JP3692705B2 - Ac型プラズマディスプレイパネル - Google Patents

Ac型プラズマディスプレイパネル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビおよび広告表示盤等の画像表示に用いるAC型プラズマディスプレイパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
まず、従来のAC型プラズマディスプレイパネルについて、図6を用いて説明する。
【0003】
このパネルは図6に示すように、表面基板1および背面基板6を、放電空間11を挟んで対向配置し、表面基板1の内面には誘電体層2および保護膜層3で覆われた対をなすストライプ状の走査電極4と維持電極5とからなる走査維持電極群が平行配列されている。また、背面基板6の内面には、走査維持電極群と直交するように、皮膜層7で覆われたストライプ状のデータ電極8群が平行配列され、さらに皮膜層7上にデータ電極8群と平行して隔壁9群が設けられ、少なくとも隔壁9群の壁面と皮膜層7の表面の一方に蛍光体10が設けられている(図6には蛍光体を一部のみ示す)。
【0004】
このパネルは表面基板1側から画像表示を見るものであって、誘電体層2は蛍光体10からの可視光が透過しやすいように、通常透明なガラスで形成されている。また、皮膜層7は、データ電極8群と蛍光体10とが反応しないように分離する役目と蛍光体10から背面基板6側に出射する可視光を表面基板1側に反射させる役目とを持ち、通常白色のガラス等で形成されている。
【0005】
次に、このパネルの電極配列について図7を用いて説明する。このパネルの電極配列は、図7に示すようにN行×M列のマトリックス構成であり、行方向にはN行の維持電極群SUS1〜SUSNおよび走査電極群SCN1〜SCNNが配列されており、また列方向にはM列のデータ電極群D1〜DMが配列されている。
【0006】
次に、このパネルの駆動方法について、パネルの駆動タイミング図である図8を用いて説明する。
【0007】
まず、書き込み期間において、データ電極D1〜DMのうちデータを書き込むデータ電極に正の書き込みパルス電圧+Vw(V)を印加し、これと同時に、1行目の走査電極SCN1に負の走査パルス電圧−Vs(V)を印加して、データを書き込むデータ電極と1行目の走査電極SCN1との交差部において書き込み放電を起こし、交差部の保護膜層3上に正電荷を蓄積する。
【0008】
次に、データ電極D1〜DMのうちデータを書き込むデータ電極に正の書き込みパルス電圧+Vw(V)を印加し、これと同時に、2行目の走査電極SCN2に負の走査パルス電圧−Vs(V)を印加して、データを書き込むデータ電極と2行目の走査電極SCN2との交差部において書き込み放電を起こし、交差部の保護膜層3上に正電荷を蓄積する。
【0009】
以上のような動作が順次行われ、最後に、データ電極D1〜DMのうちデータを書き込むデータ電極に正の書き込みパルス電圧+Vw(V)を印加し、これと同時に、N行目の走査電極SCNNに負の走査パルス電圧−Vs(V)を印加し、データを書き込むデータ電極とN行目の走査電極SCNNとの交差部において書き込み放電を起こし、交差部の保護膜層3上に正電荷を蓄積する。
【0010】
以上の動作によりパネルの書き込み動作が行われる。
次に、維持期間において、まず全ての維持電極群SUS1〜SUSNに負の維持パルス電圧−Vs(V)を印加して、書き込み放電を起こした箇所において正電荷による維持放電を開始する。続いて、全ての走査電極群SCN1〜SCNNに負の維持パルス電圧−Vs(V)を印加する。交互にこの動作を継続して維持パルス電圧を印加することにより、書き込み放電を起こした箇所において、維持放電が継続して行われ、画面の表示が行われる。
【0011】
最後の消去期間において、全ての維持電極群SUS1〜SUSNに負の消去パルス電圧−Vs(V)を印加して、消去放電を起こして維持放電を停止し、画面の表示を終了する。
【0012】
以上の一連の動作が確実、安定に行われるためには、書き込み期間における書き込み放電において、次に続く維持放電が容易に開始できるように、保護膜層3上に高い電圧で、かつ、多量の正電荷が蓄積される必要がある。この観点から、書き込み放電における正電荷について詳しく説明する。
【0013】
図9は図6のA−A線に沿って切断した断面図を示す。この図は、あるデータ電極8とある走査電極4との交差部を示した断面図である。この図9において、保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量をCd(F)、放電空間11の静電容量をCg(F)、蛍光体10の静電容量をCp(F)、皮膜層7の静電容量をCc(F)とすると、データ電極8と走査電極4との間の静電容量の等価回路は図10のように表される。
【0014】
したがって、図11(a)に示すように、書き込み期間において、データ電極8に+Vw(V)、走査電極4に−Vs(V)を印加すると、放電空間11にかかる電圧VgはVg=(Vw+Vs)×Cd×Cp×Cc/(Cg×Cp×Cc+Cd×Cp×Cc+Cd×Cg×Cc+Cd×Cg×Cp)となり、この電圧Vgが放電開始電圧以上に設定されているので書き込み放電が起きる。
【0015】
また、図11(b)に示すように、放電が始まると放電電流によりCd、Cp、Ccが充電される結果、放電空間11にかかる電圧が低下し、放電停止電圧Veになると放電が停止する。このとき、保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量Cdにかかる電圧VdはVd=(Vw+Vs−Ve)×Cp×Cc/(Cp×Cc+Cd×Cc+Cd×Cp)となり、またCdに蓄積される正電荷QdはQd=(Vw+Vs−Ve)×Cd×Cp×Cc/(Cp×Cc+Cd×Cc+Cd×Cp)となる。これらのVd、Qdが大きい程、上述のパネルの表示動作が確実、安定に行われる。
【0016】
ここで、Vw+Vs、Veは放電特性により決まる値であるのでこれらを除外して、Vd、Qdが大きくなる条件を検討する。
【0017】
例えば、Ccがm倍(m>1)になったときの保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量Cdにかかる電圧Vd#およびCdに蓄積される正電荷Qd#と元の値とを比較するとVd#/Vd=Qd#/Qd=1+(m−1)×Cd×Cp/(Cp×m×Cc+Cd×m×Cc+Cd×Cp)>1となる。上式からCd、Cp、Ccは対称であるので、CdまたはCpがm倍(m>1)になったときも、Vd#/Vd=Qd#/Qd>1となる。
【0018】
したがって、Cd、Cp、Ccのいずれかが大きくなればVd、Qdが大きくなることがわかる。
【0019】
ただし、誘電体層2は透明なガラスで形成しなければならないのでその誘電率が決まっているため、保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量Cdを大きくするためには誘電体層2の厚みを薄くしなければならない。しかし、誘電体層2は書き込み期間における走査電極4に印加する負の走査パルス電圧−Vs(V)に対する耐電圧を持たさなければならないため、所定の厚みにしなければならない。
【0020】
また、蛍光体10の厚みを薄くするとこの静電容量Cpが大きくなるが、高い輝度を得るために所定の厚みにしなければならない。
【0021】
したがって、白色ガラス等で形成されている皮膜層7の厚みをできるだけ薄くして静電容量Ccを大きくする方法が採られている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のパネルにおいては、図9に示した皮膜層7の厚みをあまり薄くすると、次のような問題が発生する。すなわち、図12に示すように、データ電極8の形成工法によっては、データ電極の断面が一定の厚みにできないために皮膜層7の厚みが一定にならない。この結果、隔壁9の高さが一定にならず、隔壁9と保護膜層3との間に隙間が生じる等、精度の高いパネルの組立が得られないという問題が生じる。また、皮膜層7の誘電率は透明ガラスで形成されている誘電体層2の誘電率と大差がないため、皮膜層7の厚みを薄くしたとしても、皮膜層の静電容量Ccを高めることには限度がある。
【0023】
したがって、従来例のAC型プラズマディスプレイパネルにおいては、前述の書き込み期間の書き込み放電において保護膜層3上の正電荷を多くし、かつ、この正電荷による電圧を高くすることには限界がある。
【0024】
このため、書き込み放電が弱く、あとに続く維持放電が容易に開始せず、パネルの動作が確実、安定に行われないという問題があった。
【0025】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、本発明のAC型プラズマディスプレイパネルは、放電空間を挟んで対向配置した表面基板および背面基板と、前記表面基板の内面に配列した走査電極と維持電極とからなる走査維持電極群と、この走査維持電極群を覆う透明なガラス材料からなる誘電体層と、前記背面基板の内面に前記走査維持電極群と直交するように配列したストライプ状のデータ電極群と、このデータ電極群を覆う易放電性皮膜層と、この易放電性皮膜層上に前記データ電極群と平行に設けた隔壁群と、この隔壁群の壁面と前記易放電性皮膜層の表面に設けた蛍光体とを有し、前記易放電性皮膜層は、前記誘電体層と異なる絶縁材料であって、かつBaTiO 3 またはTiと、ガラスとの混合物から構成したものである。
【0026】
この構成により、易放電性皮膜層の静電容量を容易に高めることができるので、書き込み放電において保護膜層上に正電荷が多く、かつ、電圧が高い正電荷を蓄積することができるため、維持放電の開始が容易になる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
【0028】
図1に示すように、本発明にかかるAC型プラズマディスプレイパネルは、表面基板1および背面基板6を、放電空間11を挟んで対向配置し、表面基板1の内面に誘電体層2および保護膜層3で覆われた対をなすストライプ状の走査電極4と維持電極5とからなる走査維持電極群を平行配列している。また、背面基板6の内面には、走査維持電極群と直交して、複数の易放電性絶縁材料の混合物で形成した易放電性皮膜層(高誘電率皮膜層)17で覆われたストライプ状のデータ電極8群を平行配列し、さらに易放電性皮膜層17上にデータ電極8群間にデータ電極8群と平行して隔壁9群を設け、少なくとも隔壁9群の壁面と易放電性皮膜層17の表面の一方に蛍光体10を設けている(図1には蛍光体を一部のみ示す)。
【0029】
このパネルは表面基板1側から画像表示を見るものであって、誘電体層2は蛍光体10からの可視光が透過しやすいように通常透明なガラスで形成されている。また、易放電性皮膜層17は、データ電極8群と蛍光体10とが反応しないように分離する役目を持っている。
【0030】
このパネルの一例としての電極配列図は図7に示す従来のものと同じであり、したがって、その説明は省略する。
【0031】
また、このパネルの一例としての駆動方法についても図8に示す従来の駆動タイミング図を用いて説明したものと同じであり、したがって、その動作説明は省略する。
【0032】
パネルの表示動作が確実、安定に行われるためには、書き込み期間の書き込み放電において、次に続く維持放電が容易に開始できるように、保護膜層3上の正電荷が多く、かつ、この正電荷による電圧が高くなる必要がある。この観点から、書き込み放電における正電荷について詳しく説明する。
【0033】
図2に図1のA−A線に沿って切断した断面図を示す。この図は、あるデータ電極8とある走査電極4との交差部を示した断面図である。この図において、保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量をCd(F)、放電空間11の静電容量をCg(F)、蛍光体10の静電容量をCp(F)、易放電性皮膜層17の静電容量をCs(F)とすると、データ電極8と走査電極4との間の静電容量の等価回路は図3のように表される。
【0034】
したがって、図4(a)に示すように、書き込み期間において、データ電極8に+Vw(V)、走査電極4に−Vs(V)を印加すると、放電空間11にかかる電圧VgはVg=(Vw+Vs)×Cd×Cp×Cs/(Cg×Cp×Cs+Cd×Cp×Cs+Cd×Cg×Cs+Cd×Cg×Cp)となり、この電圧Vgが放電開始電圧以上に設定されているので書き込み放電が起きる。
【0035】
また、図4(b)に示すように、放電が始まると放電電流によりCd、Cp、Csが充電される結果、放電空間11にかかる電圧が低下し、放電停止電圧Veになると放電が停止する。このとき、保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量Cdにかかる電圧VdはVd=(Vw+Vs−Ve)×Cp×Cs/(Cp×Cs+Cd×Cs+Cd×Cp)となり、またCdに蓄積される正電荷QdはQd=(Vw+Vs−Ve)×Cd×Cp×Cs/(Cp×Cs+Cd×Cs+Cd×Cp)となる。これらのVd、Qdが大きい程、上述のパネルの動作が確実、安定に行われる。
【0036】
ここで、Vw+Vs、Veは放電特性により決まる値であるのでこれらを除外して、Vd、Qdが大きくなる条件を検討する。
【0037】
例えばCsがm倍(m>1)になったときの保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量Cdにかかる電圧Vd#およびCdに蓄積される正電荷Qd#と元の値とを比較するとVd#/Vd=Qd#/Qd=1+(m−1)×Cd×Cp/(Cp×m×Cs+Cd×m×Cs+Cd×Cp)>1となる。上式からCd、Cp、Csは対称であるので、CdまたはCpがm倍(m>1)になったときも、Vd#/Vd=Qd#/Qd>1となる。
【0038】
したがって、Cd、Cp、Csのいずれかが大きくなればVd、Qdが大きくなることがわかる。
【0039】
ただし、誘電体層2は透明なガラスで形成しなければならないのでその誘電率が決まっているため、保護膜層3を含む誘電体層2の静電容量Cdを大きくするためには誘電体層2の厚みを薄くしなければならない。しかし、誘電体層2は、書き込み期間における走査電極4に印加する負の走査パルス電圧−Vs(V)に対する耐電圧を持たさなければならないため、所定の厚みにしなければならない。
【0040】
また、蛍光体10の厚みを薄くするとこの静電容量Cpが大きくなるが、高い輝度を得るために所定の厚みにしなければならない。
【0041】
そこで、本発明のパネルにおいては、易放電性皮膜層17の厚みを薄くしないで、この易放電性皮膜層17をBaTiO3またはTiとガラスとの混合物で形成することにより、易放電性皮膜層17自身の誘電率を高くしてCsを大きくするものである。すなわち、誘電体の静電容量は誘電率に比例し、厚みに反比例するので、例えば誘電率がn倍になれば、誘電率が元のままでその厚みを1/nにしたときと同じ静電容量が得られる。
【0042】
次に、本発明の別の例として、易放電性皮膜層17としてBaTiO3とガラスとの混合物で形成されたAC型プラズマディスプレイパネルについて説明する。
【0043】
通常ガラスの比誘電率は、ほぼ10に近い値であるが、BaTiO3の比誘電率は約1150〜3000であり、Tiの比誘電率は約30〜90である。したがって、ガラスにBaTiO3またはTiを混合することにより易放電性皮膜層17の静電容量を飛躍的に高めることができる。ガラスとBaTiO3との混合物において、BaTiO3の体積率と易放電性皮膜層の静電容量倍率との関係を計算と実験で求めた結果を図5に示す。ここで、BaTiO3の体積率はガラスとBaTiO3との混合物の体積に対するBaTiO3の体積の割合であり、静電容量倍率は従来のガラスの皮膜層を使用した場合の静電容量を1としたときの相対値を表す。図5から、例えば、BaTiO3の体積率が40%の易放電性皮膜層とすると、計算上その静電容量は3倍になるので、従来のパネルの皮膜層においてその膜厚を1/3にしたことと等価となる。
【0044】
実験では、BaTiO3の体積率が15%、30%の場合のような易放電性皮膜層とすることにより、パネルの表示動作が確実、かつ、安定になった。また、BaTiO3の体積率が50%より多くなると、皮膜層の焼成時に発泡が生じ、静電容量倍率の特性が計算値のようには高くならない。また、膜厚のばらつきが増大するので、隔壁の形成や蛍光体の形成において加工精度が得られない。
【0045】
以上の実施の形態では、背面基板に形成されたデータ電極を覆う皮膜層を有したAC型プラズマディスプレイパネルについて説明したが、本発明は皮膜層を有する他の構造のAC型プラズマディスプレイパネルにおいても実施できる。
【0046】
また、表示動作において書き込み期間、維持期間、消去期間を持った動作の例を示したが、本発明は他の表示動作期間、例えば初期化期間を持った表示動作を行うAC型プラズマディスプレイパネルにおいても実施できる。
【0047】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、書き込み放電が強くなり、保護膜層上に電圧の高い正電荷が多量に蓄積され、したがって、維持放電の開始が容易に行われ、パネルの表示動作が確実、かつ、安定に行える、というすぐれた効果を有するAC型プラズマディスプレイパネルを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのAC型プラズマディスプレイパネルの一部切欠斜視図
【図2】図1のA−A線に沿って切断した断面図
【図3】図1のAC型プラズマディスプレイパネルの静電容量の等価回路図
【図4】図3の等価回路における放電による電圧関係と電荷量を示す図
【図5】本発明におけるガラスとBaTiO3の混合物において、BaTiO3の体積率と静電容量倍率との関係を示す図
【図6】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの一部切欠斜視図
【図7】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの電極配列図
【図8】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの駆動タイミング図
【図9】図6のA−A線に沿って切断した断面図
【図10】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの静電容量の等価回路図
【図11】図10の等価回路における放電による電圧関係と電荷量を示す図
【図12】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの皮膜層を薄くしたときのA−A線に沿って切断した断面図
【符号の説明】
1 表面基板
2 誘電体層
3 保護膜層
4 走査電極
5 維持電極
6 背面基板
7 皮膜層
8 データ電極
9 隔壁
10 蛍光体
11 放電空間
17 易放電性皮膜層(高誘電率皮膜層)

Claims (2)

  1. 放電空間を挟んで対向配置した表面基板および背面基板と、前記表面基板の内面に配列した走査電極と維持電極とからなる走査維持電極群と、この走査維持電極群を覆う透明なガラス材料からなる誘電体層と、前記背面基板の内面に前記走査維持電極群と直交するように配列したストライプ状のデータ電極群と、このデータ電極群を覆う易放電性皮膜層と、この易放電性皮膜層上に前記データ電極群と平行に設けた隔壁群と、この隔壁群の壁面と前記易放電性皮膜層の表面に設けた蛍光体とを有し、前記易放電性皮膜層は、前記誘電体層と異なる絶縁材料であって、かつBaTiO 3 またはTiと、ガラスとの混合物から構成したことを特徴とするAC型プラズマディスプレイパネル。
  2. BaTiO 3 の含有量が体積率15%以上であることを特徴とする請求項1に記載のAC型プラズマディスプレイパネル。
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