面L字状のプレート材27a,27aの前面部には取付孔27b,27b,27b,…がそれぞれ形成されている。
そして、縦長の方形枠部27の上部内に前記給湯器17及び積算電力計20が取り付けられており、また、下部枠組み部29内に前記給水竪配管分岐バルブ13、ガス竪配管分岐バルブ(ガスコック)14、給水配管15、水道メーター16、給湯器17、ガス配管18、ガスメーター19、積算電力計20、給水分岐配管取り外し用ユニオンジョイント24及びガス分岐配管取り外し用ユニオンジョイント25が組み込まれている。
【0026】
なお、以上のユニットフレーム26の下部には、安定性の良い脚部を備えることもでき、ユニットフレーム26の位置を微調整することができるようにしても良い。
また、ユニットフレーム26の方形枠部27の上部には、図4に示すように、左右の断面L字状のプレート材27a,27a間の中央に位置する断面U字状のプレート材27c(図7参照)が上辺部から垂下して備えられている。
そして、この中央の断面U字状のプレート材27cの左右に給湯器17と積算電力計20が配設される。
即ち、図7に示すように、中央の断面U字状のプレート材27cと右側の断面L字状のプレート材27aとの間に積算電力計20を図示しないビス止めにより取り付けてから、同じく中央の断面U字状のプレート材27cと左側の断面L字状のプレート材27aとの間に給湯器17を図示しないビス止めして取り付ける。
【0027】
以上の配管ユニット30を建物に搬入して、パイプスペースPSの手前の床面3から、図6に示すように、パイプスペース開口部2の周囲に設けた点検扉サッシ31の下辺部左右に位置合わせ部材として設けられたピース41,41の上に、ユニットフレーム26を載せて点検扉サッシ31に固定することで、配管ユニット30のパイプスペースPS内への据え付けが容易に行える。
ここで、点検扉サッシ31は、パイプスペース開口部2内の周囲に溶接またはボルト止め等により固定されるもので、縦長の方形枠状をなしており、図5にも示すように、その縦長の方形枠部33の下辺部の左右上に、ユニットフレーム26を載せて位置合わせするためのピース41,41が溶接やビス止め等により起設して備えられている。
【0028】
そして、この点検扉サッシ31の前に、図5に示すように、点検扉32が取り付けられる。
先ず、点検扉サッシ31は、その方形枠部33の上下に通気口34,35を有している。
また、点検扉32は、以下のように、開閉扉37と着脱蓋39から構成されている。
即ち、方形枠部33の内部に一側部のヒンジ金具36,36により開閉扉37が取り付けられており、37aは取っ手である。
この開閉扉37より上部には、左側に開口部38があって、右側に着脱蓋39が配設され、後述するように、開口部38に給湯器17の前部が位置し、着脱蓋39は積算電力計20の前面にビス止めにより着脱可能に取り付けられ、39aはガラスが填められた覗き窓である(図7参照)。
なお、開閉扉37の上下と、開口部38及び着脱蓋39の上部には、方形枠部33の左右間を繋ぐ横桟42,43,44が設けられている。
【0029】
以上において、配管ユニット30のユニットフレーム26の組み付けは、そのユニットフレーム26を点検扉サッシ31の方形枠部33の下辺部左右のピース41,41(図5及び図6参照)の上に載せて、図7に示すように、その方形枠部27の左右の断面L字状のプレート材27a,27aの前面部を、点検扉サッシ31(方形枠部33)の左右の奥方段部に当てて、その取付孔27b,27b,27b,…の部分で、それぞれビス止めすることにより行う。
そして、給水竪配管分岐バルブ13に対して給水分岐配管取り外し用ユニオンジョイント24を介して給水配管15を接続すると共に、ガスコック14に対してガス分岐配管取り外し用ユニオンジョイント25を介してガス配管18を接続する。
さらに、給水管15からの二次側配管取り合い点(給水二次側配管接続部21)に給水二次側配管を接続すると共に、給水管15の給湯器17の戻りからの二次側配管取り合い点に給湯二次側配管を接続し、また、ガス配管18からの二次側配管取り合い点にガス二次側配管を接続する。
【0030】
その後、パイプスペースPSの点検扉32は、前述したように、点検扉サッシ31(方形枠部33)に対し手前側から取り付けを行う。
即ち、前述した如く開閉扉37が組み付けられるヒンジ金具36,36と横桟42,43,44が組み付けられる止め金具が予め組み付けてある方形枠部33(点検扉サッシ31)の内方に開閉扉37と横桟42,43,44をビス止め等の着脱自在な適宜の手段により固定する。
そして、開口部38に給湯器17の前部を位置させて、積算電力計20の前面に着脱蓋39をビス止めにより着脱可能に取り付ける。
なお、図6及び図7に示すように、点検扉サッシ31とパイプスペース開口部2との間には、その周囲に亘ってコーキング45による隙間埋めが行われる。
【0031】
以上のように、パイプスペースPSにおいて、そのパイプスペース開口部2に固定の点検扉サッシ31に対しユニットフレーム26を介して配管ユニット30を組み付けた後、点検扉サッシ31に点検扉32を取り付ける。
また、竣工後においても、パイプスペースPS内の給水・ガス竪配管11,12からの分岐バルブ13,14及び二次側配管取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)の取り外しを行うだけで、パイプスペースPSからの配管ユニット30の取り外しを容易に行うことができる。
【0032】
以上のような配管ユニット30は、作業スペースが十分にあり、天候に左右されない作業環境の良い工場において加工組立が行えるものであり、組立完了後に作業現場に搬入して、パイプスペースPS内に据え付け、給水・ガス竪配管11,12からの分岐バルブ13,14及び二次側配管取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)の接続を行うだけで、作業が完了するものである。
従って、次に列挙する利点が得られる。
▲1▼パイプスペースPS内の給水・ガス竪配管分岐バルブ13,14以降の減圧バルブ15c、水道メーター16、二次側バルブ、給湯器17、ガスメーター19、ガスコック、積算電力計20及びその他の各種必要機器などの加工、組立及び取付に従来要していたような煩雑な作業並びに多大な労力を軽減することができる。
【0033】
▲2▼工場で加工、組立を行うため、工程管理、労務管理が確実に行え、他の工程に影響されずに作業ができることから、手待ちなどが無くなり、作業能率を向上させることができる。
▲3▼配管及び機器の配置が必要最小寸法の基本モジュールで組み立てられており、かつ、分岐バルブ以降をユニット30としているため、集合住宅のパイプスペースPSの形態に多く見られる廊下に面した壁内埋め込み型や住戸入口通路に面して設けられるアルコーブ型に対しても同一共通ユニットで対応可能である。
従って、多種多様なパターンを製作する必要がなく、工事費の削減が図れる。
【0034】
▲4▼施工後の経年による給水・ガス竪配管11,12の更新に際しては、施工時の逆の作業、即ち、給水・ガス竪配管11,12の分岐バルブ13,14及び二次側配管の取り合い点(給水二次側配管接続部21、給湯二次側配管接続部、ガス二次側配管接続部)を取り外す場合、あるいは取り外さない場合でも、ユニットフレーム26の固定を取り外し、そのユニットフレーム26をパイプスペースPS内から搬出することで、従来行われていた分岐配管以降の分解及び再加工組立を行うことなしに、給水・ガス竪配管11,12の更新を行うことができる。
▲5▼2住戸で1つのパイプスペースPSを共有するタイプにおいても、本発明の配管ユニット30を2列に設置することによって、同様に対応可能である。あるいは、2住戸用の2連ユニットにても対応可能である。
従って、工事期間を短縮できるため、住人の不便さの解消が図れ、更新工事費を節減することができる。
【0035】
特に、本発明では、パイプスペース開口部2に据え付けた点検扉サッシ31に配管ユニット30のユニットフレーム26を固定するため、パイプスペース開口部2に対する手前側での作業によってユニットフレーム26を容易に取り付け・取り外しすることができるといった優れた利点を発揮することができる。
しかも、そのユニットフレーム26を、点検扉サッシ31の下辺部左右に設けた位置合わせのためのピース41,41の上に載せてビス止めするため、点検扉サッシ31に対しユニットフレーム26を位置合わせして容易に取り付けることができるといった利点も得られる。
【0036】
なお、本発明は、以上の実施の形態例のみに限定されるものではなく、また、配管材料や材質等も特に指定されるものではなく、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
例えば、パイプスペースにおいて、特願平8−8530号により提案されているものと同様に、給湯器及び積算電力計を後から既設ユニットフレームに組み付けるようにしても良い。
また、既設ユニットフレームを、前記特願平8−8530号により提案されているものと同様に、給湯器及び積算電力計の設置される上部ユニットフレームと配管ユニットの組み付けられる下部ユニットフレームとに、上下に分けることができるようにしても良い。
さらに、積算電力計の背面に別の機器を配置するようにしたもの、例えば、特願平7−344419号により提案されているものについても、全く同様に本発明を適用できる。
なお、実施の形態例では、パイプスペースの開口部を、床面から形成したが、任意の高さ位置から形成されるものでも良いことは勿論である。
また、実施の形態例のような給水管やガス管に限らず、消火管等の他の配管についても、同様にユニット化できるものである。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明に係る配管ユニットによれば、先ず、給水・ガス竪配管と二次側配管とに対しそれぞれ取り付け・取り外し自在な給水配管及びガス配管と、水道メーター、ガスメーター及び給湯器とを、ユニットフレームに組み付けたため、パイプスペースに対し配管類をユニットとして取り付けたり、取り外したりすることができる。
従って、パイプスペースでの配管類の施工品質を向上することができ、また、作業の簡素化並びに労力を軽減することができ、併せて作業能率も向上することができ、その結果、施工工事費を節減することができる。
さらに、給水・ガス竪配管の更新やメンテナンスの際の工事期間を短縮することができると共に、住人の不便さを解消することができ、その結果、更新工事費も節減することができる。
しかも、請求項1記載の発明に係る配管ユニットによれば、特に、パイプスペース開口部に据え付けた点検扉サッシにユニットフレームを固定するため、パイプスペース開口部に対する作業によってユニットフレームを容易に取り付け・取り外しすることができるといった利点が得られる。
【0038】
また、請求項2記載の発明に係る配管ユニットによれば、ユニットフレームに積算電力計及びその他の必要機器も組み付けられるため、パイプスペースに対し配管類に加えて積算電力計及びその他の必要機器もユニットとして取り付けたり、取り外したりすることができる。
従って、請求項1記載の発明により得られる効果に加えて、施工効率をさらに向上することができるといった利点が得られる。
【0039】
そして、請求項3記載の発明に係るパイプスペースへの配管ユニット組付方法によれば、請求項1または2記載の配管ユニットを、開口部よりパイプスペースに取り付け・取り外し自在に組み付けるようにしたため、パイプスペースに対し配管ユニットを容易に取り付けり、取り外したりすることができる。
しかも、請求項3記載の発明に係るパイプスペースへの配管ユニット組付方法によれば、特に、パイプスペース開口部に据え付けた点検扉サッシにユニットフレームを固定するため、パイプスペース開口部に対する作業によってユニットフレームを容易に取り付け・取り外しすることができるといった利点が得られる。
【0040】
さらに、請求項4記載の発明に係るパイプスペースへの配管ユニット組付方法によれば、点検扉サッシに取り付けられた位置合わせ部材に沿ってユニットフレームを点検扉サッシに固定するようにしたため、請求項3記載の発明により得られる効果に加えて、点検扉サッシに対し位置合わせするだけで、配管ユニットを容易に取り付けることができるといった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一例としての建物のパイプスペース内の配管及び機器配置構造を示した概略平面図である。
【図2】本発明の実施の形態例に係る配管ユニットを示す概略正面図である。
【図3】図2の配管ユニットのユニットフレームを背面側から見た概略斜視図である。
【図4】図3のユニットフレームの方形枠部を示す概略正面図である。
【図5】点検扉サッシ及び点検扉を示す概略正面図である。
【図6】図2の配管ユニット及び点検扉の設置状態を示した概略正面図である。
【図7】図6の矢印A−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
PS パイプスペース
1 パイプスペース周壁
2 パイプスペース開口部
3 床面
11 給水竪配管
12 ガス竪配管
13 給水竪配管分岐バルブ
14 ガス竪配管分岐バルブ(ガスコック)
15 給水配管
16 水道メーター
17 給湯器
18 ガス配管
19 ガスメーター
20 積算電力計
21 給水二次側配管接続部
24 給水分岐配管取り外し用ユニオンジョイント
25 ガス分岐配管取り外し用ユニオンジョイント
26 ユニットフレーム
27 縦長の方形枠部
27a プレート材
27b 取付孔
28 プレート
29 下部枠組み部
30 配管ユニット
31 点検扉サッシ
32 点検扉
33 縦長の方形枠部
34,35 通気口
36 ヒンジ金具
37 開閉扉
37a 取っ手
38 開口部
39 着脱蓋
39a 覗き窓
41 位置合わせ部材(ピース)
42,43,44 横桟
45 コーキング

Claims (4)

  1. 建物のパイプスペースに縦設される給水・ガスの竪配管に対し取り付け・取り外しが自在で、かつ、前記建物の住戸内に至る二次側配管に対し取り付け・取り外しが自在な給水配管およびガス配管と、
    水道メーター、ガスメーターおよび給湯器とを、
    ユニットフレームに組み付けてなる配管ユニットであって、
    前記パイプスペースに前記配管ユニットを格納可能とする開口部の周囲に固定され、開閉可能な点検扉が備えられる点検扉サッシに対して、前記ユニットフレームを取り付け・取り外しが自在に組み付けてなること、
    を特徴とする配管ユニット。
  2. 前記ユニットフレームには、さらに、積算電力計及びその他の必要機器が組み付けられること、
    を特徴とする請求項1記載の配管ユニット。
  3. 給水・ガスの竪配管が縦設されるパイプスペースを有する建物に、請求項1または2記載の前記配管ユニットを格納可能とする開口部を形成し、
    この開口部の周囲に、開閉可能な点検扉が備えられる点検扉サッシを固定し、この点検扉サッシに対し請求項1または2記載の前記ユニットフレームを取り付け・取り外しが自在に固定することより、
    前記パイプスペースに前記配管ユニットを組み付けること、
    を特徴とするパイプスペースへの配管ユニット組付方法。
  4. 前記点検扉サッシに位置合わせ部材を取り付け、
    この位置合わせ部材に沿って前記ユニットフレームを前記点検扉サッシに固定すること、
    を特徴とする請求項3記載のパイプスペースへの配管ユニット組付方法。
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