JP3689765B2 - 電磁シールド窓のシールド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁シールド窓のシールド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁シールド窓のシールド装置には、図7に示すように、サッシ枠1が鋼製の環状枠1aに鋼製の環状枠1bを嵌めて構成され、環状枠1aと環状枠1bとの間に保持溝2が形成され、ガラス板3a,3b間に電磁遮蔽用ネット3cを挾み込んだ電磁シールドガラス3の周縁部に、前記ネットに弾性導電体3dを介して電気的に接続される鋼製の環状枠3eが嵌められ、電磁シールドガラス3の周縁部が保持溝2内に入れられ、電磁シールドガラス3の環状枠3eの下端がセッティングブロックBl上に載せられ、保持溝2内の環状枠1aの面と電磁シールドガラス3の環状枠3eの面との間及び保持溝2内の環状枠1bの面と電磁シールドガラス3の環状枠3eの面との間にそれぞれ導電性のバックアップ材4が入れられ、前記バックアップ材4の内側(表面側)の保持溝2内の環状枠1aの面と電磁シールドガラス3の面との間及び保持溝2内の環状枠1bの面と電磁シールドガラス3の面との間にそれぞれ導電性のシールリング材5が充填されているもの(特開昭64−90596号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ビルの内外で使う無線システム等が開発され、電波を情報伝達手段として有効に活用する試みが急増している。これに伴い、電波盗聴防止、電波による各種のOA機器への誤作動防止等の対策がクローズアップされている。その対策の一つとして、建物空間を電磁シールドする、いわゆる、シールドビルの需要が急増している。電磁シールドを構成する基本理論は、導電材により床・壁・天井の六面体を電気的に隙間なく囲うことである。建物空間を構成する「窓」も当然電磁シールドする必要があり、各ガラスメーカーでは「電磁シールドガラス」を開発している。電磁シールドガラスを普通のアルミニュム製、ステンレス鋼製又は鋼製のサッシ(窓枠)に従来の施工方法で固定しただけでは、電磁シールドの効果を期待することができない。その理由は、電磁シールドガラスの電気的導電部とサッシとが電気的絶縁状態にあるためである。
前記した従来の電磁シールド窓のシールド装置は、保持溝2内の環状枠1aの面と電磁シールドガラス3の環状枠3eの面との間及び保持溝2内の環状枠1bの面と電磁シールドガラス3の環状枠3eの面との間にそれぞれ導電性のバックアップ材4を入れ、前記バックアップ材4の内側の保持溝2内の環状枠1aの面と電磁シールドガラス3の面との間及び保持溝2内の環状枠1bの面と電磁シールドガラス3の面との間にそれぞれシールリング材5を充填するようになっているが、環状枠1a,1bの面及び電磁シールドガラス3の環状枠3eの面と導電性のバックアップ材4の面との密着が不十分であり、十分に電気的導通状態になっているとはいえず、このような否締付けの状態では、図6に2点鎖線及び1点鎖線で示す性能しか得られず、高い周波数での高い電磁シールド性が要求される建物空間では、その要求に十分に対応できないという欠点がある。
この発明の解決しようとする課題は、上記のような従来技術の欠点を有しない電磁シールド窓のシールド装置を提供すること、換言すると、高い周波数の領域において優れたシールド特性を有する電磁シールド窓のシールド装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記課題を解決するための手段として、次の構成を採用する。
この発明の電磁シールド窓のシールド装置は、電磁シールド窓のサッシが導電性材料からなる凹条溝のある不動主枠体と該不動主枠体の凹条溝内に収容されて移動できるように設けられた導電性材料からなる可動枠体とを備え、サッシの電磁シールドガラスとしてその周縁部の両側に導電層を設けたものが用いられ、磁シールドガラスの周縁部を保持する保持溝電磁シールドガラスの前記導電層に対面する押付面が不動主枠体の凹条溝の一方の側の枠体の面と該面に間隔をおいて対面する可動枠体の面とで形成され、不動主枠体の凹条溝の他方の側の枠体に多数のねじ孔が間隔をおいてかつ可動枠体の背面に向けて設けられ、各ねじ孔に締付ボルトがそれぞれねじ込まれ、締付ボルトを回して可動枠体の背面を押圧することにより可動枠体の保持溝の押付面と不動主枠体の保持溝の押付面との間の間隔が調節できるように構成され、電磁シールドガラスの導電層のある周縁部が前記保持溝内に入れられ、保持溝内の不動主枠体の保持溝の押付面と該押付面に対面する電磁シールドガラスの周縁部の導電層との間及び可動枠体の保持溝の押圧面と該押付面に対面する電磁シールドガラスの周縁部の導電層との間にそれぞれ導電性接触材が入れられ、各締付ボルトを締付方向に回すことにより可動枠体の背面が押圧され、可動枠体の保持溝の押付面が不動主枠体の保持溝の押付面に向けて移動させられて、可動枠体の保持溝の押付面にて該押付面に対面する導電性接触材が電磁シールドガラスの周縁部の可動枠体の保持溝の押付面側の導電層に押し付けられ、かつ電磁シールドガラスの周縁部の不動主枠体の保持溝の押付面側の導電層にて該導電層に対面する導電性接触材が不動主枠体の保持溝の押付面に押し付けられ、導電性接触材が押付圧縮された状態にされてから、可動枠体が多数の個所で不動主枠体の凹条溝の底部にねじ止めにて固定され、電磁シールドガラスの周縁部の導電層とサッシの不動主枠体及び可動枠体の保持溝の押付面とが押付圧縮された導電性接触材を介して電気的導通状態にされ、この電気的導通状態が維持されるようになっていることを特徴とするものである。
【0005】
好ましい実施形態においては、導電層は、例えば、導電性の金属薄板、導電テープ、導電性塗料の塗布層等で構成する。また、導電性接触材としては、例えば、ステンレス鋼の細い繊維の編組線、ワイヤーメッシュ、導電性ゴム等の導電性バックアップ材を使うが、ある程度の可撓性と導電性があるものならどのようなものでもよい。
【0006】
【作用】
この発明の電磁シールド窓のシールド装置は、可動枠体が不動主枠体の凹条溝内に収容されていて、締付ボルトを回して導電性接触材が押付圧縮された状態にした後に、可動枠体を多数の個所で不動主枠体の凹状溝の底部にねじ止めにて固定するため、可動枠体の固定が容易であるだけでなく、導電性接触材の押付圧縮の状態を確実に維持することができ、電磁シールドガラスの周縁部の導電層とサッシの不動主枠体及び可動枠体の保持溝の押圧面とが十分な電気的導通状態に保たれ、特に、隙間から電波が洩れやすい高い周波数(波長が短い)の領域においてシールド特性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
実施例は、図1に示すように、電磁波の漏洩又は侵入を遮蔽すべき建物空間の開口部6を通常のガラスGを入れたハメ殺しのサッシ7で塞ぐとともに、そのサッシ7の内側をハメ殺しの電磁シールドガラス20を入れたサッシ10で塞ぐ場合にこの発明を適用した例である。
図1〜図3に示すように、建物空間の開口部6の内側の左右に、横断面4角形の金属製の角形管体8A,8を配し、かつ開口部6の内側の上下に、横断面4角形の金属製の角形管体8C,8Dを配し、各角形管体8A〜8Dを適宜の手段で建物躯体に固定する。
【0008】
電磁シールド用のサッシ10は、図1〜図5に示すように、第1枠体11、第2枠12、第3枠13、第4枠体14、補強部材15,16等をビス止め、溶接等の固着手段にて結合して構成される。
図4、図2及び図3に示すように、ステンレス鋼製の帯状板を横断面がみぞ形状になるように曲げてサッシバーSbを造り、このサッシバーSbを所定長さに切って、縦部材及び横部材を造り、それらの部材の長手方向の端部を溶接にて互いに接合して、4角形の第1枠体11を製作する。同様に、ステンレス鋼製の帯状板を横断面が略C形状になるように曲げてサッシバーSbを造り、こりサッシバーSbを所定長さに切って、縦部材及び横部材を造り、それらの長手方向の端部を溶接にて互いに接合して、4角形の第2枠体12を製作する。
ステンレス鋼製の帯状板を横断面が一方の端部にU字形の部分がある略L字状になるように曲げてサッシバーSbを造り、このサッシバーSbを所定長さに切って、縦部材及び横部材を造り、それらの長手方向の端部を溶接にて互いに接合して、4角形の第3枠体13を製作する。ステンレス鋼製の帯状板を横断面がL字状になるように曲げてサッシバーSbを造り、このサッシバーSbを所定長さに切って、縦部材及び横部材を造り、それらの長手方向の端部を溶接にて互いに接合して、4角形の第4枠体14を製作する。
【0009】
図4、図2及び図3に示すように、第2枠体12の内側に第1枠体11を嵌め、第1枠体11のみぞ形の底辺部分11aに間隔をおいて穿った孔11aにビスBsを嵌め、これらのビスBsの先をこれに対応する第2枠体13の部分12aに穿ったねじ孔12aにねじ込んで、第1枠体11と第2枠体12とを互いに接合する。
第3枠体13の内側に第4枠体14を嵌め、第4枠体14を第3枠体13に沿って移動できるようにする。第4枠体14の辺部分14aに穿った長孔14aにビスBsを挿入し、このビスBsの先をこれに対応する第3枠体13の部分13aに設けたねじ孔13aにねじ込むことにより、所望の時に第4枠体14を第3枠体13に固定できるようにする。
第2枠体12の辺部分12bと第3枠体13の辺部分13bとを重ねて溶接等の適宜の手段で結合することにより、第1枠体11〜第4枠体14からなるサッシ10を製作する。サッシ10の第1枠体11〜第3枠体13の部分が不動主枠体を構成し、サッシ10の第4枠体14の部分が可動枠体を構成する。
不動主枠体11〜13の凹条溝は、第1枠体11のみぞ形の一方の立上り部分11bと、第3枠体13の略L字状形の一方の辺部分13aの端のU字形の部分13cと、第3枠体13の前記辺部分13aとにより構成され、枠体11〜13を含む面に沿って不動主枠体の4辺の内側に延在している。
第4枠体14を構成するサッシバーSb の横断面がL字状の縦部分14bの成は、図1〜5に図示されているように、第1枠体11を構成するサッシバーSb の横断面がみぞ形状のみぞ形の縦部分11bの成よりも小さくなっている。
なお、ステンレス鋼製の帯状板を横断面が略L字状になるように曲げてサッシバーSb,Sbを造り、このサッシバーSbを所定の長さに切って補強部材15を造り、この補強部材15を第2枠体12内に嵌めて適宜の手段で固定し、同様にサッシバーSbを所定の長さに切って補強部材16を造り、この補強部材16を第3枠体12の外側に嵌めて適宜の手段で固定し、サッシ10を補強する。
【0010】
図2〜図5に示すように、第1枠体11のみぞ形の一方の立上り部分11bにはその長手方向に間隔をおいて多数の貫通孔が穿たれ、各貫通孔に対応させて長ナット17がその中心軸線を第4枠体14の背面14bに向けて溶接等の固着手段にてそれぞれ固着され、各長ナット17に締付ボルト18がねじ込まれ、締付ボルト18をねじ込むことにより、締付ボルト18の先端で第4枠体14の横断面がL字状の縦部分14bの背面14bを押圧できるようになっている。
第4枠体14の辺部分14aにはその長手方向に間隔をおいて多数の長孔14aが穿たれ、第3枠体13の辺部分13aにはその長手方向に前記間隔に合わせて多数のねじ孔13aが穿たれている。第4枠体14の辺部分14aの各長孔14aに挿入したビスBsを第3枠体13の辺部分13aのねじ孔13aにねじ込んで、第4枠体14を第3枠体13に固定できるようになっている。
第1枠体11の長ナット17と長ナット17との間の間隔を、例えば、125mmとし、第4枠体14の長孔14aと長孔14aと間の間隔を、例えば、200mmとする。
上記のようにする理由は、1000MHzの波長300mmの整数比(150mm)を避けるためである。150mm間隔は電波が洩れ易い。
【0011】
電磁シールドガラス3の周縁部を嵌めるサッシ10の保持溝19は、可動枠体を構成する第4枠体14の辺部分14bと、不動主枠体の一部を構成する第3枠体13の略L字状形の一方の端のU字形の部分13cと、前記第3枠体13の辺部分13aとにより形成され、可動枠体を構成する第4枠体14の辺部分14bの符号14bのついた平らな面と、不動主枠体の一部を構成する第3枠体13の略L字状形の一方の端のU字形の部分13cの符号13cのついた平らな面とが、保持溝19の押付面14b,13cになる。押付面13cが不動主枠体の保持溝の押付面であり、押付面14bが可動枠体の保持溝の押付面である。
第1枠体11のみぞ形のリップ部11c,11dにはその長手方向に間隔をおいて多数のねじ孔11c,11dが穿たれている。化粧カバー32に穿たれたビス孔に挿入したビスBsを各ねじ孔11c,11dにねじ込んで化粧カバー32を第1枠体11に固着し得るようになっている。
化粧カバー板32は、図1〜5に図示されているように、第1枠体11のみぞ形の開口部、リップ部11c,11dの外側を覆い、かつ不動主枠体の凹条溝内の可動枠体を構成する第4枠体14を覆っている。
そして、サッシ10は、図1〜図5に示すように、その4周部を建物躯体に4角枠状に固定した各角形管体8A〜8Dに対面させ、その第3枠体13の辺部分13bの各ビス孔にビスBsを通し、各ビスBsの先をこれに対応する各角形管体8A〜8Dの部分に穿たれたねじ孔にねじ込んで、建物躯体に固着する。
なお、その際に、各角形管体8A〜8Dとサッシ10の辺部分13bとの間に建物空間の内側に配した鋼板等からなる壁シールド材31を挾み込んで、サッシ10の周囲を壁シールド材31に接合してシールドするようになっている。
【0012】
電磁シールドガラス20は、図5に示すように、ガラス板20a,20b間にシールドメッシュ20cを挾み込み、これらのガラス板20a,20bの全外周縁部に導電性を有す導電テープ20dを固着して形成され、前記シールドメッシュ20cと導電テープ20dとが電気的に接続されるように構成されている。
導電性バックアップ材21は、例えば、ステンレス鋼の細い線からなるステンレス編組線で構成されている。このバックアップ材21は電磁シールドガラス20の通電部である導電テープ20dとステンレス鋼製のサッシ10との導電性接触材を構成し、電磁シールドガラス20の導電テープ20dとステンレス鋼製のサッシ10とを電気的に導通させる役目を果たし得るものである。
図5に示すように、締付ボルト18を反締付方向に回して、サッシ10の保持溝19の間隔、すなわち、第4枠体14の辺部分14bの面、すなわち、押付面14bと第3枠体13のU字形の部分13cの面、すなわち、押付面13cとの間の間隔を大きくし、その保持溝19内に電磁シールドガラス20の周縁部を入れ、電磁シールドガラス20の下端をセッティングブロックBlの上に載せる。
【0013】
そして、保持溝19内の第4枠体14の辺部分14bの押付面14bと電磁シールドガラス20の導電テープ20dの面との間及び保持溝19内の第3枠体13のU字形の部分13cの押付面13cと電磁シールドガラス20の導電テープ20dの面との間に、それぞれ導電性バックアップ材21をサッシ10の全周にわたって入れる。
それから、図5に示すように、各締付ボルト18を締付方向に回して、各締付ボルト18の先で第4枠体14の辺部分14bの背面14bを押圧する。そして、第4枠体14の辺部分14bの押付面14bで該押付面14bに対面する導電性バックアップ材21を電磁シールドガラス20の押付面14b側の導電テープ20dの面に押し付け、かつ電磁シールドガラス20の押付面13c側の導電テープ20dの面で該面に対面する導電性バックアップ材21を第3枠体13のU字形の部分13cの押付面13cに押し付け、導電性バックアップ材21を押付圧縮し、サッシ10の押付面13c,14b及び電磁シールドガラス21の導電テープ20dの面と導電性バックアップ材21の面とを十分に密着させ、十分な電気的導通状態になるようにする。
各締付ボルト18による押圧の程度、すなわち、導電性バックアップ材21の押付圧縮の程度が所望の値になったら、第4枠体14の辺部分14aの長孔14aに嵌めたビスBsを回して、このビスBsにて第4枠体14の辺部分14aを多数の個所で不動主枠体の凹条溝の底部となる第3枠体13の辺部分13aに固定する。
それから、サッシ10の第1枠体11のみぞ形のリップ部11c,11dの面に化粧カバー32を当て、化粧カバー32に穿たれた多数のビス孔にそれぞれビスBsを挿入し、各ビスBsを各リップ部11c,11dのねじ孔11c,11dにねじ込んで、化粧カバー32をサッシ10に固着する。
第4枠体14を構成するサッシバーSb の縦部分14bの成が第1枠体11のサッシバーSb の縦部分11bの成よりも小さいから、第4枠体14を不動主枠体の凹条溝に収容でき、可動枠体を構成する第4枠体14が収容されている不動主枠体の凹条溝及び締付ボルト18の頭部がある不動主枠体の第1枠体11のみぞ形の開口部を化粧カバー板32により覆うことができる。
図4に示すように、化粧カバー32の端面と電磁シールドガラス20の内側面と間の隙間にシーリング材33を充填する。
【0014】
実施例のものは、締付ボルト18を締付方向に回すことにより第4枠体14の辺部分14bの押付面14bで導電性バックアップ材21を電磁シールドガラス20の導電テープ20dの面に押し付け、かつ電磁シールドガラス20の導電テープ20dの面で導電性バックアップ材21を第3枠体13のU字形の部分13cの押付面13cに押し付け、導電性バックアップ材21を押付圧縮し得るようになっており、締付ボルト18を回すことにより、押付面14b と押付面13c との間の間隔を調節することができ、導電性バックアップ材21の押付圧縮の程度を調節することができる。
締付ボルト18による締付けの場合の性能と否締付けの場合の性能との比較が図6に示されている。図6中、Vは垂直波を示し、Hは水平波を示す。
否締付けの状態は、保持溝19内の第4枠体14の辺部分14bの面14bと電磁シールドガラス20の導電テープ20dの面との間の隙間及び保持溝19内の第3枠体13のU字形の部分13cの面13cと電磁シールドガラス20の導電テープ20dの面との間の隙間を、サッシ10の全周にわたって、導電性性接触材の導電性バックアップ材21であるステンレス編組線で埋めた図7に示す従来のものと同様の状態を意味していると考えればよい。
否締付けの場合は、図6に示すように、周波数100MHz以上の高い領域において、シールド特性が低下或は横這いになる。
締付けの場合は、周波数500MHz以上の高い領域において、シールド特性が向上している。隙間から電波が洩れやすい高い周波数(波長が短い)の領域において高いシールド性が得られることは、締付けが有効に働いていることを示している。
締付けの場合において、周波数500MHz以下の低い領域でH波(水平波)に対する値が低いのは、試供体の縦横比からくる振と考えられる。
なお、上述の実施例では、建物躯体に固着した角形管体8A〜8Aにサッシ10を取付けてから、サッシ枠10の保持溝19に電磁シールドガラス20の周縁部、導電性バックアップ材21等を入れて、締付ボルト18で締め付けると説明したが、サッシ枠10の保持溝19に電磁シールドガラス20の周縁部、導電性バックアップ材21等を入れて、締付ボルト18である程度締め付けてから、そのサッシ10を建物躯体に固着した角形管体8A〜8Aに取付けるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明の電磁シールド窓のシールド装置は、電磁シールド窓のサッシが導電性材料からなる凹条溝のある不動主枠体と該不動主枠体の凹条溝内に収容されて移動できるように設けられた導電性材料からなる可動枠体とを備え、サッシの電磁シールドガラスとしてその周縁部の両側に導電層を設けたものが用いられ、磁シールドガラスの周縁部を保持する保持溝電磁シールドガラスの前記導電層に対面する押付面が不動主枠体の凹条溝の一方の側の枠体の面と該面に間隔をおいて対面する可動枠体の面とで形成され、不動主枠体の凹条溝の他方の側の枠体に多数のねじ孔が間隔をおいてかつ可動枠体の背面に向けて設けられ、各ねじ孔に締付ボルトがそれぞれねじ込まれ、締付ボルトを回して可動枠体の背面を押圧することにより可動枠体の保持溝の押付面と不動主枠体の保持溝の押付面との間の間隔が調節できるように構成され、電磁シールドガラスの導電層のある周縁部が前記保持溝内に入れられ、保持溝内の不動主枠体の保持溝の押付面と該押付面に対面する電磁シールドガラスの周縁部の導電層との間及び可動枠体の保持溝の押圧面と該押付面に対面する電磁シールドガラスの周縁部の導電層との間にそれぞれ導電性接触材が入れられ、各締付ボルトを締付方向に回すことにより可動枠体の背面が押圧され、可動枠体の保持溝の押付面が不動主枠体の保持溝の押付面に向けて移動させられて、可動枠体の保持溝の押付面にて該押付面に対面する導電性接触材が電磁シールドガラスの周縁部の可動枠体の保持溝の押付面側の導電層に押し付けられ、かつ電磁シールドガラスの周縁部の不動主枠体の保持溝の押付面側の導電層にて該導電層に対面する導電性接触材が不動主枠体の保持溝の押付面に押し付けられ、導電性接触材が押付圧縮された状態にされてから、可動枠体が多数の個所で不動主枠体の凹条溝の底部にねじ止めにて固定され、電磁シールドガラスの周縁部の導電層とサッシの不動主枠体及び可動枠体の保持溝の押付面とが押付圧縮された導電性接触材を介して電気的導通状態にされ、この電気的導通状態が維持されるようになっているから、次の(1)〜(5)の効果を奏する。
(1)可動枠体が不動主枠体の凹条溝内に収容されていて、締付ボルトを回して導電性接触材が押付圧縮された状態にした後に、可動枠体を多数の個所で不動主枠体の凹状溝の底部にねじ止めにて固定するため、可動枠体の固定が容易であるだけでなく、導電性接触材の押付圧縮の状態を確実に維持することができ、電磁シールドガラスの周縁部の導電層とサッシの不動主枠体及び可動枠体の保持溝の押圧面とが十分な電気的導通状態に保たれ、特に、隙間から電波が洩れやすい高い周波数(波長が短い)の領域においてシールド特性を向上させることができる。
(2)可動枠体の背面を締付ボルトにより押圧することにより可動枠体の保持溝の押付面と不動主枠体の保持溝の押付面との間の間隔が調節できるように構成されているから、押圧の程度を変えることにより、隙間から電波が洩れ易い高い周波数の領域における高いシールド特性を得るのに適した導電性接触材の押付圧縮の状態にすることができる。
【0016】
(3)可動枠体の押圧が容易になるだけでなく、可動枠体を押圧して導電性接触材の押付圧縮ができるサッシの製作も容易になり、簡単な構成のサッシで、高い周波数の領域においけるシールド特性を容易に向上させることができる。
(4)押圧手段が多数のねじ孔と該ねじ孔にねじ込まれた締付ボルトから構成されるため、押圧手段の構成が簡単になるだけでなく、締付ボルトを回して可動枠体の背面を押圧することにより可動枠体の保持溝の押付面と不動主枠体の保持溝の押付面との間の間隔を調節することができ、導電性接触材の押付圧縮の程度を容易に調節することができる。また、締付ボルトの存在により可動枠体の保持溝の押付面が不動主枠体の保持溝の押付面から離れる方向へ移動するのを止めることができ、導電性接触材の押付圧縮の状態の維持も、確実になる。従って、簡単な手段で電気的導通状態を確実に維持させることができる。
(5)可動枠体は不動主枠体の凹条溝内に収容されているから、不動主枠体の凹条溝の可動枠体のある部分を化粧カバー板で容易に覆うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の通常の窓ガラスを入れたサッシの内側に電磁シールドガラスを入れたサッシが設けられている窓部を図3のA−A線と略同じ線で断面した平面図
【図2】 実施例の電磁シールドガラスを入れたサッシが設けられている窓部を図3のA−A線で断面した平面図
【図3】 実施例の電磁シールドガラスを入れたサッシが設けられている窓部を図2のB−B線で断面した側面図
【図4】 図3の窓部の下半分を拡大した側面図
【図5】 図4の要部を拡大しその作用等を説明する側面図
【図6】 実施例の導電性バックアップ材を締め付けた締付けの場合と導電性バックアップ材で隙間を埋めた否締付けの場合とのシールド特性の比較を示す図
【図7】 従来の電磁シールドガラスの入ったサッシを設けた窓部を図2のB−B線と同じ線で断面した側面図
【符号の説明】
10 サッシ
11 第1枠体
12 第2枠体
13 第3枠体
11〜13 不動主枠体
13c 押付面
14 第4枠体、すなわち、可動枠体
14b 第4枠体の辺部分
14b 押付面
14b 背面
15,16 補強部材
17 長ナット
18 締付ボルト
19 保持溝
20 電磁シールドガラス
20d 導電テープ
21 導電性バックアップ材、すなわち、導電性接触材
31 壁シールド材
32 化粧カバー
33 シーリング材
Bs〜Bs ビス
Sb〜sb サッシバー

Claims (1)

  1. 電磁シールド窓のサッシが導電性材料からなる凹条溝のある不動主枠体と該不動主枠体の凹条溝内に収容されて移動できるように設けられた導電性材料からなる可動枠体とを備え、サッシの電磁シールドガラスとしてその周縁部の両側に導電層を設けたものが用いられ、磁シールドガラスの周縁部を保持する保持溝電磁シールドガラスの前記導電層に対面する押付面が不動主枠体の凹条溝の一方の側の枠体の面と該面に間隔をおいて対面する可動枠体の面とで形成され、不動主枠体の凹条溝の他方の側の枠体に多数のねじ孔が間隔をおいてかつ可動枠体の背面に向けて設けられ、各ねじ孔に締付ボルトがそれぞれねじ込まれ、締付ボルトを回して可動枠体の背面を押圧することにより可動枠体の保持溝の押付面と不動主枠体の保持溝の押付面との間の間隔が調節できるように構成され、電磁シールドガラスの導電層のある周縁部が前記保持溝内に入れられ、保持溝内の不動主枠体の保持溝の押付面と該押付面に対面する電磁シールドガラスの周縁部の導電層との間及び可動枠体の保持溝の押圧面と該押付面に対面する電磁シールドガラスの周縁部の導電層との間にそれぞれ導電性接触材が入れられ、各締付ボルトを締付方向に回すことにより可動枠体の背面が押圧され、可動枠体の保持溝の押付面が不動主枠体の保持溝の押付面に向けて移動させられて、可動枠体の保持溝の押付面にて該押付面に対面する導電性接触材が電磁シールドガラスの周縁部の可動枠体の保持溝の押付面側の導電層に押し付けられ、かつ電磁シールドガラスの周縁部の不動主枠体の保持溝の押付面側の導電層にて該導電層に対面する導電性接触材が不動主枠体の保持溝の押付面に押し付けられ、導電性接触材が押付圧縮された状態にされてから、可動枠体が多数の個所で不動主枠体の凹条溝の底部にねじ止めにて固定され、電磁シールドガラスの周縁部の導電層とサッシの不動主枠体及び可動枠体の保持溝の押付面とが押付圧縮された導電性接触材を介して電気的導通状態にされ、この電気的導通状態が維持されるようになっていることを特徴とする電磁シールド窓のシールド装置。
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