JP3670084B2 - 半導体スイッチ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体スイッチ回路、特に準マイクロ波帯及びマイクロ波帯の信号を扱う通信装置の送信、受信の切替え、或いは送受信装置内において各種切替えを行うための半導体スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
準マイクロ波帯及びマイクロ波帯の信号を扱う通信装置等において、高周波信号の伝送を断続し、又は切替えるために集積回路化された半導体スイッチ回路が用いられており、この種の半導体スイッチ回路としては、図3に示されるものがある。
【0003】
図3において、半導体スイッチ1は例えばGaAs(ガリウム砒素)基板を用いたGaAsIC(ガリウム砒素モノリシック集積回路)で作られ、その入力端2に信号源3が接続され、他方の出力端4に負荷抵抗5が接続される。この半導体スイッチ1内では、上記入力端2と出力端4の間にパストランジスタ6が接続され、このパストランジスタ6のドレイン(D)側とグランド端7の間にシャントトランジスタ8が接続される。これらのトランジスタ6,8としては、GaAs化合物半導体の電界効果トランジスタであるMES FET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)、或いはGaAs JFET(ジャンクションFET)等が用いられる。
【0004】
また、上記パストランジスタ6のソース側に、このトランジスタ6のDC経路を確保するための抵抗10、このパストランジスタ6のゲートと制御端13との間に高周波阻止用抵抗12、上記シャントトランジスタ8と制御端11との間に同様の高周波阻止用抵抗14が接続されており、この高周波阻止用抵抗12,14によれば、高周波が半導体集積回路外に漏れないようにすることができる。上記制御端11、13には、制御電圧源15,16が接続され、これらの制御電圧源15,16から上記のパストランジスタ6とシャントトランジスタ8のそれぞれのゲートに、制御電圧を相補的に加えることにより、これらのトランジスタ6,8のオンオフ動作を制御することができる。
【0005】
次に、図3の動作を簡単に説明する。まず、この半導体スイッチ1をオン動作(導通状態)させる場合は、制御電圧源16からパストランジスタ6のゲートに、例えば0Vの電圧が加えられ、他方の制御電圧源15からシャントトランジスタ8のゲートに、例えば−3Vの負電圧が加えられる。そうすると、パストランジスタ6が導通状態、シャントトランジスタ8が非導通状態となり、信号源3から入力端2へ入力した信号はそのまま出力端4へ伝送される。
【0006】
一方、半導体スイッチ1をオフ動作(非導通状態)させる場合は、上記とは逆に、パストランジスタ6のゲートに−3Vの負電圧、他方のシャントトランジスタ8のゲートに0Vの電圧が加えられる。そうすると、パストランジスタ6が非導通状態、シャントトランジスタ8が導通状態となり、信号源3からの入力信号はパストランジスタ6で遮断される。このとき、シャントトランジスタ8では、出力を短絡に近くして上記の遮断効果(アイソレーション)を高める役目をすることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の半導体スイッチ回路では、1GHz以上の準マイクロ波帯又はマイクロ波帯の周波数信号を扱うことから、半導体集積回路内の上記トランジスタ6,8の寄生容量と寄生抵抗の存在により影響が生じ、上記半導体スイッチ1のオン動作時の通過損失が大きくなり、一方のオフ動作時では、アイソレーション特性が低下するという不具合があった。
【0008】
このような不具合を解決すため、図4に示されるように、インダクタンス成分の挿入により並列共振状態が得られるようにして、特性の改善を行うことが考えられる。即ち、図4において、半導体スイッチ1内のパストランジスタ6のドレイン(D)−ソース(S)間に並列にインダクタ18を接続し、このインダクタ18のインダクタンスとパストランジスタ13の寄生容量によって、使用周波数で並列共振が生じるように、上記インダクタンスの値を調整する。このようなインダクタ18を用いた並列共振によれば、高インピーダンス化を図ることができ、使用周波数での特性改善が可能となる。
【0009】
図5には、上記図4の半導体スイッチ回路で共振周波数を約1.6GHzとしたときの効果であるシュミレーション計算結果が示されており、図(A)はオン動作時の信号通過特性、図(B)はオフ動作時のアイソレーション特性を示している。この図からも明らかなように、約1.6GHzの共振周波数を中心に、特性が飛躍的に改善されている。
【0010】
しかしながら、上記図4のような半導体スイッチ回路においては、上記パストランジスタ6に並列接続した上記インダクタ18を半導体集積回路内に内蔵しているため、共振周波数、即ち使用周波数を容易に変えることができないという問題があった。上記のように特性改善を図った半導体スイッチ回路を汎用集積回路として用いる場合では、ある程度の周波数範囲の動作領域を確保する必要があり、逆に使用周波数の範囲を容易に変えることができれば、使い勝手がよく、商品性の高い半導体スイッチが得られることになる。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、特性改善をする周波数範囲を拡大することができ、汎用性が高く、使い勝手のよい集積回路化された半導体スイッチ回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1請求項に係る発明は、信号入出力動作のためのパストランジスタと、このパストランジスタが非導通状態の際に導通状態となるシャントトランジスタと、を含む半導体スイッチ回路において、上記パストランジスタのドレイン−ソース電極間に、並列共振を得るためのインダクタンス及び電圧容量可変用ダイオードを並列接続し、この電圧容量可変用ダイオードには、直流阻止用キャパシタを直列に接続し、この直流阻止用キャパシタと上記電圧容量可変用ダイオードとの間に、高周波信号阻止用抵抗を介して上記電圧容量可変用ダイオードの容量を変化させるための制御電圧を加える制御電圧源を接続し、上記制御電圧源によって変化させた上記電圧容量可変用ダイオードの容量と上記インダクタンスと上記パストランジスタの寄生容量とにより、所望の使用周波数で並列共振が生じるようにし、上記パストランジスタのオン動作時の通過損失及びオフ動作時のアイソレーション特性を改善することを特徴とする。
第2請求項に係る発明は、上記直流阻止用キャパシタの代りに、第2の電圧容量可変用ダイオードを用い、この第2の電圧容量可変用ダイオードは上記電圧容量可変用ダイオードに電極を対向させて接続することを特徴とする。
【0013】
上記の構成によれば、上記パストランジスタの寄生容量と上記電圧容量可変用ダイオードの容量とを加えた容量と、上記インダクタンスとで、ある使用周波数で並列共振が起こることになる。そして、この場合の上記電圧容量可変用ダイオードの容量を制御電圧で変化させると、この容量変化に応じて並列共振の周波数が変化することになる。この結果、並列共振状態により特性改善を図る周波数範囲が拡大できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の実施形態の第1例である半導体スイッチ回路の構成が示されており、このスイッチ回路は、準マイクロ波帯又はマイクロ波帯の高周波信号を扱う回路に適用され、基本的な構成は図3又は図4で示した回路と同様となっている。図1に示されるように、半導体スイッチ1には、信号源3が接続される入力端2、負荷抵抗5が接続される出力端4が配置され、この入力端2と出力端4の間にパストランジスタ(MES FET等)6が接続され、このパストランジスタ6のドレイン側とグランド端7の間にシャントトランジスタ8が接続される。
【0015】
また、上記パストランジスタ6のソース側に、DC経路を確保するための抵抗10が接続され、このパストランジスタ6のゲートと制御端13との間には、高周波が半導体集積回路外に漏れないようにする高周波阻止用抵抗12が接続され、上記シャントトランジスタ8と制御端11との間にも同機能の高周波阻止用抵抗14が接続される。そして、上記パストランジスタ6及びシャントトランジスタ8は、制御電圧源15,16から相補的な制御電圧をそれぞれのゲートに印加することにより、オンオフ動作をする。
【0016】
このような半導体スイッチ1において、上記パストランジスタ6のドレイン(D)とソース(S)との間に、インダクタ18を接続し、またこのドレイン−ソース間に、電圧容量可変用ダイオードとしてのダイオード20とキャパシタ21を直列にして、かつインダクタ18と並列になるように接続する。このダイオード20としては、ショットキー型や接合型の可変容量ダイオード等が用いられており、上記キャパシタ21はこのダイオード20に適切なバイアス電圧が加わるようにするための直流阻止用キャパシタである。これによれば、上記インダクタ18のインダクタンスとパストランジスタ6の寄生容量及びダイオード20の容量とによって、ある周波数で並列共振状態が得られる。
【0017】
そして、このダイオード20とキャパシタ21との接続点に、高周波信号阻止用の抵抗22を介して制御端23が取り付けられ、この制御端23には制御電圧源24が接続される。従って、この制御電圧源24から印加される電圧を可変すると、ダイオード20の容量が変化して共振周波数も変化することになり、使用周波数範囲を拡張することができる。
【0018】
このような並列共振周波数の可変は、次のような式で説明することができる。即ち、上記のダイオード20に印加される電圧をVj、接合容量をCJ とすると、両者の関係は次の式となる。
【数式1】
CJ =CJO{1−(Vj/Vbi)}-M
ここで、CJOはゼロバイアス時の接合容量、Vbiは内蔵電位(build in potential)、Mは接合傾斜係数である。
【0019】
そうして、上記の並列共振周波数fO は、上記のパストランジスタ6のドレイン、ソース間の容量をCds、上記インダクタ18のインダクタンスをLsとすると、上記数式1から、
【数式2】
fO =1/{2π[Ls(CJ +Cds)]1/2 }
と表すことができる。
上記の数式1及び数式2から理解されるように、ダイオード20に印加される電圧Vjを変化させれば、接合容量CJ が変化し、このCJ の変化によって並列共振周波数fO が変化することになる。
【0020】
第1例は以上の構成からなり、以下にその作用を簡単に説明する。図1において、パストランジスタ6のゲートに、そのドレイン(D)−ソース(S)間が低抵抗にて導通状態となる電圧(例えば0V)が制御電圧源16から印加され、シャントトランジスタ8のゲートには、そのドレイン−ソース間が高抵抗でオープン状態となる負電圧(例えば−3V)が他方の制御電圧源15から印加されると、パストランジスタ6が導通状態、シャントトランジスタ8が非導通状態となる。この状態で、半導体スイッチ1はオン状態となり、入力端2へ入力した信号はそのまま出力端4へ伝送される。
【0021】
一方、パストランジスタ6のゲートに、そのドレイン−ソース間が高抵抗にて開放となる負電圧(例えば−3V)が制御電圧源16から印加され、シャントトランジスタ8のゲートには、そのドレイン−ソース間が低抵抗の状態となる電圧(例えば0V)が他方の制御電圧源15から印加されると、パストランジスタ6が非導通状態、シャントトランジスタ8が導通状態となる。この状態で、半導体スイッチ1はオフ状態となり、入力信号は出力端4へ伝送されず、このときのシャントトランジスタ8はアイソレーション機能を果たすことになる。
【0022】
このような半導体スイッチ1の切替え動作においては、上記パストランジスタ6に対し並列接続されたダイオード20とキャパシタ21の間に、制御電圧源24から使用周波数により設定された制御電圧が印加されており、これにより、上記ダイオード20の容量は上記数式1の関係で設定される値となる。従って、このダイオード20の容量及びパストランジスタ6の寄生容量とインダクタ18のインダクタンスによって並列共振が起きることになる。この結果、例えば約1.6GHzを使用周波数とした場合は、上記図5で示した信号通過特性[図(A)]及びアイソレーション特性[図(B)]と同等の特性が得られる。
【0023】
そうして、本発明では、上記制御電圧源24の制御電圧を変化させると、上記ダイオード20の容量は上記数式1の関係で変化することになり、この容量が変化した結果として、並列共振の共振周波数fO が上記数式2により変化する。このことは、図5の特性が得られる周波数を1.6GHzから上側又は下側へシフトできることを意味し、これによって使用周波数を容易に広げることが可能となる。
【0024】
図2には、実施形態の第2例の構成が示されており、この第2例は第1例の直流阻止用キャパシタ21の代りに電圧容量可変用ダイオードを用いたものである。図2に示されるように、電圧容量可変用ダイオードである第1のダイオード26(上記ダイオード20と同様)及び第2のダイオード27をそれらの電極を対向させた状態で、パストランジスタ6のドレイン−ソース間に接続する。そして、これらダイオード26,27間の接続点に、高周波信号阻止用の抵抗22を介して制御端23が取り付けられ、この制御端23に制御電圧源24が接続される。
【0025】
このような第2例においても、上記制御電圧源24から印加される電圧を変えて上記第1ダイオード26の容量を変化させ、並列共振の共振周波数を可変とすることにより、使用周波数範囲を拡張することが可能となる。そして、上記第2のダイオード27は、直流を阻止して第1のダイオード26へ適切なバイアス電圧を与える役目をすることになる。
【0026】
この第2例によれば、集積回路の製作において、上記第2のダイオード27の方が第1例で使用したキャパシタ21よりも構造的に容易であり、コスト的にも有利であるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、第1請求項記載の発明によれば、パストランジスタのドレイン−ソース電極間に、並列共振を得るためのインダクタンス及び電圧容量可変用ダイオードを接続し、この電圧容量可変用ダイオードには、直流阻止用キャパシタを直列に接続し、上記電圧容量可変用ダイオードの容量を変化させるための制御電圧源を接続し、この制御電圧源によって変化させた電圧容量可変用ダイオードの容量とインダクタンスとパストランジスタの寄生容量とで、所望の使用周波数で並列共振が生じるようにすることにより、パストランジスタのオン動作時の通過損失及びオフ動作時のアイソレーション特性を改善するようにしたので、特性改善を実現する周波数範囲を拡大して高性能化を図ることができ、集積回路として汎用性が高く、また使い勝手がよく商品性の高い半導体スイッチ回路を得ることが可能となる。
【0028】
第2請求項記載の発明によれば、上記直流阻止用キャパシタの代りに、第2の電圧容量可変用ダイオードを用いるようにしたので、集積回路化が容易となり、低コスト化を図ることができ、また小型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係る半導体スイッチ回路の構成を示す回路図である。
【図2】実施形態の第2例に係る半導体スイッチ回路の構成を示す回路図である。
【図3】従来の半導体スイッチ回路の一例を示す回路図である。
【図4】図3の半導体スイッチ回路に対して特性を改善した例を示す回路図である。
【図5】図4の半導体スイッチ回路における特性を示し、図(A)はオン動作時の信号通過特性図、図(B)はオフ動作時のアイソレーション特性図である。
【符号の説明】
2 … 入力端、
4 … 出力端、
6 … パストランジスタ、
8 … シャントトランジスタ、
12,14,22 … 高周波阻止用抵抗、
15,16,24 … 制御電圧源、
18 … インダクタ、
20,26,27 … ダイオード、
21 … キャパシタ。
Claims (2)
- 信号入出力動作のためのパストランジスタと、このパストランジスタが非導通状態の際に導通状態となるシャントトランジスタと、を含む半導体スイッチ回路において、
上記パストランジスタのドレイン−ソース電極間に、並列共振を得るためのインダクタンス及び電圧容量可変用ダイオードを並列接続し、この電圧容量可変用ダイオードには、直流阻止用キャパシタを直列に接続し、この直流阻止用キャパシタと上記電圧容量可変用ダイオードとの間に、高周波信号阻止用抵抗を介して上記電圧容量可変用ダイオードの容量を変化させるための制御電圧を加える制御電圧源を接続し、
上記制御電圧源によって変化させた上記電圧容量可変用ダイオードの容量と上記インダクタンスと上記パストランジスタの寄生容量とにより、所望の使用周波数で並列共振が生じるようにし、上記パストランジスタのオン動作時の通過損失及びオフ動作時のアイソレーション特性を改善することを特徴とする半導体スイッチ回路。 - 上記直流阻止用キャパシタの代りに、第2の電圧容量可変用ダイオードを用い、この第2の電圧容量可変用ダイオードは上記電圧容量可変用ダイオードに電極を対向させて接続することを特徴とする第1請求項記載の半導体スイッチ回路。
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