JPH08238031A - 太陽電池駆動自動潅水装置 - Google Patents
太陽電池駆動自動潅水装置Info
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- JPH08238031A JPH08238031A JP7068569A JP6856995A JPH08238031A JP H08238031 A JPH08238031 A JP H08238031A JP 7068569 A JP7068569 A JP 7068569A JP 6856995 A JP6856995 A JP 6856995A JP H08238031 A JPH08238031 A JP H08238031A
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- JP
- Japan
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- solar cell
- cell array
- driven
- water
- brushless motor
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/12—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 潅水時間設定などの複雑な操作を必要とする
ことなく、季節の変化に応じた適切な自動潅水がなされ
る灌水装置を提供する。 【構成】 太陽電池アレイ1が発生する直流出力で直接
駆動する直流ブラシレスモータポンプ3と、一定時間の
み前記太陽電池アレイの受光面を太陽光にあてて発電さ
せ、他の時間は陰によって発電を停止させるような形状
で、太陽電池に面する側は反射防止処理を施したフード
2と、受水槽10とを備え、太陽電池アレイ1の出力で
駆動されたポンプにより受水槽10から散水ホース17
を通して緑地に潅水する。
ことなく、季節の変化に応じた適切な自動潅水がなされ
る灌水装置を提供する。 【構成】 太陽電池アレイ1が発生する直流出力で直接
駆動する直流ブラシレスモータポンプ3と、一定時間の
み前記太陽電池アレイの受光面を太陽光にあてて発電さ
せ、他の時間は陰によって発電を停止させるような形状
で、太陽電池に面する側は反射防止処理を施したフード
2と、受水槽10とを備え、太陽電池アレイ1の出力で
駆動されたポンプにより受水槽10から散水ホース17
を通して緑地に潅水する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は潅水装置に係り、特に
人工地盤の緑地のように、潅水を多く必要とする用途に
好適な太陽電池駆動の自動潅水装置に関する。
人工地盤の緑地のように、潅水を多く必要とする用途に
好適な太陽電池駆動の自動潅水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人工地盤の緑地を自動的に潅水する装置
としては、散水栓と緑地面に配置した散水ホースの途中
に設けた電磁弁を、潅水タイマーで設定された時間に開
閉して自動潅水するものがある。その電源としては、太
陽電池、商用電源及び、乾電池が用いられている。もう
少し高度になると、緑地に土中水分センサーを設置し、
水分が欠乏すると潅水タイマーと連動させて、潅水する
ものもある。
としては、散水栓と緑地面に配置した散水ホースの途中
に設けた電磁弁を、潅水タイマーで設定された時間に開
閉して自動潅水するものがある。その電源としては、太
陽電池、商用電源及び、乾電池が用いられている。もう
少し高度になると、緑地に土中水分センサーを設置し、
水分が欠乏すると潅水タイマーと連動させて、潅水する
ものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人工地盤の緑地は、保
有する水分の量に限度があり、雨水以外に水を供給され
る手段がない為に、自動潅水装置は必要不可欠である。
しかしながら、自動潅水装置は潅水時間を季節によって
適切に変更しなければ、有効にその機能を発揮できず、
その操作方法も複雑である。季節の変わり目などに急激
に温度上昇が起きた時に、潅水時間の変更をしないで放
置し、数日間潅水が為され無かった場合は、植物が枯れ
る事故が発生する危険性もある。また、土中水分センサ
ーにより潅水時間を管理する場合も、水分センサーの信
頼性や設置場所の選定も問題となり、適切な潅水を行う
のは、なかなか難しい。
有する水分の量に限度があり、雨水以外に水を供給され
る手段がない為に、自動潅水装置は必要不可欠である。
しかしながら、自動潅水装置は潅水時間を季節によって
適切に変更しなければ、有効にその機能を発揮できず、
その操作方法も複雑である。季節の変わり目などに急激
に温度上昇が起きた時に、潅水時間の変更をしないで放
置し、数日間潅水が為され無かった場合は、植物が枯れ
る事故が発生する危険性もある。また、土中水分センサ
ーにより潅水時間を管理する場合も、水分センサーの信
頼性や設置場所の選定も問題となり、適切な潅水を行う
のは、なかなか難しい。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、タイマーの潅水時間の設定などの複雑な操作を必
要としないで、季節の変化に応じた適切な自動潅水が行
える自動潅水装置を提供することを目的とする。
ので、タイマーの潅水時間の設定などの複雑な操作を必
要としないで、季節の変化に応じた適切な自動潅水が行
える自動潅水装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池駆動自
動潅水装置は、太陽電池アレイと、該アレイが太陽光を
受けて発生する直流出力で直接駆動する直流ブラシレス
モータポンプと、一定時間のみ前記太陽電池アレイの受
光面を太陽光にあてて発電させ、他の時間は陰によって
発電を停止させるような形状で、太陽電池に面する側は
反射防止処理を施したフードと、受水槽とを備え、前記
太陽電池アレイの出力で駆動された前記ポンプにより前
記受水槽から散水ホースを通して緑地に潅水することを
特徴とする。
動潅水装置は、太陽電池アレイと、該アレイが太陽光を
受けて発生する直流出力で直接駆動する直流ブラシレス
モータポンプと、一定時間のみ前記太陽電池アレイの受
光面を太陽光にあてて発電させ、他の時間は陰によって
発電を停止させるような形状で、太陽電池に面する側は
反射防止処理を施したフードと、受水槽とを備え、前記
太陽電池アレイの出力で駆動された前記ポンプにより前
記受水槽から散水ホースを通して緑地に潅水することを
特徴とする。
【0006】又、前記直流ブラシレスモータポンプの吸
込ノズルを前記受水槽と、吐出ノズルを潅水対象の緑地
に配置した散水ホースとにそれぞれ配管で接続し、前記
吐出ノズル側配管は前記受水槽の最高水位より、一旦、
高く立ち上げ、その上端に自動空気抜き弁を設けたこと
を特徴とする。
込ノズルを前記受水槽と、吐出ノズルを潅水対象の緑地
に配置した散水ホースとにそれぞれ配管で接続し、前記
吐出ノズル側配管は前記受水槽の最高水位より、一旦、
高く立ち上げ、その上端に自動空気抜き弁を設けたこと
を特徴とする。
【0007】又、前記直流ブラシレスモータポンプと、
前記太陽電池アレイとを接続するケーブルの途中に、前
記受水槽の液面レベルを検出するスイッチと、前記太陽
電池アレイからの直流出力を開閉する開閉器とを設けた
ことを特徴とする。
前記太陽電池アレイとを接続するケーブルの途中に、前
記受水槽の液面レベルを検出するスイッチと、前記太陽
電池アレイからの直流出力を開閉する開閉器とを設けた
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】太陽電池アレイの受光面が、一定時間のみ太陽
光を受光するようなフードを備えたことから、一日のう
ち一定の時間帯のみ直流ブラシレスモータポンプが駆動
されて潅水を行う。このため、太陽光を受光できる限り
において、面倒なタイマーの設定などを行うことなく、
一日のうちの一定の時間帯に、確実に自動潅水すること
ができる。
光を受光するようなフードを備えたことから、一日のう
ち一定の時間帯のみ直流ブラシレスモータポンプが駆動
されて潅水を行う。このため、太陽光を受光できる限り
において、面倒なタイマーの設定などを行うことなく、
一日のうちの一定の時間帯に、確実に自動潅水すること
ができる。
【0009】又、受水槽からポンプの吐出ノズル側に接
続する配管は、一旦、高く立ち上げてその上端に自動空
気抜き弁を設ける。自動空気抜き弁は、サイホンブレー
カの役割を果たし、ポンプが停止している時に、受水槽
の水がサイホンによって緑地に供給されるのを防止す
る。又、受水槽の液面が直流ブラシレスモータポンプ以
上のレベルになると、落差によりポンプ内に水を導き入
れる機能を果たす。
続する配管は、一旦、高く立ち上げてその上端に自動空
気抜き弁を設ける。自動空気抜き弁は、サイホンブレー
カの役割を果たし、ポンプが停止している時に、受水槽
の水がサイホンによって緑地に供給されるのを防止す
る。又、受水槽の液面が直流ブラシレスモータポンプ以
上のレベルになると、落差によりポンプ内に水を導き入
れる機能を果たす。
【0010】又、受水槽の液面レベルを検出するスイッ
チと、太陽電池アレイからの直流出力を開閉する開閉器
とを備えたことから、受水槽の液面レベルが一定レベル
以下に低下した場合には、ポンプへの直流出力を停止し
てポンプの空転を防止することができる。
チと、太陽電池アレイからの直流出力を開閉する開閉器
とを備えたことから、受水槽の液面レベルが一定レベル
以下に低下した場合には、ポンプへの直流出力を停止し
てポンプの空転を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の太陽電池駆動
自動潅水装置の構成を示す。緑地16には散水ホース1
7が設けられており、受水槽10に貯えられた水が、ポ
ンプ3により送水されて、散水ホース17より緑地16
に散水される。ポンプ3は、太陽電池アレイ1より発生
する直流出力で駆動される直流ブラシレスモータポンプ
である。
自動潅水装置の構成を示す。緑地16には散水ホース1
7が設けられており、受水槽10に貯えられた水が、ポ
ンプ3により送水されて、散水ホース17より緑地16
に散水される。ポンプ3は、太陽電池アレイ1より発生
する直流出力で駆動される直流ブラシレスモータポンプ
である。
【0013】太陽電池アレイ1は、フード2で囲われ、
太陽電池アレイ1の受光面を潅水時の太陽の方向に方向
可変支持台5で固定される。フード2は、一定時間のみ
受光面を太陽光にあてて発電させ、他の時間は陰によっ
て発電を停止させるような形状で、太陽電池に面する側
は反射防止処理されている。太陽電池アレイ1の方向は
潅水をしようとする時間帯の太陽光に対して最も有効に
発電ができる方位角度に方向可変支持台5で固定する。
太陽電池アレイ1の受光面を潅水時の太陽の方向に方向
可変支持台5で固定される。フード2は、一定時間のみ
受光面を太陽光にあてて発電させ、他の時間は陰によっ
て発電を停止させるような形状で、太陽電池に面する側
は反射防止処理されている。太陽電池アレイ1の方向は
潅水をしようとする時間帯の太陽光に対して最も有効に
発電ができる方位角度に方向可変支持台5で固定する。
【0014】図2は、太陽電池アレイに備えたフードに
よる運転時間の設定例を示す。フード2を備えた太陽電
池アレイ1の向きは南中に対して約45度東の方向にバ
イアスして固定してある。この例では8時から11時の
間がポンプを駆動するのに十分な発電量が得られる。そ
れ以外の時間は、十分な発電量が得られず、直流ブラシ
レスモータポンプ3は停止している。
よる運転時間の設定例を示す。フード2を備えた太陽電
池アレイ1の向きは南中に対して約45度東の方向にバ
イアスして固定してある。この例では8時から11時の
間がポンプを駆動するのに十分な発電量が得られる。そ
れ以外の時間は、十分な発電量が得られず、直流ブラシ
レスモータポンプ3は停止している。
【0015】太陽電池アレイ1が配列されたフード底面
の幅に対して、フードの高さを高くすることにより、太
陽電池アレイ1の受光角度が狭くなり、潅水時間を短く
することができる。又、方向可変支持台5で太陽電池ア
レイ1の受光面を南側に向けて設定することにより、正
午前後に潅水するように設定でき、更に西側にバイアス
して設定することにより、午後に潅水するように設定で
きる。このように、太陽電池アレイ1に取り付けたフー
ド2の形状を変えることで、太陽光の受光時間を任意に
変更でき、方向可変支持台5で方位角度を変えて固定す
れば、潅水時間帯を任意に変更することができる。
の幅に対して、フードの高さを高くすることにより、太
陽電池アレイ1の受光角度が狭くなり、潅水時間を短く
することができる。又、方向可変支持台5で太陽電池ア
レイ1の受光面を南側に向けて設定することにより、正
午前後に潅水するように設定でき、更に西側にバイアス
して設定することにより、午後に潅水するように設定で
きる。このように、太陽電池アレイ1に取り付けたフー
ド2の形状を変えることで、太陽光の受光時間を任意に
変更でき、方向可変支持台5で方位角度を変えて固定す
れば、潅水時間帯を任意に変更することができる。
【0016】緑地が要求する潅水量は日射量に比例す
る。日射量は夏場が大きく、冬場は少ない。一方、直流
ブラシレスモータポンプ3の給水量は、太陽電池アレイ
1の発電量に比例する。定格電圧24Vのある直流ブラ
シレスモータポンプの起動特性を調べる為に、0Vから
次第に電圧を上げていき何Vで起動するかを測定した。
その結果、約5Vでポンプは廻り始めることを確認でき
た。即ち、太陽電池アレイの出力が5V以上にならない
と給水はされないことになる。
る。日射量は夏場が大きく、冬場は少ない。一方、直流
ブラシレスモータポンプ3の給水量は、太陽電池アレイ
1の発電量に比例する。定格電圧24Vのある直流ブラ
シレスモータポンプの起動特性を調べる為に、0Vから
次第に電圧を上げていき何Vで起動するかを測定した。
その結果、約5Vでポンプは廻り始めることを確認でき
た。即ち、太陽電池アレイの出力が5V以上にならない
と給水はされないことになる。
【0017】緑地の潅水は、午前中に行い、暑い昼間の
時間帯は避けるのがよいと一般的にいわれている。そこ
で、太陽電池アレイに、一定時間のみ受光面を太陽光に
あてて発電させ、他の時間は陰によって発電を停止させ
るような形状のフードを取り付け、受光面を前述したよ
うに東南の方向に向けて設置すると、午前中の数時間の
み太陽光を受けて発電し、発電量に応じて直流ブラシレ
スモータポンプが駆動し潅水を行う。
時間帯は避けるのがよいと一般的にいわれている。そこ
で、太陽電池アレイに、一定時間のみ受光面を太陽光に
あてて発電させ、他の時間は陰によって発電を停止させ
るような形状のフードを取り付け、受光面を前述したよ
うに東南の方向に向けて設置すると、午前中の数時間の
み太陽光を受けて発電し、発電量に応じて直流ブラシレ
スモータポンプが駆動し潅水を行う。
【0018】太陽電池側のフード2の内面を反射防止処
理することで、フード面から反射した太陽光による発電
を防止する。よって、フード付き太陽電池アレイ1が潅
水必要量の検出機能と潅水供給量を制御する両方の機能
を合わせ持つことになり、季節の日射量変動に応じた自
動潅水が可能となる。
理することで、フード面から反射した太陽光による発電
を防止する。よって、フード付き太陽電池アレイ1が潅
水必要量の検出機能と潅水供給量を制御する両方の機能
を合わせ持つことになり、季節の日射量変動に応じた自
動潅水が可能となる。
【0019】直流ブラシレスモータポンプ3の吸込ノズ
ル8は、配管9により受水槽10の下部と接続され、そ
の途中に、三方弁11及び、ストレーナ12を設ける。
ポンプ3の吐出ノズル13から出た配管14を、一端、
受水槽10の最高水位よりも上に立ち上げ、その上端に
自動空気抜き弁15を設け、下に立ち下げて、緑地16
に敷設された散水ホース17に接続する。受水槽10に
は、オーバーフロー管18と受水槽の液面を一定にする
ボールタップ19を設ける。散水栓21とボールタップ
19は配管20で接続されている。
ル8は、配管9により受水槽10の下部と接続され、そ
の途中に、三方弁11及び、ストレーナ12を設ける。
ポンプ3の吐出ノズル13から出た配管14を、一端、
受水槽10の最高水位よりも上に立ち上げ、その上端に
自動空気抜き弁15を設け、下に立ち下げて、緑地16
に敷設された散水ホース17に接続する。受水槽10に
は、オーバーフロー管18と受水槽の液面を一定にする
ボールタップ19を設ける。散水栓21とボールタップ
19は配管20で接続されている。
【0020】直流ブラシレスモータポンプ3は、太陽電
池アレイ1とケーブル4で結線され、その途中に渇水対
策用の受水槽液面レベルスイッチ7及び運転、停止を選
択できる開閉器6を設ける。受水槽液面レベルスイッチ
7は、 受水槽10の液面が直流ブラシレスモータポン
プ3よりも上の時はスイッチがON、下の時はOFFと
なって、ポンプ3が空運転して破損するのを防止し、開
閉器6で運転、停止を選択できる。
池アレイ1とケーブル4で結線され、その途中に渇水対
策用の受水槽液面レベルスイッチ7及び運転、停止を選
択できる開閉器6を設ける。受水槽液面レベルスイッチ
7は、 受水槽10の液面が直流ブラシレスモータポン
プ3よりも上の時はスイッチがON、下の時はOFFと
なって、ポンプ3が空運転して破損するのを防止し、開
閉器6で運転、停止を選択できる。
【0021】受水槽の最高水位よりも高い位置に設けた
ポンプ吐出側配管の自動空気抜き弁15は、ブラシレス
モータポンプ3が停止している時、受水槽の水がサイホ
ンによって緑地に供給されるのを防止し、受水槽の液面
が直流ブラシレスモータポンプ以上になると落差により
ポンプ内に水を導き入れる機能を果たす。
ポンプ吐出側配管の自動空気抜き弁15は、ブラシレス
モータポンプ3が停止している時、受水槽の水がサイホ
ンによって緑地に供給されるのを防止し、受水槽の液面
が直流ブラシレスモータポンプ以上になると落差により
ポンプ内に水を導き入れる機能を果たす。
【0022】開閉器6は通常閉の状態にしているが、運
転を停止したい時には、開にする。冬季に凍結の可能性
がある時は、開閉器6を開の状態にし、三方弁11を大
気側に解放にし、自然落差でブラシレスモータポンプ3
及び配管9、14内の水を抜く。
転を停止したい時には、開にする。冬季に凍結の可能性
がある時は、開閉器6を開の状態にし、三方弁11を大
気側に解放にし、自然落差でブラシレスモータポンプ3
及び配管9、14内の水を抜く。
【0023】尚、以上の説明は受水槽に貯めた水を、太
陽電池駆動の直流ブラシレスモータポンプにより潅水す
る例について説明したが、散水栓と緑地面に配置した散
水ホースの途中に上述した太陽電池駆動のモータポンプ
を配置するようにしてもよい。このようにしても、一日
の内の一定の時間帯のみ太陽光により自動的に潅水する
ことができる。
陽電池駆動の直流ブラシレスモータポンプにより潅水す
る例について説明したが、散水栓と緑地面に配置した散
水ホースの途中に上述した太陽電池駆動のモータポンプ
を配置するようにしてもよい。このようにしても、一日
の内の一定の時間帯のみ太陽光により自動的に潅水する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は太陽電
池駆動自動潅水装置の太陽電池アレイに一定時間のみ太
陽光を受光できるようなフードを取付けたものである。
このため、潅水時間設定などの複雑な操作が不要とな
り、季節の変化に応じた適切な自動潅水を行える。従っ
て、人工地盤の緑地のように潅水を多く必要とする用途
に用いて、省力化を行ったうえに、安定した潅水により
植物等の成長を促進できる。
池駆動自動潅水装置の太陽電池アレイに一定時間のみ太
陽光を受光できるようなフードを取付けたものである。
このため、潅水時間設定などの複雑な操作が不要とな
り、季節の変化に応じた適切な自動潅水を行える。従っ
て、人工地盤の緑地のように潅水を多く必要とする用途
に用いて、省力化を行ったうえに、安定した潅水により
植物等の成長を促進できる。
【図1】本発明の一実施例の太陽電池駆動自動潅水装置
の説明図。
の説明図。
【図2】太陽電池アレイに備えたフードの運転時間設定
例を示す説明図。
例を示す説明図。
1 太陽電池アレイ 2 フード 3 直流ブラシレスモータポンプ 4 ケーブル 5 方向可変支持台 6 開閉器 7 受水槽液面レベルスイッチ 8 吸込ノズル 9 配管 10 受水槽 11 三方弁 12 ストレーナ 13 吐出ノズル 14 配管 15 自動空気抜き弁 16 緑地 17 散水ホース 18 オーバーフロー管 19 ボールタップ 20 配管 21 散水栓
Claims (6)
- 【請求項1】 直流ブラシレスモータポンプと、太陽電
池アレイをケーブルで接続した太陽電池駆動の潅水装置
において、太陽電池アレイにフードを取り付けたことを
特徴とする太陽電池駆動自動潅水装置。 - 【請求項2】 前記フードの太陽に面する側を、反射防
止処理したことを特徴とする請求項1記載の太陽電池駆
動自動潅水装置。 - 【請求項3】 前記フードを備えた太陽電池アレイを、
方向可変支持台で固定したことを特徴とする請求項1又
は2記載の太陽電池駆動自動潅水装置。 - 【請求項4】 太陽電池アレイと、該アレイが太陽光を
受けて発生する直流出力で直接駆動する直流ブラシレス
モータポンプと、一定時間のみ前記太陽電池アレイの受
光面を太陽光にあてて発電させ、他の時間は陰によって
発電を停止させるような形状で、太陽電池に面する側は
反射防止処理を施したフードと、受水槽とを備え、前記
太陽電池アレイの出力で駆動された前記ポンプにより前
記受水槽から散水ホースを通して緑地に潅水することを
特徴とする太陽電池駆動自動潅水装置。 - 【請求項5】 前記直流ブラシレスモータポンプの吸込
ノズルを前記受水槽と、吐出ノズルを潅水対象の緑地に
配置した散水ホースとにそれぞれ配管で接続し、前記吐
出ノズル側配管は前記受水槽の最高水位より、一旦、高
く立ち上げ、その上端に自動空気抜き弁を設けたことを
特徴とする請求項4記載の太陽電池駆動自動潅水装置。 - 【請求項6】 前記直流ブラシレスモータポンプと、前
記太陽電池アレイとを接続するケーブルの途中に、前記
受水槽の液面レベルを検出するスイッチと、前記太陽電
池アレイからの直流出力を開閉する開閉器とを設けたこ
とを特徴とする請求項4記載の太陽電池駆動自動潅水装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068569A JPH08238031A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 太陽電池駆動自動潅水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7068569A JPH08238031A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 太陽電池駆動自動潅水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238031A true JPH08238031A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13377538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7068569A Pending JPH08238031A (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 太陽電池駆動自動潅水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08238031A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005176649A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Kps Kogyo Kk | 給水装置 |
US6922348B2 (en) | 2000-07-07 | 2005-07-26 | Ebara Corporation | Water supply |
US7201333B2 (en) | 2002-12-25 | 2007-04-10 | Incorporated Administrative Agency, National Agriculture And Bio-Oriented Research Organization | Intermittent automatic irrigation system |
JP2008237135A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Kubota Ci Kk | 地下灌漑システム |
JP2013021939A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Nichirin Co Ltd | 給水装置用エア引き込み弁および給水装置 |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP7068569A patent/JPH08238031A/ja active Pending
Cited By (5)
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JP2013021939A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Nichirin Co Ltd | 給水装置用エア引き込み弁および給水装置 |
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