JP3662108B2 - 太陽電池駆動自動潅水装置 - Google Patents

太陽電池駆動自動潅水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3662108B2
JP3662108B2 JP11781598A JP11781598A JP3662108B2 JP 3662108 B2 JP3662108 B2 JP 3662108B2 JP 11781598 A JP11781598 A JP 11781598A JP 11781598 A JP11781598 A JP 11781598A JP 3662108 B2 JP3662108 B2 JP 3662108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
solar cell
motor pump
output
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11781598A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11289891A (ja
Inventor
博文 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP11781598A priority Critical patent/JP3662108B2/ja
Publication of JPH11289891A publication Critical patent/JPH11289891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3662108B2 publication Critical patent/JP3662108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は潅水装置に係り、特に人工地盤の緑地のように、潅水を多く必要とする用途に好適な太陽電池駆動の省エネルギ型の自動潅水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池で駆動する潅水用ポンプは、日々の日射量の変化に伴う発電量の変動を吸収し、安定した運転を確保するために、太陽電池アレイで発生した電力を、一旦、充電回路で蓄電池に充電し、その蓄電池電源からタイマなどの制御回路を用いて潅水用のモータポンプを動かすことで、運転制御されるのが一般的である。しかしながら、蓄電池を組み込んだ太陽電池の運転制御回路の場合、蓄電池及び充電回路を設けるコスト増と、蓄電池の定期的な維持管理や寿命からくる交換が必要不可欠であり、メンテナンスが面倒になるという問題があった。
【0003】
また、蓄電池及びこれに関連した制御回路なしで、簡便に太陽電池駆動自動潅水装置の運転を制御する方式として、太陽電池と潅水を行うモータポンプとを直結する方式が提案されている。これは、一定時間のみ太陽電池アレイの受光面を太陽光にあてて発電させ、他の時間は影によって発電を停止させるような形状をしたフードを使って、潅水用のモータポンプを運転する自動潅水装置である。蓄電池を持たないこの種の直結型の自動潅水装置では、上述の蓄電池によるコスト増及びメンテナンスの問題がなくなるが、フードの影の移動速度が地球の自転速度で決まってしまうため、モータポンプの運転時間の制御が困難で、分単位の細かな潅水制御を要求される場合は不向きであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した事情に鑑みて為されたもので、日々の気象変化に追随して、日射強度が十分な晴れた時間帯に、設定した時間の自動潅水が確実に行われ、且つ維持管理も簡単な太陽電池駆動自動潅水装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の太陽電池駆動自動灌水装置は、太陽電池アレイと、該太陽電池アレイの出力により駆動されるモータポンプとをケーブルで接続する途中に、該モータポンプの運転を制御する制御回路を設け、該制御回路は、前記太陽電池アレイ側の電圧が許容の範囲内で変化しても、定電圧を出力側に供給するDC/DCコンバータを含み、前記制御回路は、前記DC/DCコンバータの出力に接続され、十分な日射量の検出により前記出力が所定値に達するとカウントを開始する第1のタイマと、該第1のタイマのカウントアップにより所要の灌水時間のカウントを開始する第2のタイマと、前記第1のタイマのカウントアップと前記第2のタイマのカウント開始により前記太陽電池アレイの出力を前記モータポンプに供給するスイッチを閉じるリレー回路とを備えたことを特徴とする。
【0006】
上記本発明によれば、蓄電池を備えないで太陽電池と潅水を行うモータポンプとを直結した太陽電池自動潅水装置において、太陽電池とモータポンプとの間に制御回路を挿入することにより、日射強度等の気象条件に対応させて、例えば分単位の潅水時間の設定等の、きめの細かな潅水制御が行える。これにより、蓄電池及びこれに関連した制御回路を用いないことにより、製造コストの低減とメンテナンスの容易性を維持しつつ、且つ蓄電池及びこれに関連した制御回路を用いたのと同様な、きめの細かな自動潅水制御を行うことができる。
【0007】
また、前記制御回路は、入力側の電圧が許容の範囲内で変化しても、定電圧を出力側に供給するDC/DCコンバータを含むことを特徴とする。これにより、前記制御回路に所要の定電圧が供給され、その制御動作を安定に行うことができる。
【0008】
また、前記制御回路は、十分な日射量の検出を行う第1のタイマ回路と、所要の潅水時間を設定する第2のタイマ回路と、前記第1のタイマ回路の出力から前記モータポンプを連続的に駆動するのに十分な日射量に達すると、前記第2のタイマ回路で設定した時間のモータポンプへの電源の供給を行うことで潅水を行うリレー回路とを備えたことを特徴とする。これにより、日射の状況に対応させて、タイミング良く、予め設定した時間の潅水を行うことができる。
【0009】
また、受水槽を備え、該受水槽の取り出し位置から前記モータポンプ吸い込みノズルに対して常に水が流れ込む状態になるように吸込側配管を配置し、前記モータポンプの吐出しノズルに接続した吐出配管を、一旦、前記受水槽の最高水位より高く立ち上げ、その上端に自動空気抜き弁を配置したことを特徴とする。これにより、自動空気抜き弁は、サイホンブレーカの役割を果たし、ポンプが停止している時に、受水槽の水がサイホン作用によって緑地に供給されるのを防止することができる。又、受水槽の液面がモータポンプ以上のレベルになると、落差によりポンプ内に水を導き入れる機能を果たすことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態の自動潅水装置の概要を示す。
太陽電池アレイ1と制御回路を内蔵した制御盤26をケーブル2で接続し、制御盤26と直流ブラシレスモータポンプ3をケーブル15で接続する。直流ブラシレスモータポンプ3は、横型で、受水槽18の横のポンプ室25に設置され、受水槽18の水位Wに対して常に流し込みの状態で運転される。受水槽18にはボールタップ22が設けてあり、ポンプ運転中は給水弁23を介して必要水量を補給し、ポンプ停止中は、受水槽18への給水を停止する。
【0012】
ポンプ吐出配管27は、受水槽18の最高水位よりも立ち上げ、その上端に自動空気抜き弁21を取付け、潅水を行う散水ホース28に接続してある。従って、直流ブラシレスモータポンプ3が運転されると、その吐出水が散水ホース28から緑地へ散水される。直流ブラシレスモータポンプ3が停止すると、自動空気抜き弁21によってサイフォン作用が形成されなくなるので、受水槽18の水が散水ホース28に漏れ出ることはない。
【0013】
受水槽18への給水が直流ブラシレスモータポンプ3の運転中に断水しても、ポンプ吸い込みノズル20が受水槽取り出し口19よりも低くなっている。このため、受水槽18の水位Wが受水槽取り出し口19以下まで低下すると、空気を吸い込んで直流ブラシレスモータポンプ3は揚水不能にはなるが、ポンプ3の内部に水を保有できるので破損するまでに至ることはない。
【0014】
ここで、自動運転のための制御盤26内の制御回路は次のような構成になっている。太陽電池アレイ1からケーブル2で制御盤26にそのDC出力が導入され、制御回路の電源を入・切する制御電源スイッチ5を経由し、入力側の電圧が許容の範囲内で変化しても定電圧を供給するDC/DCコンバータ7の入力側に接続される。DC/DCコンバータ7の出力側には、時限動作出力(a接点)2個を持った待機時間をカウントするタイマ8、タイマ8の時限動作出力(a接点)と直列に接続した保持時間をカウントする時限動作出力(b接点)1個を持ったタイマ11、タイマ8の時限動作出力(a接点)及びタイマ11の時限動作出力(b接点)と直列に接続した前記直流ブラシレスモータポンプ運転指令用の出力(a接点)14を持ったリレー13が並列に接続されている。
【0015】
また、太陽電池アレイ1と前記直流ブラシレスモータポンプ3をケーブル2,15で接続する途中に、運転・停止・自動を選択できるポンプ運転切換スイッチ4を設け、運転を選択する配線は直接前記直流ブラシレスモータポンプ3に接続し、自動を選択する配線は前記ポンプ運転指令用のリレー13の出力(a接点)14を経由して前記直流ブラシレスモータポンプ3に接続する。
【0016】
ここで、DC/DCコンバータ7の出力が所定値に達すると、十分な日射量を検出するタイマ8がカウントを開始する。しかしながら、このカウントの間に太陽電池の出力レベルが十分でなく、所定値以下になると、そこでタイマ8がリセットされる。即ち、タイマ8のカウントアップは十分な日射量がタイマカウント所定時間得られたことを検出したことを意味している。このタイマ8のカウントアップにより潅水時間を設定したタイマ11がカウントを開始すると共に、リレー13がスイッチ14を閉じて、太陽電池アレイ1の出力を直流ブラシレスモータポンプ3に供給する。これによりモータポンプ3は運転を開始し、潅水が行われる。タイマ11は、潅水時間を設定したタイマであるので、このカウントアップにより、スイッチ14が開かれ、モータポンプ3への電源の供給が停止し、潅水が終了する。
【0017】
図2は、第1実施例の制御盤内の制御回路を示す図である。
第1実施例は、直流ブラシレスモータポンプ3と制御回路を同一太陽電池アレイの出力で動作させるものである。この太陽電池アレイ1は、最大出力54.5W、最大動作電圧17.3V、開放電圧21.6Vの能力を持ち、傾斜角45度で南東に向けて設置してある。その出力は、ケーブル2で制御盤に引込まれ、2系統に分岐される。1つの系統は、直流ブラシレスモータポンプ(消費電力36W、定格電圧20V)3と接続する途中に、運転・停止・自動を選択できるポンプ運転切換スイッチ4を設けている。運転を選択する配線4aは、直接前記直流ブラシレスモータポンプ3にケーブル15で接続され、自動を選択する配線14bはポンプ運転指令用のリレー13の出力(a接点)14及び配線14bを経由して直流ブラシレスモータポンプ3にケーブル15で接続される。
【0018】
太陽電池アレイ1の出力から分岐されたもう1つの系統は、制御電源入切スイッチ5、ヒューズ6を経由してDC/DCコンバータ(入力18〜36V,出力12V,無負荷時消費電力0.7W)7の入力側に接続される。DC/DCコンバータ7の出力側には、定格電圧12Vの直流電源で動作するタイマ(動作表示灯内蔵、消費電力1W)8、タイマ8の時限出力(a接点)9と直列にタイマ(動作表示灯内蔵、消費電力1W)11、タイマ8の時限出力(a接点)10及びタイマ11の時限出力(b接点)12と直列にリレー(動作表示灯内蔵及びダイオード内蔵、消費電力1W)13が並列に接続されている。
【0019】
次に、第1実施例の制御回路と直流ブラシレスモータポンプ3を同一太陽電池アレイにケーブルで接続する場合の動作について説明する。
まず、制御回路電源の入・切スイッチ5を入側に、ポンプ運転切換スイッチ4の運転・切・自動の選択を自動側にしておく。
夜明けとともに、太陽電池アレイ1が発電を開始する。DC/DCコンバータ7の出力側の電圧が徐々に上がってきて、タイマ8(84T)の作動許容電圧(定格電圧の85%)まで上昇すると、タイマ8(84T)がカウントを開始する。タイマ8(84T)がタイムアップすると、タイマ8(84T)の時限出力(a接点)9,10が閉じて、タイマ11(T1)とリレー13(X1)に電源が印加され、タイマ11(T1)はタイムカウントを開始するとともに、リレー13(X1)の出力(a接点)14が閉じて直流ブラシレスモータポンプ3に電源が投入される。
【0020】
この時、太陽電池アレイ1の発生する電力が十分でないと、直流ブラシレスモータポンプ3への電源投入時の電圧降下により、制御回路電圧がタイマ8(84T)の許容動作電圧(定格電圧の85%)よりも下回ることが発生する。ちなみに、直流ブラシレスモータポンプ3と制御盤26内の制御回路の消費電力の比は10対1程度であり、制御回路の消費電力は直流ブラシレスモータポンプ3の消費電力に対して無視できる程度に小さい。又、直流ブラシレスモータポンプ3は定格電圧の25%以上で運転可能である。又、リレー13(X1)の許容動作電圧はタイマ8(84T)及びタイマ11(T1)より低く、定格電圧の75%で作動する。よって、制御回路電圧がタイマ8(84T)の許容動作電圧(定格電圧の85%)よりも下回ると、タイマ8(84T)の時限出力(a接点)9,10が開いて、タイマ11(T1)とリレー13(X1)への電源印加が解除され、リレー13(X1)の出力(a接点)14が開き、直流ブラシレスモータポンプ3への電源投入が解除される。これにより、タイマ8(84T)は初期状態に戻り、再び、タイムカウントを開始することになる。
【0021】
例えば、タイマ8(84T)のタイマ設定時間を15分に設定すると、夜明けとともに、15分ごとに直流ブラシレスモータポンプ3の起動を試みることになる。太陽の高度が時間とともに上昇すると、太陽電池アレイ1の発生する電力も急激に上昇してくる。太陽電池アレイ1の発生する電力が、直流ブラシレスモータポンプ3を起動するに十分な迄に大きくなると、直流ブラシレスモータポンプ3への電源投入時の電圧降下も少なくなり、制御電圧がタイマ8(84T)の動作許容電圧以上に保たれ、直流ブラシレスモータポンプ3は正常に起動し、タイマ11(T1)がタイムアップするまで直流ブラシレスモータポンプ3は運転を続ける。タイマ11(T1)がタイムアップすると、タイマ11(T1)の出力(b接点)12が開いてリレー13(X1)への電源印加が解除され、リレー13(X1)の出力(a接点)14が開き、直流ブラシレスモータポンプ3への電源投入が解除されることで、直流ブラシレスモータポンプ3が運転を停止する。
【0022】
例えば、太陽電池アレイを傾斜角度45度で南東に向けて設置したとすれば、午前8時から9時頃には、太陽電池アレイ1の発生する電力が最も大きくなり、この時間帯に潅水がなされることになる。もし、直流ブラシレスモータポンプ3が運転中に雲が発生し、太陽を覆い太陽電池アレイの発生する電力が減って、制御回路の電圧がタイマ8(84T)の許容作動電圧(定格電圧の85%)よりも下回ると、タイマ8(84T)の時限出力(a接点)9,10が開いて、タイマ11(T1)とリレー13(X1)への電源印加が解除され、リレー13(X1)の出力(a接点)14が開き、直流ブラシレスモータポンプ3への電源投入が解除されることで、直流ブラシレスモータポンプ3が運転を停止する。
【0023】
タイマ8(84T)は初期状態に戻り、再び、タイムカウントを開始し、タイマ設定時間後に直流ブラシレスモータポンプ3の起動を試みることになり、タイマ11(T1)の設定時間の運転が連続して確保されるまで、上記のような直流ブラシレスモータポンプ3の起動・停止が繰り返されることになる。よって、日々の気象変化に追随して、日射強度が十分な晴れた時間帯に、あらかじめ設定した時間の自動潅水が確実に行なわれる。
【0024】
一度、タイマ11(T1)の設定時間の運転が連続して確保され、タイマ11(T1)がタイムアップすると、太陽電池アレイ1の発生する電力に対して、制御盤26内の制御回路の消費する電力は非常に小さいため、日の入りまで途中で曇っても制御回路の電圧がタイマ8(84T)の許容作動電圧(定格電圧の85%)よりも下回ることはなく、直流ブラシレスモータポンプ3が再度起動されることはない。
【0025】
日中、手動で潅水を行なう場合は、ポンプ運転切換スイッチ4の運転・切・自動の選択を運転側にすると、太陽電池アレイの出力に応じた運転点で直流ブラシレスモータポンプ3が運転する。潅水を停止する時は、ポンプ運転切換スイッチ4の運転・切・自動の選択を切にする。
タイマの時間設定を変える場合は、一旦、制御回路電源の入・切スイッチ5を切側にして、電源を断にしてから行う。タイマ設定が終了したら、制御回路電源の入・切スイッチ5を入側にしておく。
日没で太陽電池アレイ1の発生する電力が減少し、制御回路の電圧がタイマ8(84T)の許容作動電圧(定格電圧の85%)よりも下回ると、タイマ8(84T)の時限出力(a接点)が開いてタイマ11(T1)への電源印加が解除され、タイマ8(84T)も初期状態に戻る。
【0026】
図3は、第2実施例の制御盤内の制御回路を示す。
第2実施例は、直流ブラシレスモータポンプ3と制御回路とをそれぞれ独立した太陽電池アレイで動作させるものである。太陽電池アレイ1は、上述と同様に最大出力54.5W、最大動作電圧17.3V、開放電圧21.6Vの能力を持ち、傾斜角45度で南東に向けて設置してある。ケーブル2で制御盤に引込まれ、直流ブラシレスモータポンプ(消費電力36W,定格電圧20V)3と接続する途中に、運転・停止・自動を選択できるポンプ運転切換スイッチ4を設け、運転を選択する配線4aは直接前記直流ブラシレスモータポンプ3にケーブル15で接続し、自動を選択する配線4bはポンプ運転指令用のリレー13の出力(a接点)14及び配線14bを経由して直流ブラシレスモータポンプ3にケーブル15で接続する。
【0027】
制御用の太陽電池アレイ16は、傾斜角45度で南に向けて設置してある。ケーブル17で制御盤に引込まれ、制御電源入切スイッチ5、ヒューズ6を経由してDC/DCコンバータ(入力18〜36V、出力12V、無負荷時消費電力0.7W)7の入力側に接続される。DC/DCコンバータ7の出力側には、定格電圧12Vの直流電源で動作するタイマ(動作表示灯内蔵、消費電力1W)8と、タイマ8の時限出力(a接点)9と直列にタイマ(動作表示灯内蔵、消費電力1W)11と、タイマ8の時限出力(a接点)10及びタイマ11の時限出力(b接点)12と直列にリレー(動作表示灯内蔵及びダイオード内蔵、消費電力1W)13とが並列に接続されている。
【0028】
次に、第2実施例の直流ブラシレスモータポンプ3と制御回路とをそれぞれ独立した太陽電池アレイ1,16にケーブル2,17で接続する場合の動作について説明する。
制御回路電源の入・切スイッチ5を入側に、ポンプ運転切換スイッチ4の運転・切・自動の選択を自動側にしておく。夜明けとともに、太陽電池アレイ1,16が発電を開始する。DC/DCコンバータ7の出力側の電圧が徐々に上がってきて、タイマ8(84T)の作動許容電圧(定格電圧の85%)まで上昇すると、タイマ8(84T)がカウントを開始する。タイマ8(84T)の時限出力(a接点)9,10が閉じて、タイマ11(T1)とリレー13(X1)に電源が印加され、タイマ11(T1)はタイムカウントを開始し、リレー13(X1)の出力(a接点)14が閉じて直流ブラシレスモータポンプ3に電源が投入され、直流ブラシレスモータポンプ3が起動する。タイマ11(T1)がタイムアップする迄、直流ブラシレスモータポンプ3は運転を続ける。
【0029】
タイマ11(T1)がタイムアップすると、タイマ11(T1)の出力(b接点)12が開いてリレー13(X1)への電源印加が解除され、リレー13(X1)の出力(a接点)14が開き、直流ブラシレスモータポンプ3への電源投入が解除されることで、直流ブラシレスモータポンプ3が運転を停止する。制御電源用の太陽電池アレイ16の容量を、曇りの状態での日射強度でも制御電圧が定格電圧を維持できるような大きさにしておけば、タイマ8(84T)に設定された時間で直流ブラシレスモータポンプ3が運転を開始し、タイマ11(T1)の設定された時間だけ運転を継続して停止することが確実に実行される。これにより、特に、長時間の潅水が必要な場合、運転途中で天候が小刻み変化して、時々曇ったりしても、運転指令は維持されるので好都合である。
【0030】
直流ブラシレスモータポンプ3は、直流ブラシレスモータポンプ用太陽電池アレイ1の出力に応じた運転点で運転されるので、薄曇りの時には、ポンプの吐出量は少なくなるが潅水は行われることになる。よって、その日の設定された潅水時間帯の日射量に応じた自動潅水が行えることになる。例えば、太陽電池アレイ1を傾斜角度45度で南東に向けて設置したとすれば、午前8時から9時ごろに太陽電池アレイの発電量が最も大きくなるので、この時間帯に潅水がなされるようにタイマ8(84T)の設定時間を1時間30分から2時間にするとよい。
【0031】
このように、太陽電池アレイを、モータポンプ3への動力供給用と制御回路用とに分けて設けることにより、それぞれを最適な向きに配置することができる。これにより、それぞれの太陽電池アレイの能力を最適に発揮させることが可能となる。例えば、上述のように潅水を朝9〜10時頃行うためには、太陽電池1の向きを東南に向け、その時間帯の出力を最大とすることができる。これに対して、制御用の太陽電池16の向きを南にすることで、一日の日射量に対応した検出出力が得られる。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は直流ブラシレスモータポンプと太陽電池アレイをケーブルで接続する途中に、DC/DCコンバータ、時限出力接点付きタイマ、出力接点付きリレー等からなる制御回路を設けたものである。これにより、日々の気象変化に追随して、日射強度が十分な晴れた時間帯に、設定した時間の自動潅水を確実に行うことができる。係る制御回路によれば、蓄電池や充電回路を必要としないので、その製造コストも低減し、また維持管理も簡単になる。従って、省エネルギで必要な時間に必要な潅水が確実に行えることにより、人工土壌の植物の成長を促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の自動潅水装置を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の制御盤内の制御回路を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例の制御盤内の制御回路を示す図である。
【図4】切換スイッチの正面形状を示す図である。
【符号の説明】
1 太陽電池アレイ
2 ケーブル
3 直流ブラシレスモータポンプ
4 ポンプ運転切換スイッチ
5 制御電源入切スイッチ
6 ヒューズ
7 DC/DCコンバータ
8 時限出力接点付きタイマ
9 タイマ8の時限出力(a接点)
10 タイマ8の時限出力(a接点)
11 時限出力接点付きタイマ
12 タイマ11の時限出力(b接点)
13 出力接点付きリレー
14 リレー13の出力(a接点)
15 ケーブル
16 太陽電池アレイ
17 ケーブル
18 受水槽
19 受水槽取り出し口
20 ポンプ吸込みノズル
21 自動空気抜き弁
22 ボールタップ
23 給水弁
24 オーバーフロー
25 ポンプ室
26 制御盤
27 吐出し配管
28 散水ホース

Claims (4)

  1. 太陽電池アレイと、該太陽電池アレイの出力により駆動されるモータポンプとをケーブルで接続する途中に、該モータポンプの運転を制御する制御回路を設け
    該制御回路は、前記太陽電池アレイ側の電圧が許容の範囲内で変化しても、定電圧を出力側に供給するDC/DCコンバータを含み、
    前記制御回路は、前記DC/DCコンバータの出力に接続され、十分な日射量の検出により前記出力が所定値に達するとカウントを開始する第1のタイマと、
    該第1のタイマのカウントアップにより所要の灌水時間のカウントを開始する第2のタイマと、
    前記第1のタイマのカウントアップと前記第2のタイマのカウント開始により前記太陽電池アレイの出力を前記モータポンプに供給するスイッチを閉じるリレー回路とを備えたことを特徴とする太陽電池駆動自動灌水装置。
  2. 前記第2のタイマのカウントアップにより、前記スイッチが開かれ、前記モータポンプへの電源の供給が停止し、灌水が終了することを特徴とする請求項1記載の太陽電池駆動自動灌水装置。
  3. 前記第1のタイマの制御回路電圧が許容動作電圧を下回ると、前記リレーのスイッチが開き、前記モータポンプへの電源の供給が解除され、運転を停止することを特徴とする請求項記載の太陽電池駆動自動灌水装置。
  4. 前記第1のタイマの設定時間は15分であることを特徴とする請求項1記載の太陽電池駆動自動灌水装置。
JP11781598A 1998-04-13 1998-04-13 太陽電池駆動自動潅水装置 Expired - Fee Related JP3662108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11781598A JP3662108B2 (ja) 1998-04-13 1998-04-13 太陽電池駆動自動潅水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11781598A JP3662108B2 (ja) 1998-04-13 1998-04-13 太陽電池駆動自動潅水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11289891A JPH11289891A (ja) 1999-10-26
JP3662108B2 true JP3662108B2 (ja) 2005-06-22

Family

ID=14720953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11781598A Expired - Fee Related JP3662108B2 (ja) 1998-04-13 1998-04-13 太陽電池駆動自動潅水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3662108B2 (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4587071B2 (ja) * 2005-04-08 2010-11-24 孝人 河本 環境にやさしい自然エネルギーを利用し、バッテリーの低圧(DC12v)電源を充電しながら使用し、三相インバータ(タイマーやリモコン等を備えた)で駆動する低圧(DC12v)ブラシレス三相電動機付きポンプの移動用散水システム。
US11881814B2 (en) 2005-12-05 2024-01-23 Solaredge Technologies Ltd. Testing of a photovoltaic panel
US10693415B2 (en) 2007-12-05 2020-06-23 Solaredge Technologies Ltd. Testing of a photovoltaic panel
US11728768B2 (en) 2006-12-06 2023-08-15 Solaredge Technologies Ltd. Pairing of components in a direct current distributed power generation system
US8473250B2 (en) 2006-12-06 2013-06-25 Solaredge, Ltd. Monitoring of distributed power harvesting systems using DC power sources
US9130401B2 (en) 2006-12-06 2015-09-08 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US11687112B2 (en) 2006-12-06 2023-06-27 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8963369B2 (en) 2007-12-04 2015-02-24 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8947194B2 (en) 2009-05-26 2015-02-03 Solaredge Technologies Ltd. Theft detection and prevention in a power generation system
US11296650B2 (en) 2006-12-06 2022-04-05 Solaredge Technologies Ltd. System and method for protection during inverter shutdown in distributed power installations
US11855231B2 (en) 2006-12-06 2023-12-26 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US11309832B2 (en) 2006-12-06 2022-04-19 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US9088178B2 (en) 2006-12-06 2015-07-21 Solaredge Technologies Ltd Distributed power harvesting systems using DC power sources
EP2135348B1 (en) * 2006-12-06 2015-11-04 Solaredge Technologies Distributed power harvesting systems using dc power sources
US8013472B2 (en) 2006-12-06 2011-09-06 Solaredge, Ltd. Method for distributed power harvesting using DC power sources
US8319483B2 (en) 2007-08-06 2012-11-27 Solaredge Technologies Ltd. Digital average input current control in power converter
US11888387B2 (en) 2006-12-06 2024-01-30 Solaredge Technologies Ltd. Safety mechanisms, wake up and shutdown methods in distributed power installations
US8816535B2 (en) 2007-10-10 2014-08-26 Solaredge Technologies, Ltd. System and method for protection during inverter shutdown in distributed power installations
US11735910B2 (en) 2006-12-06 2023-08-22 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power system using direct current power sources
US8531055B2 (en) 2006-12-06 2013-09-10 Solaredge Ltd. Safety mechanisms, wake up and shutdown methods in distributed power installations
US8618692B2 (en) 2007-12-04 2013-12-31 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power system using direct current power sources
US9112379B2 (en) 2006-12-06 2015-08-18 Solaredge Technologies Ltd. Pairing of components in a direct current distributed power generation system
US11569659B2 (en) 2006-12-06 2023-01-31 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8384243B2 (en) 2007-12-04 2013-02-26 Solaredge Technologies Ltd. Distributed power harvesting systems using DC power sources
US8319471B2 (en) 2006-12-06 2012-11-27 Solaredge, Ltd. Battery power delivery module
US11264947B2 (en) 2007-12-05 2022-03-01 Solaredge Technologies Ltd. Testing of a photovoltaic panel
WO2009072076A2 (en) 2007-12-05 2009-06-11 Solaredge Technologies Ltd. Current sensing on a mosfet
WO2009072075A2 (en) 2007-12-05 2009-06-11 Solaredge Technologies Ltd. Photovoltaic system power tracking method
US8289742B2 (en) 2007-12-05 2012-10-16 Solaredge Ltd. Parallel connected inverters
US8111052B2 (en) 2008-03-24 2012-02-07 Solaredge Technologies Ltd. Zero voltage switching
WO2009136358A1 (en) 2008-05-05 2009-11-12 Solaredge Technologies Ltd. Direct current power combiner
JP2010193804A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Putio:Kk 日射量対応灌水装置
US8710699B2 (en) 2009-12-01 2014-04-29 Solaredge Technologies Ltd. Dual use photovoltaic system
US8766696B2 (en) 2010-01-27 2014-07-01 Solaredge Technologies Ltd. Fast voltage level shifter circuit
US10230310B2 (en) 2016-04-05 2019-03-12 Solaredge Technologies Ltd Safety switch for photovoltaic systems
GB2485527B (en) 2010-11-09 2012-12-19 Solaredge Technologies Ltd Arc detection and prevention in a power generation system
US10673222B2 (en) 2010-11-09 2020-06-02 Solaredge Technologies Ltd. Arc detection and prevention in a power generation system
US10673229B2 (en) 2010-11-09 2020-06-02 Solaredge Technologies Ltd. Arc detection and prevention in a power generation system
GB2486408A (en) 2010-12-09 2012-06-20 Solaredge Technologies Ltd Disconnection of a string carrying direct current
GB2483317B (en) 2011-01-12 2012-08-22 Solaredge Technologies Ltd Serially connected inverters
JP5858214B2 (ja) * 2011-07-19 2016-02-10 株式会社ニチリン 給水装置用エア引き込み弁および給水装置
US8570005B2 (en) 2011-09-12 2013-10-29 Solaredge Technologies Ltd. Direct current link circuit
GB2498365A (en) 2012-01-11 2013-07-17 Solaredge Technologies Ltd Photovoltaic module
US9853565B2 (en) 2012-01-30 2017-12-26 Solaredge Technologies Ltd. Maximized power in a photovoltaic distributed power system
GB2498791A (en) 2012-01-30 2013-07-31 Solaredge Technologies Ltd Photovoltaic panel circuitry
GB2498790A (en) 2012-01-30 2013-07-31 Solaredge Technologies Ltd Maximising power in a photovoltaic distributed power system
GB2499991A (en) 2012-03-05 2013-09-11 Solaredge Technologies Ltd DC link circuit for photovoltaic array
WO2013177360A1 (en) 2012-05-25 2013-11-28 Solaredge Technologies Ltd. Circuit for interconnected direct current power sources
US10115841B2 (en) 2012-06-04 2018-10-30 Solaredge Technologies Ltd. Integrated photovoltaic panel circuitry
US9548619B2 (en) 2013-03-14 2017-01-17 Solaredge Technologies Ltd. Method and apparatus for storing and depleting energy
US9941813B2 (en) 2013-03-14 2018-04-10 Solaredge Technologies Ltd. High frequency multi-level inverter
EP2779251B1 (en) 2013-03-15 2019-02-27 Solaredge Technologies Ltd. Bypass mechanism
JP6218075B2 (ja) * 2014-01-09 2017-10-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動灌水システム
US9318974B2 (en) 2014-03-26 2016-04-19 Solaredge Technologies Ltd. Multi-level inverter with flying capacitor topology
WO2017079875A1 (zh) * 2015-11-09 2017-05-18 深圳市博世知识产权运营有限公司 农业灌溉装置
CN107153212B (zh) 2016-03-03 2023-07-28 太阳能安吉科技有限公司 用于映射发电设施的方法
US10599113B2 (en) 2016-03-03 2020-03-24 Solaredge Technologies Ltd. Apparatus and method for determining an order of power devices in power generation systems
US11081608B2 (en) 2016-03-03 2021-08-03 Solaredge Technologies Ltd. Apparatus and method for determining an order of power devices in power generation systems
US11177663B2 (en) 2016-04-05 2021-11-16 Solaredge Technologies Ltd. Chain of power devices
US11018623B2 (en) 2016-04-05 2021-05-25 Solaredge Technologies Ltd. Safety switch for photovoltaic systems
CN109349070A (zh) * 2018-10-25 2019-02-19 天津市科睿思奇智控技术有限公司 一种中心支轴式喷灌机灌溉控制方法及系统
CN115005060B (zh) * 2022-07-11 2023-05-09 西北农林科技大学 一种耦合压缩空气储能的太阳能循环脉冲喷灌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11289891A (ja) 1999-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3662108B2 (ja) 太陽電池駆動自動潅水装置
US4100427A (en) Device for converting solar energy
EP1039621A2 (en) Photovoltaic power generation device
CN108499956A (zh) 一种太阳能板自动清洁装置
CN106246495A (zh) 一种光伏扬水系统及其控制方法
US20030169006A1 (en) DC motor driver circuit for use with photovoltaic power source
CN104805888B (zh) 光伏提水系统
US20060032938A1 (en) Apparatus and method for powering irrigation system with solar power
CN107846189B (zh) 一种基于最大电流检测的光伏水泵系统及其控制方法
CN201321991Y (zh) 磁控太阳能水泵装置
JPH08238031A (ja) 太陽電池駆動自動潅水装置
JP6455769B1 (ja) 太陽光発電灌水装置
KR20180087949A (ko) 태양광 에너지를 이용한 수질 관리 시스템
CN109220422B (zh) 一种智能化植物种植台
Sinugo et al. Solar-Powered Smart Irrigation System
CN2310096Y (zh) 单元式高楼恒压无污染供水器
CN205640665U (zh) 一种新型的太阳能路灯
CN2224379Y (zh) 太阳能节能自动热水器
CN213187528U (zh) 一种基于stc89c52的远控智能浇花器
CN211286313U (zh) 一种建筑中绿色环保屋顶结构
CN220936014U (zh) 太阳能自动浇水装置
CN212838415U (zh) 太阳能光伏水泵系统
JPS60164150A (ja) ヒ−トポンプ給湯器
CN2350562Y (zh) 水泵全自动控制器
CN211745889U (zh) 一种田间节水灌溉用储水箱

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090401

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees