JP3654329B2 - 色較正用チャートおよびこのチャートを用いた色較正方法並びに画像出力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタなどの画像出力装置の色較正に使用する色較正用チャートおよびこのチャートを用いて色較正を行う色較正方法並びに画像出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリンタなどの画像を出力する画像出力装置の色較正方法としては、定められた色較正用チャートを画像出力装置によりフイルムやプリントなどに出力して出力結果をスキャナなどにより収録してデジタル化し、装置に対する色較正用チャートの入力値と出力値とを用いて色合わせを行って色較正することが一般的に行われている。このような画像出力装置の色較正に使用される色較正用チャートとしては、最も簡単なものとしては濃度が異なる複数のパッチを濃度に応じて段階的に配設したグレーステップチャートが用いられ、より精度が要求される場合には、RGB3色の露光量を組み合わせることにより得られた複数のパッチを濃度に応じて段階的に配設した3次元カラーチャートが用いられる。例えば、CYMBOLIC SCIENCES 社のLight Jet 2000では、カラーマネージメントとしてキャリブレーション機能を備えており、このキャリブレーションすなわち色較正を行うために色較正用チャートが用いられている。そしてこのような色較正用チャートを表す画像を画像出力装置から出力して出力画像をスキャナなどで収録してデジタル化し、この出力デジタル値と、予めデジタルデータとして画像出力装置内に記憶された色較正用チャートの入力値との関係から色合わせ(カラーマッチング)することにより画像出力装置の色較正(キャリブレーション)が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像出力装置による色較正用チャートを表す画像の出力から測定の間には必ず測定誤差が存在し、この誤差により較正後の出力装置においても出力誤差が存在することとなってしまう。例えば写真感光材料に画像を記録する画像記録装置においては、誤差要因として以下の2点が大きく寄与することが分かっている。1つは色較正用チャートの露光時における光のにじみであり、カラーフイルムやカラーペーパーのようなネガ感材の場合、色較正用チャートにおいてパッチの高濃度部と低濃度部とが隣接する部分において、高濃度部の光が低濃度部ににじみ、これがフレア光として較正結果に影響を与えていた。なお、カラーリバーサルフイルムのようなポジ感材では高濃度部と低濃度部との関係が逆となるが同様にフレア光の問題が生じていた。2つめの誤差要因としては写真感光材料そのものの誤差であり、これは感光材料そのものの製造誤差や、現像処理の変動などを原因とするものである。そしてこれらの誤差要因により、画像出力装置の色較正には常に誤差が存在するため、高精度の色較正を行うことは困難であった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、画像出力装置の色較正を高精度に行うことができる色較正用チャートおよびこの色較正用チャートを用いた色較正方法並びに画像出力装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による色較正用チャートは、複数の色からなるパッチを濃度に応じて段階的に配設してなる、画像出力装置の入力値と出力値との関係に基づいて該画像出力装置の色合わせを行うための色較正用チャートにおいて、
互いに隣接する前記パッチ間の対数露光量の差の最大値が1.0以内であることを特徴とするものである。
【0006】
ここで、「パッチを濃度に応じて段階的に配設する」とは、濃度が段階的に濃くなるあるいは薄くなるようにように複数の色からなるパッチを配設することをいう。また、「対数露光量」とは、色較正用チャートを露光した際における露光量の対数値のことをいうものである。
【0007】
また、本発明による色較正用チャートにおいては、色の三原色のうち前記画像出力装置において最もフレアを生じ易い色のパッチをベタパッチとして濃度に応じて段階的に配設し、該ベタパッチ上に他の2色のパッチを濃度に応じて段階的に配設することが好ましい。
【0008】
ここで、「ベタパッチ」とは、色較正用チャートの下地となる色のパッチのことをいう。
【0009】
さらに、本発明による第1の色較正方法は、本発明による色較正用チャートを使用するものであり、前記色較正用チャートを表す画像を前記画像出力装置から出力し、
該画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの出力値を得、
前記画像出力装置への入力値と前記出力値との関係に基づいて該画像出力装置の色合わせを行うことを特徴とするものである。
【0010】
ここで、画像出力装置への入力値とは、色較正用チャートに含まれるパッチの各色を表すデジタル値のことをいうものであり、デジタル値の組み合わせを予め計算機により算出することにより求められるものである。
【0011】
また、本発明による第2の色較正方法は、本発明による色較正用チャートを複数使用するものであり、前記色較正用チャートを表す複数の画像を前記画像出力装置から出力し、
該各画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの複数の出力値を得、
前記画像出力装置への入力値と前記各出力値の代表値との関係に基づいて該画像出力装置の色合わせを行うことを特徴とするものである。
【0012】
ここで、「代表値」とは、複数の出力値の平均値、中央値、最大値と最小値とを除いた値の平均値などの値のことをいうものであるが、これらに限定されるものではない。
【0013】
さらに、本発明による第1の画像出力装置は、本発明による色較正用チャートを用いて色合わせを行う色合わせ手段を有する画像出力装置であって、
前記色較正用チャートを表す画像を出力する出力手段と、
該色較正用チャートを表す画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの出力値を得る光学的読取手段とを備え、
前記色合わせ手段が、前記画像出力装置への入力値と前記出力値との関係に基づいて色合わせを行う手段であることを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明による第2の画像出力装置は、本発明による色較正用チャートを用いて色合わせを行う色合わせ手段を有する画像出力装置であって、
複数の前記色較正用チャートを表す画像を出力する出力手段と、
該各色較正用チャートを表す複数の画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの複数の出力値を得る光学的読取手段とを備え、
前記色合わせ手段が、前記画像出力装置への入力値と前記各出力値の代表値との関係に基づいて色合わせを行う手段であることを特徴とするものである。
【0015】
なお、本発明による画像出力装置においては、1枚の色較正用チャートを出力する方法と複数の色較正用チャートを出力する方法とを選択可能としてもよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明による色較正用チャートは、互いに隣接するパッチ間の対数露光量の差の最大値を1.0以内としたため、各パッチ間の濃度差が小さくなり、これにより、画像出力装置による読取時において各パッチ間における光のにじみによるフレア光の発生を防止することができる。したがって、本発明による色較正用チャートを用いて画像出力装置の色較正を行うことにより、フレア光による影響のない高精度の較正を行うことができる。
【0017】
また、色較正用チャートを、色の三原色のうち画像出力装置において最もフレアを生じ易い色のパッチをベタパッチとして濃度に応じて段階的に配設し、このベタパッチ上に他の2色のパッチを濃度に応じて段階的に配設して構成することにより、画像出力装置に起因するフレア光の影響を低減することができ、これによりさらに高精度の色較正を行うことができる。
【0018】
さらに、本発明による色較正用チャートを複数用いて、各色較正用チャートの入力値と、画像出力装置による複数の出力値の代表値との関係に基づいて色合わせを行うことにより、例えば写真感光材料に画像を記録する画像記録装置における、感光材料の製造誤差や現像処理の変動などの影響を小さくすることができ、これによりさらに高精度の色較正を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0020】
図1は本発明の実施形態による色較正用チャートを示す図である。図1に示すように、本発明の実施形態による色較正用チャート1は、画像出力装置への入力信号をそれぞれ9段階に分割したR1〜R9,G1〜G9,B1〜B9の9×9×9=729色のパッチからなり、パッチR1〜R9を基準となるベタとして3×3に配設し、各パッチR1〜R9上にG1〜G9およびB1〜B9を濃度に応じて段階的に配設したものである。ここで、各パッチR1〜R9,G1〜G9,B1〜B9は、隣接するパッチ間の対数露光量の差の最大値が1.0以下となるように配設される。また、R1〜R9,G1〜G9,B1〜B9の値の関係は、R1<R2<…<R9,G1<G2<…<G9,B1<B2<…B9となっており、R1,G1,B1が最も小さい値である。なお、本実施形態においては、R1〜R9,G1〜G9,B1〜B9の関係を逆、すなわちR1,G1,B1を最も大きい値としてもよい。さらに、パッチR1〜R9をベタとしたのは、画像出力装置においてRの色のフレア光が最も大きく現れるため、このフレア光による較正誤差を最小限に抑制するためである。なお、装置によっては他のGあるいはBの色のフレア光が最も大きく現れることがあるため、装置に応じてベタとなるパッチの色を変更することが好ましい。
【0021】
ここで色較正用チャート1は画像出力装置に予めチャートファイルとして入力される。このチャートファイルはデジタル値の組み合わせを計算機内において発生させることにより求められる。例えば、入力信号値が各色8ビット(0〜255)の値を取るとすると、各色を3段階に分割する場合、入力信号の組み合わせは以下の27通りとなる。
【0022】
図2は本発明の実施形態による画像出力装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本発明の実施形態による画像出力装置は、上述した入力値4に基づいて色較正用チャート1を出力するための出力手段2と、色較正用チャート1を光電的に読み取って色較正用チャート1を表すデジタル出力値5を得るスキャナ、測色計などの光学的読取手段3と、出力値5と入力値4とを用いて色合わせを行う色合わせ手段6とを備える。そして、この入力値4と出力値5との関係が3次元テーブルとして用いられる。この3次元テーブルは、例えばデジタルフイルムレコーダーの場合、各色8ビットの入力信号に対してカラーリバーサルフイルムのような感光材料がどのような発色濃度となるかを対応させるものである。
【0023】
次いで、本実施形態の動作について説明する。まず、入力値4に基づいて出力手段2から色較正用チャート1を表す画像をフイルムに出力する。この際、出力サイズは光学的読取手段3において読取可能なものとする。次いで、フイルムに出力された色較正用チャート1を表す画像を光学的読取手段3により読み取って出力値5を得る。得られた出力値5は色合わせ手段6に入力され、まず色合わせの準備としてイメージサイズ、回転、水平歪み、垂直歪みなどの修正が行われ、その後入力値4との関係に基づいて色合わせが行われる。具体的には、入力値4と出力値5との関係を表す3次元カラーマッチテーブルを作成することにより色合わせが行われる。作成されたカラーマッチテーブルは画像出力装置に記憶され、このカラーマッチテーブルを参照して画像出力装置から画像が出力されることとなる。
【0024】
ここで、本実施形態に用いられる色較正用チャート1は、互いに隣接するパッチ間の対数露光量の差の最大値が1.0以内とされているため、各パッチ間の濃度差が小さくなり、これにより画像出力装置による読取時において各パッチ間における光のにじみによるフレア光の発生を防止することができる。したがって、本実施形による色較正用チャートを用いて画像出力装置の色較正を行うことにより、フレア光による影響のない高精度の較正を行うことができる。
【0025】
また、図1に示すように、色較正用チャートを、色の三原色R,G,Bのうち画像出力装置において最もフレアを生じ易い色であるRのパッチR1〜R9をベタとして濃度に応じて段階的に配設し、このパッチR1〜R9上に他の2色のパッチG1〜G9,B1〜B9を濃度に応じて段階的に配設することにより、画像出力装置に起因するフレア光の影響を低減することができ、これによりさらに高精度の色較正を行うことができる。
【0026】
次に本発明の具体的な例を実施例1として以下に説明する。
【0027】
図1に示すような入力信号R,G,Bをそれぞれ9分割した9×9×9=729色の色較正用チャート1(R1〜R9,G1〜G9,B1〜B9は入力信号R,G,Bを9段に分割した値である)を富士写真フイルム社製リバーサルフイルムPROVIA100 に記録した。一方、比較のため、図3に示すように、各パッチR1〜R9,G1〜G9,B1〜B9において、隣接するパッチ間の対数露光量の差の最大値が1.0を越える部分を有する(最大露光部と最小露光部とが隣接するような配列、例えばB1とB9とが隣接する)色較正用チャート10を、同様に富士写真フイルム社製リバーサルフイルムPROVIA100 に記録した。画像出力装置として、Management Graphics 社製Solitaire16Dを使用し、画像出力装置により画像が記録される感光材料として同様にPROVIA100 を使用し、さらに、光学的読取手段として大日本スクリーン社製SG-1000 を使用した。また、基準画像としてGretagMacbeth 社製ColorChecker(マクベスチャート(登録商標))を上記PROVIA100 に記録した画像を使用し、この基準画像を色較正後の画像出力装置を用いて複製して色較正の精度を評価した。
【0028】
評価方法としては、複製された基準画像の各パッチを東京電色社製カラーアナライザーTC-1800Mを使用して分光測色し、元の基準画像とのCIE1976L* a* b* 空間で定義される測色値に基づいて、光源をJISZ8719で定義される高演色蛍光灯(F8)を使用して測色し、色差ΔEabの平均値を下記の式(1)により算出して評価した。
【0029】
ΔEab=((ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2)1/2
ΔL*=ΔL1*−ΔL2*
Δa*=Δa1*−Δa2* (1)
Δb*=Δb1*−Δb2*
但し、L1* ,a1* ,b1* :マクベスチャートの入力測色値
L2* ,a2* ,b2* :マクベスチャートの出力測色値
その結果、比較例の色較正用チャート10により較正した場合はΔEab=3.17となり、色較正用チャート1により較正した場合はΔEab=2.82となって、本発明による色較正用チャート1の方が色較正精度が高いことが確認された。
【0030】
なお、上記実施形態においては、1枚の色較正用チャート1を用いて画像出力装置4の色較正を行っているが、複数枚の色較正用チャート1を出力し、画像出力装置から出力された画像の出力値の中央値を用いて画像出力装置の色較正を行ってもよい。なお、この場合、中央値の他、平均値、最大値と最小値とを除いた値の平均値など種々の値を用いることができる。
【0031】
このように、色較正用チャート1を複数出力し、画像出力装置への入力値と複数の出力値の中央値を用いてカラーマッチを行うことにより、例えば写真感光材料に画像を記録する画像記録装置における、感光材料の製造誤差や現像処理の変動などの影響を小さくすることができ、これによりさらに高精度の色較正を行うことができる。
【0032】
この複数の色較正用チャート1を用いて色較正を行った場合の具体的な例を実施例2として以下に示す。なお、実施例2においては、実施例1と同様の色較正用チャート1、画像出力装置、光学的読取手段および評価方法を用いた。
【0033】
実施例2においては、色較正用チャート1を4枚出力し、これら4枚の色較正用チャート1の測色値の中央値(真ん中の2つの値の平均値)と、入力値とを用いて画像出力装置の色較正を行った。上記式(1)による評価結果はΔEab=2.68となり、1枚の色較正用チャート1を用いて色較正を行ったときの評価結果ΔEab=2.82よりも高精度に色較正が行われたことが確認された。
【0034】
なお、上記実施形態においては、RGBの各色の濃度を9段階に分割した色較正用チャートについて説明したが、分割数はこれに限定されるものではなく、任意の分割数とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による色較正用チャートを示す図
【図2】本発明の実施形態による画像出力装置の構成を示すブロック図
【図3】比較例の色較正用チャートを示す図
【符号の説明】
1 色較正用チャート
2 出力手段
3 光学的読取手段
4 入力値
5 出力値
6 色合わせ手段
Claims (6)
- 少なくとも3色の発色が可能なカラー感光材料に露光を行う画像出力装置の色較正を行う、該画像出力装置により作成される色較正用チャートであって、該少なくとも3色の色を、前記感光材料が発色可能な濃度範囲内において濃度を段階的に変化させることにより得られるパッチが単一の前記感光材料に配列されてなる、該画像出力装置の入力値と出力値との関係に基づいて該画像出力装置の色合わせを行うための色較正用チャートにおいて、
露光時における各パッチ間の対数露光量の差の最大値が1.0以内となるように、該各パッチが配列されていることを特徴とする色較正用チャート。 - 前記少なくとも3色のうち前記画像出力装置において最もフレアを生じ易い色のパッチをベタパッチとして濃度に応じて段階的に配列し、該ベタパッチ上に他の2色のパッチを濃度に応じて段階的に配列してなることを特徴とする請求項1記載の色較正用チャート。
- 請求項1または2記載の色較正用チャートを用いた色較正方法であって、
前記色較正用チャートを表す画像を前記画像出力装置から出力し、
該画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの出力値を得、
前記画像出力装置への入力値と前記出力値との関係に基づいて該画像出力装置の色合わせを行うことを特徴とする色較正方法。 - 請求項1または2記載の色較正用チャートを用いた色較正方法であって、
前記色較正用チャートを表す複数の画像を前記画像出力装置から出力し、
該各画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの複数の出力値を得、
前記画像出力装置への入力値と前記各出力値の代表値との関係に基づいて該画像出力装置の色合わせを行うことを特徴とする色較正方法。 - 請求項1または2記載の色較正用チャートを用いて色合わせを行う色合わせ手段を有する画像出力装置であって、
前記色較正用チャートを表す画像を出力する出力手段と、
該色較正用チャートを表す画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの出力値を得る光学的読取手段とを備え、
前記色合わせ手段は、前記画像出力装置への入力値と前記出力値との関係に基づいて色合わせを行う手段であることを特徴とする画像出力装置。 - 請求項1または2記載の色較正用チャートを用いて色合わせを行う色合わせ手段を有する画像出力装置であって、
複数の前記色較正用チャートを表す画像を出力する出力手段と、
該各色較正用チャートを表す複数の画像を光学的に読み取って前記画像出力装置からの複数の出力値を得る光学的読取手段とを備え、
前記色合わせ手段は、前記画像出力装置への入力値と前記各出力値の代表値との関係に基づいて色合わせを行う手段であることを特徴とする色較正装置。
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JP32803797A JP3654329B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 色較正用チャートおよびこのチャートを用いた色較正方法並びに画像出力装置 |
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JP32803797A JP3654329B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 色較正用チャートおよびこのチャートを用いた色較正方法並びに画像出力装置 |
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JPH11160152A JPH11160152A (ja) | 1999-06-18 |
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JP32803797A Expired - Lifetime JP3654329B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 色較正用チャートおよびこのチャートを用いた色較正方法並びに画像出力装置 |
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JP6300119B2 (ja) * | 2015-11-05 | 2018-03-28 | コニカミノルタ株式会社 | 測色値取得方法及び画像形成装置並びに測色値取得制御プログラム |
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1997
- 1997-11-28 JP JP32803797A patent/JP3654329B2/ja not_active Expired - Lifetime
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