JP3679236B2 - 眼鏡レンズ研削装置 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被加工レンズを眼鏡枠に合うように研削加工する眼鏡レンズ研削装置に関する。
【0002】
【従来技術】
眼鏡枠の枠形状を測定した枠形状データを入力し、この枠形状データに基づいて被加工レンズを眼鏡枠に合うように加工する眼鏡レンズ研削加工装置が知られている。装置は入力された枠形状データに基づいて被加工レンズの形状(コバ位置)を測定するレンズ測定手段を備え、この測定結果に基づいてヤゲン軌跡データを求めて加工を行う。レンズ測定手段は、レンズ回転軸方向に移動可能な第1、第2測定子をレンズ前面及び後面に当接させてそれぞれのコバ位置を検知する2つの検知機構を持つものや、1つの検知機構によりレンズ前面側と後面側を順に測定するものがある。このような、レンズ測定は被加工レンズ毎に行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、サングラスレンズの製造メーカでは、同一仕様のレンズを同一の形状に連続して加工することが多いが、レンズを加工する毎にレンズ形状を測定することは生産効率が悪いという問題があった。
【0004】
さらに、レンズ測定を行うに当たり、2つの検知機構を持つことは装置構成が複雑になり、コスト高になるという欠点がある。1つの検知機構によりレンズ前面側と後面側を順に測定する場合は、一方の面を測定した後に測定子を他方の面に移動しなければならず、測定に手間取るという欠点がある。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、多数のレンズを効率良く加工できる装置を提供することを技術課題とする。
また、装置構成を複雑にすることなく、効率良く加工ができる装置を提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
(1) 眼鏡枠の枠形状データを入力する枠形状データ入力手段を有し、眼鏡レンズを眼鏡枠に合うように加工する眼鏡レンズ研削装置において、ヤゲン付きの加工データを得るために、前記枠形状データに基づいてコバ位置を検出するレンズ測定手段と、新たにヤゲン付きの加工データを得るためにレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出するレンズ測定モードと、加工データに基づいてレンズを加工するレンズ加工モードとを切換えるモード切換え手段と、レンズ加工モードで眼鏡レンズを加工するに先立って、該モード切換え手段によりレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出して、新たにヤゲン付きの第1加工データを得た場合は、レンズ加工モードでは新たに得られた第1加工データにより眼鏡レンズを加工し、眼鏡レンズを加工するに先立って、レンズ測定モードに移行せずレンズ加工モードで連続して加工する場合は、前の眼鏡レンズの加工に使用され記憶されている第2加工データにより眼鏡レンズを加工する加工制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
(2) 測定された眼鏡枠の枠形状データ及びレンズ厚等のレンズ形状に関するデータを予め記憶するホストコンピュータと、ホストコンピュータから読み出した枠形状データに基づいて、サングラスレンズを眼鏡枠に合うように加工する眼鏡レンズ研削装置において、被加工レンズに添付されている作業票のデータに基づいて、ホストコンピュータから枠形状データを含むデータを読み出し、データメモリに記憶する記憶手段と、ヤゲン付きの加工データを得るために、前記枠形状データに基づいてコバ位置を検出するレンズ測定手段と、新たにヤゲン付きの加工データを得るためにレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出するレンズ測定モードと、加工データに基づいてレンズを加工するレンズ加工モードとを切換えるモード切換え手段と、レンズ加工モードで眼鏡レンズを加工するに先立って、該モード切換え手段によりレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出して、新たにヤゲン付きの第1加工データを得た場合は、レンズ加工モードでは新たに得られた第1加工データにより眼鏡レンズを加工し、眼鏡レンズを加工するに先立って、レンズ測定モードに移行せずレンズ加工モードで連続して加工する場合は、前の眼鏡レンズの加工に使用され記憶されている第2加工データにより眼鏡レンズを加工する加工制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
(3) (1)又は(2)のレンズ測定手段は、各測定経線で、ヤゲン底面の位置及びヤゲン底面からヤゲンの高さ分外側の位置における被加工レンズの前面又は後面の位置を測定することを特徴とする。
【0014】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
[装置全体の構成]
図1において、1はメインベ−ス、2はメインベ−ス1に固定されたサブベ−スである。100はレンズチャック上部、150はレンズチャック下部であり、加工時にはそれぞれのチャック軸で被加工レンズを挟持する。また、レンズチャック上部100の下方のサブベ−ス2の奥側には、レンズ形状測定部400が収納されている。
【0016】
300R,300Lはそれぞれの回転シャフトにレンズ研削用の砥石を持つレンズ研削部である。各レンズ研削部300R,300Lは、後述する移動機構によりそれぞれサブベ−ス2に対して上下方向、左右方向に移動可能に保持されている。レンズ研削部300Lの回転シャフトには、図2に示すように、ガラス用粗砥石30、ヤゲン溝を持つ中仕上砥石31が同軸に取り付けられている。中仕上砥石31は粒度400番のメタルボンド砥石からなり、その砥石面にはV字状を呈する同一形状の4つのヤゲン溝31a〜31dが設けられている。レンズ研削部300Rの回転シャフトには、レンズ研削部300L側のものと同じガラス用粗砥石30、ヤゲン溝を持つ精密仕上砥石34が同軸に取り付けられている。精密仕上砥石34は粒度600番のメタルボンド砥石からなり、その砥石面には中仕上砥石31のヤゲン溝と同一形状の4つのヤゲン溝34a〜34dが設けられている。これらの砥石群は、その直径が60mm程の比較的小さなものを使用し、加工精度を向上するとともに砥石の耐久性も確保するようにしている。このような砥石構成により、実施例の装置は、ガラス材質の度無しサングラスレンズのヤゲン形成を大量に加工するのに適した構成としている。
【0017】
装置の筐体前面には、加工情報等を表示する表示部10、デ−タを入力したり装置に指示を行う入力部11が設けられている。12は開閉可能な扉である。
【0018】
[主要な各部の構成]
<レンズチャック部>
図3はレンズチャック上部100及びレンズチャック下部150を説明するための図である。サブベ−ス2に固定された固定ブロック101の上部には、取付け板102によりDCモ−タ103が取り付けられている。DCモ−タ103の回転は、プ−リ104、タイミングベルト108、プ−リ107を介して送りネジ105に伝達され、送りネジ105が回転することにより固定ブロック101に固定されたガイドレ−ル109にガイドされてチャック軸ホルダ120が上下動する。チャック軸ホルダ120の上部にはパルスモ−タ130が固定されており、その回転はギヤ131、中継ギヤ132、ギヤ133へと伝達されてチャック軸121が回転するようになっている。124はチャック軸121に取り付けられたレンズ押えである。135はフォトセンサ、136はチャック軸121に取り付けられた遮光板であり、フォトセンサ135はチャック軸121の回転基準位置を検出する。
【0019】
下側のチャック軸152はメインベ−ス1に固定されたホルダ151に回転可能に保持され、パルスモ−タ156の回転が伝達されて回転される。159はチャック軸152に取り付けられたカップ受けであり、被加工レンズに固定された固定カップを受けて被加工レンズを保持する。157はフォトセンサ、158はギヤ155に取り付けられた遮光板であり、フォトセンサ157は下チャック軸151の回転基準位置を検出する。
【0020】
このような構成のレンズチャック部により、チャック軸152側に載せられた被加工レンズはチャック軸121の下降移動によりチャッキングされる。このときのチャック圧は、DCモ−タ103の負荷電流を後述する制御部600が監視して適切になるように制御される。
【0021】
<レンズ研削部の移動機構>
図4はレンズ研削部300Rの移動機構を説明する図である。201は上下スライドベ−スであり、サブベ−ス2の前面に固着された2つのガイドレ−ル202に沿って上下に摺動可能である。サブベ−ス2の側面には、コの字型のスクリュ−ホルダ203が固着され、スクリュ−ホルダ203の上端にはパルスモ−タ204Rが固定されている。パルスモ−タ204Rの回転軸にはボ−ルネジ205がカップリングされており、ボ−ルネジ205が回転することにより、ナットブロック206に固定された上下スライドベ−ス201がガイドレ−ル202にガイドされて上下動する。サブベ−ス2と上下スライドベ−ス201との間にはバネ207が掛け渡されており、バネ207は上下スライドベ−ス201を上方へ付勢し、上下スライドベ−ス201の下方への荷重をキャンセルして上下の移動を容易にしている。208Rはフォトセンサ、209はナットブロック206に固定された遮光板であり、フォトセンサ208Rは遮光板209の位置を検出して上下スライドベ−ス201の上下移動の基準位置を決定する。
【0022】
210はレンズ研削部300Rが固定される左右スライドベ−スであり、上下スライドベ−ス201の固着された2つのガイドレ−ル211に沿って左右に摺動可能である。上下スライドベ−ス201の下端部にはコの字型のスクリュ−ホルダ212が固着され、スクリュ−ホルダ212の側部にはパルスモ−タ214Rが固定されており、その回転軸にはボ−ルネジ213がカップリングされている。ボ−ルネジ213にはナットブロック215が螺合しており、ナットブロック215は、図5に示すように、左右スライドベ−ス210の下部から伸びる突出部210aとバネ220により連結されている(なお、図5に示す機構は、図4におけるナットブロック215の背後に収納されている)。バネ220は左右スライドベ−ス210をレンズチャック側に付勢している。パルスモ−タ214Rの回転によりボ−ルネジ213が回転されてナットブロック215が図5上の左側に移動すると、バネ220に引っ張られる左右スライドベ−ス210も左側に移動する。被加工レンズの加工時にバネ220の付勢力よりも強い研削圧がかかると、ナットブロック215が左側に移動しても左右スライドベ−ス210は移動せず、被加工レンズへのの研削圧が調整される。ナットブロック215が図上の右側に移動すると、ナットブロック215に突出部210aが押され、左右スライドベ−ス210も右側に移動する。突出部210aにはフォトセンサ221Rが取り付けられており、フォトセンサ221Rはナットブロック215に固定された遮光板222を検知すことにより、加工終了を検知する。
【0023】
また、スクリュ−ホルダ212に固定されたフォトセンサ216Rは、ナットブロック215に固定された遮光板217の検出して左右スライドベ−ス210の左右移動の基準位置を決定する。
【0024】
レンズ研削部300Lの移動機構はレンズ研削部300Rの移動機構と左右対称であるので、その説明は省略する。
【0025】
<レンズ研削部>
図6はレンズ研削部300Rの構成を示す側面断面図である。左右スライドベ−ス210にはシャフト支基301が固定されており、シャフト支基301の前部には、粗砥石30等の砥石群を下方部に取付けた上下に伸びる回転シャフト304を回転可能に保持するハウジング305が固定されている。シャフト支基301の上部には、取付け板311を介してサ−ボモ−タ310Rが固定されており、サ−ボモ−タ310Rの回転はプ−リ312、ベルト313、プ−リ306を介して回転シャフト304に伝達されて砥石群が回転する。
【0026】
レンズ研削部300Lの構成は、レンズ研削部300Rと左右対称に同じ構成を持つので、その説明は省略する。
【0027】
<レンズ形状測定部>
図7はレンズ形状測定部400の構成を示す側面概略図である。レンズ測定ユニット401は、固定ベース402の下面に取り付けられたレール403に、移動ブロック404を介して前後にスライド可能に吊り下げ保持されている。固定ベース402の上には前後移動用のモータ405が固定されており、モータ405の回転はプーリ406、ベルト407、プーリ408を介して送りネジ409に伝達される。移動ブロック404の内部には送りネジ409と螺合する雌ネジが形成されており、送りネジ409の回転によりレール403にガイドされて前後に移動する。
【0028】
移動ブロック404の下には次の構成を持つレンズ測定ユニット401が取り付けられている。上板410と下板411の間には、ガイド軸412、後方支柱413、中支柱414が固定されている。ガイド軸412には上下に摺動する軸受415が挿通されており、軸受415には先端に被加工レンズ面に当接する測定子416を持つ測定アーム417が固定されている。測定アーム417はバネ418により上方向に付勢されている。測定アーム417の後方には取付ブロック423を介してラック419が固定されている。中支柱414にはポテンショメータ420が固定されており、その回転軸にはラック419と螺号するピニオン421が取り付けられている。ポテンショメータ420は上下に移動する測定アームの移動量を検出する。422は測定アームの下方向への荷重をキャンセルするためのバネであり、その一端が取付ブロック423に固定されている。また、上板410と下板411の間には送りネジ430が回転可能に保持されている。送りネジ430は下板411に取り付けられたモータ431により、プーリ432、ベルト433、プーリ434を介して回転する。435は送りネジ430と螺号する雌ネジを持つ移動ブロックであり、送りネジ430の回転によりガイド軸412に沿って上下に摺動移動するようになっている。この移動ブロックが下方に移動するとガイド軸412側の下面が軸受415に当接して、測定アーム417を押し下げる。測定アーム417の最下点である初期位置は、センサ436と取付ブロック423に固着された遮光板437により検知される。
【0029】
このような構成のレンズ形状測定部400の測定は次のようして行う。まず、眼鏡枠の枠形状データに基づきモータ405を駆動してレンズ測定ユニット401を測定位置まで移動する。次にモータ431を所定パルス分正回転して送りネジ430を回転すると、移動ブロック435が上方向に移動する。これに伴い、測定アーム417もバネ418に引っ張られて上方向に移動し、測定子416が被加工レンズの前面に当接するようになる。なお、移動ブロック435は十分な逃げの位置まで移動する。測定子416をレンズ前面に当接させながら被加工レンズを1回転させると共に、枠形状データに基づいてレンズ測定ユニット401を前後移動させる。このときの測定子416のレンズチャック軸方向の移動量がポテンショメータ420により検出されて、被加工レンズの形状が得られるようになる。
【0030】
実施例の装置でのレンズ測定は、眼鏡枠データに基づく異なる測定軌跡にしたがってレンズ前面の形状を2回測定する。この2回の測定により、各経線毎にコバ位置でのレンズ前面の傾きを得て、これをヤゲンデータの算出に利用する(後述する)。なお、特開平3−20603号その他と同様に、レンズ前面とレンズ後面を測定することによって、ヤゲンデータを算出するようにしてもよいし、レンズ前面とレンズ後面についてそれぞれ専用の測定子を設けてもよい。また、球面で構成されているサングラスレンズの場合には、各経線について一点のデ−タ(たとえばヤゲン底面)があれば、必要な精度は確保できる(たとえば、球面カ−ブを計算またはデ−タとして得ることができれば、ヤゲン位置での表面の傾きが得られる)。
【0031】
<制御部>
図8は装置の制御系を示す概略ブロック図である。600は装置全体の制御を行う制御部であり、表示部10、入力部11、各フォトセンサが接続されている。また、ドライバ620〜628を介して移動用、回転用の各モ−タが接続されている。レンズ研削部300R用のサ−ボモ−タ310R及びレンズ研削部300L用のサ−ボモ−タ310Lに接続されたドライバ622、625は、加工時のサ−ボモ−タ310R,310Lの回転トルク量をそれぞれ検出して制御部600にフィ−ドバックする。また、ドライバ628はDCモータ103の負荷電流を検出して制御部600にフィ−ドバックする。制御部600はこれらの情報をレンズ研削部300R,300Lの移動制御や、レンズ回転の制御、レンズチャック圧の制御に利用する。
【0032】
601はデ−タの送受信に使用されるインタ−フェイス回路であり、レンズ枠形状測定装置650(特開平4−93164号等参照)やレンズ加工情報を管理するホストコンピュ−タ651、バ−コ−ドスキャナ652等を接続することができる。602は装置を動作するためのプログラムが記憶された主プログラムメモリ、603は入力されるデ−タやレンズ形状測定デ−タ等を記憶するデ−タメモリである。
【0033】
以上のような構成を持つ装置において、その動作を説明する。ここでは、同一仕様の度無しサングラスレンズを、同一の形状で多数加工するときの動作を説明する。
【0034】
サングラスレンズを入れるための種々の眼鏡枠の形状(以下、玉型という)は、予めレンズ枠形状測定装置650により測定し、その各玉型データをホストコンピュ−タ651に送信する。玉型データはホストコンピュ−タ651により管理される。また、レンズの厚み等のレンズ形状に関するデータもホストコンピュ−タ651により管理されている。レンズ加工に際しては、本装置に接続されたバ−コ−ドスキャナ652で被加工レンズに添付されているバーコードの作業票を読み取る(バーコードの作業票は、同一の玉型で加工する同一仕様のレンズを多数まとめ、ロット単位で添付されている)。作業票で指示されたレンズの厚み等のレンズ形状に関するデータや玉型データがホストコンピュ−タ651の管理データベースから読み出され、データメモリ603に転送記憶される。
【0035】
転送された玉型データで初めて加工を行うときは、入力部11のスイッチ11eにより測定モードを「レンズ測定」モードに切換える。被加工レンズをチャック軸152側に載置し、スタートスイッチ11iを押すとチャック軸121が下降して被加工レンズをチャッキングする。その後、レンズ測定が開始される。
【0036】
制御部600は玉型データに基づいてレンズ形状測定部400を作動させ、レンズ前面の形状を測定する。測定は玉型(眼鏡枠)データに基づく2次元的な第1測定点と第2測定点により、レンズ前面側を2個所測定する。第1測定点は、例えば、最終外周部分であるヤゲン頂点の位置とし、第2測定点はヤゲンの高さ分内側の軌跡(中仕上砥石31及び精密仕上砥石が持つヤゲン溝の大きさ)とする。
【0037】
ヤゲン計算について説明する。厚さが一定の度無しのサングラスレンズにヤゲンを形成する場合、そのヤゲン状態を見た目に良好とするために、本実施例ではヤゲン頂点がレンズコバのほぼ中央に位置するように加工するものとする。被加工レンズにカーブがなければ、玉型加工されたレンズのコバの厚さはどの部分も一定であるが、サングラス用のレンズはカーブを持つので、レンズ面が傾けばそれに応じてレンズコバは厚くなる。ヤゲン計算は第1測定点及び第2測定点のコバ位置、レンズ中心の厚みに基づいて、この厚みの変化分を補正したデ−タを得てヤゲン軌跡データを求める。すなわち、図9のように、2回のレンズ測定で得られる点Aと点Bとのレンズ面を、近似的に直線として考えると、加工後のレンズ周辺部のレンズ前面の傾きθが得られる。レンズ前面の傾きθに対応させて、補正係数を予め定め、この補正係数により第1測定点の位置からヤゲン頂点の位置を求めることができる。
【0038】
また、次のように求めることもできる。被加工レンズの厚みが一定の場合、レンズ前面と後面の傾きは同じであるので、レンズ厚さt(例えば、2.2mm)に対して、ヤゲン頂点よりヤゲン高さ分内側のコバ厚t´は、
t´=t/cosθ
で簡単に求まる。各動径角に対応して玉型データに基づくコバ厚が求まれば、その中央に位置させるヤゲン頂点軌跡データが得られる。
【0039】
ヤゲン軌跡デ−タが得られたら、レンズ加工のためのレンズ回転軸と砥石回転軸との間の軸間距離データに変換した加工データを求める。その加工デ−タはデ−タメモリ603に記憶され、加工時に読み出されて使用される。
【0040】
装置のレンズ測定の動作が終了したら、スイッチ11eにより「レンズ測定」モードを解除して加工モードに移行し、スタートスイッチ11iを押すことにより加工が開始する。なお、測定モードの切換え信号やスタート信号は、入力部11のスイッチを操作するのではなく、ホストコンピュ−タ651側でのキー操作により指令信号が入力されるようにしても良い。
【0041】
加工のスタート信号により、まず粗加工が行われる。制御部600はサ−ボモ−タ310R,310Lを駆動してレンズ研削部300R,300Lの両砥石群を回転させる。また、制御部600は左右のパルスモ−タ204R,204Lを駆動して両側の上下スライドベ−ス210を下降移動し、左右の粗砥石30が共に被加工レンズの高さ位置に来るようにする。その後、パルスモ−タ214R,214Lを回転してレンズ研削部300R、300Lをそれぞれ被加工レンズ側にスライド移動させるとともに、上下のパルスモ−タ130、156を同期して回転させてチャック軸121、152にチャッキングされた被加工レンズを回転する。左右の粗砥石30は回転しながら被加工レンズ側へ移動することにより、レンズを2方向から徐々に研削する。粗砥石30のレンズ側への移動量は、加工データに基づいて左右それぞれ独立して制御される。実施例の装置ではレンズのチャック軸中心と左右の砥石群の回転シャフトの軸中心を一直線上になるように配置しているため、左右の粗砥石30の移動は180度ずれた形状情報に基づいて行われる。
【0042】
粗加工が終了すると、中仕上砥石31及び精密仕上砥石34によるヤゲン仕上げ加工に移る。制御部600は両粗砥石30をレンズから離脱させた後、データメモリ603に記憶されているヤゲン加工データを呼び出し、これに基づいて中仕上砥石31及び精密仕上砥石34の各4つのヤゲン溝の内の1つが、被加工レンズに形成するヤゲン位置になるようにレンズ研削部300L、300Rを移動する。1枚目の被加工レンズの加工では、それぞれヤゲン溝31a、ヤゲン溝34aを使用する。制御部600は、回転する中仕上砥石31を被加工レンズ方向に移動してヤゲン溝31aをレンズに圧接さて研削し、初期回転位置での中仕上げ加工の加工終了(精密仕上げの加工代を残した形状の加工終了)が得られると、レンズを回転し始める。レンズの回転中、中仕上げ用のヤゲン加工データに基づいて中仕上砥石31を移動することにより中仕上げ加工を全周行って行く。この中仕上げ加工の途中でレンズが1/2回転すると、次に精密仕上砥石34をレンズ方向に移動して、中仕上げ加工が施された部分をさらにヤゲン溝34aにより精密加工を施して行く。制御部600は精密仕上げ用のヤゲン加工データに基づいて、精密仕上砥石34の軸方向及びレンズ方向への移動を制御し、加工終了が得られるように加工する。この時、中仕上げの加工代(1.5mm程度)に対して精密仕上げの加工代を少なくしておくことにより(0.2mm程度)、中仕上げ加工で多少加工代が残ったとしても、厚さ2.2mmのサングラスレンズの場合、精密仕上砥石34はレンズの1回転で十分に加工終了が得られるように加工できる。つまり、被加工レンズがトータル1.5回転すると精密仕上げまでの全ての加工が終了する。
【0043】
このように中仕上げ加工された部分を、さらに粒度の細かい精密仕上砥石で加工することにより、ガラスレンズの場合にできやすいレンズコバのバリを無くして、良好な仕上げ面を確保することができる。この精密仕上げ加工に当たっては、その前の中仕上げ加工が全周終わるのを待って加工を開始するのではなく、中仕上げ加工を施した部分が精密仕上げ加工できる位置まできたところで加工を開始するので、その分加工時間が短縮され、効率良く加工が行える。すなわち、中仕上げ加工が全周終了した後に精密仕上砥石による加工を開始する場合、レンズの回転は最低2回転必要であるが、実施例の砥石配置では上記のように最も早いときは1.5回転ですむ。
【0044】
また、仕上げ加工を中仕上げと精密仕上げの2段階にしたことにより、砥石の摩耗を分散できるとともに、最終仕上げである精密仕上げは加工量が少なくて良いため、精密仕上砥石34の砥石摩耗は中仕上砥石31側より少なく、多量のレンズを連続加工しても砥石摩耗によるサイズ精度の低下を極めて少なくできる。本発明者の実験によれば、中仕上げ砥石による加工代を1.5mm、精密仕上砥石による加工代を0.2mmとして、約1000枚のレンズを加工したときの中仕上砥石の摩耗が約0.05mmであったのに対して、精密仕上砥石の摩耗は約0.01mm以下であり、十分にサイズ精度を維持することが確認できた。
上記のようにして1枚の被加工レンズの加工が終了すると、チャック軸121が上昇するので、加工済みのレンズを取り外して次のレンズの加工に移る。制御部600は前に記憶した加工データを読み出し、レンズ測定を省略して加工モードによる粗加工、仕上げ加工を行う。これにより、加工毎にレンズ測定を行う時間を節約して、ぞの分加工時間が短縮できることになる。サングラスレンズの加工では、同一仕様のレンズを同一玉型で連続して多数加工することが多いので、レンズ測定の時間を省くことはトータル的に大きな時間短縮となる。
【0045】
なお、加工データもホストコンピュ−タ651側でレンズ仕様データと玉型データに対応付けて、識別記号とともに複数個記憶して管理しても良い。この場合には、被加工レンズのロットが変わったときも、バーコードの作業票による指示に対応した加工データを呼び出し、レンズ測定を行わずに加工モードで連続して加工を行っていくことができる。ただ、複数個の加工データを記憶しなくても、サングラスレンズの加工では、同一仕様のレンズを同一玉型で多数連続して加工することが多く、異なる加工をする場合にレンズ測定をするだけならそれほど負担はないので、加工データをその都度書換えるようにしても、十分である。
【0046】
2枚目の被加工レンズの粗加工後の仕上げ加工では、制御部600は中仕上砥石31が持つヤゲン溝31bと精密仕上砥石34が持つヤゲン溝34bで加工するように制御する。以降、3枚目のレンズ加工時にはそれぞれヤゲン溝31cとヤゲン溝34c、4枚目の加工時にはそれぞれヤゲン溝31dとヤゲン溝34dのよに、被加工レンズが変わる毎に順次加工するヤゲン溝も変更する。これにより、1つのヤゲン溝だけで加工するのに比較して、砥石摩耗を実施例では1/4に減少させることができるとともに、砥石の寿命も長くできる。したがって多量のレンズを連続加工しても、サイズ精度の低下を極力抑えることができる。
【0047】
加工を繰り返すことによる砥石の摩耗等により、レンズの仕上がりサイズが大きくなってくるので、サイズ調整が必要な場合には次のようする。メニュースイッチ11dを押して、図10のようなパラメータ設定画面700を表示部10に呼び出す。画面の左横に表示される矢印カーソル701でサイズ調整を行う項目を選択する。各項目は中仕上砥石31の4つのヤゲン溝31a〜31d、精密仕上砥石34の4つのヤゲン溝34a〜34dに対応しており、各ヤゲン溝について選択できる。選択した項目の設定サイズの変更は、スイッチ11cにより右横に表示されている数値を増減して入力する。同様に、中仕上砥石31及び精密仕上砥石34のヤゲン位置も個々のヤゲン溝毎に調整が可能である。調整設定した値は、パラメータ設定画面700を閉じることにより調整値メモリ604に記憶されたデータが書き換えられる。なお、これらの入力は、装置本体に接続されたホストコンピュータ651からの制御によっても可能である。制御部600は書き換えられたデータに基づいて、各ヤゲン溝による加工を制御する。これにより、各ヤゲン溝毎に砥石摩耗の程度が異なっても、それぞれ適切に設定して対応できる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、多数のレンズを効率良く加工できる。また、装置構成を複雑にすることなく、効率良く加工ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置の全体構成を示す図である。
【図2】砥石構成を示す図である。
【図3】レンズチャック上部及びレンズチャック下部の構成を説明する図である。
【図4】レンズ研削部300Rの移動機構を説明する図である。
【図5】レンズ研削部300Rの左右の移動と加工終了検出の機構を説明する図である。
【図6】レンズ研削部300Rの構成を示す側面断面図である。
【図7】レンズ厚測定部400を説明する図である。
【図8】装置の制御系を示す概略ブロック図である。
【図9】実施例のヤゲン計算を説明する図である。
【図10】サイズ調整等を行う場合の設定画面例を示す図である。
【符号の説明】
10 表示部
11 入力部
11e スイッチ
300R,300L レンズ研削部
400 レンズ形状測定部
600 制御部
603 データメモリ
650 レンズ枠形状測定装置
651 ホストコンピュータ
652 バーコードスキャナ

Claims (3)

  1. 眼鏡枠の枠形状データを入力する枠形状データ入力手段を有し、眼鏡レンズを眼鏡枠に合うように加工する眼鏡レンズ研削装置において、ヤゲン付きの加工データを得るために、前記枠形状データに基づいてコバ位置を検出するレンズ測定手段と、新たにヤゲン付きの加工データを得るためにレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出するレンズ測定モードと、加工データに基づいてレンズを加工するレンズ加工モードとを切換えるモード切換え手段と、レンズ加工モードで眼鏡レンズを加工するに先立って、該モード切換え手段によりレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出して、新たにヤゲン付きの第1加工データを得た場合は、レンズ加工モードでは新たに得られた第1加工データにより眼鏡レンズを加工し、眼鏡レンズを加工するに先立って、レンズ測定モードに移行せずレンズ加工モードで連続して加工する場合は、前の眼鏡レンズの加工に使用され記憶されている第2加工データにより眼鏡レンズを加工する加工制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ研削装置。
  2. 測定された眼鏡枠の枠形状データ及びレンズ厚等のレンズ形状に関するデータを予め記憶するホストコンピュータと、ホストコンピュータから読み出した枠形状データに基づいて、サングラスレンズを眼鏡枠に合うように加工する眼鏡レンズ研削装置において、被加工レンズに添付されている作業票のデータに基づいて、ホストコンピュータから枠形状データを含むデータを読み出し、データメモリに記憶する記憶手段と、ヤゲン付きの加工データを得るために、前記枠形状データに基づいてコバ位置を検出するレンズ測定手段と、新たにヤゲン付きの加工データを得るためにレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出するレンズ測定モードと、加工データに基づいてレンズを加工するレンズ加工モードとを切換えるモード切換え手段と、レンズ加工モードで眼鏡レンズを加工するに先立って、該モード切換え手段によりレンズ測定手段を動作させコバ位置を検出して、新たにヤゲン付きの第1加工データを得た場合は、レンズ加工モードでは新たに得られた第1加工データにより眼鏡レンズを加工し、眼鏡レンズを加工するに先立って、レンズ測定モードに移行せずレンズ加工モードで連続して加工する場合は、前の眼鏡レンズの加工に使用され記憶されている第2加工データにより眼鏡レンズを加工する加工制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ研削装置。
  3. 請求項1又は2のレンズ測定手段は、各測定経線で、ヤゲン底面の位置及びヤゲン底面からヤゲンの高さ分外側の位置における被加工レンズの前面又は後面の位置を測定することを特徴とする眼鏡レンズ研削装置。
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