JP3662289B2 - ミシンの安全装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明はミシンの押え上げ機構の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のミシンの押え上げ機構における安全装置を図4により説明する。
1A,1B,1C,1D は一体であるミシンフレームであり、フレーム1Cは係止部1a及び係合部1bを備えている。
2 は押え棒であり、下端に図示しない押え金を有すると共に、上方及び下方をミシンフレーム1A,1B にそれぞれ上下動及び回動可能に挿通している。
【0003】
3 は押え棒抱きであり、基端を押え棒に固定すると共に他端に段部3aと係合部3cを有している。ここで、係合部3c は、一側面を係止部1aに他側面を係止部1aに対向配置する図示しない係止部に上下方向に摺動可能に設けられている。更に押え棒抱き3 は、図示しない針棒のストッパ部に係合して針棒の上下動を抑止するストッパ部3bを有している。
【0004】
4 は押圧手段としての圧縮バネであり、押え棒2 に周設すると共にミシンフレーム1Aと押え棒抱き3 間に配置され、押え棒抱き3 を下方に付勢している。
8 は押え棒抱き昇降手段の一部である回動腕であり、押え棒2 を遊嵌する長孔を有すると共に右端をミシンフレーム1Dに固定される軸7 に回動可能に支持されている。
【0005】
6 は押え棒抱き昇降手段の一部である押え作動板であり、回動腕8 に固定され、左端に作動板下面6a及び作動板上面6bを設けると共に、中央側面に段ネジ6cを設けている。
5 は押え棒抱き昇降手段の一部である押え上げレバーであり、固定軸5aを中心に回動可能に軸着されると共に、固定軸5aからの距離の異なるカム面である押え下げ面5b及び押え上げ面5cとを設けている。
【0006】
9 はスイッチ部であり、ミシンフレーム1Aに上方を固定され、側方に折曲される側面に長穴状のアクチュエータ操作穴9bを形成すると共にアクチュエータ9aを上方に有するマイクロスイッチ9cを設けている。
ここで、スイッチ部9 の作用を説明すると、アクチュエータ9aは常に上方に付勢されており、解放状態では図示しないミシンの主軸動力モータへの電流を停止するように作用し、また、アクチュエータ9aが下方に押圧され、閉鎖状態となるとモータへと電流を供給するように作用する。
【0007】
10 はアクチュエータ作動板であり、上方にスイッチ部9 のアクチュエータ操作穴9bに遊嵌貫通しアクチュエータ9aの上方に進出するアクチュエータ操作棒10a を有すると共に下方に押え作動板6 の段ネジ6cに遊嵌する長穴10b を有する。更にアクチュエータ作動板10は中間付近に折曲した第 1腕部10eを設けており、この第1 腕部10eに設けられる図示しないバネにより常に下方に付勢されている。
【0008】
以上の構成により次のように動作する。
押え上げレバー5 の押え下げ面5bと押え上げ作動板6 の作動板下面6aとが係合した状態では、押え金が降りた状態となっている。
ここで、押え上げレバー5 を回動すると押え上げレバー5 の押え上げ面5cが押え上げ作動板6 の作動板下面6aと係合するようになる。つまり、回動腕8 に固定される押え上げ作動板6 は、レバー軸5aから押え下げ面5bの距離とレバー軸5aから押え上げ面5cの距離の差の分だけカム作用によって軸7 を中心に回動上昇されることになる。
【0009】
そのために、押え上げ作動板6 の作動板上面6bは、押え棒2 に固定される押え棒抱き3 の係合部3cをミシンフレーム1Cの係止部1aと1aに対向配置する図示しない係止部の間を摺動させると共に圧縮バネ4 に抗して上昇させることとなるので、押え棒2 は上昇する。
従って、この上昇動作により押え上げ作動板6 の段ネジ6cが長穴10b 上端を上方に押し、アクチュエータ操作板10を上昇させる。これにより、アクチュエータ操作棒10a がアクチュエータ操作穴9bに従って上昇するためスイッチ部9 のアクチュエータ9aに掛かる負荷がなくなってアクチュエータ9aは解放状態となり、モータへの電流供給を停止した状態となる。
【0010】
その後、押え棒2を回動すると押え棒2に固着されている押え棒抱き3 の段面3aが押え上げ作動板6 を乗り越えて係合部1bに移動する。そのために、押え棒抱き3 が係合部1bにあるときは押え上げレバー5を回動しても押え棒2 は下降しないという作用がある。
更に、押え棒抱き3 が係合部1bにあるときは押え棒抱き3 のストッパ部3bが図示しない針棒のストッパ部と係合して針棒の運動を抑止する作用がある。
【0011】
しかしながら、押え棒2 を上昇して押え棒抱き3 を係合部1bに移動した状態において、誤操作によって押え上げレバー5 を回動してしまうと、回動腕8 に固定される押え下げ作動板6 が軸7 を中心に回動下降して、それに連動してアクチュエータ作動板10が下降することによって、アクチュエータ操作棒10aをアクチュエータ9aを下方に押圧して閉鎖状態としてしまい、ミシンモータへの電流を供給をしてしまう。また、この状態でミシンを運転しようとしても針棒ストッパ部が押え棒抱き3 のストッパ部3bが係合して針棒の運動を抑止するようになっているので安全ではあるが、モータに流れる電流が過電流となりモータの電気回路を損傷してしまう恐れがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、押え棒2 を上昇した後、回動することによって押え棒抱き3 が係合部1bにあるときにはミシンモータへの電流供給を停止状態に保つことによってモータの電気回路の損傷を防止することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
ミシンフレームに上下動且つ回動可能に挿通すると共に下端に押え金を有する押え棒と、押え棒を下方に押圧する押圧手段と、押え棒に固定される押え棒抱きと、押え棒抱きと係合し且つ押え棒が下降位置にあるとき押え棒の回動を阻止する係止部と、押え棒抱きと係合し且つ押え棒が上昇位置で回動され、上昇回動位置にあるとき押え棒を上昇状態に保持する係合部と、押え棒抱きを昇降操作する押え棒抱き昇降手段と、押え棒抱き昇降手段と連動して上下動するアクチュエータ操作板と、アクチュエータ操作板を介してミシンモータへの電流の供給及び停止を切り換えるアクチュエータを有するスイッチ部とを備えるミシンの安全装置において、押え棒が上昇回動位置に係止されることに連動してアクチュエータ操作板を上昇位置に保持する作動板下降防止手段を前記アクチュエータ操作版上に備える。
【0014】
【作用】
押え棒に固着されると共に押圧手段により下方に押圧される押え棒抱きを押え棒抱き昇降手段を操作して上昇させる。押え棒抱き昇降手段の上昇に連動してアクチュエータ作動板が上昇するとアクチュエータが切り換えられミシンモータへの電流供給が停止する。その後、押え棒抱きを回動して係合部に移動すると作動板下降防止手段によりモータへの電流供給を停止した状態に維持する。
【0015】
【実施例】
図1、図2において、図4と同符号の部分は従来例のものと同一であるため説明を省き、以下本発明によって付加した構成部分のみを説明する。
11は作動板下降防止手段であり、アクチュエータ操作板中間に一体的に形成される第 2腕部11a と第 2腕部11a 先端下方に突部11b を備えている。
【0016】
ここで、突部11b の突出量を図3 により説明すると、突部11b の突出量は、押え上げレバー5 を回動して押え棒抱き3 を上昇した時の第2 腕部11a の高さと押え棒抱き3 を係合部1bに回動させて第2 腕部11a の突部11b が押え棒抱き3 の上に乗り上げた時の第2 腕部の高さとの差f が、押え棒抱き3 からミシンフレーム1Cの係合部1bまでの隙間g より大きくなるようする。
【0017】
以上の構成により次のように作用する。
図 1では押え上げレバー5 の押え下げ面5bと押え上げ作動板6 の作動板下面6aとが係合した状態であり、押え金が降りた状態となっている。
ここで、押え上げレバー5 を回動すると押え上げレバー5 の押え上げ面5cが押え上げ作動板6 の作動板下面6aと係合するようになる。つまり、回動腕8 に固定される押え上げ作動板6 は、レバー軸5aから押え下げ面5bの距離とレバー軸5aから押え上げ面5cの距離の差の分だけカム作用によって軸7 を中心に回動上昇されることになる。
【0018】
そのために、押え上げ作動板6 の作動板上面6bは、押え棒2 に固定される押え棒抱き3 の係合部3cをミシンフレーム1Cの係止部1aと1aに対向配置する図示しない係止部の間を摺動させると共に圧縮バネ4 に抗して上昇させることとなるので、押え棒2 は上昇する。
従って、この上昇動作により押え上げ作動板6 の段ネジ6cが長穴10b 上端を上方に押し、アクチュエータ操作板10を上昇させる。これにより、アクチュエータ操作棒10a がアクチュエータ操作穴9bに従って上昇するためスイッチ部9 のアクチュエータ9aに掛かる負荷がなくなってアクチュエータ9aは解放状態となり、モータへの電流供給を停止した状態となる。
【0019】
その後、図2 に示すように、押え棒2を回動すると押え棒2に固着されている押え棒抱き3 の段面3aが押え上げ作動板6 を乗り越えて係合部1bに移動すると同時に、押え棒抱き3 上面が第 2腕部11a の突部11b と係合してアクチュエータ操作板10を上昇状態に保持する。
従って、押え棒抱き3 が係合部1bにあるときは押え上げレバー5 を回動して、回動腕8 に固定される押え下げ作動板6 を軸7 を中心に回動下降してもアクチュエータ作動板10が下降することがないのでアクチュエータ9aは解放状態に保持されミシンモータに電流が流れることがないという作用がある。
【0020】
他の実施例としては、アクチュエータ作動板10の第2 腕部11a に突部を設ける代わりに、押え棒抱き3 上面に突出する突部を設け、押え棒抱きが上昇位置にあるときに回動することによって突部上面に第2 腕部が乗り上げるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上のような構成なので以下のような効果を有する。
押え棒抱きが係合部にある状態において誤操作により押え棒抱き昇降手段を操作してもミシンモータに電流を供給することがなく、電流供給停止状態を保つことができるために過電流によりミシンモータを損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の押え棒を下降した状態のある時の斜視図。
【図2】 実施例1の押え棒を上昇し、且つ押え棒抱きを係合部に回動した時の斜視図。
【図3】 押え棒抱き昇降手段を上昇させた状態の押え棒抱きと第2腕部、及び押え棒を回動したときの押え棒抱きと第2腕部の正面図。
【図4】 従来例の斜視図。
【符号の説明】
2 押え棒
3 押え棒抱き
4 圧縮バネ
5 押え上げレバー
9 スイッチ部
10 アクチュエータ作動板
Claims (1)
- ミシンフレームに上下動且つ回動可能に挿通すると共に下端に押え金を有する押え棒と、
前記押え棒を下方に押圧する押圧手段と、
前記押え棒に固定される押え棒抱きと、
前記押え棒抱きと係合し且つ押え棒が下降位置にあるとき押え棒の回動を阻止する係止部と、
前記押え棒抱きと係合し且つ押え棒が上昇位置で回動され、上昇回動位置にあるとき押え棒を上昇状態に保持する係合部と、
前記押え棒抱きを昇降操作する押え棒抱き昇降手段と、
前記押え棒抱き昇降手段と連動して上下動するアクチュエータ操作板と、
前記アクチュエータ操作板を介してミシンモータへの電流の供給及び停止を切り換えるアクチュエータを有するスイッチ部とを備えるミシンの安全装置において、
押え棒が上昇回動位置に係止されることに連動してアクチュエータ操作板を上昇位置に保持する作動板下降防止手段を前記アクチュエータ操作板上に備えることを特徴とするミシンの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05855295A JP3662289B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ミシンの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05855295A JP3662289B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ミシンの安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252384A JPH08252384A (ja) | 1996-10-01 |
| JP3662289B2 true JP3662289B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=13087628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05855295A Expired - Fee Related JP3662289B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | ミシンの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3662289B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106337250B (zh) * | 2015-11-09 | 2017-10-20 | 大冶市星云机电科技研究所 | 摆杆式压布把柄 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP05855295A patent/JP3662289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH08252384A (ja) | 1996-10-01 |
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