JP3684863B2 - 光学情報読取装置及び該装置を装着した携帯端末装置 - Google Patents

光学情報読取装置及び該装置を装着した携帯端末装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコード等の光学情報を読み取る光学情報読取装置及び該装置を装着した携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの多種多様の商品を販売する店舗においては、店舗内の商品にバーコードを貼り付け、そのバーコード情報をバーコードリーダのような光学情報読取装置によって読み取らせ、そのバーコード情報を利用して在庫管理などを行っている。このような在庫管理を行う場合、まず、光学情報読取装置をバーコードに面する位置で保持しバーコードを読み取らせる。すると、光学情報読取装置に電気的に接続された携帯端末装置にそのバーコード情報が出力され、携帯端末装置は予め記憶されたプログラム又は操作者の指示にしたがってバーコード情報を処理する。
【0003】
このような光学情報読取装置としては、例えば、特開平8−147399号公報に開示されるように、光学情報読取装置にカード部材が一体化されたものが知られている。即ち、図8に示すように、光学情報読取装置510はカード部材520の一端に取り付けられている。また、このカード部材520の他端には、光学情報読取装置510が読み取ったバーコード情報を出力するためのコネクタ518が取り付けられている。そして、バーコードを読み取る際には、カード部材520のコネクタ518側を携帯端末装置530に差し込み、カード部材520のコネクタ518が携帯端末装置530のコネクタと接合するまで押し込むことにより、光学情報読取装置510と携帯端末装置530とを一体化する。そして、光学情報読取装置510がバーコードに面するように姿勢を整え、バーコードの読み取りを行う。このとき、光学情報読取装置510と携帯端末装置530とは一体化されているため、一方の手で操作することができ、操作性がよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光学情報読取装置510には通常バーコードの読み取りを行う際に光を照射するためのトリガースイッチが設けられており、このトリガースイッチを押したとき、カード部材520が折れ曲がる方向にストレスがかかるため、カード部材520が折損するおそれがあった。また、例えばカード部材520の抜き差しを繰り返し行うと、次第に携帯端末装置530との嵌合力が低下し、不意にカード部材520が抜けてしまうおそれもあった。特に、コンパクトフラッシュカードやミニチュアカードなど、PCMCIAカードなどに比べてサイズの小さなメモリカードを使用することを前提としている場合には、上述のカード部材520も小さくせざるを得なくなり、カード部材520のみによる接合には問題がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、携帯端末装置に差し込み可能なカード部材と一体化された光学情報読取装置につき、光学情報読取装置の操作時にカード部材が折損したり抜けたりするのを防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の光学情報読取装置は、タッチペンを収納保持可能なタッチペン保持部とカードを差込可能な差込スロット部とを備える携帯端末装置の、差込スロット部に差し込み可能なカード部材と一体化されている。つまり、この携帯端末装置と共に使用されることを前提とする光学情報読取装置である。なお、タッチペンは携帯端末装置に設けられた表示部上をタッチすることでユーザが所定の指示を入力するために用いられるものである。ペン入力機構には抵抗膜スイッチなどが用いられる。このようにタッチペンは携帯情報端末の使用に際して頻繁に用いられるため、携帯情報端末がタッチペン保持部を備えておけば、ここに収納しておくことができる。
【0007】
そして、本発明の光学情報読取装置は、カード部材が差込スロット部に差し込まれた際、タッチペン保持部に差し込み可能な棒状の固定具を備えている。つまり、タッチペンの代わりにタッチペン保持部に差し込む。この棒状固定具は、タッチペン保持部に差し込まれた場合、機械的な係合力または摩擦力によって、光学情報読取装置と携帯端末装置の両者を接続固定することができる。
【0008】
この光学情報読取装置では、カード部材を携帯端末装置に差し込んで使用する場合に、光学情報読取装置に設けられたスイッチ類を押下する等、カード部材が折れ曲がる方向に力を加えることがある(この力をカード曲げ力という)。しかし、棒状固定具が光学情報読取装置と携帯端末装置の両者を接続固定しているため、カード曲げ力は棒状固定具によって受け止められる。したがって、光学情報読取装置の操作時にカード部材が折損するのを防止でき、また、固定治具が両装置を接続固定しているため、カード部材が不意に携帯端末装置から抜けることもない。
【0009】
なお、棒状固定具としては、例えば請求項2に示すようにタッチペンと同様の形状に構成することが考えられる。このようにすれば、タッチペン保持部に差し込んだ際、タッチペンが収納保持されるのと同様に棒状固定具も保持される。また、「機械的な係合力または摩擦力によって」と表現したのは、例えば、タッチペンを収納保持する場合であっても、タッチペンの側面とタッチペン保持部の内面との摩擦力にて収納保持する場合もあれば、タッチペンの先端付近に係合溝を設けておき、タッチペン保持部の対応する位置には係合突部を設けておき、両者の係合によって収納保持する場合もあるからである。
【0010】
そして、本発明は棒状固定具を用いて光学情報読取装置と携帯端末装置の両者を接続固定することが特徴であるため、棒状固定具は、最低限、タッチペン保持部に差し込まれて保持される構成さえ備えていればよい。したがって、例えば棒状固定具の側面とタッチペン保持部の内面との摩擦力にて保持されるようにすれば、タッチペンと同じ長さでなくても構わない。もちろん、機械的な係合力及び摩擦力の両者によって保持されるような構成の方が、光学情報読取装置と携帯端末装置の両者の接続固定が確実となる点で好ましい。
【0011】
また、請求項3に示すように、棒状固定具は、光学情報読取装置の本体とは分離可能にされていてもよい。その場合は、光学情報読取装置本体に棒状固定具が貫通可能な貫通孔を設けておく。そして、カード部材が差込スロット部に差し込まれた状態で、棒状固定具を、本体の貫通孔及び携帯端末装置のタッチペン保持部の両方を掛け渡すように差し込むことによって、光学情報読取装置と携帯端末装置の両者を接続固定することができる。なお、釘頭と同じように、この場合の棒状固定具の頭も鍔状に形成すれば、本体と棒状固定具とが分離し難くなる。もちろん他の係止構造を採用してもよい。
【0012】
ところで、本発明の技術思想としては、元々タッチペン保持部が存在するので、それを利用して光学情報読取装置と携帯端末装置の両者の接続固定を行うようにしたものであるが、その場合にはタッチペンの収納保持場所がなくなる。そのため、請求項4に示すように、光学情報読取装置がタッチペン保持部を備えれば、光学情報読取装置を携帯端末装置に接続固定した状態であっても、タッチペンを収納保持することができ、利便が向上する。
【0013】
また、請求項5に記載したように、この光学情報読取装置のカード部材を携帯端末装置の差込スロットに差し込んで接合し、携帯端末装置を棒状固定具により光学情報読取装置に接続固定して、光学情報読取装置付き携帯端末装置として用いてもよい。この場合も上記と同様の効果が得られる。また、光学情報読取装置によって読み取った光学情報はカード部材を介して携帯端末装置へ入力される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0015】
[第1実施例]
図1〜図4は第1実施例に関する説明図であり、図1は光学情報読取装置の構成を表す説明図、図2は携帯端末装置の構成を表す説明図、図3は光学情報読取装置と携帯端末装置を接続固定する前の斜視図である。また、図4は光学情報読取装置付き携帯端末装置の正面図である。
【0016】
光学情報読取装置10は、携帯端末装置30の差込スロット部37に差し込み可能なカード部材20を備えている。また、この光学情報読取装置10は、筐体11に設けた光通過窓12を通じて記録票2上のバーコード4を光照射するための発光素子13と、光学情報読取の開始を制御するトリガスイッチ14と、光照射されたバーコード4からの反射光を光通過窓12及び結像レンズ15を通じて受光し結像する受光素子16と、この受光素子16によって結像された情報を予め記憶されたプログラムに従って処理することにより解読する処理回路17とを備えている。トリガスイッチ14は、カード部材20のカード面と略平行な表面部11aに設けられ、押下されるとオン状態になり、受光素子16によって結像された情報が処理回路17で解読された後又はオン状態になってから所定時間経過した後にオフ状態になるものである。カード部材20のうち携帯端末装置30に差し込まれる側には、処理回路17で解読されたバーコード情報を携帯端末装置30へ送るためのコネクタ18が設けられている。
【0017】
また、光学情報読取装置10は、携帯端末装置30のタッチペン保持部40に差し込み可能な棒状固定具25を備えている。この棒状固定具25はタッチペンと同様の形状に構成されており、その先端付近に係合溝25aが設けられている。これは、タッチペンの先端付近に係合溝が設けられ、タッチペン保持部40の対応する位置には図示しない係合突部が設けられており、両者が係合してタッチペンは収納保持される構成となっていることに鑑みたものである。つまり、そのタッチペンの代わりに棒状固定具25をタッチペン保持部40へ差し込むと、棒状固定具25の係合溝25aとタッチペン保持部40の係合突部とが係合して、棒状固定具25は収納保持される。
【0018】
そして、これらカード部材20と棒状固定具25は、携帯端末装置30の差込スロット部37及びタッチペン保持部40に対応するよう配置されている。つまり、図3に示すように、本実施例の携帯端末装置30においては、差込スロット部37に並行してタッチペン保持部40が配置されており、両方とも同じ側面に開口している。したがって、図1,3に示すように、カード部材20と棒状固定具25も並行して配置され、それぞれ差込スロット部37とタッチペン保持部40とに差し込むことができるようになっている。なお、棒状固定具25の方がカード部材20よりも長く形成されている。
【0019】
携帯端末装置30は、図2に示すように、周知のCPU31、ROM32、RAM33を備え、これらと入出力ポート34を介して接続されたキーボード35やディスプレイ36を備えている。また、光学情報読取装置10のカード部材20を差し込むために筐体39に設けた差込スロット部37(例えばコンパクトフラッシュ等の記憶媒体用スロット)、この差込スロット部37に差し込まれたカード部材20のコネクタ18と電気的に接続するコネクタ38を備えている。さらに、タッチペンを収納保持するためのタッチペン保持部40等を備えている。
【0020】
CPU31は予めROM32に記憶された在庫管理プログラム等の各種制御プログラムをRAM33にデータを一時記憶しながら実行するものである。ディスプレイ36は、キーボード35から入力された各種情報やCPU31で処理された情報を文字等で表示するものであるが、ディスプレイ36には抵抗膜スイッチを用いたタッチパネル部が設けられており、このタッチパネル部をタッチペン等で触れることにより各種情報を入力することができるようにされている。
【0021】
次に、光学情報読取装置10を携帯端末装置30に接続する手順について説明する。
まず、光学情報読取装置10のカード部材20と棒状固定具25を、携帯端末装置30の側面に設けられた差込スロット部37とタッチペン保持部40の開口部分に対向して配置させる。そして、棒状固定具25をタッチペン保持部40内へ差し込んでいき、続いて、カード部材20のコネクタ18側を、差込スロット部37に差し込み、両者を共に奥へ差し込んでいく。
【0022】
カード部材20のコネクタ18側は差込スロット部37内のコネクタ38と嵌合するまで差し込まれると移動が規制され、これによって両コネクタ18,38は電気的に接合される。このとき、棒状固定具25の係合溝25aはタッチペン保持部40の係合突部と係合するため、棒状固定具25は収納保持される。このようにして、光学情報読取装置10と携帯端末装置30とが接続固定され、図4に示すような光学情報読取装置付き携帯端末装置となる。この装置は以下のようにして用いられる。
【0023】
即ち、操作者は、光通過窓12が商品等に付けられたバーコード4に面するように光学情報読取装置付き携帯端末装置の姿勢を整えた後、光学情報読取装置10の表面部11aに設けられたトリガスイッチ14を押下する。このとき、カード部材20の折れ曲がる方向に力(カード曲げ力)が加わるが、そのカード曲げ力は棒状固定具25によって受け止められるため、カード部材20に直接作用しない。トリガスイッチ14が押下されると、発光素子13が発光して光通過窓12を通じてバーコード4を照射し、受光素子16がバーコード4からの反射光を光通過窓12及び結像レンズ15を通じて受光・結像し、処理回路17がこの結像された情報を予め記憶されたプログラムに従って処理して解読する。そして、解読されたバーコード情報はコネクタ18、38を介して携帯端末装置30へ送られる。携帯端末装置30のCPU31は、操作者によってキーボード35から入力された指示に従って、ROM32に記憶された各種制御プログラムに応じてバーコード情報を処理し、その結果をディスプレイ36に表示する。
【0024】
以上詳述したように、本実施例によれば、棒状固定具25がタッチペン保持部40に差し込まれて保持されることによって、光学情報読取装置10と携帯端末装置30とが接続固定されるため、カード曲げ力は棒状固定具25によって受け止められる。したがって、光学情報読取装置10のトリガスイッチ14を押下する時にカード部材20が折損するのを防止できる。また、棒状固定具25が保持されることにより、カード部材20が不意に携帯端末装置30から抜けることもない。
【0025】
[第2実施例]
本発明の技術思想は、携帯端末装置30に元々タッチペン保持部40が存在するので、それを利用し、棒状固定具25を差し込むことで、光学情報読取装置10と携帯端末装置30の両者の接続固定を行うようにしたものであるが、その場合にはタッチペンの収納保持場所がなくなる。そのため、図5に示す第2実施例の光学情報読取装置110においては、そのタッチペンTPを収納するためのタッチペン保持部140を備えた筐体追加部135を元々の筐体11に追加した。なお、第1実施例と同じ構成については同じ符号を付して説明は省略する。
【0026】
このように、第2実施例の光学情報読取装置110においては、光学情報読取装置110を携帯端末装置30に接続固定した状態であっても、タッチペンTPを収納保持することができ、利便が向上する。
[第3実施例]
上記第1あるいは第2実施例の場合、棒状固定具25は筐体11に固定されていたが、図6に示す第3実施例の光学情報読取装置210では、本体(つまりこの場合は筐体11)とは分離可能にされ棒状固定具225を備えている。一方、この場合の筐体11には、棒状固定具225が貫通可能な貫通孔11cが設けられている。そして、カード部材20が差込スロット部37に差し込まれた状態で、棒状固定具225を、筐体11に設けられた貫通孔11c及び携帯端末装置30のタッチペン保持部40の両方を掛け渡すように差し込むことによって、光学情報読取装置210と携帯端末装置30の両者を接続固定することができる。
【0027】
なお、この場合の棒状固定具225の頭225aは、図6に示すように、釘頭と同じように鍔状に形成されている。したがって、筐体11が棒状固定具225から抜けてしまうことはない。もちろん他の係止構造を採用してもよい。
[その他]
尚、本発明は、下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
【0028】
(1)上記各実施例では、携帯端末装置30の側面に光学情報読取装置10,110,210が配置されるように構成したが、例えば図7に示す光学情報読取装置310のように、筐体11の大部分が携帯端末装置30の底面側に配置されるように構成してもよい。このようにすれば、光通過窓12を下方に向けて配置したり、トリガスイッチ14を側面に配置することも可能である。つまり、操作者の操作上の都合のよい場所に光通過窓12やトリガスイッチ14を配置することができる。
【0029】
(2)上記実施例では、棒状固定具25をタッチペンTPと同様の形状に構成した。これは、棒状固定具25をタッチペン保持部40に差し込んだ際、タッチペンTPが収納保持されるのと同様に棒状固定具25も保持されるようにするためである。上記実施例の場合であれば、タッチペン保持部40に設けられた係合突部(図示せず)に係合させるために、棒状固定具25に係合溝25aを設けていた。しかしながら、棒状固定具25を用いて光学情報読取装置10と携帯端末装置30の両者を接続固定することができればよく、棒状固定具25は、最低限、タッチペン保持部40に差し込まれて保持される構成さえ備えていればよい。したがって、例えば棒状固定具25の側面とタッチペン保持部40の内面との摩擦力にて保持されるようにすれば、タッチペンと同じ長さでなくても構わない。
【0030】
(3)上記実施例において、トリガスイッチ14を光学情報読取装置10の表面部11aに設ける代わりに、携帯端末装置30のディスプレイ36のタッチパネル部に設けてもよい。この場合、トリガスイッチ14の押下によってカード曲げ力が発生することがないが、何らかの理由(例えば光学情報読取装置10をショーケースにぶつける等)によりカード曲げ力が発生するおそれがあるため、棒状固定具25はこのような場合にカード部材20の折損を防止する。
【0031】
(4)上記実施例において、カード部材20にメモリを搭載し、光学情報読取装置10の処理回路17で解読したバーコード情報を順次このメモリに記憶しておき、後から一括してこれらのバーコード情報をコネクタ18、38を介して携帯端末装置30に送るようにしてもよい。
【0032】
(5)上記実施例の光学情報読取装置10はCCDスキャナを採用したが、ペンスキャナやレーザスキャナ等の周知の光学情報読取装置を採用してもよい。
(6)上記実施例ではトリガスイッチ14を光学情報読取装置10の筐体11の表面部11aに設けたが、光学情報読取装置10のどの位置に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の光学情報読取装置の構成を表す説明図である。
【図2】 第1実施例の携帯端末装置の構成を表す説明図である。
【図3】 第1実施例の光学情報読取装置と携帯端末装置を接続固定する前の斜視図である。
【図4】 第1実施例の光学情報読取装置付き携帯端末装置の正面図である。
【図5】 第2実施例の光学情報読取装置付き携帯端末装置の要部側面図である。
【図6】 第3実施例の光学情報読取装置付き携帯端末装置の要部側面図である。
【図7】 その他の実施例の説明図である。
【図8】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
10,110,210,310…光学情報読取装置 11…筐体
11a…表面部 11b…裏面部 11c…貫通孔
12…光通過窓 13…発光素子 14…トリガスイッチ
15…結像レンズ 16…受光素子 17…処理回路
18…コネクタ 20…カード部材 25,225…棒状固定具
25a…係合溝 30…携帯端末装置 34…入出力ポート
35…キーボード 36…ディスプレイ 37…差込スロット部
38…コネクタ 39…筐体 40…タッチペン保持部
135…筐体追加部 140…タッチペン保持部
225a…頭 TP…タッチペン

Claims (5)

  1. タッチペンを収納可能なタッチペン保持部とカードを差込可能な差込スロット部とを備える携帯端末装置の、前記カードスロット部に差し込み可能なカード部材と一体化された光学情報読取装置であって、
    前記カード部材が前記差込スロット部に差し込まれた際、前記タッチペン保持部に差し込み可能な棒状の固定具を備え、
    前記棒状固定具は、前記タッチペン保持部に差し込まれた場合、機械的な係合力または摩擦力によって、前記光学情報読取装置と前記携帯端末装置の両者を接続固定可能に構成されていること、
    を特徴とする光学情報読取装置。
  2. 請求項1記載の光学情報読取装置において、
    前記棒状固定具は、前記タッチペンと同様の形状に構成されていることを特徴とする光学情報読取装置。
  3. 請求項1又は2記載の光学情報読取装置において、
    前記棒状固定具は光学情報読取装置の本体とは分離可能にされていると共に、その本体には前記棒状固定具が貫通可能な貫通孔が設けられており、
    前記カード部材が前記差込スロット部に差し込まれた状態で、前記棒状固定具を、前記本体の貫通孔及び前記携帯端末装置のタッチペン保持部の両方を掛け渡すように差し込むことによって、前記光学情報読取装置と前記携帯端末装置の両者を接続固定すること、
    を特徴とする光学情報読取装置。
  4. 請求項1記載の光学情報読取装置において、
    前記タッチペンを収納可能なタッチペン保持部を備えることを特徴とする光学情報読取装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか記載の光学情報読取装置と、
    前記カード部材が差込スロットに差し込まれて接合されると共に前記棒状固定具によって前記光学情報読取装置に接続固定され、前記光学情報読取装置によって読み取られた光学情報が前記カード部材を介して入力される携帯端末装置と、
    を備えたことを特徴とする光学情報読取装置付き携帯端末装置。
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