JP3684483B2 - フェースギア加工用ホブカッター及びそのような工具の加工方法 - Google Patents

フェースギア加工用ホブカッター及びそのような工具の加工方法 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、請求の範囲第1項の前文に係るホブカッターに関する。
【背景技術】
【0002】
そのようなホブカッターは、例えば、欧州特許公開第0494221号に開示されている。該ホブカッターの特定の実施形態においては、切削部材(metal-removing elements)は、カッター本体に装着された分離した刃である。切削刃の互いに対する位置及び回転軸に対する位置に、満足する正確さを持たすためには極めて困難を伴うとともに、コストが高くなる。前記ホブカッターの他の実施形態では、切削部材は、前記ホブカッターの他の部分と一体的になっているホブ歯グループである。上述した公報では、逃げ面(clearance face)が要求される正確さにどのようにして加工されるかが、この実施形態については詳述されていない。
【0003】
欧州特許公開第0559798号は、フェースギアを加工するためのホブカッターの加工法が記述されている。この場合、逃げ面は、仕上げ加工前に分離された刃をはめ込むか、又はその工具を一体物の材料から製作することによって、ホブ歯グループが互いに対して及び回転軸に対して固定した状態で加工される。逃げ面は、不規則な形状とされた面を有し、該面の正確さがカッターの品質を決定するため、逃げ面の加工は、最も高価で、加工が複雑である。この公知の方法では、逃げ面は、その表面に亘って移動して、いちいち該逃げ面を加工する研磨ホイールによって研磨される。この長い研磨は、用途の限定された高価な特別の加工装置を必要とし、その結果、ホブカッターの加工は高価になり、引き渡しに時間がかかる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、逃げ面の加工が簡単な装置でなされ得る形状を持った歯切り工具(ホビングツール)を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、この目的は、請求項1の特徴を持ったホブカッターによって達成される。
【0006】
ホブカッターに配置された各々のホブ歯グループが、相互に平行な線に沿っており且つ並設されたホブ歯グループが独立となっているように、ホブカッターを設計することによって、一般に入手可能な加工装置を使用することができ、その結果、ホブカッターの価格及び納品時間は、その品質を落とすことなく改善され得る。
【0007】
本発明に係るホブカッターのより好ましい実施形態は、従属項2〜3に定義されている。
【0008】
本発明は、また、請求項4の特徴部分によって特徴づけられる発明に係るホブカッターを製造するための方法に関する。
【0009】
各々のホブ歯グループについて、常に一つの面でホブカッターの逃げ面を加工することによって、簡単な加工装置を採択することができ、その結果として、加工時間を可能な限り短縮できる。
【0010】
従属項5〜8は、請求の範囲第4項に係る方法の好ましい実施形態に関する。
【0011】
なお、本明細書において、「交差する」の語は、交点又は交線を有して交わる場合に使用し、「横切る」の語は、交わらない場合に使用している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1及び2は、フェースギアを加工し得るホブカッター4を示している。このホブカッター4は、該カッターの周囲に亘って均等に配置されたnstol個のホブ歯グループを備えるディスク状のホブカッター本体を有している。図1,2は、ホブ歯グループ1,2及び3を示している。各ホブ歯グループは、切削面Sと逃げ面Vとを有し、切削面Sと逃げ面Vとが交差する線は切削刃9を形成し、該切削刃の形状は、要求される歯形に一致し、その歯形は以下に更に詳細に記述され、ホブカッター4によって加工されるワークピースの形状を決定する。ホブ歯グループの数はnstol個であるから、隣接する切削面S同士の間の角度は、360°/nstolである。
【0013】
ホブカッター4は、外径Dfr(図において一部を鎖線で図示),穴5及び該穴5の中心線でもある回転軸6を有する。歯グループ長さ7を持った複数のホブ歯のグループは、ホブカッター4の回転軸6の方向と同じ方向に深い切れ目8によって分離されている。その歯グループ長さ7は、ホブ歯グループの後部が、加工中にワークピースとの接触を避ける必要があるという事実によって制限される。
【0014】
ホブ歯グループの各々の逃げ面Vは、平行な母線の集合によって形成される。全てのこれらの線は、A方向に走り、第1の線Lは、例えば、逃げ面Vの最高点を形成し、第2の線mは、逃げ面Vの最下点を形成する。
【0015】
加工面としての第1の面は図示されておらず、該図には、切削刃9と交差す逃げ面Vの前記母線と、回転軸線6に直角であって且つ前記切削刃の部分で母線に交差する線との双方が、配置されている。第1の面は、回転軸線6に直角で該工具の中心を通る第2の面11に対し進み角γをなしている。第1の面では、該面内に配置された母線は、切削刃9の位置で、線10と逃げ角αkopをなし、該線10は、下流側のホブ歯グループの方へ向けられ、切削刃9からホブカッター4の回転軸6へ向く半径ベクトルに直角である。
【0016】
切削刃9の歯形は、ホブカッター4が、真っ直ぐな又は螺旋状の歯が備えられた円筒ピニオンと相互に噛合し得るフェースギアを製造するために使用することができるような公知の方法で形成され得る。
【0017】
切削刃9の歯形は、フェースギアの形状を決定する円筒ピニオンから得られ、該歯形は、例えば、回転軸6に向く半径方向ベクトルが切削面S内に無い場合、又は歯切り工具が、螺旋状の歯のピニオンと相互に噛合し得るフェースギアを加工するのに適するように作られているような場合のために、必要な修正を伴って調節される。
【0018】
線P2は、ホブ歯グループ2の切削刃9の中央位置14において切削面S2と交差し、該中央位置14はフェースギアと相互に噛合するピニオンの中央点と一致している。線P2は、回転軸6に向く半径方向ベクトルに直角な線と角αkopをなし、従って、逃げ面Vに平行に延びる。線P3は、線P2に対応するが、ホブ歯グループ3の切削刃9の中央点15の位置で切削面S3と交差する。
【0019】
図2に示された典型的な実施形態から離れて、例えば、進み角γが、高い値が与えられる場合では、切削面Sは第2の面11に直角でないが、例えば、方向Aに対しては直角とすることもできる。これにより、図9,10及び11を参照することによって以下に更に詳細に説明されている公知の方法で、切削面が螺旋状になるという結果を得ることができる。
【0020】
明らかなように、もし、切削面が、古い切削面と平行に研磨されたなら、切削面Sを研磨した後に、切削刃9の形状は、同じ形状を維持する。そこでは、回転軸6は、もはや切削面Sを含む面内に無いから、その歯切り工具で作られたフェースギアの形状は変化し、理論的に正しい形状からの逸脱をもたらす。もし、切削面Sが、回転軸6の一部分を構成するように研磨されると、切削刃9の形状は変化してしまう。前記した逸脱は、切削面Sが研磨される方向を最適化することによって減少させられる。
【0021】
とりわけ、切削刃9の所望の歯形形状、歯グループの数nstol,逃げ角αkopおよび直径Dfrによっては、ホブ歯グループ2の逃げ面の母線、例えば第1の線L2及び第2の線m2が下流側のホブ歯グループ3と交差し得る。もし、ホブカッター4の逃げ面Vが、そこで、例えば、逃げ面をワイヤー放電加工で加工する場合のように、特定の真っ直ぐな母線に従って加工する工具で加工されれば、ホブ歯の列2及び3の両方が同時に加工される。それによって仕上げ加工の正確さに悪影響を受けるか、又は、下流側のホブ歯グループの切削刃9が部分的に削除されるため、このことは、望ましくない。
【0022】
図3及び4は、この望ましくない状況が如何にして生じ、そして、それが如何にして予防されるかを説明している。
【0023】
図3は、図1のA視で見たホブ歯グループを示しており、実線12は、ホブ歯グループ2の切削刃9に相当し、破線13は、下流部のホブ歯グループ3の切削刃9に相当する。
【0024】
ホブ歯グループ3の歯a,b及びcを有する歯形は、ホブ歯グループ2の歯形が形成されるのと同じピニオンで形成される。これらの状況の下、ピニオンは、次々と歯グループの間を移動している間、常にその中心点回りに角度φで回転させられており、φの大きさは、回転軸6回りのホブカッター4の一回転に対して、ピニオンが(一条ネジカッターの場合では)一つの歯だけ回転され、多条ネジの場合には)複数の歯だけ回転させられるような大きさである。
【0025】
図3では、ホブ歯グループ2は、A視方向で示されており、下流側に位置された他の平面にあるホブ歯グループ3の歯a,b及びcは、ホブ歯グループ2に対して前記矢視方向にいずれも回転され、移動されている。この移動は、歯のグループの数nstolとカッターの直径Dfrに依存する。前記矢視による見かけの水平移動rは、更に、進み角γに依存し、矢視による見かけの垂直移動Sは、逃げ角αkopに依存する。
【0026】
図3に示された状態では、図の面に直角であって、例えば、線L2及びm2を含む逃げ面Vを一緒に形成する母線は、破線13によって示された下流側のホブ歯グループ3の外側にある。
【0027】
切削刃9は、好ましくは、歯の中心に向かうにつれ徐々に幅が広くなるように設計されている。これは、切削刃9と回転軸6(図3に示されていない)に直角な面11′との間の最小圧力角αminが、所定値よりも小さくならないことを公知の方法で確実にすることによって達成される。歯の根は、大きな幅を有しているから、歯a,b及びcの根の所の境界領域において、次に続くホブ歯グループ上の歯と、より多くの遊びがある。
【0028】
図4は、図3に対応する図を示し、そこには、例えば、カッターの直径Dfrが過度に小さくされるという事実の結果として、又は、ホブ歯グループの数nstolが大きすぎるという事実の結果として、又は、逃げ角αkopが大きすぎる結果として、望ましくない状態が発生している。逃げ面の母線の方向で見た図は、下流側のホブ歯グループが、母線の方向に延設された逃げ面から突出していることを明らかにしている。
【0029】
図5は、直径Dfr(図において一部を鎖線で示す。),逃げ各αkop及びホブ歯グループの数nstolが、一定の歯形に対して与える影響をグラフで示しており、最小の圧力角αminは15°であり、フェースギアと係合するピニオンの歯の数は12であり、ピニオンのモジュールmは、3mmである。グラフに描かれた線は、一条ネジカッターにおいて最大限許容される歯グループの数を与える。この場合、逃げ面の母線は、下流側にあるホブ歯グループから常に自由であり、直線状とされる。
【0030】
図6は、ワイヤー放電加工による逃げ面の加工を示している。この配置では、ホブカッター4は、図示されていない台上に、進み角γで置かれており、該台は放電加工ワイヤーに対して移動され、ホブカッター4の材料は、放電加工切削による公知の方法で切削される。放電加工の間、放電加工ワイヤー19は、リール17からリール18まで案内ローラ16上を走行する。
【0031】
正確な寸法にすることにより、常に一つのホブ歯グループだけが仕上げ加工中に加工され、しかも、例えば、ホブ歯グループ2の加工の間、続くホブ歯グループ3から、例えば、少なくとも0.03mmの適当な空間を常に維持することを確実なものとする。この結果として、放電加工ワイヤー19は、均一に負荷がかけられ、表面の高い正確さと品質が得られる。
【0032】
図7は、ホブカッター4の仕上げ加工を示し、そこでは、逃げ面Vは、比較的小さい研磨ホイール20によって加工されている。この研磨ホイール20は、フレーム22の移動方向Bの前後方向へ移動する支持体21に搭載されている。研磨ホイールの移動方向Bに対して進み角γで置かれたホブカッター4は、研磨ホイール20の切削面の直線的軌跡がホブ歯グループの逃げ面Vに沿う母線に沿って移動し、結果として、そのグループにおける所望の歯形を研磨するように、フレーム22に対して移動する。
【0033】
図8は、ホブカッター4の仕上げ加工を示し、そこでは、逃げ面Vは、回転軸24とホブカッター4の直径Dfrよりも実質的に大きい直径Dslijpを有する、大径の研磨ホイール23によって加工される。該研磨ホイールをより大径とすることにより、高速の研磨速度Cを発生させることができ、その研磨工程を、比較的早く行うことができる。この加工工程では、中心点24は、その母線の方向と一致する方向Dに移動可能で、その結果として逃げ面Vの母線は、直線である。
【0034】
ホブカッター4を加工するための他の工程では、中心点24は方向Dに固定である。研磨ホイール23の直径Dslijpが大きいという事実の結果として、母線が直線に近似される。方向Dでの振幅運動が無いと、加工時間が短縮されるという事実の結果として、ホブカッター4は、安価にすることができる。また、同じ直径のカッター上に複数のホブ歯グループを提供することができ、このことは、カッターの切削能力を向上させる。
【0035】
明らかに、研磨ホイールでの加工操作は、ホブカッター全体を加工している間、ほぼ一定の直径を持つ研磨部材で為されなければならないか、又は、自動修正のための処理装置が提供されなければならない。好ましくは、ダイヤモンド植え込みスチール研磨ホイールが使用される。
【0036】
図9は、図2に対応するホブカッターの図を示し、そこでは、切削面Sが、第2の面の位置において、ホブカッターの回転軸6と傾斜角βをなす平坦面として形成されている。切削刃9から回転軸6への半径ベクトルは、切削面S内の面11にのみ配置される。このことから、切削刃9から回転軸6へ向く半径ベクトルを含む面と、母線L及びmとの間の角によって形成される進み角γは、一定でないということが導かれる。傾斜角βのより小さい値に対して、いくらかはズレも生じるが、大きなズレは発生せず、許容可能なズレである。
【0037】
図10は、図2に対応するホブカッターの図を示し、そこでは、切削面Sは、螺旋面として形成され、回転軸6から切削刃9への半径ベクトルは、常に、切削面S内に配置されている。そのような螺旋状切削面Sは、公知であり、必要であれば、一定の間隙をおいて回転軸6を直角に横切る線(回転軸6と交差するのではなく)によって切削面Sを形成することもできる。傾斜角βは、切削面の全ての位置に対して一致し、その結果として、ホブ歯の切削特性も改良される。
【0038】
図11は、図9及び10のXI−XI線に沿う断面に対応するホブ歯グループの部分を示している。この図は、逃げ角αkopが、ホブカッターの異なる直径に対しても一定に維持されている実施形態を示している。その結果として、母線はもはや常時同じ方向に走っていない。加工中にホブカッターの回転にも拘わらず、母線は、常に、回転軸6に対して同一の位置を占有することができ、このことは、ホブカッターの製造の単純化と、ホブカッターのコストの低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】 図1は、逃げ面が、互いに平行に延びる真っ直ぐな母線によって形成されるホブ歯グループを持った本発明に係るフェースギア加工用ホブカッターの側面図を示している。
【図2】 図2は、図1の矢印IIの方向で見たホブカッターを示している。
【図3】 図3は、図1及び2の矢印Aの方向でホブカッターを見たホブ歯グループ中央を示している。
【図4】 図4は、望ましくない実施形態の図3と同等の図を示している。
【図5】 図5は、ホブ歯グループの最大限許容される数が、カッター直径と逃げ角の関数として表されているグラフを示している。
【図6】 図6は、ワイヤー放電加工により図1のホブカッターのホブ歯グループの逃げ面の加工を示す。
【図7】 図7は、研削具による図1のホブカッターのホブ歯グループの逃げ面の加工を示している。
【図8】 図8は、大径の研磨ホイールにより図1のホブカッターと比較し得るホブカッターのホブ歯グループの逃げ面の加工を示している。
【図9】 図9は、ホブカッターの回転軸とある角度をなす平坦な切削面を有する本発明に係るホブカッターの図2に対応する図を示している。
【図10】 図10は、螺旋状切削面を有する本発明に係るホブカッターの図2に対応する図を示している。
【図11】 図11は、図9又は10のXI−XI線に沿う図を示している。

Claims (8)

  1. 回転軸(6)及び複数個(nstol)のホブ歯グループ(1,2,3…)を備えるディスク状のカッター本体を有するフェースギア加工用ホブカッター(4)であって、
    前記ホブ歯グループは、前記カッター本体の周面に亘って均等に配置されるとともに、前記回転軸回りの回転方向に見て前方に切削面(S)を、前記カッター本体の周側方に逃げ面(V)を、有し、
    前記各ホブ歯グループの前記切削面及び逃げ面は、互いに交差することによって加工されるべきフェースギアの形状を決定する切削刃(9)を形成し、
    前記各逃げ面は、平行な母線(L、m)の集合によって形成され
    前記各母線(L,m)は、前記切削刃と交差するとともに前記回転軸(6)と直角に交差するか又は該回転軸と一定の間隔をおいて該回転軸を直角に横切る線を含み且つ前記回転軸に直角な第2の面(11)と進み角(γ)をなす第1の面内にあって、
    さらに、前記各母線(L,m)は、前記回転方向に見て下流側であって前記ホブ歯グループの切削側面から離れて配置されたホブ歯グループに向けて延びるとともに、前記回転軸(6)から前記切削刃へ向く半径ベクトルと直角をなす線(10)と逃げ角(αkop)をなし
    前記各ホブ歯グループ(1,2,3…)が前記カッター本体と一体形成され
    前記ホブ歯グループの数、逃げ角(αkop)及び、逃げ面を決定している前記母線の形状は、母線の延長線がその下流側のホブ歯グループから離れた位置を保持するように設定されていることを特徴とするホブカッター。
  2. 前記逃げ面(V)を決定している母線(L,m)が直線であることを特徴とする請求項1に記載のホブカッター。
  3. 前記逃げ面(V)を決定している母線が、前記カッター本体の回転軸に向く方向において外側から見て凹な円弧状であることを特徴とする請求項1に記載のホブカッター。
  4. ホブカッターのホブ歯グループ(1,2,3…)の逃げ面(V)を加工する方法であって、
    前記ホブ歯グループが、回転軸(6)を有するディスク状のカッター本体上に設けられ且つ該カッター本体の周面に亘って均等に配置されており、
    前記逃げ面の各々が1つのホブ歯グループの切削面と交差することによって切削刃(9)を形成し、
    前記逃げ面は、第1の面内にある線に沿って加工工具(19,20,23)で加工され、
    前記第1の面は、前記切削刃と交差するとともにカッター本体の回転軸直角に交差するか又は該回転軸と一定の間隔をおいて該回転軸を直角に横切る線を含み、且つ、前記回転軸と直角な第2の面と進み角(γ)をなし、
    ホブ歯グループの加工中、加工工具(19,20,23)が各ホブ歯グループ(1,2,3…)に対して異なる予めプログラムされた方法で移動される、前記逃げ面を加工する方法。
  5. 加工中、カッター本体がその回転軸(6)回りに回転させられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記加工工具がワイヤー放電加工装置のワイヤーであることを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記加工工具が、研削工具に対して、ホブ歯グループの母線に沿って往復直線移動する研磨ホイールであることを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  8. 前記加工工具は、該加工工具の加工面が前記ホブ歯グループの全長(7)に亘って接触する研磨ホイールであることを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
JP51750796A 1994-12-07 1995-12-07 フェースギア加工用ホブカッター及びそのような工具の加工方法 Expired - Lifetime JP3684483B2 (ja)

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