JP3678391B2 - ダンス教習装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶等の表示装置を備える携帯型のダンス教習装置に関し、特にダンスのステップ毎の足形などを表示装置の画面に自動的に順次に表示し、携帯して画面を見ながらダンスの教習をできるようにする装置の提供にある。
【0002】
【従来の技術】
従来からダンス教則本でダンスを自習し、又は該教則本を示しながら教師が生徒にダンスを指導することが広く行われていた。ダンス教則本では、多くのページを割いてフィガーの足形の例が図示されている。フィガーとは、一定のまとまったステップの組み合わせのことであり、あるダンス教則本には、フィガーを「2歩以上のムーブメントを合理的に接続して一定の形となったものをいう。」と定義している。ここで、ステップとは1歩の足の動きのことである。
【0003】
ダンスにはブルース、タンゴ、ワルツ等の種類がある。また、ある種類のダンスにも全体を見るといろいろの動きがあるが、全体の動きは複数のフィガーの組み合わせからなっている。その全体の動き、例えばダンスのフロアーを一回りする動き、をルーティーンと称する。ルーティーンは複数のフィガーの連続した組み合わせで構成される。
【0004】
良く知られたブルースのルーティーンの一例を図9に示している。本図のスタート位置から順に、クォーター・ターンズ、クォーター・ターンズ、サイド・シャッセ・ツウ・ライト、クォーター・ターンズ、チェックバック、クォーター・ターンズ、ナチュラル・ターン前半、ピボット・ターン、クォーター・ターン・ツウ・レフト、クォーター・ターンズ、ナチュラル・ターン、クォーター・ターンズ、クォーター・ターンズ、チェックバックと14個のフィガーを接続してブルースの1つのルーティーンがなっている。
【0005】
ルーティーンは、図9に示すように、1組の男女カップルの中心位置の移動軌跡で通常は表示される。図において、L.O.D はライン・オブ・ダンスの略称であり、カップルが踊り進む舞踏方向線のことである。L.O.D はダンス場(通称に従い、以下ではフロアーと称する。)を反時計方向を向き、矩形のフロアーでは、フロアーの角などで方向を転換する。フロアーが円形であればL.O.D も通常は円形となる。図9において、黒まる●はフィガーの接続点を表している。
【0006】
これらのフィガーの選択は、ダンス場の形や、ダンス音楽のテンポ、プレイヤー(ダンスを行う人)の技能レベル、或は好み等に応じて任意になされるが、あるフィガーに続くフィガーとしては適したものと、不適なものとがある。その選択によってダンスがリズミカルであったり、ぎこちなかったりする。どのようなフィガーを選択して1つのルーティーンを組み立て、ダンスを楽しく美しくするかは、プレイヤーの技能レベルに依存する。
【0007】
フィガーは、従来の教則本では、図10に例示する如くに図示されていた。本図のAAはブルースにおけるフィガーの1つであるサイド・シャッセ・トウ・ライトの足形を示す。男子足形にはF8,F9,F10,F11,F12,F13,F14なる符号を付し、ステップの移動方向を矢印で示し、これらステップの移動順序を丸付き数字1.,2.,3.,4.,5.で示している。女子の足形も同様に表示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示したフィガーの足形の例で明らかなように、従来のフィガーの図示方法では多数の足形を同じ色、同じ形態で1枚の紙に表示し、それら足形を順序に従って踏んで行けるようにステップ毎の足の移動方向を矢印で示し、足の移動順序を数字で表示しており、それら足形、矢印、数字などが1枚の紙面上で大変に入り組んでいる。このフィガー足形図に従ってステップを順序通りに踏んで行くには、それら多数の足形、矢印、数字のうちからその時に必要な表記だけに注目し、すなわち多数の表記の内からその時点で必要な表記を選択するという作業を、視覚に頼って連続的に行うことが求められる。
【0009】
ところが、このような集中力を継続して維持するのは極めて困難である。ダンス教則本を購入した当初に暫くは試みて見ても、大抵は諦めてしまい、ダンスを習熟し、ダンスを楽しむまでには至らない。従来のダンス教則本は、ダンス教師についてダンスを練習するときに極く補助的な参考資料として使われる教材に過ぎなかった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、ダンスの練習をするにあたって、フィガーの足形等の教習情報を練習者に分かり易く表示でき、また練習者の習熟度や好みに応じて必要な教習情報を選択できるダンス教習装置の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために本発明は次の手段を提供する。
【0012】
(1)マイクロプロセッサー及びこのマイクロプロセッサーにデータの入出力をするメモリを有してなり、ダンス教習の進行を制御する進行制御部と、
液晶表示装置などでなり、該進行制御部から供給される足形などのデータを画面に表示する表示部と、
前記画面に表示されるアイコンやボタンやリストなどの選択スイッチを生成する手段、該選択スイッチに指示を与えるポインタを生成する手段、並びに該ポインタの移動命令および前記指示を手動で受け付けるポインティングデバイスでなる手動命令画面入力手段、又はミニチュアスイッチ等のハードウエア・スイッチでなり、手動で入力されるダンス教習の態様を受け付けるモード設定部と、
半導体メモリ等でなり、ダンスの足形やフィガーの如くダンスの教習のために前記画面に表示させるデータ、又は該画面に表示するデータを作成するために前記進行制御部で利用されるデータを予め記憶しておくダンスデータ記憶部と
を備え、
前記進行制御部は、前記モード設定部に設定されたダンス教習の態様に応じてダンスデータを前記ダンスデータ記憶部から読み出し、該ダンスデータ記憶部から読み出した前記ダンスデータ、又は該ダンスデータ記憶部から読み出した該ダンスデータを利用して前記モード設定部で設定されたダンス教習の態様に従って作成したデータを前記表示部へ供給する
ダンス教習装置において、
前記表示装置の画面の1つの方向、例えば画面が方形であるときにおける該画面の上側の縁の向き、が磁北などの水平面内の所定方向に対しなす方向を検知するレーザジャイロ等のジャイロを備え、
前記モード設定部は、ダンスの種目の選択をする種目選択手段及び該ダンスの種目に応じたフィガーの選択をするフィガー選択手段を備え、
前記ダンスデータ記憶部は、前記足形を記憶する足形記憶部及び前記フィガーを記憶するフィガー記憶部を備え、
前記足形記憶部には、ヒール、ボール、トウ及びフラットの足形パターンを左右の足それぞれについて記憶しており、
前記フィガー記憶部は、前記ダンスの種目ごとに、1つ又は複数のフィガーを該フィガーの足形情報として記憶しており、
前記足形情報には、該フィガーにおけるステップごとの足の中心位置、該足の中心位置ごとのL.O.D に対する足の向き、ヒール、ボール、トウ又はフラットの区別が含まれており、
前記進行制御部は、前記フィガー選択手段で選択されたフィガーの足形情報を前記フィガー記憶部から読み出し、該足形情報における各ステップごとの前記足のヒール、ボール、トウ又はフラットの区別に応じてヒール、ボール、トウ又はフラットの足形パターンを前記足形記憶部から読み出し、さらに該足形情報における各ステップ毎の前記足の中心位置に、かつ該足の向きに応じて該足形パターンを配置することにより、ヒール、ボール、トウ及びフラットのうちのいずれか1つの足形パターン並びに該足の中心位置及び該足の向きで規定される足形データを各ステップ毎に生成し、前記表示部に供給するとともに、また前記ジャイロで検知した前記方向に基づき前記足形データにおける足の向きを調整し、前記所定方向に対する前記L.O.D.の向きを一定に保持するようにした方向調整足形データを生成し、該方向調整足形データを該表示部に供給する
ことを特徴とするダンス教習装置。
【0013】
(2)前記モード設定部は、前記表示部に表示するデータとして、男性用若しくは女性用の内の一方のみの表示を選択する男女選択手段を備え、
前記ダンスデータ記憶部は、前記ダンスデータとして男性用及び女性用を記憶している
ことを特徴とする前記(1)に記載のダンス教習装置。
【0014】
(3)前記男女選択手段は、前記表示部に表示するデータとして、男性用若しくは女性用の内の一方のみを表示する選択肢に加えて、男性用及び女性用の双方を表示する選択肢を備えることを特徴とする前記(2)に記載のダンス教習装置。
【0015】
(4)前記モード設定部は、前記ダンスの種目に応じたルーティーンの選択をするルーティーン選択手段を備え、
前記ダンスデータ記憶部は、ダンスプレーヤーの軌跡の形で前記ルーティーンを記憶するルーティーン記憶部を備え、
前記ルーティーン記憶部は、前記各ダンス種目につき少なくとも1つのルーティーンを記憶し、
前記進行制御部は、前記ルーティーン選択手段で選択されたルーティーンを前記ルーティーン記憶部から選択し、前記表示部へ送る
ことを特徴とする前記(1)乃至(3)に記載のダンス教習装置。
【0016】
(5)前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から読み出した1つのフィガーが終了した時には、該終了したフィガーを終了フィガーと称することにすると、該終了フィガーに続いてプレイできる1つのフィガーを次回プレイ候補フィガーとして前記フィガー記憶部から読み出し、該読み出した次回プレイ候補フィガーを前記表示部に表示し、該表示部に表示した次回プレイ候補フィガーが前記フィガー選択手段で選択されたときは該選択された次回プレイ候補フィガーの足形情報に基づく前記足形データを前記表示部に出力するとともに、
前記進行制御部は、前記次回プレイ候補フィガーが前記フィガー選択手段で選択されなかったときは、前記終了フィガーに続いてプレイ可能な別なフィガーを新たな次回プレイ候補フィガーとして前記フィガー記憶部から読み出し、該新たな次回プレイ候補フィガーを前記表示部に表示する
ことを特徴とする前記(1)乃至(4)に記載のダンス教習装置。
【0017】
(6)前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの撮影により得た静止画像を記憶する静止画像記憶部又は該プレイヤーの撮影により得た動画像を記憶する動画像記憶部の内の少なくとも一方の画像記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記画像記憶部から前記画像を読み出し、前記表示部へ出力する
ことを特徴とする前記(1)乃至(5)に記載のダンス教習装置。
【0018】
(7)前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの体が向くべき方向をボディー方向として記憶するボディー方向記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記ボディー方向記憶部から前記ボディー方向を読み出し、前記表示部へ出力する
ことを特徴とする前記(1)乃至(6)に記載のダンス教習装置。
【0019】
(8)前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの頭が位置するべき場所を前記ボディー方向との関係において記憶する頭位置記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィ
ガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記頭位置記憶部から前記頭位置を読み出し、前記表示部へ出力する
ことを特徴とする前記(7)に記載のダンス教習装置。
【0020】
(9)前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの顔が向くべき方向を前記頭位置との関係において記憶する顔の向き記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記顔の向き記憶部から前記顔の向きを読み出し、前記表示部へ出力する
ことを特徴とする前記(8)に記載のダンス教習装置。
【0021】
(10)前記進行制御部から出力される音声信号を受け、音声を出力する音声出力部を備え、
前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーに与えることにより該プレイヤーのダンスの教習能率を向上する解説や注釈を、前記フィガー記憶部に記憶しているフィガーに対応させて記憶しておく解説・注釈記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記解説・注釈記憶部から前記解説や注釈を読み出し、該解説や注釈を表す音声信号を前記音声出力部へ出力する
ことを特徴とする前記(1)乃至(9)に記載のダンス教習装置。
【0022】
(11)使用者の指示に応じ任意の時にデータを読み出せるユーザーデータ記憶部を備え、
前記進行制御部は、前記フィガー選択手段で前記終了フィガーに続いて選択されたフィガーを次回選択フィガーと称すると、前記終了フィガーと該次回選択フィガーとを少なくとも前記ユーザーデータ記憶部へ自動的に記憶させ、前記指示に応じ任意の時に該ユーザーデータ記憶部から読み出された前記終了フィガーと次回選択フィガーとを連続して読み出し、前記表示部へ出力する
ことを特徴とする前記(5)又は(10)に記載のダンス教習装置。
【0023】
(12)ステップの進むべき速度に対応するテンポを手動で受け付けるテンポ設定部を備え、
前記モード設定部は、前記テンポに対応する速度で、前記ステップ毎の足形データを自動的に生成し、出力するべき自動モードと、手動で指示される都度に前記ステップ毎の足形データを生成し、出力するべき手動モードとのいずれか一方を選択する自動ステップ選択手段を有し、
前記進行制御部は、前記自動ステップ選択手段で前記自動モードが選択されているときは、前記テンポに対応する速度で、前記ステップ毎の足形データを自動的に生成し、出力するとともに、前記自動ステップ選択手段で前記手動モードが選択されているときは、手動で指示される都度に前記ステップ毎の足形データを生成し、出力する
ことを特徴とする前記(1)乃至(11)に記載のダンス教習装置。
【0024】
【実施の形態】
次に本発明の実施の形態を挙げ、本発明を一層詳しく説明する。
【0025】
図1は本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図であり、図3から図8は図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形の例を示す図である。また、図13は、図1の実施の形態における進行制御部1で行われる処理の流れを示す図である。
【0026】
図1のダンス教習装置は、進行制御部1、モード設定部2、テンポ設定部3、ダンスデータ記憶部4、ユーザーデータ記憶部5、表示部6および音声出力部7でなっている。そのダンスデータ記憶部4は、足形記憶部M1、フィガー記憶部M2、ルーティーン記憶部M3、静止画記憶部M4および動画記憶部M5でなっている。
【0027】
進行制御部1は、マイクロプロセッサー及び半導体メモリを有してなり、ダンス教習の進行を制御する。この半導体メモリは、RAM及びROMでなり、マイクロプロセッサーに入出力するデータを記憶する内部記憶装置である。表示部6は、液晶表示装置でなり、進行制御部1から供給される足形などのデータを画面に表示する。
【0028】
モード設定部2は、トラック・パッドやトラッキング・ボール等のポインティング・デバイス及び半導体メモリを有してなり、半導体メモリにアイコンやボタンやリストでなる選択スイッチを記憶しており、この選択スイッチを表示部6へ送り、表示部6の画面にその選択スイッチを表示する。この実施の形態では、ポインティングデバイスとしてトラック・パッドを用いている。モード設定部2では、そのトラック・パッドを操作し、表示部6の画面に表示されたポインタで、その画面に表示された選択スイッチの選択肢を指示(クリック)することにより、ダンス教習の態様が受け付けられる。なお、モード設定部2は、一種のスイッチであるから、ミニチュアスイッチ等のハードウエア製のスイッチでも実現できる。
【0029】
ダンスデータ記憶部4は、半導体メモリでなり、ダンスの足形やフィガーの如くダンスの教習のために表示部6の画面に表示させるデータ、又は該画面に表示するデータを作成するために進行制御部1で利用されるデータを予め記憶している。図1の装置のハードウエアは、ノートブック形のパーソナルコンピュータで実現されている。
【0030】
進行制御部1は、モード設定部2に設定されたダンス教習の態様に応じてダンスデータをダンスデータ記憶部4から読み出し、該ダンスデータ記憶部4から読み出した前記ダンスデータを表示部6へ供給する。また、進行制御部1は、ダンスデータ記憶部4から読み出した該ダンスデータを利用して、モード設定部2で設定されたダンス教習の態様に従ってダンスデータを作成することもあり、このダンスデータも表示部6へ供給する。
【0031】
モード設定部2は、練習しようとするダンスの種目は何であるかを名称で選択するダンス種目選択スイッチa、表示部6に表示させるのがフィガーか或はルーティーンかどちらであるかを選択するフィガー/ルーティーン選択スイッチb、複数のフィガーの内のどのフィガーを表示させるのかを選択するフィガー選択スイッチc、複数のルーティーンの内のどのルーティーンを表示させるのかを選択するルーティーン選択スイッチd、表示した足形をテンポ設定部3で設定されたテンポで自動的にステップさせるのか或は手動で指示する都度にステップさせるのかを選択する自動ステップの有/無選択スイッチe、表示させる足形が男性用か、女性用か或は男女両方用かを選択する男性/女性/男性&女性選択スイッチf、本装置のユーザー(即ちプレイヤー)が選択したデータをユーザーデータ記憶部5へ記憶するか否かを選択するユーザーデータ記憶の有/無選択スイッチg、踊りを表示させるか否かを選択する踊りの有/無選択スイッチh、表示させる踊りの画像は静止画であるのか或は動画であるのかを選択する静止画/動画選択スイッチi、オプショナル・ルーティーン選択スイッチn、この実施の形態の機能をスタートさせる開始スイッチp、この実施の形態の機能を終了させる終了スイッチqを有する。
【0032】
いま、モード設定部2において、ダンス種目選択スイッチaでブルースを、フィガー/ルーティーン選択スイッチbでフィガーを、フィガー選択スイッチcでクォーター・ターンズを、自動ステップの有/無スイッチeで有を、男性/女性/男性&女性スイッチfで男性&女性を、踊りの有/無スイッチhで無をそれぞれ選択したときに、表示部6の画面に順次に表示される足形を図3から図8に示す。
【0033】
図3から図8において、符号Fを付した足形は男性を、符号fを付した足形は女性をそれぞれ示す。F,fに付した数字1,2,3,4・・・・・・はステップの順番を示す。ただし、これら符号F1,F2,F3,・・・・・やf1,f2,f3,・・・・・は表示部6の画面に実際に表示されるのではなく、表示部6の画面に表示される足形の順番や男女の足形の別の理解を容易にするために記しているに過ぎない。男子足形において黒く塗りつぶした領域がフロアーに接する部分を示し、女子足形において横の実線のハッチングを付した領域がフロアーに接する部分を示す。L.O.D は画面の上縁に平行である。
【0034】
図3から図8に符号AからXで示す各図がそれぞれ画面の足形表示領域に表示される画像である。画面の左側の狭い領域には、マイクロソフト社製のオペレーティング・システムにおけるタイトル・バーやツール・バーに相当するアイコンやボタンでなる選択スイッチが常時表示されているが、画面の主要領域は足形表示領域である。
【0035】
ブルースのクォーター・ターンズのフィガーは、図3Aの足形表示からスタートする。いま男子の足形に注目すると、図3A(スタート時)では左右の足が全面でフロアーに接している。次に、図3Bのステップでは、左足が前に出る。この時、F1はヒールを浮かせ、F2はヒールを着地している。図3Cのステップでは、F1はトウだけを着地させ、F2はボールを着地させている。図3Dのステップでは、左足だけがフラットで着地しており、右足はどこでもフロアーに触れていない。図4Eのステップでは、F2はヒールを浮かせ、F3はヒールで着地している。なお、ヒール、ボール、トウは、体重が掛かる足裏領域を示すのであって、必ずしもフロアーに接する足裏領域を示すのではない。例えば、図3Cのステップでは、F2はボールをフロアーに着地させているように図示してあるが、実際はF2ではボールだけでなくトウもフロアーに接触している。だだし、このとき、F2のトウには体重は掛かっていない。
【0036】
図4EにはF1からF3へ移動する右足の経路を矢印で示しているが、実際の画面では移動経路を示す矢印は表示しない。矢印の表記がなくても足の移動が分かるから、画面表示の複雑化を避けるために矢印を省略した。勿論、移動経路を図示の如くに矢印を表示しても差し支えない。自動ステップの有/無選択スイッチeが自動に設定されているとき、図3Aから図8Xの画面は、テンポ設定部3から送られるテンポ信号で定まる速度で自動的に順次に表示される。即ち、フィガーのステップは、図3Aから図8Xの画面に順に示す足形で自動的に進行する。図3A〜図4Eのステップを連続して観察しているプレイヤーは、矢印がなくても右足がどのような経路で移動するかは、動画を見ているときのように直感的に理解できる。符号F1,F2,F3,・・・・・やf1,f2,f3,・・・・・の表記を省略するのも同様に画面表示の複雑化を避けるためである。
【0037】
前述のとおり、自動ステップの有/無選択スイッチeを自動に設定することにより、テンポ設定部3から送られるテンポ信号で定まる速度で、図3Aから図8Xの足形を自動的に順次に画面に表示させることができる。
【0038】
足形記憶部M1は、ヒール、ボール、トウ及びフラットの足形パターンを左右の足それぞれについて記憶している。フィガー記憶部M2は、ダンスの種目ごとに、1つ又は複数のフィガーを該フィガーの足形情報として記憶しており、例えばフィガーの足形情報としてはブルースのクォーター・ターンズの足形情報がある。この足形情報には、該フィガーにおけるステップごとの足の中心位置、該足の中心位置ごとのL.O.D に対する足の向き、ヒール、ボール、トウ又はフラットの区別が含まれる。
【0039】
進行制御部1は、フィガー選択スイッチcで選択されたフィガーの足形情報をフィガー記憶部M2から読み出し、該足形情報における各ステップごとの足のヒール、ボール、トウ又はフラットの区別に応じてヒール、ボール、トウ又はフラットの足形パターンを足形記憶部M1から読み出し、さらに該足形情報における各ステップ毎の足の中心位置に、かつ該足の向きに応じて該足形パターンを配置することにより、ヒール、ボール、トウ及びフラットのうちのいずれか1つの足形パターン並びに該足の中心位置及び該足の向きで規定される足形データを各ステップ毎に生成し、表示部6に供給する。
【0040】
図3A〜図8Xの各画面に表示して足形図では、現在の足形を実線で表示し、後続ステップのの足形および過去のステップの足形は破線で示した。この表示の区別は、実線と破線に代えて、例えば色彩を替えて表示しても差し支えない。L.O.D は画面に表示しても、或は画面の上縁がL.O.D である旨をマニュアル等に表記しておくだけでも差し支えない。
【0041】
図4〜図8に示したように、本実施の形態の装置は、ステップ毎に、しかもヒール、ボール、トウ及びフラットの区別をして、表示部6の画面に足形を表示することができる。そこで、本装置を携帯するプレイヤー(練習者)は、表示部6の画面を見ながらフィガーの足形を極めて容易に視認し、理解できる。足形の練習において、ステップするテンポもテンポ設定部3で設定された通りに進行するから、習熟度に応じて任意に選択できる。全くの初心者であれば、自動ステップの有/無選択スイッチで無を選択し、テンポ設定部3に設けてある手動ステップボタンを押下する度に図3A〜図8Xの各足形図を表示部6の画面に順に表示させ、確実にステップ毎の足形を学ぶことができる。
【0042】
図3A〜図8Xに示す23個の足形図は、本実施の形態の装置において図13の流れ図に記載した処理をすることにより、表示部6の画面に表示される。
【0043】
処理P1では、表示部6の画面にダンス種目選択スイッチaとしての複数のアイコンを表示する。各アイコンはダンスの種目に対応しており、アイコンの下側にダンスの種目が文字で表示してある。このとき、プレイヤーが、モード設定部2におけるトラック・パッドの操作で画面上のポインタを移動し、練習しようとするダンス種目に対応するアイコンをそのポインタで指定(クリック)すると、処理P2でそのアイコンに対応するダンスの種目が画面に表示される。
【0044】
処理P3でYはフィガー/ルーティーン選択スイッチbでフィガーが選択されたことを意味する。このとき、処理P4で、フィガー選択スイッチcとしてのフィガーのリストが画面に表示される。このリストを画面で見たプレイヤーは、トラック・パッドを操作し、練習しようとするフィガーを指定する。すると、処理P5で、指定したフィガーの足形を画面に表示する。
【0045】
ここで、プレイヤーが自動ステップの有/無選択スイッチを操作し、有を押すと、処理P11で、フィガーのテンポを進行制御部1で設定し、進行制御部1は、処理P12で、内蔵のタイマーのクロック周波数をそのテンポに対応した値に設定する。
【0046】
男性/女性/男性&女性選択スイッチfで男性&女性を選択すれば、処理P13でYの経路へ進み、処理P14で、以上の処理においてモード設定部2の選択スイッチで選択したところに応じた画像が画面に表示される。いま、処理P1で選択したルーティーンがブルースであり、処理P4で選択したフィガーがクォーター・ターンズであれば、画面に表示される足形図は図3Aの図である。そして、処理P8における自動ステップの有/無選択スイッチで有を選択しておれば、画面には図3A〜図8Xまでの23個の足形図が一定のテンポで自動的に切り替えられ、次々と表示される。その一定のテンポはテンポ設定部3で設定されたものである。
【0047】
処理P15では処理P3を再度確認しており、ルーティーンを選択しておれば処理P31へ進み この処理手順の終わりとなる。処理P16では処理P8を再確認しており、自動ステップでなければ、処理P24,P25へ進み、テンポ設定部3の進行ボタンをプレイヤーが押下する都度に画面には図3A〜図8Xまでの足形図が順次に切り替えられ、次々と表示される。
【0048】
処理P17では、ユーザーデータ記憶の有/無選択スイッチgで有であれば、処理P18へ進む。処理P18では、以上の処理でモード設定部2の選択スイッチにより選択した設定履歴をフィガー履歴データとしてユーザーデータ記憶部5の内のフィガー・グループ領域へ記憶する。フィガー履歴データには、処理P4で選択したフィガーの種類、処理P14で表示部6へ出力した足形データが含まれる。
【0049】
処理P19では、踊りの有/無選択スイッチhで有が選択されておれば処理P20へ進む。処理P20では、処理P5で選択されたフィガーを表す静止画または動画が静止画記憶部M4または動画記憶部M5から読み出され、画面へ表示される。表示される画像が静止画であるか又は動画であるかは、静止画/動画選択スイッチiの設定による。進行制御部1は、表示するべき画像を足形図の進行に合わせて、静止画記憶部M4又は動画記憶部M5から読み出し、足形図に重ねた画像を生成し、即ち足形図と静止画又は動画とをスーパーインポーズした画像を生成し、表示部6へ送る。静止画または動画は、人が実際に踊る様子を撮影して得た画像でもよく、またアニメーション画像でもよい。
【0050】
処理P21では、クォーター・ターンズのフィガーの足形図が図8Xまで進んだとき、進行制御部1は表示画像をその図8Xの画像のまま停止し、プレイヤーが再びフィガー選択スイッチcを選択したときは処理P4へ戻り、終了選択スイッチqを選択したときは、処理P29へ進み、処理P18でユーザーデータ記憶部5のフィガー・グループ領域へ記憶しておいたフィガー履歴データをユーザーデータ記憶部5の内のルーティーン・グループ領域へ格納する。
【0051】
処理P21でフィガー選択スイッチcが再び選択されたときは処理P4へ戻るが、このときに処理P4で表示されるフィガーのリストはその前に処理P14で表示されたフィガーに接続するのに適したフィガーであり、接続に不適なフィガーは表示リストから除かれる。いま、前の処理P14で表示されたフィガーがクォーター・ターンズであるから、次に接続するのに適したフィガーの例としては、図10のAAに図示するサイド・シャッセ・トウ・ライト又はABに示すナチュラル・ターンがある。ただし、図10は従来のダンス教則本に記載された足形図の例を示すものであり、本実施の形態で表示する足形図は既に説明した図3〜図8のような簡明な図である。このように、本実施の形態では、適切なフィガーの候補が自動的に表示されるから、初心者の練習において強いる精神的負担を大きく軽減でき、ひいては初心者が楽しみながらダンスの練習をするのを助けることができる。
【0052】
ユーザーデータ記憶部5のルーティーン・グループ領域へ格納されるデータは、処理P4で選択されたフィガーであるが、処理P4〜処理P21までの一回りで1つのフィガーが選択され、次の処理P4〜処理P21までの一回りで又フィガーが選択されるので、これらフィガーのデータを連続したデータ、即ちルーティーン・データであるとも言える。そして、このルーティーン・グループ領域へ格納されたルーティーン・データはプレイヤー固有のルーティーン・データであり、静止画記憶部M4に記憶して有る既設のルーティーン・データと同様に、任意のときに読み出して、表示部6へ表示することにより、プレイヤー固有のルーティーンを練習でき、プレイヤーのダンス技能向上に最も効率のよい手順で練習を繰り返すことが容易にできる。適切なフィガーを組み合わせてルーティーンを構成することは、相当な熟練者でも容易ではないが、この実施の形態によれば、好ましいルーティーンがフィガーの練習を通じて自ずから組み立てられる。
【0053】
処理P30では、ユーザーデータ記憶部5のフィガー・グループ領域のメモリをクリヤーし、次の練習で選択するフィガー履歴データを記憶できるように準備しておく。
【0054】
前述の処理P3でNの経路へ進むときは、フィガー/ルーティーン選択スイッチbでルーティーンが選択されたことを意味する。ルーティーン記憶部M3は、ダンスプレーヤーの軌跡の形で、各ダンス種目につき少なくとも1つのルーティーンを記憶している。フィガー/ルーティーン選択スイッチbでルーティーンが選択されると、処理P3でNの経路へ進み、ルーティーン記憶部M3からルーティーンのリストが読み出され、処理P22でルーティーン選択スイッチdにより所要のルーティーンを選択すると、例えば図9に示すルーティーンがルーティーン記憶部M3から読み出され、表示部6の画面に表示される。
【0055】
また、処理P22で、ルーティーン選択スイッチdに代えてオプショナル・ルーティーン選択スイッチnが選択されると、処理P23で、ユーザーデータ記憶部5のルーティーン・グループ領域へ格納したルーティーン・データが読み出され、以後ルーティーン記憶部M3から読み出した既設のルーティーン・データと同様に処理され、画面に表示される。
【0056】
図13の流れ図における処理P13でNを選択したことは、男性/女性/男性&女性選択スイッチfで男性/女性のいずれかを選択したことを意味する。このときは処理P26へ進み、男性が選択されているときは処理P27で女性フィガーが非表示にされ、処理P14へ進む。処理P26で男性が選択されていないことが判定されると、処理P28へ進み、男性のフィガーが非表示にされ、処理P14へ進む。
【0057】
以上に図1、図3〜図8、図9及び図13を参照して、本発明の第1の実施の形態であるダンス教習装置の構成及び作用を詳しく説明した。なお、図12は図4Eの足形図を1枚の紙に描いた図である。本図では足形の移動経路およびその移動経路に付したカウント記号S,Qを示してある。足形記憶部M1に記憶するデータとして、足形パターンに付属させて、その足形の移動経路及びカウント記号を記憶しておき、足形パターンの読み出しの際に同時にそれら移動経路及びカウント記号を読み出し、足形パターンと同時に表示部6に表示するようにすれば、図12の足形図を表示できる。ただし、足形の移動経路やカウント記号を表示すれば足形図が複雑になるから必要に応じて足形の移動経路やカウント記号の表示または非表示を選択できるようにしておけばよい。なお、カウント記号としてはS,Qに代えて1,2,3を用いても差し支えない。カウント記号1,2,3は例えばワルツに適している。その選択は足形移動経路・カウント記号の表示/非表示選択スイッチを図1のモード設定部2に増設することにより実現できる。この増設をしたとき、進行制御部1は、足形移動経路・カウント記号の表示/非表示選択スイッチの設定に応じて、足形記憶部M1から足形パターンを読み出す際に足形の移動経路およびカウント記号の”読み出し”か、或は”非読み出し”を選択することとなる。
【0058】
図2は本発明の第2の実施の形態であるダンス教習装置の構成を示す図、図11は、この実施の形態における表示部6に表示される足形図の一例を示す図である。そして、図14は、この第2の実施の形態を実行するために進行制御部1でなされる処理の流れを示す流れ図の要部である。この図14の流れ図は、図13に示した第1の実施の形態の流れ図の一部分に代替して用いられる。図14における処理P6,P7,P9,P10が図13の流れ図に新たに加えられる処理Pである。処理P14は、図13の処理P14における画面表示という機能に、音声出力という機能が加えれた処理であり、ほぼ同様な機能なので同じ符号で表してある。したがって、この第2の実施の形態の主要な機能は、前述の第1の実施の形態の機能と同じであり、第1の実施の形態の機能に幾つかの機能を付加したものである。
【0059】
図2のモード設定部2には、選択スイッチとして、ボディーの有/無選択スイッチj、音声の有/無選択スイッチk、音声/解説・注釈選択スイッチが図1のものに増設してある。また、図2のダンスデータ記憶部4には、ボディー方向記憶部M6、頭位置記憶部M7、顔の向き記憶部M8、音楽記憶部M9、解説・注釈記憶部M10が図1の構成に増設してある。
【0060】
図11を参照すると、この第2の実施の形態で表示する足形図には、ボディーの向き、頭と顔の方向、鼻が表示してある。左右の足形をほぼ囲んでいる大きい楕円はフロアーに立つ人体(ボディー)の抽象化した平面図であり、そのボディーの内部の円形は人の頭の抽象化した平面図であり、この頭に付随する三角形は抽象化した鼻を表す。本図により、単なる足形に加えて、ボディー、頭、鼻が表示されているので、足形と身体の重心の位置関係、足形と頭の位置関係、足形と顔の向きの関係が表示され、ダンスを美しくし或は円滑にするために必要な身体全体の重要な要素をプレイヤーは学ぶことができる。
【0061】
図1の実施の形態で表示された足形に加えて、ボディー、頭および鼻の表示を可能にするために、図1の構成に加えて、図2の実施の形態は次の要素を備えている。
【0062】
まず、ボディー方向記憶部M6には、15度ずつ異なる24方向のボディーの向きに対応した楕円を記憶しておく。頭位置記憶部M7には、ボディーの中心、ボディーの左側、ボディーの右側に位置するように頭の円の中心位置を記憶しておく。顔の向き記憶部M8には、15度ずつ異なる24方向の顔の向きに対応するように8つのパターンの鼻付き頭の円を記憶しておく。進行制御部1は、フィガー記憶部M2から足形情報を読み出し、その足形情報で足形記憶部M1から読み出すべき足形パターンを指定するが、この足形パターンの読み出しと同様にボディー方向、頭位置および頭の向きを指定できるように、ボディー方向、頭位置および頭の向きの情報を足形パターンの他に足形情報に含ませておく。
【0063】
図14を参照すると、処理P5の該当フィガーを索出・表示に続いて、処理P6の「ボディーを表示させるか?」が設けてある。ボディーの有/無選択スイッチjが有に設定してあれば、処理P7でY(yes)と判定され、処理P7へ進み、図11に例示するようなボディーを表示する。その他の表示は図3〜図8に示した足形図と同様である。
【0064】
音楽記憶部M9には、ダンス音楽が記憶されており、解説・注釈記憶部M10にはダンスの練習において有用な解説や注釈が記憶されている。ダンス音楽は、音声の有/無選択スイッチkが有に設定され、音楽/解説・注釈選択スイッチmが音楽に設定されているとき、処理P9,P10において音声出力部7から出力される。音楽記憶部M9からダンス音楽を読み出すときの読み出しの作用は、動画記憶部M5から動画を読み出す作用と同様である。また、解説や注釈は、音声の有/無選択スイッチkが有に設定され、音楽/解説・注釈選択スイッチmが解説・注釈に設定されているとき、処理P9,P10において音声出力部7から出力される。解説・注釈記憶部M10から解説や注釈を読み出すときの読み出しの作用は、動画記憶部M5から動画を読み出す作用と同様である。
【0065】
なお、図2〜図8、図10〜図12のフィガーの足形図ではL.O.D が画面の上縁に平行であることを前提に図示したが、本発明ではL.O.D が画面の上縁に平行であることは必要でない。L.O.D は、図9の如くフロアーをプレイヤーが進行するに従って変わる。そして、プレイヤーが向く方向はステップごとに変わる。したがって、L.O.D を表示部の画面のどの辺に平行にしても、プレイヤーの向きとL.O.D との角度は一定でないから、プレイヤーは現在の自分の向きとL.O.D とがどのような角度関係にあるかをは常に注意して確認しながら練習をする必要がある。
【0066】
本ダンス教習装置にジャイロ組み込めば、進行制御部で本発明装置の向きを常時把握しておくことができる。このような構成にすると、足形図の一定方向、例えばL.O.D を、装置の向き(プレイヤーの向きにほぼ一致)に常に向けて表示部の画面に表示することができる。このときは、装置の筐体の向きをジャイロで検出し、その向きにL.O.D を一致させるように、足形図のデータを回転してから、表示部へ足形図を出力することになる。
【0067】
前述の実施の形態では、本ダンス教習装置の筐体はノートブック型とした。しかし、本ダンス教習装置の筐体は、ノートブック型に限らず、携帯に都合がよい大きさ、形状であれば足りる。例えば、A5版形とか、B5版形とかであれば、携帯に好都合で、しかも見やすい大きさの画面を確保できる。ノートブック型パソコンのように折りたたみ可能なものでも、単に1枚の矩形の板のような形でもよい。
【0068】
なお、図3〜図8の足型図では現在の足型の前後を破線で示したが、過去の足型は省略してもよい。また、現在に続く今後の足型は現在の足型とは色彩で区別して表示してもよい。勿論、過去の足型を現在及び今後の足型から区別できる色彩で表示しても差し支えない。
【0069】
表示部は、液晶表示装置に限らず、例えばプラズマディスプレイやCRTでもよく、或いはダンスホールの壁面へ投射する方式の表示装置でも実現できる。また、表示部に表示する画像や文字はカラーで表示し、男性と女性とを色彩で区別すれば、一層見やすく、親しみ易く、かつ美しく表示できる。
【0070】
【発明の効果】
以上に実施の形態を挙げ、詳しく説明したように、本発明によれば次のような効果を挙げることができる。
【0071】
(1)現在行っているステップの足形図だけを前後のステップの足形とは線の濃さや色彩等で区別して、強調して表示できる。そこで、本発明の装置を携帯して画面を見ながら練習するプレイヤーは、現在踏むべきステップの足形を直ちに把握できる。このことから、本発明の装置によるダンスの練習では、足形の把握には集中力をさして要せず、専ら把握した足形の習熟に精神を集中でき、練習効率を著しく向上できる。
【0072】
(2)現在行っているステップの足形図だけを強調して表示できるから、男女の足形を同時に表示しても画像が複雑にならない。したがって、本発明のダンス教習装置を携帯し、男女の足形を同時に表示した画面を見ながら練習することにより、男性または女性は互いの位置関係と動きを容易に把握しながら、自己を最も適切に動作させるように工夫できる。
【0073】
(3)男性のみ、または女性のみを任意に選択して表示できるから、初心者にとって足形の理解が容易であり、またやや習熟が進めば男女双方の表示も選択でき、これらの表示の切り替えがスイッチの選択だけという簡単な操作で行える。
【0074】
(4)足形におけるフロアーへの接地の様子をヒール、ボール、トウ、フラットと区別して表示できるから、体重移動を容易に理解できる。
【0075】
(5)フィガーを1つ終了した後に接続するのに適した次のフィガー候補を表示して、選択させられるから、知識持たないプレイヤーでも適切なフィガーを次ぎ次ぎと選択でき、それらフィガーを接続してなるルーティーンが自ずから構成できる。したがって、適切なルーティーンを初心者でも容易に組むことができる。
【0076】
(6)現在行っているステップの足形図だけを強調して表示できるから、ボディーや顔の向き、頭の位置を足形と共に表示しても、画像が複雑にならない。したがって、ボディーや顔の向き、頭の位置を足形と共に表示することにより、高度なレベルで求められるダンスの情報が見やすく表示できる。
【0077】
(7)実際に踊る姿の静止画や動画を足形に連動して表示できるから、複雑なフィガーも直感的に容易に理解できるように提示できる。
【0078】
(8)ダンス音楽又はダンスの関連する解説や注釈を足形に連動して出力できるから、音楽に合わせた練習ができ、また練習に有用な解説や注釈を耳から聞くことができ、練習効率を一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の別の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形の例を示す図である。
【図4】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形であって、図3に続くステップの足形を示す図である。
【図5】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形であって、図4に続くステップの足形を示す図である。
【図6】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形であって、図5に続くステップの足形を示す図である。
【図7】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形であって、図6に続くステップの足形を示す図である。
【図8】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択したときに、表示部6に順次に表示される足形であって、図7に続くステップの足形を示す図である。
【図9】 図1の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー/ルーティンの選択スイッチでルーティンを選択したときに、表示部6に表示されるルーティンの例を示す図である。
【図10】 ブルースのフィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択し、そのクォーター・ターンズを終えたときに、これに繋いで行い得るフィガーの足形の例を示す図であり、AAはサイド・シャッセ・トウ・ライトの足形を示し、ABはナチュラルターンの前半の足形を示す図である。
【図11】 図2の実施の形態において、ダンスの種目選択スイッチでブルースを選択し、フィガー選択スイッチでクォーター・ターンズを選択し、ボディーの有/無の選択スイッチで”有”を選択したときに、表示部6に順次に表示される足形の例を示す図である。
【図12】 図4のEに示した足形表示を変形して、ステップのカウント記号S,Qを付加した足形表示の例を示す図である。
【図13】 図1の実施の形態において、進行制御部1で行われる処理の流れを示す図である。
【図14】 図2の実施の形態において進行制御部1で行う処理のために、図13の流れ図に追加する処理部分を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・進行制御部
2・・・・・モード設定部
3・・・・・テンポ設定部
4・・・・・ダンスデータ記憶部
5・・・・・ユーザーデータ記憶部
6・・・・・表示部
7・・・・・音声出力部
M1・・・・・足形記憶部
M2・・・・・フィガー記憶部
M3・・・・・ルーティーン記憶部
M4・・・・・静止画記憶部
M5・・・・・動画記憶部
M6・・・・・ボディー方向記憶部
M7・・・・・頭位置記憶部
M8・・・・・顔の向き記憶部
M9・・・・・音楽記憶部
M10・・・・・解説・注釈記憶部

Claims (12)

  1. マイクロプロセッサー及びこのマイクロプロセッサーにデータの入出力をするメモリを有してなり、ダンス教習の進行を制御する進行制御部と、
    液晶表示装置などでなり、該進行制御部から供給される足形などのデータを画面に表示する表示部と、
    前記画面に表示されるアイコンやボタンやリストなどの選択スイッチを生成する手段、該選択スイッチに指示を与えるポインタを生成する手段、並びに該ポインタの移動命令および前記指示を手動で受け付けるポインティングデバイスでなる手動命令画面入力手段、又はミニチュアスイッチ等のハードウエア・スイッチでなり、手動で入力されるダンス教習の態様を受け付けるモード設定部と、
    半導体メモリ等でなり、ダンスの足形やフィガーの如くダンスの教習のために前記画面に表示させるデータ、又は該画面に表示するデータを作成するために前記進行制御部で利用されるデータを予め記憶しておくダンスデータ記憶部と
    を備え、
    前記進行制御部は、前記モード設定部に設定されたダンス教習の態様に応じてダンスデータを前記ダンスデータ記憶部から読み出し、該ダンスデータ記憶部から読み出した前記ダンスデータ、又は該ダンスデータ記憶部から読み出した該ダンスデータを利用して前記モード設定部で設定されたダンス教習の態様に従って作成したデータを前記表示部へ供給する
    ダンス教習装置において、
    前記表示装置の画面の1つの方向、例えば画面が方形であるときにおける該画面の上側の縁の向き、が磁北などの水平面内の所定方向に対しなす方向を検知するレーザジャイロ等のジャイロを備え、
    前記モード設定部は、ダンスの種目の選択をする種目選択手段及び該ダンスの種目に応じたフィガーの選択をするフィガー選択手段を備え、
    前記ダンスデータ記憶部は、前記足形を記憶する足形記憶部及び前記フィガーを記憶するフィガー記憶部を備え、
    前記足形記憶部には、ヒール、ボール、トウ及びフラットの足形パターンを左右の足それぞれについて記憶しており、
    前記フィガー記憶部は、前記ダンスの種目ごとに、1つ又は複数のフィガーを該フィガーの足形情報として記憶しており、
    前記足形情報には、該フィガーにおけるステップごとの足の中心位置、該足の中心位置ごとのL.O.D に対する足の向き、ヒール、ボール、トウ又はフラットの区別が含まれており、
    前記進行制御部は、前記フィガー選択手段で選択されたフィガーの足形情報を前記フィガー記憶部から読み出し、該足形情報における各ステップごとの前記足のヒール、ボール、トウ又はフラットの区別に応じてヒール、ボール、トウ又はフラットの足形パターンを前記足形記憶部から読み出し、さらに該足形情報における各ステップ毎の前記足の中心位置に、かつ該足の向きに応じて該足形パターンを配置することにより、ヒール、ボール、トウ及びフラットのうちのいずれか1つの足形パターン並びに該足の中心位置及び該足の向きで規定される足形データを各ステップ毎に生成し、前記表示部に供給するとともに、また前記ジャイロで検知した前記方向に基づき前記足形データにおける足の向きを調整し、前記所定方向に対する前記L.O.D.の向きを一定に保持するようにした方向調整足形データを生成し、該方向調整足形データを該表示部に供給する
    ことを特徴とするダンス教習装置。
  2. 前記モード設定部は、前記表示部に表示するデータとして、男性用若しくは女性用の内の一方のみの表示を選択する男女選択手段を備え、
    前記ダンスデータ記憶部は、前記ダンスデータとして男性用及び女性用を記憶している
    ことを特徴とする請求項1に記載のダンス教習装置。
  3. 前記男女選択手段は、前記表示部に表示するデータとして、男性用若しくは女性用の内の一方のみを表示する選択肢に加えて、男性用及び女性用の双方を表示する選択肢を備えることを特徴とする請求項2に記載のダンス教習装置。
  4. 前記モード設定部は、前記ダンスの種目に応じたルーティーンの選択をするルーティーン選択手段を備え、
    前記ダンスデータ記憶部は、ダンスプレーヤーの軌跡の形で前記ルーティーンを記憶するルーティーン記憶部を備え、
    前記ルーティーン記憶部は、前記各ダンス種目につき少なくとも1つのルーティーンを記憶し、
    前記進行制御部は、前記ルーティーン選択手段で選択されたルーティーンを前記ルーティーン記憶部から選択し、前記表示部へ送る
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のダンス教習装置。
  5. 前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から読み出した1つのフィガーが終了した時には、該終了したフィガーを終了フィガーと称することにすると、該終了フィガーに続いてプレイできる1つのフィガーを次回プレイ候補フィガーとして前記フィガー記憶部から読み出し、該読み出した次回プレイ候補フィガーを前記表示部に表示し、該表示部に表示した次回プレイ候補フィガーが前記フィガー選択手段で選択されたときは該選択された次回プレイ候補フィガーの足形情報に基づく前記足形データを前記表示部に出力するとともに、
    前記進行制御部は、前記次回プレイ候補フィガーが前記フィガー選択手段で選択されなかったときは、前記終了フィガーに続いてプレイ可能な別なフィガーを新たな次回プレイ候補フィガーとして前記フィガー記憶部から読み出し、該新たな次回プレイ候補フィガーを前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4に記載のダンス教習装置。
  6. 前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの撮影により得た静止画像を記憶する静止画像記憶部又は該プレイヤーの撮影により得た動画像を記憶する動画像記憶部の内の少なくとも一方の画像記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
    前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記画像記憶部から前記画像を読み出し、前記表示部へ出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至5に記載のダンス教習装置。
  7. 前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの体が向くべき方向をボディー方向として記憶するボディー方向記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
    前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記ボディー方向記憶部から前記ボディー方向を読み出し、前記表示部へ出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至6に記載のダンス教習装置。
  8. 前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの頭が位置するべき場所を前記ボディー方向との関係において記憶する頭位置記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
    前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィ
    ガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記頭位置記憶部から前記頭位置を読み出し、前記表示部へ出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載のダンス教習装置。
  9. 前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーの顔が向くべき方向を前記頭位置との関係において記憶する顔の向き記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
    前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記顔の向き記憶部から前記顔の向きを読み出し、前記表示部へ出力する
    ことを特徴とする請求項8に記載のダンス教習装置。
  10. 前記進行制御部から出力される音声信号を受け、音声を出力する音声出力部を備え、
    前記フィガー記憶部に記憶されているフィガーをプレイするプレイヤーに与えることにより該プレイヤーのダンスの教習能率を向上する解説や注釈を、前記フィガー記憶部に記憶しているフィガーに対応させて記憶しておく解説・注釈記憶部を前記ダンスデータ記憶部に備え、
    前記進行制御部は、前記フィガー記憶部から前記フィガーを読み出して該フィガーの足形データを前記表示部に出力するのに合わせて、前記解説・注釈記憶部から前記解説や注釈を読み出し、該解説や注釈を表す音声信号を前記音声出力部へ出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至9に記載のダンス教習装置。
  11. 使用者の指示に応じ任意の時にデータを読み出せるユーザーデータ記憶部を備え、
    前記進行制御部は、前記フィガー選択手段で前記終了フィガーに続いて選択されたフィガーを次回選択フィガーと称すると、前記終了フィガーと該次回選択フィガーとを少なくとも前記ユーザーデータ記憶部へ自動的に記憶させ、前記指示に応じ任意の時に該ユーザーデータ記憶部から読み出された前記終了フィガーと次回選択フィガーとを連続して読み出し、前記表示部へ出力する
    ことを特徴とする請求項5又は10に記載のダンス教習装置。
  12. ステップの進むべき速度に対応するテンポを手動で受け付けるテンポ設定部を備え、
    前記モード設定部は、前記テンポに対応する速度で、前記ステップ毎の足形データを自動的に生成し、出力するべき自動モードと、手動で指示される都度に前記ステップ毎の足形データを生成し、出力するべき手動モードとのいずれか一方を選択する自動ステップ選択手段を有し、
    前記進行制御部は、前記自動ステップ選択手段で前記自動モードが選択されているときは、前記テンポに対応する速度で、前記ステップ毎の足形データを自動的に生成し、出力するとともに、前記自動ステップ選択手段で前記手動モードが選択されているときは、手動で指示される都度に前記ステップ毎の足形データを生成し、出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至11に記載のダンス教習装置。
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