JP3661757B2 - 気化器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測定流体中の揮発性物質を、例えば、ガスセンサで測定する揮発性物質測定装置に使用され、測定流体中から揮発性物質を分離・気化させるための気化器に関するものである。
【0002】
具体的には、例えば、水道原水中に混入する微量な油分を検出する微量水中油分モニタの、測定流体を加熱してエアを吹き込み、油分を気化させる気化器に関するものである。
【0003】
更に、本発明は、逆洗用の洗浄設備を必要とせず、且つ、簡潔に構成出来て安価な気化器に関するものである。
【0004】
【従来の技術】
図5は、従来より一般に使用されている気化器の要部構成説明図で、たとえば、横河技報 Vol.42−4(1998)P140の図1に示されている。
【0005】
図において、密閉容器の気化タンク本体1の底部に、測定流体FLoとパージ用空気Airの供給口2,3が、側面に排水口4が、上面にガス出力口5が設けられている。
ヒータ6は、測定流体FLoを所定の温度に加熱する。
ポンプ7は、測定流体FLoをヒータ6に送り込む。
【0006】
以上の構成において、測定流体FLo供給口2から、所定の温度(40゜C)に加熱された測定流体FLo、この場合は、砂ろ過器(図示せず)を通した河川水を、一定流量で供給すると同時に、パージ用空気供給口3から一定流量の清浄空気を供給する。
【0007】
この結果、測定流体FLo中の揮発性物質、この場合は、油分=揮発性炭化水素類が空気中に気化し、ガス出力口5から、検出器(図示せず)に向けて出力される。
【0008】
気化の終了した測定流体FLoは、気化タンク本体1の側面の排水口4から排水される。
この際、排水口4から空気が逃げないように、排水用配管はトラップ(図示せず)に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような装置においては、以下の問題点がある。
(1)原水(河川水)を測定するため、気化器の前段に、原水中の大きな濁質分を除去するためのフィルタ(通常は、砂ろ過器)が必要である。。
【0010】
(2)砂ろ過器は、詰まったゴミを除去するために定期的に洗浄水(水道水)で逆洗浄(逆向きに水を流す)ことが必要。
したがって、洗浄水というユーティリティ(水道管)がない場所にはこの気化器を設置できない。
【0011】
(3)排水口4から空気が逃げないように、トラップが必要である。
(4)測定流体FLoを一定流量流すために、ポンプや流量計などが必要になる。これらはコストアップになるだけでなく、一般に流路が狭くなっている部分が多いため、詰まりが生じやすく、流量変動や停止の原因になりやすい。
【0012】
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、逆洗用の洗浄設備を必要とせず、且つ、簡潔に構成出来て安価な気化器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明では、請求項1の気化器においては、
測定流体中から揮発性物質を分離・気化させるための気化器において、
気化タンク本体と、前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体を加熱するヒータと、前記気化タンク本体に設けられこのヒータにより加熱された前記測定流体と気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流によりこの気化タンク本体内に測定流体が流入される流入孔と、前記気化タンク本体に設けられ前記ヒータにより加熱された前記測定流体と気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流によりこの気化タンク本体内から測定流体が流出される流出孔と、前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体中にパージガスを吹き込むガス吹込口と、前記気化タンク本体に設けられ前記測定流体中に吹き込まれた前記パージガスを取り出すガス取出口とを具備した事を特徴とする。
【0014】
この結果、
(1)流路のもっとも細い流入孔、流出孔部分でも、流路が十分大きくできるため、詰まりや流量変動の心配がなく、前処理として砂ろ過器を設けなくても河川水(原水)を測定できる気化器が得られる。
【0015】
従って逆洗用の洗浄水を用意することが困難な場所にも容易に設置できる気化器が得られる。
【0016】
(2)気化タンク本体内と外との温度差によって、気化タンク本体内への、測定流体の供給流量が決まるため、ポンプやニードル弁等の流量調整手段がなくても測定流体の流量を一定にでき、安価な気化器が得られる。
【0017】
(3)簡潔な構成のため、少ない部品で気化器を構成でき、安価な気化器が得られる。
【0018】
(4)気化器に対して、配管を接続して測定流体を供給するという必要がないため、測定流体を供給する供給系の部品が不要となり、安価な気化器が得られる。
【0019】
本発明の請求項2においては、請求項1記載の気化器において、
前記気化タンク本体の周囲に設けられ前記気化タンク本体に測定流体を供給する第1の供給タンクと、この第1の供給タンクに設けられこの第1の供給タンクに測定流体を供給する第1の供給口と、この第1の供給タンクに設けられこの第1の供給タンクから測定流体を排出する第1の排出口とを具備したことを特徴とする。
【0020】
この結果、
(1)気化タンク本体に測定流体を供給する第1の供給タンクが、気化タンク本体の周囲に設けられたので、気化器を必要とする場所に自由に配置出来、気化器の設置位置に制約の無い気化器が得られる。
【0021】
(2)第1の供給タンクがトラップの機能を兼ねているため、外部に別個にトラップを設ける必要がなく、安価な気化器が得られる。
【0022】
(3)請求項1の気化器は、測定流体の流入孔、流出孔より上方、且つ、ガス取出口より下方に、測定流体の液面が来るような位置に設置する必要があるために、測定流体の液面変動の影響を受ける。
【0023】
これに対して第1の供給タンクが設けられたので、第1の供給タンクの排出口の位置によって、供給タンク内の液面の位置が決定出来る。
従って、測定流体の液面変動の影響を受けない気化器が得られる。
【0024】
本発明の請求項3においては、請求項1記載の気化器において、
前記気化タンク本体と独立に設けられ前記気化タンク本体に測定流体を供給する第2の供給タンクと、この第2の供給タンクに設けられこの第2の供給タンクに測定流体を供給する第2の供給口と、第2の供給タンクから測定流体を排出する第2の排出口と、前記第2の供給タンクから前記気化タンク本体内に測定流体が流入されるように前記流入孔と前記第2の供給タンクとを連通する流入管と、前記気化タンク本体内から前記第2の供給タンクに測定流体が流出されるように前記流出孔と前記第2の供給タンクとを連通する流出管とを具備したことを特徴とする。
【0025】
この結果、
(1)気化タンク本体と第2の供給タンクとが独立に設けられ、気化タンク本体と第2の供給タンクとの接触部が少なく、断熱性が良いため、気化タンク本体の加熱に際して、熱が第2の供給タンクに逃げることが少なく、エネルギー効率がよい気化器が得られる。
【0026】
(2)請求項1の気化器は、測定流体の流入孔、流出孔より上方、且つ、ガス取出口より下方に、測定流体の液面が来るような位置に設置する必要があるために、測定流体の液面変動の影響を受ける。
【0027】
これに対して第2の供給タンクが設けられたので、第2の供給タンクの排出口の位置によって、供給タンク内の液面の位置が決定出来る。
従って、測定流体の液面変動の影響を受けない気化器が得られる。
【0028】
本発明の請求項4においては、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の気化器において、
前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体の温度を検出する温度センサを具備したことを特徴とする。
【0029】
この結果、
(1)気化タンク本体内の測定流体の温度を検出する温度センサが設けられたので、気化タンク本体内の温度条件を一定に制御できるので、気化率と、測定流体の流量を厳密に制御できる気化器が得られる。
【0030】
本発明の請求項5においては、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の気化器において、
前記流入孔が複数設けられたことを特徴とする。
【0031】
この結果、
(1)測定流体の流入抵抗が低減でき、応答速度が向上された気化器が得られる。
(2)気化タンク本体外部の測定流体の流速や流れの方向の変化の影響を軽減することができる気化器が得られる。
【0032】
本発明の請求項6においては、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の気化器において、
前記流出孔が複数設けられたことを特徴とする。
【0033】
この結果、
(1)測定流体の流出抵抗が低減でき、応答速度が向上された気化器が得られる
(2)気化タンク外部の測定流体の流速や流れの方向の変化の影響を軽減することができる気化器が得られる。
【0034】
本発明の請求項7においては、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の気化器において、
前記ヒータとして、シーズヒータが使用されたことを特徴とする。
【0035】
この結果、
(1)シーズヒータは市販性が有り、安価な気化器が得られる。
(2)シーズヒータは小型化が容易であり、小型化が容易な気化器が得られる。
【0036】
本発明の請求項8においては、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の気化器において、
前記温度センサとして、測温抵抗体が使用されたことを特徴とする。
【0037】
この結果
(1)測温抵抗体は市販性が有り、安価な気化器が得られる。
(2)測温抵抗体は小型化が容易であり、小型化が容易な気化器が得られる。
(3)測温抵抗体は測定精度が高く、気化精度が向上された気化器が得られる。
【0038】
本発明の請求項9においては、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の気化器において、
前記気化タンク本体外に設置され、測定流体の温度を測定する温度測定手段を具備したことを特徴とする。
【0039】
この結果、
(1)測定流体の温度が変動する場合、測定流体の温度と気化タンク本体内測定流体の温度より、測定流体の気化タンク本体への流入流量が計算できるため、揮発性物質の気化量を補正することができる気化器が得られる。
【0040】
(2)測定流体の温度に応じて、気化タンク本体の温度制御目標値を変化させることができる。
【0041】
例えば、測定流体が気化タンク本体の温度制御目標値より高温だと、測定流体は気化タンク本体内に全く流入出来ないが、このような場合に、警報を出したり、温度制御目標値を上昇させたりすることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図である。
図において、図5と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図5と相違部分のみ説明する。
【0043】
図において、ヒータ12は、プラスチック製の円筒の気化タンク本体11に設けられ、気化タンク本体11内の測定流体FLoを加熱する。
この場合は、ヒータ12として、シーズヒータが使用されている。
【0044】
温度センサ13は、気化タンク本体11に設けられ、気化タンク本体11内の測定流体FLoの温度を検出する。
この場合は、温度センサ13として、測温抵抗体が使用されている。
なお、温度センサ13は、気化の精度を必要としない場合は、無くても良い。
【0045】
流入孔14は、気化タンク本体11に設けられ、ヒータ12により加熱された測定流体FLoと気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流により、この気化タンク本体11内に測定流体FLoが流入される。なお、流入孔14は、複数設けられても良い事は勿論である。
【0046】
流出孔15は、気化タンク本体11に設けられ、ヒータ12により加熱された測定流体FLoと気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流により、気化タンク本体11内から測定流体FLoが流出される。
【0047】
なお、この場合は、気化タンク本体11は、流出孔15が測定流体FLo中に存在するように、下部側が測定流体FLo中に漬かっている。
【0048】
ガス吹込口16は、気化タンク本体11に設けられ、気化タンク本体11内の測定流体FLo中にパージガスを吹き込む。
ガス取出口17は、気化タンク本体11に設けられ、測定流体FLo中に吹き込まれたパージガスを取り出す。
【0049】
なお、この気化器は、気化器全体を、開水面Aに投げ込んだ状態で使用される。開水面Aは、貯水池、プール等の流れのない水面のほかに、河川、水路、等の流れの中でも使用できる。
【0050】
また、ガス取出口17の背圧と気化タンク本体11の内部の圧力がほぼ等しいという条件さえ満たされれば、開水面Aでなく、閉管内にフランジ等で取り付けても使用できる。
【0051】
以上の構成において、気化タンク本体11内の測定流体FLoは、ヒータ12によって加熱され、温度センサ13によって測温される。
これらは温度調節計などによって温度制御をかけることができ、一定温度、例えば、40゜Cに保たれる。
【0052】
このとき、気化タンク本体11内の測定流体FLoと、気化タンク本体11外の測定流体FLo間の温度差によって、測定流体FLoに密度差が生じる。
このため、測定流体FLoは、気化タンク本体11内より流出孔15を通って気化タンク本体11外に流出し、気化タンク本体11外より流入孔14を通って気化タンク本体11内に流入するという循環が起こる。
【0053】
この循環流量は、近似的には測定流体FLoの温度によって決まり、気化タンク本体11外を流れる測定流体FLoの流量には依存しない。
【0054】
その関係は、たとえば、図2に示す如くなる。この例では、循環流量(気化タンク本体11内への供給流量)は、測定流体FLoの温度の影響を受けるとは言え、水温0〜30゜Cの範囲では、0.2l/min±20%の範囲に入っており、ある程度の精度があると言える。
【0055】
図2において、横軸は原水水温(゜C)T、横軸は循環流量(L/min)Qを示す。
図2実施例においては、流入孔14と流出孔15との孔間隔は100mm、流入孔14と流出孔15との孔径は9,2mm、気化タンク本体11内温度は40゜Cである。
【0056】
また、測定流体FLoの温度を測定して、流量変化の影響を補正することもできる。
パージ用空気は、ニードル弁等で流量制御され、一定流量が、ガス吹込口16から気化タンク本体11内部に供給される。
【0057】
エアは気泡となって気化タンク本体11内部を上昇し、ガス取出口17から出力され、たとえば、除湿器(図示せず)を通ったのち、検出器(ガスセンサ)(図示せず)によって測定される。
【0058】
この結果、
(1)流路のもっとも細い流入孔14、流出孔15部分でも、流路が十分大きくできる(例えば、直径9.2mm)ため、詰まりや流量変動の心配がなく、前処理として、砂ろ過器を設けなくても河川水(原水)を測定できる気化器が得られる。
【0059】
従って、逆洗用の洗浄水を用意することが困難な場所にも、容易に設置できる気化器が得られる。
【0060】
(2)気化タンク本体11内と外との温度差によって、気化タンク本体11内への、測定流体FLoの供給流量が決まるため、ポンプやニードル弁等の流量調整手段がなくても測定流体FLoの流量を一定にでき、安価な気化器が得られる。
【0061】
(3)簡潔な構成のため、少ない部品で気化器を構成でき、安価な気化器が得られる。
【0062】
(4)気化器に対して、配管を接続して測定流体FLoを供給するという必要がないため、測定流体FLoを供給する供給系の部品が不要となり、安価な気化器が得られる。
【0063】
(5)気化タンク本体11内の測定流体FLoの温度を検出する温度センサ13が設けられたので、気化タンク本体11内の温度条件を一定に制御できるので、気化率と、測定流体FLoの流量を厳密に制御できる気化器が得られる。
【0064】
(6)流入孔14が複数設けられれば、測定流体FLoの流入抵抗が低減でき、応答速度が向上された気化器が得られる。
【0065】
(7)流入孔14が複数設けられれば、気化タンク本体11外部の測定流体FLoの流速や流れの方向の変化の影響を軽減することができる気化器が得られる。
【0066】
(8)流出孔15が複数設けられれば、測定流体FLoの流入抵抗が低減でき、応答速度が向上された気化器が得られる。
【0067】
(9)流出孔15が複数設けられれば、気化タンク本体11外部の測定流体FLoの流速や流れの方向の変化の影響を軽減することができる気化器が得られる。
【0068】
(10)ヒータ12にシーズヒータが使用されたので、シーズヒータは市販性が有り、安価な気化器が得られる。
【0069】
(11)ヒータ12にシーズヒータが使用されたので、シーズヒータは小型化が容易であり、小型化が容易な気化器が得られる。
【0070】
(12)温度計13として、測温抵抗体が使用されたので、測温抵抗体は市販性が有り、安価な気化器が得られる。
【0071】
(13)温度計13として、測温抵抗体が使用されたので、測温抵抗体は小型化が容易であり、小型化が容易な気化器が得られる。
【0072】
(14)温度計13として、測温抵抗体が使用されたので、測温抵抗体は測定精度が高く、気化精度が向上された気化器が得られる。
【0073】
(15)気化タンク本体11外に設置され、測定流体FLoの温度を測定する温度測定手段が設けられれば、測定流体FLoの温度が変動する場合、測定流体FLoの温度と気化タンク本体11内測定流体FLoの温度より、測定流体FLoの気化タンク本体11への流入流量が計算できるため、揮発性物質の気化量を補正することができる気化器が得られる。
【0074】
(16)気化タンク本体11外に設置され、測定流体FLoの温度を測定する温度測定手段が設けられれば、測定流体FLoの温度に応じて、気化タンク本体11の温度制御目標値を変化させることができる。
【0075】
例えば、測定流体FLoが気化タンク本体11の温度制御目標値より高温だと、測定流体FLoは気化タンク本体11内に全く流入出来ないが、このような場合に、警報を出したり、温度制御目標値を上昇させたりすることができる。
【0076】
図3は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
図において、第1の供給タンク21は、気化タンク本体11の周囲に設けられ、気化タンク本体11に測定流体FLoを供給する。
【0077】
この場合は、第1の供給タンク21は、気化タンク本体11の周囲に、二重管状に設けられている。
なお、二重管状に限ることは無く、たとえば、第1の供給タンク21は、球状でも良く、要するに、気化タンク本体11の周囲に設けられてあれば良い。
【0078】
第1の供給口22は、この第1の供給タンク21に設けられ、第1の供給タンク21に測定流体を供給する。
第1の排出口23は、第1の供給タンク21に設けられ、第1の供給タンク21から測定流体FLoを排出する。
【0079】
以上の構成において、測定流体FLo(例えば河川水)は、第1の供給口22より適当な流量で供給され、第1の排出口23より測定流体FLoは排出される。
【0080】
第1の排出口23は、第1の供給タンク21の側面上部に設けられており、この位置で測定流体FLoがオーバーフローするので、水面の位置は、ほぼ一定に保たれる。
【0081】
また、流入孔14と流出孔15とを通して、自由に測定流体FLoが行き来できるため、気化タンク本体11の内部にも測定流体FLoが入り込む。
パージ用空気は、ニードル弁等で流量制御され、一定流量がガス吹込口16から気化タンク本体11内部に供給される。
【0082】
エアは気泡となって気化タンク本体11内部を上昇し、ガス取出口17から出力され、たとえば、除湿器(図示せず)を通ったのち、検出器(ガスセンサ)(図示せず)によって測定される。
【0083】
いま、この除湿器(図示せず)と検出器(図示せず)の圧損がほとんどないと仮定すると、気化タンク本体11と第1の供給タンク21(すなわち円筒の中と外)の水面差はほとんど生じない。
【0084】
この結果、
(1)気化タンク本体11に測定流体FLoを供給する第1の供給タンク21が、気化タンク本体11の周囲に設けられたので、気化器を必要とする場所に自由に配置出来、気化器の設置位置に制約が無い気化器が得られる。
【0085】
(2)第1の供給タンク21がトラップの機能を兼ねているため、外部に別個にトラップを設ける必要がなく、安価な気化器が得られる。
【0086】
(3)請求項1の気化器は、測定流体FLoの流入孔14、流出孔15より上方、且つ、ガス取出口17より下方に、測定流体FLoの液面が来るような位置に、設置する必要があるために、測定流体FLoの液面変動の影響を受ける。
【0087】
これに対して、第1の供給タンク21が設けられたので、第1の供給タンク21の排出口23の位置によって、供給タンク21内の液面の位置が決定出来る。
従って、測定流体FLoの液面変動の影響を受けない気化器が得られる。
【0088】
なお、本実施例において、気化タンク本体11を取り除き、供給タンク21全体を加熱する事も考えられる。
しかし、下記の問題が発生するため、現実的でない。
【0089】
(1)供給タンク21は通常、測定流体FLoの詰まり等が生ずる恐れがあるために、流量を小さくすることが出来ないため、全体を加熱するには非常に大きな容量のヒータ12が必要となる。
(2)供給タンク21の排水口に、改めて、トラップを接続する必要が生じる。
【0090】
図4は本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
図において、第2の供給タンク31は、気化タンク本体11と独立に設けられ、気化タンク本体11に測定流体FLoを供給する。
【0091】
第2の供給口32は、第2の供給タンク31に設けられ、第2の供給タンク31に測定流体FLoを供給する。
第2の排出口33は、第2の供給タンク31に設けられ、第2の供給タンク31から測定流体FLoを排出する。
【0092】
流入管34は、第2の供給タンク31から気化タンク本体11内に測定流体FLoが流入されるように、流入孔14と第2の供給タンク31とを連通する。
流出管35は、気化タンク本体11内から、第2の供給タンク31に測定流体FLoが流出されるように、流出孔15と第2の供給タンク31とを連通する。
【0093】
この結果、
(1)気化タンク本体11と第2の供給タンク31とが独立に設けられ、気化タンク本体11と第2の供給タンク31との接触部が少なく、断熱性が良いため、気化タンク本体11の加熱に際して、熱が第2の供給タンク31に逃げることが少なく、エネルギー効率がよい気化器が得られる。
【0094】
(2)請求項1の気化器は、測定流体FLoの流入孔14、流出孔15より上方、且つ、ガス取出口17より下方に、測定流体FLoの液面が来るような位置に設置する必要があるために、測定流体FLoの液面変動の影響を受ける。
【0095】
これに対して第2の供給タンク31が設けられたので、第2の供給タンク31の排出口33の位置によって、供給タンク31内の液面の位置が決定出来る。
従って、測定流体FLoの液面変動の影響を受けない気化器が得られる。
【0096】
なを、前述の実施例においては、本発明の気化器は、例えば、ガスセンサで測定する揮発性物質測定装置に使用されると説明したが、これに限る事は無く、要するに、測定流体中から揮発性物質を分離・気化させるための気化器であれば良い。
【0097】
また、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
測定流体中から揮発性物質を分離・気化させるための気化器において、
気化タンク本体と、前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体を加熱するヒータと、前記気化タンク本体に設けられこのヒータにより加熱された前記測定流体と気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流によりこの気化タンク本体内に測定流体が流入される流入孔と、前記気化タンク本体に設けられ前記ヒータにより加熱された前記測定流体と気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流によりこの気化タンク本体内から測定流体が流出される流出孔と、前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体中にパージガスを吹き込むガス吹込口と、前記気化タンク本体に設けられ前記測定流体中に吹き込まれた前記パージガスを取り出すガス取出口とを具備した事を特徴とする気化器を構成した。
【0099】
この結果、
(1)流路のもっとも細い流入孔、流出孔部分でも、流路が十分大きくできるため、詰まりや流量変動の心配がなく、前処理として砂ろ過器を設けなくても河川水(原水)を測定できる気化器が得られる。
従って逆洗用の洗浄水を用意することが困難な場所にも容易に設置できる気化器が得られる。
【0100】
(2)気化タンク本体内と外との温度差によって、気化タンク本体内への、測定流体の供給流量が決まるため、ポンプやニードル弁等の流量調整手段がなくても測定流体の流量を一定にでき、安価な気化器が得られる。
【0101】
(3)簡潔な構成のため、少ない部品で気化器を構成でき、安価な気化器が得られる。
【0102】
(4)気化器に対して、配管を接続して測定流体を供給するという必要がないため、測定流体を供給する供給系の部品が不要となり、安価な気化器が得られる。
【0103】
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
前記気化タンク本体の周囲に設けられ前記気化タンク本体に測定流体を供給する第1の供給タンクと、この第1の供給タンクに設けられこの第1の供給タンクに測定流体を供給する第1の供給口と、この第1の供給タンクに設けられこの第1の供給タンクから測定流体を排出する第1の排出口とを具備したことを特徴とする請求項1記載の気化器を構成した。
【0104】
この結果、
(1)気化タンク本体に測定流体を供給する第1の供給タンクが、気化タンク本体の周囲に設けられたので、気化器を必要とする場所に自由に配置出来、気化器の設置位置に制約の無い気化器が得られる。
【0105】
(2)第1の供給タンクがトラップの機能を兼ねているため、外部に別個にトラップを設ける必要がなく、安価な気化器が得られる。
【0106】
(3)請求項1の気化器は、測定流体の流入孔、流出孔より上方、且つ、ガス取出口より下方に、測定流体の液面が来るような位置に設置する必要があるために、測定流体の液面変動の影響を受ける。
【0107】
これに対して第1の供給タンクが設けられたので、第1の供給タンクの排出口の位置によって、供給タンク内の液面の位置が決定出来る。
従って、測定流体の液面変動の影響を受けない気化器が得られる。
【0108】
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
前記気化タンク本体と独立に設けられ前記気化タンク本体に測定流体を供給する第2の供給タンクと、この第2の供給タンクに設けられこの第2の供給タンクに測定流体を供給する第2の供給口と、この第2の供給タンクに設けられこの第2の供給タンクから測定流体を排出する第2の排出口と、前記第2の供給タンクから前記気化タンク本体内に測定流体が流入されるように前記流入孔と前記第2の供給タンクとを連通する流入管と、前記気化タンク本体内から前記第2の供給タンクに測定流体が流出されるように前記流出孔と前記第2の供給タンクとを連通する流出管とを具備したことを特徴とする請求項1記載の気化器を構成した。。
【0109】
この結果、
(1)気化タンク本体と第2の供給タンクとが独立に設けられ、気化タンク本体と第2の供給タンクとの接触部が少なく、断熱性が良いため、気化タンク本体の加熱に際して、熱が第2の供給タンクに逃げることが少なく、エネルギー効率がよい気化器が得られる。
【0110】
(2)請求項1の気化器は、測定流体の流入孔、流出孔より上方、且つ、ガス取出口より下方に、測定流体の液面が来るような位置に設置する必要があるために、測定流体の液面変動の影響を受ける。
【0111】
これに対して第2の供給タンクが設けられたので、第2の供給タンクの排出口の位置によって、供給タンク内の液面の位置が決定出来る。
従って、測定流体の液面変動の影響を受けない気化器が得られる。
【0112】
本発明の請求項4によれば、次のような効果がある。
前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体の温度を検出する温度センサを具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の気化器を構成した。
【0113】
この結果、
(1)気化タンク本体内の測定流体の温度を検出する温度センサが設けられたので、気化タンク本体内の温度条件を一定に制御できるので、気化率と、測定流体の流量を厳密に制御できる気化器が得られる。
【0114】
本発明の請求項5によれば、次のような効果がある。
前記流入孔が複数設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の気化器を構成した。
【0115】
この結果、
(1)測定流体の流入抵抗が低減でき、応答速度が向上された気化器が得られる。
(2)気化タンク本体外部の測定流体の流速や流れの方向の変化の影響を軽減することができる気化器が得られる。
【0116】
本発明の請求項6によれば、次のような効果がある。
前記流出孔が複数設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の気化器を構成した。
【0117】
この結果、
(1)測定流体の流出抵抗が低減でき、応答速度が向上された気化器が得られる
(2)気化タンク外部の測定流体の流速や流れの方向の変化の影響を軽減することができる気化器が得られる。
【0118】
本発明の請求項7によれば、次のような効果がある。
前記ヒータとして、シーズヒータが使用されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の気化器を構成した。
【0119】
この結果、
(1)シーズヒータは市販性が有り、安価な気化器が得られる。
(2)シーズヒータは小型化が容易であり、小型化が容易な気化器が得られる。
【0120】
本発明の請求項8によれば、次のような効果がある。
前記温度計として、測温抵抗体が使用されたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の気化器を構成した。
【0121】
この結果
(1)測温抵抗体は市販性が有り、安価な気化器が得られる。
(2)測温抵抗体は小型化が容易であり、小型化が容易な気化器が得られる。
(3)測温抵抗体は測定精度が高く、気化精度が向上された気化器が得られる。
【0122】
本発明の請求項9によれば、次のような効果がある。
前記気化タンク本体外に設置され、測定流体の温度を測定する温度測定手段を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の気化器を構成した。
【0123】
この結果、
(1)測定流体の温度が変動する場合、測定流体の温度と気化タンク本体内測定流体の温度より、測定流体の気化タンク本体への流入流量が計算できるため、揮発性物質の気化量を補正することができる気化器が得られる。
【0124】
(2)測定流体の温度に応じて、気化タンク本体の温度制御目標値を変化させることができる。
例えば、測定流体が気化タンク本体の温度制御目標値より高温だと、測定流体は気化タンク本体内に全く流入出来ないが、このような場合に、警報を出したり、温度制御目標値を上昇させたりすることができる。
【0125】
従って、本発明によれば、逆洗用の洗浄設備を必要とせず、且つ、簡潔に構成出来て安価な気化器を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図5】従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図である。
【符号の説明】
11 気化タンク本体
12 ヒータ
13 温度センサ
14 流入孔
15 流出孔
16 ガス吹込口
17 ガス取出口
21 第1の供給タンク
22 第1の供給口22
23 第1の排出口
31 第2の供給タンク
32 第2の供給口22
33 第3の排出口
34 流入管
35 流出管
A 開水面
FLo 測定流体

Claims (9)

  1. 測定流体中から揮発性物質を分離・気化させるための気化器において、
    気化タンク本体と、
    前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体を加熱するヒータと、
    前記気化タンク本体に設けられこのヒータにより加熱された前記測定流体と気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流によりこの気化タンク本体内に測定流体が流入される流入孔と、
    前記気化タンク本体に設けられ前記ヒータにより加熱された前記測定流体と気化タンク本体外の測定流体との間の微小な密度差により発生する熱対流によりこの気化タンク本体内から測定流体が流出される流出孔と、
    前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体中にパージガスを吹き込むガス吹込口と、
    前記気化タンク本体に設けられ前記測定流体中に吹き込まれた前記パージガスを取り出すガス取出口と
    を具備した事を特徴とする気化器。
  2. 前記気化タンク本体の周囲に設けられ前記気化タンク本体に測定流体を供給する第1の供給タンクと、
    この第1の供給タンクに設けられこの第1の供給タンクに測定流体を供給する第1の供給口と、
    この第1の供給タンクに設けられこの第1の供給タンクから測定流体を排出する第1の排出口と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の気化器。
  3. 前記気化タンク本体と独立に設けられ前記気化タンク本体に測定流体を供給する第2の供給タンクと、
    この第2の供給タンクに設けられこの第2の供給タンクに測定流体を供給する第2の供給口と、
    この第2の供給タンクに設けられこの第2の供給タンクから測定流体を排出する第2の排出口と、
    前記第2の供給タンクから前記気化タンク本体内に測定流体が流入されるように前記流入孔と前記第2の供給タンクとを連通する流入管と、
    前記気化タンク本体内から前記第2の供給タンクに測定流体が流出されるように前記流出孔と前記第2の供給タンクとを連通する流出管と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の気化器。
  4. 前記気化タンク本体に設けられ前記気化タンク本体内の前記測定流体の温度を検出する温度センサ
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の気化器。
  5. 前記流入孔が複数設けられたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の気化器。
  6. 前記流出孔が複数設けられたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の気化器。
  7. 前記ヒータとして、シーズヒータが使用されたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の気化器。
  8. 前記温度センサとして、測温抵抗体が使用されたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の気化器。
  9. 前記気化タンク本体外に設置され測定流体の温度を測定する温度測定手段
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の気化器。
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