JP3651756B2 - 釘打機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、別体の付属品を非使用時に収納可能な収納手段を備えた釘打機に関する。
【0002】
【従来の技術】
釘打機では、例えば平打ちを行う際、釘打機本体から突設されたドライバガイドの先端にキャップ状のアダプタを嵌着する等、別体の付属品が一時的に使用されることがある。そこで、この付属品を必要なときにすぐ取り出して使用できるように、釘打機には、付属品を非使用時に収納可能な収納手段が設けられている。例えば上記アダプタでは、連結釘を収納するマガジンやグリップ部の端部等に、アダプタを嵌合させる凸部やアダプタの半分を収納する嵌合部等を形成して、アダプタを着脱可能に保持させるものである。
一方、釘打機には、例えば上記マガジンでは連結釘の出し入れに用いる開口部を任意に開閉可能なマガジンキャップ等の可動部材が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記アダプタの収納手段では、アダプタが露出状態で収納されると共に、その保持が単純な嵌合によっているから、釘打機の使用中にアダプタに外力が加わると脱却しやすく、紛失する虞れもある。
【0004】
そこで、本発明は、マガジンキャップのような可動部材を合理的に利用した収納手段の採用により、付属品の偶発的な脱却や紛失を防止し、付属品の収納に係る信頼性を向上させることができる釘打機を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前記収納手段を、ハウジング又は可動部材の一方側に設けられ、付属品を保持可能な保持部と、他方側に設けられ、可動部材の閉塞位置で付属品の保持部からの脱却を防止可能な規制部としたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ハウジングが、連結釘を収納可能で、連結釘を出し入れするための開口部を有するマガジン本体であり、前記可動部材が、前記開口部を任意に開閉可能なマガジンキャップであって、前記保持部を、前記マガジン本体の外面に設けられる収納室とする一方、前記規制部を、前記マガジンキャップが前記マガジン本体を閉塞する位置で前記収納室の開口を閉塞可能な蓋体としたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、釘打機1の全体図で、グリップ部3を直交状に連設した本体2の先端には、ドライバガイド4が突設されており、ドライバガイド4とグリップ部3の後端との間には、連結釘を巻回状態で収容する略円筒状のマガジン5と釘送り通路6とが掛け渡し状にして取り付けられている。このマガジン5は、マガジン本体7と釘送り通路6との側面に形成された開口部を開閉する可動部材としてのマガジンキャップ8をヒンジ部9で蝶着しているが、マガジンキャップ8の自由端の外面には、図2にも示すように、マガジン本体7の軸方向と平行に筒状のガイド部10が突設され、そのガイド部10に、ロックピン11が図2の右側への付勢状態で収納されている。又、ロックピン11の後端には、マガジンキャップ8の外面に形成されたツマミ12と対になる可動ツマミ13がボルト14を介して連結されて、ツマミ12と可動ツマミ13とを指で挟むことで、ロックピン11を付勢に抗して図2の左側へスライド可能となっている。一方、マガジン本体7側には、マガジンキャップ8の閉塞位置でロックピン11の先端が挿入可能なロックプレート15が連結されている。
【0007】
そして、釘打機1においては、平打ちの際にドライバガイド4の先端に嵌着させてドライバガイド4の適正な姿勢維持を図る付属品としてのアダプタ16(図1の二点鎖線で表す)が使用されるが、このアダプタ16を使用しない場合に釘打機1に収納できるように、マガジン本体7の外面でマガジンキャップ8の自由端際には、図3にも示す如く、アダプタ16の保持部としての収納室17が突設されている。この収納室17は、アダプタ16が軽圧入される内形を有して上方のみを開口させた筒状を呈し、単独でアダプタ16を略完全に収納可能となっている。一方、マガジンキャップ8の端縁には、マガジンキャップ8がマガジン本体7を閉塞する位置で収納室17の開口を閉塞可能な規制部としての蓋体18が延設されている。
【0008】
以上の如く構成された釘打機1においては、アダプタ16を使用しない場合は、先述のようにツマミ12と可動ツマミ13とを挟むようにしてロックピン11を後退させれば、ロックピン11とロックプレート15との係止が解除されるため、そのままマガジンキャップ8を開放させれば、蓋体18も収納室17から離反し、収納室17の開口を開放させる。よって、アダプタ16を収納室17に嵌め込み、再びマガジンキャップ8をマガジン本体7の閉塞位置へ回転させれば、ロックピン11がロックプレート15に係止してマガジンキャップ8がロックされると同時に、蓋体18が収納室17の開口を閉塞し、アダプタ16の収納は完了する。
一方、アダプタ16を使用する際は、収納時と同様にマガジンキャップ8を解放させれば、収納室17が開放されるため、そのままアダプタ16を収納室17から取り出すことができる。
【0009】
このように、上記実施の形態によれば、収納手段を収納室17と蓋体18とで構成したことにより、アダプタ16を収納室17に確実に収納可能となるから、使用しないアダプタ16が偶発的に収納室17から脱却したり紛失したりする虞れがなくなり、収納時の信頼性が向上する。又、収納室17を閉塞する蓋体18をマガジンキャップ8に延設しているから、マガジンキャップ8の閉塞と共に収納室17が自動的に閉塞され、アダプタ16が脱却防止される合理的な構成となる。
【0010】
尚、上記形態では、収納室17をマガジン本体7に、蓋体18をマガジンキャップ8にそれぞれ設けているが、互いに逆にしても良い。又、収納室17の側面にスリット19(図3に表示)や透孔、透明な樹脂板等を設ければ、マガジンキャップ8を開けなくてもアダプタ16の有無の確認が行え、便利となる。
一方、保持部の具体的構造も、上記形態のようにアダプタ16を完全に収納する収納室17に限らず、図4のように、マガジン本体7にアダプタ16を逆向きにして嵌着可能な突起20を設け、マガジンキャップ8に延設した蓋体18a等をアダプタ16の底面に当接させる構成としても、アダプタ16の脱却や紛失は防止できる。勿論これら収納室17や突起20の形状も、付属品の形状に合わせて適宜変更可能である。
そして、上記形態では、マガジン本体7に蝶着されるマガジンキャップ8を利用してアダプタ16を収納可能としているが、このような可動部材はスライドタイプでも同様に適用できる。又、マガジン本体7に限らず、本体2やグリップ部3等に可動部材が設けられれば、それらのハウジングと可動部材との間に収納手段を適用することもできる。更に、収納する対象も、アダプタ16に限らず、レンチや油差し等の他の付属品に用いることは勿論可能である。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、収納手段を前記保持部と規制部とで構成したことで、付属品が確実に収納可能となるから、使用しない付属品が保持部から偶発的に脱却したり紛失したりする虞れはなくなり、収納時の信頼性が向上する。又、保持部又は規制部を可動部材に設けているため、可動部材の閉塞と共に付属品が自動的に脱却防止される合理的な構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】釘打機の全体図である。
【図2】マガジンの側面説明図である。
【図3】アダプタの収納状態を示す説明図である。
【図4】保持部の変更例の説明図である。
【符号の説明】
1・・釘打機、2・・本体、5・・マガジン、7・・マガジン本体、8・・マガジンキャップ、11・・ロックピン、16・・アダプタ、17・・収納室、18・・蓋体、19・・スリット、20・・突起。
Claims (2)
- 別体の付属品を非使用時に収納可能な収納手段を備える一方、ハウジングに、前記ハウジングに設けた開口部を任意に開閉可能で、常態では前記開口部の閉塞位置で前記ハウジングに固定される可動部材を設けた釘打機であって、
前記収納手段を、前記ハウジング又は前記可動部材の一方側に設けられ、前記付属品を保持可能な保持部と、他方側に設けられ、前記可動部材の前記閉塞位置で前記付属品の前記保持部からの脱却を防止可能な規制部としたことを特徴とする釘打機。 - 前記ハウジングが、連結釘を収納可能で、連結釘を出し入れするための開口部を有するマガジン本体であり、前記可動部材が、前記開口部を任意に開閉可能なマガジンキャップであって、
前記保持部を、前記マガジン本体の外面に設けられる収納室とする一方、前記規制部を、前記マガジンキャップが前記マガジン本体を閉塞する位置で前記収納室の開口を閉塞可能な蓋体としたことを特徴とする請求項1に記載の釘打機。
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- 1998-11-13 JP JP32373698A patent/JP3651756B2/ja not_active Expired - Fee Related
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