JP3689048B2 - リモコン制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば給湯装置や加熱装置等を無線リモコン装置で制御するリモコン制御装置に係り、特にその製作運用管理の便を図り、また、その機能の拡大を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、給湯装置は給湯器をリモコン装置によって制御しようとする傾向にある。とみに近年は、本体装置とリモコン装置との間の通信手段を無線で行う無線リモコン制御装置が主流になってきている。例えば、一般家庭住宅においても、風呂や台所、洗面所等の各室に給湯可能な給湯器を備え、これを各部屋場所からリモコン装置を操作することで自由に制御することができるシステムが実用されている。
【0003】
図8は、給湯装置に適用されたこの種従来のリモコン制御装置の全体構成を示す図である。図において、1は給湯器で、水およびガスの開閉と風呂および台所への給湯を行う。2は本体装置としての給湯器本体で、風呂や台所等各部屋に設置されたリモコン装置3A,3B,3Cの操作信号を無線で受信し、それに基づき給湯器1を制御する。各リモコン装置3A〜3Cは、風呂用や台所用等に使用したとき最も使い易いよう、それぞれ運用タイプで区分されるのが通常であるが、持ち運びは自由である。
【0004】
図9は給湯器本体2および各リモコン装置3の内部構成の概略を示す図である。近年、制御の中枢はソフトウェアで行われており、図に示すように、給湯器本体2にはこれらソフトプログラムを格納しておくROM4と、演算処理に応じて適宜書き込み、読み出しを行うRAM5とを備え、更に無線部6を介して各リモコン装置3から入力した信号を含め演算処理を行い給湯器1への制御信号を出力するCPU7を備えている。
【0005】
また、各リモコン装置3A〜3Cにも、それぞれ必要なROM8A〜8C、RAM9A〜9C、CPU10A〜10C、および無線部11A〜11Cを備えている。そして、これら各ROM8A〜8Cにはそれぞれの運用タイプに応じて異なるソフトプログラムが格納されている。また、各リモコン装置3A〜3Cには、操作入力を行うためのキー部12A〜12Cおよび操作内容の表示を行う表示部13A〜13Cが設けられている。
【0006】
図10は、1台のリモコン装置3の操作パネルの一例を示すもので、個々には図示しないが複数個の操作ボタンを配列したキー部12および文字表示と指示ランプとを配置した表示部13を備えている。14は温度過上昇等を知らせる警報表示を行うブザーである。
【0007】
次に動作について説明する。例えば、風呂用に設定されたリモコン装置3Aのキー部12Aを操作することにより、予めそのROM8Aに格納されたソフトプログラムに基づき、CPU10Aで演算処理され必要な制御信号が無線部11Aから送信される。給湯器本体2は、上記制御信号を無線部6で受信して予めROM4に格納されたソフトプログラムに基づきCPU7で演算処理し、必要な制御信号を給湯器1に出力することにより、水やガスの開閉制御を行い風呂への給湯、その温度、水位の調節を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリモコン制御装置は以上のように構成されているので、以下のような種々の問題点があった。即ち、各リモコン装置3A等にはその運用タイプに応じて異なるソフトプログラムを格納したROM8A等を用意する必要がある。従って、製品製作時から各リモコン装置3を個別に峻別して管理し、出荷から製品据付に至る各過程においてこの種管理を徹底する必要がありその取扱が煩雑になる。また、特定のリモコン装置3でその運用タイプを変更したい場合には、そのROM8を変更後の運用タイプのソフトプログラムを格納した新たなものと取り替える必要があり、その作業が煩雑で費用も増大する。更に、出荷後、ソフトプログラム上にバクが発見されたり、新たな機能を追加するためソフトプログラムを変更する場合、時として装置すべてのROMを取り替える必要が生じ、工事内容が複雑で大規模となる。
【0009】
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、その第1の目的は、必要なソフトプログラムを給湯器本体にのみ格納しておけば各リモコン装置については共通に製作できるようにしてその製造、取扱いを簡便にすることである。
また、その第2の目的は、リモコン装置間でのメッセージの授受を効率的に行い得るようにして、装置としての機能の拡大を図ることである。
また、その第3の目的は、リモコン装置にスケジュール管理を行う秘書機能を具備させ、更に便宜を図らんとするものである。
更に、その第4の目的は入出力処理部の構成を簡素化して装置としての統一化を進めることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るリモコン制御装置は、そのリモコン装置には、メッセージの内比較的使用頻度の高いものを固定メッセージとして予め格納するとともにそれをコード化して相互の検索をするための固定メッセージコード検索ファイルを格納するリモコン側メモリ、上記メッセージの入力・表示を行う入出力処理部、および上記リモコン側メモリの格納内容をもとに、上記入出力処理部から入力されたメッセージ信号が固定メッセージのときはコード信号に変換しまた固定メッセージ以外のときは任意メッセージ信号としてそれぞれ送信先リモコン装置を特定して上記本体装置へ向けて送信し、受信したメッセージ信号がコード信号のときは変換した固定メッセージを、また任意メッセージのときは当該任意メッセージを上記入出力処理部で表示させるリモコン側メッセージ制御部を備え、上記本体装置には、送信先リモコン装置から受信した固定メッセージコード信号または任意メッセージ信号を中継し送信先リモコン装置へ向けて送信する本体側メッセージ制御部を備えたものである。
【0011】
【作用】
この発明の請求項1に係るリモコン制御装置においては、あるリモコン装置からメッセージを入力すると、それが固定メッセージのときはコード信号に変換し、本体装置を中継して相手先リモコン装置に送信し、受信したリモコン装置ではそのメッセージの表示を行う。
【0012】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の実施例1によるリモコン制御装置について説明する。但し、給湯機能等、リモコン制御装置本来の機能およびその機能を実現する構成部分については従来と変わりがないので、その図示および説明は適宜省略するものとする。
【0013】
図1はこの発明の実施例1を説明するための構成図である。先ず、本体装置である給湯器本体2の内部構成(同図(a))について説明する。図において、15はROMからなる本体側メモリで、リモコン装置3の運用タイプに応じたソフトプログラムが各ファイルに区分されて格納されている。即ち、この実施例では4個のファイル15a〜15dに区分されており、メイン無線リモコン装置プログラムファイル15aは、家庭内の例えば台所に設置されるリモコン装置を想定したもので、建屋内のすべての給湯設備の操作ができるよう必要なソフトプログラムを格納している。サブ無線リモコン装置プログラムファイル15bは、例えば建屋2階の洗面所に設置されるリモコン装置を想定したもので、当該洗面所内の給湯設備のみをその操作対象としたソフトプログラムが格納されている。また、風呂無線リモコン装置プログラムファイル15cは、風呂場に設置されるリモコン装置を想定したもので、当該風呂場内の給湯設備の操作がスムーズにできるよう考慮されたソフトプログラムが格納されている。更に、無線リモコン装置共通プログラムファイル15dは、設置されるすべてのリモコン装置で必要となるソフトプログラムの共通部分が格納されている。
【0014】
16は必要なソフトプログラムの読み出しと送信の処理を行うダウンロード運用制御部、17はダウンロード運用制御部16からの信号の送信処理を行う無線送信処理部、18はリモコン装置3からの信号の受信処理を行う無線受信処理部、19はアンテナ等からなる無線部である。
【0015】
次にリモコン装置3の内部構成(同図(b))について説明する。なお、リモコン装置3はその設置場所、運用タイプに応じて3A,3B・・・と複数台存在するが、ここではその1台について示すものとする。図において、20は無線部、21および22はそれぞれ無線送信処理部および無線受信処理部、23は給湯器本体2から受信した信号を判定し、必要なソフトプログラムの信号を無線リモコン装置プログラム格納エリアを備えたリモコン側メモリ24に格納するダウンロード判定部である。
【0016】
次に実施例1におけるリモコン制御装置の動作について説明する。なお、以下に説明する動作は、例えば本装置を現地に新たに設置したときや、使用するソフトプログラムにエラー等が発見されてその修正を行う場合等で、本来の給湯操作開始に先立って行うもので、ここではダウンロード処理を称するものとする。
【0017】
このダウンロード処理は別途格納されたダウンロードプログラムに沿って実行する。図2はその処理の流れを示すフローチャートである。ダウンロードプログラムをスタートさせると、先ず、ステップS1で最初に処理すべきリモコン装置3の番号を設定する。即ち、N=1で、これが台所に設置されるリモコン装置3Aが該当するものとすると、次のステップS2において、ダウンロード運用制御部16が本体側メモリ15に格納されたソフトプログラムからリモコン装置3Aで必要となるもの、従ってファイル15aと15dとに格納されたソフトプログラムを読み出す。
【0018】
読み出されたソフトプログラムの信号は給湯器本体2の無線送信処理部17および無線部19を経てリモコン装置3Aに送信され、リモコン装置3Aではこの信号を無線部20および無線受信処理部22を経てダウンロード判定部23で受信し、伝送エラーの有無を判定し、エラーが無ければリモコン側メモリ24に格納し、エラーが有ればその旨無線送信処理部21および無線部20を経て給湯器本体2へ送信し、給湯器本体2ではダウンロード運用制御部16が同一プログラムの信号を再送する(ステップS3)。なお、ステップS3の具体的な動作手順は、図3で詳述する。
リモコン装置3Aへのダウンロード処理が終了すると、リモコン装置3の番号を進め(ステップS4,S5)、先と同様のダウンロード処理を続行する。即ち、例えば、処理対象が風呂場用のリモコン装置3Bであれば、ダウンロード運用制御部16は、本体側メモリ15のファイル15cと15dとに格納されたソフトプログラムを読み出し、上記と同様の方法でリモコン装置3Bへ送信する。
【0019】
以上をすべてのリモコン装置3について行うと(ステップS4でYES)、ダウンロード処理が完了し、本来の給湯動作可能の状態になる。
【0020】
図3は、図2のステップS3の内容を具体的な無線通信手段で実現する場合のダウンロードシーケンスを説明するものである。即ち、本シーケンスは、特定小電力無線局テレメータ用およびテレコントロール用無線設備標準規格(RCR STD−16)に準拠したもので、20秒以内を1フレームとして通信する。
【0021】
具体的には、給湯器本体2から発呼(301)、空チャネルを選択(302)補足(303)すると、キャリアセンスを行い(304)、接続要求・チャネル指定の制御信号を相手方リモコン装置3へ送信する(305)。リモコン装置3側ではこの制御信号を受信すると(306)、同様にキャリアセンスを行い(307)、接続応答の制御信号を給湯器本体2へ送信する(308)。
給湯器本体2側では、この制御信号を受信すると(309)、本体側メモリ15から読み出したダウンロード対象のソフトプログラムを送信する(310)。リモコン装置3側では、この信号を受信し(311)、1フレーム20秒以内の送信終了を知らせる給湯器本体2側からの制御信号(312)を受信すると(313)、それに応答する制御信号を給湯器本体2側へ送信する(314)。
応答の内容としては、伝送エラーの有無、即ち正常/異常が通知される。
【0022】
給湯器本体2側でこの応答の制御信号を受信すると(315)、1フレーム分の通信が終了し、定められた送信休止時間を経て(316,317)再度キャリアセンスに戻り(304)次のフレーム送信を継続する。
【0023】
リモコン装置3側からの応答の制御信号(314)が、正常の場合、給湯器本体2は送信プログラムの残留分または次のプログラムを次フレームで送信するが、応答が異常のときは、前回フレームで送信したプログラムと同一の内容を次フレームで再度送信する。給湯器本体2側で所定の設定時間内に応答の制御信号を受信しない場合は、通信失敗とみなして異常時と同様に前回送信の内容を再送する。
【0024】
なお、上記応答待ちの設定時間は本体側メモリ15に格納されており、必要な場合は、その書き込み時に変更することができる。また、フレーム毎の通信を継続する場合、最初に捕捉したチャネルを継続使用することでダウンロード処理時間の短縮を図っている。
【0025】
当該リモコン装置3に必要なソフトプログラムの送信が終了すると、次のリモコン装置3へのダウンロードに移り、すべてのリモコン装置3へのダウンロードが終了すると(図3の318,319でYES)シーケンスを終了する。
【0026】
以上、この発明の実施例1では、各リモコン装置3に必要なソフトプログラムを予めすべて給湯器本体2側に格納にしておき、各リモコン装置3にそれぞれ必要なソフトプログラムをダウンロード処理で格納するようにしたので、各リモコン装置3は画一的な仕様で製作・管理することができ、また、プログラム内の修正・変更に対しても、各リモコン装置3のROMの取替を要することなく対処することができる。
【0027】
実施例2.
次に、この発明の実施例2によるリモコン制御装置について説明する。この実施例2は、リモコン装置相互間でメッセージの授受を可能とするもので、以下、主としてこの機能を実現するために必要となる構成部分を中心に図により説明する。
【0028】
図4は給湯器本体2およびリモコン装置3の内部構成を示すもので、先ず給湯器本体2(同図(a))について説明する。図において、無線送信処理部17、無線受信処理部18および無線部19は図1で説明したものと同一である。25はROMおよびRAMからなる本体側メモリで、種々のメッセージおよびそのコードの検索のためのデータが格納される。ここで、給湯装置で使用されるメッセージとしては、例えば、”風呂が沸きました。”とか”水が溢れています。”等がある。そして、メッセージの内、比較的使用頻度の高いものが固定メッセージとして予め登録されるとともにコードが付され、両者の対応を示すものが固定メッセージコード検索ファイルとしてROM25aに格納されている。また、固定メッセージおよびそれ以外の任意メッセージは、一時的にそれぞれRAM25bおよび25cに格納される。26は後述するリモコン装置3間のメッセージ伝送の中継を行うためのメッセージ制御部である。
【0029】
図4(b)は1台のリモコン装置3を示すもので、先ず、無線部20、無線送信処理部21および無線受信処理部22は図1のものと同一である。27は入出力処理部で、タッチパネル部28とその信号の入力、出力処理を行う入力処理部29、出力処理部30とから構成されている。31はRAMからなるリモコン側メモリで、それぞれ固定メッセージコード検索ファイル31aおよび固定メッセージ31bを格納する。
32はメッセージ制御部、33はメニュー制御部、34はリアルタイム表示制御部で、これらの機能については後述の動作のところで説明する。
【0030】
図5は、リモコン装置3の操作パネルを示すもので、従来の図10に相当するものである。ここでは、キー部12は運転入/切を操作するボタン1個の簡単なものになっており、給湯制御やメッセージ伝送等はすべてタッチパネル部28に必要な画面を表示することにより行う。
【0031】
次にメッセージ伝送に係る動作について説明する。図6は例えばリモコン装置3Bからリモコン装置3Aへ向けてメッセージを送る場合を想定したときの信号の流れ(同図(a))と信号フォーマットの一例(同図(b))を示す。
先ず、リモコン装置3Bのキー部12を操作して運転入とすると、タッチパネル部28にメニュー表示がされるので、メッセージ伝送を選択し、つづけて伝送先リモコン装置、即ち3Aの指定と伝送したいメッセージとを入力する。固定メッセージはコードで入力することができるが、メッセージの内容をそのまま入力してもよい。固定メッセージとして登録されていないメッセージは任意メッセージとしてその内容を入力する。入力内容は入力処理部29、メニュー制御部33を経てメッセージ制御部32に通知される。
【0032】
メッセージ制御部32ではメッセージ内容が固定メッセージであるか任意メッセージであるかを判定する。コードによる入力であれば直ちに固定メッセージと判断するが、メッセージ入力であればリモコン側メモリ31bに格納された固定メッセージと合致するものが有るか否かで判断する。固定メッセージの場合は、伝送先リモコン装置3AのIDと固定メッセージコードとを送信する。固定メッセージからコードへの変換はリモコン側メモリ31aに格納されている固定メッセージコード検索ファイルを使用して行う。このように、メッセージ情報をコード化することで伝送効率が向上する。
任意メッセージの場合は、伝送先リモコン装置3AのIDと当該任意メッセージを送信する。
【0033】
送信は、無線送信処理部21および無線部20を介し、給湯器本体2へ向けて送信信号35として出力することで行う(図6)。給湯器本体2ではこの送信信号35を無線部19で受信し、無線受信処理部18を経てメッセージ制御部26に通知する。メッセージ制御部26は通知されたメッセージを解析し、一旦本体側メモリ25に格納、次ステップで読み出し、無線送信処理部17および無線部19を経て送信信号36として伝送先リモコン装置3Aへ向けて出力する。
【0034】
リモコン装置3A(勿論、運転入の状態になっているものとする)では、送信信号36を無線部20で受信し、無線受信処理部22を経てメッセージ制御部32に通知する。メッセージ制御部32はこれを解析し、伝送先が自局であることを確認し、コード信号は対応する固定メッセージに変換した上リアルタイム表示制御部34に通知し、出力処理部30を介してタッチパネル部28に当該メッセージを表示する。
即ち、給湯器本体2が中継局となってリモコン装置3Bからリモコン装置3Aへ向けて所望のメッセージが伝送された訳である。メッセージ着信と同時にブザー14を動作させるようにすれば、相手先への伝達がより確実になる。
【0035】
なお、伝送自体の信頼性を向上するため、送信信号36を受信するとリモコン装置3Aは給湯器本体2へ向けて応答信号37を返送する。応答の内容は伝送エラーの有無、即ち正常/異常の判別である。異常時は送信側(給湯器本体2)から再送を行い、正常終了となるまでリトライする。リトライ回数は例えば3回迄とする。正常時は、給湯器本体2はリモコン装置3Bへ向けて応答信号38を返送する。
【0036】
また、以上の実施例2で説明したメッセージ伝送機能を実現する上で各リモコン装置3に格納しておく必要があるデータは、ソフトプログラムの一部として実施例1で示したダウンロード方式で給湯器本体2から自動的に各リモコン装置3へ送信格納することは勿論である。
【0037】
実施例3.
次にこの発明の実施例3によるリモコン制御装置について説明する。この実施例はリモコン装置3に秘書機能、端的に言えば、例えば電子手帳と称して市販されているものまたはそれに類似したものと同様の機能を実現可能とするもので、各リモコン装置3に必要となるデータを実施例1で示したダウンロード方式で簡単に送り込める利点がここでも有効に活かされる。
【0038】
図7はこの実施例3の秘書機能に着目して示した構成図である。図において、31cは秘書機能を達成するために必要となるプログラム、データを格納するリモコン側メモリで、その格納は前述した通り、給湯器本体2からダウンロード方式によりなされる。39は独立して時刻を更新する時刻制御部、40はスケジュールされた時刻を検出する時刻検出部、41は秘書機能部で、その動作を以下に説明する。
【0039】
秘書機能自体はリモコン装置3単独で動作する。先ず、タッチパネル部28のメニュー画面で秘書機能を選択設定すると、その信号が入力処理部29を介してメニュー制御部33に通知され秘書機能部41を起動する。秘書機能部41はリアルタイム表示制御部34に秘書機能画面の表示を通知し、出力処理部30を介して当該画面がタッチパネル部28に表示される。そこで、スケジュールの設定を行う。
スケジュールの設定は、時刻と、当該時刻で表示させるメッセージを入力することで行う。設定内容は入力処理部29、メニュー制御部33を経て秘書機能部41が入力しリモコン側メモリ31aに格納する。
【0040】
別途、秘書機能部41は時刻検出部40に対して時刻の検出を要求する。時刻検出部40は時刻制御部39からの出力をモニターし、スケジュール設定された時刻になると、秘書機能部41に対してその旨を通知する。これにより、秘書機能部41は設定された該当時刻に対応するメッセージの内容をリアルタイム表示制御部34に通知し、同時にブザー14により音声通知を行う。リアルタイム表示制御部34は、その時点でタッチパネル部28にいかなる画面が表示されていても、通知された設定内容のメッセージを表示する。
【0041】
表示されたメッセージは、一定の設定時間が経過するとクリアされるが、人がスケジュールのメッセージを認識し、メニューの「クリア」を入力することによってもクリアされる。ブザーも同時にクリアされる。また、スケジュール内容の変更や削除は、設定時と同様にして行うことができる。
【0042】
なお、以上各実施例では、給湯装置に適用したリモコン制御装置について説明したが、この発明の適用上、特に給湯装置に限定されるものではないことは勿論である。
また、入出力処理部27もタッチパネル構造のものに限定される訳ではない。
【0043】
【発明の効果】
この発明は以上のように、リモコン側メッセージ制御部と本体側メッセージ制御部とを備え、メッセージを任意メッセージとコード化する固定メッセージとに区分して処理することにより、任意のリモコン装置相互間でメッセージの授受が効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるリモコン制御装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例1によるダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例1におけるダウンロードシーケンスを示す図である。
【図4】この発明の実施例2によるリモコン制御装置の構成を示す図である。
【図5】この発明の実施例2におけるリモコン装置3の操作パネルを示す図である。
【図6】この発明の実施例2における送信信号の流れと信号フォーマットを説明する図である。
【図7】この発明の実施例3によるリモコン制御装置の構成を示す図である。
【図8】給湯装置に適用したリモコン制御装置の全体構成を示す図である。
【図9】従来のリモコン制御装置の構成を示す図である。
【図10】従来のリモコン制御装置におけるリモコン装置3の操作パネルを示す図である。
【符号の説明】
1 給湯器
2 給湯器本体
3 リモコン装置
15,25 本体側メモリ
16 ダウンロード運用制御部
19,20 無線部
23 ダウンロード判定部
24,31 リモコン側メモリ
26 本体側メッセージ制御部
27 入出力処理部
28 タッチパネル部
32 リモコン側メッセージ制御部
41 秘書機能部

Claims (1)

  1. 制御対象である本体装置、および通信手段を介して上記本体装置との間で信号を授受して上記本体装置を制御するリモコン装置を備えたリモコン制御装置において上記リモコン装置相互間でメッセージの授受を可能とするため、
    上記リモコン装置には、上記メッセージの内比較的使用頻度の高いものを固定メッセージとして予め格納するとともにそれをコード化して相互の検索をするための固定メッセージコード検索ファイルを格納するリモコン側メモリ、上記メッセージの入力・表示を行う入出力処理部、および上記リモコン側メモリの格納内容をもとに、上記入出力処理部から入力されたメッセージ信号が固定メッセージのときはコード信号に変換しまた固定メッセージ以外のときは任意メッセージ信号としてそれぞれ送信先リモコン装置を特定して上記本体装置へ向けて送信し、受信したメッセージ信号がコード信号のときは変換した固定メッセージを、また任意メッセージのときは当該任意メッセージを上記入出力処理部で表示させるリモコン側メッセージ制御部を備え、上記本体装置には、送信先リモコン装置から受信した固定メッセージコード信号または任意メッセージ信号を中継し送信先リモコン装置へ向けて送信する本体側メッセージ制御部を備えたことを特徴とするリモコン制御装置。
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