JP3656344B2 - テレビジョン信号受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン信号受信装置に関し、特に、待ち時間を有効に利用するようにした、テレビジョン信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、テレビジョン受像機において、テレビジョン信号を受信し、その画像を表示するだけでなく、インターネットを介して、所定のホームページにアクセスし、その画像を表示することができるようにしたテレビジョン受像機が商品化されている。このようなテレビジョン受像機においては、テレビジョン放送されている番組だけでなく、ホームページにもアクセスすることができるので、より幅の広い楽しみ方をすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなテレビジョン受像機において、例えば、所定のテレビジョン放送を受信している最中に、その番組の中で、所定のホームページにアクセスすると、その番組に関する情報を得ることができるといった情報が放送されることがある。このような場合、直ちに、そのホームページにアクセスしたとしても、視聴者が多いので、電話回線が混雑していて、なかなかそのホームページにアクセスすることができないことが考えられる。このような場合において、アクセス開始後、アクセスが終了するまでの間、視聴者は、テレビジョン放送の画像を見ることができない課題があった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ホームページへのアクセス待機中においても、テレビジョン放送の番組を視聴することができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置は、テレビジョン信号を受信する受信手段と、ネットワークを介してホームページにアクセスし、伝送されてくるホームページのデータを受信するアクセス手段と、ホームページに対してアクセスするためのアクセス画面のデータを生成する生成手段と、受信手段により受信したテレビジョン信号、アクセス手段によりアクセスし、受信したホームページのデータ、またはアクセス画面のデータを選択し、出力する選択手段と、ホームページへのアクセスを検出する検出手段と、選択手段に、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載のテレビジョン信号受信装置は、テレビジョン信号を受信する受信手段と、ネットワークを介してホームページにアクセスし、伝送されてくるホームページのデータを受信するアクセス手段と、ホームページに対してアクセスするためのアクセス画面のデータを生成する生成手段と、受信手段により受信したテレビジョン信号、アクセス手段によりアクセスし、受信したホームページのデータ、またはアクセス画面のデータを選択し、出力する選択手段と、ホームページへのアクセスを検出する検出手段と、選択手段に、ホームページへのアクセスが開始されてから、ホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる第1のモードか、または、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる第2のモードで動作させる制御手段と、第1のモードと第2のモードとを切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置においては、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号が選択される。
請求項2に記載のテレビジョン信号受信装置においては、ホームページへのアクセスが開始されてから、ホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる第1のモードと、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる第2のモードとが切り替えられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0009】
請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置は、テレビジョン信号を受信する受信手段(例えば、図1のチューナ12)と、ネットワークを介してホームページにアクセスし、伝送されてくるホームページのデータを受信するアクセス手段(例えば、図1のホームページアクセス回路15)と、ホームページに対してアクセスするためのアクセス画面のデータを生成する生成手段(例えば、図1のグラフィックス回路18)と、受信手段により受信したテレビジョン信号、アクセス手段によりアクセスし、受信したホームページのデータ、またはアクセス画面のデータを選択し、出力する選択手段(例えば、図1の表示ソース切り替え回路17)と、ホームページへのアクセスを検出する検出手段(例えば、図2のアクセスステイタス出力処理を実行する、図1のホームページアクセス回路15)と、選択手段に、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる制御手段(例えば、図1の制御回路13)とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載のテレビジョン信号受信装置は、テレビジョン信号を受信する受信手段(例えば、図1のチューナ12)と、ネットワークを介してホームページにアクセスし、伝送されてくるホームページのデータを受信するアクセス手段(例えば、図1のホームページアクセス回路15)と、ホームページに対してアクセスするためのアクセス画面のデータを生成する生成手段(例えば、図1のグラフィックス回路18)と、受信手段により受信したテレビジョン信号、アクセス手段によりアクセスし、受信したホームページのデータ、またはアクセス画面のデータを選択し、出力する選択手段(例えば、図1の表示ソース切り替え回路17)と、ホームページへのアクセスを検出する検出手段(例えば、図2のアクセスステイタス出力処理を実行する、図1のホームページアクセス回路15)と、選択手段に、ホームページへのアクセスが開始されてから、ホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる第1のモードか、または、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させる第2のモードで動作させる制御手段と、第1のモードと第2のモードとを切り替える切替手段(例えば、図1の入力部14)とを備えることを特徴とする。
【0011】
図1は、本発明のテレビジョン信号受信装置を応用した、テレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。チューナ12は、アンテナ11を介して受信したテレビジョン信号、または端子21より外部より入力されるテレビジョン信号を復調し、復調したビデオ信号を表示ソース切り替え回路17に出力する。ホームページアクセス回路15は、端子22を介してインターネットなどのネットワークに接続されている各種のホームページにアクセスし、そのホームページのデータを受信し、受信したデータをビデオ信号変換装置(スキャンコンバータ)16に出力している。ビデオ信号変換装置16は、入力されたホームページのデータをチューナ12の出力するビデオ信号と同一のフォーマットのビデオ信号(例えば、NTSC方式のビデオ信号)に変換し、表示ソース切り替え回路17に出力している。
【0012】
グラフィックス回路18は、例えば、CPUなどにより構成される制御回路13からの指令に対応して、所定のグラフィックス画像(例えば、VGA(Video Graphics Array)の画像)データを生成し、ビデオ信号変換装置16に出力する。ビデオ信号変換装置16は、このグラフィックス画像もNTSC方式のビデオ信号に変換して、表示ソース切り替え回路17に出力している。
【0013】
ホームページアクセス回路15はまた、ホームページへのアクセス状態を検出し、ホームページへのアクセス状態を表すアクセスステイタス信号を表示ソース切り替え回路17と制御回路13に出力するようになされている。表示ソース切り替え回路17は、チューナ12またはビデオ信号変換装置16から入力されたビデオ信号を選択し、ビデオモニタ19に出力し、表示させるようになされている。
【0014】
入力部14は、各種のキー、スイッチ、ボタン、あるいはリモートコマンダなどにより構成され、ユーザの操作に対応する信号を、制御回路13に出力するようになされている。
【0015】
次に、その動作について説明する。最初に、図2のフローチャートを参照して、ホームページアクセス回路15が行う、アクセスステイタス出力処理について説明する。
【0016】
ステップS21において、ホームページアクセス回路15は、アクセスステイタスを「アクセス中ではない」の状態に初期設定する。例えば、アクセスステイタスを論理0に設定する。次に、ステップS22に進み、ホームページへのアクセス命令が制御回路13より指令されるまで待機し、ホームページへのアクセス命令が指令されたとき、指令に対応してホームページへのアクセス動作を開始するとともに、アクセスステイタスを「アクセス中である」に設定する。例えば、アクセスステイタスを論理1に設定する。
【0017】
次に、ステップS24に進み、まだホームページにアクセス中であるか否かを判定し、ホームページへのアクセスが終了するまで待機して、ホームページへのアクセスが終了したとき、ステップS21に戻り、再び、アクセスステイタスを論理0に設定し、ステップS22において、ホームページへのアクセス命令が入力されてくるまで待機する。
【0018】
以上のようにして生成されたアクセスステイタスは、制御回路13と表示ソース切り替え回路17に出力される。従って、制御回路13と表示ソース切り替え回路17は、このアクセスステイタス信号から、現在、ホームページアクセス回路15が、ホームページに対してアクセス中であるか否かを判断することができる。
【0019】
次に、図3のフローチャートを参照して、表示ソース切り替え処理について説明する。
【0020】
最初に、ステップS31において、制御回路13は、ホームページに対してアクセスするアドレス、すなわちURL(Uniform Resource Locator)を入力するモードの設定が、入力部14から指令されたか否かを判定する。すなわち、ユーザは、所定のホームページにアクセスするとき、入力部14の所定のキーを操作して、その旨を制御回路13に指令する。制御回路13は、この指令が入力されていないとき、ステップS32に進み、表示ソース切り替え回路17を制御し、チューナ12が、そのとき受信し、出力しているビデオ信号を選択させ、ビデオモニタ19に出力し、表示させる。
【0021】
これに対して、入力部14よりホームページへのアクセスが指令されたとき、ステップS31からステップS33に進み、制御回路13は、グラフィックス回路18を制御し、所定のホームページへアクセスするためのアクセス画面のデータを生成させる。グラフィックス回路18で生成されたアクセス画面のデータは、ビデオ信号変換装置16に入力され、ビデオ信号に変換された後、表示ソース切り替え回路17に入力される。そして、このとき、制御回路13は、表示ソース切り替え回路17を制御して、ビデオ信号変換装置16から入力されるアクセス画面の信号を選択し、ビデオモニタ19に出力し、表示させる。ユーザは、このアクセス画面を見ながら、入力部14を操作して、アクセスすべきホームページのアドレス(URL)を入力する。
【0022】
そして、アドレスの入力が完了したとき、ユーザは、入力部14の所定のキーを操作して、ホームページへのアクセスの開始を指令する。制御回路13は、このアクセス開始信号が入力されたとき、ホームページアクセス回路15に対して入力されたURLを伝送し、そのURLに対するアクセスを指令する。ホームページアクセス回路15は、この指令に対応して、入力されたURLに対するアクセス動作を開始する。ホームページへのアクセス動作が開始されたとき、図2を参照して説明したように、そのステップS23において、アクセスステイタス信号が、論理1に変更される。
【0023】
表示ソース切り替え回路17(または制御回路13)は、ステップS34において、アクセスステイタス信号が論理1になるまで待機し、論理1になったとき、ステップS35に進み、ビデオ信号変換装置16の出力に代えて、チューナ12の出力を選択させ、ビデオモニタ19に出力し、表示させる。このように、ユーザが、ホームページへのアクセスを指令したとき、アクセス画面が表示されるが、アクセスが開始されると、ビデオモニタ19の画面は、再び、チューナ12が受信したテレビジョン信号の画面に戻される。従って、ホームページへのアクセスが終了するまでの間、アクセス画面が表示され続け、テレビジョン番組の画像を見ることができなくなるようなことが防止される。
【0024】
次に、ステップS36に進み、表示ソース切り替え回路17(または制御回路13)は、ホームページへのアクセスが終了するまで待機する。すなわち、アクセスステイタス信号の論理が、図2のステップS21において論理0に戻されるまで待機する。そして、アクセスステイタス信号が論理0に戻されたとき(ホームページへのアクセスが終了したとき)、ステップS37に進み、表示ソース切り替え回路17はそれまでのチューナ12の出力に代えて、ビデオ信号変換装置16の出力するビデオ信号を選択する。いま、ビデオ信号変換装置16は、ホームページアクセス回路15が受信したホームページのデータをビデオ信号に変換し、出力しているので、結局ビデオモニタ19には、ホームページの画像が表示されることになる。
【0025】
なお、ここにおけるホームページへのアクセス終了とは、少なくとも1ページ分のホームページの画像を完全な状態で表示できるだけのデータが受信されたときを意味する。従って、ビデオモニタ19に、不完全なホームページの画像が表示され、画像データが順次伝送されてくるに従って、完全な画像が表示されるような状態になるようなことはなく、始めから完全なホームページの画像が表示される。換言すれば、そのような完全な状態のホームページの画像が表示できるようになるまでの間は、チューナ12の出力するテレビジョン画像が表示される。
【0026】
以上のようにして、ホームページの画像が受信できるまでの間、テレビジョン画像が表示されるので、アクセス時間が長い場合であったとしても、その間に放送されているテレビジョン放送の画像を見逃してしまうようなことが防止される。
【0027】
しかしながら、図3のフローチャートに示した処理を実行すると、例えば、アクセス時間が比較的短い場合には、アクセス画面がテレビジョン画面に切り替えられた後、すぐに、ホームページの画像に切り替えられ、画像がかえって見にくくなる。そこで、図4のフローチャートに示す処理においては、このような画面が見にくくなるようなことが防止されるようになされている。
【0028】
すなわち、図4のフローチャートに示す処理においては、ステップS41乃至ステップS44において、図3におけるステップS31乃至ステップS34における場合と同様に、ホームページへのアクセスが指令されるまで、チューナ12の出力を選択表示し、ホームページへのアクセスが指令されたとき、アクセス画面を表示して、アドレスの入力が完了し、ホームページへのアクセスの開始が指令されるまで待機する。
【0029】
ステップS44において、ホームページへのアクセスの開始が指令されたと判定された場合、ステップS45に進み、制御回路13は、アクセス時間計測用のタイマをリセットし、直ちにスタートさせる。そして、ステップS46に進み、ホームページへのアクセスが終了したか否かを判定する。すなわち、ホームページアクセス回路15の出力するアクセスステイタス信号をモニタし、その論理が0になったか否かを判定する。ホームページへのアクセスがまだ終了していないと判定された場合、ステップS47に進み、制御回路13は、ステップS45でスタートしたタイマの計時時間が、予め設定した所定の時間に達したか否かを判定する。所定の時間をまだ計時していないとき、ステップS46に戻り、所定の時間が経過するまで、ステップS46,S47の処理を繰り返し実行する。
【0030】
ステップS45でスタートしたタイマが、所定の時間を計時したとステップS47において判定されたとき、ステップS48に進み、制御回路13は、表示ソース切り替え回路17を制御し、それまでのアクセス画面に代えて、チューナ12が受信し、出力するテレビジョン画面に切り替えさせる。これにより、例えば、アクセス時間が10秒以上の長さであるとき、アクセス画面が、テレビジョン画面に切り替えられる。但し、この場合において、制御回路13は、グラフィックス回路18を制御し、例えば「ただいまアクセス中です」のテキストを発生させ、ビデオ信号変換装置16に出力し、これをビデオ信号に変換させる。そして、表示ソース切り替え回路17を制御し、このメッセージの画像をチューナ12の出力する画像に重畳し、ビデオモニタ19に出力させる。これにより、ユーザは、画像がテレビジョン画面に切り替えられたとしても、現在アクセス中であることを知ることができるので、アクセス動作が中断されてしまったと誤認されるようなことが防止される。
【0031】
ステップS46において、ホームページへのアクセスが終了したと判定された場合、すなわち、少なくとも1ページ分のホームページの画像データが受信されたとき、アクセスステイタスの論理が0に戻されるので、このとき、制御回路13は、ステップS49に進み、表示ソース切り替え回路17を制御し、ホームページの画像を選択させ、ビデオモニタ19に表示させる。すなわち、ホームページアクセス回路15が出力するホームページのデータが、ビデオ信号変換装置16に供給され、ビデオ信号に変換され、表示ソース切り替え回路17を介して、ビデオモニタ19に表示される。
【0032】
以上のようにして、図4のフローチャートに示す処理よれば、例えば10秒間が経過する前に、ホームページへのアクセスが終了したとき、アクセス画面が、直ちにホームページの画面に切り替えられる。これに対して、アクセスの終了まで10秒以上かかった場合においては、アクセス画面が、一旦テレビジョン画面に切り替えられ、アクセスが完了した時点において、ホームページの画面に切り替えられる。従って、画面が見にくくなるようなことが防止される。
【0033】
図3と図4に示したフローチャートの処理によると、ホームページへのアクセスが終了するまで(少なくとも1ページ分の完全なホームページのデータが受信されるまで)、ホームページの画像が表示されることはない。しかしながら、ユーザによっては、不完全な状態であっても、できるだけ早くホームページの画面を見ることを希望するユーザも存在する。そこで、図5のフローチャートに示す処理においては、このような不完全なホームページでも見ることができるようにしている。
【0034】
すなわち、図5のフローチャートのステップS61乃至S70の処理は、基本的に図4のフローチャートに示すステップS41乃至S49の処理と同様の処理とされている。但し、ステップS64(図4のステップS44)と、ステップS66(図4のステップS45)の間に、ステップS65が挿入されている点が、図4における場合と異なっている。すなわち、この実施の形態においては、ユーザは、入力部14の所定のキーを操作して、自動切り替え機能をオンまたはオフさせる。制御回路13は、ステップS64において、ホームページへのアクセスが開始されたと判定された場合、ステップS65に進み、自動切り替え機能がオンされているか否かを判定する。自動切り替え機能がオンされていると判定された場合、ステップS66乃至S70の処理を実行する。この場合の処理は、図4のステップS46乃至S49の処理と実質的に同様の処理となる。
【0035】
これに対して、ステップS65において、自動切り替え機能がオンされていないと判定された場合(オフされていると判定された場合)、ステップS70に進み、ホームページをビデオモニタ19に表示させる処理が実行される。すなわち、制御回路13は、自動切り替え機能がオンされていない場合には、ステップS64でホームページへのアクセスが開始されたと判定されたとき、表示ソース切り替え回路17を制御し、直ちにビデオ信号変換装置16から供給されるホームページのデータを選択させ、ビデオモニタ19に出力し、表示させる。その結果、ホームページの画像データが徐々に送られてくると、その送られてきた状態に対応して、不完全なホームページの画面が徐々に完全な状態のホームページの画面に変化していき、ユーザはこの様子をビデオモニタ19で見ることが可能となる。
【0036】
図1の実施の形態においては、モニタとして、基本的にチューナ12で受信したテレビジョン信号に対応する画像を表示するビデオモニタ19を用いた場合を例としたが、モニタとして、コンピュータ用の画像を表示するモニタを用いることも可能である。この場合のテレビジョン受像機の構成例を図6に示してある。同図において、図1における場合と対応する部分には、同一の符号を付してある。すなわち、図6の実施の形態においては、チューナ12が出力するビデオ信号は、グラフィックス回路18に入力され、VGAのデータに変換された後、表示ソース切り替え回路17に供給される。ホームページアクセス回路15が出力するホームページのデータもVGAのデータになっているので、表示ソース切り替え回路17は、そのいずれかを選択し、コンピュータ用モニタ31に出力し、表示させる。その他の構成は、図1における場合と同様である。
【0037】
この図6に示す実施の形態においても、図1に示す実施の形態の場合と同様の処理を行うことが可能である。
【0038】
以上、本発明をテレビジョン受像機に応用した場合を例として説明したが、本発明は、モニタが分離されているテレビジョンチューナなどのテレビジョン信号受信装置においても適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1および請求項2に記載のテレビジョン信号受信装置によれば、ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでにホームページへのアクセスが終了しなかった場合、所定の時間が経過してからホームページへのアクセスが終了するまでの期間、テレビジョン信号を選択させるようにしたので、ホームページの画面が得られるまでの間のテレビジョン番組の画面を見損なうようなことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン信号受信装置を応用したテレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のホームページアクセス回路15におけるアクセスステイタス出力処理を説明するフローチャートである。
【図3】図1の実施の形態における表示ソース切り替え処理の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図1の実施の形態における表示ソース切り替え処理の動作を説明するフローチャートである。
【図5】図1の実施の形態における表示ソース切り替え処理の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明のテレビジョン信号受信装置を応用したテレビジョン受像機の他の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 チューナ, 13 制御回路, 14 入力部, 15 ホームページアクセス回路, 16 ビデオ信号変換装置, 17 表示ソース切り替え回路, 18 グラフィックス回路, 19 ビデオモニタ, 31 コンピュータ用モニタ
Claims (2)
- テレビジョン信号を受信する受信手段と、
ネットワークを介してホームページにアクセスし、伝送されてくるホームページのデータを受信するアクセス手段と、
前記ホームページに対してアクセスするためのアクセス画面のデータを生成する生成手段と、
前記受信手段により受信したテレビジョン信号、前記アクセス手段によりアクセスし、受信したホームページのデータ、または前記アクセス画面のデータを選択し、出力する選択手段と、
前記ホームページへのアクセスを検出する検出手段と、
前記選択手段に、前記ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでに前記ホームページへのアクセスが終了しなかった場合、前記所定の時間が経過してから前記ホームページへのアクセスが終了するまでの期間、前記テレビジョン信号を選択させる制御手段と
を備えることを特徴とするテレビジョン信号受信装置。 - テレビジョン信号を受信する受信手段と、
ネットワークを介してホームページにアクセスし、伝送されてくるホームページのデータを受信するアクセス手段と、
前記ホームページに対してアクセスするためのアクセス画面のデータを生成する生成手段と、
前記受信手段により受信したテレビジョン信号、前記アクセス手段によりアクセスし、受信したホームページのデータ、または前記アクセス画面のデータを選択し、出力する選択手段と、
前記ホームページへのアクセスを検出する検出手段と、
前記選択手段に、前記ホームページへのアクセスが開始されてから、前記ホームページへのアクセスが終了するまでの期間、前記テレビジョン信号を選択させる第1のモードか、または、前記ホームページへのアクセスが開始された後、所定の時間が経過するまでに前記ホームページへのアクセスが終了しなかった場合、前記所定の時間が経過してから前記ホームページへのアクセスが終了するまでの期間、前記テレビジョン信号を選択させる第2のモードで動作させる制御手段と、
前記第1のモードと前記第2のモードとを切り替える切替手段と
を備えることを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31731296A JP3656344B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | テレビジョン信号受信装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31731296A JP3656344B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | テレビジョン信号受信装置 |
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JPH10164445A JPH10164445A (ja) | 1998-06-19 |
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Family Applications (1)
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JP31731296A Expired - Lifetime JP3656344B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | テレビジョン信号受信装置 |
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1996
- 1996-11-28 JP JP31731296A patent/JP3656344B2/ja not_active Expired - Lifetime
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