JP3657923B2 - 画像形成装置および蓄積文書取得方法 - Google Patents

画像形成装置および蓄積文書取得方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3657923B2
JP3657923B2 JP2002164406A JP2002164406A JP3657923B2 JP 3657923 B2 JP3657923 B2 JP 3657923B2 JP 2002164406 A JP2002164406 A JP 2002164406A JP 2002164406 A JP2002164406 A JP 2002164406A JP 3657923 B2 JP3657923 B2 JP 3657923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
stored
service
certification information
management service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002164406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003348293A (ja
Inventor
幸子 三平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002164406A priority Critical patent/JP3657923B2/ja
Priority to US10/390,782 priority patent/US7511842B2/en
Publication of JP2003348293A publication Critical patent/JP2003348293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3657923B2 publication Critical patent/JP3657923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置および蓄積文書取得方法に係り、特に蓄積文書を外部のネットワーク機器に供給するための画像形成装置および蓄積文書取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られるようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。
【0003】
このような融合機は、例えば文書管理データベース(以下、文書管理DBという)に文書ファイルを蓄積文書として格納している。融合機はネットワーク機器や他の融合機などにネットワークを介して接続され、配信機能を利用して例えば文書管理DBに格納している蓄積文書の配信を行う。なお、セキュリティ上の問題に対応するため、融合機は文書管理DBに格納している蓄積文書にパスワードを設定することが多い。
【0004】
例えば融合機から蓄積文書をダウンロードする場合、ネットワーク機器は所望の蓄積文書を識別するための文書IDおよびその蓄積文書の使用権限を証明するパスワードを融合機に送信する。融合機はパスワード認証を行った後に、文書IDに対応する蓄積文書を文書管理DBから読み出し、読み出した蓄積文書をネットワーク機器に供給する。例えばネットワーク機器は、ブラウザ(Browser)を利用して融合機から蓄積文書をダウンロードしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の融合機は蓄積文書の転送要求の他、蓄積文書に関する様々な処理要求をネットワーク機器や他の融合機から受信する。このため、融合機は蓄積文書に関する様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスが設けられている。したがって、蓄積文書にパスワードが設定されている場合、蓄積文書に関する様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスごとにパスワード認証の機能を設ける必要があり、機能が重複するという問題があった。
【0006】
また、融合機は文書管理DBから読み出した蓄積文書を複数のユーザサービスのプロセスで取り扱う場合、読み出した蓄積文書をそのまま転送する。したがって、融合機のリソースを無駄に浪費しているという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、リソースを浪費することなく蓄積文書の取得が可能な画像形成装置および蓄積文書取得方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書取得要求を受信し、その蓄積文書取得要求に応じた証明情報を取得するネットワークサービスと、前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスとを有することを特徴とする。
【0009】
また、上記課題を解決するため、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書取得方法であって、ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書取得要求を受信する段階と、文書管理サービスが、前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を生成する段階と、前記ネットワークサービスが、前記文書管理サービスから前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を取得する段階とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、文書管理サービスが、蓄積文書に対する認証を行った後で外部のネットワーク機器からの蓄積文書取得要求に応じた証明情報を生成してネットワークサービスに送信し、ネットワークサービスが蓄積文書取得要求に応じた証明情報を文書管理サービスから取得することにより、蓄積文書に対する認証機能を共有できる。
【0011】
また、蓄積文書取得要求に応じた証明情報を利用することにより、画像形成装置のユーザサービス間で無駄に蓄積文書を転送させる必要がなく、リソースの浪費を防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明による融合機の一実施例の構成図を示す。融合機1は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)11と,カラーラインプリンタ(Color LP)12と,スキャナやファクシミリなどのハードウェアリソース13と,ソフトウェア群20と,融合機起動部50とを有する。また、ソフトウェア群20はアプリケーション30とプラットフォーム40とを有する。
【0014】
融合機起動部50は、融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション30やプラットフォーム40を起動するものである。例えば融合機起動部50は、アプリケーション30およびプラットフォーム40のプログラムをハードディスク装置(以下、HDDという)から読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動するものである。
【0015】
アプリケーション30は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの画像形成処理にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うものである。なお、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムとは、例えばアプリケーション30である。
【0016】
アプリケーション30は、ページ記述言語(PDL,PCL)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ31と,コピー用アプリケーションであるコピーアプリ32と,ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ33と,スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ34と,ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ35と,工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ36と、WebページアプリケーションであるWebページアプリ37と、文書管理アプリケーションである文書管理アプリ38とを有している。
【0017】
また、プラットフォーム40は、アプリケーション30からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するコントロールサービスと、1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)43と、オペレーティングシステム(以下、OSという)41とを有するように構成されている。
【0018】
コントロールサービスは、システムコントロールサービス(以下、SCSという)42,エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)44,メモリコントロールサービス(以下、MCSという)45,オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)46,ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)47,ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)48など一つ以上のサービスモジュールを有するように構成されている。
【0019】
なお、プラットフォーム40は予め定義されている関数によりアプリケーション30からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)を有するように構成されている。OS41は、ユニックス(UNIX(登録商標))等であって、アプリケーション30およびプラットフォーム40の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
【0020】
SRM43のプロセスは、SCS42と共にシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。例えばSRM43のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン,メモリ,HDDファイル,ホストI/O(セントロI/F,ネットワークI/F,IEEE1394 I/F,RS232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
【0021】
具体的に、SRM43は要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM43は上位層からの要求に対してハードウェア資源を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成など)を直接実施している。
【0022】
SCS42のプロセスは、アプリケーション管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,リソース管理,割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。ECS44のプロセスは、白黒ラインプリンタ11,カラーラインプリンタ12,ハードウェアリソース13などのエンジン部の制御を行う。
【0023】
MCS45のプロセスは、画像メモリの取得および解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。OCS46のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
【0024】
FCS47のプロセスは、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTNまたはISDN網を利用したファクシミリ送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用,ファクシミリ読み取り,ファクシミリ受信印刷,融合送受信を行うためのAPIを提供する。
【0025】
NCS48のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
【0026】
例えばNCS48は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
【0027】
融合機1は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム40で一元的に処理することができる。次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。
【0028】
図2は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図を示す。融合機1は、コントローラ60と,オペレーションパネル70と,ファックスコントロールユニット(以下、FCUという)80と,USBデバイス90と,IEEE1394デバイス100と,エンジン部110とを有する。
【0029】
また、コントローラ60は、CPU61と,MEM−P62と,ノースブリッジ(以下、NBという)63と,サウスブリッジ(以下、SBという)64と,ASIC66と,MEM−C67と,HDD68とを有する。
【0030】
オペレーションパネル70は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、FCU80,USBデバイス90,IEEE1394デバイス100およびエンジン部110は、コントローラ60のASIC66にPCIバスで接続されている。
【0031】
コントローラ60は、ASIC66にMEM−C67,HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。このように、NB63を介してCPU61とASIC66とを接続すれば、CPU61のインターフェースが公開されていない場合に対応できる。
【0032】
なお、ASIC66とNB63とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)65を介して接続されている。このように、図1のアプリケーション30やプラットフォーム40を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC66とNB63とを低速のPCIバスでなくAGP65を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
【0033】
CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU61は、OS41上にSCS42,SRM43,ECS44,MCS45,OCS46,FCS47およびNCS48をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション30を形成するプリンタアプリ31,コピーアプリ32,ファックスアプリ33,スキャナアプリ34,ネットファイルアプリ35,工程検査アプリ36,Webページアプリ37および文書管理アプリ38を起動して実行させる。
【0034】
NB63は、CPU61,MEM−P62,SB64およびASIC66を接続するためのブリッジである。MEM−P62は、融合機1の描画用メモリなどとして用いるシステムメモリである。SB64は、NB63とROM,PCIバス,周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。
【0035】
MEM−C67は、コピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるローカルメモリである。ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD68は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積を行うためのストレージである。なお、文書蓄積手段とは、例えばHDD68である。また、オペレーションパネル70は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。
【0036】
以下、融合機1により実現される蓄積文書取得方法について図面を参照しつつ順次説明していく。図3は、本発明による第1実施例の蓄積文書取得方法について説明するための融合機の機能構成図を示す。なお、図3の機能構成図は説明に必要のない機能構成を省略している。
【0037】
図3に表されるように、本発明の蓄積文書取得方法は融合機1にインターネットなどのネットワーク3を介して接続されるネットワーク機器2が、融合機1に蓄積されている文書ファイル(以下、蓄積文書という)を取得するためのものである。
【0038】
まず、ネットワーク機器2のブラウザ120は融合機1に蓄積されている蓄積文書のリストおよび文書IDを例えばHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスを用いて融合機1から入手しているものとする。ネットワーク機器2を操作するユーザはブラウザ120の画面上に表示されている蓄積文書のリストから所望の蓄積文書を選択すると共に、蓄積文書の取得にパスワードの入力が必要であればパスワードを入力する。そして、ユーザはブラウザ120の画面上に設けられた蓄積文書を取得するためのボタンをマウス等でクリックする。
【0039】
ステップS1では、ネットワーク機器2のブラウザ120が、ユーザにより選択された蓄積文書の文書IDおよびパスワードを含むHTTPリクエストを作成し、インターネットなどのネットワーク3を介して融合機1に送信する。ネットワーク機器2から送信されたHTTPリクエストは、NCS48のhttpd121を介してWebページサービス122に供給される。Webページサービス122は、Webページアプリ37に含まれる。なお、Webページサービス122は、コントロールサービスとして設けてもよい。
【0040】
ステップS1に続いてステップS2に進み、Webページサービス122は文書管理サービス123に蓄積文書の文書IDおよびパスワードを送信し、後述するチケット124の取得要求を行う。チケット取得要求は、例えば蓄積文書の文書IDおよびパスワードを引数としたチケット取得関数「base64Binary getDocTiccket(arrayOfUnsignedInt DocId, arrayOfString password)」を用いて行う。
【0041】
文書管理サービス123は、文書管理アプリ38に含まれる。なお、文書管理サービス123は、コントロールサービスとして設けてもよい。ステップS2に続いてステップS3に進み、文書管理サービス123は受信した蓄積文書の文書IDおよびパスワードをMCS45に送信し、パスワードの認証要求を行う。パスワード認証要求は、例えば蓄積文書の文書IDおよびパスワードを引数としたパスワード認証要求関数「int mcsCheckPassword(unsignedInt DocId, string password)」を用いて行う。
【0042】
MCS45は、文書管理サービス123から受信したパスワードのパスワード認証を行う。ステップS4では、MCS45が、パスワード認証の結果を文書管理サービス123に送信する。パスワード認証の結果は、例えばパスワード認証要求関数の返り値としてMCS45から文書管理サービス123に送信される。
【0043】
パスワードが認証されると、文書管理サービス123は図4に表すようなチケットを生成する。図4は、チケットについて説明するための説明図を示す。図4(A)はWebページサービス122と文書管理サービス123との間で転送されるチケット124の構造体である。チケット124は、チケットID,チケットのデータサイズが格納されている。
【0044】
また、図4(B)はチケット124を照合するための表126である。表126は文書管理サービス123により保持される。表126は、チケット内容情報およびチケット管理情報を含む。チケット内容情報は、チケットID,チケットの有効期限,ファイル数,文書IDとしてのファイルIDとパスワードとが組になった構造体の配列を情報として有している。また、チケット管理情報はカレントのチケット番号,発行チケット数を情報として有している。なお、チケット124と表126とはチケットIDにより関連付けられている。
【0045】
ステップS5では、文書管理サービス123が、生成したチケット124をWebページサービス122に送信する。チケット124は、例えばチケット取得関数の返り値として文書管理サービス123からWebページサービス122に送信される。
【0046】
ステップS5に続いてステップS6に進み、Webページサービス122はステップS5で受信したチケット124を文書管理サービス123に送信し、蓄積文書の取得要求を行う。蓄積文書取得要求は、例えばチケット124を引数とした蓄積文書取得関数「int getDocments(base64Binary ticket)」を用いて行う。
【0047】
文書管理サービス123は、受信したチケット124の有効性を表126を用いて確認し、チケット124が有効であればステップS7に進む。ステップS7では、文書管理サービス123が、チケット124に対応する文書IDをMCS45に送信し、蓄積文書の出力要求を行う。蓄積文書出力要求は、例えば蓄積文書の文書IDを引数とした蓄積文書出力関数「boolean mcsOpenPage(unsignedInt DocID)」を用いて行う。
【0048】
ステップS7に続いてステップS8に進み、MCS45は文書管理サービス123から受信した文書IDを用いてHDD68などに含まれる文書管理DBから文書IDに対応する蓄積文書を読み出し、読み出した蓄積文書を文書管理サービス123に送信する。文書IDに対応する蓄積文書は、例えば蓄積文書出力関数の返り値としてMCS45から文書管理サービス123に送信される。
【0049】
ステップS8に続いてステップS9に進み、文書管理サービス123はMCS45から受信した蓄積文書をWebページサービス122に送信する。蓄積文書は、例えば蓄積文書取得関数の返り値として文書管理サービス123からWebページサービス122に送信される。
【0050】
ステップS9に続いてステップS10に進み、Webページサービス122は文書管理サービス123から受信した蓄積文書をNCS48のhttpd121を介してネットワーク機器2に送信する。
【0051】
そして、ネットワーク機器2は融合機1から取得した蓄積文書をブラウザ120の画面上に表示する。したがって、ユーザはネットワーク機器2のブラウザ120を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書を容易に取得することができる。なお、融合機1ではチケット124を利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、リソースの浪費を防ぐことが可能となる。
【0052】
図5は、本発明による第2実施例の蓄積文書取得方法について説明するための融合機の機能構成図を示す。なお、図5の機能構成図は説明に必要のない機能構成を省略している。また、図5のステップS1〜S8の処理は図3のステップS1〜S8と同様であるため、説明を省略する。
【0053】
ステップS8に続いてステップS11に進み、文書管理サービス123はステップS8の処理でMCS45から受信した蓄積文書をNCS48のhttpd121を介してネットワーク機器2に送信する。
【0054】
そして、ネットワーク機器2は融合機1から取得した蓄積文書をブラウザ120の画面上に表示する。したがって、ユーザはネットワーク機器2のブラウザ120を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書を容易に取得することができる。なお、融合機1ではチケット124を利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、リソースの浪費を防ぐことが可能となる。
【0055】
図6は、本発明による第3実施例の蓄積文書取得方法について説明するための融合機の機能構成図を示す。なお、図6の機能構成図は説明に必要のない機能構成を省略している。また、図6のステップS1〜S7の処理は図3のステップS1〜S7と同様であるため、説明を省略する。
【0056】
ステップS7に続いてステップS12に進み、MCS45は文書管理サービス123から受信した文書IDを用いてHDD68などに含まれる文書管理DBから文書IDに対応する蓄積文書を読み出し、読み出した蓄積文書をNCS48のhttpd121を介してネットワーク機器2に送信する。
【0057】
そして、ネットワーク機器2は融合機1から取得した蓄積文書をブラウザ120の画面上に表示する。したがって、ユーザはネットワーク機器2のブラウザ120を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書を容易に取得することができる。なお、融合機1ではチケット124を利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、リソースの浪費を防ぐことが可能となる。
【0058】
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形や変更が可能である。
【0059】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、文書管理サービスが、蓄積文書に対する認証を行った後で外部のネットワーク機器からの蓄積文書取得要求に応じた証明情報を生成してネットワークサービスに送信し、ネットワークサービスが蓄積文書取得要求に応じた証明情報を文書管理サービスから取得することにより、蓄積文書に対する認証機能を共有できる。
【0060】
また、蓄積文書取得要求に応じた証明情報を利用することにより、画像形成装置のユーザサービス間で無駄に蓄積文書を転送させる必要がなく、リソースの浪費を防ぐことができる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による融合機の一実施例の構成図である。
【図2】本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。
【図3】本発明による第1実施例の蓄積文書取得方法について説明するための融合機の機能構成図である。
【図4】チケットについて説明するための説明図である。
【図5】本発明による第2実施例の蓄積文書取得方法について説明するための融合機の機能構成図である。
【図6】本発明による第3実施例の蓄積文書取得方法について説明するための融合機の機能構成図である。
【符号の説明】
1 融合機
2 ネットワーク機器
3 ネットワーク
11 白黒ラインプリンタ
12 カラーラインプリンタ
13 ハードウェアリソース
20 ソフトウェア群
30 アプリケーション
31 プリンタアプリ
32 コピーアプリ
33 ファックスアプリ
34 スキャナアプリ
35 ネットファイルアプリ
36 工程検査アプリ
37 Webページアプリ
38 文書管理アプリ
40 プラットフォーム
41 オペレーティングシステム(OS)
42 システムコントロールサービス(SCS)
43 システムリソースマネージャ(SRM)
44 エンジンコントロールサービス(ECS)
45 メモリコントロールサービス(MCS)
46 オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
47 ファックスコントロールサービス(FCS)
48 ネットワークコントロールサービス(NCS)
50 融合機起動部
60 コントローラ
61 CPU
62 システムメモリ(MEM−P)
63 ノースブリッジ(NB)
64 サウスブリッジ(SB)
65 AGP(Accelerated Graphics Port)
66 ASIC
67 ローカルメモリ(MEM−C)
68 ハードディスク装置(HDD)
70 オペレーションパネル
80 ファックスコントロールユニット(FCU)
90 USBデバイス
100 IEEE1394デバイス
110 エンジン部
120 ブラウザ
121 httpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)
122 Webページサービス
123 文書管理サービス
124 チケット
126 表

Claims (15)

  1. 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置であって、
    外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書取得要求を受信し、その蓄積文書取得要求に応じた証明情報を取得するネットワークサービスと、
    前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ネットワークサービスは、前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報取得要求を前記文書管理サービスに送信する一方、前記文書管理サービスから送信された証明情報を取得し、
    前記文書管理サービスは、前記証明情報取得要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ネットワークサービスは、前記証明情報を利用した蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信する一方、前記文書管理サービスから送信された蓄積文書を前記外部のネットワーク機器に供給し、
    前記文書管理サービスは、前記証明情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得し、取得した蓄積文書を前記ネットワークサービスに送信することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記ネットワークサービスは、前記証明情報を利用した蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信し、
    前記文書管理サービスは、前記証明情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得し、取得した蓄積文書を前記外部のネットワーク機器に供給することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記ネットワークサービスは、前記証明情報を利用した蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信し、
    前記文書管理サービスは、前記文書蓄積手段からの蓄積文書の取得を制御するメモリコントロールサービスに、前記証明情報に応じた蓄積文書を取得させ、前記証明情報に応じた蓄積文書を前記外部のネットワーク機器に供給させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 前記蓄積文書取得要求は、少なくとも蓄積文書を識別する識別情報および前記蓄積文書の使用権限を証明する暗証情報を含むことを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 前記文書管理サービスは、前記証明情報取得要求に応じて証明情報の内容および識別情報を生成し、その識別情報を証明情報として前記ネットワークサービスに送信する一方、前記証明情報の内容を保持することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  8. 前記ネットワークサービスは、前記証明情報として前記文書管理サービスから送信された識別情報を含む前記蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信し、
    前記文書管理サービスは、前記ネットワークサービスから送信された前記蓄積文書取得要求に含まれる識別情報を用いて前記保持された証明情報の内容を特定することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記ネットワークサービスは、予め定められている関数を用いて前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を取得することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  10. 前記文書管理サービスは、予め定められている関数を用いて前記証明情報に応じた蓄積文書を取得することを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  11. 前記文書管理サービスは、予め定められている関数を用いて前記メモリコントロールサービスに、前記証明情報に応じた蓄積文書を取得させて前記外部のネットワーク機器に供給させることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  12. 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書取得方法であって、
    ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書取得要求を受信する段階と、
    文書管理サービスが、前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を生成する段階と、
    前記ネットワークサービスが、前記文書管理サービスから前記蓄積文書取得要求に応じた証明情報を取得する段階と
    を有することを特徴とする蓄積文書取得方法。
  13. 前記ネットワークサービスが、前記証明情報を利用した蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信する段階と、
    前記文書管理サービスが、前記証明情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得し、取得した蓄積文書を前記ネットワークサービスに送信する段階と、前記ネットワークサービスが、前記文書管理サービスから送信された蓄積文書を前記外部のネットワーク機器に供給する段階と
    を更に有することを特徴とする請求項12記載の蓄積文書取得方法。
  14. 前記ネットワークサービスが、前記証明情報を利用した蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信する段階と、
    前記文書管理サービスが、前記証明情報に応じた蓄積文書を前記文書蓄積手段から取得し、取得した蓄積文書を前記外部のネットワーク機器に供給する段階とを更に有することを特徴とする請求項12記載の蓄積文書取得方法。
  15. 前記ネットワークサービスが、前記証明情報を利用した蓄積文書取得要求を前記文書管理サービスに送信する段階と、
    前記文書管理サービスが、前記文書蓄積手段からの蓄積文書の取得を制御するメモリコントロールサービスに、前記証明情報に応じた蓄積文書を取得させ、前記証明情報に応じた蓄積文書を前記外部のネットワーク機器に供給させる段階とを更に有することを特徴とする請求項12記載の蓄積文書取得方法。
JP2002164406A 2002-03-19 2002-06-05 画像形成装置および蓄積文書取得方法 Expired - Lifetime JP3657923B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002164406A JP3657923B2 (ja) 2002-03-19 2002-06-05 画像形成装置および蓄積文書取得方法
US10/390,782 US7511842B2 (en) 2002-03-19 2003-03-19 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002076865 2002-03-19
JP2002-76865 2002-03-19
JP2002164406A JP3657923B2 (ja) 2002-03-19 2002-06-05 画像形成装置および蓄積文書取得方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003348293A JP2003348293A (ja) 2003-12-05
JP3657923B2 true JP3657923B2 (ja) 2005-06-08

Family

ID=29781879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002164406A Expired - Lifetime JP3657923B2 (ja) 2002-03-19 2002-06-05 画像形成装置および蓄積文書取得方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3657923B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003348293A (ja) 2003-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8613063B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and recording medium
US7511842B2 (en) Image forming apparatus
JP2004086765A (ja) 画像処理システム及びその認証方法
US20040070782A1 (en) Image forming apparatus, stored document printing method and stored document printing system
JP4001560B2 (ja) 画像形成装置,サムネイル取得方法及びサムネイル取得システム
JP4440576B2 (ja) 画像形成装置,利用認証情報発行方法および利用認証情報発行システム
JP4050170B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム
JP3657923B2 (ja) 画像形成装置および蓄積文書取得方法
JP3802451B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム
JP4024085B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システム
JP3973580B2 (ja) 画像形成装置,サムネイル取得方法およびサムネイル取得システム
JP4162554B2 (ja) 画像形成装置,利用認証情報発行方法および利用認証情報発行システム
JP4166629B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システム
JP4011083B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム
JP3742395B2 (ja) 画像形成装置,サムネイル印刷方法,サムネイル出力方法,サムネイル印刷システムおよびサムネイル出力システム
JP2003341175A (ja) 画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム
JP3865229B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書出力方法および蓄積文書出力システム
JP3845064B2 (ja) 画像形成装置,サムネイル出力方法およびサムネイル出力システム
JP3845065B2 (ja) 画像形成装置,サムネイル出力方法およびサムネイル出力システム
JP3742396B2 (ja) 画像形成装置,サムネイル印刷方法,サムネイル出力方法,サムネイル印刷システムおよびサムネイル出力システム
JP4181945B2 (ja) 画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システム
JP2004234640A (ja) 情報提供装置,情報提供処理システム,画像形成装置、情報提供方法および不正利用防止方法
JP4166628B2 (ja) 画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システム
JP2005173816A (ja) 画像形成装置、認証方法
JP4145217B2 (ja) 画像形成装置、蓄積文書処理方法および蓄積文書処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3657923

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term