JP3668984B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,自動車等の排気浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
自動車の排気ガス浄化には,従来から貴金属(白金,ロジウム等)またはその他の金属を担持した触媒装置が使われている。この触媒装置は排気ガス中の有害成分(HC,CO,NOX )を酸化,もしくは還元させることによって排気ガスを浄化する。
【0003】
このうち,特に触媒によるHCの浄化は,排気ガス温度の影響が強く,一般に350〜400℃以上の温度を必要とする。そのため,エンジン始動直後では,排気ガス温度が低く触媒が活性温度(350〜400℃以上)に達しないため,触媒装置によるHCの浄化はほとんど行われない。
これに加えてエンジン冷間時にはHCの排出が非常に多いため,排気ガスの温度が低いときには,大量のHCが大気に放出されるという問題があった。
【0004】
そこで,上記課題を解決するために,エンジンの排気系に,触媒装置の他に,エンジン冷間時に放出されたHC(以後これをコールドHCと呼ぶ)を吸着するための吸着剤を収めたHC吸着装置を配備したものが提案されている。
例えば,特開平3−194113号公報では,排ガスが流れる主流路とは別に,連通路を設け,その途中に吸着剤を配備する構成が示されている。
これによって,触媒装置が低温である時には,排ガスを上記連通路に流通させてコールドHCを吸着する。そして,排気ガスが高温になった場合には,吸着装置から脱離したHCを触媒装置の上流に還流して浄化している。
【0005】
また,特開平4−311618号公報には,触媒装置の下流側の排気通路にバイパス通路を設け,このバイパス通路内に吸着装置を配置する構成が示されている。これによって,エンジン始動時には,吸着装置によってコールドHCを吸着し,エンジンの暖機後には,吸着装置から脱離したHCを触媒装置の上流へ還流し浄化している。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記排気浄化装置には次のような問題点がある。
それは,吸着装置に吸着した有害成分(HC等)を,外部に洩出することなく脱離し,吸着装置を良好な状態に復元するのに時間がかかることである。
有害成分を外部に排出することなく吸着装置から脱離するためには,触媒装置が完全に活性化した後にHC等の有害成分を触媒装置の上流に還流することが好ましい。
【0007】
なぜならば,触媒装置が完全に活性化していない段階で有害成分を還流すると,有害成分が触媒装置で完全に浄化されず外部に排出されるからである。
特に,エンジンの加速時など排気ガスが多いときや,理論空燃比からのずれを生じ易い減速時などにおいては,有害成分が浄化されずに外部に排出され易い。
【0008】
しかしながら,触媒装置が完全に活性化してから吸着装置の脱離と還流を開始すれば,脱離完了までに時間がかかり,場合によっては吸着装置が不完全な脱離状態のままになる。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,有害成分を外部に排出することなく短時間のうちに吸着装置の脱離を完了し,吸着装置を常に良好な状態に保持することのできる排気浄化装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】
本発明は,エンジンの排気通路に設けられた排気浄化装置であって,
該排気浄化装置は,上記排気通路の上流側に位置し排気ガスを浄化する触媒装置を備えた第1メイン流路と,該第1メイン流路の下流に位置し有害ガスを吸着する吸着装置を備えた吸着流路と,上記第1メイン流路の下流に位置し上記吸着流路に並列な流路を形成する第2メイン流路と,上記吸着流路及び第2メイン流路の下流に位置する排出流路と,上記吸着流路から分岐し上記触媒装置の上流側に至る流路を形成する還流流路と,上記吸着流路及び第2メイン流路を開閉する流路開閉手段と,上記還流流路において上記触媒装置の上流に向かう排気ガスの還流流量を調整する還流調整手段と,上記流路開閉手段及び還流調整手段を制御するコントローラとを有しており,
上記コントローラは,上記触媒装置が完全に活性化していない段階においては上記還流流路を間欠的に開閉することにより上記還流流量を制御し,一方上記触媒装置が完全に活性化した場合においては上記還流流路を開状態に保持して上記還流流量を制御することを特徴とする排気浄化装置にある。
【0010】
本発明において最も注目すべきことは,還流流路に排気ガスの還流流量を調整する還流調整手段を設け,コントローラは触媒装置の活性化の程度に応じて還流流量が増加するよう還流調整手段を制御することである。
上記還流調整手段には,例えば,電磁弁などの開閉機構と一方向弁など方向性の弁とを組合せたものがある。
【0011】
また,触媒装置の活性化の程度は,例えば触媒装置の温度を測定することにより,あるいはエンジン始動後の時間を計測することなどにより判断することができる。
そして,触媒装置が完全に活性化していない段階における還流流量は,例えば,還流流路を間欠的に開閉するなどの方法により制御することができる(オンオフ制御)。
そして還流流路を間欠的に開閉する還流調整手段は,上記のような開閉機構付き一方向弁などにより安価に構成することができる。
【0012】
なお,触媒装置が完全に活性化していない段階では,上記還流流量は,触媒装置の活性化の程度によって変化させるほか,エンジンの運転状態によっても変化させることが好ましい。
例えば,エンジンの加速時又は減速時には還流流量を減少(場合によっては停止)することが好ましい。
前記のように,エンジンの加速時には排気ガスの流量が増大し,また減速時には排気ガスの流量が減少し,これによって有害成分の排出量が増大し易く,従って触媒装置の浄化余力が少なくなる可能性が強いからである。
【0013】
同様の理由により,エンジンの排気ガスの流量に応じて,上記還流流量を変化させることが好ましい。
そして,上記排気ガスの流量は,エンジンの吸気流量を測定する流量計によって直ちに測定することができ,また,上記流量計がない場合でもエンジンの回転数とスロットル開度とから算出することができ,また吸気管の負圧状態等から判断することができる。
【0014】
即ち,エンジンの吸気流量の測定手段を有する場合には,触媒装置が完全に活性化していない段階では,上記吸気流量が上限設定値以上である場合又は下限設定値以下である場合に還流流量をより減少(場合によっては停止)させるよう還流調整手段を制御することが好ましい。
【0015】
また,触媒装置が完全に活性化していない段階では,エンジンの回転数及びスロットル開度から排気ガス流量を算出し,この値が上限設定値以上又は下限設定値以下である場合に,還流流量をより減少(場合によっては停止)させるよう還流調整手段を制御することが好ましい。
【0016】
同様に,触媒装置が完全に活性化していない段階では,エンジンの吸気管における負圧状態が上限設定値以上(圧力高)又は下限設定値以下(圧力低)である場合に,還流流量をより減少(場合によっては停止)させるよう還流調整手段を制御することが好ましい。
【0017】
【作用及び効果】
本発明にかかる排気浄化装置においては,触媒装置が完全に活性化するのを待って吸着装置の脱離成分(有害成分)を還流するのでなく,触媒装置が活性化し始めて浄化が可能であれば吸着成分の還流を開始する。
従って,吸着装置の脱離完了までの時間を短縮することができる。そのため,吸着装置を常に良好な状態に保持することができる。
【0018】
そして,吸着装置からの還流流量は触媒装置の活性化の程度,即ち浄化能力に応じて増減(場合によっては停止)するから,触媒装置の浄化能力を越えて有害物質が還流され外部に排出されるといった不具合は生じない。
上記のように,本発明によれば有害成分を外部に排出することなく短時間のうちに吸着装置の脱離を完了し,吸着装置を常に良好な状態に保持することのできる排気浄化装置を提供することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1
本発明の実施例にかかる排気浄化装置につき,図1,図2を用いて説明する。
本例は,図1に示すように,エンジン51の排気通路に設けられた排気浄化装置1であり,上流側に位置し排気ガスを浄化する触媒装置11を備えた第1メイン流路31と,第1メイン流路31の下流に位置し有害ガスを吸着する吸着装置12を備えた吸着流路33と,第1メイン流路31の下流に位置し吸着流路33に並列な流路を形成する第2メイン流路32と,吸着流路33及び第2メイン流路32の下流に位置する排出流路34と,吸着流路33から分岐し触媒装置11の上流側に至る流路を形成する還流流路35と,吸着流路33及び第2メイン流路32を開閉する流路開閉手段13と,還流流路35において触媒装置11の上流に向かう排気ガスの還流流量Qr を調整する還流調整手段15と,流路開閉手段13及び還流調整手段15を制御するコントローラ40とを有する。
【0020】
コントローラ40は,触媒装置11が完全に活性化していない段階においては,還流流路35を間欠的に開閉することにより還流流量Qr を制御し,触媒装置11が完全に活性化した場合においては,還流流路35を開状態に保持して還流流量Qr を制御する。
【0021】
また,コントローラ40は,触媒装置11が完全に活性化していない段階においては,エンジンの吸気流量Qe が上限設定値Qmax以上である場合又は下限設定値Qmin以下である場合に,上記還流流量Qr をより減少させるよう還流調整手段15を制御する。
【0022】
それぞれについて説明を補足する。
エンジン51の排気側には,触媒装置11を配設した第1メイン流路31があり,第1メイン流路の下流には第2メイン流路32と吸着流路33とを並列に形成した大径部30がある。
そして,大径部30の下流の排出流路34は,図示しないマフラに連結されている。
【0023】
吸着装置12には,吸着剤121が収容されている。吸着剤121は,疎水性ゼオライトを担持したハニカム形状のものが好ましい。
また大径部30には,排気ガスの流れを,吸着流路33と第2メイン流路32とに切り替えるための流路開閉手段13としての切替弁130とアクチュエータ131が配備されている。
【0024】
そして,吸着流路33には,脱離したHCを触媒装置11の上流側へ還流する還流流路35が連結されている。還流流路35には,排気脈動を利用して排気ガスを還流する還流調整手段15が設けられており,還流調整手段15は開閉機構付きの一方向弁150である。
また,コントローラ40は切替弁130を駆動するアクチュエータ131と上記一方向弁150を操作する。
またエンジン51の上流には吸入空気量を計測する流量計42が配設されている。
図1において,符号52はスロットルバルブである。
【0025】
次に本例の排気浄化装置1の動作を図1,図2に従って説明する。
エンジン51の始動時には,コントローラ40は,アクチュエータ131に閉信号を送り,これによって切替弁130を破線の位置(吸着ポジション)にし,排気ガスが吸着装置12を流れるようにする(図2 ステップ601)。
【0026】
そして,吸着剤121はコールドHCを吸着し,テールパイプからHCが大量に排出されることを防止する。
そして,次のステップ602において吸着段階が終了した場合には,ステップ603においてコントローラ40はアクチュエータ131に開信号を送り,切替弁130を実線の位置(脱離ポジション)とし,排気ガスが第2メイン流路32を流れるようにする。
【0027】
このとき既に吸着段階が終了しており,触媒装置11は浄化可能となっているため,エンジン51から排出した排気ガスは,触媒装置11によって浄化される。
なお,ステップ602における吸着段階の終了の判定は,吸着装置12による吸着継続時間が所定値(吸着可能時間)を越えたこと,又は排気ガスの温度が吸着装置12が有害成分の吸着可能な温度T0 を越えたことにより判断することができる。
そして,上記の吸着可能な上限温度T0 は,触媒装置11が活性化を開始する温度よりも大きな値である。
【0028】
ステップ603において切替弁130が脱離ポジションとなった後は,触媒装置11で浄化された排気ガスは,第2メイン流路32から排出流路34を通りマフラへと流れ大気に放出される。
そして第2メイン流路32を流れる排気ガスの熱により,吸着したHCは吸着装置12から脱離する。この脱離したHCは,一方向弁150の作用によって還流流路35を通り触媒装置11の上流へ還流され,触媒装置11によって浄化される。
【0029】
ところが,吸着段階終了直後は触媒装置11の前端面のみが活性しているため,排気ガスの流量が多いときには,いわゆる吹き抜け現象が起こり,触媒装置11が排気ガスを浄化しきれないことがある。
そして排気ガスの流量が多いということは,吸気流量Qe が多いことである。
【0030】
そのため,コントローラ40は流量計42によって吸気流量Qe を計測し,ステップ604の上段に示すように,吸気流量Qe が所定値Qmax以上である時には,一方向弁150を閉じ,排気ガスの還流を停止する(ステップ605)。
一方,エンジンの減速時には,エンジンの空燃比(A/F)が所定値からずれやすく,触媒の浄化率が悪化し易い。
このエンジンの減速状態を,ステップ604の下段に示すように,吸気流量が所定値Qmin以下であることにより判断し,是(YES)であるときには一方向弁150を閉じ,排気ガスの還流を停止する(ステップ605)。
【0031】
上記以外の時,即ちステップ605の結果が否(NO)であるときには,一方向弁150を開き,脱離したHCを触媒装置11の上流に還流し,排気ガスを浄化する(ステップ606)。
その後,ステップ607において,ラジエータの水温,エンジンの作動時間,又は排気ガス温度センサの出力等により,触媒装置11全体が活性状態であると判断した場合には,エンジン51の負荷状態にかかわらず,一方向弁150を常時開いて還流を行う(ステップ608)。
【0032】
なぜならば,触媒装置11が完全活性化した段階では,触媒装置11は,大流量の排気ガスが流入しても排気ガスをスムースに浄化することができるからである。
その後,ステップ609において,実質的な脱離時間(還流停止時間を除いたもの)が,吸着装置12の脱離に必要な時間を過ぎたと判定した場合には,ステップ610に進み,一方向弁150を閉じて還流を終了させる。
【0033】
次に,本例の排気浄化装置1の効果について述べる。
本例の排気浄化装置1においては,触媒装置11が完全に活性化していなくても有害成分の浄化が可能(部分活性化)であれば,吸着装置12から排気ガスの還流を開始する。
従って,吸着装置12の脱離完了までの時間を大幅に短縮することができる。
【0034】
そして,触媒装置11の活性化の程度とエンジンの吸気流量の状態とを勘案して,排気ガスの還流を適宜停止するから,触媒装置11において浄化不良は発生せず,従って有害成分が外部に排出されることがない。
上記のように,本例によれば,有害成分を外部に排出することなく短時間のうちに吸着装置の脱離を完了し,吸着装置を常に良好な状態に保持することのできる排気浄化装置を提供することができる。
【0035】
実施例2
本例は,図3,図4に示すように,実施例1において,排気ガスの流量を,吸気流量計ではなくスロットルポジションセンサ43とエンジン51の回転数センサ44とにより算定するようにしたもう1つの実施例である。
即ち,図3に示すように,エンジン51の上流にはスロットルバルブ52の開度を検出するスロットルポジションセンサ43が設けられ,またエンジン51には回転数センサ44が設けられており,それぞれの出力はコントローラ40に入力されている。
【0036】
そして,図4のステップ621に示すように,両センサ43,44の出力から排気ガス流量を算出する。
次いでステップ622において,上記排気ガス流量が上限値Qmax以上である場合及び下限値Qmin以下である場合に,ステップ605に進んで一方向弁150を閉じ,それ以外の場合はステップ606に進み一方向弁150を開く。
その他については,実施例1と同様である。
【0037】
実施例3
本例は,図5,図6に示すように,実施例1において,排気ガスの流量を,吸気管の負圧状態から算定するようにしたもう1つの実施例である。
即ち,図5に示すように,エンジン51の上流側には,圧力センサ45が取付けられており,その出力はコントローラ40に入力されている。
【0038】
そして,図6のステップ630に示すように,吸気管負圧が上限値Pmax以上である場合又は下限値Pmin以下である場合には,ステップ605に進み一方向弁150を閉じ,そうでない場合はステップ606に進み,一方向弁150を開く。
その他については,実施例1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の排気浄化装置のシステム構成図。
【図2】実施例1の排気浄化装置の制御フロー図。
【図3】実施例2の排気浄化装置のシステム構成図。
【図4】実施例2の排気浄化装置の制御フロー図。
【図5】実施例3の排気浄化装置のシステム構成図。
【図6】実施例3の排気浄化装置の制御フロー図。
【符号の説明】
1...排気浄化装置,
11...触媒装置,
12...吸着装置,
13...流路開閉手段,
15...還流調整手段,
32...第2メイン流路,
33...吸着流路,
35...還流流路,
40...コントローラ,
51...エンジン,

Claims (5)

  1. エンジンの排気通路に設けられた排気浄化装置であって,
    該排気浄化装置は,上記排気通路の上流側に位置し排気ガスを浄化する触媒装置を備えた第1メイン流路と,該第1メイン流路の下流に位置し有害ガスを吸着する吸着装置を備えた吸着流路と,上記第1メイン流路の下流に位置し上記吸着流路に並列な流路を形成する第2メイン流路と,上記吸着流路及び第2メイン流路の下流に位置する排出流路と,上記吸着流路から分岐し上記触媒装置の上流側に至る流路を形成する還流流路と,上記吸着流路及び第2メイン流路を開閉する流路開閉手段と,上記還流流路において上記触媒装置の上流に向かう排気ガスの還流流量を調整する還流調整手段と,上記流路開閉手段及び還流調整手段を制御するコントローラとを有しており,
    上記コントローラは,上記触媒装置が完全に活性化していない段階においては上記還流流路を間欠的に開閉することにより上記還流流量を制御し,一方上記触媒装置が完全に活性化した場合においては上記還流流路を開状態に保持して上記還流流量を制御することを特徴とする排気浄化装置。
  2. 請求項1において,上記コントローラは,上記触媒装置が完全に活性化していない段階においては,エンジンの加速時又は減速時に上記還流流量をより減少させるよう上記還流調整手段を操作することを特徴とする排気浄化装置。
  3. 請求項1において,上記コントローラは,上記触媒装置が完全に活性化していない段階においては,エンジンの吸気流量が上限設定値以上である場合又は下限設定値以下である場合に,上記還流流量をより減少させるよう上記還流調整手段を制御することを特徴とする排気浄化装置。
  4. 請求項1において,上記コントローラは,上記触媒装置が完全に活性化していない段階においては,エンジンの回転数及びスロットル開度から排気ガスの流量を算出し,該排気ガス流量が上限設定値以上である場合又は下限設定値以下である場合に,上記還流流量をより減少させるよう上記還流調整手段を制御することを特徴とする排気浄化装置。
  5. 請求項1において,上記コントローラは,上記触媒装置が完全に活性化していない段階においては,上記エンジンの吸気管における負圧状態が上限設定値以上である場合又は下限設定値以下である場合に,上記還流流量をより減少させるよう上記還流調整手段を制御することを特徴とする排気浄化装置。
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