JP3679061B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は複数の導線又は光ファイバを平行に並べて被覆を施したいわゆるフラットケーブルに用いられるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフラットケーブル用のコネクタは、ハウジングとケーブル保持部材とを備えている。ハウジングにはフラットケーブルの先端部が挿入される。ケーブル保持部材は、フラットケーブルを保持した状態でハウジングに固定される。
【0003】
一方、フラットケーブル用以外のコネクタの中には、ハウジングに対してケーブル保持部材が回転可能なものがある(例えば、実用新案登録第2512513号公報参照)。ハウジングに挿入されたケーブルの先端部はケーブル保持部材によって保持され、そのケーブル保持部材は転動可能にハウジングに保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
フラットケーブルをその厚さ方向へ曲げることはできるが、その幅方向へ曲げることはできない。上述のように従来のフラットケーブル用のコネクタでは、ケーブル保持部材は単にフラットケーブルを保持し、ハウジングに固定されているので、例えば筐体に固定された相手側コネクタにこのコネクタを嵌合した場合、フラットケーブルを配線できる方向がフラットケーブルの厚さ方向に限られる。
【0005】
一方、上述のフラットケーブル用以外のコネクタでは、ケーブル保持部材が転動可能なので、ケーブルを任意の方向へ配線できる。したがって、このコネクタを単にフラットケーブル用に転用すると、配線作業者はフラットケーブルをその幅方向へ曲げて配線する虞があり、フラットケーブル内の導線又は光ファイバを断線させることがある。
【0006】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はフラットケーブルを任意の方向へ配線でき、しかもフラットケーブルの断線を防止することができるコネクタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため請求項1の発明のコネクタは、フラットケーブルの先端部が挿入されるハウジングと、前記フラットケーブルを保持し、前記ハウジングに装着されるケーブル保持部材とを備えたコネクタにおいて、前記ハウジングに形成された凹面部と、前記ケーブル保持部材に形成され、前記凹面部に摺動可能に嵌合する凸面部と、前記フラットケーブルの幅方向へ延びるケーブル幅方向軸とこの軸と直交してケーブル挿入方向へ延びるケーブル挿入方向軸との2軸周りにだけ回転できるように前記ケーブル保持部材の回転方向を規制する回転規制手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】
上述のようにフラットケーブルの幅方向へ延びるケーブル幅方向軸とこの軸と直交してケーブル挿入方向へ延びるケーブル挿入方向軸との2軸周りにだけ回転できるようにケーブル保持部材の回転方向を規制する回転規制手段を備えているので、フラットケーブルの表面を配線する方向へ向けることができ、その状態でフラットケーブルを厚さ方向へ曲げることができる。
【0009】
また、上述の回転規制手段を備えているので、フラットケーブルの幅方向へのケーブル保持部材の回転は阻止される。
【0010】
請求項2の発明のコネクタは、請求項1の発明のコネクタにおいて、前記回転規制手段が、前記凸面部及び前記凹面部の一方に設けられた突起部と、前記凸面部及び前記凹面部の他方に設けられ、前記突起部と係合する溝とで構成されていることを特徴とする。
上述のように回転規制手段が突起部と溝とで構成されているので、回転規制手段の構成が簡単である。
【0011】
請求項3の発明のコネクタは、請求項2の発明のコネクタにおいて、前記溝が、前記ケーブルの幅方向へ延びる横溝と、前記ケーブル挿入方向へ延び、前記横溝の中央部に通じる縦溝とで構成され、前記突起部が前記溝に移動可能に挿入されていることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明のコネクタは、請求項3の発明のコネクタにおいて、突起部及び溝がそれぞれ1つであることを特徴する。
【0013】
上述のように突起部及び溝がそれぞれ1つであるので、回転規制手段の構成がより簡単である。
【0014】
請求項5の発明のコネクタは、請求項3の発明のコネクタにおいて、前記突起部及び前記溝がそれぞれ2つであり、前記2つの突起部のうち一方の前記突起部が前記横溝内にあるとき他方の前記突起部が前記縦溝から出ていることを特徴とする。
【0015】
上述のように突起部及び溝がそれぞれ2つであるので、突起部と溝との係合状態が確実に維持される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1はこの発明の第1実施形態に係る光コネクタの接続前の状態における図3のII-II 線に沿う断面図、図2は図3のII-II 線に沿う断面図、図3は図2のIII-III 線に沿う断面図、図4はフラットケーブルを厚み方向へ曲げた状態における図2のIII-III 線に沿う断面図、図5は図4のV-V 線に沿う断面図(但し、ケーブル保持部材5は断面で表わされておらず、フラットケーブル5、クランパ17及びブッシング18が省略されている)、図6はフラットケーブルの表面の向きを変えた状態における図4のV-V 線に沿う断面図(但し、ケーブル保持部材5は断面で表わされておらず、フラットケーブル5、クランパ17及びブッシング18が省略されている)、図7は図1に示す光コネクタの一部分を示し、同図(a)は下側ハウジング部材の溝部分の平面図、同図(b)はケーブル保持部材の平面図、同図(c)は下側ハウジング部材の溝部分の底面図である。
【0018】
この光コネクタ1はハウジング3とケーブル保持部材5とプラグ7とを備える。
【0019】
ハウジング3は下側ハウジング部材31と上側ハウジング部材32とからなる。
【0020】
下側ハウジング部材31はケーブル保持部材収容室31aとプラグ配置室31bと嵌合室31cとを有する。ケーブル保持部材収容室31aの一端部には凹面部31dが形成されている。図7(a)中のハッチングの部分が凹面部31dである。凹面部31dには溝31eが形成されている。溝31eは横溝31fと縦31gとからなる(図7参照)。横溝31fは、図1,3に示す状態のフラットケーブル15の幅方向wへ延び、後述する球状部51の中心点を通るケーブル幅方向軸ws(図1参照)に平行に形成されている。縦溝31gはケーブル幅方向軸wsと直交して図1,3に示す状態のフラットケーブル15の挿入方向iへ延びるケーブル挿入方向軸isに平行に形成されている。横溝31fの両端部には突起31h(図5,6,7(c)参照)が形成されている。プラグ配置室31bはプラグ7を挿入方向iへ移動可能に収容する。また、プラグ配置室31bにはコイルスプリング(図示せず)が配置される。このコイルスプリングはプラグ7を相手側光コネクタ21の方へ付勢する。嵌合室31cは相手側コネクタ21の先端部を受け入れる。
【0021】
下側ハウジング部材31の両側部には第1及び第2シャフト保持溝31i,31jが形成されている。第1及び第2シャフト保持溝31i,31jは挿入方向iに沿って延び、シャフト9を移動可能に保持する。このシャフト9の一端部には摘み9aが形成され、他端部には雄ねじ9bが形成されている。第1シャフト保持溝31iと第2シャフト保持溝31jとの間には切欠き31kが形成されている。切欠き31kにはシャフト9に装着されたストッパ11が配置されている。また、下側ハウジング部材31の両側部には下側ハウジング部材31と上側ハウジング部材32とを接合するボルト(図示せず)を挿通するボルト挿通孔31mが複数形成されている。
【0022】
上側ハウジング部材32は下側ハウジング部材31とほぼ同じ構成である。すなわち、上側ハウジング部材32に形成されたケーブル保持部材収容室32a、プラグ配置室32b、嵌合室32c、凹面部32d、溝32e、突起32h、第1シャフト保持溝(図示せず)、第2シャフト保持溝(図示せず)、切欠き(図示せず)及びボルト挿通孔(図示せず)は、下側ハウジング部材31に形成された上述のケーブル保持部材収容室31a、プラグ配置室31b、嵌合室31c、凹面部31d、溝31e、突起31h、第1シャフト保持溝31i、第2シャフト保持溝31j、切欠き31k及びボルト挿通孔31mに、それぞれ対応する。上側ハウジング部材32には誤嵌合防止のために相手側光コネクタ21のハウジング23に形成されたキー23dを受け入れるキー溝32nが形成されている。
【0023】
ケーブル保持部材5は球状部51とクランプ部52と突起部53,54とを有する。
【0024】
球状部51は中空の球状であり、その外表面は凸面部51aとなっている。凸面部51aは下側ハウジング部材31の凹面部31dと上側ハウジング部材32の凹面部32dとに摺動可能に嵌合する。
【0025】
クランプ部52は挿入方向iにおける球状部51の一端部に連設されている。クランプ部52は球状部51の中空部分に案内されたフラットケーブル15をクランプする。クランプ部52にはフラットケーブル15の被覆151を剥ぐことによって露出したテンションメンバ152が折り返されて接着されている。この接着部分にはクランパ17が装着され、更にこのクランパ17をブッシング18が覆っている。これによりフラットケーブル15が引っ張られたときにその力を光コネクタ1内に伝えないようにしてある。
【0026】
突起部53は球状部51の下部に形成されている。突起部53は下側ハウジング部材31の溝31e内に入る。突起部54は球状部51の上部に形成されている。突起部54は上側ハウジング部材32の溝32e内に入る。突起部53と突起部54とを結ぶ仮想直線は球状部51の中心点を通らない。突起部53,54が縦溝31g,32g内にあると、ケーブル保持部材5はケーブル幅方向軸wsを回転軸とする回転しかできない。突起部53,54のうちの一方が横溝31f又は32fに入り、他方が溝31e又は32e内から出ると、ケーブル保持部材5はケーブル挿入方向軸isを回転軸とする回転しかできない。以上の説明から明らかなように、この実施形態では、2つの溝31e,32eと2つの突起部53,54とで、ケーブル幅方向軸wsとケーブル挿入方向軸wsとの2軸周りにだけ回転できるようにケーブル保持部材5の回転方向を規制する回転規制手段が構成されている。
【0027】
プラグ7はプラグフレーム7aを有する。プラグフレーム7aには、フラットケーブル15のテープファイバ153を固定するための凹部7bが形成されている。凹部7bにはテープファイバ153に設けられた位置決め用の突起(図示せず)と嵌合する溝7cが形成されている。また、凹部7bにはテープファイバ153をプラグフレーム7a内に挿通するための孔(図示せず)が形成されている。プラグ7の先端面にはアダプタ13が取り付けられている。
【0028】
相手側光コネクタ21はハウジング23とステー26とプラグ27とを備える。
【0029】
ハウジング23は取付部23aと嵌合部23bとを有する。取付部23aにはボルト挿通孔23cが形成されている。ボルト挿通孔23cは筐体20のボルト挿通孔20aに対応する。取付部23aは嵌合部23bの一端部に連設されている。嵌合部23bはハウジング3の嵌合室31c,32c内に挿入される。
【0030】
ステー26の両端部には雌ねじ26a,26bが形成されている。雌ねじ26bに取付部23a及び筐体20のボルト挿通孔23c,20aを挿通したボルト28の先端部を螺合することにより、ハウジング23及びステー26は筐体20を挟み込むようにして筐体20に固定される。
【0031】
プラグ27は光コネクタ1のプラグ7と同じ構成であり、プラグフレーム27aを有する。プラグフレーム27aには、筐体20内のフラットケーブル(図示せず)のテープファイバを固定するための凹部27bが形成されている。凹部27bにはテープファイバに設けられた位置決め用の突起と嵌合する溝27cが形成されている。プラグ27にはアダプタが装着されていない。
【0032】
次に、この光コネクタ1の動作について説明する。
【0033】
光コネクタ1を相手側光コネクタ21に接続するには、まず、光コネクタ1のハウジング3を相手側光コネクタ21のハウジング23に突き合わせ、ハウジング3の嵌合室31c,32c内にハウジング23の嵌合部23bを挿入する。この状態でシャフト9の雄ねじ9bをステー26の雌ねじ26bに螺合する。すると、プラグ7がアダプタ13を介してプラグ27に突き合わされ、光コネクタ1と相手側光コネクタ21とが図2,3に示す状態になり、光学的に接続される。
【0034】
このとき図3に示すようにフラットケーブル15の表面は上下方向を向いているので、フラットケーブル15を図3の上方又は下方へ配線するには、フラットケーブル15を厚さ方向tに沿って曲げればよい。このときケーブル保持部材5はケーブル幅方向軸ws周りに回転するので、フラットケーブル15の先端部にストレスが殆ど加わらない。
【0035】
一方、図3に示す状態からフラットケーブル15を紙面と直交する方向へ配線するには、まず、図4に示すようにケーブル幅方向軸wsを回転軸にしてケーブル保持部材5のクランプ部52が下がるようにケーブル保持部材5を回転させる。すると、突起部54は横溝32f内に入り、突起部53は縦溝31g(溝31e)から抜け出す。この状態では、突起部54は突起32hに突き当たるまで横溝32f内を自由に移動でき、突起部53は縦溝32gと係合していないので、ケーブル保持部材5はケーブル挿入方向軸isを回転軸として回転できる。したがって、フラットケーブル15の表面を配線する方へ向ければ、フラットケーブル15の動きにともなってケーブル保持部材5が回転する。フラットケーブル15の表面が配線する方へ向いたら、このフラットケーブル15を厚さ方向tへ曲げることにより、フラットケーブル15を任意の方向へ配線することができる。
【0036】
光コネクタ1を相手側光コネクタ21から外すには、まず、シャフト9をステー26から外す。後は、光コネクタ1のハウジング3を相手側光コネクタ21のハウジング23から外せばよい。
【0037】
次に、この実施形態の効果について説明する。
【0038】
光コネクタ1のケーブル保持部材5は突起部53,54と溝31e,32eとによってケーブル幅方向軸wsとケーブル挿入方向軸isとの2軸周りにしか回転できないが、ケーブル挿入方向軸is周りでフラットケーブル15の表面を配線する方へ向け、この状態でフラットケーブル15を厚さ方向tへ曲げれば、フラットケーブル15を任意方向へ配線することができる。したがって、フラットケーブル15の配線箇所がいかなる方向であってもフラットケーブル15が届く範囲内であればフラットケーブル15の終端部分をそこに持ってきて配線できる。
【0039】
また、フラットケーブル15の幅方向wへのケーブル保持部材5の回転は阻止されるので、フラットケーブル15をその幅方向wへ曲げようとしても上手く曲がらず、誤ったフラットケーブル15の使い方を防止することができ、これによりフラットケーブル15の断線を防止することができる。
【0040】
図8はこの発明の第2実施形態に係る光コネクタの接続状態であってフラットケーブルが曲がっていない状態の縦断面図、図9は図8に示す光コネクタであってフラットケーブルが曲がっている状態の縦断面図である。
【0041】
前述の第1実施形態ではケーブル保持部材5に2つの突起部53,54が設けられているが、この実施形態ではケーブル保持部材205に1つの突起部254しか設けられていない。また、ケーブル保持部材205の下側には突起部が無いので、下側ハウジング部材231の凹面部231dには溝が形成されていない。
【0042】
第2実施形態によれば、回転制御手段の構成が簡単であるので、ケーブル保持部材205及び下側ハウジング部材231の加工が容易になり、製造コストを低減することができる。
【0043】
なお、第1実施形態では突起部53,54と溝31e,32eとがそれぞれ2つであり、第2実施形態では突起部254と溝232eとがそれぞれ1つであるが、突起部及び溝の数は1又は2に限定されない。
【0044】
また、第1及び第2実施形態では、ケーブル保持部材5,205に突起部53,54,254が設けられ、ハウジング3,203に溝31e,32e,232eが設けられているが、突起部をハウジング3,203に設け、溝をケーブル保持部材5,205に設けてもよい。
【0045】
また、第1及び第2実施形態では、回転規制手段が突起部53,54,254と溝31e,32e,232eとで構成されているが、回転規制手段はこれに限られず、回転規制手段としてはケーブル幅方向軸wsとケーブル挿入方向軸isとの2軸周りにだけ回転できるようにケーブル保持部材5,205の回転方向を規制できるものであればよい。
【0046】
また、第1及び第2実施形態は光コネクタであるが、この発明を電気コネクタに適用することもできる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明のコネクタによれば、フラットケーブルの表面を配線する方向へ向け、この状態でフラットケーブルを厚さ方向へ曲げることにより、フラットケーブルを任意の方向へ配線することができる。
【0048】
また、フラットケーブルの幅方向へのケーブル保持部材の回転は阻止されるので、誤ったフラットケーブルの使い方を防止することができ、これによりフラットケーブルの断線を防止することができる。
【0049】
請求項2の発明のコネクタによれば、回転規制手段の構成が簡単であるので、ケーブル保持部材及びハウジングの加工が容易になり、製造コストを低減することができる。
【0050】
請求項3の発明のコネクタによれば、回転規制手段の構成がより簡単であるので、製造コスをより低減することができる。
【0051】
請求項4の発明のコネクタによれば、突起部と溝との係合状態が確実に維持され、ケーブル保持部材の安定した動きを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る光コネクタの接続前の状態における図3のII-II 線に沿う断面図である。
【図2】図2は図3のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】図3は図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図4はフラットケーブルを厚み方向へ曲げた状態における図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図5】図5は図4のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】図6はフラットケーブルの表面の向きを変えた状態における図4のV-V 線に沿う断面図である。
【図7】図7は図1に示す光コネクタの一部分を示し、同図(a)は下側ハウジング部材の溝部分の平面図、同図(b)はケーブル保持部材の平面図、同図(c)は下側ハウジング部材の溝部分の底面図である。
【図8】図8はこの発明の第2実施形態に係る光コネクタの接続状態であってフラットケーブルが真っ直ぐな状態の縦断面図である。
【図9】図9は図8に示す光コネクタであってフラットケーブルが曲げられた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1,201 光コネクタ
3 ハウジング
5,205 ケーブル保持部材
15 フラットケーブル
31d,231d 凹面部
31e 溝
32d 凹面部
32e 溝
51a 凸面部
53 突起部
54,254 突起部
ws ケーブル幅方向軸
is ケーブル挿入方向軸
Claims (5)
- フラットケーブルの先端部が挿入されるハウジングと、
前記フラットケーブルを保持し、前記ハウジングに装着されるケーブル保持部材とを備えたコネクタにおいて、
前記ハウジングに形成された凹面部と、
前記ケーブル保持部材に形成され、前記凹面部に摺動可能に嵌合する凸面部と、
前記フラットケーブルの幅方向へ延びるケーブル幅方向軸とこの軸と直交してケーブル挿入方向へ延びるケーブル挿入方向軸との2軸周りにだけ回転できるように前記ケーブル保持部材の回転方向を規制する回転規制手段と
を備えていることを特徴とするコネクタ。 - 前記回転規制手段が、前記凸面部及び前記凹面部の一方に設けられた突起部と、前記凸面部及び前記凹面部の他方に設けられ、前記突起部と係合する溝とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記溝が、前記ケーブルの幅方向へ延びる横溝と、前記ケーブル挿入方向へ延び、前記横溝の中央部に通じる縦溝とで構成され、
前記突起部が前記溝に移動可能に挿入されている
ことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。 - 前記突起部及び前記溝がそれぞれ1つであることを特徴する請求項3記載のコネクタ。
- 前記突起部及び前記溝がそれぞれ2つであり、前記2つの突起部のうち一方の前記突起部が前記横溝内にあるとき他方の前記突起部が前記縦溝から出ていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
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