JP3666049B2 - 変速機における逆転クラッチの制御方法 - Google Patents

変速機における逆転クラッチの制御方法 Download PDF

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H2045/002Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches comprising a clutch between prime mover and fluid gearing

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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、変速機における逆転クラッチの制御方法に関し、特に、摩擦クラッチを介して駆動される入力側の回転軸と、この回転軸のトルクを出力側に伝達あるいは遮断するための機械式かみ合いクラッチからなる逆転クラッチを有する変速機における逆転クラッチの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道のディーゼル車両等には、トルクコンバータを介して機関からの動力を動軸に伝達する変速段と、これを介さずに直接機関からの動力を動軸に伝達する直結段とを備えた変速機が広く使用されており、レンジクラッチ、逆転クラッチ、正転クラッチに機械式かみ合いクラッチを採用した液体変速機として、例えば、実開平2−103555号公報に開示された技術が既に提案されている。また、爪クラッチからなるレンジクラッチの同期制御、切換え制御及び解放制御を行うクラッチ制御装置として、特開平1−220761号公報に開示された技術が既に提案されており、これらはレンジクラッチ接続時のショックトルクを緩和し、レンジクラッチの接続及び切換え制御を容易にした点で有効である。
【0003】
ところで、車軸の回転方向を反転させるための逆転クラッチの嵌脱動作は、クラッチの破損などを防止するために、車両が停止中でしかも変速機が動力を伝達しない状態にある時に限って行うことが原則である。ところが、このような状態であっても、摩擦式クラッチのいわゆるつれ回り現象などに起因して機関からのトルクが完全に遮断された状態とはならず、いくらかのトルクが摩擦式クラッチの出力側に伝達される。
【0004】
このような状態で、摩擦式クラッチがトルクコンバータの入力側もしくは出力側に存在する場合には、摩擦クラッチのつれ回りトルクの影響を受けて摩擦クラッチの出力側に連結された逆転クラッチの入力側の回転軸も機関回転速度に応じてつれ回りをする。このため、逆転クラッチの入力側と出力側との回転速度差が大きくなり、スプラインなどの機械式かみ合いクラッチからなる逆転クラッチを嵌合させようとすると、スプラインなどの歯の山どうしが干渉して激しい異音とショックを生じ、結合できない場合がある。そこで、機関を一旦停止させ、逆転クラッチの入力側の回転軸の回転速度が充分低下するのを待って逆転クラッチの嵌合動作をさせるように制御されている。
【0005】
しかしながら、逆転クラッチの嵌合完了までに時間がかかると共に、クラッチのスプラインの山どうしが一致した状態で逆転クラッチの入力側の回転軸が停止した場合には嵌合不能となり、機関を再起動してクラッチ入力側の回転軸に回転を与えた後、再度嵌合動作を試みる必要があった。
【0006】
また、逆転クラッチを遮断しようとする際には、つれ回りトルクの影響により嵌合中のクラッチの歯面には押し付け力が作用しており、クラッチ遮断のために大きな抜き取り力を必要とするものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の技術では、正転から逆転へあるいは逆転から正転へのクラッチの切換動作に際し、時として機関を停止させる必要があり、速やかなクラッチの嵌合がなされないと共にクラッチを遮断するために大きな抜き取り力を必要とするという問題点があった。
【0008】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、逆転クラッチの嵌脱動作時に、駆動源である機関を停止させることなく、逆転クラッチの嵌合および遮断を速やかに行うことのできる変速機における逆転クラッチの制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、摩擦クラッチを介して駆動される入力側の回転軸と、この回転軸のトルクを出力側に伝達あるいは遮断するための機械式かみ合い逆転クラッチを備えた変速機における逆転クラッチの制御方法において、前記逆転クラッチの嵌合の際には、前記摩擦クラッチを遮断し、前記入力側の回転軸の回転速度をこれにつらなる制動手段によって所定速度以下に制動減速し、逆転クラッチを嵌合動作させ、規定時間が経過するまでに逆転クラッチの嵌合が検知されないときには、逆転クラッチを遮断し、前記制動を一時的に解除し、前記摩擦クラッチを嵌合し、前記入力側の回転軸の回転速度を前記所定速度以上に上げた後に、摩擦クラッチを遮断し、再び入力側の回転軸の回転速度を所定速度以下に制動減速し、逆転クラッチを嵌合動作させる行程を逆転クラッチの嵌合が検知されるまで繰り返えし、前記逆転クラッチの遮断の際には、前記摩擦クラッチを遮断し、逆転クラッチを遮断動作させ、前記入力側の回転軸の回転速度を制動減速し、逆転クラッチの遮断が検知されないときには、前記制動を解除するとともに前記摩擦クラッチを嵌合し、前記入力側の回転軸の回転速度を前記所定速度以上に上げた後に、再び前記入力側の回転軸の回転速度を制動減速し、逆転クラッチの遮断を検知する行程を繰り返すものである。
【0010】
【作用】
逆転クラッチの嵌合の際には、摩擦式変速クラッチを遮断し、入力側の回転軸の回転速度を所定速度以下に制動減速し、逆転クラッチを嵌合動作させ、規定時間が経過するまでに逆転クラッチの嵌合が検知されないときには、逆転クラッチを遮断し、前記制動を解除し、摩擦式変速クラッチを嵌合し、入力側の回転軸の回転速度を前記所定速度以上に上げた後に、摩擦式変速クラッチを遮断し、再び入力側の回転軸の回転速度を所定速度以下に制動減速し、逆転クラッチを嵌合動作させる行程を逆転クラッチの嵌合が検知されるまで繰り返えすことによって、逆転クラッチの嵌合を行わせるので、駆動源である機関を一々停止する必要がなく、制動手段により入力側の回転軸の回転速度を迅速に減速させることができ、したがって、短時間に逆転クラッチの嵌合を完了することができる。
【0011】
また、逆転クラッチの遮断の際には、摩擦式変速クラッチを遮断し、逆転クラッチを遮断動作させ、入力側の回転軸の回転速度を制動減速し、逆転クラッチの遮断が検知されないときには、前記制動を解除するとともに摩擦式変速クラッチを嵌合し、入力側の回転軸の回転速度を所定速度以上に上げた後に、再び入力側の回転軸の回転速度を制動減速し、逆転クラッチの遮断を検知する行程を繰り返えすことによって逆転クラッチの遮断が行われるので、つれ回りトルクの影響による、遮断すべきかみ合い中の逆転クラッチの歯面押し付け力が緩和され、大きな抜き取り力が必要でないので、逆転クラッチが遮断され易い状態を実現することができる
【0012】
【実施例】
以下、本発明の変速機における逆転クラッチの制御方法の実施例を添付図面に従って説明する。図1は、本発明の方法実施するための変速機における逆転クラッチの制御装置の概略を示すブロック図である。図1において、機関1の出力は変速機2の入力軸20に伝達され、さらに摩擦式変速クラッチ3を嵌合することにより、トルクコンバータ4を介して、正転クラッチ7または逆転クラッチ8に伝達され、変速機の出力軸19を経て図示しない車輪へ伝えられる。トルクコンバータ4の出力側には、変速クラッチ3の遮断時におけるクラッチのつれ回りトルクによるトルクコンバータ4の出力側の回転軸のつれ回りを制動減速する制動手段6が設けられており、逆転クラッチ8にはその嵌合、遮断を検出する嵌脱検出器18が設けられていて、この嵌脱検出器18により検知された嵌合完了信号または遮断完了信号は制御手段12に出力される。また、トルクコンバータ4の出力側には逆転クラッチ8の入力側回転軸の回転速度検出器10が設けられていて、これにより検出された回転速度検出信号は制御手段12に出力される。
【0013】
図2は本発明の変速機における逆転クラッチの制御方法を実施するために適したクラッチの制御装置を示す説明図である。図2に示されるように、機関1は変速機2の入力軸20に接続されていて、この入力軸20には公知の油圧多板摩擦式変速クラッチ3及びトルクコンバータ4が同軸上に配置されている。変速クラッチ3はクラッチ板をクラッチピストン21により押圧することによって嵌合し、機関1の回転トルクをトルクコンバータ4及びフリーホィール22を介して駆動歯車23と一体の円筒軸47に伝達する。一方、機関1に連結された入力軸20は、同軸に配置されている円筒軸47を貫通し、軸端部に公知の油圧多板摩擦式の直結クラッチ5が設けられている。この直結クラッチ5は、前記変則クラッチと3と同様にクラッチ板をクラッチピストン11によって押圧することにより嵌合し、機関1の回転トルクを直接円筒軸47と一体の駆動歯車23に伝達するよう構成されている。
【0014】
上記の駆動歯車23は、中間軸26と一体の被動歯車27にかみ合い、また、この中間軸26には変速機2の出力軸19と一体の出力歯車30にかみ合う正転歯車29が回転自在に軸支されていて、空圧シリンダ35により作動するシフトレバー33によって中間軸26上を軸方向に摺動する摺動体34の外周スプラインと正転歯車29に設けた内周スプラインとが嵌脱可能に配置され、かくして正転クラッチ7を構成している。更に、被動歯車27は逆転軸37に回転自在に軸支されている逆転歯車31にもかみ合い、逆転軸37上には正転クラッチ7と同様に空圧シリンダ38により作動するシフトレバー16によって逆転軸37上を軸方向に摺動する摺動体40の外周スプラインと、逆転歯車31に設けた内周スプラインとが嵌脱可能に配置され、かくして逆転クラッチ8を構成している。また、逆転軸37には歯車32が一体に設けてあって、出力歯車30にかみ合っている。
【0015】
なお、空圧シリンダ35,38には戻しばね36,39が設けられており、空圧源13より電磁弁15,14を経て供給されている空圧が遮断されると、摺動体34,40はシフトレバーを介して正転クラッチおよび逆転クラッチを遮断方向へ摺動させるように付勢されている。
【0016】
逆転クラッチ8および正転クラッチ7には、それぞれの空圧シリンダ38および35に連動してクラッチの嵌合完了と遮断完了を検知するクラッチ嵌脱検出器18および17がそれぞれ設けられていて、検知した信号を制御手段12に出力する。
【0017】
一方、中間軸26の軸端部には摩擦式変速クラッチ3および直結クラッチ5の遮断時における円筒軸47のつれ回り回転を制動減速させせる制動手段6が設けられていて、変速機のケーシングに固定されたブレーキリング41の内周スプラインに軸方向摺動自在に嵌合したアウタプレート42と、中間軸26のスプライン44に軸方向摺動自在に嵌合したインナプレート43とを、ブレーキリング41内を軸方向に摺動できるブレーキピストン45とブレーキリング41に固定されたバックプレート46との間に交互に配列し、これらのプレート42と43をブレーキピストン45により押圧することによって嵌合し、つれ回りによるトルクコンバータの出力側の回転軸、即ち、逆転クラッチ入力側の回転軸の回転を制動減速させる。なお、摩擦式変速クラッチ3のピストン21、直結クラッチ5のピストン11及びブレーキ6のピストン45には、図示しない油圧ポンプからの圧油が図示しない調圧弁及び嵌脱電磁弁を経由して供給され、いわゆる作動装置を構成している。さらに、正転クラッチ7及び逆転クラッチ8の駆動側スプラインと一体的に回転する中間軸26には、正転及び逆転クラッチの入力側の回転軸の回転速度を検出する回転速度検出器10が、機関1の出力側の回転軸である変速機2の入力軸20には機関回転速度検出器9がそれぞれ設けられていて、それぞれの回転速度を検出して検出信号を制御手段12に出力する。
【0018】
変速機2おけるクラッチ制御装置の構成は上述のとおりであり、その逆転クラッチ8の嵌合動作の制御と遮断動作の制御を図3及び図4のフローチャートにより説明する。
【0019】
図3は、図2に示されるクラッチの制御装置による逆転クラッチの嵌合動作の制御を示すフローチャートで、図中の100〜170は制御行程の各ステップを示している。制御手段12は、直結クラッチ5が遮断された状態において逆転指令信号を受けると、摩擦式変速クラッチ3を遮断し、または摩擦式変速クラッチ3が遮断されていればそのまま、まず、制動手段6の電磁弁にオン信号を出力して中間軸26の回転速度を減速させる(ステップ100)。次いで、トルクコンバータ4の出力側、即ち逆転クラッチ8の入力側の回転軸である中間軸26の回転速度を回転速度検出器10で検出し、制御手段12において、その回転速度が逆転クラッチ8の嵌合動作を行うことのできる所定速度(例えば50rpm)にまで低下しているか否かを判断し(ステップ110)、所定速度以下に低下した時に逆転クラッチ8の電磁弁14に信号を出力して逆転クラッチ8に嵌合動作を行わせ(ステップ120)、同時に嵌脱検出器18により嵌合が完了したか否かを検出し(ステップ130)、嵌合完了の信号を受けたときにこの嵌合動作の制御を終了する。
【0020】
もし、規定時間を経過しても嵌合完了の信号が嵌脱検出器18から制御手段12に出力されない時は(ステップ140)、嵌合失敗と判断して逆転クラッチ8の電磁弁14および制動手段6の電磁弁にオフ信号を出力して、逆転クラッチ8を一旦は完全に遮断し制動手段6の制動を解除すると共に、摩擦式変速クラッチ3の電磁弁にオン信号を出力し、摩擦式変速クラッチ3を嵌合して(ステップ150)逆転クラッチ8の入力側の回転軸である中間軸26を回転させる。回転速度検出器10により検出される回転速度が所定値(例えば150rpm)に上昇したか否かを判断し(ステップ160)、所定値に達している場合には、摩擦式変速クラッチ3の電磁弁にオフ信号を出力して摩擦式変速クラッチ3を遮断した後(ステップ170)、ステップ100に戻って制動手段6の電磁弁にオン信号を出力し、入力軸26の回転を制動減速する。以下ステップ130で嵌合が終了するまでこの行程を繰り返す。
【0021】
図4は、図2に示される逆転クラッチの制御装置による逆転クラッチの遮断動作の制御を示すフローチャートである。車両が停車中であり力行状態にないことを条件として、図示しない制御装置から制御手段12が逆転クラッチ8を遮断する中立指令信号を受けると、逆転クラッチ8の電磁弁14にオフ信号を出力して遮断動作を開始し(ステップ200)、制動手段6作動用の電磁弁にオン信号を出力して入力側の回転軸である中間軸26を制動減速する(ステップ210)。次いで、逆転クラッチ8の嵌脱検出器18から遮断完了信号が出力される場合には遮断動作を終了する(ステップ220)。遮断完了信号を受けないときは、摩擦式変速クラッチ3の電磁弁にオン信号を出力して摩擦式変速クラッチ3を嵌合させるとともに、制動手段6の電磁弁にオフ信号を出力して制動を解除し(ステップ230)、逆転クラッチ8の入力側の回転軸である中間軸26にトルクを与えて、この状態で、嵌脱検出器18から遮断完了信号が出力される場合には遮断制御を終了し(ステップ240)、遮断完了信号が出力されないときは摩擦式変速クラッチ3の電磁弁にオフ信号を出力して(ステップ250)、ステップ210へ戻り、嵌脱検出器18から遮断完了信号が出力されるまで、以下同様の動作を繰り返すものである。
【0022】
尚、上記の実施例では、摩擦式変速クラッチをトルクコンバータの入力側に配置したが、これに限定されるものでなく、摩擦クラッチをトルクコンバータの出力側に配置しても同様の効果が得られるものである。
【0023】
【発明の効果】
この発明によれば、機関を停止することなく、逆転クラッチの嵌脱をショックなく速やかにかつ確実に行うことができ、正転から逆転へ、あるいは逆転から正転へのクラッチの切換えが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を実施するための変速機における逆転クラッチの制御装置の概略を示すブロック図である。
【図2】 本発明の方法を実施するための変速機におけるクラッチ制御装置を示す説明図である。
【図3】 本発明の制御方法の実施例による逆転クラッチの嵌合動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の制御方法の実施例による逆転クラッチの遮断動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 機関
2 変速機
3 摩擦式変速クラッチ
4 トルクコンバータ
5 直結クラッチ
6 制動手段
7 正転クラッチ
8 逆転クラッチ
9,10 回転速度検出器
35,38 空圧シリンダ
12 制御手段
13 空圧源
14,15 電磁弁
16,33 シフトレバー
17,18 嵌脱検出器
19 出力軸
20 入力軸
22 フリーホィール
23 駆動歯車
34,40 摺動体
26 中間軸
36,39 戻しばね
37 逆転軸

Claims (1)

  1. 摩擦クラッチを介して駆動される入力側の回転軸と、この回転軸のトルクを出力側に伝達あるいは遮断するための機械式かみ合い逆転クラッチを備えた変速機における逆転クラッチの制御方法において、前記逆転クラッチの嵌合の際には、前記摩擦クラッチを遮断し、前記入力側の回転軸の回転速度を所定速度以下に制動減速し、逆転クラッチを嵌合動作させ、規定時間が経過するまでに逆転クラッチの嵌合が検知されないときには、逆転クラッチを遮断し、前記制動を解除し、前記摩擦クラッチを嵌合し、前記入力側の回転軸の回転速度を前記所定速度以上に上げた後に、摩擦クラッチを遮断し、再び入力側の回転軸の回転速度を所定速度以下に制動減速し、逆転クラッチを嵌合動作させる行程を逆転クラッチの嵌合が検知されるまで繰り返えし、前記逆転クラッチの遮断の際には、前記摩擦クラッチを遮断し、逆転クラッチを遮断動作させ、前記入力側の回転軸の回転速度を制動減速し、逆転クラッチの遮断が検知されないときには、前記制動を解除するとともに前記摩擦クラッチを嵌合し、前記入力側の回転軸の回転速度を前記所定速度以上に上げた後に、再び前記入力側の回転軸の回転速度を制動減速し、逆転クラッチの遮断を検知する行程を繰り返すことを特徴とする変速機における逆転クラッチの制御方法。
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