JP3680493B2 - 信号再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転ヘッド装置の回転側と固定側との間の信号伝送を回転トランスを介して行うような信号再生装置に関し、特に、再生アンプが搭載された回転ドラムを有する信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
DAT(ディジタルオーディオテープレコーダ)やVTR等において、いわゆるヘリカルスキャンタイプの回転ヘッド装置が知られている。図11は、このようなヘリカルスキャンタイプの回転ヘッド装置の一例の概略構成を示しており、回転ドラム51と固定ドラム52とで構成され、回転ドラム51の外周側には、記録/再生用の磁気ヘッド53が窓部54から露出して配置されている。
【0003】
図12は、磁気テープ55の案内走行状態を示しており、上記回転ヘッド装置の回転ドラム51及び固定ドラム52の外周面に磁気テープ55が斜めに巻き付けられて案内走行駆動され、回転ドラム51の磁気ヘッドは、磁気テープ55上をテープ走行方向に対して斜めに走査しながら記録/再生を行う。
【0004】
回転ドラムの記録/再生ヘッドについての記録/再生信号の伝送は、回転トランス、いわゆるロータリトランスを介して行われる。記録出力アンプや再生初段アンプは、ドラムの外に配置されることが多い。
【0005】
図13は、回転ドラムの記録/再生ヘッドと記録/再生アンプとの接続状態を概略的に示す回路図である。この図13において、上記回転ドラムのような回転側に配置される再生ヘッド61,62は、回転トランス70の巻線71,72をそれぞれ介して固定側の再生初段アンプ81,82にそれぞれ接続され、回転側の記録ヘッド63,64は、回転トランス70の巻線73,74をそれぞれ介して固定側の記録アンプ83,84にそれぞれ接続されている。なお、図13の回転トランス70の各巻線の参照番号には、固定側に添え字aを、回転側に添え字bをそれぞれ付している。
【0006】
回転トランスは、例えば図14のように、固定側のコア70aと回転側のコア70bとが空隙を介して対向配置され、各コアには図15に示すように記録/再生チャネル数分の同心円状の溝76が対向面側に形成されており、これらの溝内に、固定側では巻線71a〜74aが、回転側では巻線71b〜74bが、それぞれ巻装されている。このような回転トランス70は、コア70a,70b間に空隙が存在するため、空隙の無いトランスに比べて伝送ロスの大きいものとなっている。
【0007】
この回転トランスの伝送ロスにより、微弱な再生ヘッド出力信号が減少し、アンプノイズに対する信号/ノイズの比、いわゆるSN比が低下し、アンプ出力信号の品質の劣化を招くことになる。
【0008】
次に、図16は、再生ヘッドから再生初段アンプまでの等価的な回路構成を示す回路図であり、信号源81で再生ヘッド起電圧v1 を表し、コイル82でヘッドインダクタンスLを表している。コンデンサ83は、アンプ入力容量、配線容量及びロータリトランス容量の総和の容量Cを表し、抵抗84は、ヘッドのLに並列に見える抵抗成分に加えダンピング抵抗の並列合成値Rを表している。これらが再生初段アンプ85の入力側に接続されることになる。
【0009】
この図16から明らかなように、ヘッドのインダクタンスLと、アンプの入力端子に見える容量Cとで、低域通過フィルタ(ローパスフィルタ)が形成され、このローパスフィルタによる図17に示すような特性のカットオフ周波数ω0 が、この系の周波数帯域の上限を決めていることになる。なお、上記カットオフ周波数ω0 は、例えば、
ω0 =1/√(LC)
である。
【0010】
アンプの入力側に見える容量Cは、アンプ自身の持つ入力容量もあるが、回転トランスの巻線に並列に見える容量や、ヘッドと回転トランス間、回転トランスとアンプ間の配線容量も、時にはアンプ自身の持つ入力容量より大きなものとして、周波数帯域を制限することになる。
【0011】
そこで、再生初段アンプを回転ドラム上に設けることが行われている。
これにより、上述したような回転トランスでの損失による再生信号の減衰もなく、またアンプの入力側の容量も小さくなって、周波数帯域が伸びる。
【0012】
すなわち、図18の(A)は固定側に再生初段アンプ104を設ける場合を示し、再生ヘッド101と再生初段アンプ104との間には、回転トランス102、ケーブル103の容量が並列に接続されることになるのに対し、図18の(B)に示すように回転側に再生初段アンプ112を設ける場合には、再生ヘッド111と再生初段アンプ112とが至近に配置されて、アンプ入力側の容量としては殆どアンプ自身の持つ入力容量に抑えられ、ローパスフィルタのカットオフ周波数が高くなって、周波数帯域が伸びる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように再生初段アンプを回転側に設ける場合には、アンプの動作電源電力を回転ドラム側に供給することが必要とされる。このための一手法としては、回転トランスを介して電力伝送することが知られている。
【0014】
この場合には、回転トランスに記録/再生の信号系のチャネルの他に、図19に示すように、電力伝送チャネルを追加する。すなわち、電力供給ドライバ121からの電力信号を、回転トランス122の巻線122Pを介して整流回路123に供給し、平滑・電圧安定化部124を介して再生初段アンプ126に電力供給している。再生初段アンプ126は、再生ヘッド125からの再生信号を増幅して、回転トランス122を介して固定側に送る。
【0015】
図20は、図19の電力供給ドライバ121の構成例を示し、交流電源131からの電力をCMOSドライバ回路132及び133を介して回転トランスの固定側巻線に供給している。この図20のa〜eに示す各部の信号波形を図21の(a)〜(e)に示す。図21の(f)は、回転トランスの固定側巻線に供給される2つのCMOSドライバ回路132及び133からのプッシュプル出力を示し、上記信号c,eの差分であるc−eに相当する。
【0016】
ところが、この図19のような構成では、電力伝送チャネルの信号が、回転トランスの各巻線を通じて、又は空中を飛んで、記録/再生の信号系に飛び込み、信号のSN比を低下させる、という欠点がある。特に、微弱な信号である再生ヘッド出力への影響は大きいものである。
【0017】
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、再生初段アンプを回転ヘッド装置の回転側に設けても、電力伝送チャネルからの悪影響を防止できるような信号再生装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、テープ状記録媒体が巻架され、少なくとも、回転に応じて断続的に再生動作が行われる再生ヘッドと、該再生ヘッドが接続される再生初段アンプと、該再生初段アンプに電力を供給するための整流回路と、該整流回路から上記再生初段アンプへの供給電力を蓄積して整流回路からの電力供給がないとき上記再生初段アンプに蓄積電力を供給する電力蓄積手段と、上記再生ヘッドによる再生動作とは時間的に重複することなく記録動作が行われる記録ヘッドとが搭載された回転ヘッド部と、少なくとも上記回転ヘッド部からの上記再生初段アンプの出力信号及び上記整流回路への電力信号を伝送するための回転トランスと、上記回転トランスに上記電力信号を供給し、上記回転ヘッド部の上記再生ヘッドが再生動作中には上記電力信号の供給を停止する電力供給回路とを有し、上記回転トランスは、1つのトランス内の複数組の巻線により上記回転ヘッド部に対する全チャネルの信号の伝送を行い、そのチャネル配置が、内側から、電力信号、再生信号、記録信号の順とされることを特徴としている。
【0021】
また、上記回転ヘッド部の上記整流回路として、入力電圧を逓倍して出力する倍電圧整流回路を用いることが好ましい。
【0022】
再生チャネルの信号伝送時には、電力伝送が行われないため、電力伝送信号からの微弱な再生ヘッド出力への悪影響が防止される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る信号再生装置の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は、本発明の実施の形態となる信号再生装置の一例を示している。
この図1において、回転ヘッド部10は、前述した回転ドラムや回転ディスク等に設けられる部分であり、前記固定ドラムと共に構成される円筒体の外周にテープ状記録媒体である磁気テープ40が巻架されて案内走行され、回転に応じて再生ヘッド11が磁気テープに摺接して再生動作が行われる。ここで、再生ヘッド11の再生動作は、磁気テープ40に摺接している時間以内で行われ、例えば90°巻き付けの場合には1回転周期毎に1/4周期以内の時間の割合で断続的に再生動作が行われる。なお、再生ヘッドが複数個設けられている場合には、1回転周期内で各再生ヘッドが磁気テープに摺接している時間以内で順次再生動作が行われる。本例では、再生ヘッドによる再生動作が断続的に行われ、再生動作が行われない期間が必ず存在するものとしている。
【0025】
図1の回転ヘッド部10には、上述したように回転に応じて断続的に再生動作が行われる再生ヘッド11の他に、この再生ヘッド11が接続される再生初段アンプ12と、この再生初段アンプ12に電力を供給するための整流回路15と、この整流回路15から再生初段アンプ12への供給電力を蓄積して整流回路15からの電力供給がないとき再生初段アンプ12に蓄積電力を供給する電力蓄積手段としてのコンデンサ16とが少なくとも設けられている。コンデンサ16は、整流回路15からの整流出力を平滑するための平滑コンデンサでもあり、これに電源電圧安定化用のレギュレータ17が接続され、コンデンサ18を介して安定化された電源電力が再生初段アンプ12に供給されるように構成されている。この他、回転ヘッド部10には、もう一組の再生ヘッド及び再生初段アンプや、2チャネル分の記録ヘッドが設けられたり、記録、再生のそれぞれ専用ヘッドの代わりに記録再生ヘッド等が設けられたりすることが多いが、本発明の要旨には関係しないため、図示せず説明を省略する。
【0026】
回転ヘッド部10の再生初段アンプ12からの出力信号及び整流回路15への電力信号を伝送するために、回転トランス(ロータリトランス)20が設けられている。回転トランス20は、固定側の巻線21a,22aにそれぞれ対向して電磁結合される回転側の巻線21b,22bを有しており、回転側の巻線21bに整流回路15が接続され、回転側の巻線22bに再生初段アンプ12が接続されている。
【0027】
また、固定側の構成として、回転トランス20に上記電力信号を供給し、回転ヘッド部10の再生ヘッド11が再生動作中には上記電力信号の供給を停止する電力供給回路30が設けられる。この電力供給回路30からの電力信号は、回転トランス20の固定側巻線21aに供給され、電力供給の制御端子31には、制御回路42からの電力供給停止制御信号が供給されている。また、回転トランス20の固定側巻線21aには、RF復調や誤り検出訂正等を含む信号再生系回路部41が接続されている。
【0028】
電力供給回路30としては、例えば図2に示すような構成が挙げられる。この図2において、制御端子31には電力供給を停止制御するための出力イネーブル信号aが供給されている。この出力イネーブル信号aの一例を、図3の(a)に示す。また、交流電源(発振器)32からの出力信号b(電圧v)は、例えば図3の(b)のようになり、周波数は例えば数十〜数百kHzとされている。この出力信号bは、一部はそのまま、一部は反転されて、ゲート制御回路34に送られる。ゲート制御回路34は、ANDゲートやNANDゲートを有して成り、制御端子31からの出力イネーブル信号aが“L”(ローレベル)のとき入力を遮断し、出力イネーブル信号aが“H”(ハイレベル)のとき入力を通過させる。このゲート制御回路34からの出力信号c,d,f,gが、CMOSドライバ回路36,37にそれぞれ送られる。さらに、CMOSドライバ回路36からの出力信号eが上記回転トランス20の固定側巻線21aの一方の端子に、CMOSドライバ回路37からの出力信号hが同固定側巻線21aの他方の端子に、それぞれ送られ、この固定側巻線21aの両端子間には、これらの出力信号eとhとの差に相当するe−hが印加される。これらの各信号c〜hの一例を図3の(c)〜(h)に、また信号e−hの一例を図3の(i)にそれぞれ示す。
【0029】
ここで、上記出力イネーブル信号aが“L”となってゲート制御回路34への入力が遮断されるときには、ゲート制御回路34からの各出力信号c,d,f,gは、例えば図3の(c),(d),(f),(g)にそれぞれ示すように、CMOSドライバ回路36,37の各PチャネルMOSトランジスタへの信号c,fが“H”に、各NチャネルMOSトランジスタへの信号d,gが“L”になるため、Pチャネル、Nチャネルの全てのMOSトランジスタがオフ状態となり、各CMOSドライバ回路36,37からの出力e,hは、例えば図3の(e),(h)に示すように、高インピーダンス状態となる。このとき、電力供給回路30からの電力供給は停止あるいはカットされる。
【0030】
このように上記出力イネーブル信号aを“L”とするのは、上記図1の回転ヘッド部10の再生ヘッド11が再生動作状態にあるときであり、複数の再生ヘッドが設けられる場合には、いずれか少なくとも1つの再生ヘッドが再生動作状態にあるときである。
【0031】
再生ヘッドの再生動作時には電力伝送を停止することから、この再生時に使用する電力は、整流回路15に接続されたコンデンサ16が放電する電荷を利用する。一般に容量Cのコンデンサの電圧の変化分ΔVは、電流iで時間tだけ放電するとき、
ΔV=−it/C
と表される。
【0032】
ここで一具体例として、図4及び図5に示すように、再生ヘッドによる再生動作期間が10msであり、電流i=10mAとし、満充電時の電圧からの降下電圧を5Vに抑える場合を考察する。このとき、コンデンサ16の容量Cとして、C=20μFとすれば、電圧の低下分を5Vに抑えることができ、例えばレギュレータ17による電圧安定化後の電圧を例えば5Vとすれば、問題なく電力供給が行える。図5は、(A)が上記電力供給の出力イネーブル信号を示し、(B)が回転トランスを介して伝送される電力信号を示し、(C)が整流後の出力電圧aと、レギュレータ17による電圧安定化後の電圧bを示している。この図5の(C)の安定化電源出力電圧bから明らかなように、再生動作期間に回転トランスを介しての電力供給をカットしても、コンデンサ16の蓄積電荷により、再生アンプへの電力供給は連続して行える。
【0033】
ところで、上記図1の整流回路15としては、例えば4個のダイオードのブリッジによる全波整流回路が用いているが、整流時に電圧を逓倍するような倍電圧整流回路を用いることが挙げられる。この倍電圧整流回路の一例を図6に示す。この図6に示す倍電圧整流回路15’において、上記回転トランスの回転側巻線21bを介して供給される入力電圧vが正のときは、ダイオードD1 がオンになって、コンデンサC1 の充電電圧vC1はほぼ上記電圧vとなり、上記入力電圧vが負のときは、ダイオードD2 がオンになって、コンデンサC2 の充電電圧vC2はほぼ上記電圧vとなることより、コンデンサC3 には、ほぼ2vの電圧vC3が発生する。
【0034】
このような倍電圧整流回路15’の採用により、固定側の上記電力供給回路30から出力する電圧は通常の両波整流回路の場合の1/2で済むことになる。
【0035】
ここで、固定側での供給電圧を低く抑えるには、図7の(C)に示すように、回転トランスでの巻線比を利用していわゆるステップアップを行うことでも実現できる。すなわち、図7の(A)は図1と同様な通常の電力供給を行う場合を、(B)は図6と共に説明したような倍電圧整流回路を用いる場合を、(C)は回転トランスの固定側の巻線:回転側の巻線の巻数の比率を0.5:1とすることで出力電圧をステップアップする場合をそれぞれ示している。
【0036】
しかしながら、図7の(C)の場合には、回転トランスの固定側の巻線21aの巻数が通常の1/2と少なくなり、上記電力供給回路30から見たトランスのインダクタンスが1/4に減少する。これは、元来、回転トランスの伝送効率を上げるために、トランスの1次側、2次側ともにインダクタンスを上げることが必要とされ、各巻線21a,21bの巻数をいずれも可能な上限値にまで多くしているが、上述のようにステップアップ比を2とする場合には、図7の(C)の固定側の巻線21a’の巻数を上記上限値の1/2に減らさざるを得ないからである。このように巻数が1/2に減少すれば、インダクタンスは1/4に減少することになる。
【0037】
図8は、上記図1の電力供給回路30と回転トランスの等価回路を示している。この図8において、電力供給回路30には出力抵抗が存在し、その抵抗値をRとするとき、トランスのインダクタンスLとの間でHPF(高域通過フィルタ)が形成され、低い周波数での電力伝送効率が低下する。このHPFのカットオフ周波数fは、
f0=R/(2πL)
で表され、HPFは図9のような伝達特性となる。この図9で、ω0=2πf0である。
【0038】
いわゆるDAT(ディジタルオーディオテープレコーダ)やディジタルVTR等の通常のヘリカルスキャン記録再生システムでは、記録再生信号帯域が1MHz以上から数十MHz程度までとなることが多い。電力伝送信号からの記録再生チャネルへの影響を抑えるには、電力伝送信号としてできる限り低い周波数を使用することが有効であるが、トランスを上述のようにステップアップすると、電力伝送周波数の下限が上がってしまう、という問題点がある。
【0039】
これに対して、上記倍電圧整流回路を用いる場合には、電力伝送周波数の制限(下限)に影響を与えずに、電力供給回路30からの出力電圧を1/2に低くできる。これは、電力供給回路30の電源電圧が低くて済む上に、回転トランスを介して伝送される電圧が低くなるため、記録再生系への空中経由の飛び込みの低減や、回転トランスにおけるクロストーク量削減でも効果がある。
【0040】
次に、回転トランスにおける各チャネルの巻線の配置について、図10を参照しながら説明する。
【0041】
図10は、記録チャネル、再生チャネル共にそれぞれ2チャネルの場合の回転トランス20における各チャネルの巻線の配置を示している。この図10において、固定側のコア20aと回転側のコア20bとが対向して配置され、これらのコア20a,20bにはそれぞれ同心円状の5組の互いに対向する溝が穿設され、これらの5組の溝内に、内周側から外周側に向かって、電力伝送用の巻線21、再生信号伝送用の巻線22、23、及び記録信号伝送用の巻線24、25が配置されている。
【0042】
このような配置とする理由を説明する。先ず、同一のトランス内ではチャネル間のクロストークが大きく、通常、隣のチャネルに1/10以上の大きさの信号が漏れる。本発明の上記実施の形態によれば、再生動作時に電力信号の伝送を停止していることから、電力信号による再生チャネルへのクロストークの悪影響が無くなるため、電力チャネルと再生チャネルとは近接して配置してもよいことになり、電力チャネルと記録チャネルとを離すことが重要となる。従って、回転トランスの径方向の配列順序としては、電力チャネル、再生チャネル、記録チャネルとすることが好ましい。次に、これらのチャネルを内周側と外周側のいずれに配置するかについては、ヘッドが回転ドラムの外周近傍に設けられており、外側のチャネルほどヘッドに近くなるから、電力チャネルを最内周側に配置し、外側に向かって、再生チャネル、記録チャネルの順に配置すればよい。これらの理由から、図10に示すような配置が採用されたものである。
【0043】
従って、図10の各チャネルの巻線の配置とすることにより、電力チャネルからヘッドへの飛び込みを最小にできる。さらに、上記電力供給回路30から回転トランスの巻線に接続される線材については、電力チャネルが回転トランスの最内周にあると、ドラムの軸近辺を通すことで、記録再生信号の線材と交わらせずに離して引き回すことができ、この点でも有利である。
【0044】
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、回転ヘッド装置の回転部は、回転ドラム以外にも回転ディスクタイプのもの等があり、再生ヘッドのみ、あるいは再生ヘッドと記録ヘッドとを有するもの、あるいは記録再生兼用ヘッドを用いるものであってもよい。また、倍電圧整流回路の構成は、図示の例に限定されず、電圧の逓倍数も2倍に限定されず、3倍、4倍等の種々の倍電圧整流回路を使用できる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、テープ状記録媒体に記録された信号を回転ヘッド部の再生ヘッドにより回転に応じて断続的に再生し、該再生ヘッドからの再生信号を回転トランスを介して取り出す際に、上記回転ヘッド部に、上記再生ヘッドからの信号を増幅する再生初段アンプと、整流回路と、電力蓄積手段とを設け、上記再生ヘッドの再生動作が行われない期間中に上記回転トランスを介し上記整流回路に電力信号を供給して、該整流回路からの整流出力電力を上記再生初段アンプ及び上記電力蓄積手段に供給し、上記再生ヘッドの再生動作中には、上記電力蓄積手段からの蓄積電力を上記再生初段アンプに供給しているため、再生チャネルの信号伝送時には電力伝送が行われず、電力伝送信号から再生ヘッド出力への悪影響が防止される。
【0046】
また、回転ヘッド部の上記整流回路として、入力電圧を逓倍して出力する倍電圧整流回路を用いることにより、電力供給源の出力電圧を低下させることができ、電力供給回路の負担軽減が図れ、記録再生系への影響も小さくできる。
【0047】
さらに、回転トランスとして、1つのトランス内の複数組の巻線により上記回転ヘッド部に対する全チャネルの信号の伝送を行い、そのチャネル配置を、内側から、電力信号、再生信号、記録信号の順とすることにより、記録チャネルを電力チャネルから最も遠く配置し、記録チャネルへの影響を最小にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の電力供給回路の構成の一具体例を示すブロック回路図である。
【図3】図2の電力供給回路の各部信号波形の一例を示すタイミングチャートである。
【図4】回転ヘッド部での電力供給を説明するためのブロック図である。
【図5】回転ヘッド部での電力供給動作を説明するための波形図である。
【図6】倍電圧整流回路の一例を示すブロック回路図である。
【図7】回転トランスを介しての電力供給のいくつかの例を概略的に示す等価回路図である。
【図8】電力供給回路と回転トランスにより構成される高域通過フィルタを説明するための等価回路図である。
【図9】電力供給回路と回転トランスにより構成される高域通過フィルタの周波数特性の一例を示す図である。
【図10】回転トランスの電力用、再生用、記録用の各チャネルの巻線の配置例を示す概略断面図である。
【図11】ヘリカルスキャンタイプの回転ヘッド装置の概略構成を示す斜視図である。
【図12】ヘリカルスキャンタイプの回転ヘッド装置のテープ案内走行状態を示す斜視図である。
【図13】回転ドラムの記録/再生ヘッドと記録/再生アンプとの接続状態を概略的に示す回路図である。
【図14】回転トランスの一例を示す概略断面図である。
【図15】回転トランスのコアの一例を概略的に示す斜視図である。
【図16】再生ヘッドから再生初段アンプまでの等価的な回路構成を示す回路図である。
【図17】図16の等価回路の周波数特性の一例を示す図である。
【図18】再生初段アンプを固定側に設ける場合と、回転側に設ける場合の等価回路を示す回路図である。
【図19】再生初段アンプを回転側に設ける場合の電力供給を説明するためのブロック回路図である。
【図20】図19中の電力供給ドライバの構成例を概略的に示す回路図である。
【図21】図20の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 回転ヘッド部、 11 再生ヘッド、 12 再生初段アンプ、 15整流回路、 15’ 倍電圧整流回路、 16 電力蓄積手段としてのコンデンサ、 20 回転トランス、 30 電力供給回路、 31 制御端子、 40 磁気テープ、 42 制御回路
Claims (2)
- テープ状記録媒体が巻架され、少なくとも、回転に応じて断続的に再生動作が行われる再生ヘッドと、該再生ヘッドが接続される再生初段アンプと、該再生初段アンプに電力を供給するための整流回路と、該整流回路から上記再生初段アンプへの供給電力を蓄積して整流回路からの電力供給がないとき上記再生初段アンプに蓄積電力を供給する電力蓄積手段と、上記再生ヘッドによる再生動作とは時間的に重複することなく記録動作が行われる記録ヘッドとが搭載された回転ヘッド部と、
少なくとも上記回転ヘッド部からの上記再生初段アンプの出力信号及び上記整流回路への電力信号を伝送するための回転トランスと、
上記回転トランスに上記電力信号を供給し、上記回転ヘッド部の上記再生ヘッドが再生動作中には上記電力信号の供給を停止する電力供給回路とを有し、
上記回転トランスは、1つのトランス内の複数組の巻線により上記回転ヘッド部に対する全チャネルの信号の伝送を行い、そのチャネル配置が、内側から、電力信号、再生信号、記録信号の順とされること
を特徴とする信号再生装置。 - 上記回転ヘッド部の上記整流回路として、入力電圧を逓倍して出力する倍電圧整流回路を用いること
を特徴とする請求項1記載の信号再生装置。
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