JP3661904B2 - 充電装置及び充電方法 - Google Patents
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Description
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術(図32)
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)原理(図1)
(2)第1実施例(図2〜図8)
(3)第2実施例(図9〜図11)
(4)第3実施例(図12)
(5)第4実施例(図13及び図14)
(6)第5実施例(図15及び図16)
(7)第6実施例(図17及び図18)
(8)第7実施例(図19〜図21)
(9)第8実施例(図22及び図23)
(10)他の実施例(図24〜図31)
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明は充電装置及び充電方法に関し、特に定電圧回路及び定電流回路を有する充電装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やカメラ一体型VTR等、ポータブル電子機器においては、電源として二次電池が使用されている。これらのポータブル電子機器を使用するときには、その使用に先立つて二次電池を充電する必要がある。
【0005】
二次電池を充電する場合には、定格値よりも大きい充電電圧及び充電電流を二次電池に与えると、当該二次電池が損傷するおそれがある。そのため充電装置としては、一般に定電圧回路及び定電流回路を有しており、これらの回路によつて定格値よりも大きい充電電圧及び充電電流を二次電池に与えないようにしている。
【0006】
ここでこのような充電装置を図32に示す。この図32に示すように、充電装置1は直列接続された定電流回路2及び定電圧回路3を有しており、直流電源として接続された交流直流変換器(いわゆるACアダプタ)4からの入力電圧及び入力電流を使用して、定電流回路2によつて定格値以下の充電電流を二次電池BTに供給すると共に、定電圧回路3によつて定格値以下の充電電圧を二次電池BTに供給するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成の充電装置1においては、定電流回路2や定電圧回路3によつて二次電池BTの損傷を防止し得るが、定電流回路2や定電圧回路3については回路の損傷を防止し得ないといつた問題がある。通常、充電装置1に供給する直流電源としては、当該充電装置1に適合する出力電圧及び出力電流を有する直流電源を使用するが、例えばユーザが適合外の出力電圧及び出力電流を有する直流電源を使用した場合には、定電流回路2や定電圧回路3に定格値以上の入力電流や入力電圧が供給されることになり、これによつて定格値以上の発熱が定電流回路2及び定電圧回路3に発生して当該定電流回路2及び定電圧回路3が損傷するといつた問題が起きる。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、定電流手段及び定電圧手段の損傷を未然に防止し得る充電装置及びその充電方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、直列接続された定電流手段と定電圧手段とを有し、電源から供給される入力電圧及び入力電流を使用して、定電流手段によつて二次電池に所定値以下の充電電流を供給すると共に、定電圧手段によつて二次電池に所定値以下の充電電圧を供給することにより当該二次電池を充電する充電装置において、定電流手段又は定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、所望のパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス幅変調手段と、許容損失を越える定電流手段又は定電圧手段を、パルス信号に基づいて断続的に動作させる制御手段とを設けるようにした。
【0010】
このように定電流手段又は定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、パルス信号によつて当該定電流手段又は定電圧手段を断続的に動作させるようにしたことにより、定電流手段又は定電圧手段の損失を抑えて発熱を抑制し得、当該定電流手段及び定電圧手段の損傷を防止し得る。
【0011】
また本発明においては、直列接続された定電流手段と定電圧手段とを有し、電源から供給される入力電圧及び入力電流を使用して、定電流手段によつて二次電池に所定値以下の充電電流を供給すると共に、定電圧手段によつて二次電池に所定値以下の充電電圧を供給することにより当該二次電池を充電する充電装置において、定電流手段の損失が許容損失を越える場合、所望のパルス幅を有する第1のパルス信号を生成する第1のパルス幅変調手段と、定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、所望のパルス幅を有する第2のパルス信号を生成する第2のパルス幅変調手段と、第1及び第2のパルス信号のうちパルス幅の狭いパルス信号を選択し、優先パルス信号として出力する優先パルス生成手段と、優先パルス信号に基づいて、定電流手段及び定電圧手段を断続的に動作させる制御手段とを設けるようにした。
【0012】
このようにして定電流手段のための第1のパルス信号及び定電圧手段のための第2のパルス信号のうちパルス幅の狭い方を選択した優先パルス信号に基づいて、定電流手段及び定電圧手段を断続的に動作させるようにしたことにより、定電流手段と定電圧手段の損失が異なる場合でも、当該定電流手段及び定電圧手段の損失を同時に抑えて発熱を抑制し得、当該定電流手段及び定電圧手段の損傷を防止し得る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0014】
(1)原理
まずこの項では、本発明の原理を説明する。通常、二次電池の場合には、充電時の電圧及び電流に定格値が定められており、その定格値の電圧及び電流で充電することが推奨されている。例えば近年多用化されているリチウムイオン電池であれば、充電電流1〔C〕以下、充電電圧4.2 〔V〕以下が定格値として定められている。このため充電装置においては、定電流回路及び定電圧回路を設け、当該定電流回路及び定電圧回路によつて二次電池に定格値の電流及び電圧を供給するようになされている。
【0015】
ところで定電流回路や定電圧回路においても、通常、入力電流及び入力電圧に関して電流及び電圧定格値が定められており、その電流及び電圧定格値以下の入力電流及び入力電圧を供給しなければならない。しかしながらユーザがこの電流及び電圧定格値に適合しない直流電源を充電装置に接続した場合には、当然ながら電流及び電圧定格値よりも大きい入力電流及び入力電圧が定電流回路及び定電圧回路に供給されることになる。このように適合外の入力電流及び入力電圧が供給された場合には、定電流回路及び定電圧回路に定格値以上の回路損失が発生し、これによつて定格値以上の発熱が発生して回路が損傷する問題が起きる。
【0016】
例えば図1に示すように、定電流回路及び定電圧回路の定格値がそれぞれ電流A1 〔A〕、電圧V1 〔V〕として定められており、領域Xで示される範囲が許容範囲だとすると、この許容範囲X内の直流電源が接続された場合には定電流回路及び定電圧回路で発生する回路損失はグラフxに示すようになり、許容損失PX を越えることはない。しかしながら許容範囲Xを越えるような直流電源が接続された場合、すなわち図中示す領域Y内の直流電源が接続された場合には、定電流回路及び定電圧回路で発生する回路損失はグラフyに示すようになり、許容損失PX を越えて、最悪の場合にはPY なる回路損失が発生する。このように定電流回路及び定電圧回路の損失が許容損失PX を越えると、その回路損失が定格値以上の発熱を発生させ、当該定電流回路及び定電圧回路を損傷させる原因となる。
【0017】
そこで本発明の場合には、許容範囲Xを越えるような入力電流及び入力電圧が供給された場合には、所望のパルス幅を有するパルス信号を使用して定電流回路及び定電圧回路を断続的に動作させて二次電池を充電し、これにより定電流回路及び定電圧回路で発生する回路損失が許容損失PX を越えないようにして回路の損傷を防止する。このような本発明の概念を適用した具体的な実施例を、以下の項目において順に説明する。なお、以降の説明においては、このようなパルス信号を使用して断続的に充電することをパルス充電と呼ぶ。
【0018】
(2)第1実施例
図2において、10は全体として第1実施例による充電装置を示し、入力端子IN−A、IN−B間に直流電源が接続されるようになされている。この充電装置10においては、入力端子IN−Aと二次電池BTの正極との間には、直列接続された2つの回路が設けられている。すなわち1つは二次電池BTに対して電池の定格値以下の充電電流を供給する定電流回路11であり、もう1つは二次電池BTに対して電池の定格値以下の充電電圧を供給する定電圧回路12である。これにより二次電池BTに対して電池の定格値よりも大きい充電電流及び充電電圧が供給されることを防止し、当該二次電池BTの損傷を防止し得るようになされている。
【0019】
また入力端子IN−A、IN−B間には、直流電源によつて供給される入力電圧の電圧値を検出する電圧検出回路13が設けられている。この電圧検出回路13によつて検出された電圧検出結果は、後述する第2のパルス幅変調回路16に供給される。
【0020】
また入力端子IN−Bと二次電池BTの負極との間には、直流電源によつて供給された入力電流の電流値を検出する電流検出回路14が設けられている。この電流検出回路14によつて検出された電流検出結果は、後述する第1のパルス幅変調回路15に供給される。
【0021】
第1のパルス幅変調回路15は、電流検出回路14からの電流検出結果により、定電流回路11の電流定格値よりも大きい入力電流が検出された場合には、許容損失を越えるおそれがあると判定して、発振器(OSC)17から供給されるクロツク信号に基づいて、図3(A)に示すように、入力電流に応じた所望のパルス幅W1 を有するパルス信号を生成し、これを第1の制御回路18に供給する。因みに、このパルス信号のパルス幅W1 は、定電流回路11の回路損失が許容損失を越えないように、最適な値に設定される。
【0022】
なお、第1のパルス幅変調回路15は、電流検出回路14からの電流検出結果により、電流定格値以下の入力電流が検出された場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを第1の制御回路18に供給する。
【0023】
第1の制御回路18は、パルス幅変調回路15から供給される信号が論理レベル「H」のとき定電流回路11を動作させ、論理レベル「L」のとき定電流回路11の動作を停止する。これにより電流定格値よりも大きい入力電流が検出された場合には、定電流回路11は断続的に動作し、電流定格値以下の入力電流が検出された場合には、定電流回路11は連続的に動作する。
【0024】
一方、第2のパルス幅変調回路16は、電圧検出回路13からの電圧検出結果により、定電圧回路12の電圧定格値よりも大きい入力電圧が検出された場合には、許容損失を越えるおそれがあると判定して、発振器17から供給されるクロツク信号に基づいて、図3(B)に示すように、入力電圧に応じた所望のパルス幅W2 を有するパルス信号を生成し、これを第2の制御回路19に供給する。因みに、このパルス信号のパルス幅W2 は、定電圧回路12の回路損失が許容損失を越えないように、最適な値に設定される。
【0025】
なお、第2のパルス幅変調回路16は、電圧検出回路13からの電圧検出結果により、電圧定格値以下の入力電圧が検出された場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを第2の制御回路19に供給する。
【0026】
第2の制御回路19は、パルス幅変調回路16から供給される信号が論理レベル「H」のとき定電圧回路12を動作させ、論理レベル「L」のとき定電圧回路12の動作を停止する。これにより電圧定格値よりも大きい入力電圧が検出された場合には、定電圧回路12は断続的に動作し、電圧定格値以下の入力電圧が検出された場合には、定電圧回路11は連続的に動作する。
【0027】
ここで各回路ブロツクの具体的構成を説明する。まず定電流回路11及び第1の制御回路18について、図4を用いて説明する。この図4に示すように、定電流回路11の入力側には、抵抗R1の一端が接続されており、その抵抗R1の他端にはスイツチ素子としてのトランジスタTr1のエミツタが接続されている。このトランジスタTr1のコレクタは定電流回路11の出力側に接続されており、ベースは抵抗R2を介して第1の制御回路18に接続されている。また抵抗R1の一端には電流検出素子としてのトランジスタTr2のエミツタが接続され、その抵抗R1の他端にはトランジスタTr2のベースが接続されている。またトランジスタTr2のコレクタはトランジスタTr1のベースに接続されている。このような構成を有する定電流回路11は、第1の制御回路18によつてトランジスタTr1のベースを接地すると、当該トランジスタTr1がオン状態になり、入力側から出力側に向かつて電流が流れる。この電流が基準値以上になると、抵抗R1によつてトランジスタTr2のベース・エミツタ間に所定の電位差が生じ、これによつてトランジスタTr2がオン状態になる。トランジスタTr2がオン状態になると、トランジスタTr1のベース電位がエミツタ電位よりも大きくなるので、トランジスタTr1がオフ状態になり、電流が流れなくなる。電流が流れなくなると、再びトランジスタTr2がオフ状態になり、トランジスタTr1のベース電位がエミツタ電位よりも下がり、トランジスタTr1がオン状態になる。以降、この動作を繰り返し、トランジスタTr2によつて電流検出して回路動作を制御することにより、定電流回路11は基準値以下の電流を出力する。
【0028】
一方、第1の制御回路18は、スイツチ素子としてのトランジスタTr3によつて構成される。このトランジスタTr3のコレクタは上述した定電流回路11の抵抗R2に接続され、エミツタは接地されている。このトランジスタTr3のベースには第1のパルス幅変調回路15からの信号が入力されており、その信号が論理レベル「H」であればトランジスタTr3はオン状態になり、論理レベル「L」であればトランジスタTr3はオフ状態になるようになされている。これにより第1の制御回路18は、第1のパルス幅変調回路15からの信号が論理レベル「H」であれば、定電流回路11のトランジスタTr1のベースを接地して当該定電流回路11を動作させ、論理レベル「L」であれば定電流回路11のトランジスタTr1のベースを回路的に分離して当該定電流回路11の動作を停止する。
【0029】
次に定電圧回路12及び第2の制御回路19について、図5を用いて説明する。この図5に示すように、定電圧回路12の入力側にはスイツチ素子としてのトランジスタTr4のエミツタが接続されており、そのトランジスタTr4のコレクタは定電圧回路12の出力側に接続されている。このトランジスタTr4のベースには制御素子としてのトランジスタTr5のコレクタが接続されており、そのトランジスタTr5のエミツタは抵抗R3を介して第2の制御回路19に接続されている。
【0030】
また定電圧回路12の出力側には定電圧回路12の出力電圧を検出する電圧検出素子としての抵抗R4の一端が接続されており、その抵抗R4の他端は抵抗R5を介して接地されている。この抵抗R4、R5の中点電位は定電圧回路12の出力電圧を分圧したものであり、電圧検出素子としての比較器P1に入力される。比較器P1は、ツエナダイオードD1によつて得られる基準電位と抵抗R4、R5の中点電位とを比較することにより、定電圧回路12の出力電圧が基準値であるか否かを検出し、その検出結果に応じた出力信号をトランジスタTr5のベースに出力する。具体的には、比較器P1は出力電圧が基準値以下であれば論理レベル「H」の出力信号を出力し、基準値以上であれば論理レベル「L」の出力信号を出力する。
【0031】
このような構成を有する定電圧回路12は、第2の制御回路19によつてトランジスタTr5のエミツタが接地されると、動作可能状態になる。この状態では、定電圧回路12の出力電圧は未だ基準値以下であるので、比較器P1は論理レベル「H」の出力信号を出力する。これによりトランジスタTr5がオン状態になり、トランジスタTr4のベースが接地されて当該トランジスタTr4がオン状態になる。従つて定電圧回路12の出力側には所定の電圧が出力される。この出力電圧は抵抗R4、R5によつて分圧された後に比較器P1に入力され、当該比較器P1によつて検出される。その結果、出力電圧が基準値より大きくなれば、比較器P1から論理レベル「L」の出力信号が出力されるので、トランジスタTr5及びTr4がオフ状態になり、定電圧回路12の出力側に電圧が出力されなくなる。電圧が出力されなくなると、再び比較器P1から論理レベル「H」の出力信号が出力されてトランジスタTr5及びTr4がオン状態になり、定電圧回路12の出力側には所定の電圧が出力される。以降、この動作を繰り返し、抵抗R4、R5及び比較器P1によつて電圧検出すると共に、その検出結果によつて回路動作を制御することにより、定電圧回路12は基準値以下の電圧を出力する。
【0032】
一方、第2の制御回路19は、スイツチ素子としてのトランジスタTr6によつて構成される。このトランジスタTr6のコレクタは上述した定電圧回路12の抵抗R3に接続され、エミツタは接地されている。このトランジスタTr6のベースには第2のパルス幅変調回路16からの信号が入力されており、その信号が論理レベル「H」であればトランジスタTr6はオン状態になり、論理レベル「L」であればトランジスタTr6はオフ状態になるようになされている。これにより第2の制御回路19は、第2のパルス幅変調回路16からの信号が論理レベル「H」であれば、定電圧回路12のトランジスタTr5のエミツタを接地して当該定電圧回路12を動作させ、論理レベル「L」であれば定電圧回路12のトランジスタTr5のエミツタを回路的に分離して当該定電圧回路12の動作を停止する。
【0033】
次に電圧検出回路13について、図6を用いて説明する。この図6に示すように、この電圧検出回路13は直流電源からの入力電圧を検出するための2つの抵抗R6、R7を有している。この抵抗R6の一端は入力端子IN−Aに接続され、他端は抵抗R7を介して入力端子IN−Bに接続されている。この抵抗R6、R7の中点電位は直流電源からの入力電圧を分圧したものであり、電圧検出のための比較器P2に入力される。比較器P2は、ツエナダイオードD2によつて得られる基準電位と抵抗R6、R7の中点電位とを比較することにより、直流電源からの入力電圧が電圧定格値以下であるか否かを検出し、その検出結果に応じた出力信号を出力する。具体的には、比較器P2は、入力電圧が電圧定格値よりも大きければ例えば論理レベル「H」の出力信号を出力し、電圧定格値以下であれば論理レベル「L」の出力信号を出力する。このようにして電圧検出回路13は、基準電位との比較により、直流電源からの入力電圧が電圧定格値以下であるか否かを検出する。
【0034】
次に電流検出回路14について、図7を用いて説明する。この図7に示すように、この電流検出回路14は直流電源から供給された入力電流を検出するための抵抗R8を有している。この抵抗R8の一端は入力端子IN−Bに接続され、その他端は二次電池BTの負極側に接続されている。直流電源から入力電流が供給されると、その入力電流はこの抵抗R8を介して直流電源に戻つて行くので、抵抗R8にはその入力電流に応じた電圧が生じる。この抵抗R8に生じた電圧の両端電位はそれぞれ電流検出のための検出器P3に入力される。検出器P3は入力される両端電位によつて抵抗R8に生じた電圧を算出し、その電圧を基に抵抗R8に流れる入力電流を検出する。その結果、電流定格値よりも大きい入力電流が流れているのであれば例えば論理レベル「H」の出力信号を出力し、電流定格値以下の入力電流が流れているのであれば論理レベル「L」の出力信号を出力する。このようにして電流検出回路14は、抵抗R8に生じる電圧を基に入力電流を算出することにより、直流電源から供給された入力電流が電流定格値以下であるか否かを検出する。
【0035】
以上の構成において、この充電装置10の場合には、図8に示す動作手順を実行して二次電池BTを充電する。すなわちステツプSP1から入つたステツプSP2において、まず定電流回路11及び定電圧回路12を一定に動作させて二次電池BTをノーマル充電する。すなわち第1のパルス幅変調回路15及び第2のパルス幅変調回路16から共に常に論理レベル「H」の信号を出力して定電流回路11及び定電圧回路12を連続動作させる。
【0036】
次のステツプSP3においては、電圧検出回路13によつて直流電源から供給される入力電圧の電圧値を検出する。次のステツプSP4では、電圧検出回路13の検出結果に基づいて、直流電源から供給される入力電圧が電圧定格値以下であるか否か判定し、電圧定格値以下であればステツプSP2に戻り、電圧定格値よりも大きければ次のステツプSP5に進む。ステツプSP5では、第2のパルス幅変調回路16から所望のパルス幅を有するパルス信号を出力する。次のステツプSP6では、パルス信号によつて定電圧回路12をパルス充電動作させる。すなわちパルス信号が論理レベル「H」であれば定電圧回路12を動作させ、パルス信号が論理レベル「L」であれば定電圧回路12の動作を停止する。これにより直流電源からの入力電圧が電圧定格値よりも大きい場合、定電圧回路12を断続的に動作させることにより、当該定電圧回路12の回路損失が許容損失を越えないようにして、当該定電圧回路12の損傷を防止し得る。
【0037】
このステツプSP6の処理を行うと、一旦、ステツプSP3に戻つて入力電圧を確認し、同様に入力電圧が電圧定格値よりも大きければ、次のステツプSP7に進む。なお、このように入力電圧の確認を行う理由は、ユーザが定格値以下の直流電源を接続しなおした等、直流電源からの入力電圧が電圧定格値以下になることがあるからである。
【0038】
次のステツプSP7においては、電流検出回路14によつて直流電源から供給される入力電流の電流値を検出する。次のステツプSP8では、電流検出回路14の検出結果に基づいて、直流電源から供給される入力電流が電流定格値以下であるか否か判定し、電流定格値以下であればステツプSP2に戻つて引き続き定電流回路11を一定に動作させ、電流定格値よりも大きければ次のステツプSP9に進む。次のステツプSP9では、第1のパルス幅変調回路15から所望のパルス幅を有するパルス信号を出力する。次のステツプSP10では、パルス信号によつて定電流回路11をパルス充電動作させる。すなわちパルス信号が論理レベル「H」であれば定電流回路11を動作させ、パルス信号が論理レベル「L」であれば定電流回路11の動作を停止する。これにより直流電源からの入力電流が電流定格値よりも大きい場合、定電流回路11を断続的に動作させることにより、当該定電流回路11の回路損失が許容損失を越えないようにして、当該定電流回路11の損傷を防止し得る。
【0039】
このステツプSP10の処理を行うと、同様の理由により、ステツプSP7に戻つて入力電流を確認し、入力電流が電流定格値よりも大きければパルス充電の処理を繰り返し、電流定格値以下であればステツプSP2に戻る。
【0040】
このようにしてこの充電装置10の場合には、電圧検出回路13によつて入力電圧を検出し、当該入力電圧が電圧定格値よりも大きければ定電圧回路12をパルス充電動作させる。これにより入力電圧が電圧定格値よりも大きい場合、定電圧回路12を断続的に動作させることによつて当該定電圧回路12の回路損失を抑えて発熱を抑制し、回路の損傷を防止することができる。
【0041】
また電流検出回路14によつて入力電流を検出し、当該入力電流が電流定格値よりも大きければ定電流回路11をパルス充電動作させる。これにより入力電流が電流定格値よりも大きい場合、定電流回路11を断続的に動作させることによつて当該定電流回路11の回路損失を抑えて発熱を抑制し、回路の損傷を防止することができる。
【0042】
以上の構成によれば、直流電源からの入力電圧が電圧定格値よりも大きいときときに定電圧回路12を断続的に動作させると共に、直流電源からの入力電流が電流定格値よりも大きいときに定電流回路11を断続的に動作させることにより、入力電圧及び入力電流が定格値以上あつたとしても、定電圧回路12及び定電流回路11の発熱を抑制して当該定電圧回路12及び定電流回路11の損傷を防止し得る。かくするにつき定電流回路及び定電圧回路の損傷を未然に防止し得る充電装置を実現し得る。
【0043】
(3)第2実施例
図2との対応部分に同一符号を付した図9において、20は全体として第2実施例による充電装置を示し、この実施例の場合にも、入力端子IN−A、IN−B間に直流電源が接続されるようになされている。
【0044】
この充電装置20においては、まず入力端子IN−Aと二次電池BTの正極との間に、直列接続された2つの回路が設けられている。すなわち1つは直流電源によつて供給される入力電流の電流値を検出する電流検出回路21であり、もう1つは二次電池BTに対して電池の定格値以下の充電電流を供給すると共に、電池の定格値以下の充電電圧を供給する定電流定電圧回路22である。このような定電流定電圧回路22を設けることにより、この実施例の場合にも、二次電池BTに対して電池の定格値よりも大きい充電電流及び充電電圧が供給されることを防止し、当該二次電池BTの損傷を防止することができる。
【0045】
また入力端子IN−A、IN−B間には、直流電源によつて供給される入力電圧の電圧値を検出する電圧検出回路23が設けられている。
【0046】
なお、電流検出回路21及び電圧検出回路23によつて検出された電流検出結果及び電圧検出結果は、それぞれ積算回路24に出力される。
【0047】
積算回路24は電流検出回路21から供給された電流検出結果と電圧検出回路23から供給された電圧検出結果とを積算することにより直流電源から供給される入力電力を算出し、その電力算出結果をパルス幅変調回路25に出力する。
【0048】
パルス幅変調回路25は、積算回路24から供給された電力算出結果により、直流電源から電力定格値よりも大きい入力電力が供給されていることが判定した場合には、発振器17から供給されるクロツク信号に基づいて、検出された入力電力に応じた所望のパルス幅を有するパルス信号を生成し、これを制御回路26に出力する。因みに、このパルス信号のパルス幅は、定電流定電圧回路22の回路損失が許容損失を越えないように、最適な値に設定される。
【0049】
なお、パルス幅変調回路25は、積算回路24から供給された電力算出結果により、直流電源から電力定格値以下の入力電力が供給されていることが判定した場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを制御回路26に供給する。
【0050】
制御回路26は、パルス幅変調回路25から供給される信号が論理レベル「H」のとき定電流定電圧回路22を動作させ、論理レベル「L」のとき定電流定電圧回路22の動作を停止する。これにより直流電源から電力定格値よりも大きい入力電力が供給される場合には、定電流定電圧回路22は断続的に動作し、電力定格値以下の入力電力が供給される場合には、定電流定電圧回路22は連続的に動作する。
【0051】
ここで定電流定電圧回路22及び制御回路26の具体的構成について、図10を用いて説明する。この図10に示すように、定電流定電圧回路22は、スイツチ素子としてのトランジスタを共通化することにより、図4及び図5に示した定電流回路11及び定電圧回路12を合わせた構成を有している。すなわち定電流定電圧回路22の入力側には、抵抗R9の一端が接続されており、その抵抗R9の他端にはスイツチ素子としてのトランジスタTr7のエミツタが接続されている。このトランジスタTr7のコレクタは定電流定電圧回路22の出力側に接続されており、ベースは制御素子としてのトランジスタTr9のコレクタに接続されている。
【0052】
また抵抗R9の一端には電流検出素子としてのトランジスタTr8のエミツタが接続され、その抵抗R9の他端にはトランジスタTr8のベースが接続されている。またトランジスタTr8のコレクタはトランジスタTr7のベース及びトランジスタTr9のコレクタに接続されている。
【0053】
定電流定電圧回路22の出力側には当該定電流定電圧回路22の出力電圧を検出する電圧検出素子としての抵抗R11の一端が接続されており、その抵抗R11の他端は抵抗R12を介して接地されている。この抵抗R11、R12の中点電位は定電流定電圧回路22の出力電圧を分圧したものであり、電圧検出素子としての比較器P4に入力される。比較器P4は、ツエナダイオードD3によつて得られる基準電位と抵抗R11、R12の中点電位とを比較することにより、定電流定電圧回路22の出力電圧が基準値であるか否かを検出し、その検出結果に応じた出力信号をトランジスタTr9のベースに出力する。具体的には、比較器P4は出力電圧が基準値以下であれば論理レベル「H」の出力信号を出力し、基準値以上であれば論理レベル「L」の出力信号を出力する。
【0054】
この出力信号が供給されるトランジスタTr9のエミツタは抵抗R10を介して制御回路26に接続されている。
【0055】
このような構成を有する定電流定電圧回路22は、制御回路26によつてトランジスタTr9のエミツタが接地されると、動作可能状態になる。この状態では、定電流定電圧回路22の出力電圧は未だ基準値以下であるので、比較器P4は論理レベル「H」の出力信号を出力する。これによりトランジスタTr9がオン状態になり、トランジスタTr7のベースが接地されて当該トランジスタTr7がオン状態になる。従つて定電流定電圧回路22の出力側には所定の電圧及び所定の電流が出力される。この出力電圧は抵抗R11、R12によつて分圧された後に比較器P4に入力され、当該比較器P4によつて検出される。その結果、出力電圧が基準値より大きくなれば、比較器P4から論理レベル「L」の出力信号が出力されるので、トランジスタTr9及びTr7がオフ状態になり、定電流定電圧回路22の出力側に電圧が出力されなくなる。電圧が出力されなくなると、再び比較器P4から論理レベル「H」の出力信号が出力されてトランジスタTr9及びTr7がオン状態になり、定電流定電圧回路22の出力側には所定の電圧が出力される。以降、この動作を繰り返し、抵抗R11及びR12及び比較器P4によつて電圧検出すると共に、その検出結果によつて回路動作を制御することにより、定電流定電圧回路22は基準値以下の電圧を出力する。
【0056】
またトランジスタTr7がオン状態になつて抵抗R9に電流が流れ、その電流が基準値以上になると、抵抗R9によつてトランジスタTr8のベース・エミツタ間に所定の電位差が生じ、これによつてトランジスタTr8がオン状態になる。トランジスタTr8がオン状態になると、トランジスタTr7のベース電位がエミツタ電位よりも大きくなるので、トランジスタTr7がオフ状態になり、電流が流れなくなる。電流が流れなくなると、再びトランジスタTr8がオフ状態になり、トランジスタTr7のベース電位がエミツタ電位よりも下がり、トランジスタTr7がオン状態になる。以降、この動作を繰り返し、トランジスタTr8によつて電流検出して回路動作を制御することにより、定電流定電圧回路22は基準値以下の電流を出力する。
【0057】
一方、制御回路26は、第1実施例と同様に、スイツチ素子としてのトランジスタTr10によつて構成される。このトランジスタTr10のコレクタは上述した定電流定電圧回路22の抵抗R10に接続され、エミツタは接地されている。このトランジスタTr10のベースにはパルス幅変調回路25からの信号が入力されており、その信号が論理レベル「H」であればトランジスタTr10はオン状態になり、論理レベル「L」であればトランジスタTr10はオフ状態になるようになされている。これにより制御回路26は、パルス幅変調回路25からの信号が論理レベル「H」であれば、定電流定電圧回路22のトランジスタTr9のエミツタを接地して当該定電流定電圧回路22を動作させ、論理レベル「L」であれば定電流定電圧回路22のトランジスタTr9のエミツタを回路的に分離して当該定電流定電圧回路22の動作を停止する。
【0058】
以上の構成において、この充電装置20の場合には、図11に示す動作手順を実行して二次電池BTの充電を実行する。すなわちステツプSP20から入つたステツプSP21において、まず定電流定電圧回路22を連続動作させて二次電池BTをノーマル充電する。すなわちパルス幅変調回路25から常に論理レベル「H」の信号を出力して定電流定電圧回路22を連続動作させる。
【0059】
次のステツプSP22においては、電圧検出回路23によつて直流電源から供給される入力電圧の電圧値を検出する。次のステツプSP23では、電流検出回路21によつて直流電源から供給される入力電流の電流値を検出する。次のステツプSP24では、検出した電圧値及び電流値を積算回路24によつて積算することにより直流電源から供給される入力電力を算出する。次のステツプSP25では、算出した入力電力が電力定格値以下であるか否か判定し、電力定格値以下であれはステツプSP21に戻り、電力定格値よりも大きければ次のステツプSP26に進む。
【0060】
ステツプSP26においては、算出した入力電力に基づいて、パルス幅変調回路25から所望のパルス幅を有するパルス信号を出力する。次のステツプSP27では、パルス信号によつて定電流定電圧回路22をパルス充電動作させる。すなわちパルス信号が論理レベル「H」であれば定電流定電圧回路22を動作させ、パルス信号が論理レベル「L」であれば定電流定電圧回路22の動作を停止する。これにより直流電源から電力定格値よりも大きい入力電力が供給される場合、定電流定電圧回路22を断続的に動作させることにより、当該定電流定電圧回路22の回路損失が許容損失を越えないようにして、当該定電流定電圧回路22の損傷を防止し得る。
【0061】
このステツプSP27の処理を行うと、ステツプSP22に戻つて入力電力を確認し、入力電力が電力定格値よりも大きければパルス充電の処理を繰り返し、電力定格値以下であればステツプSP21に戻る。なお、このように入力電力の確認を行う理由は、入力電流が減る等して、直流電源から供給される入力電力が電力定格値以下になることがあるからである。
【0062】
このようにしてこの充電装置20の場合には、電圧検出回路23及び電流検出回路21によつてそれぞれ入力電圧及び入力電流を検出し、その電圧値及び電流値に基づいて入力電力を算出する。そしてその入力電力が電力定格値よりも大きければ定電流定電圧回路22をパルス充電動作させる。これにより直流電源から供給される入力電力が電力定格値よりも大きい場合でも、定電流定電圧回路22を断続的に動作させることによつて当該定電流定電圧回路22の回路損失を抑えて発熱を抑制し、回路の損傷を防止することができる。
【0063】
以上の構成によれば、直流電源からの入力電力が電力定格値よりも大きいときに定電流定電圧回路22を断続的に動作させることにより、直流電源からの入力電力が電力定格値よりも大きい場合でも、定電流定電圧回路22の発熱を抑制して当該定電流定電圧回路22の損傷を防止し得る。かくするにつき定電流回路及び定電圧回路の損傷を未然に防止し得る充電装置を実現し得る。
【0064】
(4)第3実施例
図2及び図9との対応部分に同一符号を付した図12において、30は全体として第3実施例による充電装置を示し、この実施例の場合には、定電流回路11及び定電圧回路12の電力を検出してパルス充電を制御する。
【0065】
まずこの充電装置30においては、入力端子IN−Aと二次電池BTの正極との間には、直列接続された3つの回路が設けられている。すなわち1つは直流電源から供給される入力電流の電流値を検出する電流検出回路21であり、もう1つは二次電池BTに対して電池の定格値以下の充電電流を供給する定電流回路11であり、さらにもう1つは二次電池BTに対して電池の定格値以下の充電電圧を供給する定電圧回路12である。このように定電流回路11及び定電圧回路12を設けることにより、この実施例の場合にも、二次電池BTに対して電池の定格値よりも大きい充電電流及び充電電圧が供給されることを防止し、当該二次電池BTの損傷を防止することができる。
【0066】
またこの充電装置30においては、定電流回路11及び定電圧回路12の入出力間の電位差を検出する第1及び第2の電圧検出回路31、32が設けられている。第1の電圧検出回路31は、定電流回路11の入出力間の電位差を検出する回路であり、定電流回路11の入力側の電位と定電流回路11の出力側の電位とを取り込み、その電位差を求めることによつて定電流回路11の入出力間の電位差を算出する。因みに、この定電流回路11の電位差は後述する第1の積算回路33に出力される。
【0067】
一方、第2の電圧検出回路32は、定電圧回路12の入出力間の電位差を検出する回路であり、定電圧回路12の入力側の電位と定電圧回路12の出力側の電位とを取り込み、その電位差を求めることによつて定電圧回路12の入出力間の電位差を算出する。因みに、この定電圧回路12の電位差は後述する第2の積算回路34に出力される。
【0068】
第1の積算回路33は定電流回路11の電力を算出する回路であり、電流検出回路21によつて検出された入力電流と、第1の電圧検出回路31によつて検出された定電流回路11の入出力間の電位差とを積算することにより当該定電流回路11の電力を算出し、その電力算出結果を第1のパルス幅変調回路35に出力する。
【0069】
また第2の積算回路34は定電圧回路12の電力を算出する回路であり、電流検出回路21によつて検出された入力電流と、第2の電圧検出回路32によつて検出された定電圧回路12の入出力間の電位差とを積算することにより当該定電圧回路12の電力を算出し、その電力算出結果を第2のパルス幅変調回路36に出力する。
【0070】
第1のパルス幅変調回路35は、第1の積算回路33から供給された電力算出結果により、定電流回路11の電力が電力定格値よりも大きいことが判定された場合には、発振器17から供給されるクロツク信号に基づいて、検出された電力に応じた所望のパルス幅を有するパルス信号を生成し、これを第1の制御回路18に出力する。因みに、このパルス信号のパルス幅は、定電流回路11の回路損失が許容損失を越えないように、最適な値に設定される。
【0071】
なお、この第1のパルス幅変調回路35は、第1の積算回路33から供給された電力算出結果により、定電流回路11の電力が電力定格値以下であることが判定された場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを第1の制御回路18に供給する。
【0072】
一方、第2のパルス幅変調回路36は、第2の積算回路34から供給された電力算出結果により、定電圧回路12の電力が電力定格値よりも大きいことが判定された場合には、発振器17から供給されるクロツク信号に基づいて、検出された電力に応じた所望のパルス幅を有するパルス信号を生成し、これを第2の制御回路19に出力する。因みに、このパルス信号のパルス幅は、定電圧回路12の回路損失が許容損失を越えないように、最適な値に設定される。
【0073】
なお、この第2のパルス幅変調回路36は、第2の積算回路34から供給された電力算出結果により、定電圧回路12の電力が電力定格値以下であることが判定された場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを第2の制御回路19に供給する。
【0074】
第1の制御回路18は、第1のパルス幅変調回路35から供給される信号が論理レベル「H」のとき定電流回路11を動作させ、論理レベル「L」のとき定電流回路11の動作を停止する。これにより電力が電力定格値よりも大きくなる場合には、定電流回路11は断続的に動作し、電力が電力定格値以下である場合には、定電流回路11は連続的に動作する。
【0075】
また第2の制御回路19は、第2のパルス幅変調回路36から供給される信号が論理レベル「H」のとき定電圧回路12を動作させ、論理レベル「L」のとき定電圧回路12の動作を停止する。これにより電力が電力定格値よりも大きくなる場合には、定電圧回路12は断続的に動作し、電力が電力定格値以下である場合には、定電圧回路12は連続的に動作する。
【0076】
以上の構成において、この充電装置30の場合には、第1の電圧検出回路31によつて定電流回路11の入出力間の電位差を検出し、その電位差と電流検出回路21によつて検出された入力電流とに基づいて、定電流回路11の電力を直接算出する。そして定電流回路11の電力が電力定格値よりも大きくなるのであれば、第1のパルス幅変調回路35から所望のパルス幅を有するパルス信号を出力して、当該定電流回路11を断続的に動作させる。これにより定電流回路11の電力が電力定格値よりも大きくなるような場合、定電流回路11を断続的に動作させることによつて当該定電流回路11の電力を電力定格値以下に抑えることができ(すなわち定電流回路11の回路損失を抑えて発熱を抑制することができ)、回路の損傷を防止することができる。
【0077】
またこの充電装置30の場合には、第2の電圧検出回路32によつて定電圧回路12の入出力間の電位差を検出し、その電位差と電流検出回路21によつて検出された入力電流とに基づいて、定電圧回路12の電力を直接算出する。そして定電圧回路12の電力が電力定格値よりも大きくなるのであれば、第2のパルス幅変調回路36から所望のパルス幅を有するパルス信号を出力して、当該定電圧回路12を断続的に動作させる。これにより定電圧回路12の電力が電力定格値よりも大きくなるような場合、定電圧回路12を断続的に動作させることによつて当該定電圧回路12の電力を電力定格値以下に抑えることができ(すなわち定電圧回路12の回路損失を抑えて発熱を抑制することができ)、回路の損傷を防止することができる。
【0078】
以上の構成によれば、定電流回路11の電力が電力定格値よりも大きくなるときに当該定電流回路11を断続的に動作させると共に、定電圧回路12の電力が電力定格値よりも大きくなるときに当該定電圧回路12を断続的に動作させるようにしたことにより、定電流回路11及び定電圧回路12の発熱を抑制して当該定電流回路11及び定電圧回路12の損傷を防止し得る。かくするにつき定電流回路及び定電圧回路の損傷を未然に防止し得る充電装置を実現し得る。
【0079】
(5)第4実施例
図9との対応部分に同一符号を付した図13において、40は全体として第4実施例による充電装置を示し、この実施例の場合には、優先パルス信号を生成して定電流定電圧回路22を制御する。
【0080】
まずこの充電装置40においても、電流検出回路21によつて検出された入力電流の電流値及び電圧検出回路23によつて検出された入力電圧の電圧値はそれぞれ積算回路24に供給される。
【0081】
積算回路24は、その電流値と電圧値とを積算することにより直流電源から供給される入力電力を算出し、その電力算出結果を第1及び第2のパルス幅変調回路41、42にそれぞれ出力する。
【0082】
第1のパルス幅変調回路41は、積算回路24から供給された電力算出結果により、直流電源から電力定格値よりも大きい入力電力が供給されていることが判定した場合には、発信器17から供給されるクロツク信号に基づいて、図14(A)に示すように、検出された入力電力に応じた所望のパルス幅W3 を有するパルス信号を生成し、これを優先パルス生成回路43に出力する。因みに、このパルス信号は定電流定電圧回路22のうちの定電流回路を制御するための信号であり、そのパルス幅は定電流回路の回路損失が許容損失を越えないように最適な値に設定される。
【0083】
なお、第1のパルス幅変調回路41は、積算回路24から供給された電力算出結果により、直流電源から電力定格値以下の入力電力が供給されていることが判定した場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを優先パルス生成回路43に出力する。
【0084】
一方、第2のパルス幅変調回路42は、積算回路24から供給された電力算出結果により、直流電源から電力定格値よりも大きい入力電力が供給されていることが判定した場合には、発信器17から供給されるクロツク信号に基づいて、図14(B)に示すように、検出された入力電力に応じた所望のパルス幅W4 を有するパルス信号を生成し、これを優先パルス生成回路43に出力する。因みに、このパルス信号は定電流定電圧回路22のうちの定電圧回路を制御するための信号であり、そのパルス幅は定電圧回路の回路損失が許容損失を越えないように最適な値に設定される。
【0085】
なお、第2のパルス幅変調回路42は、積算回路24から供給された電力算出結果により、直流電源から電力定格値以下の入力電力が供給されていることが判定した場合には、常に論理レベル「H」の信号を生成し、これを優先パルス生成回路43に出力する。
【0086】
ところでこの図14(A)及び(B)に示すように、第1のパルス幅変調回路41から出力される定電流回路を制御するためのパルス信号と、第2のパルス幅変調回路42から出力される定電圧回路を制御するためのパルス信号は、互いに同期しているが、それぞれパルス幅が異なつている。これは定電流回路と定電圧回路の回路損失が異なるからである。この例では、第1のパルス幅変調回路41の方がパルス幅が狭くなつているので、定電流回路の方が回路損失が大きく、時間的に長く動作させることができないことを示している。
【0087】
このように各回路損失が異なる場合には、回路損失の大きい方に従つて動作を制御しなければならない。なぜなら回路損失の小さい方に従つて動作を制御すると、回路損失の大きい方の回路が許容損失を越えて損傷してしまうおそれがあるからである。
【0088】
そこでこの実施例の場合には、優先パルス生成回路43を設け、2つのパルス信号のうちパルス幅の狭い方を選択するようになされている。すなわち優先パルス生成回路43は、図14(C)に示すように、第1及び第2のパルス幅変調回路41、42からそれぞれ出力されたパルス信号のうち、パルス幅の狭い方のパルス信号を選択し、これを優先パルス信号として制御回路26に出力する。
【0089】
制御回路26は、優先パルス生成回路43から出力された優先パルス信号に基づいて、定電流定電圧回路22の動作を制御する。すなわち優先パルス信号が論理レベル「H」のとき定電流定電圧回路22を動作させ、優先パルス信号が論理レベル「L」のとき定電流定電圧回路22の動作を停止する。
【0090】
以上の構成において、この充電装置40の場合には、電流検出回路21によつて検出した入力電流と電圧検出回路23によつて検出した入力電圧とに基づいて、直流電源から供給された入力電力を算出する。第1のパルス幅変調回路41は、その算出した入力電力が電力定格値よりも大きければ、定電流定電圧回路22の定電流回路を制御するためのパルス信号を生成する。また第2のパルス幅変調回路42は、その算出した入力電力が電力定格値よりも大きければ、定電流定電圧回路22のうちの定電圧回路を制御するためのパルス信号を生成する。優先パルス生成回路43は、2つのパルス信号のうちパルス幅の狭い方を選択し、これを優先パルス信号として制御回路26に出力する。制御回路26はこの優先パルス信号に基づいて定電流定電圧回路22の動作を制御することにより二次電池BTをパルス充電する。
【0091】
このようにしてこの充電装置40の場合には、定電流回路用のパルス信号と定電圧回路用のパルス信号のうちパルス幅の狭い方を選択し、その選択したパルス信号(すなわち優先パルス信号)に基づいて、定電流定電圧回路22の動作を制御するようにしたことにより、定電流回路と定電圧回路の回路損失が異なる場合でも、当該定電流回路と定電圧回路の回路損失を同時に抑えて、定電流定電圧回路22を損傷させないようにできる。
【0092】
以上の構成によれば、定電流回路の動作を制御するためのパルス信号及び定電圧回路の動作を制御するためのパルス信号のうちパルス幅の狭い方のパルス信号に基づいて定電流定電圧回路22の動作を制御するようにしたことにより、定電流回路と定電圧回路の回路損失が異なる場合でも、定電流定電圧回路22を損傷させないようにすることができる。
【0093】
(6)第5実施例
図9との対応部分に同一符号を付した図15において、50は全体として第5実施例による充電装置を示し、この実施例の場合には、定格値以下検出回路52及びパルス充電停止回路53を設けることにより、直流電源から供給される入力電力が定格値以下のときにはパルス充電を停止するようになされている。
【0094】
まずこの充電装置50においては、積算回路24によつて算出された入力電力の電力算出結果はパルス幅変調回路51と定格値以下検出回路52に供給される。
【0095】
定格値以下検出回路52は積算回路24から供給される電力算出結果に基づいて、直流電源から供給されている入力電力が電力定格値以下か否か検出し、電力定格値以下であれば、電力定格値以下であることを示す定格値以下情報をパルス充電停止回路53に出力する。パルス充電停止回路53は、その定格値以下情報に基づいて、パルス充電を停止するための制御信号を制御回路54に出力する。パルス幅変調回路51は、発振器17から供給されるクロツク信号に基づいて、検出された入力電力に応じた所望のパルス幅を有するパルス信号を生成し、これを制御回路26に出力する。
【0096】
制御回路54は、パルス幅変調回路51からのパルス信号が論理レベル「H」のとき定電流定電圧回路22を動作させ、論理レベル「L」のとき定電流定電圧回路22の動作を停止する。これにより直流電源から電力定格値以上の入力電力が供給される場合には、定電流定電圧回路22はパルス信号に応じて断続的に動作し、二次電池BTをパルス充電する。また制御回路54は、パルス充電停止回路53からパルス充電停止の制御信号を受けると、パルス信号を無視して、定電流定電圧回路22を連続的に動作させる。これにより直流電源から電力定格値以下の入力電力が供給される場合には、パルス充電を停止して二次電池BTをノーマル充電する。
【0097】
以上の構成において、この充電装置50の場合には、図16に示す動作手順を実行して二次電池BTを充電する。すなわちステツプSP30から入つたステツプSP31において、まず定電流定電圧回路22を連続的に動作させて二次電池BTをノーマル充電する。次のステツプSP32においては、電圧検出回路23によつて直流電源から供給される入力電圧の電圧値を検出する。次のステツプSP33では、電流検出回路21によつて直流電源から供給される入力電流の電流値を検出する。次のステツプSP34では、その検出した電圧値及び電流値を積算回路24によつて積算することにより直流電源から供給される入力電力を算出する。
【0098】
次のステツプSP35においては、定格値以下検出回路52によつてその入力電力が定格値以下であるか否かを検出する。その結果、電力定格値よりも大きければ、ステツプSP36及びSP37からなるパルス充電処理を実行する。すなわちステツプSP36において、パルス幅変調回路51から所望のパルス幅を有するパルス信号を出力し、ステツプSP37においてそのパルス信号に基づいて定電流定電圧回路22を制御することにより、当該定電流定電圧回路22を断続的に動作させて二次電池BTをパルス充電する。この処理が終えると再びステツプSP32に移つて処理を繰り返す。
【0099】
一方、ステツプSP35において電力定格値以下であることが検出された場合には、ステツプSP38及びSP39からなるノーマル充電処理を実行する。すなわちステツプSP38においては、電力定格値以下であるので、定格値以下検出回路52から定格値以下情報を出力する。これを受けたパルス充電停止回路53はパルス充電停止の制御信号を制御回路54に出力する。これにより制御回路54は、ステツプSP39において、定電流定電圧回路22を連続的に動作させることによりパルス充電を停止し、二次電池BTをノーマル充電する。
【0100】
このようにしてこの充電装置50の場合には、直流電源から供給される入力電力が電力定格値以下であるか否か検出する定格値以下検出回路52を設け、当該定格値以下検出回路52によつて電力定格値以下であることが検出されたときには、パルス充電停止回路53によつてパルス充電を停止するようにしたことにより、パルス幅変調回路51で電力定格値以下か否かの判定を行わなくても、パルス充電を停止することができる。
【0101】
以上の構成によれば、直流電源から供給される入力電力が電力定格値以下であるか否か検出する定格値以下検出回路51と、その検出結果に応じてパルス充電を停止させるパルス充電停止回路53とを設けるようにしたことにより、パルス幅変調回路51で電力定格値以下か否かの判定を行わなくても、入力電力が電力定格値以下のときにパルス充電を停止することができる。
【0102】
(7)第6実施例
図9との対応部分に同一符号を付した図17において、60は全体として第6実施例による充電装置を示し、この実施例の場合には、出力電流値及び出力電圧値が異なる複数の定電流定電圧回路を設け、これを二次電池BTの種類に応じて切り換えるようになされている。
【0103】
まずこの充電装置60においては、電流検出回路21の出力側に切換スイツチ61が設けられている。この切換スイツチ61は、出力電流値及び出力電圧値が異なる第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62、63、64を切り換えるためのスイツチであり、後述するスイツチ制御回路65からの切換制御信号に応じて、電流検出回路21の出力を所定の定電流定電圧回路62、63又は64に接続することにより充電に使用する定電流定電圧回路を切り換える。
【0104】
第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62、63、64は、それぞれ出力電流値及び出力電圧値が異なつており、例えば第1の定電流定電圧回路62は出力電流A1 、出力電圧V1 に設定されており、第2の定電流定電圧回路63は出力電流A2 、出力電圧V2 に設定されており、第3の定電流定電圧回路64は出力電流A3 、出力電圧V3 に設定されている。なお、このように定格の異なる定電流定電圧回路を用意しておく理由は、電池の種類によつて最適な充電電流及び充電電圧が異なるからであり、常に最適な充電電流及び充電電圧で二次電池BTを充電し得るようにするためである。
【0105】
一方、二次電池BTの近傍には電池の種類を検出するための検出素子66が設けられており、その検出素子66は検出回路67に接続されている。検出回路67は、検出素子66からの信号を基に二次電池BTの種類(すなわちリチウムイオン電池、ニツケル水素電池、ニツカド電池等の電池タイプとセル数、並びに、直列接続又は並列接続等のセルの接続状態)を検出し、その検出した二次電池BTの種類をスイツチ制御回路65に指示する。
【0106】
スイツチ制御回路65は、二次電池BTの種類に応じて、第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62〜64のうち最適な定電流定電圧回路を決定する。そしてスイツチ制御回路65は、その最適な定電流定電圧回路に切り換えるための切換制御信号を切換スイツチ61に出力する。これにより二次電池BTにとつて最適な定電流定電圧回路62、63又は64が設定される。
【0107】
またスイツチ制御回路65は、どの定電流定電圧回路62、63又は64に設定したかを示す設定情報をモード切換回路68に出力する。
【0108】
モード切換回路65は、供給された設定情報に基づいて、パルス幅変調回路69のモードを切り換えるためのモード切換制御信号を出力する。このようにモードを切り換える理由は、使用する定電圧定電流回路62、63又は64によつて最適なパルス幅が異なるし、また最適な制御モードが異なるからである。なお、制御モードとしては、電流に着目した制御モードと電圧に着目した制御モードがある。
【0109】
パルス幅変調回路69は、モード切換制御信号に応じた制御モードで動作し、電流検出回路21で検出された入力電流又は電圧検出回路23で検出された入力電圧に応じた所望のパルス幅を有するパルス信号を生成し、これを制御回路70に出力する。なお、パルス幅変調回路69は、入力電流又は入力電圧が設定されている定電流定電圧回路62、63又は64の定格値よりも大きければパルス信号を生成し、定格値以下であればパルス信号の代わりに常に論理レベル「H」の信号を出力する。
【0110】
制御回路70は、パルス幅変調回路69から供給される信号に基づいて、設定されている定電流定電圧回路62、63又は64の動作を制御する。すなわちパルス幅変調回路69からの信号が論理レベル「H」であれば定電流定電圧回路62、63又は64を動作させ、論理レベル「L」であれば定電流定電圧回路62、63又は64の動作を停止する。従つて定格値よりも大きい場合には、定電流定電圧回路62、63又は64は断続的に動作して二次電池BTをパルス充電し、定格値以下の場合には、定電流定電圧回路62、63又は64は連続的に動作して二次電池BTをノーマル充電する。
【0111】
以上の構成において、この充電装置60の場合には、図18に示す動作手順を実行して二次電池BTの充電を実行する。すなわちステツプSP40から入つたステツプSP41において、検出素子66及び検出回路67によつて二次電池BTの種類を検出する。次のステツプSP42においては、その検出した電池の種類に基づいて、第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62、63、64の中から最適な回路を決定し、切換制御信号を切換スイツチ61に出力してその定電流定電圧回路62、63又は64を設定する。
【0112】
次のステツプSP43では、パルス幅変調回路69のモードを、その設定した定電流定電圧回路62、63又は64に対応したモードに切り換える。次のステツプSP44では、設定されている定電流定電圧回路62、63又は64を連続的に動作させる。すなわちパルス充電ではなく、一定に充電電流及び充電電圧を供給するノーマル充電を行う。
【0113】
次のステツプSP45では、電流検出回路21又は電圧検出回路23によつて入力電流又は入力電圧を検出する。次のステツプSP46では、検出した入力電流又は入力電圧が定格値以下である否か検出する。その結果、定格値以下であればステツプSP44に戻つて定電流定電圧回路62、63又は64をそのまま動作させる。また定格値よりも大きければ、ステツプSP47においてパルス幅変調回路69からパルス信号を出力し、ステツプSP48においてパルス信号に基づいて定電流定電圧回路62、63又は64を制御することにより当該定電流定電圧回路62、63又は64を断続的に動作させ、二次電池BTをパルス充電する。この処理を終えると、再びステツプSP45に戻つて処理を繰り返す。
【0114】
このようにしてこの充電装置60の場合には、出力電流値及び出力電圧値が異なる第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62、63、64を設け、検出素子66及び検出回路67によつて検出した二次電池BTの種類に応じて使用する定電流定電圧回路を切り換える。これにより二次電池BTを最適な充電電流及び充電電圧で充電することができる。
【0115】
またこの充電装置60の場合にも、検出した入力電流又は入力電圧が定格値よりも大きければパルス幅変調回路69からパルス信号を出力し、当該パルス信号に基づいて設定されている定電流定電圧回路62、63又は64を断続的に動作させる。これにより定電流定電圧回路62、63又は64の損傷を防止することができる。
【0116】
以上の構成によれば、出力電流値及び出力電圧値が異なる第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62、63、64を設け、当該第1、第2及び第3の定電流定電圧回路62、63、64を二次電池BTの種類に応じて切り換えるようにしたことにより、二次電池BTを最適な充電電流及び充電電圧で充電することができる。
【0117】
また検出した入力電流又は入力電圧が定格値よりも大きければ設定されている定電流定電圧回路62、63又は64を断続的に動作させるようにしたことにより、当該定電流定電圧回路62、63又は64の損傷を容易に防止することができる。
【0118】
(8)第7実施例
まず始めにこの実施例の充電装置の原理について説明する。入力電力を基準にして定電流定電圧回路をパルス充電に切り換える場合には、入力電力が電力定格値Pを越えたか否か検出しなければならない。その検出方法としては、通常、電力Pとなる電圧及び電流をそれぞれVA 、IA として入力電圧及び入力電流を検出し、その検出結果が共に電圧基準値VA 及び電流基準値IA を下回つていれば電力定格値Pを越えていないと判定し、それ以外の場合には電力定格値Pを越えたと判定する。すなわち図19(A)に示すように、入力電圧及び入力電流が領域Eにあれば、電力定格値Pを越えていないと判定する。
【0119】
しかしながら実際には、電力がPとなる位置は、図19(B)に示される破線Fの位置なので、この破線Fよりも下側の位置であれば電力定格値Pを越えていないことになる。
【0120】
そこでこの実施例の場合には、入力電圧及び入力電流を検出する基準値を細分化し、より細かく入力電力を検出することによつてパルス充電をより正確に制御する。例えば電圧基準値を図19(B)に示す電圧VA 、VB 、VC とし、電流基準値を図19(B)に示す電流IA 、IB 、IC とし、それぞれの基準値を越えたか否か検出することにより電力定格値Pを越えない領域Gにあるか否か検出する。そしてこの領域Gを越えていなければ電圧及び電流を一定に供給してノーマル充電し、この領域Gを越えていればその電力に応じた最適なパルス充電を行う。例えば検出した入力電圧及び入力電流が図中示す点Hの位置(すなわちVB <電圧<VC であつて、IC <電流<IB )にあつたとすると、例えば電流をIC 以下に抑えるような制御モードで定電流定電圧回路を駆動し、これによつて電力を定格値以下に抑えて回路の損傷を防止する。
【0121】
ここで図20を用いて、この第7実施例による充電装置を説明する。図9との対応部分に同一符号を付した図20において、80は全体として第7実施例による充電装置を示し、検出電圧値が異なる複数の電圧検出回路81〜83と、検出電流値の異なる複数の電流検出回路84〜85がそれぞれ設けられている。
【0122】
第1の電圧検出回路81は、入力電圧が電圧VA (図19(B)参照)を越えているか否かを検出し、その検出結果を第1の分離検出回路87に供給する。また第2の電圧検出回路82は、入力電圧が電圧VB (図19(B)参照)を越えているか否かを検出し、その検出結果を同じく第1の分離検出回路87に供給する。また第3の電圧検出回路83は、入力電圧が電圧VC (図19(B)参照)を越えているか否かを検出し、その検出結果を同じく第1の分離検出回路87に供給する。
【0123】
一方、第1の電流検出回路84は、入力電流が電流IA (図19(B)参照)を越えているか否かを検出し、その検出結果を第2の分離検出回路88に供給する。また第2の電流検出回路85は、入力電流が電流IB (図19(B)参照)を越えているか否かを検出し、その検出結果を同じく第2の分離検出回路88に供給する。また第3の電流検出回路86は、入力電流が電流IC (図19(B)参照)を越えているか否かを検出し、その検出結果を同じく第2の分離検出回路88に供給する。
【0124】
第1の分離検出回路87は、3つの電圧検出回路81〜83からそれぞれ供給された検出結果に基づいて、入力電圧が図19(B)のどの範囲内にあるか検出し、その検出結果をモード切換回路89に供給する。
【0125】
また第2の分離検出回路88は、3つの電流検出回路84〜86からそれぞれ供給された検出結果に基づいて、入力電流が図19(B)のどの範囲にあるか検出し、その検出結果をモード切換回路89に供給する。
【0126】
モード切換回路89は、第1及び第2の分離検出回路87、88から供給された電圧範囲に関する検出結果と電流範囲に関する検出結果とに基づいて、入力電圧及び入力電流がどの領域に存在しているか検出する。その結果、図19(B)に示す領域G内に存在しているのであれば、ノーマル充電の制御モードをパルス幅変調回路90に通知し、領域G外に存在するのであればその領域に応じた最適なパルス充電の制御モードをパルス幅変調回路90に通知する。
【0127】
パルス幅変調回路90は、発振器17からのクロツク信号に基づいて、モード切換回路89から通知された制御モードに応じた最適なパルス幅を有するパルス信号を生成し、これを制御回路26に出力する。なお、パルス幅変調回路90は、ノーマル充電の制御モードが通知された場合には、常に論理レベル「H」の信号を制御回路26に出力する。
【0128】
制御回路26は、パルス幅変調回路90から供給される信号の論理レベルに応じて定電流定電圧回路22の動作を制御する。すなわち論理レベル「H」であれば定電流定電圧回路22を動作させ、論理レベル「L」であれば定電流定電圧回路22の動作を停止する。これによりパルス幅変調回路90からパルス信号が供給された場合には、定電流定電圧回路22を断続的に動作させてパルス充電することができ、パルス幅変調回路90から常に論理レベル「H」の信号が供給された場合には、定電流定電圧回路22を連続的に動作させてノーマル充電することができる。
【0129】
以上の構成において、この充電装置80の場合には、図21に示す動作手順を実行して二次電池BTの充電を実行する。すなわちステツプSP50から入つたステツプSP51において、まず定電流定電圧回路22を連続動作させて二次電池BTをノーマル充電する。次のステツプSP52では、電圧検出回路81〜83及び電流検出回路84〜86によつて入力電圧及び入力電流を検出する。
【0130】
次のステツプSP53では、検出した電圧の検出結果と電流の検出結果とに基づいて、定格値以下か否か判定する。すなわち入力電圧及び入力電流が図19に示した領域G内に存在するか否かを検出する。その結果、領域G内に存在するため定格値以下であることが判定された場合には、ステツプSP54において定電流定電圧回路54をそのまま動作させて二次電池BTをノーマル充電する。
【0131】
一方、領域G外に存在するため定格値よりも大きいことが判定された場合には、ステツプSP55において入力電圧及び入力電流に応じて最適な制御モードを決定する。次のステツプSP56では、その制御モードをパルス幅変調回路90に通知することにより、その制御モードに応じた最適なパルス幅を有するパルス信号を生成する。次のステツプSP57では、そのパルス信号に基づいて定電流定電圧回路22を動作させることにより、二次電池BTを最適な状態でパルス充電する。これにより電力を定格値以下に抑えて定電流定電圧回路22の損傷を防止することができる。この処理を終えると、ステツプSP52に戻つて処理を繰り返す。
【0132】
以上の構成によれば、検出電圧値の異なる複数の電圧検出回路84〜86と検出電流値の異なる複数の電流検出回路84〜86とを設けるようにしたことにより、入力電圧及び入力電流を一段と正確に検出してパルス充電を正確に制御することができ、かくして定電流定電圧回路22の損傷を確実にかつ未然に防止し得る。
【0133】
(9)第8実施例
この第8実施例においては、二次電池BTの充電が完了したか否か(すなわち満充電になつたか否か)を検出するための方法について説明する。二次電池BTを充電すると、充電電圧及び充電電流の関係は、図22に示すように遷移して行く。すなわち充電電圧は満充電に近づくにつれて一定の電圧に収束して行き、充電電流は満充電に近づくにつれて減少して行く。このとき図22から明らかなように、充電電流の変化の方が著しい。従つて充電電流を検出することにより満充電になつたか否かを検出することができる。
【0134】
ところで上述したようにパルス充電している状態においては、電流が断続的に変化するので、充電電流を確実に検出するためにはパルス充電が完了した以降に充電電流を検出する方が望ましい。従つて本発明においては、パルス充電を停止した以降に充電電流を検出して満充電を検出する。
【0135】
ここでこの満充電を検出する手順について、図23に示すフローチヤートを用いて説明する。但し、充電装置の構成としては、上述した第1〜第7実施例のいずれかの構成であるとする。またこの図23においては、パルス充電状態に入つた以降の手順を示す。
【0136】
まずステツプSP60から入つたステツプSP61においてパルス充電動作が行われると、次のステツプSP62において電力検出を行う。次のステツプSP63では、その検出した電力が電力定格値以下か否かを検出し、電力定格値よりも大きければステツプSP61に戻つて引き続きパルス充電を行い、電力定格値以下であればステツプSP64に進む。ステツプSP64では、パルス信号の出力を停止してパルス充電を停止し、次のステツプSP65において常に定電流定電圧回路を動作させることによりノーマル充電を行う。
【0137】
次のステツプSP66では電流検出回路によつて入力電流を検出し、次のステツプSP66ではその入力電流が充電完了時の電流であるか否かを判定する。その結果、充電完了時の電流よりも大きければステツプSP66に戻つて処理を繰り返し、充電完了時の電流よりも小さければステツプSP68に進んで定電流定電圧回路の動作を停止することにより充電を終了する。
【0138】
かくして以上の構成によれば、パルス充電を停止した後に電流検出を行つて満充電を検出するようにしたことにより、正確な電流を検出して満充電を正確に検出することができる。
【0139】
(9)他の実施例
なお上述の実施例においては、図4、図5又は図10に示したような定電流回路及び定電圧回路を用いた充電装置に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図24に示すように、スイツチング電源101を用いた充電装置100に本発明を適用するようにしても良い。因みに、この場合にも、パルス幅変調回路から出力されるパルス信号を、スイツチング電源101の動作を制御する制御回路102に与え、当該パルス信号に基づいて制御回路102がスイツチング電源101の動作を断続的に動作させてパルス充電するようにすれば良い。
【0140】
また上述の第1実施例においては、図8に示したような手順で充電動作を行つた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図25に示すような手順で充電動作を行つても良い。すなわちステツプSP70から入つたステツプSP71において定電流回路11及び定電圧回路12を停止しておき、次のステツプSP72において電圧検出回路13によつて入力電圧を検出する。次のステツプSP73では、その検出した電圧が電圧定格値以下であるか否か判定し、その結果、電圧定格値よりも大きければステツプSP74において第2のパルス幅変調回路16から所望のパルス幅を有するパルス信号を生成する。そして次のステツプSP75において、そのパルス信号に基づいて定電圧回路12を動作させることにより当該定電圧回路12をパルス充電動作させる。この処理を終えると、ステツプSP72に戻つて処理を繰り返す。
【0141】
一方、ステツプSP73において電圧定格値以下であることが判定した場合には、ステツプSP76において定電流回路11及び定電圧回路12を動作させ、次のステツプSP77において電流検出回路14によつて入力電流を検出する。次のステツプSP78においては、その検出した入力電流が電流定格値以下であるか否か判定し、その結果、電流定格値以下であればステツプSP76に戻つて処理を繰り返す。これに対して電流定格値よりも大きければ、次のステツプSP79において第1のパルス幅変調回路15から所望のパルス幅を有するパルス信号を生成し、次のステツプSP80においてそのパルス信号に基づいて定電流回路11を動作させることにより当該定電流回路11をパルス充電動作させる。この処理を終えると、再びステツプSP77に戻つて処理を繰り返す。
【0142】
このようにして最初に定電流回路11及び定電圧回路12の動作を停止しておき、二次電池BTを充電しない状態で入力電圧を検出し、定電圧回路12をパルス充電動作させるか否か判定するようにしても良い。
【0143】
また上述の第6実施例においては、出力電流値及び出力電圧値が異なる定電流定電圧回路62、63、64を設け、検出素子66及び検出回路67によつて検出した二次電池BTの種類に応じて定電流定電圧回路62、63、64を切り換えた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図17との対応部分に同一符号を付した図26に示すように、検出した二次電池BTの種類に応じて制御回路112、113、114を切り換えるようにしても良い。具体的に説明すると、定電流定電圧回路111に定電流及び定電圧を制御するための電流検出素子及び電圧検出素子を設けず、制御回路112、113、114にその電流検出素子及び電圧検出素子を設けるようにする。その際、検出する電流値及び電圧値を制御回路毎に異なるようにする。このような制御回路112、113、114をスイツチ制御回路65及び切換スイツチ115を用いて切り換えるようにすれば、定電流定電圧回路111から出力される電流及び電圧が異なるようになる。従つてこのような制御回路112、113、114を検出した二次電池BTの種類に応じて切り換えるようにすれば、二次電池BTを最適な充電電圧及び充電電流で充電することができる。
【0144】
また上述の実施例においては、各回路間にタイミング調整用の時定数回路を入れなかつたが、本発明はこれに限らず、各回路間或いは所望の回路間にタイミング調整用の時定数回路を入れるようにしても良い。例えば図27に示すように、電圧や電流或いは電力を検出する検出回路121とパルス信号を生成するパルス幅変調回路122との間に時定数回路123を挿入して検出結果を渡すタイミングを調整したり、パルス充電を停止させるパルス充電停止回路124とパルス幅変調回路122との間に時定数回路125を介挿してパルス充電停止の制御信号を渡すタイミングを調整したり、パルス幅変調回路122と制御回路126との間に時定数回路127を介挿してパルス信号を渡すタイミングを調整したりしても良い。なお、時定数回路を入れる場所については特に限定されるものではなく、所望の位置に入れることが可能である。
【0145】
また上述の実施例においては、電圧検出回路及び電流検出回路として図6及び図7に示したような回路を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図28に示すように、マイコン(いわゆるマイクロコンピユータ)130を用いて電圧及び電流を検出するようにしても良い。すなわち抵抗R20及びツエナダイオードD10によつて得られる基準電位と抵抗R21と抵抗R22とによつて得られる入力電圧を分圧した電圧をマイコン130に取り込み、当該マイコン130によつてそれらの電圧を基に入力電圧を検出し、また抵抗R23の両端電位をマイコン130に取り込み、当該マイコン130によつてその両端電位を基に入力電流を検出するようにしても良い。
【0146】
また上述の実施例においては、パルス幅変調回路によつて生成したパルス信号に基づいて定電流回路又は定電圧回路又は定電流定電圧回路の動作を制御することによりパルス充電を行つた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、定電流回路や定電圧回路或いは定電流定電圧回路の前段にスイツチ素子を設け、当該スイツチ素子をパルス信号に基づいてオンオフ動作させることによりパルス充電するようにしても良い。例えば図29に示すように、定電流回路11及び定電圧回路12の前段にパルス充電用のスイツチ素子141を設け、パルス幅変調回路69から出力されるパルス信号に基づいてスイツチ素子141をオンオフ動作させることによりパルス充電を行うようにしても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0147】
またこれに限らず、図30に示すように、定電流回路11に並列接続され、かつ当該定電流回路11をパスするスイツチ素子152を設け、当該スイツチ素子152をパルス幅変調回路153からのパルス信号に応じてオンオフ動作させることによりパルス充電するようにしても良い。このようにすれば、パスしたときに定電流回路11のインピーダンスがなくなるので、定電流回路11で許容損失よりも大きい回路損失が発生して回路が損傷することを未然に防止することができる。なお、この場合には、定電圧回路12に関しては、電圧検出回路13によつて入力電圧が定格値よりも大きいことが検出されたとき、停止回路151によつて動作を停止するようにすれば、回路の損傷を防止することができる。
【0148】
また上述の第6実施例においては、出力電流及び出力電圧の異なる定電流定電圧回路を複数設け、これを切換スイツチ61を用いて切り換えるような充電装置60に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図31に示すように、第1の出力電流を出力する第1の定電流回路11と第1の出力電圧を出力する第1の定電圧回路12とが直列接続された第1の系統と、第2の出力電流を出力する第2の定電流回路161と第2の出力電圧を出力する第2の定電圧回路162とが直列接続された第2の系統とを並列接続した充電装置160に本発明を適用するようにしても良い。因みに、この場合には、第1及び第2の定電流回路11、161の動作を制御回路18によつて制御し、第1及び第2の定電圧回路12、162の動作を制御回路19によつて制御しているが、それぞれ別々に制御するようにしても良い。
【0149】
また上述の第6実施例においては、検出素子66について特に言及しなかつたが、検出素子として使用されるものには例えば抵抗やサーミスタ等があり、その抵抗やサーミスタから供給される電流、或いは電圧を検出することにより電池の種類を検出することが可能である。
【0150】
また上述の第6実施例においては、出力電流及び出力電圧の異なる定電流定電圧回路を3つ設けた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、定電流定電圧回路を設ける数はいくつでも良い。またこれに限らず、出力電流及び出力電圧の異なる複数の定電流定電圧回路のうち、いくつかをスイツチング電源によつて形成するようにしても良い。またこれに限らず、定電流と定電圧とを合わせた定電流定電圧回路ではなく、図4及び図5に示したように定電流回路と定電圧回路とが分かれた構成であつても良い。
【0151】
また上述の第3実施例においては、定電流回路11の入出力間の電位差を検出して当該定電流回路11の電力を算出すると共に、定電圧回路12の入出力間の電位差を検出して当該定電圧回路12の電力を算出し、それらの算出結果に基づいてパルス充電を制御した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、定電流回路及び定電圧回路が1つの定電流定電圧回路でなる場合には、定電流定電圧回路の入出力間の電位差を検出して当該定電流定電圧回路の電力を算出し、その算出結果に基づいてパルス充電を制御するようにしても良い。
【0152】
また上述の第2実施例においては、電流検出回路21で検出した入力電流と電圧検出回路23で検出した入力電圧を積算回路24によつて積算することにより入力電力を算出し、当該入力電力に基づいて定電流定電圧回路22の動作を制御した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、定電流回路と定電圧回路が別々に形成される場合には、積算回路によつて算出した入力電力によつて定電流回路と定電圧回路をそれぞれ別々に制御するようにしても良い。
【0153】
また上述の第4実施例においては、優先パルス信号によつて定電流定電圧回路22を制御することによりパルス充電を行つた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、定電流定電圧回路22の前段にスイツチ素子を設け、当該スイツチ素子を優先パルス信号によつてオンオフ動作させることによりパルス充電を行うようにしても良い。
【0154】
また上述の第4実施例においては、積算回路24によつて算出した入力電力に基づいて、第1及び第2のパルス幅変調回路41、42がパルス信号を生成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電流検出回路21によつて検出した入力電流に基づいて第1のパルス幅変調回路41がパルス信号を生成するようにしても良いし、また電圧検出回路23によつて検出した入力電圧に基づいて第2のパルス幅変調回路42がパルス信号を生成するようにしても良い。
【0155】
また上述の実施例においては、直流電源から供給される入力電圧、入力電流又は入力電力、或いは定電圧回路や定電流回路の電力を検出し、その検出結果が定格値を越えたらパルス充電するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、パルス充電を行つてもそれらの定格値を越えるようであれば、危険防止のため充電動作自体を停止するようにしても良い。
【0156】
また上述の実施例においては、電流検出回路を二次電池BTの正極側に設けた場合と二次電池BTの負極側に設けた場合を示したが、電流検出回路を設ける位置としてはいずれであつても良い。
【0157】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、定電流手段又は定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、パルス信号によつて当該定電流手段又は定電圧手段を断続的に動作させるようにしたことにより、定電流手段又は定電圧手段の損失を抑えて、発熱を抑制し得、当該定電流手段及び定電圧手段の損傷を防止し得る。かくするにつき定電流手段及び定電圧手段の損傷を未然に防止し得る充電装置を実現し得る。
【0158】
また本発明によれば、定電流手段のための第1のパルス信号及び定電圧手段のための第2のパルス信号のうちパルス幅の狭い方を選択してなる優先パルス信号に基づいて、定電流手段及び定電圧手段を断続的に動作させるようにしたことにより、定電流手段と定電圧手段の損失が異なる場合でも、当該定電流手段及び定電圧手段の損失を同時に抑えて発熱を抑制し得、当該定電流手段及び定電圧手段の損傷を防止し得る。かくするにつき定電流手段及び定電圧手段の損傷を未然に防止し得る充電装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理の説明に供する回路損失を示す略線図である。
【図2】第1実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図3】パルス信号の波形を示す信号波形図である。
【図4】定電流回路及び制御回路の構成を示す接続図である。
【図5】定電圧回路及び制御回路の構成を示す接続図である。
【図6】電圧検出回路の構成を示す接続図である。
【図7】電流検出回路の構成を示す接続図である。
【図8】第1実施例の充電装置の動作手順を示すフローチヤートである。
【図9】第2実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図10】定電流定電圧回路の構成を示す接続図である。
【図11】第2実施例による充電装置の動作手順を示すフローチヤートである。
【図12】第3実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図13】第4実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図14】各パルス幅変調回路で生成するパルス信号及び優先パルス生成回路で生成する優先パルス信号を示す信号波形図である。
【図15】第5実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図16】第5実施例による充電装置の動作手順を示すフローチヤートである。
【図17】第6実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図18】第6実施例による充電装置の動作手順を示すフローチヤートである。
【図19】第7実施例による充電装置の原理の説明に供する略線図である。
【図20】第7実施例による充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図21】第7実施例による充電装置の動作手順を示すフローチヤートである。
【図22】満充電検出の原理の説明に供する略線図である。
【図23】満充電の検出手順を示すフローチヤートである。
【図24】パルス信号によつてスイツチング電源の動作を制御するようにした充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図25】第1実施例の充電装置の他の動作手順を示すフローチヤートである。
【図26】電池の種類に応じて制御回路を切り換える充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図27】時定数回路を設けた充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図28】マイコンを用いた電圧及び電流検出回路を示す接続図である。
【図29】スイツチをオンオフ動作させることによつてパルス充電する充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図30】スイツチによつて定電流回路をパスする充電装置の構成を示すブロツク図である。
【図31】定格の異なる定電流回路及び定電圧回路を並列に2系統設けた充電装置を示すブロツク図である。
【図32】従来の充電装置を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、10、20、30、40、50、60、80、100、110、120、140、150、160……充電装置、2、11、161……定電流回路、3、12、162……定電圧回路、13、23、31、32、81〜83……電圧検出回路、14、21、84〜86……電流検出回路、15、16、25、35、36、41、42、51、69、90、153……パルス幅変調回路、18、19、26、54、70、102、112〜114……制御回路、22、62〜64、111……定電流定電圧回路、24、33、34……積算回路、43……優先パルス生成回路、52……定格値以下検出回路、53……パルス充電停止回路、65……スイツチ制御回路、66……検出素子、67……検出回路、68、89……モード切換回路、101……スイツチング電源、123、125、127……時定数回路、151……停止回路。
Claims (22)
- 直列接続された定電流手段と定電圧手段とを有し、電源から供給される入力電圧及び入力電流を使用して、上記定電流手段によつて二次電池に所定値以下の充電電流を供給すると共に、上記定電圧手段によつて上記二次電池に所定値以下の充電電圧を供給することにより当該二次電池を充電する充電装置において、
上記定電流手段又は上記定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、所望のパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス幅変調手段と、
上記許容損失を越える上記定電流手段又は上記定電圧手段を、上記パルス信号に基づいて断続的に動作させる制御手段と
を具えることを特徴とする充電装置。 - 上記入力電圧を検出する電圧検出手段を具え、
上記パルス幅変調手段は、
上記電圧検出手段の検出結果が定格値よりも大きければ、当該検出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電圧手段を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記入力電流を検出する電流検出手段を具え、
上記パルス幅変調手段は、
上記電流検出手段の検出結果が定格値よりも大きければ、当該検出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電流手段を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記入力電圧を検出する電圧検出手段と、
上記入力電流を検出する電流検出手段と、
上記電圧検出手段と上記電流検出手段の検出結果をそれぞれ積算することにより上記電源から供給される入力電力を算出する積算手段と
を具え、
上記パルス幅変調手段は、上記積算手段の算出結果が定格値よりも大きければ、当該算出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電流手段及び上記定電圧手段を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記入力電流を検出する電流検出手段と、
上記定電流手段の入出力間の電位差を検出する電圧検出手段と、
上記電流検出手段と上記電圧検出手段の検出結果をそれぞれ積算することにより上記定電流手段の電力を算出する積算手段と
を具え、
上記パルス幅変調手段は、
上記積算手段の算出結果が定格値よりも大きければ、当該算出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電流手段を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記入力電流を検出する電流検出手段と、
上記定電圧手段の入出力間の電位差を検出する電圧検出手段と、
上記電流検出手段と上記電圧検出手段の検出結果をそれぞれ積算することにより上記定電圧手段の電力を算出する積算手段と
を具え、
上記パルス幅変調手段は、
上記積算手段の算出結果が定格値よりも大きければ、当該算出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電圧手段を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - スイツチ素子としてのトランジスタを共通化することにより、上記定電流手段及び上記定電圧手段を1つの定電流定電圧回路によつて形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記入力電流を検出する電流検出手段と、
上記定電流定電圧回路の入出力間の電位差を検出する電圧検出手段と、
上記電流検出手段と上記電圧検出手段の検出結果をそれぞれ積算することにより上記定電流定電圧回路の電力を算出する積算手段と
を具え、
上記パルス幅変調手段は、
上記積算手段の算出結果が定格値よりも大きければ、当該算出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電流定電圧回路を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項7に記載の充電装置。 - 上記入力電圧を検出する電圧検出手段と、
上記入力電流を検出する電流検出手段と、
上記電圧検出手段と上記電流検出手段の検出結果をそれぞれ積算することにより上記電源から供給される入力電力を算出する積算手段と
を具え、
上記パルス幅変調手段は、上記積算手段の算出結果が定格値よりも大きければ、当該算出結果に応じたパルス幅を有する上記パルス信号を生成し、
上記制御手段は、上記パルス信号に基づいて上記定電流定電圧回路を断続的に動作させる
ことを特徴とする請求項7に記載の充電装置。 - 上記定電流手段と上記定電圧手段は、
第1の出力電流を出力する第1の定電流回路と第1の出力電圧を出力する第1の定電圧回路とが直列接続された第1の系統と、第2の出力電流を出力する第2の定電流回路と第2の出力電圧を出力する第2の定電圧回路とが直列接続された第2の系統とが並列接続されてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記定電流手段に並列接続され、当該定電流手段をパスするスイツチを有し、上記制御手段はパルス信号に応じて上記スイツチをオンオフ動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記定電流手段は出力電流値がそれぞれ異なる複数の定電流回路からなると共に、上記定電圧手段は出力電圧値がそれぞれ異なる複数の定電圧回路からなり、
上記定電流回路及び上記定電圧回路を切り換える切換スイツチと、
上記二次電池の種類に応じて上記切換スイツチを切り換えるスイツチ制御回路と
を具えることを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記入力電圧を検出する電圧検出手段として検出電圧値が異なる複数の電圧検出回路と、
上記入力電流を検出する電流検出手段として検出電流値が異なる複数の電流検出回路と、
上記電圧検出回路及び上記電流検出回路の検出結果に応じて最適な制御モードを上記パルス幅変調手段に通知するモード切換回路と
を具え、上記パルス幅変調手段は、上記制御モードに応じた最適なパルス幅を有するパルス信号を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記制御手段は、
上記パルス幅変調手段又は所定の停止手段からの出力信号によつて上記許容損失を越えなくなつたことが判定した場合には、断続的に動作している上記定電流手段又は上記定電圧手段を連続的に動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。 - 上記定電流手段及び上記定電圧手段が連続的に動作している状態で上記入力電流を検出することにより上記二次電池の満充電を検出する電流検出手段
を具えることを特徴とする請求項14に記載の充電装置。 - 直列接続された定電流手段と定電圧手段とを有し、電源から供給される入力電圧及び入力電流を使用して、上記定電流手段によつて二次電池に所定値以下の充電電流を供給すると共に、上記定電圧手段によつて上記二次電池に所定値以下の充電電圧を供給することにより当該二次電池を充電する充電装置において、
上記定電流手段の損失が許容損失を越える場合、所望のパルス幅を有する第1のパルス信号を生成する第1のパルス幅変調手段と、
上記定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、所望のパルス幅を有する第2のパルス信号を生成する第2のパルス幅変調手段と、
上記第1及び第2のパルス信号のうちパルス幅の狭いパルス信号を選択し、優先パルス信号として出力する優先パルス生成手段と、
上記優先パルス信号に基づいて、上記定電流手段及び上記定電圧手段を断続的に動作させる制御手段と
を具えることを特徴とする充電装置。 - 上記入力電流を検出する電流検出手段を有し、上記第1のパルス幅変調手段は、上記電流検出手段の検出結果が定格値よりも大きければ、当該検出結果に応じたパルス幅を有する上記第1のパルス信号を生成し、
上記入力電圧を検出する電圧検出手段を有し、上記第2のパルス幅変調手段は、上記電圧検出手段の検出結果が定格値よりも大きければ、当該検出結果に応じたパルス幅を有する上記第2のパルス信号を生成する
ことを特徴とする請求項16に記載の充電装置。 - 上記入力電流を検出する電流検出手段と、
上記入力電圧を検出する電圧検出手段と、
上記電流検出手段と上記電圧検出手段の検出結果をそれぞれ積算することにより上記電源から供給される入力電力を算出する積算手段と
を具え、
上記第1及び第2のパルス幅変調手段は、それぞれ上記積算手段の算出結果が定格値よりも大きければ、上記第1及び第2のパルス信号を生成する
ことを特徴とする請求項16に記載の充電装置。 - スイツチ素子としてのトランジスタを共通化することにより、上記定電流手段及び上記定電圧手段を1つの定電流定電圧回路によつて形成する
ことを特徴とする請求項16に記載の充電装置。 - 上記制御手段は、
上記優先パルス生成手段からの出力信号によつて上記許容損失を越えなくなつたことが判定した場合には、断続的に動作している上記定電流手段及び上記定電圧手段を連続的に動作させる
ことを特徴とする請求項16に記載の充電装置。 - 上記定電流手段及び上記定電圧手段が連続的に動作している状態で上記入力電流を検出することにより上記二次電池の満充電を検出する電流検出手段
を具えることを特徴とする請求項16に記載の充電装置。 - 直列接続された定電流手段と定電圧手段とを有し、電源から供給される入力電圧及び入力電流を使用して、上記定電流手段によつて二次電池に所定値以下の充電電流を供給すると共に、上記定電圧手段によつて上記二次電池に所定値以下の充電電圧を供給することにより当該二次電池を充電する充電装置の充電方法において、
上記定電流手段又は上記定電圧手段の損失が許容損失を越える場合、当該許容損失を越える上記定電流手段又は上記定電圧手段を所望のパルス幅を有するパルス信号に基づいて断続的に動作させる
ことを特徴とする充電方法。
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