JP4651469B2 - 太陽光発電装置設置治具、太陽光発電装置設置方法および追尾駆動型太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置設置治具、太陽光発電装置設置方法および追尾駆動型太陽光発電装置 Download PDF

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Description

本発明は、太陽を追尾することにより太陽電池パネルに照射する太陽光を効率良く受光して発電効率、発電容量を大きくすることが可能な追尾駆動型太陽光発電装置を設置するときに用いる設置治具(太陽光発電装置設置治具)、追尾駆動型太陽光発電装置を設置する方法(太陽光発電装置設置方法)および追尾駆動型太陽光発電装置に関する。
太陽エネルギーを電力に変換する太陽光発電装置が種々実用化されているが、発電容量を大きくして大電力を得るために、太陽の動き(太陽軌道)を追尾して太陽電池パネルを回動(追尾駆動)するタイプの追尾駆動型太陽光発電装置が開発されている。
特に集光レンズを用いて太陽光を集光して発電する集光型太陽光発電装置は、太陽光を追尾駆動(追尾集光)することにより太陽電池素子の受光面に垂直に集光した太陽光を照射することができるので、発電効率が大きく向上するという利点がある。このような特長から、集光レンズを用いた追尾駆動型(追尾集光型)太陽光発電装置は、広大な面積を利用して設置することが可能な地域などで、電力供給(発電所)用に利用されつつある。
従来の追尾駆動型太陽光発電装置として、支柱に取り付けられた太陽電池パネルを追尾駆動できるようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開平11−284217号公報
追尾駆動型太陽光発電装置では、発電効率を高く保つために、太陽軌道に合わせて太陽電池パネルを正確に追尾駆動させることが重要となる。
従来は、支柱を設置固定した後に、トランジット(地面高さのレベル測定)やジャイロコンパス(地磁気による方位測定)により、太陽電池パネルの受光面(パネル面)の測定を行って受光基準面(パネル面)の較正(補正)を行う設置方法か、あるいは、太陽電池パネルを支える支柱をずれが生じないように設置して受光基準面の補正を不要にする設置方法が採用されていた。
また、方位の測定に関し、特にジャイロコンパスによる測定では、1回の測定に数十分の時間を要すること、地磁気の影響を受けることなどを考慮しなければならないことから設置作業は非効率的なものであった。
支柱を設置固定した後に太陽電池パネルを設置してパネル面の較正を行う場合は、大面積を有する太陽電池パネル(パネル面)の測定が複雑かつ困難であり、また、測定に要する時間も非常に長くなっていた。
さらに、トランジットやジャイロコンパスによる測定は互いに独立した測定であることから、測定ポイントの位置、受光基準面のずれなどを種々考慮して実際の設置に反映させる必要があった。
また、支柱を精度良く設置固定する場合は、支柱を仮固定した状態で追尾駆動型太陽光発電装置を組み立てた状態で支柱のずれを補正する必要があり、煩雑な作業や危険などを伴っていた。
特に集光レンズを用いた追尾駆動型太陽光発電装置では、太陽軌道に対応させて正確に太陽電池パネルを追尾駆動させないと発電効率が激減することから、正確な追尾駆動が不可欠な条件となっている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、方位計および傾斜計を載置して支柱の基準面に係合される治具基台を備えることにより、追尾駆動型太陽光発電装置を設置するときに支柱の設置状態(方位ずれと傾き)を容易かつ正確、迅速に検知することができる太陽光発電装置設置治具を提供することを目的とする。
また、本発明は、追尾駆動型太陽光発電装置を設置するときに、支柱(の基準面)の設置状態(方位ずれと傾き)を測定するステップと、方位ずれと傾きを追尾駆動部の駆動制御を行う駆動制御部へ入力するステップとを備えることにより、基準面の方位ずれおよび傾きを補正パラメータとして、容易かつ正確、迅速に駆動制御部へ入力することができる太陽光発電装置設置方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、太陽光を追尾する追尾駆動部と、追尾駆動信号により追尾駆動部の駆動制御を行う駆動制御部とを備え、支柱の基準面の方位ずれと傾きを用いて補正を施した追尾駆動信号を追尾駆動部へ出力することにより、高精度で正確な追尾駆動を行うことができる追尾駆動型太陽光発電装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係る太陽光発電装置設置治具は、太陽電池パネルを回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部と該追尾駆動部を載置する基準面を有する支柱とを備える追尾駆動型太陽光発電装置を設置するときに支柱の設置状態を検知する太陽光発電装置設置治具であって、方位を測定する方位計と、水平面に対する傾きを測定する傾斜計と、前記方位計および前記傾斜計を載置して前記基準面に係合される治具基台とを備え、前記治具基台は、表面に形成され直角の精度出しがされた十字溝と、裏面に形成され前記基準面の外周を包囲して当接される凹部と、前記十字溝に嵌合された計器用アングル台とを備えることを特徴とする。
この構成により、基準面の方位ずれと傾きを容易かつ正確、迅速に測定(検知)することができ、また、基準面の方位ずれと傾きを用いて補正を施した追尾駆動が可能となる。したがって、追尾駆動型太陽光発電装置の設置作業で精度の高い調整を行う必要がなく、設置作業を簡略化することができ、追尾駆動型太陽光発電装置の設置を容易かつ正確、迅速に行うことができる。
好ましくは、前記方位計および前記傾斜計を前記計器用アングル台に載置した状態で方位および傾きを測定する構成としてあることを特徴とする。
好ましくは、前記傾斜計は、南北方向および東西方向での傾きをそれぞれ測定することを特徴とする。
好ましくは、前記計器用アングル台は、相対する両方向で直線上に延在させてあり、前記方位計は前記計器用アングル台の両端にGPSアンテナをそれぞれ配置してあることを特徴とする。
好ましくは、前記治具基台は、前記基準面に対する傾きを調整できる構成としてあることを特徴とする。
本発明に係る太陽光発電装置設置方法は、太陽電池パネルを回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部と、前記追尾駆動部を載置する基準面を有する支柱とを備える追尾駆動型太陽光発電装置を設置する太陽光発電装置設置方法であって、前記基準面の方位ずれを測定するステップと、前記基準面の水平面に対する傾きを測定するステップと、前記方位ずれおよび前記傾きの測定結果を前記追尾駆動部の駆動制御を行う駆動制御部へ入力するステップとを備えることを特徴とする。
この構成により、基準面の設置状態(方位ずれ、傾き)を容易かつ正確、迅速に測定(検知)することができ、測定結果(基準面の方位ずれと傾き)を用いて補正を施した追尾駆動が可能となる。したがって、追尾駆動型太陽光発電装置の設置作業で精度の高い調整を行う必要がなく、設置作業を簡略化することができ、追尾駆動型太陽光発電装置の設置を容易かつ正確、迅速に行うことができる。
好ましくは、前記方位ずれは真北方位に対するずれであり、前記傾きは南北方向での傾きおよび東西方向での傾きであることを特徴とする。
本発明に係る追尾駆動型太陽光発電装置は、太陽電池パネルを回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部と、該追尾駆動部を支持する支柱と、前記追尾駆動部の駆動制御を行う駆動制御部とを備える追尾駆動型太陽光発電装置であって、前記追尾駆動部は、前記支柱の先端に形成された基準面に載置してあり、前記駆動制御部は、前記基準面の方位ずれおよび水平面に対する前記基準面の傾きを用いて補正を施した追尾駆動信号を前記追尾駆動部へ出力する構成としてあることを特徴とする。
この構成により、設置作業での精度が不要となり設置作業が簡略化され、また、基準面の設置ずれ(方位ずれおよび傾き)に起因して生じる追尾駆動のずれを解消して正確な追尾駆動を行うことができる。したがって、発電効率の高い大容量の追尾駆動型太陽光発電装置を迅速に安価で実現することができる。
好ましくは、前記方位ずれは真北方位に対するずれであり、前記傾きは南北方向での傾きと東西方向での傾きであることを特徴とする。
好ましくは、前記追尾駆動部は、水平方向での旋回を制御する旋回回転軸と垂直方向での傾倒を制御する傾倒回転軸を用いた2軸駆動により駆動制御する構成としてあり、前記南北方向での傾きは前記旋回回転軸および前記傾倒回転軸の南北方向に対する傾きに、前記東西方向での傾きは前記旋回回転軸および前記傾倒回転軸の東西方向に対する傾きにそれぞれ対応する構成としてあることを特徴とする。
本発明に係る太陽光発電装置設置治具によれば、支柱(基準面)の設置状態(方位ずれと傾き)を容易かつ正確、迅速に検知することができることから、追尾駆動型太陽光発電装置の設置作業で精度の高い調整作業が不要となり、設置作業の簡略化、効率化、迅速化(設置作業時間の短縮)、安全性の向上、低コスト化が可能となるという効果を奏する。
また、支柱を設置固定した後に支柱自体の補正を行わずに、基準面の方位ずれと傾きを考慮した補正に基づいて精度良く太陽電池パネルを駆動制御することができることから、発電効率および発電容量の大きい追尾駆動型太陽光発電装置を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る太陽光発電装置設置方法によれば、基準面の設置状態(方位ずれ、傾き)の測定結果を容易かつ正確、迅速に駆動制御部へ入力することができることから、方位ずれおよび傾きを補正パラメータとして補正を施した追尾駆動信号を生成して正確に太陽電池パネルを追尾駆動することが可能な追尾駆動型太陽光発電装置を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る追尾駆動型太陽光発電装置によれば、支柱の設置状態(基準面の設置状態)に応じて補正を施した追尾駆動信号により、高精度で正確な追尾駆動を行うことが可能となることから、低い設置コストで迅速かつ安全に設置でき、また、発電効率が高く、発電容量が大きい追尾駆動型太陽光発電装置を実現することができるという効果を奏する。
また、複数の追尾駆動型太陽光発電装置を容易に設置することが可能となることから、太陽光発電所の立ち上げを迅速、安全、安価に行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る追尾駆動型太陽光発電装置の構成概要を示す背面外観斜視図である。
本実施の形態に係る追尾駆動型太陽光発電装置1は、太陽光を受光して発電する太陽電池パネル2、太陽電池パネル2を太陽光と垂直に交差する方向へ回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部3、追尾駆動部3を載置して固定する支柱4、追尾駆動部3を駆動制御するための追尾駆動信号を発生して追尾駆動部3へ出力する駆動制御部5を備えている。
太陽電池パネル2を取り付けられた追尾駆動部3は、太陽の動き(太陽軌道)を追尾する回転機構駆動系を構成し、水平方向での旋回を駆動(制御)するウォーム減速機6と、傾倒を駆動(制御)するパワーシリンダ7を備えている。
つまり、太陽電池パネル2は、設置場所で太陽軌道を追尾する(太陽電池パネル2の表面を常に太陽に対して垂直方向に向ける)ために、太陽高度(h)に見合う傾倒を制御する傾倒回転軸AXiと太陽方位角(ψ)に見合う旋回を制御する旋回回転軸AXrとで構成される2軸駆動により駆動制御する構成(回転機構駆動系)としてある(図5参照)。
駆動制御部5は、設置場所(緯度、経度)と日時から、太陽軌道(軌道値)に対応した旋回と傾倒の制御信号を追尾駆動信号(追尾駆動電力)として発生し、追尾駆動部3へ出力する。支柱4は太陽電池パネル2および追尾駆動部3を支持するために十分な強度を有する管路(鋼管)で構成してある。支柱4の管路内に配線されたケーブルによって追尾駆動部3と駆動制御部5は相互に接続されている。
図2、図3は、図1に示した追尾駆動型太陽光発電装置の設置手順を概念的に示した説明図である。
先ず、基礎工事を施した地面GNDなどに支柱4を垂直方向(鉛直方向)の精度を持たせて堅固に設置する(図2(A))。なお、支柱4の先端には設置の基準面(回転機構駆動系の基準面)となるフランジ面(支柱4の天面)4aが予め形成してある。
次に、支柱4のフランジ面4aに追尾駆動部3を位置合わせして強固に締結する(図2(B)(C))。追尾駆動部3は、回転機構駆動系の土台となる駆動部基台3aを有する。駆動部基台3aの底面である基台底面3bは、フランジ面4aに当接されフランジ面4aと共に回転機構駆動系の基準面を構成する。したがって、フランジ面4aは全面で追尾駆動部3(基台底面3b)を支持することとなる。
フランジ面4aは、上述したとおり、設置の基準面(回転機構駆動系の基準面)となることから、水平度(水平面に対する傾き)が重要となる。つまり、太陽電池パネル2の取付け後に、太陽電池パネル2のパネル面で傾斜ずれを測定し調整しても、パネル面のずれは、太陽電池パネル2自体のたわみ・ねじれ、太陽電池パネル2と追尾駆動部3の締結でのずれなどを合成した形態で含んでいることから、基準面(回転機構駆動系の基準面)に対する旋回回転軸AXrおよび傾倒回転軸AXiの「ずれ」の補正にはならない。
したがって、支柱4の取り付けのずれ(方位ずれ、傾き)による追尾駆動のずれを抑制して正確な追尾を行うためには、フランジ面4aの取り付け状態を精度良く測定して取り付け状態に応じた補正を施す(図14参照)ことが重要となる。
次に、太陽電池パネル2を追尾駆動部3に取り付けて、架台建造過程は終了となる(図2(C)、図3)。
その後、駆動制御部5を設置し、追尾駆動部3と駆動制御部5を相互に接続するケーブル配線を行い、追尾駆動太陽光発電装置1が完成する(図3)。
図4は、図1に示した追尾駆動型太陽光発電装置の追尾駆動部の外観を概略的に示した外形図であり、(A)は側面図、(B)は基台底面の正面図である。
追尾駆動部3は、駆動制御部5からの追尾駆動電力をウォーム減速機6およびパワーシリンダ7へ配電供給するための配電盤を備える配電部8、回転機構駆動系を構成する駆動機構部9を備える(同図(A))。また、駆動部基台3a(基台底面3b)には、追尾駆動部3をフランジ面4aに締結して固定するための締結用ボルト穴3cが8等配で形成してある(同図(B))。
図5は、図4の追尾駆動部の回転機構駆動系を概念的に示した説明図である。
追尾駆動部3の回転機構駆動系は、水平方向での旋回を制御する旋回回転軸AXr、垂直方向での傾倒を制御する傾倒回転軸AXiの2軸駆動による駆動制御が可能となるように構成してある。なお、上述したとおり、旋回回転軸AXrはウォーム減速機6に対応して制御され、傾倒回転軸AXiはパワーシリンダ7に対応して制御される。
追尾駆動部3はフランジ面4aに固定されることから、傾倒回転軸AXi(傾倒回転基準軸)および旋回回転軸AXr(旋回回転基準軸)は、それぞれ基準面(フランジ面4a)に対して固定した位置を基準位置として備えることになり、基準面のずれ(方位ずれおよび傾き)がそのまま傾倒回転軸AXiおよび旋回回転軸AXrの基準位置のずれ(回転軸のずれ)となる。したがって、基準面のずれを測定して補正を施すことにより、傾倒回転軸AXiおよび旋回回転軸AXrのずれに対する補正を施すことが可能となる(図14参照)。
<実施の形態2>
図6は、本発明の実施の形態2に係る太陽光発電装置設置治具を構成する治具基台を説明する外形図であり、(A)は治具基台の平面図、(B)は治具基台およびフランジ面(支柱)を相互に対向させた状態での側面図、(C)はフランジ面の正面図である。
治具基台10は、太陽光発電装置設置治具(以下設置治具という。)の基本構造を構成する。治具基台10の表面には、計器用アングル台11(図7ないし図9参照)が嵌合(保持)される十字溝10aが形成してあり、十字溝10aは南北・東西相互間の位置決めができるよう直角の精度出しがしてある(同図(A))。
治具基台10の裏面には、支柱4のフランジ面4aの外周を包囲するようにフランジ面4aと当接可能な凹部10bが形成してあり、治具基台10はフランジ面4a(基準面)に係合され、摺動回転することによって治具基台10の方位合わせ(位置合わせ)ができる構造としてある(同図(B))。
フランジ面4aの外周部には基台底面3bと当接させて駆動部基台3a(追尾駆動部3)を締結して固定(図2参照)できるように締結用フランジ穴4bが8等配で形成してある(同図(C))。つまり、締結用フランジ穴4bは締結用ボルト穴3cに1対1で正対するように形成してある。
治具基台10(十字溝10a)には、8個の締結用フランジ穴4b(締結用ボルト穴3c)に対し1個置きに対応するように基台固定用ねじ穴10cが(南北・東西に対応させて)4等配で形成してある。基台固定用ねじ穴10cは、治具基台10を位置決めピン10ca(図10参照)でフランジ面4aに固定できるように貫通して形成してある。
なお、基台固定用ねじ穴10cは、駆動部基台3aの締結用ボルト穴3cと同一タップ形状のねじ部として構成してあることから、フランジ面4aに対して治具基台10を駆動部基台3aと同等の精度で締結することができる。したがって、治具基台10をフランジ面4aに当接して求めた基準面(フランジ面4a)の設置ずれ(方位ずれおよび傾き)の測定結果をそのまま駆動部基台3aに対しても適用することが可能となる。
また、治具基台10には、後述する方位計および傾斜計による測定を行う(図11参照)ときに治具基台10(計器用アングル台11)の傾斜を調整する傾斜調整ねじ10da(図10参照)を螺合するための傾斜調整用ねじ穴10dが北東・北西・南東・南西に対応させて4等配で形成してある。なお、締結用フランジ穴4bは締結の作業性などを考慮して「ばか穴」としてあり、基台固定用ねじ穴10cより若干大きな径としてある。
なお、支柱4の下部側面には、駆動制御部5へ接続するケーブルを通すケーブル穴(不図示)が駆動制御部5に対応して1箇所(1方向に)設けてあり、8個の締結用フランジ穴4bの内、ケーブル穴と同方向に形成された穴が略北方位を向くように支柱4は設置固定される。
図7は、本発明の実施の形態2に係る設置治具を構成する計器用アングル台(実施例1)の外形図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
本実施例では、計器用アングル台11は、治具基台10の十字溝10aに嵌合するように十字形に構成してある。計器用アングル台11の隣接するアングル枝部に傾斜計12が2台、それぞれ南北、東西に対応して相互に直交するように載置してある。また、方位計13が、計器用アングル台11の中央部に載置してある。
計器用アングル台11を治具基台10の十字溝10aに嵌合した状態で、方位計13を用いて計器用アングル台11の方位を測定することにより、設置された支柱4(フランジ面4a)の方位(真北からの方位ずれ)を測定することができる。また、南北、東西方向での計器用アングル台11の傾き、すなわち、設置された支柱4(フランジ面4a)の水平面に対する傾きを測定することができる。
同一の基準面(支柱4のフランジ面4a)に対して傾斜計12および方位計13を併せて載置することから、後述する(図11参照)ように基準面の設置ずれを同時に検知(測定)することが可能となる。したがって、より精度良く方位(方位ずれ)および傾きを検出することが可能となり、基準面の設置状態(方位ずれ、傾き)を正確、迅速、容易に測定することができる。
また、計器用アングル台11の嵌合方向を90度変更して方位および傾きを測定することにより、傾斜計12および方位計13の載置状態の相違による誤差を解消することができる。
なお、十字溝10aを設けないで計器用アングル台11を嵌合せずに、傾斜計12および方位計13を治具基台10に位置決めして直接載置する形態とすることも可能である。
図8は、本発明の実施の形態2に係る設置治具を構成する計器用アングル台(実施例2)の外形図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
本実施例では、実施例1と同様に傾斜計12は2台で構成してある。また、十字形の計器用アングル台11で一直線上に位置するアングル枝部を治具基台10から突出するように相対する両方向に延在させて、その両端にGPS(Global Positioning System)アンテナ13aをそれぞれ配置することにより、1台の方位計(13)を構成してある。以下、アンテナ13aを用いた方位計をGPS方位計ともいう。
GPS方位計を用いて測定した方位の精度は、2つのGPSアンテナ13a相互間の距離によることから、精度を上げるためには距離をできるだけ長く取ることが望ましい。本実施例の計器用アングル台11によれば、GPSアンテナ対の間隔をより大きくすることができるので、より正確な方位の検出が可能となる。
本実施例では、可搬性を考慮してGPSアンテナ13a相互間の距離を1mとした。この構成により、方位(方位角)の測定誤差を、瞬間最大値で0.5度、平均値(実効値)で0.1度程度に抑えることができた。
また、計器用アングル台11の嵌合方向を90度変更して方位および傾きを測定することにより、傾斜計12および方位計13の載置状態の相違による誤差を解消することができる。
本実施例によっても、実施例1と同様に基準面(支柱4のフランジ面4a)の設置ずれを検知(測定)することが可能となる。
図9は、本発明の実施の形態2に係る設置治具を構成する計器用アングル台(実施例3)の外形図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
本実施例では、計器用アングル台11を十字溝10aの一方向毎に嵌合するように直線状(一文字状)としてあり、傾斜計12は直線中央に配置された1台で構成してある。また、実施例2の場合と同様にGPSアンテナ13a相互間の距離を長く構成してある。
本実施例では、方位と東西での傾斜を測定した後、計器用アングル台11を十字溝10aの他方向の溝に嵌め換えて(つまり、計器用アングル台11を90度回転させて)南北での傾斜を測定することで実施例1、実施例2と同様の測定が可能となる。
図7ないし図9で示したとおり、設置治具は治具基台10、治具基台10に嵌合載置される計器用アングル台11、計器用アングル台11に載置され水平面に対する傾斜(傾き)を測定する傾斜計12、計器用アングル台に載置され方位を測定する方位計13により構成される。なお、上述したとおり、計器用アングル台11を省略して傾斜計12および方位計13を治具基台10に直接載置することも可能である。
本実施例によっても、実施例1、実施例2と同様に基準面(支柱4のフランジ面4a)の設置ずれを検知(測定)することが可能となる。
図10は、本発明の実施の形態2に係る設置治具の使用状態を説明する外観図であり、(A)は平面図、(B)は要部(位置決めピン)を透視的に示す側面図である。
2つのGPSアンテナ13aを用いたGPS方位計(方位計13)と2台の傾斜計12を取り付けた計器用アングル台11(実施例2:図8)を用いた場合について説明するが、実施例1(図7)、実施例3(図9)で示した計器用アングル台11を用いた場合も同様である。
フランジ面4aの外周形状は円形であり、駆動部基台3aを締結して固定するための締結用ボルト穴4bが外周に沿って8等配で形成してある(図6(C)参照)。締結用ボルト穴4bのうちの1個は、支柱4を設置するときに略北方位を向くように設置してあることから、略北方位(南北方向)に位置する締結用ボルト穴4b(南北方向に位置する2つ)に、基台固定用ねじ穴10cを対応させて、治具基台10をフランジ面4aに載置する。図上では、例えば上下方向が南北に対応し、左右方向が東西に対応している。
上述した(図6参照)とおり、基台固定用ねじ穴10cは、駆動部基台3aに形成された締結用ボルト穴3cと同一タップ形状のねじ部としてある。他方、締結用フランジ穴4bは、基台固定用ねじ穴10cより若干大きいばか穴としてあることから、一対(2個。南北)の位置決めピン10caを用いて、フランジ面4a(締結用フランジ穴4b)に対して治具基台10(基台固定用ねじ穴10c)を固定する。つまり、位置決めピン10caは、基台固定用ねじ穴10cと螺合する同一タップ形状のねじ部と、締結用フランジ穴4bに嵌合するピン部とを有する形状としてある。
フランジ面4a(締結用フランジ穴4b)に対して治具基台10(基台固定用ねじ穴10c)を位置決めした状態で、傾斜計12とGPS方位計(GPSアンテナ13a)が載置された(取り付けられた)計器用アングル台11を治具基台10の十字溝10aに嵌め込む。
治具基台10には、フランジ面4aに対して治具基台10(計器用アングル台11)の傾斜を調整するための傾斜調整用ねじ穴10dが形成してある。傾斜調整ねじ10daを傾斜調整用ねじ穴10dに螺合して治具基台10の裏面側(凹部10b)から突出させ、フランジ面4aに作用させることにより治具基台10(計器用アングル台11)の傾斜を調整することができる。
したがって、フランジ面4aが水平面に対して傾斜している場合でも、治具基台10(計器用アングル台11)を水平にすることが可能となり、治具基台10(計器用アングル台11)を水平にした状態で方位計13による方位の測定(基準面の方位ずれの測定)を正確に行うことが可能となる。
また、計器用アングル台11の嵌合方向を90度変更して方位および傾きを測定することにより、傾斜計12および方位計13の載置状態の相違による誤差を解消することができる。
なお、位置決めピン10caは、駆動基台3a(締結用ボルト穴3c)をフランジ面4a(締結用フランジ穴4b)に締結して固定するときにも用いることにより、駆動基台3a(締結用ボルト穴3c)とフランジ面4a(締結用フランジ穴4b)との間の位置決め締結を確実に行うことができる。
つまり、駆動基台3a(締結用ボルト穴3c)の2箇所(例えば南北位置)に螺合して配置した位置決めピン10caを締結用フランジ穴4bに嵌合することにより、駆動基台3aとフランジ面4a(締結用フランジ穴4b)との間の位置決めをした状態として、位置決めピン10caが挿入されていない残りの6箇所をフランジ面4aの地面側から挿入したボルトで締結する。その後、2箇所の位置決めピン10caを外してボルトで締結することにより、駆動基台3aをフランジ面4aに締結固定することができる。
<実施の形態3>
図11は、本発明の実施の形態3に係る設置方法での基準面の傾きおよび方位ずれを求める処理フローを説明するフローチャートである。なお、図10の設置治具を用いて処理を実行するものとして記述する。
ステップS10:
治具基台10を基準面(フランジ面4a)に当接させて取り付ける。つまり、治具基台10の南北方向(図10で上下位置に対応)に配置(位置)する2つの基台固定用ねじ穴10cに裏面側(凹部10)から位置決めピン10caをそれぞれ螺合し、裏面から突出する2つの位置決めピン10caのピン部をフランジ面4aの南北位置に対応する2つの締結用フランジ穴4bに嵌合することにより、治具基台10はフランジ面4aに当接して固定される。なお、支柱4(フランジ面4a、締結用フランジ穴4b)および治具基台10は、支柱4の設置時の方位ずれψ0(支柱設置状態の方位ずれψ0)に対応(起因)してずれることとなる。
なお、以下の処理フローを行うためのコンピュータプログラムは、設置用コンピュータ21(図12参照)に予めインストールしてあり、設置用コンピュータ21の表示画面に処理内容、測定値(測定結果)を適宜表示するようにしてある。
ステップS12:
傾斜計12(2台)、方位計13を取り付け載置した計器用アングル台11を十字溝10aに嵌合(治具基台10に載置)する。傾斜計12、方位計13とも真の方位(例えば真北方向)から支柱4の設置方向の方位ずれψ0に対応してずれて配置された状態となる。
ステップS14:
そのままの状態(治具基台10を基準面に当接させた方位ずれψ0の状態)で、傾斜計12により水平面に対する傾きを測定する。つまり、南北方向に配置した一方の傾斜計12により仮南北方向(真の南北方向からψ0ずれた方向)での傾きα0を、東西方向に配置した他方の傾斜計12により仮東西方向(真の東西方向からψ0ずれた方向)での傾きβ0をそれぞれ測定する。
方位ずれψ0に対応して南北方向および東西方向での傾きを求めることができるので、2軸駆動の回転機構駆動系の南北方向および東西方向のずれに対する正確な補正パラメータを求めることができる。
なお、傾斜計12による測定は適宜の測定周期で繰り返し実行され、測定値は内蔵する通信インターフェイスを介して設置用コンピュータ21に都度出力される。
ステップS16:
方位ずれψ0の状態で、傾斜調整ねじ10daを用いて治具基台10(および計器用アングル台11)を水平状態に調整し、方位計13により方位を測定する。つまり、設置固定された支柱4の正確な設置方向(方位ずれψ0の値)を測定する。
なお、方位計13での測定は適宜の測定周期で繰り返し実行され、測定値は内蔵する通信インターフェイスを介して設置用コンピュータ21に都度出力される。また、水平状態は2つの傾斜計12の指示値が0度となるように4箇所の傾斜調整ねじ10daを適宜調整することにより確保することができる。
ステップS18:
位置決めピン10caを外して治具基台10を方位ずれψ0に対応する角度分回動(回転)させ、方位計13が真の北方向(真北方向)を示す位置に治具基台10(および計器用アングル台11)を配置する。つまり、治具基台10(および計器用アングル台11)を真北状態に対応させて配置する。なお、傾斜調整ねじ10daを適宜調整して治具基台10(および計器用アングル台11)の水平状態を維持しておく。
ステップS20:
傾斜調整ねじ10daを調整して治具基台10(および計器用アングル台11)の水平状態を解除し、基準面に当接させた状態で傾斜計12により水平面に対する傾きを測定する。つまり、真北状態で、南北方向(真の南北方向)での傾きα、東西方向(真の東西方向)での傾きβを測定する。
方位(真北状態)に対応して南北方向および東西方向での傾きを求めることができるので、2軸駆動の回転機構駆動系の南北方向および東西方向のずれに対する正確な補正パラメータを求めることができる。
以上のステップS10ないしS20で、基準面の取り付け状態(傾きおよび方位ずれ)を容易かつ正確、迅速に求めることができる。つまり、設置された支柱4の方位ずれψ0、仮南北方向(方位ずれψ0状態:支柱設置状態)での傾きα0、仮東西方向(方位ずれψ0状態:支柱設置状態)での傾きβ0、真の南北方向での傾きα、真の東西方向での傾きβを容易かつ正確、迅速に求めることができる。
また、これらの測定値は設置用コンピュータ21にデータとして取り込むことができることから測定効率を大きく向上することができる。さらに、設置作業で精度の高い調整作業が不要となり、設置作業での効率、安全性を大きく向上することができる。
後述するように、補正パラメータ(図14参照)として利用する方位ずれψ0、傾きα、傾きβ(または、方位ずれψ0、傾きα0、傾きβ0)を容易かつ正確、迅速に求めることにより、補正パラメータを容易に算出することができることから、支柱4(フランジ面4a:基準面)の設置状態での方位ずれ、傾きに起因する太陽高度ずれhdおよび太陽方位角ずれψdを補正値として算出し、理論太陽高度hおよび理論太陽方位角ψ(図13参照)を補正することができる。
図12は、図11の処理フローを実行するときの測定システムを構成するブロックを示すブロック図である。
相互に独立して測定系を構成する傾斜計12(2台)、方位計13(1台)による測定値(ステップS14、S16、S20参照)は、通信線19およびターミナル20を介して設置用コンピュータ21に測定周期に対応して繰り返し伝送(入力)される。
設置用コンピュータ21は、一定の時間(例えば5〜10分程度)に繰り返し入力され集録された測定値を適宜平均してばらつきを排除し、測定結果(基準面の取り付け状態値としての方位ずれおよび傾き)として駆動制御部5へ入力するステップを実行する構成としてある。
つまり、一定の時間内に繰り返し測定された測定値を平均して平均値(実効値)とすることにより、測定系の誤差を排除することができる。例えば、GPS方位計の場合では、衛星の位置による方位の誤差を相殺することができるので、測定誤差を実効的に0.1度以下に抑えることができる。
したがって、設置用コンピュータ21は、正確な方位ずれψ0、傾きα、β(またはα0、β0)を補正パラメータとして駆動制御部5へ入力(伝送)することができる。
この測定システムによれば、それぞれ独立した測定系での測定データ(方位ずれ、傾き)を同時的に同一測定条件で測定でき、測定データ(測定値)をそのまま設置用コンピュータ21で演算処理することから、測定データの測定条件(それぞれのデータを測定するときの測定ばらつき)を考慮する必要がなく、誤差の少ない測定データの取得が可能となる。
また、測定データはすべて通信インターフェイスを介して機器間で直接送受信されることから、入力ミスなどの恐れがまったく無く、駆動制御部5での軌道計算の補正時に必要な補正パラメータを極めて容易かつ正確、迅速に求めることができる。
特にGPS方位計を用いた場合には、地球上の任意の地点で短時間での方位測定が可能であり、また、太陽電池パネル2(追尾駆動型太陽光発電装置1)を設置する場所は、周囲に太陽電池パネル2に対して遮光体となるビルなどの建築物がないことが前提となるため、正確な測定を確実に実行することができる。
また、GPSを利用することにより、太陽軌道の計算に必要となる正確な時刻を同時に容易に取得して、駆動制御部5へ入力することができるため、太陽電池の設置作業を簡略化することが可能となる。つまり、正確な時刻を取得することから、理論太陽高度hおよび理論太陽方位角ψを正確に算出することが可能となる。
駆動制御部5に入力された測定結果(補正パラメータ)は駆動制御部5が備えるメモリに適宜記憶される。駆動制御部5は、理論的に算出した理論太陽高度hおよび理論太陽方位角ψ(図13参照)に対して補正パラメータに基づく補正を施すことにより補正太陽高度hrおよび補正太陽方位角ψrを算出し、算出した補正太陽高度hrおよび補正太陽方位角ψrに基づいて追尾駆動信号を生成する。
つまり、駆動制御部5は、基準面の方位ずれおよび傾き(方位ずれψ0、傾きα、β(またはα0、β0))に基づいて補正を施した追尾駆動信号を出力する構成としてある。
図13は、太陽軌道を地平座標系で表す場合の各パラメータの関係を示す概念図である。
太陽SUNの位置を表すための球体を上下に等分する位置に地平線HLを設定し、地平線HLに対応させて方位としての北N、東E、南S、西Wを定める。球体の最上部を天頂Zt、最下部を天底Zbとして球体の中心に観察者Oを位置させる。天の北極Pn・南極Psと地平線HLとのなす角φが緯度φに対応する。
観察者Oが位置する場所の固有の値である緯度をφ、日付から算出される太陽赤緯をδ、その場所の南中時刻から算出される時角をωとすれば、任意の時刻の太陽軌道SRを表す理論太陽高度h、理論太陽方位角ψは、地平座標系を用いて計算(理論式)により求めることができる。
つまり、理論太陽高度hは、式1より求めることができる。
sinh=sinφ・sinδ+cosφ・cosδ・cosω・・・(式1)
また、理論太陽方位角ψは、式2より求めることができる。
cosψ=(sinφ・sinh−sinδ)/cosφ・coshの関係式より、
sinψ=cosδ・sinω/cosh・・・(式2)
図14は、本発明の実施の形態3に係る設置方法での補正を施した追尾駆動信号を生成する処理フローを説明するフローチャートである。
ステップS30:
駆動制御部5は、予めプログラムとしてメモリに組み込んである式1および式2に基づいて理論太陽高度hおよび理論太陽方位角ψを算出する。理論太陽高度hおよび理論太陽方位角ψは、傾倒回転軸AXi(傾倒回転基準軸)および旋回回転軸AXr(旋回回転基準軸)で構成される2軸駆動の基準位置(基準面としてのフランジ面4aに対応する位置)が正しく位置し、ずれ(方位ずれおよび傾き)がないものとして理論値として算出された値である。
なお、以下の処理フローを行うためのコンピュータプログラムは、駆動制御部5に予めインストールしてあり、適宜の操作手段を介して処理を指示することができる。
ステップS32:
測定結果としてメモリに記憶された補正パラメータ(基準面の方位ずれψ0、傾きα、傾きβ(または、方位ずれψ0、傾きα0、傾きβ0))を用いて補正値としての太陽高度ずれhd、太陽方位角ずれψdを算出する。
実際に設置した支柱4(基準面)は地表(地平線)に対して多少のずれ(方位ずれ、傾き)を有していることから、2軸駆動の基準位置も同様にずれを生じており、計算で算出された太陽軌道(理論太陽高度hと理論太陽方位角ψ)に見合った正確な追尾ができず、追尾駆動のずれを生じさせてしまう。
また、傾倒回転軸AXiの原点(例えば地平に対し垂直の場合で設定)、及び旋回回転軸AXrの原点(例えば太陽方位角が真東の場合で設定)が正確に確定されていないと、同じく太陽軌道(理論太陽高度hと理論太陽方位角ψ)に見合った正確な追尾ができず、追尾駆動のずれを生じさせてしまう。
上述したとおり、基準面のずれは、方位ずれψ0、南北方向での傾きα(またはα0)、東西方向での傾きβ(またはβ0))により規定できる。また、2軸駆動の基準位置は、基準面(フランジ面4a)に整合させてあることから、南北方向での傾きα(またはα0)は旋回回転軸AXrおよび傾倒回転軸AXiの南北方向に対する傾きに、東西方向での傾きβ(またはβ0)は旋回回転軸AXrおよび傾倒回転軸AXiの東西方向に対する傾きに対応することとなる。
したがって、方位ずれψ0、南北方向での傾きα(またはα0)、東西方向での傾きβ(またはβ0))を補正パラメータとして利用して旋回回転軸AXrおよび傾倒回転軸AXiのずれ(傾き)を補正するために必要な補正値を求めることができる。つまり、太陽軌道の計算式(式1、式2)を補正する中間式(補正値)としての太陽高度ずれhd、太陽方位角ずれψdを算出することができる。
太陽高度ずれhd、太陽方位角ずれψdは、方位ずれψ0、傾きα、傾きβを用いて式3、式4の形式の関数として算出することができる。なお、方位ずれψ0、傾きα0、傾きβ0を用いた場合にも同様の形式で算出することができる。
太陽高度ずれhd=f(ψ0,α,β)・・・(3)
太陽方位角ずれψd=g(ψ0,α,β)・・・(4)
なお、方位ずれψ0、傾きα、傾きβ(または方位ずれψ0、傾きα0、傾きβ0)は、上述したとおり容易かつ正確、迅速に測定することができることから、旋回回転軸AXrおよび傾倒回転軸AXiのずれを補正することができる太陽高度ずれhd、太陽方位角ずれψdを容易に算出することができる。
ステップS34:
太陽軌道の理論値(理論太陽高度h、理論方位角ψ)に対して、補正値(太陽高度ずれhd、太陽方位角ずれψd)による補正を施すことにより駆動用太陽光高度hr、駆動用太陽光方位角ψrを算出する。
つまり、駆動用太陽光高度hr、駆動用太陽光方位角ψrを式5、式6により求める。
駆動用太陽光高度hr=h+hr・・・(5)
駆動用太陽光方位角ψr=ψ+ψd・・・(6)
ステップS36:
駆動用太陽光高度hr、駆動用太陽光方位角ψrに基づいて補正を施した追尾駆動信号を生成し、追尾駆動部3へ出力する。基準面の設置状態(設置ずれ)に対応させて補正を施した追尾駆動信号により追尾駆動部3(2軸駆動の回転機構駆動系)を制御することができることから、基準面の設置状態による影響をまったく受けずに太陽軌道を高精度で正確に追尾することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る追尾駆動型太陽光発電装置の構成概要を示す背面外観斜視図である。 図1に示した追尾駆動型太陽光発電装置の設置手順を概念的に示した説明図である。 図1に示した追尾駆動型太陽光発電装置の設置手順を概念的に示した説明図である。 図1に示した追尾駆動型太陽光発電装置の追尾駆動部の外観を概略的に示した外形図であり、(A)は側面図、(B)は基台底面の正面図である。 図4の追尾駆動部の回転機構駆動系を概念的に示した説明図である。 本発明の実施の形態2に係る太陽光発電装置設置治具を構成する治具基台を説明する外形図であり、(A)は治具基台の平面図、(B)は治具基台およびフランジ面(支柱)を相互に対向させた状態での側面図、(C)はフランジ面の正面図である。 本発明の実施の形態2に係る設置治具を構成する計器用アングル台(実施例1)の外形図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本発明の実施の形態2に係る設置治具を構成する計器用アングル台(実施例2)の外形図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本発明の実施の形態2に係る設置治具を構成する計器用アングル台(実施例3)の外形図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本発明の実施の形態2に係る設置治具の使用状態を説明する外観図であり、(A)は平面図、(B)は要部(位置決めピン)を透視的に示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係る設置方法での基準面の傾きおよび方位ずれを求める処理フローを説明するフローチャートである。 図11の処理フローを実行するときの測定システムを構成するブロックを示すブロック図である。 太陽軌道を地平座標系で表す場合の各パラメータの関係を示す概念図である。 本発明の実施の形態3に係る設置方法での補正を施した追尾駆動信号を生成する処理フローを説明するフローチャートである。
符号の説明
1 追尾駆動型太陽光発電装置
2 太陽電池パネル
3 追尾駆動部
3a 駆動部基台
3b 基台底面(基準面)
3c 締結用ボルト穴
4 支柱
4a フランジ面(基準面)
4b 締結用フランジ穴
5 駆動制御部
6 ウォーム減速機
7 パワーシリンダ
8 配電部
9 駆動機構部
10 治具基台
10a 十字溝
10b 凹部
10c 基台固定用ねじ穴
10ca 位置決めピン
10d 基台傾斜調整用ねじ穴
10da 傾斜調整ねじ
11 計器用アングル台
12 傾斜計
13 方位計
13a GPSアンテナ
21 設置用コンピュータ
AXi 傾倒回転軸
AXr 旋回回転軸
GND 地面

Claims (10)

  1. 太陽電池パネルを回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部と該追尾駆動部を載置する基準面を有する支柱とを備える追尾駆動型太陽光発電装置を設置するときに支柱の設置状態を検知する太陽光発電装置設置治具であって、
    方位を測定する方位計と、水平面に対する傾きを測定する傾斜計と、前記方位計および前記傾斜計を載置して前記基準面に係合される治具基台とを備え
    前記治具基台は、表面に形成され直角の精度出しがされた十字溝と、裏面に形成され前記基準面の外周を包囲して当接される凹部と、前記十字溝に嵌合された計器用アングル台とを備えること
    を特徴とする太陽光発電装置設置治具。
  2. 前記方位計および前記傾斜計を前記計器用アングル台に載置した状態で方位および傾きを測定する構成としてあること
    を特徴とする請求項1に記載の太陽光発電装置設置治具。
  3. 前記傾斜計は、南北方向および東西方向での傾きをそれぞれ測定すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽光発電装置設置治具。
  4. 前記計器用アングル台は、相対する両方向で直線上に延在させてあり、前記方位計は前記計器用アングル台の両端にGPSアンテナをそれぞれ配置してあること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の太陽光発電装置設置治具。
  5. 前記治具基台は、前記基準面に対する傾きを調整できる構成としてあること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の太陽光発電装置設置治具。
  6. 太陽電池パネルを回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部と、前記追尾駆動部を載置する基準面を有する支柱とを備える追尾駆動型太陽光発電装置を設置する太陽光発電装置設置方法であって、
    前記基準面の方位ずれを測定するステップと、前記基準面の水平面に対する傾きを測定するステップと、前記方位ずれおよび前記傾きの測定結果を前記追尾駆動部の駆動制御を行う駆動制御部へ入力するステップとを備えること
    を特徴とする太陽光発電装置設置方法。
  7. 前記方位ずれは真北方位に対するずれであり、前記傾きは南北方向での傾きおよび東西方向での傾きであること
    を特徴とする請求項6に記載の太陽光発電装置設置方法。
  8. 太陽電池パネルを回動させて太陽光を追尾する追尾駆動部と、該追尾駆動部を支持する支柱と、前記追尾駆動部の駆動制御を行う駆動制御部とを備える追尾駆動型太陽光発電装置であって、
    前記追尾駆動部は、前記支柱の先端に形成された基準面に載置してあり、
    前記駆動制御部は、前記基準面の方位ずれおよび水平面に対する前記基準面の傾きを用いて補正を施した追尾駆動信号を前記追尾駆動部へ出力する構成としてあること
    を特徴とする追尾駆動型太陽光発電装置。
  9. 前記方位ずれは真北方位に対するずれであり、前記傾きは南北方向での傾きと東西方向での傾きであること
    を特徴とする請求項8に記載の追尾型太陽光発電装置。
  10. 前記追尾駆動部は、水平方向での旋回を制御する旋回回転軸と垂直方向での傾倒を制御する傾倒回転軸を用いた2軸駆動により駆動制御する構成としてあり、前記南北方向での傾きは前記旋回回転軸および前記傾倒回転軸の南北方向に対する傾きに、前記東西方向での傾きは前記旋回回転軸および前記傾倒回転軸の東西方向に対する傾きにそれぞれ対応する構成としてあること
    を特徴とする請求項9に記載の追尾駆動型太陽光発電装置。
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