JP3652419B2 - 釣り餌の製造具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、釣人が魚釣り用の餌を、釣りの現場で簡易に製造する事ができる釣り餌の製造具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、釣人が釣りの現場で簡易に釣り餌を製造する方法としては、粉末状の釣り餌を水で撹拌し、適宜の堅さにこねる事により、製造する方法がある。また、アルファー化澱粉、増粘剤等のゲル化剤を粉末状の釣り餌内に混合し、これを水と撹拌、または撹拌加熱によってゲル化させる方法がある。そして、このゲル化させた釣り餌をチューブ、ポンプ等に充填し、抽出口から少しずつ押し出して成形する事により使用する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この後記のアルファー化澱粉、増粘剤等のゲル化剤を利用した釣り餌の製造具に係るものである。従来、これらのアルファー化澱粉、増粘剤等のゲル化剤と液体とを混合させた釣り餌は、液体との撹拌時に混合が不十分だと、ダマができて思うように良好な釣り餌を製造する事ができない。
【0004】
また、成形はポンプ、チューブ等で押圧して出て来た形に限られ、魚の好む形に臨機応変に形状を変えたり、魚の大きさに対応して形状を変える等の応用性は乏しいものであった。また、従来のチューブ、ポンプ等を用いて、粉と液体を撹拌させる方法に於ては、一定量の餌をまとめて作るため、時間の経過とともに、作成した餌の内容が劣化し、いつも同じ状態の餌を得るという事ができず、釣果を低下させる等の欠点を有していた。
【0005】
本発明は上述の如き欠点を除去し、短時間に使用するだけの少量の釣り餌を、簡易に製造する事ができるとともに、その釣り餌の形状も使用者の任意の好みにより、大きさ、形状等を任意に形成する事ができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の如き課題を解決するため、ゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原料と、この釣り餌原料を一定の厚みに配置し得る深さを備えたトレーと、このトレーに配置した釣り餌原料に液体を供給し得る供給体とから成るものである。
【0007】
また、ゲル化剤は、アルファー化澱粉、または増粘多糖類であっても良い。
【0008】
また、アルファー化澱粉は、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、甘藷澱粉、コーンスターチ、わらび粉から選択されるものであっても良い。
【0009】
また、増粘多糖類は、寒天、ペクチン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ローカストビーンガム、グアガム、マンナンから選択されるものであっても良い。
【0010】
また、トレーは、下底内面を平坦とし外周部に外周枠を配置したものであっても良い。
【0011】
また、トレーは、下底内面に釣り餌原料を収納するための成形凹部を形成したものであっても良い。
【0012】
また、成形凹部は、釣り餌の対象となり得る生物の外形に類似させたものであっても良い。
【0013】
また、成形凹部は、生物の外形以外で一般的に釣り餌として用いられる形状に類似させたものであっても良い。
【0014】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、釣り餌を製造しようとする場合には、ゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原料(1)を、図1に示す如く、トレー(2)に一定の厚みに配置する。このトレー(2)への釣り餌原料(1)の配置は、釣りを行う者の好みに応じて、任意の厚みに配置する事ができる。
【0015】
そして、このトレー(2)に配置した釣り餌原料(1)に、スポイト、チューブ、ポンプ等の供給体(3)により少量の液体を滴下する。この少量の液体の滴下量は、任意に決定する事ができるし、また、滴下形状、滴下幅等も使用者の好みにより、任意に決定する事ができる。
【0016】
この液体を釣り餌原料(1)に滴下する事により、釣り餌原料(1)はゲル化剤が液体によってゲル化され、一定の形状に固定される。そして、この固定された釣り餌(5)を、図2に示す如く、トレー(2)の上から指(4)等で引き上げる事により、液体と接触していない粉末状の釣り餌原料(1)とは分離され、水と接触した部分のみが、固形の釣り餌(5)として取り出す事ができる。この固形化した釣り餌(5)は、そのまま針付けして使用する事もできるし、任意の長さ、大きさ等にこれを切断して使用する事も勿論可能である。
【0017】
また、粉末状の釣り餌原料(1)に混入するゲル化剤は、アルファー化澱粉、または増粘多糖類等を用いる事ができる。そして、アルファー化澱粉は馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、甘藷澱粉、コンスターチ、わらび粉等から選択されるものである。また、増粘多糖類としては、寒天、ペクチン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ローカストビーンガム、グアガム、マンナン等を任意に選択して用いる事ができる。
【0018】
また、トレー(2)は下底内面(6)を平坦とし、外周部に外周枠(7)を配置する事により、トレー(2)の表面に安定よく、ゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原料(1)を、配置する事ができるようにしている。
【0019】
また、他の方法ではトレー(2)の下底内面(6)に、釣り餌原料を収納するための成形凹部(8)を形成する。そして、この成形凹部(8)の形状をミミズ、ブドウ虫、ゴカイ等の釣り餌の対象となり得る生物の外形に類似させた形状とする。この成形凹部(8)内にゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原料(1)を充填した後、液体をこの成形凹部(8)に滴下する事によって、釣り餌の対象となり得る生物の外形に、類似させたゲル状の釣り餌(5)を得る事ができ、さらに釣果を増大させる事が可能となる。
【0020】
また、上記の成形凹部(8)は、釣り餌の対象となり得る生物に類似させた形状以外に、一般的に釣り餌として用いられることが多い形状であっても良い。例えば、球形状、楕円形状、うどん形状等であっても良い。
【0021】
また、滴下するための液体は水をそのまま用いてもよいが、魚類の集魚性、摂餌性を促進させる、アミノ酸やサナギエキス、沖アミエキス等を混合すると、更に良好な釣果を得る事ができる。また、この液体の滴下量は、形成する釣り餌の形状に応じて任意に設定する事ができるものであり、1cc〜30cc程度、場合に応じて5cc〜10cc程度を用いる事ができ、これは魚の大きさ、魚の口部の形状、魚の性質等に応じて任意に決定する事ができる。
【0022】
また、液体の滴下は、滴下しやすいスポイト、ポンプ、シリンジ等適宜の供給体(3)を用いる事ができるが、例えば、スポイトを供給体(3)として用いる場合は、先端の直径が1mm〜5mmのものを使用すると、液体の滴下による粉末状の釣り餌原料(1)をゲル化させるための成形が容易となる。また、液体にゲル化を促進させる物質、例えば、塩類等の金属イオンを含む物質やアルカリ成分を含ませる事により、ゲル化の強弱を調整して、理想とする釣り餌を得る事も可能となる。
【0023】
【実施例1】
ゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原 ( ) して、アルファー化澱粉であるコーンスターチアルファー化澱粉を99wt%、増粘多糖類としてアルギン酸ナトリウム1wt%を配合した粉末状の釣り餌原料(1)を用いる。また、更に集魚効果を高めるために、サナギエキスを0.1wt%配合する。
【0024】
この釣り餌原料(1)を約5mmの厚みでトレー(2)の表面に配置する。そして、この粉末状の釣り餌原料(1)の表面にスポイトで形成した供給体(3)によって、水を均一に線を描くように5cm滴下する。この滴下幅は3mmとする。この滴下後に水によってゲル化した部分を、指等で摘まみ引き上げる。そして、このゲル化した釣り餌を、適度な大きさに切断して、釣り針に付けて使用する。
【0025】
【実施例2】
アルファー化澱粉99.5wt%、ポリアクリル酸ナトリウム0.5wt%を配合した釣り餌原料(1)を、虫形状の成形凹部(8)を設けたトレー(2)の下底内面(6)に配置する。そして、水90wt%、サナギエキス10wt%を混合して形成した液体を、成形凹部(8)に滴下する事により、成形凹部(8)内に積層した粉末状の釣り餌原料(1)をゲル化する。そして、液体の滴下から30秒後に、この成形凹部(8)から、ゲル化した釣り餌(5)を引き上げる事により、虫状に成形された釣り餌(5)を得る事ができ、これをそのまま針付けする。
【0026】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したものであるから、釣り餌の形状、大きさ等を、任意に釣人が形成する事が可能となり、状況に対応した釣り餌を作成でき釣果を高める事が可能となる。
【0027】
また、液体を接触させてゲル化させる事により形成する釣り餌は、一回の針掛けに使用する量、若しくは数回分に限定して製造する事ができるから、多量に製造して製品の劣化を招く様な事がない。そのため、常に新鮮な釣り餌を使用する事ができ、釣果の向上を図る事が可能となる。
【0028】
また、釣り餌の製造に用いる用具は、トレーとゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原料及び液体を供給するための供給体のみである。そのため、繁雑となり易い釣りの現場に於ても、複雑な手数を取る事がなく、簡易に効果的な釣り餌を得る事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トレーに配置した釣り餌原料に液体を供給している状態の斜視図である。
【図2】液体の供給によりゲル化した釣り餌を取り上げる状態を示す斜視図である。
【図3】トレーの平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】トレーの下底内周に成形凹部を設けた状態の平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 釣り餌原料
2 トレー
3 供給体
5 釣り餌
6 下底内面
7 外周枠
8 成形凹部

Claims (8)

  1. ゲル化剤を混入した粉末状の釣り餌原料と、この釣り餌原料を一定の厚みに配置し得る深さを備えたトレーと、このトレーに配置した釣り餌原料に液体を供給し得る供給体とから成る事を特徴とする釣り餌の製造具。
  2. ゲル化剤は、アルファー化澱粉、または増粘多糖類である事を特徴とする請求項1の釣り餌の製造具。
  3. アルファー化澱粉は、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、甘藷澱粉、コーンスターチ、わらび粉から選択されるものである事を特徴とする請求項2の釣り餌の製造具。
  4. 粘多糖類は、寒天、ペクチン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ローカストビーンガム、グアガム、マンナンから選択されるものである事を特徴とする請求項2の釣り餌の製造具。
  5. トレーは、下底内面を平坦とし外周部に外周枠を配置したものである事を特徴とする請求項1の釣り餌の製造具。
  6. トレーは、下底内面に釣り餌原料を収納するための成形凹部を形成したものである事を特徴とする請求項1の釣り餌の製造具。
  7. 成形凹部は、釣り餌の対象となり得る生物の外形に類似させたものである事を特徴とする請求項6の釣り餌の製造具。
  8. 成形凹部は、生物の外形以外で一般的に釣り餌として用いられる形状に類似させたものである事を特徴とする請求項6の釣り餌の製造具。
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