JP3685921B2 - 集光型太陽光発電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽光を複数の太陽電池モジュールに集光せしめ、光電変換により電力を得る集光型太陽光発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
化石燃料の使用による環境問題およびエネルギー枯渇問題等の見地から、太陽エネルギーからクリーンな電力を直接取り出して住宅等に供給するようにした小規模太陽光発電装置が、たとえば特開平9−83003号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、太陽電池を用いる太陽光発電装置では、温度上昇によって発電効率が低下するという問題があり、上記従来のものでは、太陽電池パネルが取り付けられる支持板に、冷却フィンが設けられるとともに、冷却通風路が形成されている。
【0004】
上述のような太陽電池パネルを用いた平面型の太陽電池発電装置では、装置の高さが比較的低く、しかも重量も比較的小さいので、支持板の構成の自由度が大きく、冷却フィンや冷却通風路を容易に形成することができる。ところが、太陽光をレンズによって太陽電池モジュールに集光させるようにした集光型太陽光発電装置、特に複数のレンズおよび複数の太陽電池モジュールを組み合わせてユニット化した集光型太陽光発電装置では、装置の高さが高くなるとともに重量も大となり、しかも複数のレンズにそれぞれ対応した太陽電池モジュールの位置を正確に維持する必要があるので、複数の太陽電池モジュールを取付ける支持板の強度、剛性を大とする必要がある。また太陽電池モジュールによる発熱が局部的に集中することになるので、支持板に充分な放熱対策を施しておく必要がある。
【0005】
このような問題を解決するためには、支持板の厚みを大とすればよいが、支持板の重量増大を招くことになり、太陽光追尾を行なうようにしたときには、その駆動装置にも相当の負担を強いることになる。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、複数のレンズおよび複数の太陽電池モジュールを用いた集光型太陽光発電装置において、各太陽電池モジュールが取付けられる支持板を、重量増大を招くことなく充分な強度、剛性が得られるとともに充分な放熱性を得ることができるようにして、簡単に構成し得るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、上下両端を開口した筒形のレンズフレームと、複数のレンズで構成されて前記レンズフレームの上端開口部を塞ぐレンズ集合体と、前記レンズフレームの下端開口部に取付けられる支持板と、前記各レンズに個別に対応して支持板の内面に取付けられる複数の太陽電池モジュールとを備え、前記支持板が、複数の高位部および複数の低位部を有して凹凸成形された金属製のベースパネルと、ベースパネルと反対側に突出した複数の放熱フィンを備えるとともに前記低位部の下面に密接してベースパネルに結合される金属製の放熱パネルとで構成され、各太陽電池モジュールが前記各低位部の上面に取付けられ、ベースパネルおよび放熱パネル間で前記各低位部の周囲には、前記各高位部と放熱パネルとの間の隙間を通り且つ外部に開放した複数の冷却通風路が互いに縦横に通じて形成されることを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、支持板が、複数の高位部および複数の低位部を有して凹凸成形された金属製のベースパネルと、該ベースパネルに結合される金属製の放熱パネルとで構成されるので、重量増大を回避しつつ支持板の強度および剛性増大を図ることができる。しかも各太陽電池モジュールは、放熱パネルに密接した部分でベースパネルに取り付けられるので、太陽電池モジュールで生じた熱をベースパネルから放熱パネルに良好に伝達せしめ、放熱パネルが備える放熱フィンから効果的に放熱することができる。しかもベースパネル及び放熱パネル間には、太陽電池モジュールが取付けられる低位部の周囲で、各高位部と放熱パネルとの間の隙間を通り且つ外部に開放した複数の冷却通風路が互いに縦横に通じて形成されているので、風向きにかかわらず、冷却通風路のいずれかを外部からの空気が流通するようにして、支持板からの放熱性をより一層向上することができる。
【0009】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記放熱パネルの一部を下方に折り曲げて前記放熱フィンが形成され、それらの放熱フィンの形成により放熱パネルにはベースパネルを下方に臨ませる開口部が形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、放熱パネルすなわち支持板の重量増大を回避して効果的に放熱フィンを形成することができ、しかも開口部が形成される部分でベースパネルが下方に剥き出しに配置されることにより、放熱性がさらに高められる。
【0010】
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ベースパネルおよび放熱フィンが、アルミニウム合金により形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、支持板をより一層軽量化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。 図1ないし図13は本発明の一実施例を示すものであり、図1は集光型太陽光発電装置の正面図、図2は図1の2矢視側面図、図3は太陽光発電ユニットの一部切欠き正面図、図4は図3の4矢視側面図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は放熱パネルの背面図、図8は太陽電池モジュールの構成を示す縦断側面図、図9は図1の9矢視部拡大図、図10は図9の10−10線断面図、図11は図10の11−11線断面図、図12は図9の12−12線に沿って示すギヤケースの縦断面図、図13は図12の13−13線断面図である。
【0012】
先ず図1および図2において、この集光型太陽光発電装置は、上下に延びる固定の支柱15と、鉛直軸線まわりの回動ならびに水平軸線まわりの回動を可能として前記支柱15の上端に支持されるユニット支持枠16と、該ユニット支持枠16に取付けられる複数の太陽光発電ユニット17…とを備える。
【0013】
各太陽光発電ユニット17…は、第1ないし第5列A1〜A5が相互に横方向に隣接するように並列されてユニット支持枠16に取付けられるものであり、第1、第2、第4および第5列A1,A2,A4,A5は、各太陽光発電ユニット17…がたとえば3個ずつ並んで構成され、第3列A3ではその列の中央部をあけるようにしてたとえば2個の太陽光発電ユニット17…が配列される。しかも第1、第3および第5列A1,A3,A5と、第2および第4列A2,A4との間に段差がそれぞれ生じるようにして各太陽光発電ユニット17…がユニット支持枠16に取付けられる。
【0014】
図3および図4において、太陽光発電ユニット17は、上下両端を開口した筒形のレンズフレーム18と、複数のフレネルレンズ19…で構成されて前記レンズフレーム18の上端開口部を塞ぐレンズ集合体20と、前記レンズフレーム18の下端にその下端開口部を塞ぐように取付けられる支持板21と、前記各フレネルレンズ19…に個別に対応して支持板21の内面に取付けられる複数の太陽電池モジュール22とを備える。
【0015】
レンズフレーム18は、上方から下方に向うにつれて徐々に小さくなるようにして横断面矩形の四角錐台状に形成されており、平面状に形成されたレンズ集合体20がレンズフレーム18の上端に取付けられる。
【0016】
図5および図6を併せて参照して、支持板21は、アルミニウム合金製のベースパネル23の下面に、アルミニウム合金製の放熱パネル24が溶接等により結合されて成るものである。
【0017】
ベースパネル23は、レンズフレーム18の下端に締結されるフランジ部23aを上端に一体に有した筒部23bの下端に底板部23cが一体に連設されて成る矩形の皿状に形成されるものであり、底板部23cは、複数のフレネルレンズ19…に個別に対応した複数の低位部25…と、複数の第1中位部26…と、複数の第2中位部27…と、複数の高位部28…とを有して凹凸成形される。
【0018】
而して本実施例のように、レンズ集合体20が12個のフレネルレンズ19…で構成されるものであるときには、図3の左右方向中央部で上下に間隔をあけた4箇所と、図3の左右両側で上下に間隔をあけた4箇所との合計12箇所に低位部25…が配置され、図3の左右両側から低位部25,25で挟まれる8箇所に第1中位部26…が配置され、図3の上下両側から低位部25,25で挟まれる9箇所に第2中位部27…が配置され、図3の上下両側から第1中位部26,26で挟まれるとともに3の左右両側から第2中位部27,27で挟まれる6箇所に高位部28…が配置される。
【0019】
各低位部25…は、各高位部28…よりも下方に突出して形成されるものであり、第1および第2中位部26…,27…は、上下方向において各低位部25…および各高位部28…間で同一レベルとなるように形成される。しかも各低位部25…、各第1中位部26…、各第2中位部27…および各高位部28…相互間は傾斜面を形成するようにして連結される。
【0020】
さらに第1中位部26…のうち図3の上下両端位置に配置される第1中位部26…、ならびに第2中位部27…のうち図3の左右両端位置にある第2中位部27…は、筒部23bの外側面に連設される。
【0021】
放熱パネル24は、前記各低位部25…の下面に密接するようにして、ベースパネル23の下面に結合されるものであり、ベースパネル23および放熱パネル24間には、各低位部25…の周囲において、ベースパネル23の第2中位部27…および高位部28…に対応する部分で左右方向に延びるとともに両端を外部に開放した3つの第1冷却通風路29…と、ベースパネル23の第1中位部26…および高位部28…に対応する部分で上下方向に延びるとともに両端を外部に開放した2つの第2冷却通風路30,30とが、縦横に通じるようにして形成される。
【0022】
しかも放熱パネル24には、ベースパネル23と反対側に突出した一対の第1放熱フィン31,31、16個の第2放熱フィン32…、24個の第3放熱フィン33…、4個の第4放熱フィン34…、2個の第5放熱フィン35,35および2個の第6放熱フィン36,36が一体に設けられる。
【0023】
第1放熱フィン31,31は、図7において放熱パネル24の左右両側縁をベースパネル23と反対側に折り曲げることにより形成される。また16個の第2放熱フィン32…は、2つの第2冷却通風路30,30に対応する部分で相互に間隔をあけた4箇所で図7の左右にそれぞれ対をなすようにして放熱パネル24の一部を第1放熱フイン31,31と同一長さを有するように折曲げて形成されるものであり、相互に対をなす第2放熱フィン32,32間には第2冷却通風路30…に通じる四角形状の第1開口部37…がそれぞれ形成される。24個の第3放熱フィン33…は、ベースパネル23における12個の低位部25…に対応する12箇所で図7の左右にそれぞれ対をなすようにして放熱パネル24の一部を第1および第2放熱フイン31,32よりも短い長さを有するように折曲げて形成されるものであり、相互に対をなす第3放熱フィン33,33間には上下に長い矩形状の第2開口部38…がそれぞれ形成される。4個の第4放熱フィン34…は、3つの第1冷却通風路29…のうち中央部の第1冷却通風路29に対応する部分の左右に間隔をあけた2箇所で図7の上下にそれぞれ対をなすようにして放熱パネル24の一部を第3放熱フイン33と同一長さを有するように折曲げて形成されるものであり、相互に対をなす第4放熱フィン34,34間には左右に長い矩形状の第3開口部39…がそれぞれ形成される。2個の第5放熱フィン35,35は、3つの第1冷却通風路29…のうち上方の第1冷却通風路29に対応する部分の左右に間隔をあけた2箇所で放熱パネル24の一部を第3放熱フィン33と同一長さを有するように折り曲げて形成されるものであり、第5放熱フィン35,35の図7における上方には左右に長い矩形状の第4開口部40,40がそれぞれ形成される。さらに2個の第6放熱フィン36,36は、3つの第1冷却通風路29…のうち下方の第1冷却通風路29に対応する部分の左右に間隔をあけた2箇所で放熱パネル24の一部を第3放熱フィン33と同一長さを有するように折り曲げて形成されるものであり、第6放熱フィン36,36の図7における下方には左右に長い矩形状の第5開口部41,41がそれぞれ形成される。
【0024】
各太陽電池モジュール22は、支持板21のベースパネル23における前記各低位部25…の上面に取付けられる。
【0025】
図8において、太陽電池モジュール22は、低位部25の上面に締結されるヒートスプレッター44と、ヒートスプレッター44上に貼着される基板45と、該基板45上に固定的に接合される太陽電池セル46と、該太陽電池セル46上に貼着される光導体47とを備える。
【0026】
ヒートスプレッター44は、アルミニウム合金等の金属により矩形の平板状に形成されるものであり、低位部25の上面に複数のねじ部材48…により締結される。しかもヒートスプレッター44の上面中央部には、基板45に対応した凹部44aが設けられる。
【0027】
凹部44a内に嵌合、接着される基板45上には太陽電池セル46が接着等により接合される。光導体47は、下方に向うにつれて小径となるようにして光学レンズ体により円錐台状に形成されるものであり、該光導体47の上端面は、太陽電池セル46への光導体47の貼着時に、フレネルレンズ19の焦点近傍に配置される。また太陽電池セル46の外側方で基板45上に形成されている電極にプラス側およびマイナス側の出力取出し用端子49,50がそれぞれ接続される。
【0028】
而して各太陽電池モジュール22は、前記各出力取りだし用端子49,50に接続される導線51…により直列に接続される。
【0029】
図9ないし図11において、ユニット支持枠16に取付けられた各太陽光発電ユニット17…が構成する第1〜第5列A1〜A5のうち第3列A3の中央部で、水平軸線まわりの回動を可能としてユニット支持枠16がギヤケース52に取付けられており、該ギヤケース52は、支柱15の上端で鉛直軸線まわりに回動可能に支持される。
【0030】
ギヤケース52は、上部ケース半体53および下部ケース半体54が複数のボルト55…により相互に締結されて成るものであり、ギヤケース52の上面すなわち上部ケース半体53の上面には複数のボルト56…により取付け板57が締結される。
【0031】
取付け板57の一端側(図9の下端側)には、左右に間隔をあけて一対の支持突部57a,57aが一体に設けられており、ユニット支持枠16に固着されている左右一対のブラケット58,58に、前記両支持突部57a,57aが一対の水平軸59,59を介してそれぞれ支承される。
【0032】
ユニット支持枠16は、シリンダ体60ならびに該シリンダ体60から突出するロッド61を備えるアクチュエータ62の直線的な往復作動により、前記水平軸59,59の軸線まわりに、すなわち水平軸線まわりに駆動されるものであり、前記シリンダ体60は取付け板57に水平なトラニオン軸63を介して連結される。すなわち取付け板57の他端側(図9の上端側)には、ギヤケース52から突出するようにして取付けステー57bが一体に設けられており、シリンダ体60が取付けステー57bにトラニオン軸63を介して連結される。またロッド61の先端は、ユニット支持枠16に設けられている連結部64に水平な連結軸65を介して連結される。
【0033】
図12および図13において、ギヤケース52内には、支柱15と同軸である鉛直軸線を有する支軸68の上部が突入されており、該支軸68の上部とギヤケース52の上部すなわち上部ケース半体53との間には複列アンギュラ軸受69が介設され、またギヤケース52の下部すなわち下部ケース半体54と支軸68の間にはボール軸受70が介設される。したがってギヤケース52は支軸68により、該支軸68の軸線まわりに回動可能に支承されることになる。
【0034】
ギヤケース52内において、複列アンギュラ軸受69に上端を当接させた円筒状のスペーサ71が支軸68に装着されており、該スペーサ71およびボール軸受70間に挟まれるようにして固定ギヤ72が支軸68にスプライン結合される。
【0035】
一方、ギヤケース52内における支軸68の側方で上部ケース半体53には、支持部材73が締結されており、該支持部材73には、モータ74が取付けられる。而して該モータ74および前記固定ギヤ72間には、減速ギヤ列75が設けられる。
【0036】
該減速ギヤ列75は、モータ74の出力軸に設けられる出力ギヤ76と、該出力ギヤ76に噛合する第1中間ギヤ77と、第1中間ギヤ77と一体に回転するウォーム78と、該ウォーム78に噛合するウォームホイル79と、ウォームホイル79と一体に回転する第2中間ギヤ80と、第2中間ギヤ80に噛合する第3中間ギヤ81と、第3中間ギヤ81と一体に回転して固定ギヤ72に噛合する最終ギヤ82とで構成される。
【0037】
第1中間ギヤ77およびウォーム78は支持部材73で回転自在に支承される体1回転軸83に設けられており、ウォームホイル79および第2中間ギヤ80は、上部ケース半体53および支持部材73との間にボール軸受84,85がそれぞれ介装される第2回転軸86に一体に設けられ、第3中間ギヤ81および最終ギヤ82は、支持部材73および下部ケース半体54との間にボール軸受87,88がそれぞれ介装される第3回転軸89に一体に設けられる。
【0038】
而してモータ74の作動に応じて減速されて回転する最終ギヤ82が、固定ギヤ72に噛合して自転しつつ支軸68のまわりに公転することになり、これによりギヤケース52すなわち複数の太陽光発電ユニット17…が支持されているユニット支持枠16が支軸68のまわりに回動することになる。
【0039】
前記ボール軸受70よりも下方で支軸68と、ギヤケース52の下部すなわち下部ケース半体54との間には、ギヤケース52内からのグリスの流出を防止するオイルシール90が介装される。
【0040】
また支軸68の下部には、ギヤケース52の下面に対向するフランジ68aが前記支軸68から半径方向に外方に張出して一体に設けられており、支柱15の上端に該フランジ68aが複数のボルト91により締結される。一方、ギヤケース52における下部ケース半体54には、前記フランジ68aの外周縁を囲繞するスカート部92が下方に延びて一体に設けられる。
【0041】
次にこの実施例の作用について説明すると、各太陽光発電ユニット17…において、太陽電池モジュール22…を支持する支持板21は、ベースパネル23と、該ベースパネル23に結合される放熱パネル24とで構成されるものであり、複数の太陽電池モジュール22…をその位置を正確に維持しつつ支持するのに充分な強度、剛性を、重量増大を回避しつつ支持板21に持たせることが可能となる。しかもベースパネル23および放熱パネル24がアルミニウム合金から成るものであることにより、支持板21の重量をより一層軽減することができる。
【0042】
また各太陽電池モジュール22…は、放熱パネル24に密接した部分でベースパネル23に取り付けられるので、太陽電池モジュール22…で生じた熱をベースパネル23から放熱パネル24に良好に伝達せしめ、放熱パネル24が備える放熱フィン31〜36から効果的に放熱することができる。
【0043】
しかも太陽電池モジュール22…が取付けられる低位部25…の周囲で、ベースパネル23および放熱パネル24間に第1および第2冷却通風路29…,30…が形成されているので、放熱性をより一層向上することができ、 請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、第1および第2冷却通風路29…,30…が縦横に通じるように形成されているので、風向きにかかわらず、第1および第2冷却通風路29…,30…のいずれかを外部からの空気が流通するようにして、支持板21からの放熱性をさらに向上することができる。
【0044】
さらに放熱パネル24が備える第1ないし第6放熱フィン31〜36のうち、第2ないし第6放熱フィン32〜36は、放熱パネル24の一部を下方に折り曲げて形成されるものであり、それらの放熱フィン32〜36の形成により放熱パネル24にはベースパネル23を下方に臨ませる開口部37〜41が形成される。したがって放熱パネル24すなわち支持板21の重量増大を回避して効果的に放熱フィン32〜36を形成することができ、しかも開口部37〜41が形成される部分でベースパネル23が下方に剥き出しに配置されることにより、放熱性がさらに高められる。
【0045】
ところで、複数の太陽光発電ユニット17…が支持されているユニット支持枠16は、太陽が東から西に動くのに追随して鉛直軸線まわりに回動されるとともに、太陽の高さに応じて水平軸線まわりに回動されるのであるが、ユニット支持枠16を鉛直軸線まわりに回動するにあたって、支柱15の上端に締結される支軸68にギヤケース52が鉛直軸線まわりに回動可能に支承され、該ギヤケース52に鉛直軸線を有してギヤケース52内に上部が突入される支軸68と、ギヤケース52との間に複列アンギュラ軸受69およびボール軸受70が介設され、ギヤケース52内には、支軸68に固定される固定ギヤ82と、ギヤケース52に締結された支持部材73に取付けられているモータ74との間に設けられる減速ギヤ列75が収納されている。
【0046】
したがって複数の太陽光発電ユニット17…、ユニット支持枠16、モータ74、ならびに減速ギヤ列75を収納せしめたギヤケース52が、鉛直軸線まわりの回動を可能として支軸68で支承されることになり、支柱15自体が回動するようにしたものと比べると、可動部の重量を軽減することができる。し たがってモータ74の出力も比較的小さくてすみ、モータ74の小型化を図ることが可能となる。
【0047】
また支軸68の下部には、ギヤケース52の下面に対向するフランジ68aが半径方向に外方に張出して一体に設けられ、ギヤケース52には、該フランジ68aの外周縁を囲繞するスカート部92が下方に延びて一体に設けられ、ボール軸受70よりも下方で支軸68およびギヤケース52間に、ギヤケース52内からのグリスの流出を防止するオイルシール90が介装されている。
【0048】
したがって長期間にわたってギヤケース52内でグリス切れが生じることを防止して減速ギヤ列75、複列アンギュラ軸受69およびボール軸受70の円滑かつ安定的な作動を保証することができる。しかもフランジ68aの外縁を囲繞するスカート部92がギヤケース52に設けられているので、オイルシール90を、砂塵、雨水および紫外線等から保護することができ、スカート部92内に雨水が万一侵入したとしても、スカート部92およびフランジ68a間の間隙から外部に排出することができる。
【0049】
さらにフランジ68aが支柱15の上端に締結されるものであることにより、ギヤケース52に組み付けられた状態にある支軸68を支柱15に締結すればよいので、組付作業が容易となる。
【0050】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、支持板が、複数の高位部および複数の低位部を有して凹凸成形された金属製のベースパネルと、該ベースパネルに結合される金属製の放熱パネルとで構成されることにより、量増大を回避しつつ支持板の強度および剛性増大を図ることができ、太陽電池モジュールが放熱パネルに密接した部分(低位部)でベースパネルに取り付けられることにより、太陽電池モジュールで生じた熱をベースパネルから放熱パネルに良好に伝達せしめ、放熱パネルが備える放熱フィンから効果的に放熱することができる。しかもベースパネルおよび放熱パネル間には、太陽電池モジュールが取付けられる低位部の周囲で、各高位部と放熱パネルとの間の隙間を通り且つ外部に開放した複数の冷却通風路が互いに縦横に通じて形成されているので、風向きにかかわらず、冷却通風路のいずれかを外部からの空気が流通するようにして、支持板からの放熱性をより一層向上することができる。
【0052】
また請求項2記載の発明によれば、放熱パネルすなわち支持板の重量増大を回避して効果的に放熱フィンを形成することができ、しかも開口部が形成される部分でベースパネルが下方に剥き出しに配置されるようにして放熱性をさらに高めることができる。
【0053】
請求項3記載の発明によれば、支持板をより一層軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集光型太陽光発電装置の正面図である。
【図2】 図1の2矢視側面図である。
【図3】 太陽光発電ユニットの一部切欠き正面図である。
【図4】 図3の4矢視側面図である。
【図5】 図3の5−5線断面図である。
【図6】 図3の6−6線断面図である。
【図7】 放熱パネルの背面図である。
【図8】 太陽電池モジュールの構成を示す縦断側面図である。
【図9】 図1の9矢視部拡大図である。
【図10】 図9の10−10線断面図である。
【図11】 図10の11−11線断面図である。
【図12】 図9の12−12線に沿って示すギヤケースの縦断面図である。
【図13】 図12の13−13線断面図である。
【符号の説明】
18・・・レンズフレーム
19・・・レンズ
20・・・レンズ集合体
21・・・支持板
22・・・太陽電池モジュール
23・・・ベースパネル
24・・・放熱パネル
25・・・低位部
28・・・高位部
29,30・・・冷却風通路
37〜41・・・開口部

Claims (3)

  1. 上下両端を開口した筒形のレンズフレーム(18)と、複数のレンズ(19)で構成されて前記レンズフレーム(18)の上端開口部を塞ぐレンズ集合体(20)と、前記レンズフレーム(18)の下端開口部に取付けられる支持板(21)と、前記各レンズ(19)に個別に対応して支持板(21)の内面に取付けられる複数の太陽電池モジュール(22)とを備え、
    前記支持板(21)が、複数の高位部(28)および複数の低位部(25)を有して凹凸成形された金属製のベースパネル(23)と、ベースパネル(23)と反対側に突出した複数の放熱フィン(31〜36)を備えるとともに前記低位部(25)の下面に密接してベースパネル(23)に結合される金属製の放熱パネル(24)とで構成され、
    各太陽電池モジュール(22)が前記各低位部(25)の上面に取付けられ、
    ベースパネル(23)および放熱パネル(24)間で前記各低位部(25)の周囲には、前記各高位部(28)と放熱パネル(24)との間の隙間を通り且つ外部に開放した複数の冷却通風路(29,30)が互いに縦横に通じて形成されることを特徴とする集光型太陽光発電装置。
  2. 前記放熱パネル(24)の一部を下方に折り曲げて前記放熱フィン(32〜36)が形成され、それらの放熱フィン(32〜36)の形成により放熱パネル(24)にはベースパネル(23)を下方に臨ませる開口部(37〜41)が形成されることを特徴とする、請求項1記載の集光型太陽光発電装置。
  3. 記ベースパネル(23)および放熱パネル(24)が、アルミニウム合金により形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の集光型太陽光発電装置。
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