JP3680992B2 - 円筒外面走査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒外面走査装置に関し、より特定的には、その円筒外面に刷版が装着される記録ドラムと、当該ドラムの円周方向および軸方向に光ビームを走査して、刷版に対する露光を行う露光部とを備える、円筒外面走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー印刷物は、露光工程や印刷工程等いくつかの工程を経て作製される。この露光工程に先立って、カラー印刷物の原稿画像は、複数色に、典型的には、Y(黄)、M(紅)、C(藍)およびK(黒)の4色に色分解され、これによって、各色毎の画像データが生成される。このような画像データが、露光工程で用いられる円筒外面走査装置に与えられる。また、円筒外面走査装置が内部に備える記録ドラムの外面には、いわゆるPS版(Presensetized Plate)等のシート状の刷版が装着される。ここで、PS版とは、アルミニウム版、プラスチックシート、および紙等の版材表面に、感光層が予め塗布された刷版である。
【0003】
この露光工程において、当該円筒外面走査装置は、与えられた画像データに基づいて、色分解された色毎の画像を刷版上に描くために、記録ドラムの外面に装着された刷版を露光する。つまり、原稿画像が上記YMCKに色分解された場合、4枚の刷版に、互いに異なる色毎の画像が当該円筒外面走査装置によって描かれる。
【0004】
また印刷工程で用いられる印刷機は、各色の露光済みの刷版に対応する色のインキを塗りつけて重ね刷りし、カラー印刷物を作製する。このとき、各色の画像がずれた状態で重ね刷りされると、粗悪なカラー印刷物が作製されてしまう。このような画像のずれを防止するために、刷版の所定位置には、印刷工程の位置決め基準となる印刷工程用位置決め孔が、予め露光工程の前に形成される。この印刷工程用位置決め孔を、印刷機の版胴に設けられたピンと嵌合することにより刷版の位置決めが行われる。なお、製版の段階でまだ使用される印刷機が決まっていない等、製版後に印刷工程用位置決め孔を開ける場合もある。
【0005】
また、上述した画像ずれのもう一つの原因として、露光工程で描かれた画像が各色の刷版に対してずれることも考えられる。このような刷版に対する露光工程での画像ずれを防止するために、当該円筒外面走査装置の記録ドラムの外周面上に、それぞれの刷版を位置決めするための位置決めピンが設けられており、上記印刷工程用孔と同時に刷版の一端に上記位置決めピンと嵌合する記録ドラム用位置決め切り欠きが形成される。つまり、各色毎の刷版は、露光工程前にそれぞれに上記記録ドラム用および印刷工程用位置合わせ孔を形成することにより、露光工程で上記記録ドラム用位置決め切り欠きを基準にすることによって互いの露光画像を位置合わせし、印刷工程では、上記印刷工程用位置決め孔を基準にすることによって互いの印刷画像を位置合わせされる。
【0006】
図19は、刷版に形成される記録ドラム用位置決め切り欠きと上記記録ドラムに設けられるピンとの相互の位置関係の一例を模式的に示した図である。なお、上記印刷工程用孔は、印刷機の仕様に合わせて設けられる孔であるので、ここでは説明を簡単にするために省略する。図19(a)において、記録ドラム160の外周表面には、位置決めピン170aおよび170bが設けられている。刷版150には、位置決めピン170の位置と合致するように、記録ドラム用位置決め切り欠き151aおよび151bが形成されている。位置決め切り欠き151aは、位置決めピン170aと同じ内径を有した半円形状であり、位置決め切り欠き151bは、位置決めピン171bの半円形状を横方向に延ばした半小判型形状である。なお、位置決めピン170の中心間ピッチと位置決め切り欠き151の中心間ピッチとは、同じピッチJで配置される。
【0007】
刷版150は、記録ドラム160に装着されるとき、図示X方向に搬送装置(図示しない)により搬送され、位置決めピン170と位置決め切り欠き151とが嵌合することにより位置決めされる。図19(b)は、記録ドラム160に正常に位置決めされた刷版150の状態を概略的に示した図である。図19(b)に示すように、記録ドラム160の軸方向は位置決めピン170aと位置決め切り欠き151aとが嵌合することにより位置決めされ、円周方向(図示X方向)は2本の位置決めピン170と2つの位置決め切り欠き151とが嵌合することにより位置決めされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、刷版150に位置決め切り欠き151を形成した後、刷版150を記録ドラム160に搬送するとき、一般的には、刷版150は、搬送ローラ等によって搬送される。この搬送ローラの搬送位置精度あるいは刷版150のたわみ等によって、位置決め切り欠き151と位置決めピン170とが嵌合しない場合がある。例えば、図19(c)に示すように、搬送ローラによって記録ドラム160に搬送された刷版150が、最初に位置決めピン170bと位置決め切り欠き151bと接触する場合を考える。この場合、刷版150が位置決め切り欠き151bの範囲で図示T方向にスライドしながら回転する。刷版150は、最終的に位置決め切り欠き151bの刷版150の中心方向に偏った位置を中心に回転運動するため、位置決めピン170aと位置決め切り欠き151aとが嵌合せず、記録ドラム160に正常に位置決めされないことが発生する。
【0009】
それ故に、本発明の目的は、記録ドラムの外面に刷版を装着し露光する円筒外面走査装置において、記録ドラムの外面に、刷版を正確に位置決めすることが可能な円筒外面走査装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するために、本発明は、以下に述べるような特徴を有している。
第1の発明は、装着された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
露光前の刷版に、記録部への装着位置を決めるためのパンチングを施すパンチング部と、
パンチング部でパンチングの終了した刷版を記録部に搬送する搬送部とを備え、
記録部は、
円筒外面に固定された第1の位置決め部と、
円筒外面に固定され、かつ第1の位置決め部から円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
パンチング部は、少なくとも第1の位置決め部に嵌合することにより、刷版を記録部の円筒軸方向と円周方向とを位置決めする第1の嵌合部を刷版の一方端に形成する第1の嵌合部形成部を含み、
搬送部は、パンチングの終了した刷版を記録部に搬送するとき、パンチング部と搬送部とが、第1の嵌合部形成部が第1の嵌合部を形成するときに刷版の一方端が位置するパンチング基準線と搬送部が刷版を搬送する方向とが垂直ではない状態で配置されて刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、刷版に形成された第1の嵌合部と第1の位置決め部とを嵌合させた後、刷版の一方端と第2の位置決め部とを接触させることにより、記録部に刷版を位置決めする。
【0011】
第1の発明によれば、搬送部は、刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で刷版を搬送する。したがって、刷版は、最初に記録部に対して円筒軸方向の位置決めをする嵌合部を第1の位置決め部に嵌合した後、他の位置決め部と一方端とが接触することによって円周方向の位置決めをするため、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。さらに、最初に記録部の円周軸方向の位置決めとなる刷版の第1の嵌合部と第1の位置決め部とがずれた場合も、刷版は、第1の嵌合部と第1の位置決め部とが嵌合しながら回転運動し、最終的に第1の位置決め部と第1の嵌合部とが嵌合し、もう一方の位置決め部と一方端とが接触する。つまり、記録部の円周軸方向の位置決め部を先に嵌合させることにより、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。また、搬送部が刷版を搬送する方向に対して、パンチング時に刷版の一方端が一致するパンチング基準線を予め設定された角度傾けることにより、容易に搬送部は刷版の一方端を傾けた状態で記録部に搬送することができる。
【0012】
第2の発明は、装着された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
露光前の刷版に、記録部への装着位置を決めるためのパンチングを施すパンチング部と、
パンチング部でパンチングの終了した刷版を記録部に搬送する搬送部とを備え、
記録部は、
円筒外面に固定された第1の位置決め部と、
円筒外面に固定され、かつ第1の位置決め部から円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
パンチング部は、少なくとも第1の位置決め部に嵌合することにより、刷版を記録部の円筒軸方向と円周方向とを位置決めする第1の嵌合部を刷版の一方端に形成する第1の嵌合部形成部を含み、
搬送部は、パンチングの終了した刷版を記録部に搬送するとき、記録部と搬送部とが、記録部の円筒軸と搬送部が刷版を搬送する方向とが垂直ではない状態で配置されて刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、刷版に形成された第1の嵌合部と第1の位置決め部とを嵌合させた後、刷版の一方端と第2の位置決め部とを接触させることにより、記録部に刷版を位置決めする。
【0013】
第2の発明によれば、搬送部は、刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で刷版を搬送する。したがって、刷版は、最初に記録部に対して円筒軸方向の位置決めをする嵌合部を第1の位置決め部に嵌合した後、他の位置決め部と一方端とが接触することによって円周方向の位置決めをするため、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。さらに、最初に記録部の円周軸方向の位置決めとなる刷版の第1の嵌合部と第1の位置決め部とがずれた場合も、刷版は、第1の嵌合部と第1の位置決め部とが嵌合しながら回転運動し、最終的に第1の位置決め部と第1の嵌合部とが嵌合し、もう一方の位置決め部と一方端とが接触する。つまり、記録部の円周軸方向の位置決め部を先に嵌合させることにより、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。また、搬送部が刷版を搬送する方向に対して、記録部の円筒軸を予め設定された角度傾けることにより、容易に記録部の円筒軸に対して刷版の一方端を上記角度傾けて刷版を記録部に搬送することができる。
【0014】
第3の発明は、装着された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
露光前の刷版に、記録部への装着位置を決めるためのパンチングを施すパンチング部と、
パンチング部でパンチングの終了した刷版を記録部に搬送する搬送部とを備え、
記録部は、
円筒外面に固定された第1の位置決め部と、
円筒外面に固定され、かつ第1の位置決め部から円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
パンチング部は、少なくとも第1の位置決め部に嵌合することにより、刷版を記録部の円筒軸方向と円周方向とを位置決めする第1の嵌合部を刷版の一方端に形成する第1の嵌合部形成部を含み、
搬送部は、搬送部が刷版を搬送する方向に対して記録部に搬送する刷版を所定の角度傾ける傾斜機構を含み、
搬送部は、パンチングの終了した刷版を記録部に搬送するとき、傾斜機構が搬送中の刷版を傾けて刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、刷版に形成された第1の嵌合部と第1の位置決め部とを嵌合させた後、刷版の一方端と第2の位置決め部とを接触させることにより、記録部に刷版を位置決めする。
【0015】
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれかに従属する発明であって、パンチング部は、さらに第2の位置決め部と接触することにより、刷版を記録部の円周方向の位置決めをする第2の嵌合部を刷版の一方端に形成する第2の嵌合部形成部を含み、
搬送部は、パンチングの終了した刷版を記録部に搬送するとき、刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、刷版に形成された第1の嵌合部と第1の位置決め部とを嵌合させた後、刷版に形成された第2の嵌合部と第2の位置決め部とを接触させることにより、記録部に刷版を位置決めする。
【0016】
第4の発明によれば、搬送部は、刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で刷版を搬送することにより、刷版は最初に記録部に対して円筒軸方向の位置決めをする第1の嵌合部を第1の位置決め部に嵌合させた後、他の位置決め部と第2の嵌合部とが接触することによって円周方向の位置決めをするため、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。
【0017】
第5の発明は、第4の発明に従属する発明であって、第1および第2の位置決め部は、半径rの位置決めピンで、かつ互いに記録部の円筒部の軸方向に一致して配置され、
第1の嵌合部は、半径rの半円形状の切り欠きであり、
第2の嵌合部は、短幅rの半小判型形状の切り欠きである。
【0018】
第5の発明によれば、容易に刷版の一方端を記録部の円周軸方向に合わせて位置決めすることができる。また、刷版に形成される嵌合部と記録部に固定される位置決め部を容易に設けることができる。
【0019】
第6の発明は、少なくとも1つの嵌合部がその一方端に形成された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
嵌合部を先頭にして刷版を記録部に向けて搬送する搬送部とを備え、
記録部は、
円筒外面に固定され、刷版に形成された嵌合部と嵌合することにより該刷版の位置決めを行う第1の位置決め部と、
円筒外面に固定され、かつ第1の位置決め部から円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
搬送部は、刷版を搬送するとき、記録部と搬送部とが、記録部の円筒軸と搬送部が刷版を搬送する方向とが垂直ではない状態で配置されて刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、刷版に形成された嵌合部と第1の位置決め部とを嵌合させた後、刷版の一方端と第2の位置決め部とを接触させることにより、記録部に刷版を位置決めする。
【0020】
第6の発明によれば、搬送部は、予め嵌合部が形成された刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で刷版を搬送する。したがって、刷版は、最初に記録部に対して円筒軸方向の位置決めをする嵌合部を第1の位置決め部に嵌合した後、他の位置決め部と一方端とが接触することによって円周方向の位置決めをするため、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。さらに、最初に刷版の嵌合部と第1の位置決め部とがずれた場合も、刷版は、嵌合部と第1の位置決め部とが嵌合しながら回転運動し、最終的に第1の位置決め部と嵌合部とが嵌合し、もう一方の位置決め部と一方端とが接触する。つまり、記録部の円周軸方向の位置決め部を先に嵌合させることにより、刷版を記録部に正確に位置決めすることができる。また、搬送部が刷版を搬送する方向に対して、記録部の円筒軸を予め設定された角度傾けることにより、容易に記録部の円筒軸に対して刷版の一方端を上記角度傾けて刷版を記録部に搬送することができる。
【0021】
第7の発明は、少なくとも1つの嵌合部がその一方端に形成された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
嵌合部を先頭にして刷版を記録部に向けて搬送する搬送部とを備え、
記録部は、
円筒外面に固定され、刷版に形成された嵌合部と嵌合することにより該刷版の位置決めを行う第1の位置決め部と、
円筒外面に固定され、かつ第1の位置決め部から円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
搬送部は、搬送部が刷版を搬送する方向に対して記録部に搬送する刷版を所定の角度傾ける傾斜機構を含み、
搬送部は、刷版を搬送するとき、傾斜機構が搬送中の刷版を傾けて刷版の一方端を記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、刷版に形成された嵌合部と第1の位置決め部とを嵌合させた後、刷版の一方端と第2の位置決め部とを接触させることにより、記録部に刷版を位置決めする。
【0022】
第8の発明は、第1〜第3、第6、および第7の発明のいずれかに従属する発明であって、第1および第2の位置決め部は、半径rの位置決めピンで、かつ互いに記録部の円筒部の円周方向に距離rずれて配置され、
第1の嵌合部は、半径rの半円形状の切り欠きである。
第8の発明によれば、容易に刷版の一方端を記録部の円周軸方向に合わせて位置決めすることができる。また、刷版に形成される嵌合部と記録部に固定される位置決め部を容易に設けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る円筒外面走査装置の構成を示す分解図である。当該円筒外面走査装置において、略直方体形状のフレーム1の各部に、大略的に、収納/搬送機構2、駆動機構3、パンチユニット4、記録ドラム5、露光ヘッド6および電装部7が取り付けられている。なお、駆動機構3は、図1を明確にするため、同図には示されていない。
【0024】
ここで、図2は、図1に示す1点鎖線A−A’に沿う断面を矢印Bの方向から見たときの収納/搬送機構2を示す図である。なお、図2に示す構成の全てが、図1に示されていないことを注釈しておく。図1および図2において、収納/搬送機構2は、2枚の側板21により挟み込まれ固定される2枚のトレイ22および23、送りローラ24、ローディング用の搬送ローラ25、およびアンローディング用の搬送ローラ26を備えている。このように、2枚のトレイ22および23は、2枚の側板21によって、上下配置されかつ一体的に構成される。なお、トレイ23はトレイ22の直上に配置されるので、以降、トレイ23を上トレイ23と称し、さらに、トレイ22を下トレイ22と称する。
【0025】
送りローラ24は、下トレイ22に収納された刷版を搬送ローラ25の方向へ搬送するためのローラである。上記搬送ローラ25および搬送ローラ26は、それぞれ一方の側板21から他方のそれへと架け渡されるように配置される2個1組のローラである。また、搬送ローラ25は、下トレイ22の先端に近接する位置で、2個1組のローラが上下で当接するように配置され、上側の搬送ローラ25aは、搬送ローラ上下駆動装置(図示しない)によって上下駆動可能である。さらに、搬送ローラ26は、上トレイ23の先端に近接する位置で、2個1組のローラが当接するように配置される。以上のような送りローラ24および搬送ローラ25は、一方の側板21に固定されたモータM50とベルト(図示せず)で連結されており、当該モータM50が生成する駆動力を受けて回転する。また、搬送ローラ26は、一方の側板21に固定されたモータM54とベルト(図示せず)で連結されており、当該モータM55が生成する駆動力を受けて回転する。
【0026】
また、下トレイ22および上トレイ23の所定箇所には、小孔27および28が形成され、当該小孔27および28の直下にはセンサPH50およびPH54が固定される。このセンサPH50およびPH54は、小孔27および28の直上に刷版があるか否かを検出する。
【0027】
以上の構成を有する収納/搬送機構2は、図1中、1点鎖線の矢印αで示すようにフレーム1の上部に固定される。ただし、収納/搬送機構2は、2枚の側板21から外側に突出する回転軸29を回転中心として、所定範囲内で回転する(図1および図2中の矢印β参照)。駆動機構3は、かかる収納/搬送機構2の回転を実現する。図3は、図1に示す矢印Cの方向から見たときの駆動機構3を示す図である。また、図4は、図3に示す駆動機構3の分解図である。
【0028】
図3および図4において、駆動機構3は、カムフォロアガイド31、モータM55、カムギア32、およびカムフォロア33を2個ずつ備え、さらに、センサ検出版34、センサPH55およびPH56を少なくとも1個備える。各カムフォロアガイド31は、直方体形状の外形を有しており、この直方体に小判型の貫通孔が形成される。各カムフォロアガイド31は、両方の貫通孔が収納/搬送機構2を介して対向するように、各側板21に1個ずつ固着される(図4参照)。各モータM55は、互いに収納/搬送機構2を介して対向するように、各側板21の近傍に配置されており、かつフレーム1に固定される。各カムギア32は、各側板21に対向するようにフレーム1に固定される。ただし、各カムギア32は、各モータM55が生成する駆動力を受け、自身の軸を中心として回転する。各カムフォロア33は、各カムギア32が有する一方面(側板21との対向面)の外縁に固定されており、当該カムギア32の軸を中心として円運動する。また、各カムフォロア33は、カムフォロアガイド31の貫通孔の上下幅と略同一径の円盤形状を有しており、図4中の1点鎖線の矢印Dで示すように、当該貫通孔に填り込む。これによって、各カムフォロアガイド31と各カムギア32とが、各カムフォロア33により連結され、その結果、収納/搬送機構2は駆動機構3により支持される。
【0029】
また、円盤形状のセンサ検出版34は、一方のカムギア32と同心円をなすように配置されており、当該カムギア32と一緒に回転する。センサ検出版34の外周上には、一個のスリット35が形成されている。センサPH55およびPH56は、回転するセンサ検出版34に形成されたスリット35を検出できるようにフレーム1に固定されている。
【0030】
以下、上記のような構成の駆動機構3の動作を、図5を参照して説明する。なお、モータM55は、図5を明確にするため、同図には示されていないことを注釈しておく。図5(a)において、センサPH55は、自身の直上に位置するセンサ検出版34のスリット35を検出している。かかる検出時、各カムフォロア33は、自身が円運動可能な範囲の最下端近傍に位置するため、収納/搬送機構2は、当該最下端近傍に対応する位置(以下、下位置と称す)で駆動機構3により支持される。この時、各カムギア32が、各モータM55により生成された駆動力を受けて、矢印γが示す方向に回転し始めると、各カムフォロア33は、同方向に、つまり、現在位置する最下端近傍から上方向に円運動し始める。これによって、各カムフォロア33は、各カムフォロアガイド31が固定されている収納/搬送機構2を下位置から上方向に移動させる。
【0031】
ところで、図5(b)において、センサ検出版34のスリット35は、上記カムギア32の回転と一緒に、センサPH55の直上の位置から矢印γの方向に円運動し、やがて、センサPH56の直上に位置する。センサPH56は、自身の直上に位置するスリット35を検出する。かかる検出時、各モータM55は駆動力の生成を停止する。これによって、各カムフォロア33は、円運動可能な範囲の最上端近傍に位置し、収納/搬送機構2は、当該最上端近傍に対応する位置(以下、上位置と称す)で駆動機構3に支持されて停止する。以上の駆動機構3の動作により、収納/搬送機構2は下位置と上位置との間を上下動する。
【0032】
次に、図1に示すパンチユニット4について説明する。図6は、図1に示す1点鎖線E−E’に沿う断面を矢印Fの方向から見たときのパンチユニット4を示している。まず、図1において、パンチユニット4は、少なくとも2個のパンチャー41と、取付用部材42とを含む。各パンチャー41は、図6に示すように、大略的に、本体43、センサPH62、モータM60、およびパンチ44を有する。本体43には、隙間45が形成されており、当該隙間45には、第1の供給パスライン(後述)を搬送されてくる刷版が挿入される。センサPH62は、隙間45に刷版が挿入されたか否かを検出する。モータM60は、センサPH62が刷版を検出すると、駆動力を生成する。この駆動力は、本体内部のカム機構(図示せず)により、パンチ44を上下動させる力に変換される。パンチ44は、このカム機構から伝達された力を受けて上下動して、隙間45内に載置された刷版を打ち抜く。これによって、刷版の一方端には基準切り欠きが形成される。また、取付用部材42は、略直方体形状の外形を有しており、その長手方向に沿って溝46が形成されている。この溝46には、各パンチャー41が取り付けられる。なお、取付用部材42に上記溝46を形成せず、ノック穴およびボルト穴等を形成することにより、パンチャー41を固定してもかまわない。以上のパンチユニット4は、図1において1点鎖線の矢印δで示すようにフレーム1上に固定される。
【0033】
図7は、上述のようにフレーム1上に固定されたパンチユニット4、記録ドラム5、および露光ヘッド6を示した斜視図である。なお、収納/搬送機構2、駆動機構3および電装部7は、図7を明確にするために同図から省略している。また、パンチユニット4には、印刷機用の位置決めパンチャー等が設置されることもあるが、ここでは説明を簡単にするために、記録ドラム用の位置決めパンチャー41のみを示す。
【0034】
図7において、取付用部材42には、2つのパンチャー41aおよび41bが固定されている。このパンチャー41aおよび41bは基準位置切り欠き用として用いられる。詳細な切り欠き位置、形状は後述する)。また、取付用部材42の前面の両端には、それぞれ幅寄せモータ401が固定されている。この幅寄せモータ401は、取付用部材42の前面に沿って水平方向に延びる回転可能の1対のボールねじ403を回転駆動させる。それぞれのボールねじ403には、幅寄せベアリング402が螺合している。この幅寄せベアリング402の上面には、円柱状で回転可能な保持部404(一方は、図示せず)が設けられている。つまり、上記幅寄せモータ401が回転することにより、幅寄せベアリング402は、図示S方向に移動する。
【0035】
なお、刷版がパンチユニット4に導かれた場合、上記刷版は、1対の幅寄せベアリング402の間に載置される。所定の原点位置から幅寄せモータ401を回転させることにより、1対の幅寄せベアリング402を中央部に移動させると、幅寄せベアリング402の保持部404の外周面が刷版の両側の端面に当接することにより、刷版が取付用部材42の中央部に位置決めされる(以下、センターリング機構とする)。
【0036】
次に、図1および図7に示す記録ドラム5について説明する。図8は、図1に示す1点鎖線G−G’に沿う断面を矢印Hの方向から見たときの記録ドラム5およびその周辺を示す図である。図1、図7および図8において、記録ドラム5は、フレーム1内であって、収納/搬送機構2およびパンチユニット4の斜め下の位置に配置され、取付用部材42の基準線と記録ドラム5の回転軸とは、角度Uの傾きをもって配置される(角度Uについては、後述する)。記録ドラム5は、略円筒形状を有しており、モータM1が生成する駆動力を受け、当該円筒の軸を中心として回転する。この記録ドラム5の外面(環状面)には、第2の供給パスライン(後述)を搬送されてくる刷版P(図1中、斜線を付した部分参照)が巻き付けられ装着される。
【0037】
また、当該円筒外面走査装置は、記録ドラム5の外面上に刷版Pを固定するための構成として、少なくとも2個の位置決めピン51と、先端クランプ52と、後端クランプ53とを備える。これらの位置決めピン51は、当該記録ドラム5の外面上に固定されており(詳細な位置については、後述する)、第2の供給パスライン(後述)を搬送されてくる刷版の一方端を、パンチャー41で形成された切り欠きと位置決めピン51とが嵌合しながらクランプ可能に構成されている。後端クランプ53は、記録ドラム5の外面に対して着脱自在に構成されており、当該記録ドラム5から離脱している時には、図示しない第1のクランプ駆動部により保持されているが、記録ドラム5に取り付けられた時には、第2の供給パスライン(後述)を搬送されてくる刷版の他方端をクランプする。
【0038】
また、ロータリーエンコーダ54は、記録ドラム5の回転軸に取り付けられており、種々の角度位置を検出する。当該円筒外面走査装置では、先端クランプ52がクランプする第1の角度位置X、後端クランプ53の配置位置に関連する第2の角度位置Z、および先端クランプ52のクランプ解除する第3の角度位置Qが予め規定されている。各角度位置は、図8に示したように、予め定められた基準線Sを基準とする。先端クランプ52は、第1の角度位置Xに位置する時に、図示しない第1のクランプ駆動部により駆動され、刷版の一方端をクランプし、また、第3の角度位置Qに位置する時に、図示しない第2のクランプ駆動部により駆動され、クランプしていた刷版の一方端を解放する。また、後端クランプ53は、第2の角度位置で、図示しない第3のクランプ駆動部により記録ドラム5の外面上に取り付けられ、刷版の他方端をクランプする。かかる外面上に取り付けられた後端クランプ53は、さらに、第2の角度位置Zに位置する時に、第3のクランプ駆動部により当該外面上から取り外され、刷版の他方端を解放する。なお、第1〜第3のクランプ駆動部に関しては、これら自体が本願発明を構成するものではないため、詳細な説明を省略する。
【0039】
さらに、当該円筒外面走査装置は、記録ドラム5の外面上に刷版を密着させるための構成として、記録ドラム5の外面上に形成される複数の刷版吸着用の小孔および溝(以下、吸着孔および吸着溝55と称す)と、吸着孔および吸着溝55と共に真空系を構成するブロア(図示せず)と、記録ドラム5の近傍に配置されるスクイズローラ(図示せず)とを備えている。これら吸着孔および吸着溝55、ブロア並びにスクイズローラとに関しては、本願発明の趣旨と関係が無いため、それらの詳細な説明を省略する。
【0040】
次に、露光ヘッド6について説明する。露光ヘッド6は、図1中の1点鎖線εおよび図7で示すように、記録ドラム5に近接して配置されるテーブル61上に載置されており、送りねじ機構62が生成する駆動力により、記録ドラム5の回転軸に対して平行な方向に送られつつ、後述する電装部7から与えられる画像データに基づいて変調された光ビームを、記録ドラム5と一緒に回転する刷版上で走査し、これによって露光を行う。
【0041】
電装部7は、図1中の1点鎖線の矢印ζで示すように、フレーム1の側部に取り付けられている。また、電装部7は、上述の構成各部と電気的に接続されており、当該構成各部との間で信号の送受を行いつつ、当該円筒外面走査装置の動作を制御する。
【0042】
次に、収納/搬送機構2と刷版Pとの動作について説明する。なお、図9〜図14、図17および図18は、当該収納/搬送機構2と刷版Pとの動作を示す側面概略図である。以下、図9〜図14、図17および図18を参照して、当該収納/搬送機構2と刷版Pとの動作について説明する。
【0043】
まず、パンチングされるべき刷版Pが、図9に示すように、収納/搬送機構2の下トレイ22に供給される。この刷版Pは、オペレータの手作業により下トレイ22に供給されたり、当該円筒外面走査装置に付加的に取り付けられる自動刷版供給機構(図示せず)により自動的に供給されたりする。収納/搬送機構2のセンサPH50は、上記刷版Pが供給されたことを検出すると、その旨を示す検出信号を電装部7に出力する。電装部7は、上記検出信号が入力すると、下トレイ22に現在収納されている刷版Pに対するパンチング処理工程を開始するため、各モータM55を駆動する。駆動機構3は、各モータM55が駆動力を受けて、収納/搬送機構2を下位置から上位置に移動させる。これによって、図10に示すように、収納/搬送機構2の搬送ローラ25と、パンチユニット4の隙間45とが一直線上に配置され、それらの間に、2点鎖線の矢印ηで示すような第1の供給パスラインが形成される。なお、搬送ローラ25aは、搬送ローラ上下駆動装置(図示せず)によって、上側に配置され搬送ローラ25bと当接しない状態で配置されている。
【0044】
電装部7は、第1の供給パスラインが形成された後、モータM50を駆動する。送りローラ24および搬送ローラ25bは、図11に示すように、モータM50の駆動力を受けて、収納/搬送機構2からパンチユニット4へと刷版Pを供給する方向(矢印θ参照)に回転する。以降、この送りローラ24および搬送ローラ25bの回転を正回転と称する。これによって、刷版Pは、下トレイ22の面上を送りローラ24の回転により搬送ローラ25の方向へと送られ、搬送ローラ25bにより、その一方端側から第1の供給パスライン上に送り出される。送り出された刷版Pは、第1の供給パスライン上を直線的に搬送され、さらに、この第1の供給パスラインの途中で、上述したセンタリング機構により、各パンチャー41に対する位置を調整される。位置調整された刷版Pは、やがて各パンチャー41の隙間45に導かれる。
【0045】
各パンチャー41のセンサPH62は、自身の直下に刷版Pの一方端が到達したことを検出すると、その旨を示す検出信号を電装部7に出力する。電装部7は、この検出信号に応答して、モータM50の駆動を停止する。上述したように、刷版Pは、左右方向に関してはセンタリング機構により位置調整され、前後方向に関してはセンサPH62の検出結果に基づいて位置調整される。これによって、パンチユニット4は、刷版Pに対して、正確な位置に切り欠きを形成することができる(詳細な切り欠き位置および形状については、後述する)。
【0046】
電装部7は、刷版Pの位置調整完了後、パンチユニット4のモータM60を駆動する。各パンチ44は、各モータM60が生成する駆動力により上下動し、自身の直下に位置する刷版Pを打ち抜いて、当該刷版Pに切り欠きを形成する。
【0047】
電装部7は、パンチング終了後、モータM50を駆動する。その時、搬送ローラ25aは、搬送ローラ上下駆動装置によって、下側に配置され搬送ローラ25bと当接した状態で配置される。送りローラ24および搬送ローラ25は、図12に示すように、モータM50の駆動力を受けて、パンチ済みの刷版Pをパンチユニット4から収納/搬送機構2へと引き抜く方向(矢印ι参照)に、略一定速度で回転する。以降、この送りローラ24および搬送ローラ25の回転を負回転と称する。これらの負回転により、パンチ済みの刷版Pは、第1の供給パスラインを逆行して下トレイ22内に再収納される。
【0048】
次に、電装部7はモータM50の駆動を停止し、搬送ローラ上下駆動装置によって、搬送ローラ25aは上側に配置され搬送ローラ25bと当接しない状態で配置される。そして、電装部7は各モータM55を駆動する。駆動機構3は、図13に示すように、各モータM55の駆動力を受けて、収納/搬送機構2を上位置から下位置に移動させ、下位置で停止させる。これによって、収納/搬送機構2と記録ドラム5とが対向するように配置される。続いて、下トレイ22に現在収納されている刷版Pのローディングが実行される。
【0049】
電装部7は、モータM1を駆動させ、記録ドラム5を先端クランプ52が角度位置Xになる位置で停止させる。ここで、先端クランプ52の角度位置Xでは、下位置に位置する収納/搬送機構2と記録ドラム5とが、搬送ローラ25から伸びる直線と記録ドラム5の外面と接するような(または、交差するような)配置関係となる。このような直線と外面との接点(または交点)が、角度位置Xと規定される。さらに、搬送ローラ25と角度位置Xに位置する先端クランプ52とを結ぶ線分κが第2の供給パスラインとして規定される。
【0050】
そして、電装部7は、モータM50を駆動する。これによって、送りローラ24および搬送ローラ25bを、上述と同様に正回転し、図14に示すように、刷版Pを下トレイ22から第2の供給パスライン上に記録ドラム5に向けて送り出す(矢印λ参照)。
【0051】
ここで、刷版Pは、パンチユニット4およびセンタリング機構によって収納/搬送機構2に位置決めされ、その後、収納/搬送機構2の内部を大略的には平行移動することにより記録ドラム5に向けて送り出される。つまり、パンチユニット4と収納/搬送機構2とが成す角度を保った状態で、刷版Pは、記録ドラム5に搬送される。一方、上述したように、パンチユニット4の取付用部材42の基準線と記録ドラム5の回転軸とは、角度Uの傾きをもって配置されている。したがって、記録ドラム5に搬送される刷版Pの位置決め切り欠きが形成される一方端と記録ドラム5の回転軸とが成す角度は、角度Uの傾きを形成することになる。
【0052】
図15は、当該円筒外面走査装置の真上方向から見たパンチユニット4と記録ドラム5と収納/搬送機構2との位置関係を概略的に示した平面図である。なお、パンチユニット4と記録ドラム5と収納/搬送機構2とは、真上方向から見ると互いに重なっている部位があるが、ここでは説明を簡単にするために、図示X方向にそれぞれ離して配置して説明する。
【0053】
図15において、パンチユニット4は、基準線4Nを基準にパンチャー41aおよび41bが配置されている。この基準線4Nには、すき間45に配置されているパンチ44aおよび44bの中心が配置され、位置決めピン47aおよび47bがすき間45の奥側に接するように配置されている。また、収納/搬送機構2は、刷版Pを基準線2Nの方向(図示X方向)に送りローラ24および搬送ローラ25bによって搬送するように配置される。なお、基準線2Nの垂線と4Nとは、角度Uで傾いて、パンチ44bが収納/搬送機構2側になるように配置される。そして、パンチユニット4に導かれた刷版Pは、保持器404によってセンタリングされることにより、パンチ44aと44bの中心距離の中間を通る基準線4Nの垂線にセンタリングされた後、パンチャー41のすき間45に導かれ、最初に位置決めピン47bと、次いで位置決めピン47aと接することにより、刷版Pの一方端が基準線4Nと一致した状態で位置決めされ、その後パンチングされる。
【0054】
一方、記録ドラム5は、その回転軸5Nが基準線2Nに対して垂直になるように配置される。なお、位置決めピン51aは、刷版Pがパンチ44aでパンチングされることにより形成される半円形状の基準切り欠き44aeと嵌合することにより、刷版Pを記録ドラム5の外面に位置決めし、位置決めピン51bは、パンチ44bでパンチングされることにより形成される半小判型形状の切り欠き44beと嵌合することにより位置決めする。また、位置決めピン51aと51bの中心間ピッチは、パンチ44aと44bの中心間ピッチと同じピッチQで配置される。また、位置決めピン51aと51bとは、各ピンの中心を結んだ線が記録ドラム5の回転軸5Nと平行になるような位置関係で配置される。さらに、位置決めピン51aとパンチ44aとは、同じ半径rの全円断面形状であり、その中心が基準線2N方向(図示X方向)で一致して配置される。また、位置決めピン51bは、半径rの全円断面形状であり、パンチ44bは、短幅が2rの小判型断面形状を有している。
【0055】
収納/搬送機構2は、刷版Pの一方端をパンチングした後、角度Uの傾きを有した状態で再度刷版Pを収納/搬送機構2に戻し、図示Z方向に下げ、刷版Pを送りローラ24および搬送ローラ25bによって記録ドラム5に導く。つまり、刷版Pの基準切り欠き44aeと44beとが形成された一方端は、記録ドラム5の回転軸5Nと角度U傾いた状態で、記録ドラム5に導かれる。
【0056】
次に、刷版Pが記録ドラム5に収納/搬送機構2によって導かれる状態について説明する。なお、図16は、刷版Pと記録ドラム5とが位置決めされる状態を模式的に示した平面図である。上述したように、刷版Pは、パンチユニット4でその一方端に基準切り欠き44aeと切り欠き44beとが形成され、上記一方端と記録ドラム5の回転軸5Nとは角度U傾いた状態で記録ドラム5に搬送される。ここで、上述したように、位置決めピン51aとパンチ44aとが同じ半径rの全円断面形状であり、その中心が図示X方向、つまり収納/搬送機構2の刷版搬送方向で一致して配置されているため、刷版Pが記録ドラム5に導かれると、まず刷版Pの基準切り欠き44aeと位置決めピン51aとが嵌合する。図16(a)は、最初に刷版Pの基準切り欠き44aeと位置決めピン51aとが嵌合した状態を示した平面図であり、刷版Pは、まず基準切り欠き44aeと位置決めピン51aが嵌合することにより、記録ドラム5に対して図示Y方向の位置決めが行われる。その後、刷版Pは、引き続き収納/搬送機構2の搬送ローラ25bによって、図示X方向に搬送されるため、位置決めピン51aを中心として図示v方向に回転運動する。そして、刷版Pは、切り欠き44beと位置決めピン51bとが嵌合することにより、記録ドラム5に対して図示X方向の位置決めが行われる。つまり、刷版Pは、最初に位置決めピン51aと基準切り欠き44aeとが嵌合し、その後位置決めピン51bと切り欠き44beとが嵌合することにより、記録ドラム5に対して、図示Y方向は位置決めピン51aと基準切り欠き44aeとが嵌合で、図示X方向は位置決めピン51aおよび51bと基準切り欠き44aeおよび44beとが嵌合することにより位置決めされる。
【0057】
ここで、最初に嵌合する位置決めピン51aと基準切り欠き44aeとが、図16(b)に示すように、それぞれの中心が距離wだけずれることが考えられる。これは、収納/搬送機構2の刷版pに対する搬送位置精度のずれ等の影響で発生する。このとき、距離wが位置決めピン51aおよび基準切り欠き44aeの半径rより小さい場合、刷版Pの基準切り欠き44aeの開口部の一部と位置決めピン51aとが接触することになる。つまり、記録ドラム5と刷版Pとが1ヶ所で接触しており、記録ドラム5から受ける図示Y方向の摩擦抵抗は極めて小さく、かつ図16(b)の状態からさらに収納/搬送機構2によって図示X方向に刷版Pが搬送されるため、刷版Pは、基準切り欠き44aeが位置決めピン51aと嵌合しながら回転運動する。したがって、刷版Pは、最終的に位置決めピン51aと基準切り欠き44aeとが嵌合し、位置決めピン51bと切り欠き44beとが嵌合する。
【0058】
そして、電装部7は、刷版Pの一方端が記録ドラム5に対して位置決められた後、第1のクランプ駆動部が先端クランプ52を駆動して、刷版Pの一方端をクランプさせる。その後、電装部7は、モータM1を、図17の矢印μで示す方向に、つまり、刷版Pを自身の外面に巻き付けることが可能な方向に回転する。以下、記録ドラム5の矢印μ方向への回転を正回転と称する。
【0059】
これによって、刷版Pは、図18に示すように、下トレイ22から排出されながら、記録ドラム5の外面上に巻き付けられていく。また、刷版Pは、記録ドラム5に装着される最中、スクイズローラによりその外面に押しつけられ、さらに上述した真空系による真空吸着により、記録ドラム5の外面上に密着する。やがて、刷版Pは、搬送ローラ25および記録ドラム5の回転により下トレイ22から完全に排出される。そして、図18に示すように、先端クランプ52が、第1の角度位置Xから角度Yだけ円運動すると、刷版Pの他方端(後端)は、現在第3のクランプ駆動部に保持されている後端クランプ53の直下(つまり、第2の角度位置Z)に到達する。
【0060】
そして、電装部7は、角度YでモータM1の駆動を停止する。これによって、刷版Pの他方端(後端)は、保持された後端クランプ53の直下に停止する。その後、電装部7が第3のクランプ駆動部を駆動すると、図18中の矢印νで示すように、各後端クランプ53が記録ドラム5の外面上に取り付けられる。これによって、各後端クランプ53は、刷版Pの他方端をクランプし、記録ドラム5の外面上に当該他方端を固定する。このようにして、刷版Pは、収納/搬送機構2によってパンチユニット4に導かれ、角度Uで傾けられ正確な位置でパンチングされた後、記録ドラム5に導かれ位置決めされ装着される。
【0061】
このようにして、当該円筒外面走査装置では、刷版を記録ドラムに位置決めする場合、刷版の基準切り欠きが形成された一方端を傾けて記録ドラムに搬送する。したがって、まず互いに嵌合することにより記録ドラムの軸方向の位置決めとなる刷版の基準切り欠きと位置決めピンとを嵌合し、その後、刷版が嵌合した位置決めピンを中心に回転運動することにより、もう一方の切り欠きと位置決めピンとが嵌合する。さらに、最初に記録ドラムの軸方向の位置決めとなる刷版の基準切り欠きと位置決めピンとずれた場合も、刷版は、上記基準切り欠きと位置決めピンとが嵌合しながら回転運動し、最終的に位置決めピンと基準切り欠きとが嵌合し、もう一方の位置決めピンと切り欠きとが嵌合する。つまり、記録ドラムの軸方向の位置決め部を先に嵌合させることにより、刷版を記録ドラムに正確に位置決めすることができる。
【0062】
なお、上記実施形態では、収納/搬送機構2の刷版搬送方向の垂線に対して、パンチユニット4を角度U傾けることで、刷版Pを角度U傾けて記録ドラム5に搬送されるようにしたが、記録ドラム5の回転軸を収納/搬送機構2の刷版搬送方向の垂線に対して傾けてもかまわない。つまり、パンチユニット4を収納/搬送機構2の刷版搬送方向に対して垂直に配置し、記録ドラム5の回転軸を図15に示した基準線4Nの傾き方向とは逆方向に刷版搬送方向の垂線に対して角度U傾けることにより、同様の効果が期待できることは言うまでもない。
【0063】
上記のような記録ドラム5の回転軸を収納/搬送機構2の刷版搬送方向の垂線に対して傾けた場合、予め基準切り欠き44aeおよび44beが形成された刷版を使用することができるので、当該円筒外面走査装置は、必ずしもパンチユニットを備えていなくてもよい。また、記録ドラム5の回転軸が収納/搬送機構2の刷版搬送方向に対して垂直な場合でも、収納/搬送機構2に刷版搬送時の刷版を刷版搬送方向に対して傾ける機構(例えば、刷版をセンタリングする時に、設定された角度傾ける)を設ければ、予め基準切り欠き44aeおよび44beが形成された刷版を使用することができ、上記と同様にパンチユニットを備えていなくても本発明を適用することができる。
【0064】
なお、上記実施形態では、刷版Pの先端に基準切り欠き44aeと44beの両方を形成し、基準切り欠き44aeを第1の位置決めピン51aと、基準切り欠き44beを第2の位置決めピン51bとそれぞれ嵌合させる態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、基準切り欠き44aeのみを形成し、基準切り欠き44beを形成しない態様も可能である。この場合は、第1の位置決めピン51aを基準切り欠き44aeに嵌合させ、第2の位置決めピン51bを刷版Pの一方端と当接させることで刷版Pの位置決めを行うようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る円筒外面走査装置の構成を示す分解図である。
【図2】図1に示す1点鎖線A−A’に沿う断面を矢印Bの方向から見たときの収納/搬送機構2を示す図である。
【図3】図1に示す矢印Cの方向から見たときの駆動機構3を示す図である。
【図4】図3に示す駆動機構3の分解図である。
【図5】図3および図4に示す駆動機構3の動作を説明するための図である。
【図6】図1に示す1点鎖線E−E’に沿う断面を矢印Fの方向から見たときのパンチユニット4を示している。
【図7】図1に示すパンチユニット4、記録ドラム5およびその周辺を示す斜視図である。
【図8】図1に示す1点鎖線G−G’に沿う断面を矢印Hの方向から見たときの記録ドラム5及びその周辺を示す図である。
【図9】刷版Pが収納/搬送機構2の下トレイ22に供給された時の様子を示す図である。
【図10】第1の供給パスラインを説明する図である。
【図11】送りローラ24及び搬送ローラ25の正回転を示す図である。
【図12】送りローラ24及び搬送ローラ25の負回転を示す図である。
【図13】先端クランプ52の第1の角度位置Xを説明するための図である。
【図14】刷版Pのローディング時に、送りローラ24及び搬送ローラ25が正回転する様子を示す図である。
【図15】真上方向から見たパンチユニット4と記録ドラム5と収納/搬送機構2との位置関係を概略的に示した平面図である。
【図16】刷版Pと記録ドラム5とが位置決めされる状態を模式的に示した平面図である。
【図17】記録ドラム5の正回転により、その外面に刷版Pが巻き付けられる様子を示す図である。
【図18】先端クランプ52が、記録ドラム5の回転により、先端クランプ52が第1の角度位置Xから角度Yだけ円運動したときの様子を示す図である。
【図19】従来の刷版に形成される記録ドラム用位置決め切り欠きと上記記録ドラムに設けられるピンとの相互の位置関係の一例を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1…フレーム
2…収納/搬送機構
22…下トレイ
23…上トレイ
24…送りローラ
25…ローディング用の搬送ローラ
3…駆動機構
4…パンチユニット
41…パンチャー
44…パンチ
45…すき間
404…保持部
5…記録ドラム
47、51…位置決めピン
6…露光ヘッド
7…電装部
P…刷版
Claims (8)
- 装着された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
前記刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
露光前の前記刷版に、前記記録部への装着位置を決めるためのパンチングを施すパンチング部と、
前記パンチング部でパンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送する搬送部とを備え、
前記記録部は、
前記円筒外面に固定された第1の位置決め部と、
前記円筒外面に固定され、かつ前記第1の位置決め部から前記円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
前記パンチング部は、少なくとも前記第1の位置決め部に嵌合することにより、前記刷版を前記記録部の円筒軸方向と円周方向とを位置決めする第1の嵌合部を前記刷版の一方端に形成する第1の嵌合部形成部を含み、
前記搬送部は、前記パンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送するとき、前記パンチング部と当該搬送部とが、前記第1の嵌合部形成部が前記第1の嵌合部を形成するときに前記刷版の一方端が位置するパンチング基準線と当該搬送部が当該刷版を搬送する方向とが垂直ではない状態で配置されて前記刷版の一方端を前記記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、前記刷版に形成された前記第1の嵌合部と前記第1の位置決め部とを嵌合させた後、前記刷版の一方端と前記第2の位置決め部とを接触させることにより、前記記録部に前記刷版を位置決めする、円筒外面走査装置。 - 装着された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
前記刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
露光前の前記刷版に、前記記録部への装着位置を決めるためのパンチングを施すパンチング部と、
前記パンチング部でパンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送する搬送部とを備え、
前記記録部は、
前記円筒外面に固定された第1の位置決め部と、
前記円筒外面に固定され、かつ前記第1の位置決め部から前記円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
前記パンチング部は、少なくとも前記第1の位置決め部に嵌合することにより、前記刷版を前記記録部の円筒軸方向と円周方向とを位置決めする第1の嵌合部を前記刷版の一方端に形成する第1の嵌合部形成部を含み、
前記搬送部は、前記パンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送するとき、前記記録部と当該搬送部とが、前記記録部の円筒軸と当該搬送部が前記刷版を搬送する方向とが垂直ではない状態で配置されて前記刷版の一方端を前記記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、前記刷版に形成された前記第1の嵌合部と前記第1の位置決め部とを嵌合させた後、前記刷版の一方端と前記第2の位置決め部とを接触させることにより、前記記録部に前記刷版を位置決めする、円筒外面走査装置。 - 装着された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
前記刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
露光前の前記刷版に、前記記録部への装着位置を決めるためのパンチングを施すパンチング部と、
前記パンチング部でパンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送する搬送部とを備え、
前記記録部は、
前記円筒外面に固定された第1の位置決め部と、
前記円筒外面に固定され、かつ前記第1の位置決め部から前記円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
前記パンチング部は、少なくとも前記第1の位置決め部に嵌合することにより、前記刷版を前記記録部の円筒軸方向と円周方向とを位置決めする第1の嵌合部を前記刷版の一方端に形成する第1の嵌合部形成部を含み、
前記搬送部は、当該搬送部が前記刷版を搬送する方向に対して前記記録部に搬送する刷版を所定の角度傾ける傾斜機構を含み、
前記搬送部は、前記パンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送するとき、前記傾斜機構が搬送中の刷版を傾けて当該刷版の一方端を前記記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、前記刷版に形成された前記第1の嵌合部と前記第1の位置決め部とを嵌合させた後、前記刷版の一方端と前記第2の位置決め部とを接触させることにより、前記記録部に前記刷版を位置決めする、円筒外面走査装置。 - 前記パンチング部は、さらに前記第2の位置決め部と接触することにより、前記刷版を前記記録部の円周方向の位置決めをする第2の嵌合部を前記刷版の一方端に形成する第2の嵌合部形成部を含み、
前記搬送部は、前記パンチングの終了した刷版を前記記録部に搬送するとき、前記刷版の一方端を前記記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、前記刷版に形成された前記第1の嵌合部と前記第1の位置決め部とを嵌合させた後、前記刷版に形成された前記第2の嵌合部と前記第2の位置決め部とを接触させることにより、前記記録部に前記刷版を位置決めする、請求項1乃至3のいずれかに記載の円筒外面走査装置。 - 前記第1および第2の位置決め部は、半径rの位置決めピンで、かつ互いに前記記録部の円筒部の軸方向に一致して配置され、
前記第1の嵌合部は、半径rの半円形状の切り欠きであり、
前記第2の嵌合部は、短幅rの半小判型形状の切り欠きである、請求項4に記載の円筒外面走査装置。 - 少なくとも1つの嵌合部がその一方端に形成された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
前記刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
前記嵌合部を先頭にして前記刷版を前記記録部に向けて搬送する搬送部とを備え、
前記記録部は、
前記円筒外面に固定され、前記刷版に形成された前記嵌合部と嵌合することにより該刷版の位置決めを行う第1の位置決め部と、
前記円筒外面に固定され、かつ前記第1の位置決め部から前記円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
前記搬送部は、前記刷版を搬送するとき、前記記録部と当該搬送部とが、前記記録部の円筒軸と当該搬送部が当該刷版を搬送する方向とが垂直ではない状態で配置されて前記刷版の一方端を前記記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、前記刷版に形成された前記嵌合部と前記第1の位置決め部とを嵌合させた後、前記刷版の一方端と前記第2の位置決め部とを接触させることにより、前記記録部に前記刷版を位置決めする、円筒外面走査装置。 - 少なくとも1つの嵌合部がその一方端に形成された刷版に対して露光を行う円筒外面走査装置であって、
前記刷版をその円筒外面に装着し、かつ自身の円筒軸を中心に回転する記録部と、
前記嵌合部を先頭にして前記刷版を前記記録部に向けて搬送する搬送部とを備え、
前記記録部は、
前記円筒外面に固定され、前記刷版に形成された前記嵌合部と嵌合することにより該刷版の位置決めを行う第1の位置決め部と、
前記円筒外面に固定され、かつ前記第1の位置決め部から前記円筒軸方向に第1のピッチ離れて配置される第2の位置決め部とを含み、
前記搬送部は、当該搬送部が前記刷版を搬送する方向に対して前記記録部に搬送する刷版を所定の角度傾ける傾斜機構を含み、
前記搬送部は、前記刷版を搬送するとき、前記傾斜機構が搬送中の刷版を傾けて当該刷版の一方端を前記記録部の円筒軸に対して傾斜した状態で搬送することにより、前記刷版に形成された前記嵌合部と前記第1の位置決め部とを嵌合させた後、前記刷版の一方端と前記第2の位置決め部とを接触させることにより、前記記録部に前記刷版を位置決めする、円筒外面走査装置。 - 前記第1および第2の位置決め部は、半径rの位置決めピンで、かつ互いに前記記録部の円筒部の円周方向に距離rずれて配置され、
前記第1の嵌合部は、半径rの半円形状の切り欠きである、請求項1乃至3、6、および7のいずれかに記載の円筒外面走査装置。
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