JP3679124B2 - 折り畳み自在なプレイヤード及びそのハブ - Google Patents
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Description
折り畳み自在なプレイヤード(playyard:いわゆるベビーサークルと類似した物)に関し、特に部品の解体、再組立を要しないで簡単に岐立、畳み込みが出来るような、上部及び下部フレームアセンブリを含む単純構造のプレイヤードに関する。かかるプレイヤードは、ディラー他(Diller et al.)に対して付与された米国特許第4,811,437号及びDes. 304,523に記載されており、これらの文献による開示は本明細書に組み入れられる。なお、米国特許第4,811,437号は、上部及び下部フレームアセンブリを含む折り畳み自在なプレイヤードを記載している。
上記した下部フレームアセンブリは、1つのハブと、4つの下部コーナレッグ結合部材と、4つのハブレッグと、を含んでいる。該ハブレッグは、その一方の端部に枢動自在に結合し、その他方の端部にて該コーナレッグ結合部材の1つに枢動自在に結合している。該ハブは、ハブボディを有し、このハブボディは、ハブレッグ受入ソケットすなわち凹部を有し、このハブレッグ受入ソケットはハブレッグがハブから外に向って発散するような水平な共有面上の分散形状の状態からハブレッグが平行になる非共有面上の形状の状態になるように枢動することを許容する。
一方、上記した上部フレームアセンブリは4つの上部コーナ結合部材及び4つの折り畳み自在なサイドレールユニットからなっている。各レールユニットは、ラッチ機構を有する中間レール結合部材によって枢動自在に結合された一対のレールからなり、このレール対は、直線上に並んだ状態からほぼV字状の状態へ、あるいはその逆の相対的位置関係変化を取り得る。
4つのコーナレッグは、上部コーナ結合部材及び下部コーナ結合部材に結合しており、コーナレッグが、ハブレッグ及びサイドレールによって平行かつコンパクトな形状となるようにハブに向う半径方向内側に折り畳まれるようになっている。
プレイヤードが、岐立した使用状態にあるときには、ハブレッグがハブに対して枢動することを防止する手段を必要とはしない。なんとなれば、ハブの重量、ハブレッグ及びプレイヤードの取外し自在かつ折畳み自在なフロア部材はハブレッグを水平な共通平面放射状形状に維持するからである。しかし乍ら、例えば、高くなったバジネット(bassinet)を用いるような場合、フロア部材がハブ及びハブレッグの平面より上にまで上昇せしめられることがある。更につけ加えれば、特にフロア部材が上昇位置にあるか、取り外された場合には、ハブレッグが常に水平共通平面に放射形状にあるロック岐立状態にプレイヤードを維持することが望ましい。
発明の概要
従って、本発明は、どのような状態にあっても常に岐立状態に維持され得るプレイヤードを提供することである。
本発明は、また、プレイヤードを常に岐立状態に維持し得るハブを提供することを目的とする。
本発明によるプレイヤードは、コーナレッグによって結合された下部及び上部フレームアセンブリを含んでいる。下部フレームアセンブリは、ハブ及び複数のハブレッグからなっている。各ハブレッグの一端はハブに枢動自在に結合し、他端コーナレッグの1つ下方端部に結合している。
上部フレームアセンブリは、複数のサイドレールユニットからなり、サイドレールユニットの各々は中間結合部材によって枢動自在に互いに結合した一対のレールからなっている。この中間結合部材は、レール対が直線上に並んだインライン状態からV字状状態に畳まれることを可能にしている。
本発明によるハブには、少なくとも1つのハブレッグがハブに対して枢動することを禁止する可動ロック部材が設けられている。
本発明によるプレイヤードは、複数の上部コーナ結合部材及び対応する数の下部コーナ結合部材を更に含むことが出来る。上部コーナ結合部材の各々はコーナレッグの上方端部に結合している。同様に、下部コーナ結合部材の各々は、コーナレッグの下方端部に接続している。レールユニットの端部は上部コーナ結合部材に枢動自在に結合し、ハブレッグの他方の端部は下部コーナ結合部材に枢動自在に結合している。
下部フレームアセンブリは、更に、ハブに枢動自在に結合した一対のスタビライザレッグを含むことが出来、スタビライザレッグは共通面上展開状態から非共通面上のコンパクトな平行状態に畳まれ得る。好ましくは、スタビライザレッグは、対角線上すなわち180°離れた状態に位置付けられる。
本発明によるハブは、ハブレッグが枢着するハブボディを含んでいる。そして、ロック部材がハブボディに好ましくは回動自在に結合している。ロック部材は、複数の半径方向外側に伸長するブロック部材を含んでおり、これらのブロック部材は回転軸から半径方向に伸長している。これらのブロック部材は、ハブボディに対して一斉に回動自在であり、各ブロック部材をハブボディに接続したハブレッグの端部近傍に位置決めして、ハブレッグがハブに対して枢動することを禁止する。このハブは、ロック部材を駆動すべくロック部材に結合したハンドルユニットを含んでいる。また、ハブは、ブロック部材からこれに垂直に伸長し、ハブ及びハブレッグを床や地面等の支持固定部に対して支持する支持部材を含んでいる。
ハブボディは、第1サイド及びこれに対向する第2サイドを有する。第2サイドは、ハブレッグ及び支持レッグの端部を受け入れるようになされた複数のレッグ凹部すなわちソケットを有し、それらが共通面上にあって展開した形状(ハブから外側に発散している)から、それらが平行に位置するコンパクトな非共通面形状に畳み込まれるようになっている。ハンドルユニットは、第1サイドの近くでかつこれに対向した位置に設けられ、ブロック部材は、第2サイドの近くでかつこれに対向して設けられている。ブロック部材の各々はレッグ凹部の1つに位置決めされ得る。
ハブボディは、好ましくは中央に開口部を有し、この開口部を通してハンドルユニットがロック部材に結合する。このロック部材は、第1軸の回りに枢動自在にハブボディに結合している。ハンドルユニットは、ロック部材に結合して好ましくは偏平なディスク部材であるベース部材と、好ましくは該第1軸に対して垂直な第2軸の回りに枢動自在にベース部材に結合したハンドルとからなっている。該ハンドルの該第1軸の回りの回転によって、ベース部材が第1軸の回りを回転し、ブロック部材が回転する。
該ハブは、ハブボディ及びロック部材に結合してロック機構の回転を禁止する回転禁止機構を含んでいる。また、該ハブは、ベース部材及びロック部材の間に結合したロック結合機構を含んでいる。ロック結合機構は回転禁止機構を解放してロック部材を解放する。ロック部材は、回転禁止機構がハンドルユニットを回転することによって解放されると回転出来るのである。ハンドルを更に回転させることによってロック機構が回転する。特に、ロック結合部材はカム部材に回転自在に結合したロック部材ドライバを有する。このカム部材は、結合し、カム部材がドライバを回転せしめる前記所定角度だけ、カム部材が回転出来るようになっている。ドライバは、ロック部材に結合し、カム部材はハンドルユニットのベース部材に結合している。回転禁止機構は、ドライバに係合して、ドライバの回転を禁止し、ロック部材の回転も禁止する。
回転禁止機構は、ハブボディに回転自在に結合し、ドライバ係合部と、カム係合部と、ドライバ係合部をドライバに係合せしめるようにバイアス力を与えるバイアススプリングと、からなっている。該カム部材は、カム係合部に係合して、カム部材が所定角度だけ回転したときドライバ係合部をドライバから係合解除せしめ、ドライバとロック部材とを共に回転させる。従って、ロック部材を非ロック位置にまで回転せしめるために、ハンドルを第1所定角度だけ回転させカム部材が係合離脱し、ドライバ係合部材がドライバから係合離脱するようにしなければならない。この点に至るまで、ロック部材に結合したドライバに対してカム部材が回転自在である故、カム部材だけが回転する一方、ロック部材はロック位置に静止する。ハンドルの更なる回転によってカムをしてドライバを回転せしめる。ドライバがロック部材に結合している故、ドライバの回転がロック部材をして共に回転せしめる。トーション(捩り)スプリングのようなスプリング部品がロック部材及びハブボディに結合して、ブロック部材をロック位置に位置決めする方向にバイアス力を加える。このロック位置においては、ブロック部材がレッグ凹部に対向する位置に位置決めされる。特に、トーションスプリングの一端がハブボディに係合しかつその他端はロック部材に結合したドライバに係合している。ハブは、好ましくはカム部材をカム係合部から離れるようにバイアス力を与える別のトーションスプリングを有する。そして、そのトーションスプリングの一端はカム部材に結合し、他端はドライバに結合している。
【図面の簡単な説明】
図1は、個別のフロアによって形成される運搬ケース内に納められた本発明による折り畳み自在プレイヤードの折り畳み自在プレイヤードの折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図2は、折り畳みフロアが畳まれていない状態での折り畳まれたプレイヤードの斜視図である。
図3は、使用可能な岐立状態にある本発明による折り畳み自在プレイヤードの斜視図である。
図4は、図3の4−4線に沿った断面図である。
図5は、図3の5−5線に沿った断面図である。
図6は、図5の6−6線に沿った断面図である。
図7は、ラッチ機構の展開斜視図である。
図8は、上部及び下部コーナ結合部材の展開斜視図である。
図9は、図2の9−9線に沿った折り畳み自在フロアの断面図である。
図10は、本発明によるハブを組み立てた状態であって、ハンドルユニットを取り外し、かついくつかの要素を切り取った状態で示した斜視図である。
図11は、図10においてハンドルユニットを取り付けかつハブ及びサポートレッグを取り外して拡大して示す図である。
図12は、図10の平面図である。
図13は、図11に示したハブのロック結合機構の拡大展開図である。
図14は、図11に示した回転禁止機構の拡大展開図である。
図15A及び15Bは、カム部材の平面及び底面図である。
図16A及び16Bは、ロック部材ドライバの平面及び底面図である。
図17Aは、回転禁止機構のロック部材ドライバに係合する中立(ロック状態)位置の下でのロック禁止機構を示す全体図である。
図17Bは、回転禁止機構のロック部材ドライバから離れた状態にある非ロック位置の下でのロック結合機構の全体図である。
図17Cは、カム部材とドライバとが共に回転して、ロック部材を回転せしめてハブレッグがハブボディに対して回転出来るようにする解除位置でのロック結合機構の全体図である。
図18Aは、ブロック部材がハブレッグを阻止するロック位置にあるハブの底面図である。
図18Bは、ブロック部材が回転してハブレッグが枢動することを許容する解除位置にあるハブの底面図である。
図面の詳細な説明
方針に対する参照を行ったが、これらは図面に関して行われている。かかる参照は、単に説明の便利さ故であり、本発明を構造、動作、形状及び形態で制限するものではない。
図1に、箱形のキャリーケース12に収納されている、折り畳まれ且つ折曲されている状態の本発明によるプレイヤード10の斜視図を示す。図3に、本発明による折曲可能なプレイヤード10が完全に組み立てられた状態の斜視図を示す。プレイヤード10は、下部フレームアセンブリと、上部フレームアセンブリと、上部及び下部フレームアセンブリとを接続するコーナレッグ272,274,276,278とによって画定されるフレームを有する。なお、下部フレームアセンブリは、別々に番号が付されていないが図1、図2、図4、図8、図10乃至図18に示され、上部フレームアセンブリは、別々に番号が付されていないが、図2乃至図8に示されている。
図3に示すように、上部フレームアセンブリは、実質的に同一の4つの上部コーナ接続部材92,94,96,98に接続され且つ横方向に延在する4つの管状スリーブ66,68,70,72の下方に隠された実質的に同一の4つのサイドレールユニット100Rを有する。図5に示すように、各レールユニット100Rは、実質的に頑丈な管状レールの1対100,102と、中間レール接続部材110とを含む。管状レール100,102は、22ゲージスチール管(22 gauge steel tube)などの適宜の材料から作製されている。各レールの長さは、プレイヤードの任意のサイズの方形や矩形構成と適応するように作られている。コーナ接続部材は、例えば、ABS、ポリプロピレン、ナイロンなどの重合プラスチック材料からモールド成形されている。隣接するコーナ接続部材の各対(92,94;94,96;96,98;98,92)は、プレイヤードフレームの上部でサイドレールユニット100Rの1つを支持する。特に、レール100の1の端部104は、1つの上部コーナ接続部材(98;図示)の内部に係合され、上部コーナ接続部材及びレール端部の各々の直線的に配置された開口を経て伸長するリベットピン106などによって、コーナ接続部材98に回動自在に接続されている。図5及び図7に示すように、レール100の対向端部108は、中間レール接続部材110の内部に伸長して、中間レール接続部材及びレール端部に直線的に配置された開口を経て伸長するリベット112などによって、中間レール接続部材110に回動自在に接続されている。
中間レール接続部材110は、好ましくは、頑丈な材料から作製され、対向する切り抜き部116,116’が形成されて、レール100,102の回動を容易にしている。レール102の一端部114は、対応する上部コーナ接続部材(96;図示)の内部に伸長し、レールユニット100Rの端部104及び対応する上部コーナ接続部材(98)と同じ方法でリベットピン106などによって上部コーナ接続部材(96)に回動自在に接続されている。レール102の対向端部は、レール100の端部108と同じ方法で中間レール接続部材100の内部に伸長してこの中間レール接続部材100と回動自在に接続されている。
中間レール接続部材110の各々は、プレイヤードが組み立てられたときにレール100,102をほぼイン・ライン(in-line)形状にラッチするラッチ機構(符号を付さず)を収納する。ラッチ機構は、1対の互いに対向するスプリング付きピン部材122,124を含む。スプリング付きピン部材(122,124)の各々は、好ましくは、ABS、ポリプロピレン、ナイロンなどの頑丈な重合プラスチック材料から作製され、ノーズ126と、ノーズから伸長するフレキシブルレッグ128,130とを含む。レッグ128,130は、圧縮バネ132で占有されているスプリングチャンバ(符号を付さず)を包囲し、それぞれリブタイプの互いに対向する突出部134,136を有する。スプリング付きピン部材(122,124)の各々は、図5及び図7に示すように、バネ132をスプリングチャンバに差込み、次にスプリング付き付きピン部材(122,124)を対応するレール端部(108,118)へとはめ込むことによって、組み立てられる。スプリング付きピン部材(122,124)をレール端部の中にはめ込む前に、レール(100,102)は、リベットピン(112,120)などによって中間レール接続部材110に回動自在に接続される。次に、スプリング付きピン部材(122,124)が、レール端部(108,118)に差し込まれて、リブ134,136は、リベットピン(112,120)とに接触し、故に、レッグ128,130が広げられて、リブ134,136がリベットピン(112,120)を通過する。次に、レッグ128,130は、適切に急速に回復して、リベットピン(112,120)を捕らえる。バネ132は、リベットピン(112,120)とスプリングチャンバの端部壁(図5に図示するが符号は付さず)との間に捕らえられる。
レール100,102が中間レール接続部材110に回動自在に接続されてピン部材122,124がレールの中で付勢される以前に、図7に示すような連動ハーフ140,142を有する保持部材138を備えたラッチ機構の一部が、ラッチ開放部材144とともに中間接続部材に固定される。保持部材の各々には、ラグ(lug)146及びノッチ148が設けられている。ラグ・ノッチ構成の各々は、互いに鏡面対称であり、故に、保持部材ハーフは、中間レール接続部材に差し込む前にはめ込むことができる。ラグ・ノッチ構成の各々は、ラッチ開放部材144のガイドとして動作するランド150の上に形成される。ラッチ開放部材144は、図7に示すように、手動操作部152と、収束カム面156,158を有するスロットキー部154とを有する。保持部材及びラッチ開放部材を組み立てるとき、一方の保持部材ハーフ140,142のランド150は、キーのスロット部154の内側に位置する。次に、2つの保持部材ハーフは、ラグ及びノッチの対によって噛み合うようにはめ込まれる。次に、組み立てられた保持部材138及びラッチ開放部材144は、リベットピン160などによって中間レール接続部材110に固定される。このリベットピン160は、キーのスロット部154と、保持部材ハーフ140,142及び中間レール接続部材のアライメントされた開口とを経て延在する。中間レール接続部材110の内部で組み立てられた保持部材及びラッチ開放部材の位置決めを支援するために、中間レール接続部材の各サイドに、ノッチ162が設けられ、各保持部材ハーフ140,142の外面には、マッチングラグ164が設けられている。
保持部材138及びラッチ開放部材144が組み立てられて中間レール接続部材110に固定された後、レール100,102は、中間レール接続部材に対して回動自在に接続され、前述のように、ピン部材122,124は、レールの中で付勢される。次に、アセンブリ全体が、フレキシブルな箱(enclosure)の側方パネル部の側方延在スリーブ(図5にて符号70で図示)に差し込まれる。次に、レールの外側端部104,114が、図5に示すように、対応する上部コーナ接続部材96,98に回動自在に接続される。
なお、1つの側方レールユニットのみをプレイヤードについて説明したが、ほぼ同一の側方レールユニットが、上部コーナ接続部材の隣接する対の各々の間に、すなわちプレイヤードのサイドの各々に設けられている。側方レールユニットの各々を組み立てるために、上述のプロセスが繰り返される。
プレイヤードフレームの下部フレームアセンブリは、好ましくはサポートレッグの形状を採る、ほぼ同一の4つの下部コーナレッグ接続部材84,86,88,90と、ほぼ同一の4つのハブレッグ202,204,208,210と、ハブ300とを含む。下部コーナ接続部材も、例えば、ABS、ポリプロピレン、ナイロンなどの適宜の重合プラスチック材料からモールド成形される。ハブレッグは、好ましくは、直線状に形成され、22ゲージスチール管材料などの適宜の頑丈な材料から作製される。下部フレームアセンブリも、床などの建具にプレイヤードを支持するサポートレッグ206,212の対を含む。サポートレッグの各々は、ハブに回動自在に接続されるほぼ直線状の領域と、湾曲した自由端すなわちレッグサポート206’とを含む。サポートレッグは、ハブレッグと同一の管材料で同一の管寸法に作製されている。図8に示すように、ハブレッグ(符号202で図示)の各々の一端部は、下部コーナ接続部材84,86,88,90の1つ(符号90で図示)に回動自在に接続され、ハブレッグの各々の他端部は、詳細を後述するハブに回動自在に接続されている。ハブレッグの各々の一端部には、直径方向に対向する開口(符号を付さずに図示)が設けられ、この開口は、対応する下部コーナ接続部材の同様な開口(符号を付さずに図示)とアライメントされている。そして、ハブレッグの各々の一端部は、ハブレッグと下部コーナ接続部材の開口とを伸長するリベットピン264などによって、下部コーナ接続部材に回動自在に接続されている。
下部コーナ接続部材84,86,88,90の各々には、ハブレッグがハブから外側に広がるほぼ共通面上展開状態(co-planer horizontal spread-out configuration)から、図2に示すようにハブレッグをほぼ平行に配置することができるコンパクトな非共通面状態への、ハブレッグの運動を可能とするために、ハブレッグ端部の回動運動を受けとめる中空内側隙間空間266が設けられている。レッグがほぼ水平状態にあり、プレイヤードが組み立てられているとき、下部コーナ接続部材には、ハブレッグの端部を支持するレッグサポート268が設けられている。
コーナレッグ272,274,276,278の各々は、下部コーナ接続部材84,86,88,90のうちの1つと上部コーナ接続部材92,94,96,98のうちの1つ(図8に98を図示)に接続されている。これに関して、下部コーナ接続部材の各々には、22ゲージスチール管などの適宜の頑丈な材料から作製される4つのコーナレッグのうちの1つの下方端部と係合するソケット270が設けられている。同様に、上部コーナ接続部材の各々には、4つのコーナレッグのうちの1つの上方端部と係合するソケット282が設けられている。コーナレッグの各々の端部の各々は、リベット280,284によって対応する下部コーナ接続部材及び上部コーナ接続部材に固く固定されている。このように、コーナレッグの各々は、プレイヤードの上部フレームアセンブリの一部である上部コーナ接続部材と、プレイヤードの下部フレームアセンブリの一部である下部コーナ接続部材とに、固く固定されている。
プレイヤードが組み立てられたとき、コーナレッグ272,274,276,278は、図3に示すように、離間配置されて、ほぼ平行に直立する。この形態にコーナレッグを広げるために、ハブレッグは、水平面内でほぼ水平方向に向けられ、サイドレールは、ほぼ平行に(in-line)向けられている。
図10及び図11に示すように、本発明によるハブ300は、ハブボディに対するそれぞれの位置にピン337を保持するスパイダカバー350を含むハブボディ310と、ロック部材360と、ハンドルユニット400と、ロック結合部材390とを有する。
特に、ハブボディ310は、好ましくは六角形の形状を採る。しかし、他の適切な形状を使用することもできる。ハブボディは、第1サイド(頂部)と第2サイド(底部)とを含む。ハブボディ310の第2サイドは、図10乃至図12に示すように、6つのレッグ係合窪み部、すなわちソケット312,314,316,318,320,322を有し、かかるソケットに、4つのハブレッグ202,204,208,210の各々とサポートレッグ206,212の各々の端部が回動自在に取り付けられる。ソケットは、ハブレッグの端部を収納するように寸法が決められているので、ハブレッグは、ハブレッグがハブから外側に向けて広がっている図12に示すようなほぼ共通面上展開状態から、図2及び図4(想像)に示すようにハブレッグがほぼ平行に配置されているコンパクトな非共通面状態に折り畳むことができる。
レッグ係合ソケットの各々は、ピボットピン337とそれぞれ係合する同一線上にアライメントされたスロット334,336が設けられた互いに対向する側壁330,332によって画定される。レッグ係合ソケットの各々も、側端壁部(side endwall portion)338と、ハブレッグ202,204,208,210とサポートレッグ206,212とを支持するほぼ弓形の支持面335を有する部分頂部壁333とを含む。側端壁部338及び底部壁341は、ハブボディのほぼ中心に、ほぼ円筒形のカップ状のチャンバ340を形成する。底部壁部材341は、貫通開口341’を有する。端壁部338に隣接し側壁340,342に隣接するものは、図12に示すように、ハブレッグ及びサポートレッグの端部を支持する別の底部壁339である。
故に、開口が頂部壁に設けられ、この開口によって、ハブレッグ及びサポートレッグのうちの1つを、組み立てる間にこの開口を経てレッグ係合ソケットに差し込むことができる。ハブレッグの各々の端部には、ピボットピン337と係合する直径方向に直線状で対向する開口が設けられている。組み立てる間、ハブレッグの端部は、頂部壁333を越えて延在するように配置することができる。次に、ピボットピン337が対向する開口に差し込まれる。その後、ハブ、またはサポートレッグが、対応するレッグ係合ソケットに下降されて、ピボットピンがアライメントされているスロット334,336に収容される。ソケット壁330,332は、十分に離間配置されており、ハブレッグがハブから外側に広がる共通面上展開状態から、図2及び図4(想像線)に示すようにハブレッグがほぼ平行に配置されるコンパクトな非共通面状態に自由に回動するための隙間をハブレッグに提供する。
または、対向する側壁330,332は、ハブレッグの端部と摩擦係合し且つ必要に応じてハブレッグを水平状態に維持するために僅かに収束するように形成することもできる。頂部壁333の下面335は、ハブとサポートレッグとに接触し、それらがほぼ水平状態に揺動されるときそこに支持される。
図11に示すように、隣接するハブレッグ係合ソケットは、6つの三角形状の穴342,343,344,345,346,347によって離間配置される。対向する穴343,346は、その他の穴よりも大きく、同じ寸法を有する。他の穴342,344,345,347も、同様な寸法を有する。
ハブレッグの各々がレッグ係合ソケットに差し込まれた後、6つの穴の形態に相当する6つのカバー352を含むスパイダカバー350が、スナップファスナやネジなどのファスナを使用して、ハブボディ310に締結され、ピポットピン337を適切な場所に維持する。6つのカバー352は、図11に示すように接続されている。ハブボディ及びスパイダは、好ましくは、ABS、ポリプロピレン、ナイロンなどの重合プラスチック材料からモールド成形されている。三角形状穴の各々には、穴の底部壁から上方に向けて突出する円形リブ348が設けられている。このリブは、スパイダカバーをハブボディに対して保持する締結ネジと係合して、隣接するレッグ係合ソケット内でのピボットピンの側方への運動を防止するように機能する。より大なる穴343,346から突出する円形リブは、それぞれ、図11及び図12に示すように、2つの隣接スロットに向けて伸長する対をなす側方延在壁部材349をさらに有して、ピボットピンの軸方向への移動を制限する。好ましい実施例を、スロット内に収容されたピボットピンを維持するスパイダカバーとともに示したが、ピン保持具と同一の機能を実施するために、適切な従来の手段を使用することもできる。
ロック部材360は、ロック結合機構390を使用して、第1軸を中心にハブボディ310に対して回動自在に接続されている。特に、ロック部材は、端部壁363を有する円筒ボディ362から伸長するほぼ同一の4つの放射状に伸長するブロック部材361を有する。ブロック部材は、ハブの第2サイドに隣接配置されて角度をなすように離され、故に、4つのブロック部材を、4つのハブレッグソケット312,314,318,320と対向して配置させることができ、かかるハブレッグソケットに、ハブレッグ202,204,208,210が回動自在に接続されている。図示した実施例において、サポートレッグ206,212が回動自在に接続されるサポートレッグソケット316,322には、ブロック部材を設ける必要はないが、必要に応じて設けることもできる。ブロック部材がハブレッグソケットに対向して配置されるとき、ハブレッグは、ピボットピンを中心にハブボディに対して回動することが防止され、故に、ロックされた状態にある。ブロック部材は、ハブレッグソケットから十分に離れているので、小間隙が、ハブボディの第2サイドと各ブロック部材との間に設けられ、ハブレッグは、そのあいだに挟まれて、ブロック部材を自在に回転可能とするが、ハブレッグがハブボディに対して回動されることを防止可能としている。この間隙によって、ハブボディの第2サイドでのハブレッグ、すなわち突出素子によって妨害されずに、ブロック部材がロック状態に戻ることから守っている。この点に関して、図11に示すように、ブロック部材の端部361’のみが対応するハブレッグソケット部材に近接配置されるように、ブロック部材の各々には段差が付けられている。
ロック部材360は、さらに円筒ボディから伸長する付随サポートレッグ364を含む。このサポートレッグ364は、プレイヤードが組み立てられて直立配置されたときに、床などの支持建具にハブとハブ及びサポートレッグとを支持するように機能する。サポートレッグ364は、好ましくはロック部材と一体である。ロック部材は、さらに、円筒ボディ362の上方端部壁363から上方に突出する中心円筒ベアリングスタッド365を含む。ベアリングスタッド365には、直径方向に延在する突出部366と螺合開口(screw mating opening)367とが設けられている。ベアリングスタッド365は、ハブボディの底部壁341に形成された開口341’を経てハブボディ310に回転自在に接続されている。ベアリングスタッドは、カップ状チャンバ340に突出する。ハブボディの底部壁341も、図4及び図11に示すように、側壁330,332の下面の下方に延在し、ベアリングスタッド365よりも内径が若干大なる部分鉛直上方延在壁(partial vertically upwardly extending wall)338’を含み、その内部にベアリングスタッドを収容している。壁338’は、図4及び図11に示すように、サイド端部壁338と同心円である。底部壁341の外面は、ほぼ平面状であり、円筒ボディ262の平面端部壁363に隣接配置されている。必ずしも必要ではないが、好ましくは、平坦ワッシャ368が、平滑な金属をプラスチックベアリングインターフェースに提供するために、端部壁363と底部壁の外面との間に設けられる。ロック部材も、ABS、ポリプロピレン、ナイロンなどのモールド重合プラスチック材料から形成することができる。
回転の程度を制限し且つレッグ係合ソケットに対してブロック部材を適切に配置するために、ハブボディ310には、図18A及び図18Bに示すように、少なくとも1対のブロック部材ストップ370,372が設けられている。特に、ブロック部材ストップ370は、図11及び図18に示すように、ハブレッグソケット312,314,318,320のソケット壁330の各々から下方且つ鉛直方向に伸長する。ソケット314,320に相当するブロック部材の各々のフラットサイド374は、対応するフラットストップ371に対して接触して、ロッキング状態のレッグソケット312,314,318,320に対向してブロック部材を正しく配置する。図18A及び図18Bに示すように、ブロック部材の角のあるサイド、すなわちアングルドサイド376の形状を補足する角のあるストップ、すなわちアングルドストップ372(隣接ソケット318を図示)が、直径方向に対向するソケット318,312の壁330と同一に広がって形成された少なくとも1つのフラットストップ370に隣接して形成される。図示しないが、アングルドストップは、直径方向に対向するソケット314,320に相当して形成された直径方向に対向するソケット318,312に関係するフラットストップ370の両方に隣接して形成される。故に、ソケット318,312に関係するブロック部材361のアングルドサイド376は、対応するアングルドサイド372に対して接触して、ハブレッグがブロック部材からの障害の無い状態で回動自在となるアンロックト状態にブロック部材を維持する。
ロック部材360は、ロック結合機構390を介してハンドルユニット400に接続される。ハンドルユニットは、平坦なプレート状の円形ベース部材402と、ロック部材の回転の第1軸にほぼ垂直な第2軸を中心にベース部材に対して回動自在に接続されているハンドル404とを有する。ハンドルは、好ましくは、図11に示すように、ベース部材に対してほぼしっかりと置かれている。ロック結合機構390は、カム部材420と、図11、図13、図15及び図16に示すようにロック部材ドライバ450とを有する。このロック結合機構390は、全てカップ状チャンバ340内で且つロック部材360とベース部材402との間に配置される。ベース部材402は、ハブボディの第1サイドで、カップ状チャンバ340の開口の上方に位置する。第1軸を中心とするハンドルの回転によって、ベース部材の同一の第1軸を中心とする回転が生じ、最初に、カム部材420が回転される。
ハブボディは、ハブボディに回動自在に接続され且つロック部材ドライバ450と係合してロック部材の回転を防ぐ回転禁止機構470を含む。第1軸を中心とするハンドルの回転によるカム部材の回転によって、回転禁止機構は、ロック部材ドライバ450から外れる。回転禁止機構が、最初のハンドルユニットの回転によって外れると、ロック部材は回転される。ハンドルのさらなる回転によって、同一物を回転するためにロック部材に固定自在に接続されたロック部材ドライバが回転される。
特に、図14に示すように、回転禁止機構470は、爪部材471と、捻りバネ480と、リベット482とを含む。回転禁止機構470は、図10乃至図12に示すカップ状チャンバ340に隣接して形成されたソケット474に差込まれる。爪部材471は、リベットが差込まれる筒状ボディ472と、筒状ボディ472からほぼ側方に伸長するドライバ係合部476とを含む。筒状ボディ472は、図12及び図17Aに示すように、ロック部材ドライバ450に対して接触している。カム係合部478も、ドライバ係合部とほぼ平行に且つドライバ係合部の上方に延在する。図17Bに示すように、カム係合部の端部478’は、外側に湾曲していたり、または、ドライバ係合部に対してほぼ垂直に折曲されている。バネ480の端部484は、爪部材471と係合し、バネ480の他端部486は、図12に示すようにハブボディに接続されて、ドライバ係合部をカップ状チャンバの中心にバイアスして、ドライバ係合部476のロック部材ドライバに対する係合を生ぜしむる。この点に関して、ハブボディには、スロット485が設けられて、バネ480の端部486を保留保持している。リベットは、環状ボディ及びバネに差込まれてハブボディに対して同じものを保持している。
カム部材420は、カム部424を備えたほぼ円形のカムボディ422からなり、カム部424は、カムボディ422から放射状に外側に向けて伸長する。カムボディも、捻りバネ430の端部432と係合して保持するために、カム部424から角度をなして位置するバネ保持スロット425を有する。ほぼ円筒形の突出部426が、カムボディの下方サイドから同一線上に伸長する。この突出部も、後述するロック部材と係合するために、図15Bに示すように、直径方向に対向する放射状伸長ストップ428,429の対を有する。カムボディは、中心凹部423を有し、この凹部を経て孔427が形成される。ショルダワッシャ440が、この凹部に差込まれて、ロック部材ドライバ450の中間壁453と接触する。特に、図13に示すように、ショルダワッシャ440は、ヘッド部444と、ヘッド部444から同一線上に伸長するシリンドリカル延長部446とを有する。孔448は、ネジ442を通すために、ショルダワッシャを貫通して伸長する。延長部446は、ヘッド部よりも短い直径を有し、カム部材に形成された孔427を貫通するように寸法が決められている。延長部446の端部は、孔427を経て延在し、中間壁453と係合する。この点に関して、延長部446の長さは、吐出部426の底部壁426’の厚みよりも僅かに長く、カム部材の底部壁426’とヘッド部444との間に小なる隙間を形成する。これによって、ネジ442を使用して、ショルダワッシャを、ロック部材360のシリンドリカルベアリングスタッド365とドライバ450とにきつく接続することが可能となりながらも、カム部材をドライバに対して自由に回転させることが可能となる。
ロック部材ドライバ450は、カム部材420と同一線上に接続されて、カム部材は、図17A及び図17Bに示すように、所定範囲に対してドライバに対して回転可能である。ロック部材ドライバは、放射状の中間壁453を有するほぼ筒状のドライバボディ452を含み、上部ボディ部455と下部ボディ部456とを形成する。中間壁453は、ネジ442を通す中心孔454を有する。上部ボディ部455は、ストップ429を受け入れる第1スロット457と、ストップ428を受入れる第2スロット458とを有する。カム部材の円筒形突出部426は、ドライバの上部ボディ部の中に伸長し、ストップ428,429は、スロット458,457に受けとめられる。スロット458,457によって、カム部材は、ストップ部材と接触する前に、スロットのアーク長によって制限される範囲に対してドライバに対して回転することができる。相対的回転の必要な程度は、スロットのアーク長の増減によって設定される。2つのスロットが設けられているが、替りに、単一のスロットも利用できる。
図16Bに示すように、下部ボディ部456には、ロック部材の直径方向に伸長する突出部366と番うように寸法が決められた直径方向凹部460が設けられ、ロック部材とドライバとの間に相対回転運動は存在し得ない。バネ保持部材451は、ドライバボディ452から放射状に外側に向けて伸長し、捻りバネ430の他端部434と別のバイアス捻りバネ490の一端部492とを差込むための開口を形成している。回転防止係合部459は、回転禁止機構470のドライバ係合部476と係合するために、ドライバボディ452から放射状に外側に向けて伸長する。
ロック部材ドライバは、ロック部材に接続され、カム部材は、ドライバに回転自在に接続されている。捻りバネ430は、ドライバ及びカム部材と同軸中心に接続されて、カム部材をドライバに対して時計回り方向にバイアスし、故に、カム部材はカム係合部材478と隣接するが、ドライバ係合部476は係合部459と係合する。捻りバネ490の一端部492は、ロック部材に接続されているドライバに係合され、捻りバネの他端部494は、図12に示すように、ハブボディに形成された凹部に係合される。捻りバネ490は、ドライバをバイアスし、故にロック部材を時計回り方向にバイアスし、ブロック部材をストップ370に対して接触させて、ブロック部材をハブレッグソケットと対向するように適切に配置して、ハブレッグをロックする。ネジ442によって、カム部材、ドライバ、及びハブボディは、ロック部材に対して確実に保持される。
ロック部材を回転させるために、ドライバのロックを最初に解く必要がある。このロック解除は、ハンドルを回転させてカム部材を回転させ、カムの動作によって回転禁止機構を、図17A及び図17Bに示すようにドライバすら外すことによってのみ行われ、ドライバを解除して、ドライバ及びロック部材を一緒に回転させることができる。図17Bに示すこの点について、カム部材は、ロック部材に接続されているドライバに対して回転自在であるから、カム部材だけが回転されるが、ロック部材は静止したままであり、ブロック部材がハブレッグソケットをブロックする。ハンドルのさらなる回転によって、カムは、図17Cに示すようにドライバを回転させる。ドライバは、相対回転運動の無い状態でロック部材に接続されているので、ドライバの回転によって、ロック部材の回転が生じる。ハンドルが開放されるとき、バネ490は、図12に示すように、ロック部材を時計回り方向にバイアスし、ハブレッグが水平拡張構成で揺動されるとき、ブロック部材にハブレッグソケットに対向するロッキング状態を想定させる。
ハブは、プレイヤードが組立状態にあるとき、ハブレッグが完全に水平となる高さよりも僅かに低い床面にハブボディが支持されるように、サポートレッグ364の長さを作製することによって、好ましくは「過剰中心配置」される(overcentered)。ハブは、床面で支持され、ハブレッグは、ハブに向けて下部コーナ接続部材から下方に僅かに角度をなし、すなわち若干窪んでおり、ハブレッグが「過剰中心」状態に下方に「はじける(pop)」ことができる。これによって、ハブレッグは、ほぼ水平拡張構成においてハブボディと下部コーナ接続部材との間にピンと張られた状態で残ることができる。つまり、プレイヤードが組立てられたとき、サポートレッグ部206’の長さも、僅かに窪んだ水平状態のハブレッグを収納するように作製される。
図1及び図2に、それぞれ折畳まれて折曲された状態の本発明のプレイヤード10の斜視図を示す。箱型のキャリーイングケース12が、少なくとも1つのファスナ、好ましくは3つのファスナ16,18,20を有するディスクリート折曲自在床面14と、キャリーイングハンドル22とによって形成される。図9に示すように、折曲自在床面14は、ナイロンなどの織物材料からなる層26,68に包囲されている発泡クッション24を有する。織物層26,28は、周縁部に沿って一緒に織物ふち(fabric edging)30に縫いつけられている。折曲自在床面14は、4つのセクションに仕切られ、それぞれ4つの固いパネル32,34,36,38のうちの1つを含む。各パネルは、マゾナイト(masonite)材料、木、厚紙、プラスチックなどの適宜の比較的頑丈な材料から作製される。各パネルは、織物28と織物層40との間に配置され、織物層40は、層26,28及びふち30との周縁部に沿って縫いつけられている。織物40も、平行な継ぎ目42,44,46に沿って織物28に縫いつけられている。継ぎ目42,44,46は、床面14を4つのセクションに仕切り、各セクションは、パネル32,34,36,38のうちの1つを含む。セクションは、継ぎ目42,44,46を中心に図1に示す箱型形態に折曲自在である。スナップファスナ16,18,20の各々は、織物40に縫いつけられ且つベルクロ(VELCRO)、スナップボタン、リングなどの任意の従来のファスナ50が設けられているフレキシブルストラップ48を有する。各ファスナ16,18,20は、床面14の対向サイドの3つの番ファスナ(mating fastener)52の1つに着脱自在に伴っている。使用する際、床面14は、平らに敷かれて、図3に示すように、組立てられたプレイヤードの床面に位置し、発泡クッションサイドが上になる。故に、ファスナ50,52とハンドル22とステッチ42,44,46とは、発泡クッションサイドの下方に隠れる。
折曲自在なプレイヤード10は、フレームに接続された可撓性を呈する囲い(enclosure)54を含む。可撓性囲い54は、サイドパネル部56,58,60,62と床部64とを有する。囲いのこれらの部分は、例えば縫合によって1つに接続される。対向するサイドパネル部58,62の各々には、好ましくは、通気を強化したり子供を観察できるように、図3に示すようにネットが設けられている。サイドパネル部56,58,60,62の各々は、レールユニット100Rの各々をカバーし且つサイドパネル部をレールユニットに接続する側方伸長管状スリーブ66,68,70,72を含む。管状スリーブの各々は、好ましくは、図6に示すようにスリーブの内部に包囲されているクッション25を含む。サイドパネル部は、鉛直伸長管状スリーブ74,76,78,80によって一緒に接合され、コーナレッグ272,274,276,278をカバーする。
可撓性囲いの床部64は、ハブレッグ202,204,208,210とサポートレッグ206,212とハブ300との上に立っている。各サポートレッグ206,212は、図4に示すように、ループやストラップ288によって囲いの床部に摺動自在に接続されている。さらに、床部の中心部には、ハブホール(図示せず)が設けられ、このハブホールは、ハブ300のカップ状チャンバ340の位置及びサイズにほぼ相当している。ハンドルユニット400は、ベースユニットのベース402とハブボディ310との間に床部の一部を挟むために、床部の上方から取付けられている。この点について、ネジ500などの従来のファスナの対が使用されて、図11に示すようにベース部材402をカム部材に締結する。
操作する際、図2に示すようにサイドレール100,102の対の各々がV字形状に折畳まれているコンパクトな折曲状態からプレイヤードを組立てるために、図5に示すほぼインライン(in-line)形状へとレール100,102を振り動かすために、中間レール接続部材110の各々が、把持されて上方に引かれる。レール100,102が上方に振り動かされるので、各バネ付ピン部材122,124は、保持部材138のサイドと係合し、ノーズ部が保持部材を通過する(clear)まで、ピン部材をバネ圧に対抗して引込める。この点で、ピン部材は、前方で締って、保持部材の頂端部と係合し、故に、レール100,102をインライン(in-line)形態にラッチする。次に、ハブ300は、下方に押されて、ハブレッグをその水平状態に向けて移動せしめ、コーナレッグが直立する。組立てられたプレイヤードは、図3に示す形状を確立し、コーナレッグは、ハブレッグ及びサイドレールによって離れて広げられる。プレイヤードが組立てられると直ちに、ロック部材がバイアスされるので、ロック部材が自動的に回転して、ブロック部材の各々がハブレッグソケット312,314,318,320に対向して配置されるロッキング状態を確立する。
プレイヤードを折り畳むために、ハンドルが、ベースから回動され、第1軸を中心に回転される。これによって、カム部材は、回転禁止機構のドライバ係合部をロック部材ドライバから解放する。同一の連続回転におけるハンドルのさらなる回転によって、カム部材はロック部材と積極的に係合してドライバを回転させる。ドライバはロック部材に接続されているので、ロック部材も回転されて、ブロック部材をハブレッグソケットから離れるように動かす。ブロック部材がソケットから離れるように回転されると直ちに、図4の想像線で示すようにハブレッグを回動せしめるために、同一のハンドルを使用してハブを上方に引上げることができ、故に、水平共通面上展開状態から下部フレームアセンブリが部分的に折り畳まれる。ハブレッグは、ロック部材がバイアスされたロッキング状態に戻ることを防いでいる。ハブレッグが部分的に折り畳まれると、各サイドレールユニットのレール100,102は、接続部材を把持してラッチ開放部材を上方に押込むことによって、インライン(in-line)形状から解放される。キーカム面156,158は、各ノーズ部の下方端部で、ピン部材122,124のノーズ部分と番になって係合し、故に、ピン部材が、バネ圧に対抗して引込まれて保持部材138の頂部を通過する。これによって、レール100,102はインライン形態から解放され、レールをV字形状に折り畳むために、中央レール部材が下方に押込まれる。サイドレールが折り畳まれると、ハブレッグがほぼ平行となるコンパクトな非共通面状態にハブレッグを完全に折り畳むために、ハブはさらに上方に引き上げられ、コーナレッグの下部は、下部コーナ接続部材にて、互いに内側に引かれる。コーナレッグの上端部は、レールをV字形状に完全に折り畳むために、互いに集められる。このように、コーナレッグは、図3及び図4に示す直立した拡張構成から、図2に示すコンパクトな形態に移動する。いずれの形態においても、コーナレッグは、ほぼ平行のままである。
サイドレールは、誤って折り畳むことができない。何となれば、コーナレッグの下部をハブに向けて内側に引くことによってコーナレッグを部分的に折り畳むために、ハブが最初に上方に引上げられ、さらにラッチ開放部材が操作される場合でのみ、サイドレールは折り畳まれるからである。ハブが上方に引上げられなければ、コーナレッグは拡張形態で直立したままであり、ラッチ開放部材は操作に抵抗し、サイドレールの折り畳みを許容しない。プレイヤードが組立てられた使用状態にあるとき、ハブレッグがハブに対して回動することを防止する手段を設ける必要性が無いと言われている。何となれば、ハブとハブレッグとプレイヤードの可動且つ折曲自在床部材の重量が、ハブレッグを水平共通面上展開状態に維持するからである。しかしながら、本発明のロック部材により、プレイヤードは、常時ロックされた組立状態に位置し、ハブレッグは、ほぼ水平共通面上展開状態にある。これは、特に、起立された幌付揺り籠とともに使用するときなど、床部材が起立されて外されたり、またはプレイヤードの床部分に負荷が印加されないとき、有効である。ハブレッグを折り畳む唯一の方法は、ハンドルを回して回転禁止機構とさらなる回転ロック部材を解除して、ブロック部材をハブレッグソケットから遠ざけるように移動せしめ、ハブを上に引くことである。
本発明を開示したが、当業者においては、本発明の開示の範囲内にあるが特に記載されない多数の実施例及び変形例が存在することを認めることであろう。従って、本発明の範囲内にありここに示された開示から当業者によって得られる好都合な変形例は、本発明のさらなる実施例として含まれるものである。従って、本発明の請求の範囲を、請求の範囲に示すものとして定義する。
Claims (36)
- 鉛直軸を有するハブと、各々がその一端において前記ハブに対して枢動自在に結合した複数のハブレッグと、を有する下部フレームアセンブリと;
複数のサイドレールユニットからなる上部フレームアセンブリと;
前記上部及び下部フレームアセンブリを結合する複数のコーナレッグと;からなる折り畳み自在プレイヤードであって、
前記サイドレールユニットの各々は、一対のレールと、各々の前記一対のレールの各々の一端に枢動自在に結合されている中間レール結合部材と、からなり、前記中間レール結合部材は、前記一対のレールが、イン・ライン形状から略V字形状に折り畳まれることを可能にしており、
少なくとも1つのハブレッグが前記ハブに対して回転することを禁止する可動ロック部材と、
前記ハブの上面側に設けられて、前記可動ロック部材を前記ハブレッグのいずれか1つの端部近傍の位置に移動せしめるハンドルユニットと、を有し、前記ハブレッグは、前記ハブの下方の範囲においてのみ枢動自在であることを特徴とするプレイヤード。 - 請求項1記載の折り畳み自在プレイヤードであって、複数の上部結合部材と、対応する数の下部結合部材と、を更に有し、前記上部結合部材の各々は、前記コーナレッグの1つの上方端部に結合し、前記下部結合部材の各々は、前記コーナレッグの1つの下方端部に結合し、前記レールの端部は、前記上部結合部材に駆動自在に結合し、前記ハブレッグの端部は前記下部結合部材に枢動自在に結合していることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項2記載の折り畳み自在プレイヤードであって、前記下部フレームアセンブリは、前記ハブに枢動自在に結合した一対のスタビライザレッグを更に有し、前記スタビライザレッグは、共通面上展開形状から非共通面上コンパクト平行形状に折り畳まれることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項1記載のプレイヤードであって、前記ハブが前記ハブレッグが枢着したハブボディを含み、前記ロック部材が前記ハブボディに回動自在に結合していることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項4記載のプレイヤードであって、前記ロック部材は、外側に伸長した複数のブロック部材を有し、前記ブロック部材は、前記ハブボディに対して回動自在であり、前記ハブボディに結合したハブレッグの端部に隣接かつ対向する位置に前記ブロック部材を位置決めして前記ハブレッグが前記ハブに対して枢動することを禁止していることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項5記載のプレイヤードであって、前記ハンドルユニットがベース部材と、前記ベース部材に結合した半円形ハンドルと、からなることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項5記載のプレイヤードであって、前記ハブボディが第1のサイドと、前記第1のサイドに対向する第2のサイドと、を有し、前記第2のサイドは前記ハブレッグの端部を受け入れる複数の凹部を有し、前記ハブレッグが、前記ハブから外側に向かって発散している状態の共通面発散状態から前記ハブレッグが平行に配置されるコンパクトな非共通面状態に畳まれるようになっており、前記ハンドルユニットは前記第1のサイドの近傍に配置され、前記ブロック部材は前記第2のサイドの近傍に配置され、前記ブロック部材の各々は前記凹部の1つに対向する位置に位置決めされ得る、ことを特徴とするプレイヤード。
- 請求項7記載のプレイヤードであって、前記ハブ及び前記ハブレッグを支持する前記ロック部材に取り付けられる支持部材を更に有することを特徴とするプレイヤード。
- 請求項7記載のプレイヤードであって、前記ロック部材と前記ハブボディとの間に設けられている弾性部材が前記ブロック部材が前記凹部に対向する位置にあるロック位置に前記ブロック部材をバイアスすることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項9記載のプレイヤードであって、前記ハブボディが前記ハンドルユニットが中を通って前記ロック部材に結合する開口を有していることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項10記載のプレイヤードであって、前記ロック部材が前記ハブボディに対して第1の軸の回りに枢動自在に結合しており、前記ハンドルユニットが、前記ロック部材に結合したベース部材と、前記ベース部材に対して第2の軸の回りに枢動自在に結合したハンドルと、からなり、前記ハンドルの前記第1の軸の回りの回転によって前記ベース部材及び前記ブロック部材を回転させることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項11記載のプレイヤードであって、前記第2の軸は、前記第1の軸に対してほぼ垂直であることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項1記載のプレイヤードであって、前記ハブが前記ハブに結合して回転禁止機構を更に含み、前記ロック部材が前記ハブに回動自在に結合されて、前記回転禁止機構がロック位置と開放位置との間で前記ロック部材が回転することを選択的に禁止することを特徴とするプレイヤード。
- 請求項13記載のプレイヤードであって、前記ベース部材及び前記ロック部材の間に設けられたロック結合機構を更に有し、前記回転禁止機構は前記ロック結合機構に係合し、前記ロック結合機構の回転が前記回転禁止機構を解放して前記ロック部材の回転を許容することを特徴とするプレイヤード。
- 請求項13記載のプレイヤードであって、前記ロック結合機構がロック部材ドライバと、前記ロック部材ドライバに対して、所定角度だけ回転できるように結合したカム部材と、を有し、前記ロック部材ドライバは前記ロック部材に結合し、前記ロック部材ドライバは前記回転禁止機構に係合して前記ロック部材の回転を禁止することを特徴とするプレイヤード。
- 請求項13記載のプレイヤードであって、前記回転禁止機構は、前記ハブに回転自在に結合しかつドライバ係合部と、カム係合部と、前記ドライバ係合部が前記ロック部材ドライバに係合するように前記ドライバ係合部にバイアス力を与えるバイアススプリングと、を有することを特徴とするプレイヤード。
- 請求項16記載のプレイヤードであって、前記カム部材は前記カム係合部に係合して、前記カム部材の前記所定角度の回転によって前記ロック部材ドライバの回転を許容することによって前記ドライバ係合部をして前記ロック部材ドライバから解放させることを特徴とするプレイヤード。
- 請求項17記載のプレイヤードであって、前記ハブが、前記カム部材を前記カム係合部から離れるようにバイアスするバイアススプリングを更に有することを特徴とするプレイヤード。
- プレイヤードの下部フレームアセンブリの複数のハブレッグの各々の端部を結合するハブであって、
鉛直軸を有し前記ハブレッグの端部に枢動自在に結合したハブボディと;
前記ハブボディの上面側に配置され前記鉛直軸の回りに回動自在であるハンドルユニットと;
前記上面の反対側の前記ハブボディの下面に可動に結合して配置されるロック部材と;からなり、
前記ロック部材がロック位置と開放位置との間で前記ハンドルユニットによって前記鉛直軸の回りに回転せしめられ、前記ロック部材は前記ハブレッグの端部の少なくとも1つの近傍に位置し、前記少なくとも1つの端部は、前記ハブボディと前記ロック部材との間に位置して、前記ハブレッグが前記ハブボディに対して枢動しないようになっていることを特徴とするハブ。 - 請求項19記載のハブであって、前記ロック部材は前記ハブボディに回転自在に結合していることを特徴とするハブ。
- 請求項20記載のハブであって、前記ロック部材が、複数の外方に伸長するブロック部材からなり、前記ブロック部材は一斉に前記ハブボディに対して回転出来、前記ハブボディに結合したハブレッグの1つの近傍に各々が位置して、前記ハブレッグが前記ハブボディに対して枢動するのを禁止することを特徴とするハブ。
- 請求項21記載のハブであって、前記ロック部材に取り付けられる支持部材を更に有し、前記ブロック部材と実質的に垂直に伸長することを特徴とするハブ。
- 請求項21記載のハブであって、前記ハンドルユニットがベース部材と前記ベース部材に結合した半円形ハンドルと、からなることを特徴とするハブ。
- 請求項23記載のハブであって、前記ハブボディは上面及び前記上面に対向する下面を含み、前記上面は前記ハブレッグの端部を受け入れる複数の凹部を有し、前記ハブレッグは、前記ハブレッグが前記ハブから発散している状態の共通面発散状態から、前記ハブレッグが平行に位置するコンパクトな非共通面状態に畳まれ得るようになっており、前記ハンドルユニットは前記上面の近傍に位置し、前記ブロック部材は前記下面の近傍に位置し、前記ブロック部材が前記凹部に対向するように位置していることを特徴とするハブ。
- 請求項24記載のハブであって、前記ハブボディに前記ロック部材を結合する弾性部材が前記ブロック部材が前記凹部に対向して位置するの前記ロック位置の前記ブロック部材をバイアスすることを特徴とするハブ。
- 請求項25記載のハブであって、前記ハブボディは前記ハンドルユニットがその中を通ってロック部材に結合する開口を有することを特徴とするハブ。
- 請求項26記載のハブであって、前記ハンドルユニットが前記ロック部材に適切に結合したベース部材と前記ベース部材に枢動自在に結合したハンドルと、を有することを特徴とするハブ。
- 請求項27記載のハブであって、前記ロック部材が第1の軸の回りに枢動自在なように前記ハブボディに結合し、前記ハンドルが、第2の軸の回りに枢動自在なように前記ベース部材に枢着し、前記ハンドルの前記第1の軸の回りの回転によって、前記ベース部材と前記ブロック部材とが前記第1の軸の回りに回転することを特徴とするハブ。
- 請求項28記載のハブであって、前記第2の軸は、前記第1の軸にほぼ垂直であることを特徴とするハブ。
- 請求項19記載のハブであって、前記ハブボディ及び前記ロック部材に結合して、前記ロック部材が前記ロック位置と前記開放位置との間を移動することを選択的に禁止する回転禁止機構を更に有することを特徴とするハブ。
- 請求項30記載のハブであって、前記ロック部材に配置されたロック結合機構を更に有し、前記回転禁止機構が前記ロック結合機構に係合し、前記ロック結合機構の回転が前記回転禁止機構を解放して、前記ロック部材の前記ロック位置と前記開放位置との間の移動を許容するハブ。
- 請求項31記載のハブであって、前記ロック結合機構がロック部材ドライバと、前記ロック部材ドライバに回転自在に結合して前記ロック部材ドライバに対して所定角度だけ回転自在なカム部材と、からなる前記ロック部材ドライバが前記ロック部材に結合し、前記ロック部材ドライバが前記回転禁止機構に係合して前記ロック部材の前記ロック位置と前記開放位置との間の移動を禁止することを特徴とするハブ。
- 請求項32記載のハブであって、前記回転禁止機構が前記ハブボディに回転自在に結合しかつドライバ係合部と、カム係合部と、前記ドライバ係合部をして前記ロック部材ドライバに係合せしめるようにバイアスするバイアススプリングと、からなることを特徴とするハブ。
- 請求項33記載のハブであって、前記カム部材が前記カム係合部に係合し、前記カム部材の前記所定角度の回転によって前記ロック部材ドライバから前記ドライバ係合部が解放されて、前記ロック部材ドライバを回転させることを特徴とするハブ。
- 請求項34記載のハブであって、前記カム部材を前記カム係合部から離れるようにバイアスするバイアススプリングを更に有することを特徴とするハブ。
- 請求項19記載のハブであって、前記ロック部材を前記ハブに適切に結合する弾性部材を更に有して前記ロック位置に向けて前記ロック部材をバイアスすることを特徴とするハブ。
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