JP3685312B2 - 造形学習用組立教材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、造形学習用の組立教材に関する。よりくわしくは、水を塗布することにより容易に組み立てられ、幼児が誤食した際にも十分に安全性を確保できる造形学習用の組立教材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
適当な柔らかさに練った粘土または油粘土、紙粘土などを使って、いろいろな形体を立体的に表現する粘土細工は広く知られている。特に子どもの造形学習のうえで重要な価値をもっている。
また、木片を接着剤により接合していろいろな形体を立体的に表現する手法も教育の現場などにおいて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
粘土はよく練れば練るほど密度を増し、粘着力が強くなるため、工作をはじめる前に、ある程度の硬さになるまで練る必要がある。また、粘土は風や陽にあてると表面から乾燥して堅くなる。製作途中の粘土や少量の粘土を柔らかく保つためには、湿った布かビニルで覆って日陰に置く必要がある。
幼児や児童が粘土を取り扱う際には、誤食の危険性を考慮する必要がある。
接着剤を用いた造形学習においては、接着剤の取り扱いに十分な注意をはらう必要がある。また、接着剤を用いた造形を行った場合には、一般的に片付けに時間がかかる場合が多い。このため、接着剤を用いることができるのはある程度の年齢に達した児童である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、誤食誤飲の際にも安全性を確保するために、また、軽量ででんぷんの使用量の少ない造形学習用の組立教材を構成するために、でんぷんを50%以上100%未満含み、発泡調節材としては炭酸カルシュウムを含むものに、水を混合した後に加圧・加熱押し出しにより発泡させて得られたでんぷんと空気のゲルを適宜形状に切断して得られたものである。
請求項2においては、請求項1記載の造形学習用組立教材において、食用染料により着色するものである。
請求項3においては、誤食誤飲を予防するために、請求項1または2記載の造形学習用組立教材において、苦味催吐剤として安息香酸デナトニウムもしくはジメトキストリキニーネブルシンを0.01〜1.0重量%混合するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1はひも状無定形の造形学習用の組立教材を示す図、図2は手により分割されたひも状無定形の造形学習用の組立教材を示す図、図3は造形学習用の組立教材の濡らし工程を示す図、図4は造形学習用の組立教材の接着工程を示す図、図5は接着された造形学習用の組立教材を示す図、図6は造形学習用の組立教材により構成された造形物を示す図、図7は板状の造形学習用の組立教材を示す斜視図、図8は板状の造形学習用の組立教材の溶解過程を示す図、図9は板状の造形学習用の組立教材の接続過程を示す図、図10は造形学習用の組立教材により構成された造形物を示す斜視図、図11は造形学習用の組立教材の他の形状を示す斜視図である。
【0006】
本発明は、造形学習用の組立教材として、でんぷんを主成分とする発泡材を用いることにより、容易に組み立て可能であり、幼児に対しても安心な造形学習用の組立教材を提供するものである。
でんぷんを主成分とし、水を含む原料を加圧、加熱しながら押し出し発泡させれたものは、でんぷんと空気のゲルであり、空気を含むため軽量である。また、全体にでんぷんが含まれるため、どの部分においても、水を付着させることにより、糊化して接着を行うことができるのである。
でんぷんと空気からなる部材を用いることにより、該部材に水を塗布し、次々に接着することにより、好みの立体造形を表現でき、幼児や児童の立体芸術性および工芸的なデザイン性を発展させることができる。
でんぷんとしてはコーンスターチ、馬鈴薯でんぷん、タピオカでんぷん等の各種でんぷんを用いることができる。その含有量を50%以上100%未満とし、これに水を加えて原材料とするものである。原料の発泡調節材としては炭酸カルシュウム、卵殻、貝殻粉等を用いることができる。補助添加物としては植物性油脂、グルテン、大豆淡白たんぱく質、乾燥卵白、ゼラチン、セルロースなどを用いることができる。
【0007】
また、でんぷんと空気からなる部材に、食用染料により着色することにより、安全性を維持しながら、様々な色の造形部材を構成することができる。
これにより、幼児や児童の造形による表現に色彩の配色による表現を加味することができる。
前記着色は、予め色付けしておいてもよいし、幼児や児童に行わせてもよい。 また、食用染料による着色の際により色付けが行い易いように、天然のコーティング剤を添加して、組立教材の溶解を制限することも可能である。
本発明の造形学習用組立教材は、でんぷんと空気からなるため、誤食誤飲した場合においても、口内の唾液により溶解し、その体積が激減するため気道を妨げることはない。
【0008】
そして、更なる安全性を確保するために、でんぷんと水からなる原料に苦味催吐剤を混合して造形学習用組立教材を製造することもできる。
上記苦味催吐剤としては、例えば、安息香酸デナトニウム(商品名「ビトレックス」)、ジメトキストリキニーネブルシン(商品名「ブルシン」)などが挙げられ、その含有量は、味覚については個人差があるものの、塗布液組成中に0.005(50ppm)〜5.0重量%で十分苦味を感じることが可能であり、好ましくは、0.01〜1.0重量%である。
【0009】
次に、本発明のについて、図1ないし図6を用いて説明する。
本実施例における造形学習用組立教材は、でんぷんを主成分とし、水を含む原料を加圧、加熱しながら紐状に押し出し発泡させ、切断機により適宜形状に切断したものである。 このため、造形学習用組立教材1はひも状の形状であるが、無定形であり、形状が画一化されていない。幼児や児童は、一般的に、画一化されたものを敬遠し、無定形な自然の形状を好む傾向がある。このため、無定形な造形学習用組立教材1を用いることにより、幼児や児童に対して造形学習の指導を容易に行えるものと考える。また、無定形な造形学習用組立教材1を用いることにより、幼児や児童の自由な発想を伸ばすことができると考えられる。
【0010】
造形学習用組立教材1はでんぷんにより構成されているため、手などにより、好みの長さや形状に容易に分割することができる。また、図2に示すごとく、該造形学習用組立教材1を途中部において分割しても、全体にでんぷんが存在するため、図3に示すごとく、水を含んだスポンジ2などにより、造形学習用組立教材1を濡らし、図4に示すごとく、水に濡れた造形学習用組立教材1bを他の造形学習用組立教材1に軽く圧着することにより、図5に示すような複合物1cを容易に組み立てることができる。
【0011】
造形学習用組立教材1はでんぷんにより構成されるため、該造形学習用組立教材1に水を付けることにより、濡れた部分のでんぷんが水により溶媒和され、でんぷん分子間の水素結合がはずれる。この状態においてでんぷん分子はフレキシブルであり、造形学習用組立教材1の濡れた部分が粘性を帯びた状態となる。この部分を他の造形学習用組立教材1に接触させることにより、造形学習用組立教材1同士を接着できるものである。そしてでんぷん分子を溶媒和していた水が蒸発することにより、固着するのである。
【0012】
すなわち、造形学習用組立教材1の一部分に水を付け、造形学習用組立教材1同士を接着して行くことにより、例えば図6に示すような立体造形物3を創作することができる。
造形学習用組立教材1は無定形であるが、該造形学習用組立教材1の内部を含む全体に接着が可能であるため、容易に立体造形を創作することができるのである。
また、造形学習用組立教材1の接着には水を用いるので、接着剤を使った場合のように作業台が接着剤により汚れたり、べたべたしたりすることがない。
濡れた造形学習用組立教材1が皮膚や衣服に付着した場合でも、該造形学習用組立教材1がでんぷんにより構成されるため、人体に害を与えることがなく、水で洗い流すことができる。
【0013】
前述のひも状無定形の造形学習用の組立教材とは別に、図7に示すような板状の造形学習用組立教材4を成形することも可能である。
この際には、でんぷんを主成分とし、水を含む原料を加圧、加熱しながら金型に押し出し発泡させせることにより、金型の形状に成形できるものである。すなわち、金型を板状にすることにより、板状の造形学習用組立教材4を成形することができる。
板状の造形学習用組立教材4は、四角な器物、建物などのようにな立体構造物を作るときに便利である。
【0014】
また、板状の造形学習用組立教材4を直角に接続する際には、該板状の造形学習用組立教材4の角部を水でぬらす。これにより、図8に示すごとく、水に濡れた部分(図8に示す斜線部)が溶解して体積が減少する。そして、図9に示すごとく、同様な操作を行った造形学習用組立教材4と直角に接合し、接続されることにより構成されるコーナー部5を得る。造形学習用組立教材4の角部は溶解しているため容易に形状を変更することができ、複雑な操作をすることなく容易に任意の角度に接着することができる。
この操作を応用して図10に示すような立体造形を構成することも可能となるのである。
【0015】
造形学習用組立教材の形状は、前述のごとく、でんぷんを主成分とし、水を含む原料を加圧、加熱しながら金型に押し出し発泡させることにより、様々な形状の金型の形状に成形できるので、様々な金型の形状により、例えば図11に示すごとく、星型の造形学習用組立教材7、円柱形の造形学習用組立教材8、球形の造形学習用組立教材9、および円錐形の造形学習用組立教材10などを構成することができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明は以上のごとく構成したので、次のような効果を奏する。
請求項1に記載のごとく構成したので、水で湿らせて接着することができ、幼児や児童の自由な発想により好みの立体造形を表現でき、造形学習用の教材として最適である。
また、造形学習用の組立教材として、使用可能な年齢層を幼児からお年よりまで広げることができる。
【0017】
また、軽量かつでんぷんの使用量の少ない造形学習用組立教材を構成できる。
また、誤食した場合においても、唾液などにより容易に溶解し、気道に詰まることがない。
【0018】
請求項2に記載のごとく構成したので、安全性を維持しながら色彩の豊かな造形学習用組立教材を構成できる。
これにより、幼児や児童の造形表現力および色彩表現力の発達を促すことができる。
【0019】
請求項3に記載のごとく構成したので、幼児や児童の誤食誤飲を防止し、該造形学習用組立教材としての安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ひも状無定形の造形学習用の組立教材を示す図。
【図2】 手により分割されたひも状無定形の造形学習用の組立教材を示す図。
【図3】 造形学習用の組立教材の濡らし工程を示す図。
【図4】 造形学習用の組立教材の接着工程を示す図。
【図5】 接着された造形学習用の組立教材を示す図。
【図6】 造形学習用の組立教材により構成された造形物を示す図。
【図7】 板状の造形学習用の組立教材を示す斜視図造。
【図8】 板状の造形学習用の組立教材の溶解過程を示す図。
【図9】 板状の造形学習用の組立教材の接続過程を示す図。
【図10】 造形学習用の組立教材により構成された造形物を示す斜視図。
【図11】 造形学習用の組立教材の他の形状を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ひも状無定形造形学習用組立教材
2 スポンジ
3 立体造形物
4 板形造形学習用組立教材
5 コーナー部
6 立体造形物
7 星型の造形学習用組立教材
8 円柱形の造形学習用組立教材
9 球形の造形学習用組立教材
10 円錐形の造形学習用組立教材
Claims (3)
- でんぷんを50%以上100%未満含み、発泡調節材としては炭酸カルシュウムを含むものに、水を混合した後に加圧・加熱押し出しにより発泡させて得られたでんぷんと空気のゲルを適宜形状に切断して得られたものであることを特徴とする造形学習用組立教材。
- 請求項1記載の造形学習用組立教材において、食用染料により着色することを特徴とする造形学習用組立教材。
- 請求項1または2記載の造形学習用組立教材において、苦味催吐剤として安息香酸デナトニウムもしくはジメトキストリキニーネブルシンを0.01〜1.0重量%混合することを特徴とする造形学習用組立教材。
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