JP3692194B2 - 自動車用ホイールカバーの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ホイールカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の自動車用ホイールカバーの取付構造が提案されている。たとえば図1に示した取付構造では、ホイールカバー1の裏面周縁部に、その径方向内側へ向かって延出する複数の係止爪1aが形成され、ディスクホイール2のリムフランジには、係止爪1aと対応した位置に係止部材7が固定されるとともに、ホイールカバー1の裏面中央寄りの位置に第1係止手段3が形成され、ディスクホイール2の表面中央寄りの位置に第1係止手段3と対応して第2手段6が固定されている(たとえば、実開平6−71203号公報)。
【0003】
しかし、この取付構造では、係止部材7の内部にばね9が設けられ、また、第2係止手段6の内部にもスプリングが設けられていて、これらの付勢力に抗してホイールカバー1を回転することによって、係止爪1aが係止部材7に係止しかつ第1係止手段3が第2係止手段6に係止した状態を保持するようになっている。したがって、この取付構造では、ホイールカバー1をディスクホイール2に取り付けた状態を保持するためのばね9やスプリングが必要であるので、複雑な構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、取付部の構成が簡単である自動車用ホイールカバーの取付構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
本発明は、上記の技術的課題を解決するため、ホイールカバーに設けた第1部材とディスクホイールに設けた第2部材とを、ホイールカバーの回転によって係脱することによってホイールカバーをディスクホイールに取り付ける取付構造において、ホイールカバー自体の弾性変形を利用してホイールカバーに設けた第1部材を径方向に弾力的に移動可能として第2部材に着脱自在に係合させることを基本的なアイデアとしている。具体的には、以下のように構成する。
【0006】
自動車用ホイールカバーの取付構造は、複数の係止突起と複数の係止プレートとを備える。上記係止突起は、可撓性を有する円板状のホイールカバー本体の裏面に周方向に適宜間隔で設けられ、ディスクホイールに向けて軸方向に突出する。上記係止プレートは、上記各係止突起に対応する位置に、上記ディスクホイールに設けられ、大略軸直角方向に延在する。上記各係止プレートは、大略周方向に延在する大略く字状の係止溝を有し、この係止溝の第1端部と第2端部とを結ぶ折れ曲がり部は径方向内側に湾曲し、上記第1端部は上記第2端部より径方向外側に配置される。上記ホイールカバーを上記ディスクホイールの所定位置に軸方向から接近させて上記ホイールカバーの上記係止突起を上記ディスクホイールの上記係止プレイートの上記係止溝の第1端部に挿入した後、上記ホイールカバーを周方向に強制的に回転して、上記係止突起を上記係止プレートの上記係止溝の第2端部にまで進行させて係止させ、上記ホイールカバーを上記ディスクホイールに取り付ける。
【0007】
上記構成において、係止突起および係止プレートは周方向に複数が適宜間隔で設けられ、ホイールカバーのホイールカバー本体が可撓性を有し、ディスクホイールに設けた係止プレートの係止溝の折れ曲がり部は径方向内側に湾曲しているので、ホイールカバーの裏面の係止突起をディスクホイールの係止プレートの係止溝の第1端部に挿入後、ホイールカバーを周方向に強制的に回転したとき、ホイールカバー本体は中央部分が外側に突出して凸状に曲がり、係止突起は径方向内側に傾きながら係止プレートの係止溝の折れ曲がり部に沿って移動する。係止突起が係止プレートの係止溝の第2端部に達したとき、係止プレートの係止溝の第2端部は第1端部よりも径方向内側にあるので、ホイールカバー本体は自然状態には復帰せず、曲がったままの状態である。そのため、係止突起は径方向外側に付勢されるが、係止プレートの係止溝の第2端部で径方向外側への移動が阻止される。一方、この状態からホイールカバーを取り外すには、係止突起が径方向内側に相対移動して係止プレートの係止溝の折れ曲がり部の湾曲中央部分を越えるように、ホイールカバー自体の弾性力に抗しながらホイールカバーを逆方向に強制的に回転する必要がある。したがって、係止突起は係止プレートの係止溝の第2端部に係止した状態を安定して保つので、ホイールカバーはディスクホイールに安定して取り付けられる。
【0008】
上記構成においては、ホイールカバー本体の弾力性を利用しているので、ホイールカバーの取付部、すなわち係止突起および係止プレートには、ばねやスプリング等の弾力部材を設ける必要がない。したがって、取付部の構成が簡単である自動車用ホイールカバーの取付構造を提供することができる。
【0009】
上記構成における係止突起と係止プレートとの関係を逆にして構成することも可能である。
【0010】
すなわち、係止プレートは、可撓性を有するホイールカバー本体の裏面に周方向に適宜間隔で設けられ、大略軸直角方向に延在する。係止突起は、上記各係止プレートに対応する位置に、上記ディスクホイールに設けられ、上記ホイールカバーに向けて大略軸方向に突出する。上記各係止プレートは、大略周方向に延在する大略く字状の係止溝を有し、該係止溝の第1端部と第2端部とを結ぶ折れ曲がり部は径方向内側に湾曲し、上記第1端部は上記第2端部より径方向外側に配置される。上記ホイールカバーを上記ディスクホイールの所定位置に軸方向から接近させて上記ディスクホイールの上記係止突起を上記ホイールカバーの上記係止プレイートの上記係止溝の第1端部に挿入した後、上記ホイールカバーを周方向に強制的に回転して、上記係止突起を上記係止プレートの上記係止溝の第2端部にまで進行させて係止させ、上記ホイールカバーを上記ディスクホイールに取り付ける。
【0011】
上記構成において、係止突起および係止プレートは周方向に複数が適宜間隔で設けられ、かつ、ホイールカバーのホイールカバー本体が可撓性を有し、ホイールカバーに設けた係止プレートの係止溝の折れ曲がり部は径方向内側に湾曲しているので、ディスクホイールの係止突起をホイールカバーの裏面の係止プレートの係止溝の第1端部に挿入後、ホイールカバーを周方向に強制的に回転したとき、ホイールカバー本体は中央部分が内側にへこんで凸状に曲がり、係止プレートは傾きながら径方向外側に移動し、係止突起は、係止プレートの係止溝の折れ曲がり部に沿って相対的に移動する。係止突起が係止プレートの係止溝の第2端部に達したとき、係止プレートの係止溝の第2端部は第1端部よりも径方向内側にあるので、ホイールカバー本体は自然状態には復帰せず、曲がったままの状態であり、係止プレートは径方向内側に付勢されるが、係止プレートは、係止突起により径方向内側への移動が阻止される。一方、この状態からホイールカバーを取り外すには、係止突起が径方向内側に相対移動して係止プレートの係止溝の折れ曲がり部の湾曲中央部分を越えるように、ホイールカバー自体の弾性力に抗しながらホイールカバーを逆方向に強制的に回転する必要がある。したがって、係止プレートの係止溝の第2端部に係止突起が係止した状態は安定して保たれるので、ホイールカバーはディスクホイールに安定して取り付けられる。
【0012】
上記構成においても、ホイールカバー本体の弾力性を利用しているので、ホイールカバーの取付部、すなわち係止突起および係止プレートには、ばねやスプリング等の弾力部材を設ける必要がない。したがって、取付部の構成が簡単である自動車用ホイールカバーの取付構造を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図2〜図9に示した本発明の各実施形態に係るホイールカバーの取付構造について詳細に説明する。
【0014】
まず、第1実施形態のホイールカバーの取付構造について、図2〜図5を参照しながら説明する。
【0015】
この実施形態では、概略的には、図2の要部断面図に示すように、ホイールカバー10に設けた係止突起である係止ロッド18がディスクホイール20に設けた係止プレート30の係止溝38に係止することによって、ホイールカバー10がディスクホイール20に取り付けられるようになっている。
【0016】
詳しくは、ホイールカバー10は、図2に示すように、樹脂製カバー本体12の裏面に適宜個数のボス14が周方向に適宜間隔で一体成形され、ボス14の先端部分に係止突起である金属製の係止ロッド18がねじ止めされてなる。係止ロッド18の中間部分はくぼんでいて、係止プレート30の係止溝38に係合する係止軸部19が形成されている。
【0017】
ディスクホイール20には、図2および図3の要部平面図に示すように、平板状の本体部32と、この本体部32の一側から連続的に形成されたクリップ部34とを有する係止プレート30が予め設けられている。係止プレート30は、図2に示すように、そのクリップ部34がディスクホイール20のリムフランジ25を挾持するようにして取り付けられ、ホイールカバー10の係止ロッド18に対応する位置に配置される。取付状態において、係止プレート30の本体部32は、径方向に延在するようになっている。係止プレート30の本体部32には、図3に示すように、貫通する係止溝38が形成されている。係止溝38は、第1端部35と第2端部37とを大略く字状に湾曲して結ぶ折れ曲がり部36を有する。第1端部35は第2端部37よりも径方向外側に配置され、折れ曲がり部36は径方向内側に湾曲している。係止溝38の第1端部35は、係止ロッド18の先端部よりも大きい開口を有し、係止ロッド18が挿入できるようになっている。係止溝38の折れ曲がり部36および第2端部37の幅は、係止ロッド18の先端部よりも小さいが、係止ロッド18の係止軸部19と略同じであり、挿入された係止ロッド18が抜け出ないようにして、係止軸部19が折れ曲がり部36に沿って移動できるようになっている。
【0018】
次に、ホイールカバー10をディスクホイール20に取り付ける手順について、図3〜図5を参照しならが説明する。
【0019】
概略的には、図3に示すように、ホイールカバー10の係止ロッド18を係止プレート30の第1端部35に挿入し、符号19sで示したように係止軸部19を第1端部35の中央に配置した後、ホイールカバー10を回転し、矢印で示すように係止ロッド18の係止軸部19を折れ曲がり部36に沿って移動させる。そして、符号19tで示したように係止ロッド18の係止軸部19が第2端部37に達すると、係止ロッド18は第2端部37に係止する。
【0020】
詳しくは、まず、ホイールカバー10をディスクホイール20に軸方向から接近させ、図4(I)で矢印で示すように、ホイールカバー10の裏面の係止ロッド18をディスクホイール20に取り付けられた係止プレート30の係止溝38の第1端部35に挿入し、図4(II)に示すように、係止ロッド18の係止軸部19を係止プレート30と軸方向に同じ位置にする。
【0021】
次に、ホイールカバー10をディスクホイール20に対して回転し、図4(II)において矢印で示すように、係止ロッド18を係止プレート30の係止溝38の折れ曲がり部36に沿って第2端部37側に移動させる。このとき、係止ロッド18の係止軸部19が係止プレート30の折れ曲がり部36に摺接して径方向内側に寄せられ、ホイールカバー10のカバー本体12は、破壊しない程度に、中央部分が外側に突出した凸状に全体的に弾性変形して、ボス14および係止ロッド18は、図4(III)および図5に示すように径方向内側に傾きながら周方向に移動する。係止ロッド18は、係止プレート30の係止溝38の折れ曲がり部36の中間位置で最も径方向内側に寄せられて傾きが最大となった後、ホイールカバー10のカバー本体12の復元力によって元の傾きに戻りながら、折れ曲がり部36に沿って移動する。
【0022】
そして、係止ロッド18は、図4(IV)に示すように係止プレート30の係止溝38の第2端部37に達すると、径方向外側に付勢された状態で第2端部37に係止する。この状態においてホイールカバー10を取り外すには、係止ロッド18が係止プレート30の係止溝38の折れ曲がり部36に沿って第2端部37から第1端部35まで相対移動するように、付勢に抗してホイールカバー10を強制的に逆回転する必要がある。したがって、ホイールカバー10はディスクホイール20に取り付けた状態でロックされる。
【0023】
上記の第1実施形態のホイールカバー取付構造によれば、ホイールカバー10がディスクホイール20に取り付けられた状態は、ホイールカバー10自体の弾性によって安定的に保持されるようになっているので、取付部には、ばねやスプリング等を含む複雑な部材は不要である。したがって、取付部の構成が簡単である。
【0024】
さらに、ホイールカバー10は、カバー本体12を薄肉とし、カバー本体12の裏面のボス14をストレート化して、金型スライドのない構造にすることにより、低コスト化、軽量化、リードタイムの短縮化を実現できる。また、係止プレート30は、規格径寸法が同じであれば型式によらずに位置や寸法形状が実質的に同一であるディスクホイール20のリムフランジ25に取り付けているので、種々の型式のディスクホイール20に共通して用いることができ、取付部の共用化が可能である。
【0025】
上記第1実施形態では、ストレートのボス14に金属製の係止ロッド18を取り付けているが、カバー本体12を構成する樹脂が係止プレート30に対して耐摩耗性が高ければ、図6(I)に示すように、カバー本体12の裏面にストレートのボス15を形成した後、図6(II)に示すように、このボス15の先端15aを熱等で後成形してつぶして係止部16を設け、係止プレート30の係止溝38に係止できるように構成してもよい。
【0026】
次に、ホイールカバーに係止プレートを設け、ディスクホイールに係止ロッドを設けた第2実施形態のホイールカバーの取付構造について、図7〜図9を参照しながら説明する。
【0027】
この実施形態では、図7の斜視図に示すように、ホイールカバー10aの裏面周囲に複数対のボス14aを周方向に適宜間隔で突設して、その各対の先端に、係止溝58を有する係止プレート50を軸直角方向に延在した状態で固定する一方、ディスクホイール20のリムフランジ25に隣接する径方向延在面24に係止ロッド40を固定する。係止ロッド40は金属で構成し、そのベース部44をディスクホイール10のリムフランジ25に隣接する径方向延在面24に溶接によって固定することが望ましい。
【0028】
係止プレート50は、図8の要部斜視図に示すように、第1実施形態と同様に、貫通する係止溝58が形成されている。係止溝58は、第1端部55と第2端部57とを湾曲して結ぶ折れ曲がり部56を有する。係止ロッド40は、第1実施形態の係止ロッド18と同様に、その先端側の中間部分がくぼんで係止軸部42が形成されていて、係止ロッド40の先端部分が係止プレート50の係止溝58に挿入されたときに、係止ロッド40の係止軸部42が係止プレート50の係止溝58の折れ曲がり部56および第2端部57に摺接できるようになっている。
【0029】
この実施形態においても、第1実施形態と同様にして、ホイールカバー10aをディスクホイール20に取り付けることができる。
【0030】
すなわち、ホイールカバー10aをディスクホイール20に軸方向から接近させ、ホイールカバー10aに固定された係止プレート50の係止溝58の第1端部55に、ディスクホイール20に固定された係止ロッド40の先端部分を挿入する。
【0031】
次に、ホイールカバー10aを回転して、係止ロッド40の係止軸部42が係止プレート50の係止溝58の折れ曲がり部56に沿って相対移動するようにする。このとき、係止プレート50の折れ曲がり部56は径方向内側に湾曲しているので、ホイールカバー10a自体の弾性変形によって、係止プレート50が傾きながら径方向外側に引き寄せられる。つまり、係止ロッド40は、係止プレート50に対して相対的に傾きながら、係止プレート50の折れ曲がり部56に沿って、第2端部57に達するまで相対移動する。
【0032】
そして、係止ロッド40が第2端部57に達すると、第2端部57は第1端部55より径方向内側に配置されているのでホイールカバー10aは弾性変形したままである。そのため、係止ロッド40は、径方向外側に付勢された状態で係止溝58の第2端部57に係止し、ホイールカバー10aがディスクホイール20に取付られた状態が安定して保持される。
【0033】
上記第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ホイールカバー取付部には、ばねやスプリング等を含む複雑な部材は不要であるので、取付部の構成が簡単である。さらに、ホイールカバー10aの裏面のボス14aはストレートであるので、低コスト化、軽量化、リードタイムの短縮化を実現でき、また、取付部の共用化が容易に可能である。
【0034】
上記第2実施形態において、係止ロッド40と係止プレート50とは、種々の位置に取り付け可能である。すなわち、係止ロッド40は、たとえば図9(I)に示すようにディスクホイール20のリムフランジ25に隣接する径方向延在面24に取り付ける以外に、図9(II)に示すようにディスクホイール10のハンプ22に隣接する径方向延在面21に取り付けても、図9(III)に示すようにディスクホイール20のハンプ22の隣接する軸方向延在面23に取り付けても、さらには、図9(IV)に示すようにディスクホイール20のホイールハット26に取り付けてもよい。係止ロッド40,40a,40b,40cは、取付位置に応じて、その高さが異なる。
【0035】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。たとえば、第1実施形態において、係止プレート30は、ディスクホイール20のリムフランジ25に取り付ける代わりに、図9に示した第2実施形態の変形例のように、種々の位置に取り付けることができ、また、クリップ止めする代わりに、溶接やねじ等によって係止プレート30を固定することも可能である。また、係止プレートの係止溝は、たとえば断面T字状の蟻溝のように、貫通しない構造であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例のホイールカバー取付構造の要部断面図である。
【図2】 本発明の第1実施例のホイールカバー取付構造の要部断面図である。
【図3】 図2の要部平面図である。
【図4】 図2のホイールカバー取付構造の取り付け手順の説明図である。
【図5】 図2の係止ロッドの斜視図である。
【図6】 第1実施例の変形例のホイールカバー取付構造の要部断面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態の外観図である。
【図8】 図6の要部斜視図である。
【図9】 第2実施形態の変形例の略図である。
【符号の説明】
10,10a ホイールカバー
12,12a カバー本体(ホイールカバー本体)
14,15 ボス
15a 先端
16 係止部
18 係止ロッド(係止突起)
19 係止軸部
19s 挿入位置
19t 係止位置
20 ディスクホイール
21 径方向延在面
22 ハンプ
23 軸方向延在面
24 径方向延在面
25 リムフランジ
26 ホイールハット
28 タイヤ
30 係止プレート
32 本体部
34 クリップ部
35 第1端部
36 折れ曲がり部
37 第2端部
38 係止溝
40 係止ロッド(係止突起)
42 係止軸部
44 ベース部
50 係止プレート
55 第1端部
56 折れ曲がり部
57 第2端部
58 係止溝

Claims (2)

  1. 可撓性を有する円板状のホイールカバー本体(12)の裏面に周方向に適宜間隔で設けられ、ディスクホイール(20)に向けて軸方向に突出する複数の係止突起(18)と、
    該各係止突起(18)に対応する位置に、上記ディスクホイール(20)に設けられ、大略軸直角方向に延在する複数の係止プレート(30)とを備え、
    該各係止プレート(30)は、大略周方向に延在する大略く字状の係止溝(38)を有し、該係止溝(38)の第1端部(35)と第2端部(37)とを結ぶ折れ曲がり部(36)は径方向内側に湾曲し、上記第1端部(35)は上記第2端部(37)より径方向外側に配置され、
    上記ホイールカバー(10)を上記ディスクホイール(20)の所定位置に軸方向から接近させて上記ホイールカバー(10)の上記係止突起(18)を上記ディスクホイール(20)の上記係止プレート(30)の上記係止溝(38)の第1端部(35)に挿入した後、上記ホイールカバー(20)を周方向に強制的に回転して、上記係止突起(18)を上記係止プレート(30)の上記係止溝(38)の第2端部(37)にまで進行させて係止させ、上記ホイールカバー(10)を上記ディスクホイール(10)に取り付けることを特徴とする、自動車用ホイールカバーの取付構造。
  2. 可撓性を有するホイールカバー本体(12a)の裏面に周方向に適宜間隔で設けられ、大略軸直角方向に延在する複数の係止プレート(50)と、
    該各係止プレート(50)に対応する位置に、上記ディスクホイール(20)に設けられ、ホイールカバー(10a)に向けて大略軸方向に突出する複数の係止突起(40)とを備え、
    上記各係止プレート(50)は、大略周方向に延在する大略く字状の係止溝(58)を有し、該係止溝(58)の第1端部(55)と第2端部(57)とを結ぶ折れ曲がり部(56)は径方向内側に湾曲し、上記第1端部(55)は上記第2端部(57)より径方向外側に配置され、
    上記ホイールカバー(10a)を上記ディスクホイール(20)の所定位置に軸方向から接近させて上記ディスクホイール(20)の上記係止突起(40)を上記ホイールカバー(10a)の上記係止プレート(50)の上記係止溝(58)の第1端部(55)に挿入した後、上記ホイールカバー(10a)を周方向に強制的に回転して、上記係止突起(40)を上記係止プレート(10a)の上記係止溝(56)の第2端部(57)にまで進行させて係止させ、上記ホイールカバー(10a)を上記ディスクホイール(20)に取り付けることを特徴とする、自動車用ホイールカバーの取付構造。
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