JP3680468B2 - 爪磨き器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体の指等の爪の手入れのための電動式の爪磨き器に関し、詳しくは爪の甘皮を押さることで爪の手入れをする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電動式の爪磨き器としては先に本特許出願人が特開平1−212507号として出願したものがある。これは爪磨き器本体のヘッド部に爪磨き器本体の長手方向に往復運動する可動体を設け、この可動体に甘皮押さえ部材をアタッチメントとして取り付け、甘皮押さえ部材の先端に可動体の往復方向に突出する甘皮押さえ突起を設けてある。そして可動体で甘皮押さえ部材を往復させ、甘皮押さえ突起の先端で甘皮を押す作業を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例にあっては、甘皮押さえ突起の突出する方向と甘皮押さえ部材の往復方向が同じであり、甘皮押さえ突起が甘皮に直交するように移動して押さえる仕様のため甘皮の手入れの粗仕上げしかできないのが現状である。つまり、甘皮をソフト且つ微小量づつ押して手入れする細かい奇麗な仕上げができない。また上記の場合、甘皮押さえ突起が甘皮に深く食い込むおそれがあって手入れ時に痛みを発生するという危険がある。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、甘皮押しの細かい奇麗な仕上げもソフトに危険なしにできる爪磨き器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の爪磨き器は、往復運動する可動体に人体の爪部の甘皮を押さえる甘皮押さえ部材3を甘皮押さえ部材3が甘皮押さえ部材3の長手方向に往復運動するように設け、長手方向に往復運動する甘皮押さえ部材3に甘皮押さえ部材3の往復運動方向と直交する方向に突出する甘皮押さえ突起4を設けて成ることを特徴とする。このようにしたことで甘皮押さえ突起4を甘皮2と平行な方向に往復運動させて甘皮2を徐々に押すことができるものであって、甘皮2への当て荷重は手で調整できるために無理に甘皮2を押すことなく、微調整しながら甘皮2を押すことができ、甘皮押しの手入れの仕上がりが奇麗になり、また甘皮2のめくり上がりや痛みの危険がなくなる。
【0006】
また甘皮押さえ部材3に設ける甘皮押さえ突起4として甘皮押さえ部材3の先端で上記往復運動方向に突出する第1甘皮押さえ突起4aと甘皮押さえ部材3の側部で上記往復運動方向と直交する方向に突出する第2甘皮押さえ突起4bを設けて成ることを特徴とすることも好ましい。この場合、第1甘皮押さえ突起4aで甘皮2を甘皮2と直交する方向に押して甘皮押しができ、また第2甘皮押さえ突起4bを甘皮2と平行な方向に往復運動させて甘皮押しができる。このため、第1甘皮押さえ突起4aにて甘皮押しの粗仕上げができ、第2甘皮押さえ突起4bにて甘皮押しの細かい奇麗な仕上げができ、甘皮2の手入れが効率よく且つ円滑にできる。
【0007】
また第1甘皮押さえ突起4aの先端を丸くしたことを特徴とすることも好ましい。この場合、第1甘皮押さえ突起4aの先端がソフトに接触して甘皮2や皮膚が傷付かないようにできる。
また甘皮押さえ突起4の先端を平坦状または丸状または鋭角状にして成ることを特徴とすることも好ましい。甘皮押さえ突起4の先端を平坦状とすると甘皮2にソフトに当てることができ、また甘皮押さえ突起4の先端を丸状または鋭角状にすると甘皮押しの作業がしやすくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に示すように爪磨き器本体5は棒状であって、先端部にヘッド部5aを有すると共に基部にグリップ部5bを有し、グリップ部5bには駆動の操作スイッチ6を設けてある。この爪磨き器本体5の構造は特開平1−212507号のものと基本的に同じであるので詳しい説明は省略する。爪磨き器本体5のヘッド部5a内には往復駆動される可動体を内装してあり、ヘッド部5aの下面に爪手入れ用の各種アタッチメントを配置して可動体に着脱自在に取り付けることができるようになっている。そして本発明の場合、甘皮押しの手入れをするアタッチメントとして矩形板状の甘皮押さえ部材3を取り付けてある。この甘皮押さえ部材3の側面には甘皮押さえ部材3や可動体の往復運動方向(図1の矢印A方向)と直交する方向に突出する甘皮押さえ突起4を突設してある。この甘皮押さえ突起4の先端部は平面から見て符号Rで示すような所定の曲率の丸状になっていると共に側面からみて符号R′に示すような所定の曲率の丸状になっている。しかして図2に示すように指7の爪部1において甘皮押さえ突起4の先端を甘皮2に当てた状態で甘皮押さえ部材3を往復駆動することで甘皮2を押すことができる。このとき甘皮押さえ突起4を甘皮2と平行な方向に往復運動させて甘皮2を徐々に押すことができるものであって、甘皮2への当て荷重は手で調整できるために無理に甘皮2を押すこなく、微調整しながら甘皮2を押すことができ、甘皮押しの手入れの仕上がりが奇麗になり、また甘皮2のめくり上がりや痛みの危険がなくなる。
【0009】
図3乃至図5は実施の形態の他例を示すものである。本例の場合、甘皮押さえ部材3の甘皮押さえ突起4として、甘皮押さえ部材3の先端から甘皮押さえ部材3の往復運動方向に突出する第1甘皮押さえ突起4aと、甘皮押さえ部材3の両側から甘皮押さえ部材3の往復運動方向と直交する方向に突出する第2甘皮押さえ突起4bを設けてある。この場合、図4に示すように第1甘皮押さえ突起4aで甘皮2を甘皮2と直交する方向に押して甘皮押しができ、また図5に示すように第2甘皮押さえ突起4bを甘皮2と平行な方向に往復運動させて甘皮押しができる。このため、第1甘皮押さえ突起4aにて甘皮押しの粗仕上げができ、第2甘皮押さえ突起4bにて甘皮押しの細かい奇麗な仕上げができ、甘皮2の手入れが効率よく且つ円滑にできる。図6は図3乃至図5の例の変形例を示すものである。この場合第1甘皮押さえ突起4aと第2押さえ突起4bを一体に繋いだものであり、図6(a)(b)(c)(d)の種々の形状のものが考えられる。
【0010】
また図7は甘皮押さえ突起4の形状を示すものである。図7(a)の場合、甘皮押さえ突起4の先端部が平坦面になっており、図7(b)の場合、甘皮押さえ突起4の先端部が符号Rに示す丸状になっており、図7(c)の場合、甘皮押さえ突起4の先端部が符号αに示す角度の鋭角状になっている。そしてこれらのものはいずれも稜線に符号rに示す小さい曲率の面取りを施してある。甘皮押さえ突起4の先端部は図7(a)のように平坦の方が甘皮2に対するソフト感があるが、図7(b)(c)のように丸状や鋭角状の方が甘皮押しの作業性がよくなる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は、往復運動する可動体に人体の爪部の甘皮を押さえる甘皮押さえ部材を甘皮押さえ部材が甘皮押さえ部材の長手方向に往復運動するように設け、長手方向に往復運動する甘皮押さえ部材に甘皮押さえ部材の往復運動方向と直交する方向に突出する甘皮押さえ突起を設けているので、甘皮押さえ突起を甘皮と平行な方向に往復運動させて甘皮を徐々に押すことができるものであって、甘皮への当て荷重は手で調整できるために無理に甘皮を押すことなく、微調整しながら甘皮を押すことができ、甘皮押しの手入れの仕上がりが奇麗になり、また甘皮のめくり上がりや痛みの危険がなくなるものである。
【0012】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、甘皮押さえ部材に設ける甘皮押さえ突起として甘皮押さえ部材の先端で上記往復運動方向に突出する第1甘皮押さえ突起と甘皮押さえ部材の側部で上記往復運動方向と直交する方向に突出する第2甘皮押さえ突起を設けているので、第1甘皮押さえ突起で甘皮を甘皮と直交する方向に押して甘皮押しができ、また第2甘皮押さえ突起を甘皮と平行な方向に往復運動させて甘皮押しができるものであって、第1甘皮押さえ突起にて甘皮押しの粗仕上げができ、第2甘皮押さえ突起にて甘皮押しの細かい奇麗な仕上げができ、甘皮の手入れが効率よく且つ円滑にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の斜視図である。
【図2】同上の甘皮押しをしている状態で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は斜視図である
【図3】同上の他例の斜視図である。
【図4】同上の第1甘皮押さえ突起で甘皮押しをしている状態の斜視図である。
【図5】同上の第2甘皮押さえ突起で甘皮押しをしている状態の斜視図である。
【図6】同上の第1甘皮押さえ突起や第2甘皮押さえ突起の変形例を示し、(a)(b)(c)(d)は夫々異なる形状のものの平面図である。
【図7】(a)(b)(c)は同上の甘皮押さえ突起の形状を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 爪部
2 甘皮
3 甘皮押さえ部材
4 甘皮押さえ突起
4a 第1甘皮押さえ突起
4b 第2甘皮押さえ突起
Claims (4)
- 往復運動する可動体に人体の爪部の甘皮を押さえる甘皮押さえ部材を甘皮押さえ部材が甘皮押さえ部材の長手方向に往復運動するように設け、長手方向に往復運動する甘皮押さえ部材に甘皮押さえ部材の往復運動方向と直交する方向に突出する甘皮押さえ突起を設けて成ることを特徴とする爪磨き器。
- 甘皮押さえ部材に設ける甘皮押さえ突起として甘皮押さえ部材の先端で上記往復運動方向に突出する第1甘皮押さえ突起と甘皮押さえ部材の側部で上記往復運動方向と直交する方向に突出する第2甘皮押さえ突起を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の爪磨き器。
- 第1甘皮押さえ突起の先端を丸くしたことを特徴とする請求項2記載の爪磨き器。
- 甘皮押さえ突起の先端を平坦状または丸状または鋭角状にして成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の爪磨き器。
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