JP3652839B2 - 重量物の移動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、重量物の横引き、吊揚げ、吊降ろしなどの移動に適用される重量物の移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、重量物の横引き、吊揚げ、吊降ろしなどの移動を行う場合は、ウインチ、ホイスト、ワインダー、チェーンブロック、ジャッキなどを使用して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の重量物の移動装置において、ワイヤは強度が高く曲がりが自由で便利であるが、ウインチ、ホイストなどワイヤを巻き取る型式のものは大型で重量が大きく、ワインダーなどワイヤがエンドレスの型式のものは小型であるがワイヤを摩擦力を介して張引するため、ワイヤが滑り易くてトラブルが多いことと、その摩擦機構から小重量用のものしか製作されていない。また、チェーンブロックはチェーンの重量が大きいため、揚程の大きい装置には使用されていない。また、ジャッキはロッドの扱いが不便なため、特殊な用途に限定されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る重量物の移動装置は上記課題の解決を目的としており、下記(1)〜(7)の手段を提案するものである。
(1)長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記ステップがジョイントピンを介して長さ方向に分割および結合可能に設けられ上記索体が延長および短縮自在になっている。
【0005】
(2)長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記コレットアームに所定の角度内で回転可能に遊着され、上記コレットアームは上記チェーンにチェーン中心線に対して常に一定の角度を保持可能に取付けられている。
【0006】
(3)長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記ステップを下方から支持し、上記チェーンに取付けられたステップホルダが上記ステップを横方向から支持し、ストッパーが上記ステップの逆移動を阻止するものとされている。
【0007】
(4)長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記ステップの外面に周方向の溝が刻設され、上記索体の端部に設けられた上記ステップ同士が上記溝と嵌合可能な歯付き金具を介して互いに結合し、上記索体が上記ステップ毎に延長および短縮自在になっている。
【0008】
(5)長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記コレットアームに所定の角度内で回転可能に遊着され、上記コレットアームは上記チェーンにチェーン中心線に対して常に一定の角度を保持可能に取付けられ、上記ステップの外面に周方向の溝が刻設され、上記索体の端部に設けられた上記ステップ同士が上記溝と嵌合可能な歯付き金具を介して互いに結合し、上記索体が上記ステップ毎に延長および短縮自在になっている。
【0009】
(6)長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記ステップを下方から支持し、上記チェーンに取付けられたステップホルダが上記ステップを横方向から支持し、ストッパーが上記ステップの逆移動を阻止するものであると共に、上記ステップの外面に周方向の溝が刻設され、上記索体の端部に設けられた上記ステップ同士が上記溝と嵌合可能な歯付き金具を介して互いに結合し、上記索体が上記ステップ毎に延長および短縮自在になっている。
(7)上記手段(1)ないし(3)の何れかに係る重量物の移動装置において、 上記チェーンが上記索体の一方の側にのみ設けられ、上記索体の他方の側には上記チェーンに代えて複数のローラが上記索体に沿って設けられている。
【0010】
本重量物の移動装置を使用して重量物を移動させる場合は、チェーンを連続的に回転させてステップの間隔に合わせてチェーンに取付けられたコレットをステップに係合させて索体を張引し重量物の移動を行う。チェーンは荷重に応じて1対で、または1本とローラとで索体を挟み、コレットを介してステップを支持して索体の張引を行う。ステップに掛かる荷重はコレットで受け、コレットはコレットアームの先端に接続されている。コレットアームの基端はチェーンに接続されており、ステップに掛かる荷重の移動を複数のスプロケット間を移動するチェーンの直線部で行う。このように、ステップを介して索体を張引することにより、索体に掛かる荷重を移動させる。また、索体のどの部分でも傷み、或いはキンクなどが発生した場合は、その箇所をステップの端部から切り離して索体の端部のステップ同士を歯付き金具を介して結合することにより索体の接続が可能で、その索体を再使用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1乃至図7は本発明の実施の第一の形態に係るステップワイヤブロック装置の説明図、図8は本発明の実施の第二の形態に係るステップワイヤブロック装置の説明図、図9および図10は本発明の実施の第三の形態に係るステップワイヤブロック装置の説明図である。図において、これら実施の形態に係るステップワイヤブロック装置は重量物の横引き、吊揚げ、吊降ろしなどの移動に使用されるもので、図に示すようにワイヤ1に一定の間隔で円筒状金具のステップ2が圧着されたステップワイヤを駆動装置で駆動して荷重を移動させるようになっている。このステップワイヤを駆動する装置として、上下に配した上部、下部スプロケット4,7の間を周回する2組のチェーン3をステップワイヤを挟むように対称に配置し、このチェーン3にステップワイヤのステップ2を支持するコレット装置Aを取付けている。このコレット装置Aはステップ2を受ける支持金具のコレット15をコレットアーム17によるリンクを介してチェーン3に接続し、ステップ2に掛かる荷重をチェーン3に移すようになっている。コレットアーム17はチェーン3の中心線に対して一定の角度を持ち、この角度でステップワイヤとコレット15との接合のタイミングを取るようになっている。コレット15は端部をピン構造でコレットアーム17に接合されており、ステップ2を受ける面がピンよりも下部に有り、ステップ2の下面と横面とを受ける構造で、コレット15上部に出たステップ2はチェーン3に取付けられているステップホルダ5で固定するようになっている。コレット15とコレットアーム17とは一定の自由度を持った角度を保持するようになっている。このステップワイヤの駆動装置は複数組のチェーン3でなく同じ機構で1組のチェーン3と、このチェーン3と相対する側にチェーンに代えて複数個のローラを配置してもよい。ステップワイヤはワイヤ1の終端に凹状溝を有するジョイントステップ10が取付けられており、他のワイヤ1の終端に取付けられたジョイントステップ10と凹状溝に嵌合する凸部が上,下で直交する方向に形成されたジョイントピース11およびジョイントピン12により分離可能に接続されている。
【0012】
図1〜図7において、第一の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置は図1に示すように2組のチェーン3を用いており、荷重を移動させるステップワイヤはワイヤ1にステップ2の筒状金物をプレス機械で一定間隔に圧着したもので、環状に連結された2本のチェーン3に一定間隔で取付けられているコレット装置Aでステップ2を両側から支えてワイヤ1を張引するようになっている。コレット装置Aはチェーン3が動力軸6から動力を得てスプロケット4,7で回転することにより、チェーン3とともに移動する。コレット装置Aはステップワイヤの移動時にステップ2を確実に支持するようにステップホルダ5でステップ2を把持する。動力軸6は電気モータを減速して駆動する、或いは油圧モータなどを使用して駆動する。ステップワイヤはステップワイヤの終端に凹状溝を有するジョイントステップ10を取付け、凹状溝に嵌合する凸部が上,下で直交する方向に形成されたジョイントピース11を用いてジョイントピン12で互いに接続されている。ステップワイヤは自由にどの方向にも曲がることができ、ステップワイヤブロック装置を通過することができる。
【0013】
図2に示すように、コレット装置Aはチェーン3により上下のスプロケット4,7間を周回する間にコレットアーム17のチェーンセンター線34に対する角度θが変化するが、このコレットアーム17の角度θはガイドカム13によりガイドされるローラ14、そのローラ14のガイドピン19、このガイドピン19を挟んでいるアームばね21、このアームばね21に挟まれているアームピン20によりガイドされる。ガイドカム13により決められるコレットアーム17の角度θは、アームばね21によって自由度を得る機構になっている。
【0014】
ステップ2とコレット15との接合、離合には、ステップワイヤ側および駆動装置側における諸誤差を吸収するために余裕が必要である。この余裕は、ステップ2とコレット15とが接合する場合にコレット15がステップ2の下面に早く入り、余裕を作って接合点へ移動する、また離合する場合は離合直後からコレット15がステップ2下面から早く離れてスプロケット4,7の回転などによる横移動をステップ2の下面では行わない、などの作用で行っている。即ち、ステップ2とコレット15との上部接合、離合点においては、上昇時(スプロケット4,7が右回転)は離合点直後からアーム角θを徐々に大きくし、コレット15をできるだけその位置に留めるようにして上昇するステップ2から離し、離れたら再び徐々に元のアーム角θに戻す。下降時(スプロケット4,7が左回転)はコレット15が接合点に向かって大きなアーム角θでステップ2下に早目に入り、アーム角θを小さくすることにより接合点へ移動する。接合点、離合点は同じ位置である。この作用はガイドカム13により行われる。また、ステップ2とコレット15との下部接合、離合点においては、上昇時はステップ2の下面にコレット15が早目に入り接合点へ移動する。これは、スプロケット2のチェーンセンター線34までの半径Rsとコレット軸16までの半径Roとの差でステップワイヤが半径Rsの周速で移動するのに対し、コレット15は半径Roの周速で移動することによって可能である。接合点、離合点は同じ位置である。離合直後も同じように半径Roと半径Rsとの差でステップ2の面から早く離れることができる。
【0015】
図3に示すように、補助ガイドカム37はセンターピン51を支点としてスプリング止め38により係止されたスプリング39で張引され、補助ガイドカム37のストッパー52で係止されている。この補助ガイドカム37の弓状をなす腹部は、補助ガイドカム37のガイドローラ14通路側に膨らんでいる。これにより、ここを通過するガイドローラ14が外周方向に押し付けられてコレットアーム17のアーム角度θa が小さくなり、コレット15はチェーン3が伸びても問題無くステップ2に接合することができる。
【0016】
図4に示すように、コレット装置Aはコレット15、チェーン3に取付けられたチェーンベース18、チェーンベース18とコレット軸16とを接続するコレットアーム(右)17、コレットアーム(左)32、コレット15にコレットアーム17とのアーム角度θbを保持させる角度保持アーム27、スプリング36の角度を制限するストッパー35などで構成されている。また、コレットアーム17が荷重線に対しアーム角度θaを持つことにより横荷重を受ける荷重受けベース26と荷重受けローラ25、コレットアーム(右)17側に設けられているアーム角度θaの制御機構などを備えている。ガイドカム13を周回するガイドローラ14は、チェーンベース18のピンを中心に自由に角度を取りガイドピン19の位置を決める。このガイドピン19を挟んでアームばね21がアームピン20も同様に挟んでアーム角度θaを作る。ガイドカム13にガイドされるガイドローラ14は、アームばね21を介してアームピン20の位置を決める。アームピン20はコレットアーム(右)17に直結され、コレットアーム17のアーム角度θaを決めている。23はガイドリンクである。コレットアーム17はコレット角度θbを保つ機構を持つ。コレット15はコレット軸16に角度セットねじ30で固定された角度保持アーム27、この角度保持アーム27に固定されているスプリングピン28、スプリング36、スプリング固定ピン29などを有している。
【0017】
図5に示すように、チェーン3にはステップ2を保持するステップホルダ5が取付けられている。コレット15は荷重が掛かるステップ2を抱き込むように受ける。このコレット15が荷重を受ける面はコレット軸16よりも下部に有り、ワイヤ1の荷重線とステップ2とを常に荷重線に自動的に合わせる働きをしてステップワイヤの疲労を少なくする構造をなしており、背面の曲面状のえぐりはコレット15がステップ2に対して接合,離合する際にコレット15がステップ2の下面に接して不具合を起こすことを防止している。
【0018】
図6に示すように、ステップストッパー54はばね軸58に巻付けられたスプリング55を有し、スプリング55の一端をクリアランスピン57に押し付けた反力でステップストッパー54をワイヤ1側へ押し、他端はクリアランス穴56で係止されており、ステップストッパー54下方のステップ2が上方へ移動するのを防止している。
【0019】
図7(a)に示すように、本ステップワイヤブロック装置は基板上に置かれて使用され、ステップワイヤを介して荷重を張引する。また、同図(b)に示すように基板から吊下げられて使用され、ステップワイヤを介して荷重を張引してもよい。また、同図(c)に示すように基板から吊下げられたステップワイヤを介してエレベータのように上下動し、荷重を張引してもよい。
【0020】
図8において、第二の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置は1組のチェーン3を使用しており、2組のチェーンを使用するステップワイヤブロック装置に比べて部品数が少なく構造が簡単になっている。構造は2組のチェーンを用いる場合と基本的には同じであるが、チェーン3が1組になっていることによりステップ2を支持するコレット装置Bが1個で、奥行きが長くなっている。コレット42を支持するコレットアームが1個となっていることにより、1個のコレット42で2組分のコレットアームの横荷重を受けるため、横荷重受けローラ43とその荷重を本体側で受けるセンター荷重受けベース41とを有し、ステップ2がチェーン3の反対側に外れるのを防止して垂直に移動するように複数の背面ローラ40を備えている。
【0021】
このように、これらの各ステップワイヤブロック装置においては、ワイヤ1に筒状の金物ステップ2をプレス機械で圧着し、このステップ2を駆動装置で張引して荷重の移動を行うようになっている。ワイヤ1には一定の間隔でステップ2が圧着されている。ワイヤ1の長さの調整は、例えば10mなどの単位長さのワイヤ1同士を各ワイヤ1端部のジョイントステップ10を互いに接続して行う。ステップ2の駆動はチェーン3を2個の上部、下部スプロケット4,7間を連続的に回転させ、チェーン3にステップ2の間隔に合わせて取付けられている複数個の支持金物のコレット15を移動させて行う。チェーン3はワイヤ1の荷重線を中心に荷重に応じて1組乃至は複数組でステップ2の支持を行う。ステップ2の荷重はコレットアーム17の先端に接続されているコレット15,42で受け、コレット15,42を支持するコレットアーム17の基端はチェーン3に接続されている。
【0022】
荷重が掛かるステップ2の移動は2個の上部、下部スプロケット4,7間を移動するチェーン3の直線部でコレット15,42を介して行い、ステップ2の荷重の受渡しはチェーン3の曲線部と直線部との接合部で行われる。ステップワイヤはステップ2をワイヤ1に圧着する際の製作誤差およびワイヤ1の荷重時における伸びなど設計値との寸法差が通常の機械が持つ誤差に比べて大きい。この寸法差が有っても問題なくコレット15,42がステップ2に作用するように、コレット15,42と上部、下部スプロケット4,7の中心点との中間に有るチェーン線でコレット15,42と上部、下部スプロケット4,7との間の半径を折り、上昇と下降とで荷重受渡し点の近傍で折りの向きを変えて速度を遅くすることによりステップ2の間隔誤差を吸収するようにしており、荷重の上昇時には下部の荷重受渡し点においてはコレット15,42がステップ2の下面に早目に誤差よりも多く入り、ワイヤ1の荷重線に沿って速度を上げて上部の荷重の受渡し点へ移行し、上部の荷重の受渡し点で正規のスピードに戻る。また、荷重の下降時には荷重の受渡し点を過ぎたら速度を上げてステップ2下面から離れて逃げる。このような動作を行うためにコレット15,42は上部、下部スプロケット4,7間でチェーン3が回動する中心線よりもその半径を大きく取って上部、下部スプロケット4,7の曲線部では速度を早くしている。また、荷重の下降時には上部の荷重受渡し点においてコレット15,42がステップ2の下面に早く近付いて誤差よりも多く入り、荷重線に沿って下降速度を遅くして荷重受渡し点へ移行し、荷重受渡し点で正規のスピードに戻る。荷重の上昇時には荷重受渡し点を過ぎたら上昇速度を遅くしてステップ2の下面から離れて逃げる。
【0023】
ステップ2の安定性を保つには、荷重の支持時にステップ2の中心線が荷重線に一致することが必要である。このために、コレット15,42によるステップ2の支持点(荷重点)をコレットアーム17がコレット15,42を支持する点よりも下方にしてコレット15,42でステップ2を包み、ステップ2の中心線を自動的に荷重線に合わせて安定させている。荷重の上昇時に荷重を受けようとするコレット15,42は下方にある。このコレット15,42が荷重を受ける直前は荷重の支持は上方のコレット15,42で行っていることにより、下方のコレット15,42で受けようとするステップ2は上方のコレット15,42の支持点から下部導入口9のワイヤ3の中心線上となる。ステップワイヤの駆動装置は重い方に傾いており、この中心線は駆動装置の計画中心線よりもずれていることにより、この差はコレット15,42でステップ2を支持する際にステップ2の横縁がコレット15,42に当接しコレット15,42がステップ2を掴まないなどの不具合が生じる。このステップ2の中心線を保持する対策として、コレット15,42上部にステップ2を中心で保持するステップホルダ5を備えるとともに、コレット15,42の背の一部を曲線で抜いて背の当たりを防止し、ステップ2横縁における当接が中央側に寄るようにしてステップ2がコレット15,42に納まり易い形状にしている。
【0024】
無荷重時には、ステップワイヤの荷重を吊る側よりも駆動装置外で余る側の方が重くなることが生ずる。このため、ステップワイヤが駆動装置外で余る側へ引っ張られてステップ2がコレット15,42から外れ、上方のコレット15,42直下へ移動して止まる。このようなステップワイヤが逆移動するなどの不具合を防止するため、チェーン3にステップストッパー54を設けている。
【0025】
荷重が掛かるステップ2とコレット15,42との接合、離合をガイドカム13によりコレットアーム17の角度を変えて行う。このガイドカム13は駆動装置に固定されて一定の形状を保っている。これに対し、コレットアーム17はチェーン3に取付けられて常時移動しており、チェーン3は使用されると長さが伸びる。チェーン3が伸びると、コレットアーム17の角度θa が大きくなってステップ2の上昇時にコレットアーム17が下を向くなどの不具合を生ずる。これを防止するため、ガイドカム13の下部に補助ガイドカム37を設けてコレットアーム17の角度θa を補正するようにしている。
【0026】
従来の重量物の移動装置において、ワイヤは強度が高く曲がりが自由で便利であるが、ウインチ、ホイストなどワイヤを巻き取る型式のものは大型で重量が大きく、ワインダーなどワイヤがエンドレスの型式のものは小型であるがワイヤを摩擦力を介して張引するため、ワイヤが滑り易くてトラブルが多いことと、その摩擦機構から小重量用のものしか製作されていない。また、チェーンブロックはチェーンの重量が大きいため、揚程の大きい装置には使用されていない。また、ジャッキはロッドの扱いが不便なため、特殊な用途に限定されている。これらに対し、上述の各実施の形態に係るステップワイヤブロック装置においては、ワイヤの長所である強度が高く曲がりが自由で有る点を活かすとともに滑り易い欠点を克服するため、ワイヤ1にステップ2を一定間隔で圧着し、このステップ2をコレット装置Aを介して支持して駆動装置により移動させる。また、長尺のワイヤは重量が大きく取り扱い難いなどの問題を解決するため、ステップ2同士をジョイントステップ10により接続可能な構造にしてワイヤ1の1本当たりの長さを短くしてワイヤ1を任意の長さに接続して使用することができるなど小型で運搬に便利な荷役機械を得ることができ、建設、その他の荷役を必要としている場所などにおいて有効に活用される。
【0027】
図9および図10において、第三の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置は第一または第二の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置とステップワイヤを駆動する駆動装置の構造は同一であるが、ステップワイヤのステップ2aの形状が改良されている。即ち、図9におけるステップワイヤブロック装置は任意の方向の歯付き金具73と自在に接続することができるユニバーサル接手75付きのステップ2aを有し、図10におけるステップワイヤブロック装置はこのユニバーサル接手73がない一体型で単純なステップ2aを有している。
【0028】
本ステップワイヤブロック装置は図9に示すように、ワイヤ1に一定の間隔で取付けられている総てのステップ2aの長さ方向の中央部に溝77が円周方向に刻設されており、2本のワイヤ1を接続する場合はこの溝77に歯付き金具73の歯78を当接して嵌合させ、ジョイントピン74によって歯付き金具73の歯78が溝77から外れないように固定可能になっている。この歯付き金具73は中心部が球形で十字形にピン76を突設したユニバーサル接手75を有しており、このユニバーサル接手75のピン76を介して他方向の歯付き金具73に自在接手として接続され、両者の接手部が折れ曲がり可能になっている。歯付き金具73は円筒状をなし、縦方向に半分に分割可能で、内側にステップ2aの溝77に嵌合するように周方向の歯78を有しており、ステップ2aの溝77の両側に半割れの歯付き金具73をそれぞれ取付けた後、ジョイントピン74で締付けてステップ2aとステップ2aとを互いに接続する。
【0029】
ステップワイヤはステップワイヤを駆動するのに必要なワイヤ1に一定の間隔で圧着されたステップ2aとステップ2aとの間隔aを有しており、このようなステップ2aをステップワイヤの接手として用いることにより、接手を含む箇所を除きどの部分でもワイヤ1に傷み、キンクなどを生じた場合は、その傷み、キンクなどを生じたワイヤ1の箇所をステップ2a端から切り離して別のステップ2aとステップ2aとを接続することが可能である。但し、間隔bの箇所は1箇所しかないため、この箇所に傷み、キンクなどのトラブルが発生した場合は、工場へ送って修理しなければならない。なお、歯付き金具73は図10に示すようにユニバーサル接手73を有していない一体型のものも可能で、折れ曲がりが不要な場合はこのような単純で安価な歯付き金具73を接手として用いてもよい。
【0030】
第一の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置においては、ワイヤ1の端部にジョイントステップ10を設け、ジョイントステップ10とジョイントステップ10とをジョイントピース11とジョイントピン12とを用いて接続し、両ワイヤ1を接続するとともに接続点で自由に折れ曲がりを可能としワイヤ1の特徴である可撓性を損わないようにしている。しかしながら、実際にステップワイヤを使用する場合に、このようなステップワイヤブロック装置ではこのジョイントステップ10しか接続ができないため、1本のワイヤ1のどこか一箇所に素線の傷みやキンク(折れ曲がり)などのトラブルが発生すると、その1本のステップワイヤ全体が使用できなくなる。また、接手はワイヤ1に圧着されたジョイントステップ10の先端にジョイントピース11を取付けるため、この両ジョイントステップ10の間隔が長くなって駆動装置のステップ2を支持するコレット15の間隔を長くしなければならなくなり、駆動装置が大きくなる。
【0031】
このように第一の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置においては、ワイヤ1に傷み、キンクなどが発生すると、そのステップワイヤ1本分が使用できなくなる。これに対し、本ステップワイヤブロック装置においては、これらジョイントステップ10やジョイントピース11などに代えて歯付き金具73で接続することができるようにし、ワイヤ1に傷みやキンクなどが発生した場合は、その箇所を含むワイヤ1をステップ2aから切離して悪い箇所を取り除いたワイヤ1を使用することができる。
【0032】
また、第一の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置においては、接手がワイヤ1に圧着されたジョイントステップ10の先端にジョイントピース11を取付けるため、この両ジョイントステップ10の間隔が長くなって駆動装置のステップ2を支持するコレット15の間隔を長くしなければならなくなり、駆動装置が大きくなる。これに対し、本ステップワイヤブロック装置においては、ステップ2aの中央に溝77を設け、この溝77に接続用の歯78を有する歯付き金具73を取付けてステップ2aとステップ2aとを接続する。これにより、ステップ2aとステップ2aとの接続がピン接続から溝77による面接続になってステップ2aが短くなるとともに接続が強化される。
【0033】
このように、本ステップワイヤブロック装置においては、ステップワイヤを接続する場合にワイヤ1の傷み、キンクなどの発生箇所を切除すればそのステップワイヤを再使用することができ、また駆動装置が小型化してステップワイヤブロック装置の使用効率が向上するなど、使用する場合における費用が低減する。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る重量物の移動装置は前記のように構成されており、ステップを介して索体を張引することにより索体に掛かる荷重を移動させるので、曲がりが自由で、軽量である、滑らない、任意の長さに接続して使用することができるなど索体の利点を活かした小型で扱い易く運搬に便利な重量物の移動装置を得ることができる。
【0035】
また、索体のどの部分でも傷み、或いはキンクなどが生じた場合は、その索体の傷み、キンクなどが生じた箇所をステップの端部から切り離して索体の端部のステップ同士を歯付き金具を介して結合することにより索体の接続が可能で、その索体を再使用することができるので、索体の使用効率が向上して使用上の費用が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態に係るステップワイヤブロック装置の正面図、同図(b),(c)はその要部詳細図である。
【図2】図2はそのステップの駆動装置の正面図である。
【図3】図3(a)はそのガイドカムの側面図、同図(b)は正面図である。
【図4】図4(a)はコレット装置の正面図、同図(b)は側面図である。
【図5】図5はコレット装置の要部詳細図である。
【図6】図6もコレット装置の要部詳細図である。
【図7】図7(a),(b),(c)はそれぞれ上記ステップワイヤブロック装置の使用説明図である。
【図8】図8(a)は本発明の他の実施の形態に係るステップワイヤブロック装置の正面図、同図(b)はその要部詳細図である。
【図9】図9(a)は本発明の実施の第三の形態に係るステップワイヤの正面図、同図(b)はそのステップの正面図、同図(c)は断面図、同図(d)は同図(b)におけるD−D矢視断面図、同図(e)は同図(c)におけるE−E矢視断面図である。
【図10】図10(a)は第三の実施の形態の応用例に係るステップワイヤのステップの正面図、同図(b)は断面図、同図(c)は同図(b)におけるC−C矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ
2 ステップ
2a ステップ
3 チェーン
4 上部スプロケット
5 ステップホルダ
6 動力軸
7 下部スプロケット
8 上部導入口
9 下部導入口
10 ジョイントステップ
11 ジョイントピース
12 ジョイントピン
13 ガイドカム
14 ガイドローラ
15 コレット
16 コレット軸
17 コレットアーム(右)
18 チェーンベース
19 ガイドピン
20 アームピン
21 アームばね
22 アームピンのブラケット
23 ガイドリンク
24 ストッパーリング
25 荷重受けローラ
26 荷重受けベース
27 コレットの角度保持アーム
28 コレットのスプリングピン
29 コレットのスプリング固定ピン
30 コレットの角度セットねじ
31 チェーンベースの固定ピン
32 コレットアーム(左)
33 軸受けメタルスリーブ
34 チェーンセンター線
35 コレットストッパー
36 コレット押しスプリング
37 補助ガイドカム
38 スプリング止め
39 スプリング
40 背面ローラ
41 センター荷重受けベース
42 コレット
43 コレットの横荷重受けローラ
51 センターピン
52 ストッパー
53 支持材
54 ステップストッパー
55 スプリング
56 クリアランス穴
57 クリアランスピン
58 ばね軸
73 歯付き金具
74 ジョイントピン
75 ユニバーサル接手
76 ピン
77 溝
78 歯
A コレット装置
B コレット装置
Claims (7)
- 長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記ステップがジョイントピンを介して長さ方向に分割および結合可能に設けられ上記索体が延長および短縮自在であることを特徴とする重量物の移動装置。
- 長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記コレットアームに所定の角度内で回転可能に遊着され、上記コレットアームは上記チェーンにチェーン中心線に対して常に一定の角度を保持可能に取付けられたことを特徴とする重量物の移動装置。
- 長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記ステップを下方から支持し、上記チェーンに取付けられたステップホルダが上記ステップを横方向から支持し、ストッパーが上記ステップの逆移動を阻止することを特徴とする重量物の移動装置。
- 長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記ステップの外面に周方向の溝が刻設され、上記索体の端部に設けられた上記ステップ同士が上記溝と嵌合可能な歯付き金具を介して互いに結合し、上記索体が上記ステップ毎に延長および短縮自在であることを特徴とする重量物の移動装置。
- 長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記コレットアームに所定の角度内で回転可能に遊着され、上記コレットアームは上記チェーンにチェーン中心線に対して常に一定の角度を保持可能に取付けられ、上記ステップの外面に周方向の溝が刻設され、上記索体の端部に設けられた上記ステップ同士が上記溝と嵌合可能な歯付き金具を介して互いに結合し、上記索体が上記ステップ毎に延長および短縮自在であることを特徴とする重量物の移動装置。
- 長さ方向に所定の間隔を空けて複数のステップが固定され荷重を牽引する索体と、該索体に沿って複数のスプロケット間に巻回して設けられ上記索体を両側から挟んで互いに反対方向に同速度で回転する1対のチェーンと、該チェーンにそれぞれコレットアームを介して装着されて上記チェーンとともに回転し上記ステップと係合して上記索体を張引するコレットとを備え、上記コレットは上記ステップを下方から支持し、上記チェーンに取付けられたステップホルダが上記ステップを横方向から支持し、ストッパーが上記ステップの逆移動を阻止するものであると共に、上記ステップの外面に周方向の溝が刻設され、上記索体の端部に設けられた上記ステップ同士が上記溝と嵌合可能な歯付き金具を介して互いに結合し、上記索体が上記ステップ毎に延長および短縮自在であることを特徴とする重量物の移動装置。
- 上記チェーンが上記索体の一方の側にのみ設けられ、上記索体の他方の側には上記チェーンに代えて複数のローラが上記索体に沿って設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の重量物の移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16591697A JP3652839B2 (ja) | 1996-09-30 | 1997-06-23 | 重量物の移動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-258904 | 1996-09-30 | ||
JP25890496 | 1996-09-30 | ||
JP16591697A JP3652839B2 (ja) | 1996-09-30 | 1997-06-23 | 重量物の移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10152296A JPH10152296A (ja) | 1998-06-09 |
JP3652839B2 true JP3652839B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=26490469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16591697A Expired - Fee Related JP3652839B2 (ja) | 1996-09-30 | 1997-06-23 | 重量物の移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3652839B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP16591697A patent/JP3652839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10152296A (ja) | 1998-06-09 |
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