JP3659607B2 - 紙分離装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、ファクシミリ装置、スキャナなどのように用紙を搬送する機構を備えた装置において用紙を分離・搬送するFRR方式の紙分離装置に関し、特に分離ローラの振動により発生する騒音を解消することができる紙分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やファクシミリ装置などで用いられる自動原稿搬送装置(以下、ADFという)は、原稿台に積載された原稿束の最上部(もしくは最下部)から原稿を1枚ずつ分離して読み取り部に送出する機構を備える。その代表的な方式としては、パッド分離方式、FRR(フリクション・リバース・ローラ)方式などがある。近年の事務機器ではオペレーションに要する時間を短縮したいとの要求から、原稿読み取り速度の高速化を図る場合が多く、そのためにADFによる用紙の分離に要する時間も短縮する必要が生じている。FRR方式は摩擦分離方式の中では分離性能に優れた方式であるとされ、分離作業の高速化の要求にも対応でき得る方式であるが、分離作業の高速化により騒音(振動音)が顕著になるという弊害が生じやすい。
図7にFRR方式のADFの動作を示す。原稿Dは紙面向かって左から右へ搬送される。対向し合うゴムローラ対のうち、上方のローラ1eは搬送ローラ、下方のローラ2eは分離ローラである。搬送ローラ1eはモータとギヤなどの伝達系を介して接続されて駆動される(符号21は駆動軸を示す)。このローラ1eの回転はモータの回転に同期する。搬送ローラ1eと同様に分離ローラ2eもモータにより駆動されるが、モータからの動力はトルクリミッタを介してリバースローラ(分離ローラ)2eに伝達されるため、分離ローラ2eの回転は必ずしもモータの回転に同期しない。符号3eはブラケットである。
分離ローラ2eは通常は原稿Dを紙面左に押し戻す方向(つまり搬送ローラ1eと同一回転方向=反時計廻り方向)に回転するが(図7(b))、搬送ローラ1eから原稿を介して受ける摩擦力がトルクリミッタにより設定される値を越える場合にはトルクリミッタが作用して搬送ローラ1eに連れ回る方向(搬送ローラ1eと逆回転方向)に回転する(図7(a))。
【0003】
分離ローラ2eが搬送ローラ1eに連れ回るのは例えばローラ対に挾まれる原稿が1枚もしくは0枚の場合であり、この場合には搬送ローラ1eから受ける摩擦力がトルクリミッタの設定値よりも大きくなるため、分離ローラ2eは搬送ローラ1eに連れ回る方向に回転し、原稿をスムースに読み取り系に搬送する。これに対して、原稿がローラ対の間に2枚以上挾まる場合、原稿同士の摩擦力はトルクリミッタの設定値よりも小さくなるため、リバースローラを連れ回りさせることができない。このため分離ローラ2eは原稿を押し戻す方向に回転し、搬送ローラ1eに接している原稿を残して他の原稿は押し戻される。つまり、トルクリミッタの設定値は上記の原稿同士の摩擦力よりも大きく、原稿と分離ローラ2eの摩擦力よりも小さい範囲内にある必要がある。
FRR方式の分離プロセスは上記の様に分離ローラ2eの正転・逆転(連れ回り)により行われ、実際の分離において分離ローラ2eの挙動は常に振動的である。分離ローラ2eの振動数はトルクリミッタのトルク設定やレイアウトなどの機構設計により変化するが、例えば100Hz 程度のほぼ一定の周波数で振動する場合が多い。
分離ローラ2eはブラケット3eによって駆動軸21に支持されるので、分離ローラ2eが振動すると、振動はブラケット3eを介して周辺の構造体、例えば駆動軸21などに伝搬する。そして、駆動軸の共振周波数が分離ローラ2eの振動数に近い場合には、その振動によって駆動軸の共振が誘発されて騒音になる。
しかしながら、従来技術は、上記のような分離ローラ2eの振動による騒音を解決する手段を提供していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、FRR方式のADFなどの紙分離装置の従来技術では、分離ローラの振動により騒音が発生するという問題がある。
本発明の課題は、上記のような従来技術の問題を解決し、分離ローラの振動を軽減させ、それにより騒音を軽減させることができるFRR方式の紙分離装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、モータにより搬送方向に回転駆動される搬送ローラと、搬送ローラと外周面でニップした状態で回転自在に配置され且つモータの駆動力がトルクリミッタを介して伝達される構成を有した分離ローラとから構成されるFRR方式の紙分離装置において、前記分離ローラの回転に対して一定の摩擦負荷を付与する構成を備え、上記摩擦負荷を付与する構成として、上記トルクリミッタに一定の接触圧をもって接する弾性部材を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、モータにより搬送方向に回転駆動される搬送ローラと、搬送ローラと外周面でニップした状態で回転自在に配置され且つモータの駆動力がトルクリミッタを介して伝達される構成を有した分離ローラと、から構成されるFRR方式の紙分離装置において、前記分離ローラの回転に対して一定の摩擦負荷を付与する構成を備え、上記摩擦負荷を付与する構成として、上記分離ローラに転がり摩擦をもって接する負荷機構を設け、上記分離ローラの逆回転時には摩擦負荷が作用しないようにする負荷解除手段を備え、上記負荷解除手段は、負荷機構支持部材に設けられたスリットに負荷機構の回転軸をはめ込んで負荷機構をスリットの長手方向にのみ移動できるようにした構成を備え、上記分離ローラが搬送ローラと連れ回りして逆回転するときには負荷機構の回転軸がスリット内を分離ローラに摩擦負荷を付与しない方向へ移動し、分離ローラが搬送ローラと同方向へ正回転するときには分離ローラに摩擦負荷を付与する位置に負荷機構の回転軸が移動するように構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記のような構成にしたので、請求項1記載の発明では、分離ローラに加えられる摩擦負荷により、分離動作時の分離ローラの振動が軽減される。
請求項2記載の発明では、上記作用に加えて、摩擦負荷の経時的安定性を確保できる。更に、ニップ部に1枚だけ進入した紙を搬送するとき、搬送ローラの回転により連れ回りする分離ローラに摩擦負荷が加わることがない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1の形態例の紙分離装置の要部正面図である。この正面図は、紙分離装置(以下、分離装置と略す)を紙進入側から見た状態で示している。図示したように、この実施例の分離装置は、原稿などを搬送する搬送ローラ1と、搬送ローラ1と協働して(外周面でニップして)積載された束から原稿などを1枚づつ分離する分離ローラ2と、分離ローラ2を支持するブラケット3と、分離ローラ2と同軸状に配置されたトルクリミッタ4と、分離ローラ2の回転に対して一定の摩擦負荷を付与する負荷機構5などを備えている。なお、符号6は搬送ローラ1と分離ローラ2とが接するニップ部であり、このニップ部6に原稿などが進入する。
この形態例の動作は、基本的には「従来の技術」の項に示した従来技術による分離装置の場合と同じである。つまり、原稿などの分離・搬送を行う際は、搬送ローラ1が搬送方向に回転し、また、モータの駆動軸に連結された(駆動位置を矢印で示す)トルクリミッタ4を介して分離ローラ2も回転する。回転軸7の回転方向は搬送ローラ1と同じ回転方向であり、ニップ部6に2枚以上の原稿などが進入した場合は分離ローラ2も搬送ローラ1と同じ回転方向になる(「従来の技術」および図7(b) 参照)。それに対して、原稿などが1枚だけ進入した場合、および原稿などが進入していない場合は、分離ローラ2は搬送ローラ1とは逆の回転方向になる(「従来の技術」および図7(a) 参照)。
【0008】
この形態例の特徴的な構成は、負荷機構5を付与した点である。このように、分離ローラ2の回転方向は原稿などの進入状況により変化するのであるが、正回転・逆回転によらず、分離ローラ2に対し、負荷機構5による一定の摩擦負荷が作用する。つまり、この形態例の負荷機構5は分離ローラ2の正回転・逆回転によらず固定状態であり、このような負荷機構5が回転軸7aと圧接しているので、分離ローラ2と一体になって回転する回転軸7aに正回転・逆回転によらず一定の摩擦負荷を与えるわけである。
【0009】
図2に、負荷機構5を用いた摩擦負荷付与による分離ローラ(リバースローラ)に対する制振効果を示す。図2に示したグラフの横軸は時間(秒)であり、1枚の紙がニップ部6にある状態で2枚目がニップ部6に進入し、2枚目の先端がニップ部6に達した時をTIME 0としている。また、たて軸は、ラジアンを単位とする分離ローラ(リバースローラ)の変位角である。図示したように摩擦負荷なしのときは一定変位角の正逆転をくり返す。つまり、2枚目が進入してくると、分離ローラ2は搬送ローラ1と同一回転方向(これを正回転と定義する)になるが、それにより2枚目が押し戻されるため、ニップ部6の紙進入状態は1枚に近い状態になる。したがって、分離ローラ2は一定変位角だけ逆回転する。そうすると、2枚目は再び最初に進入した位置まで進入する。このくり返しとなり、図示したように一定変位角の正逆転をくり返し、振動が発生し易い状況となる。
【0010】
それに対して、分離ローラ2に対して60gf.cm の摩擦負荷が付与されている場合は、最初、重送が発生した時に摩擦負荷なしの場合とほぼ同位置まで分離ローラ2が正回転して2枚目を押し戻すが、次の逆回転時には摩擦負荷のためにわずかな角度しか変位せず、次の正回転は上記逆回転の変位よりもさらに小さな角度しか変位せず、その後さらに正逆の変位を小さくして振動が停止する。この停止状態が1枚目と2枚目の重なった状態が終るまで(2枚目の押し戻しが完了して重送が終わるまで)持続し、1枚目の前進によりニップ部6に2枚目だけがある状態になると、分離ローラ2は持続的な連れ回り状態になり、2枚目が前進する。
【0011】
図2に示したように、摩擦負荷が 5gf.cm 〜30gf.cm の場合も同様に動作するが、これらの場合には振動の収斂時間は摩擦負荷が小さくなるに従って長くなる。
図3(a) 及び(b) は本発明の第2の形態例の正面図及び要部右側面図である。図示したように、この形態例では、モータからの駆動力を伝達する回転軸7に連結したトルクリミッタ4a(分離ローラ2aの軸方向外側に位置する)を介して分離ローラ2aを駆動しているが、摩擦負荷を付与する負荷機構としてトルクリミッタ4aの外郭9に一定の接触圧をもって接するように配置された弾性部材8を備えている。
このように構成したことにより、この形態例では、分離・搬送時、原稿などがニップ部6に進入する状況に応じて分離ローラ2aが正回転および逆回転する際に、分離ローラ2aと一体になって回転するトルクリミッタ4aの外郭9に弾性部材8による摩擦負荷がかかるので、第1の形態例と同様に分離ローラ2aの振動が軽減され、したがって騒音が軽減される。なお、図3において、符号3aは回転軸7を支持するブラケットである。
また、上記において弾性部材8を分離ローラ2aの外周面に直接圧接する構成も可能である。
【0012】
図4(a) 及び(b) は本発明の第3の形態例の正面図及び要部右側面図である。図示したようにこの形態例では摩擦負荷を付与する負荷機構として、分離ローラ2の外周面に一定の転がり摩擦をもって接する負荷機構10を備えている。その他の構成は図1と同様である。
モータの駆動力は分離ローラの内部に配置されたトルクリミッタ4を介して分離ローラ2に伝達される。負荷機構10は表面をゴムなどの弾性材で覆った部材(例えばゴムローラ)であり、回転可能にブラケット3bに支持される。また、負荷機構10と分離ローラ2の外周面とは一定の接触圧をもって接するように配設される。つまり、接触圧は分離ローラ2の回転時に適切な負荷を生じる値に設定されるわけである。
この形態例においても、第1の形態例と同様に分離ローラ2の振動が軽減され、したがって騒音が軽減される。また、転がり摩擦を利用した構成であるので、摩擦負荷の経時的安定性を確保できる。
【0013】
図5(a) (b) 及び(c) は本発明の第4の形態例を説明するための図である。この形態例は、転がり摩擦を利用した上記第3の形態例に於て、分離ローラの逆転時にのみ摩擦負荷が作用しないようにした構成が特徴的である。この形態例の分離装置は、第3の形態例に示した負荷機構10aを備え、さらに上記負荷機構10aにその位置を変えさせるような力が加わったとき、負荷機構10aを図の左右方向には移動可能とするが、下方向(または上下方向)には移動不可にする負荷解除手段11を備えている。
【0014】
図6に、上記のごとき負荷解除手段11を例として示す。図示したようにこの負荷解除手段11は負荷機構支持部材11aに設けられ、且つ図の左右方向に延びるスリット12を有し、このスリットに負荷機構10aの回転軸13がはめ込まれている。このような構成にしたので、負荷機構10aは図の左右には移動できるが上下には移動できない。なお、負荷解除手段11はブラケット3cに固定されている。上記のような構成で、この形態例の分離装置は、図5(a)に示すように分離ローラ2が搬送ローラ1に連れ回りをしているとき(逆回転時)、分離ローラ2の時計回り回転によって負荷機構10aは反時計回りの連れ回りをする。したがって、負荷機構10aの回転軸13はスリット12内を左に移動し、負荷機構10aは分離ローラ2から離れ、摩擦負荷が解除される。それに対して、図5(b)に示すように、2枚以上の原稿などがニップ部6に進入し、分離ローラ2が正回転(図では反時計回り)状態になると、負荷機構10aは時計回りに連れ回りするので、負荷機構10aの回転軸13はスリット12内を右に移動し、負荷機構10aは分離ローラ2に接触し摩擦負荷を付与する。このように、第4の形態例によれば、分離ローラ2が連れ回りするときは分離ローラ2に摩擦負荷が付与されず、分離ローラ2が正回転(自転)するときには摩擦負荷が加わるので、分離ローラ2の振動による騒音が解消すると共に、原稿などがニップ部に1枚だけ進入して搬送されている際の搬送ローラ1に対する無用の負荷を軽減することができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明では、分離ローラの回転に対して弾性部材等により一定の摩擦負荷を付与するようにしたので、分離ローラに加えられる摩擦負荷により、分離動作時の分離ローラの振動が軽減され、そのときの騒音が軽減される。
また、請求項2記載の発明では、分離ローラに転がり摩擦をもって接する負荷機構を設けたので、摩擦負荷の経時的安定性を確保でき、騒音の軽減を長期にわたって確保できる。また、分離ローラの逆転時には摩擦負荷が作用しないようにする負荷解除手段を装備したので、ニップ部に1枚だけ進入した紙を搬送するとき、搬送ローラの回転により連れ回りする分離ローラに摩擦負荷が加わらず、搬送ローラの負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態例を示す紙分離装置の正面図である。
【図2】本発明の効果を説明する説明図である。
【図3】 (a) 及び(b) は本発明の第2の形態例を示す紙分離装置の正面図および側面図である。
【図4】 (a) 及び(b) は本発明の第3の形態例を示す紙分離装置の正面図および側面図である。
【図5】 (a) 及び(b) は本発明の第4の形態例を示す紙分離装置の説明図である。
【図6】本発明の第4の形態例を示す紙分離装置要部の説明図である。
【図7】 (a) 及び(b) は従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 搬送ローラ、2 分離ローラ、3 ブラケット、4 トルクリミッタ、5負荷機構、6 ニップ部、7 回転軸、8 弾性部材、10 負荷機構、11 負荷解除手段

Claims (2)

  1. モータにより搬送方向に回転駆動される搬送ローラと、搬送ローラと外周面でニップした状態で回転自在に配置され且つモータの駆動力がトルクリミッタを介して伝達される構成を有した分離ローラとから構成されるFRR方式の紙分離装置において、前記分離ローラの回転に対して一定の摩擦負荷を付与する構成を備え、
    上記摩擦負荷を付与する構成として、上記トルクリミッタに一定の接触圧をもって接する弾性部材を設けたことを特徴とする紙分離装置。
  2. モータにより搬送方向に回転駆動される搬送ローラと、搬送ローラと外周面でニップした状態で回転自在に配置され且つモータの駆動力がトルクリミッタを介して伝達される構成を有した分離ローラと、から構成されるFRR方式の紙分離装置において、前記分離ローラの回転に対して一定の摩擦負荷を付与する構成を備え、
    上記摩擦負荷を付与する構成として、上記分離ローラに転がり摩擦をもって接する負荷機構を設け、
    上記分離ローラの逆回転時には摩擦負荷が作用しないようにする負荷解除手段を備え、
    上記負荷解除手段は、負荷機構支持部材に設けられたスリットに負荷機構の回転軸をはめ込んで負荷機構をスリットの長手方向にのみ移動できるようにした構成を備え、
    上記分離ローラが搬送ローラと連れ回りして逆回転するときには負荷機構の回転軸がスリット内を分離ローラに摩擦負荷を付与しない方向へ移動し、分離ローラが搬送ローラと同方向へ正回転するときには分離ローラに摩擦負荷を付与する位置に負荷機構の回転軸が移動するように構成したことを特徴とする紙分離装置。
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