JP3662431B2 - 制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御対象機器を駆動制御する為の指令信号を出力する駆動信号出力部と、駆動信号出力部が出力した指令信号により作動するリレーと、リレーが作動したことを検出する動作検出回路と、動作検出回路が検出した動作の内容と駆動信号出力部が出力した指令信号の内容とを照合し、照合した両内容が一致したときに、制御対象機器を駆動制御することを許可するようにしてある制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の制御回路の構成例を示したブロック図である。この制御回路は、(a)に示すように、制御対象機器である断路器8b又は遮断器8a((b))を駆動制御する為の指令信号を出力する駆動信号出力部5bと、駆動信号出力部5bが出力したそれぞれの指令信号がベースに与えられ、エミッタがそれぞれ負電源ライン15に接続されたNPN型のトランジスタ1b〜1eと、トランジスタ1b〜1eのそれぞれのコレクタと正電源ライン14との間に接続された補助リレー2b〜2eとを備えている。
【0003】
この制御回路は、また、トランジスタ1b〜1eのそれぞれのコレクタに、LEDの各カソードが接続され、各アノードが正電源ライン16に接続されたフォトカプラ3b〜3eと、フォトカプラ3b〜3eの各出力が与えられる動作信号検出部6bと、動作信号検出部6bの検出信号と駆動信号出力部5bの出力信号とを照合する照合回路7と、照合回路7が照合した結果、前記検出信号と出力信号とが所定時間一致したときに、制御対象機器を駆動制御することを許可する許可信号を出力する駆動許可信号出力部5aと、駆動許可信号出力部5aが出力した許可信号がベースに与えられ、エミッタが負電源ライン15に接続されたNPN型のトランジスタ1aと、トランジスタ1aのコレクタと正電源ライン14との間に接続された補助リレー2aとを備えている。
【0004】
この制御回路は、また、トランジスタ1aのコレクタに、LEDのカソードが接続され、アノードが正電源ライン16に接続されたフォトカプラ3aと、フォトカプラ3aの出力が与えられる動作信号検出部6aとを備え、照合回路7は、動作信号検出部6aの検出信号と駆動許可信号出力部5aの出力信号とを照合する。
【0005】
補助リレー2a〜2eの各常開接点は、図3(b)に示すように、補助リレー2aの常開接点4aの一方の端子が正電源ライン12に接続され、他方の端子が補助リレー2b〜2eの各常開接点4b〜4eの一方の端子に接続されている。補助リレー2bの常開接点4bの他方の端子は遮断器8aに、補助リレー2d,2eの各常開接点4d,4eの他方の端子は断路器8bにそれぞれ接続され、遮断器8a及び断路器8bは、それぞれ負電源ライン13にも接続されている。
【0006】
補助リレー2cの常開接点4cの他方の端子は、ダイオード9のアノードに接続され、ダイオード9のカソードは、遮断器8aに接続されている。ダイオード9のカソードには、故障検出器等に駆動され、故障時に開放させる為の信号を遮断器8aに与えるリレー(図示せず)の常開接点10の一方の端子が接続され、常開接点10の他方の端子は、正電源ライン12に接続されている。
【0007】
以下に、このような構成の制御回路の動作を説明する。
例えば、1制御指令信号により、遮断器8a及び断路器8bを連動させて投入制御を行う場合、駆動信号出力部5bから、断路器8bを投入制御する為の指令信号を出力する。この指令信号によりトランジスタ1dがオンして、断路器投入用の補助リレー2dが作動する。
このとき、駆動回路監視用のフォトカプラ3dがオンし、動作信号検出部6bは、そのオン信号を受けて、補助リレー2dが作動したことを示す信号を照合回路7へ与える。
【0008】
照合回路7は、このとき、駆動信号出力部5bから、断路器8bを投入制御する為の指令信号(補助リレー2dを作動させる為の信号)を与えられており、この断路器8bを投入制御する為の指令信号と補助リレー2dが作動したことを示す信号とが一致するか否かを照合する。その結果、所定時間一致したときは、駆動許可信号出力部5aに、断路器8bを駆動制御することを許可する許可信号を出力させる。
駆動許可信号出力部5aが出力した許可信号により、トランジスタ1aがオンして、補助リレー2aが作動する。
【0009】
このとき、図3(b)では、常開接点4aと常開接点4dとがオンし、正電源ライン12の電圧が断路器8bに与えられ、断路器8bの投入制御が行われる。この制御回路は、断路器8bが投入されたことを確認した後、駆動信号出力部5bに、断路器8bを投入制御する為の指令信号の出力を停止させ、駆動許可信号出力部5aに、断路器8bを駆動制御することを許可する許可信号の出力を停止させて、駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aの状態を復帰させる。
【0010】
次に、制御回路は、駆動信号出力部5bから、遮断器8aを投入制御する為の指令信号を出力する。この指令信号によりトランジスタ1bがオンして、断路器投入用の補助リレー2bが作動する。
このとき、駆動回路監視用のフォトカプラ3bがオンし、動作信号検出部6bは、そのオン信号を受けて、補助リレー2bが作動したことを示す信号を照合回路7へ与える。
【0011】
照合回路7は、このとき、駆動信号出力部5bから、遮断器8aを投入制御する為の指令信号(補助リレー2bを作動させる為の信号)を与えられており、この遮断器8aを投入制御する為の指令信号と補助リレー2bが作動したことを示す信号とが一致するか否かを照合する。その結果、所定時間一致したときは、駆動許可信号出力部5aに、遮断器8aを駆動制御することを許可する許可信号を出力させる。
駆動許可信号出力部5aが出力した許可信号により、トランジスタ1aがオンして、補助リレー2aが作動する。
【0012】
このとき、図3(b)では、常開接点4aと常開接点4bとがオンし、正電源ライン12の電圧が遮断器8aに与えられ、遮断器8aの投入制御が行われる。制御回路は、遮断器8aが投入されたことを確認した後、駆動信号出力部5bに、遮断器8aを投入制御する為の指令信号の出力を停止させ、駆動許可信号出力部5aに、遮断器8aを駆動制御することを許可する許可信号の出力を停止させて、駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aの状態を復帰させる。
【0013】
上述したような場合、トランジスタ1b,1dの何れか、又はフォトカプラ3b,3dの何れかが故障したとき、例えば、トランジスタ1bが短絡状態で故障したとき、駆動信号出力部5bが指令信号を出力していないにも拘らず、動作信号検出部6bはオン信号を受け、照合回路7は不一致を検出する。トランジスタ1bが開放状態で故障したとき、駆動信号出力部5bが指令信号を出力すると、駆動信号出力部5bから指令信号が出力されているにも拘らず、動作信号検出部6bはオン信号を受けず、照合回路7は不一致を検出し、何れのときにも、常開接点4a及び常開接点4bの内の1つしかオンしない為、遮断器8aを誤制御しない。
【0014】
駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aが同じ1つの回路であれば、その1つの回路が短絡状態で故障した場合、トランジスタ1a〜1e全てがオンとなり、補助リレー2a〜2e全てがオンとなり、誤制御を引き起こす為、駆動信号出力部5bと駆動許可信号出力部5aとは別個の構成としてある。
尚、駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aの個々の故障は、それぞれで検出できれば良いとし、同時に駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aが故障する確率は低く、また、その場合の誤制御を防止することは、困難である為考慮していない。
【0015】
常開接点10は、例えば、保護継電器等の他の装置が故障を検出した場合に、遮断器8aを開放し、故障を除去する為に設けられており、遮断器8aが投入された状態、駆動許可信号出力部5aの短絡状態、駆動信号出力部5bの短絡状態又はトランジスタ1a〜1eの短絡状態で故障した場合、常開接点10がオンしたときに、電流が他の常開接点4b〜4eに回り込み、遮断器8a及び断路器8bを誤制御しないように、ダイオード9を設けている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の制御回路では、上述したように、駆動許可信号出力部5aの短絡状態、駆動信号出力部5bの短絡状態又はトランジスタ1a〜1eの複数における短絡状態で故障している場合に、保護継電器等の他の装置が故障を検出して、常開接点10が作動したときの回り込み防止の為にダイオード9が必要である。
遮断器8aの開放回路電流は、通常5A程度と大きく、ダイオード9は、遮断器8aの開放回路に接続される為、通電容量が大きいものが必要であり、ダイオードの短絡又は開放状態での故障を考慮し、例えば、2直列2並列にする必要があるので、部品の専有体積が増大する問題があった。また、ダイオードの故障については、検出できない問題があった。
【0017】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1発明では、部品の専有体積を削減することが出来、また、その故障の監視が出来なかったダイオードを省略することが出来る制御回路を提供することを目的とする。
第2,3発明では、より確実に故障監視を行うことが出来る制御回路を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る制御回路は、制御対象機器を駆動制御する為の少なくとも1つの指令信号を出力する駆動信号出力部と、該駆動信号出力部が出力した指令信号により作動する第1リレー回路と、第1リレー回路が作動したことを検出する動作検出回路と、該動作検出回路が検出した動作の内容と前記駆動信号出力部が出力した指令信号の内容とを照合する照合回路と、該照合回路が前記両内容が所定時間一致することを検出したときに、前記制御対象機器の駆動制御を許可する許可信号を出力する駆動許可信号出力部と、該駆動許可信号出力部が出力した許可信号により作動する第2リレー回路と、故障時に前記制御対象機器に駆動する為の信号を与えるべくオンする第1常開接点とを備え、電源ライン及び前記制御対象機器間に、前記第2リレー回路の第2常開接点と前記第1リレー回路の第3常開接点と前記第2リレー回路の第4常開接点とをこの順に直列接続し、この直列接続した接点回路に前記第1常開接点を並列に接続してあることを特徴とする。
【0019】
第2発明に係る制御回路は、第1リレー回路は、第1スイッチ回路と第1リレーとを有し、第1スイッチ回路と第1リレーと動作検出回路とはこの順に直列接続され、該動作検出回路が、第1スイッチ回路及び第1リレーの動作を検出すべくなしてあることを特徴とする。
【0020】
第3発明に係る制御回路は、第2リレー回路は、第2スイッチ回路と第2リレーとを有し、第2スイッチ回路と第2リレーと動作検出回路とはこの順に直列接続され、該動作検出回路が、第2スイッチ回路及び第2リレーの動作を検出すべくなしてあることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、それを示す図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る制御回路の実施の形態の構成を示したブロック図である。この制御回路は、(a)に示すように、制御対象機器である断路器8b又は遮断器8a((b))を駆動制御する為の指令信号を出力する駆動信号出力部5bと、駆動信号出力部5bが出力したそれぞれの指令信号がベースに与えられ、エミッタがそれぞれ負電源ライン15に接続されたNPN型のトランジスタ1b〜1e(第1スイッチ回路)と、トランジスタ1b〜1eのそれぞれのコレクタに、一方の端子が接続された補助リレー2b〜2e(第1リレー)とを備えている。
【0022】
この制御回路は、また、補助リレー2b〜2eの他方の端子に、それぞれLEDの各カソードが接続され、各アノードが正電源ライン16に接続されたフォトカプラ3b〜3e(動作検出回路)と、フォトカプラ3b〜3eの各出力が与えられる動作信号検出部6b(動作検出回路)と、動作信号検出部6bの検出信号と駆動信号出力部5bの出力信号とを照合する照合回路7と、照合回路7が照合した結果、前記検出信号と出力信号とが所定時間一致したときに、制御対象機器を駆動制御することを許可する許可信号を出力する駆動許可信号出力部5aと、駆動許可信号出力部5aが出力した許可信号がベースに与えられ、エミッタが負電源ライン15に接続されたNPN型のトランジスタ1a(第2スイッチ回路)と、トランジスタ1aのコレクタに、一方の端子が接続された補助リレー2a(第2リレー)とを備えている。
【0023】
この制御回路は、また、補助リレー2aの他方の端子に、LEDのカソードが接続され、アノードが正電源ライン16に接続されたフォトカプラ3a(動作検出回路)と、フォトカプラ3aの出力が与えられる動作信号検出部6a(動作検出回路)とを備え、照合回路7は、動作信号検出部6aの検出信号と駆動許可信号出力部5aの出力信号とを照合する。
【0024】
補助リレー2a〜2eの各常開接点は、図1(b)に示すように、補助リレー2aの常開接点4a1(第2常開接点)の一方の端子が正電源ライン12に接続され、他方の端子が補助リレー2b〜2eの各常開接点4b〜4eの一方の端子に接続されている。
補助リレー2bの常開接点4bの他方の端子は遮断器8aに、補助リレー2d,2eの各常開接点4d,4eの他方の端子は断路器8bにそれぞれ接続され、遮断器8a及び断路器8bは、それぞれ負電源ライン13にも接続されている。
【0025】
補助リレー2cの常開接点4c(第3常開接点)の他方の端子は、補助リレー2aの常開接点4a2(第4常開接点)の一方の端子に接続され、常開接点4a2の他方の端子は、遮断器8aに接続されている。常開接点4a2の他方の端子には、故障検出器等に駆動され、故障時に開放させる為の信号を遮断器8aに与える常開接点10(第1常開接点)の一方の端子が接続され、常開接点10の他方の端子は、正電源ライン12に接続されている。
常開接点10は、例えば、保護継電器等の他の装置が故障を検出した場合に、遮断器8aを開放し、故障を除去する為に設けられている。
【0026】
以下に、このような構成の制御回路の動作を説明する。
例えば、1制御指令信号により、遮断器8a及び断路器8bを連動させて投入制御を行う場合、駆動信号出力部5bから、断路器8bを投入制御する為の指令信号を出力する。この指令信号によりトランジスタ1dがオンして、断路器投入用の補助リレー2dが作動する。
このとき、駆動回路監視用のフォトカプラ3dがオンし、動作信号検出部6bは、そのオン信号を受けて、補助リレー2dが作動したことを示す信号を照合回路7へ与える。
【0027】
照合回路7は、このとき、駆動信号出力部5bから、断路器8bを投入制御する為の指令信号(補助リレー2dを作動させる為の信号)を与えられており、この断路器8bを投入制御する為の指令信号と補助リレー2dが作動したことを示す信号とが一致するか否かを照合する。その結果、所定時間一致したときは、駆動許可信号出力部5aに、断路器8bを駆動制御することを許可する許可信号を出力させる。
駆動許可信号出力部5aが出力した許可信号により、トランジスタ1aがオンして、補助リレー2aが作動する。
【0028】
このとき、図1(b)では、常開接点4a1と常開接点4dとがオンとなり、正電源ライン12の電圧が断路器8bに与えられ、断路器8bの投入制御が行われる。
この制御回路は、断路器8bが投入されたことを確認した後、駆動信号出力部5bに、断路器8bを投入制御する為の指令信号の出力を停止させ、駆動許可信号出力部5aに、断路器8bを駆動制御することを許可する許可信号の出力を停止させて、駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aの状態を復帰させる。
【0029】
次に、制御回路は、駆動信号出力部5bから、遮断器8aを投入制御する為の指令信号を出力する。この指令信号によりトランジスタ1bがオンして、断路器投入用の補助リレー2bが作動する。
このとき、駆動回路監視用のフォトカプラ3bがオンし、動作信号検出部6bは、そのオン信号を受けて、補助リレー2bが作動したことを示す信号を照合回路7へ与える。
【0030】
照合回路7は、このとき、駆動信号出力部5bから、遮断器8aを投入制御する為の指令信号(補助リレー2bを作動させる為の信号)を与えられており、この遮断器8aを投入制御する為の指令信号と補助リレー2bが作動したことを示す信号とが一致するか否かを照合する。その結果、所定時間一致したときは、駆動許可信号出力部5aに、遮断器8aを駆動制御することを許可する許可信号を出力させる。
駆動許可信号出力部5aが出力した許可信号により、トランジスタ1aがオンして、補助リレー2aが作動する。
【0031】
このとき、図1(b)では、常開接点4a1と常開接点4bとがオンとなり、正電源ライン12の電圧が遮断器8aに与えられ、遮断器8aの投入制御が行われる。
制御回路は、遮断器8aが投入されたことを確認した後、駆動信号出力部5bに、遮断器8aを投入制御する為の指令信号の出力を停止させ、駆動許可信号出力部5aに、遮断器8aを駆動制御することを許可する許可信号の出力を停止させて、駆動信号出力部5b及び駆動許可信号出力部5aの状態を復帰させる。
【0032】
上述したような場合、駆動信号出力部5b及びトランジスタ1b〜1eの何れかが、短絡状態で故障した場合でも、常開接点4cと補助リレー2aの常開接点4a2とが直列に接続されているので、駆動許可信号出力部5aが正常であれば、常開接点4a2はオンしないので、遮断器8a及び断路器8bを誤制御することはない。
【0033】
また、駆動信号出力部5bが短絡状態で故障している場合、又は駆動回路監視用のフォトカプラ3b〜3eの何れかのLEDが短絡状態で故障している場合に、保護継電器等の他の装置が故障を検出し、常開接点10がオンになっても、常開接点4cと補助リレー2aの常開接点4a2とが直列に接続されているので、駆動許可信号出力部5aが正常であれば、常開接点4a2はオンしないので、電流の回り込みが生じることも無く、遮断器8a及び断路器8bを誤制御することはない。
【0034】
また、トランジスタ1a〜1eの何れかが短絡状態で故障している場合、駆動信号出力部5bが指令信号を出力していないにも拘らず、フォトカプラ3a〜3eの何れかがオンする。従って、駆動信号出力部5bからの信号がオフを示し、動作信号検出部6からの信号がオンを示すので、照合回路7は、不一致を検出し、制御回路が故障していると判定する。
【0035】
また、トランジスタ1a〜1eの何れかが開放状態で故障している場合、駆動信号出力部5bが指令信号を出力したとき、フォトカプラ3aはオンしない。従って、駆動信号出力部5bからの信号がオンを示し、動作信号検出部6からの信号がオフを示すので、照合回路7は、不一致を検出し、制御回路が故障していると判定する。
フォトカプラ3a〜3eの何れかが、短絡状態又は開放状態で故障している場合にも、照合回路7は、トランジスタ1a〜1eの場合と同様に不一致を検出し、制御回路が故障していると判定する。
【0036】
また、図2に示すように、トランジスタ1a〜1e及び補助リレー2a〜2e間の何れかの位置11a、又は補助リレー2a〜2e及びフォトカプラ3a〜3e間の何れかの位置11bにおいて、断線故障が発生している場合に、駆動信号出力部5bが指令信号を出力したとき、例えば、トランジスタ1aがオンしても、フォトカプラ3aはオンしない。従って、駆動信号出力部5bからの信号がオンを示し、動作信号検出部6からの信号がオフを示すので、照合回路7は、不一致を検出し、制御回路が断線により故障していると判定する。
【0037】
【発明の効果】
第1発明に係る制御回路によれば、駆動信号出力部が、制御対象機器を駆動制御する為の少なくとも1つの指令信号を出力し、第1リレー回路は、駆動信号出力部が出力した指令信号により作動する。動作検出回路は、第1リレー回路が作動したことを検出し、照合回路は、動作検出回路が検出した動作の内容と駆動信号出力部が出力した指令信号の内容とを照合し、両内容が所定時間一致することを検出したときに、駆動許可信号出力部が、制御対象機器の駆動制御を許可する許可信号を出力する。
【0038】
第2リレー回路は、駆動許可信号出力部が出力した許可信号により作動し、第1常開接点は、故障時に制御対象機器に駆動する為の信号を与えるべくオンする。
第2リレー回路の第2常開接点と第1リレー回路の第3常開接点と第2リレー回路の第4常開接点とは、電源ライン及び制御対象機器間に、この順に直列接続され、第1常開接点は、この直列接続した接点回路に並列に接続してある。これにより、部品の専有体積を削減することが出来、また、その故障の監視が出来なかったダイオードを省略することが出来る。
【0039】
第2発明に係る制御回路によれば、第1リレー回路は、第1スイッチ回路と第1リレーとを有し、第1スイッチ回路と第1リレーと動作検出回路とはこの順に直列接続され、動作検出回路が、第1スイッチ回路及び第1リレーの動作を検出すべくなしてあるので、より確実に故障監視を行うことが出来る。
【0040】
第3発明に係る制御回路によれば、第2リレー回路は、第2スイッチ回路と第2リレーとを有し、第2スイッチ回路と第2リレーと動作検出回路とはこの順に直列接続され、動作検出回路が、第2スイッチ回路及び第2リレーの動作を検出すべくなしてあるので、より確実に故障監視を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る制御回路の実施の形態の構成を示したブロック図である。
【図2】 本発明に係る制御回路の動作を説明する為の説明図である。
【図3】 従来の制御回路の構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1a トランジスタ(第2スイッチ回路)、1b〜1e トランジスタ(第1スイッチ回路)、2a 補助リレー(第2リレー)、2b〜2e 補助リレー(第1リレー)、3a〜3e フォトカプラ(動作検出回路)、4a1 常開接点(第2常開接点)、4a2 常開接点(第4常開接点)、4c 常開接点(第3常開接点)、4b,4d,4e 常開接点、10 常開接点(第1常開接点)、5a 駆動許可信号出力部、5b 駆動信号出力部、6a,6b 動作信号検出部(動作検出回路)、7 照合回路、8a 遮断器、8b 断路器。

Claims (3)

  1. 制御対象機器を駆動制御する為の少なくとも1つの指令信号を出力する駆動信号出力部と、該駆動信号出力部が出力した指令信号により作動する第1リレー回路と、第1リレー回路が作動したことを検出する動作検出回路と、該動作検出回路が検出した動作の内容と前記駆動信号出力部が出力した指令信号の内容とを照合する照合回路と、該照合回路が前記両内容が所定時間一致することを検出したときに、前記制御対象機器の駆動制御を許可する許可信号を出力する駆動許可信号出力部と、該駆動許可信号出力部が出力した許可信号により作動する第2リレー回路と、故障時に前記制御対象機器に駆動する為の信号を与えるべくオンする第1常開接点とを備え、電源ライン及び前記制御対象機器間に、前記第2リレー回路の第2常開接点と前記第1リレー回路の第3常開接点と前記第2リレー回路の第4常開接点とをこの順に直列接続し、この直列接続した接点回路に前記第1常開接点を並列に接続してあることを特徴とする制御回路。
  2. 第1リレー回路は、第1スイッチ回路と第1リレーとを有し、第1スイッチ回路と第1リレーと動作検出回路とはこの順に直列接続され、該動作検出回路が、第1スイッチ回路及び第1リレーの動作を検出すべくなしてある請求項1記載の制御回路。
  3. 第2リレー回路は、第2スイッチ回路と第2リレーとを有し、第2スイッチ回路と第2リレーと動作検出回路とはこの順に直列接続され、該動作検出回路が、第2スイッチ回路及び第2リレーの動作を検出すべくなしてある請求項2記載の制御回路。
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