JP3661050B2 - 緩慢横転装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、廃棄物リサイクル施設において金属廃棄物の圧縮成形物をローラコンベヤ上にゆっくりと横倒させるのに用いられる緩慢横倒装置に関するものである。
【0002】
本明細書において、成形物とは、廃棄物リサイクル施設で選別回収された廃スチール缶または廃アルミニウム缶を圧縮成形機に一定量投入し、油圧等によりブロック状に成形したものをいう。
【0003】
【従来の技術】
圧縮成形機により成形された成形物(800mm×800mm×200mm)は、最も小さな面を下面として不安定な状態で圧縮成形機から押し出されて移行台上を起立状態でローラコンベヤまで運ばれるが、搬送の安定性、安全性を確保するために、ここでローラコンベヤ上に横倒される。また、成形物は積上貯留の際にも床上に横倒される。
【0004】
従来、成形物は排出装置であるローラコンベヤ等の上で自重で横倒するか、もしくはローラコンベヤ等から作業員がホスイト等を用いて床上に降ろしながら横倒していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、成形物をローラコンベヤ等の上でそのまま倒すやり方では、作業がはなはだ危険である上にコンベヤ等が傷む難点がある。
【0006】
また、成形物をローラコンベヤ等から作業員がホイスト等を用いて床上に降ろしながら横倒する方法は、多大な労力と時間を要する上に、作業員の脚部に潰傷等を招くなどの安全上の問題があった。
【0007】
本発明は、上記諸問題を解決し得る緩慢横転装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による緩慢横転装置は、圧縮成形機の前方に、移行台、さらにその前方にフリーローラコンベヤが設けられ、圧縮成形機によりブロック状に成形された成形物は前方の移行台へ繰出され、移行台は、移行方向に配された成形物受けガイドレールと、これらを支える基台からなり、移行台の左右両側には、移行台上を起立状態で移行する成形物が転倒しないようにこれを支える転倒防止横材が設けられ、フリーローラコンベヤは前方に下り勾配で配され、始端から所定番目のローラは除去されて、凹陥部が形成され、同コンベヤの始端部の左右両側面にブラケットの下端部がそれぞれ枢着され、両ブラケットの上端部に渡って転倒アームが設けられ、転倒アームはフリーローラコンベヤ上に転倒した際に凹陥部に嵌まり込むように、その設置位置が決められ、各ブラケットの後端側部には空気シリンダの先端部が枢着され、空気シリンダの基端部は移行台の基台に固定されており、圧縮成形機によって成形された縦長直方体ブロック状の成形物は、圧縮成形機から移行台へ順次繰出され、多数連なる成形物が移行台上を圧縮成形機で後から押されて起立状態でローラコンベヤの始端部まで達し、ここで、成形物は前方に位置する転倒アーム上に傾きこれに受けられると、転倒アームは成形物の重みで空気シリンダからそのロッドがゆっくりと引き出されることによって緩慢にローラコンベヤ上に横倒し、同コンベヤの凹陥部に嵌まり込み、ストッパで止められ、その後、成形物がローラコンベヤ上を移動して転倒アーム上を去った後、空気シリンダによって転倒アームが元の位置に戻されるようになされているものである。
転倒アームは、空気シリンダで支えられており、前方に倒れ込んだ成形物を受け、その重みで空気シリンダからそのロッドがゆっくりと引き出されることによって緩慢にローラコンベヤ上に横倒し、その後、成形物がローラコンベヤ上を移動して転倒アーム上を去った後、空気シリンダによって元の位置に戻される。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明による緩慢横転装置を図示の実施例によって具体的に説明する。
【0010】
図1〜3において、圧縮成形機(1)の前方に、移行台(2)、さらにその前方にフリーローラコンベヤ(3)が設けられている。
【0011】
圧縮成形機(1)は、廃棄物リサイクル施設で選別回収された廃スチール缶または廃アルミニウム缶をこれに一定量投入し、油圧等によりブロック状に成形するものである。得られた成形物は、圧縮成形機(1)の扉(4)を開けて前方の移行台(2)へ繰出される。扉(4)はシリンダ(5)によって上下に開閉される。
【0012】
移行台(2)は、移行方向に配された3本の成形物受けガイドレール(6)と、これらを支える基台(7)からなる。移行台(2)の左右両側には、移行台上を起立状態で移行する成形物が転倒しないようにこれを支える転倒防止横材(8)が2本の支柱(9)の上端に渡って設けられている。
【0013】
フリーローラコンベヤ(3)は前方に下り勾配で配され、始端から4番目のローラは除去され、凹陥部(10)が形成されている。同コンベヤの始端部の左右両側面にブラケット(11)の下端部がそれぞれ枢着され、両ブラケット(11)の上端部に渡って転倒アーム(12)が設けられている。転倒アーム(12)はフリーローラコンベヤ(3)のローラとほぼ同じ形状を有し、同コンベヤ(3)上に転倒した際に凹陥部(10)に嵌まり込むように、その設置位置が決められている。各ブラケット(11)の後端側部には空気シリンダ(13)の先端部が枢着され、空気シリンダ(13)の基端部は移行台(2)の基台(7)に固定されている。
【0014】
上記構成において、圧縮成形機(1)によって成形された廃スチール缶または廃アルミニウム缶からなる縦長直方体ブロック状の成形物は、圧縮成形機(1)から移行台(2)へ順次繰出され、多数連なる成形物が移行台(2)の上を圧縮成形機(1)で後から押されて起立状態でローラコンベヤの始端部まで達する。ここで、成形物は前方に位置する転倒アーム(12)上に傾きこれに受けられると、転倒アーム(12)は成形物の重みで空気シリンダ(13)からそのロッド(14)がゆっくりと引き出されることによって緩慢にローラコンベヤ(3)上に横倒し、同コンベヤ(3)の凹陥部(10)に嵌まり込み、ストッパ(14)で止められる。その後、成形物がローラコンベヤ(3)上を移動して転倒アーム(12)上を去った後、空気シリンダ(13)によって元の位置に戻される。
【0015】
【発明の効果】
本発明の緩慢横倒装置によれば、移行台上を起立状態でローラコンベヤの始端部まで移行して来た成形物は、ここで前方に倒れ込み、転倒アームに受けられて緩慢にローラコンベヤ上に横倒される。したがって、成形物のハンドリング時の労力を低減し、時間を短縮し、安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における緩慢横転装置を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施例における緩慢横転装置を示す平面図である。
【図3】 本発明の一実施例における緩慢横転装置を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
1:圧縮成形機
2:移行台
3:フリーローラコンベヤ
4:圧縮成形機の扉
5:シリンダ
6:成形物受けガイドレール
7:基台
8:転倒防止横材
9:支柱
10:凹陥部
11:ブラケット
12:転倒アーム
13:空気シリンダ
14:ストッパ

Claims (1)

  1. 圧縮成形機 (1) の前方に、移行台(2) 、さらにその前方にフリーローラコンベヤ(3) が設けられ、圧縮成形機 (1) によりブロック状に成形された成形物は前方の移行台 (2) へ繰出され、移行台 (2) は、移行方向に配された成形物受けガイドレール (6) と、これらを支える基台 (7) からなり、移行台 (2) の左右両側には、移行台上を起立状態で移行する成形物が転倒しないようにこれを支える転倒防止横材 (8) が設けられ、フリーローラコンベヤ (3) は前方に下り勾配で配され、始端から所定番目のローラは除去されて、凹陥部 (10) が形成され、同コンベヤの始端部の左右両側面にブラケット (11) の下端部がそれぞれ枢着され、両ブラケット (11) の上端部に渡って転倒アーム(12)が設けられ、転倒アーム (12) はフリーローラコンベヤ (3) 上に転倒した際に凹陥部 (10) に嵌まり込むように、その設置位置が決められ、各ブラケット (11) の後端側部には空気シリンダ (13) の先端部が枢着され、空気シリンダ (13) の基端部は移行台 (2) の基台 (7) に固定されており、圧縮成形機 (1) によって成形された縦長直方体ブロック状の成形物は、圧縮成形機 (1) から移行台 (2) へ順次繰出され、多数連なる成形物が移行台(2) 上を圧縮成形機 (1) で後から押されて起立状態でローラコンベヤの始端部まで達し、ここで、成形物は前方に位置する転倒アーム(12)上に傾きこれに受けられると、転倒アーム (12) は成形物の重みで空気シリンダ (13) からそのロッド (14) がゆっくりと引き出されることによって緩慢にローラコンベヤ(3)上に横倒し、同コンベヤ (3) の凹陥部 (10) に嵌まり込み、ストッパ (14) で止められ、その後、成形物がローラコンベヤ (3) 上を移動して転倒アーム (12) 上を去った後、空気シリンダ (13) によって転倒アーム (12) が元の位置に戻されるようになされている、緩慢横転装置。
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