JP3651192B2 - フィルタユニット - Google Patents

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、大気中に含まれる塵や埃を除去するエアフィルタに用いるのに好適なフィルタユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
エアフィルタに用いるフィルタユニットとしては、従来、図1に示すようなものが知られている。
【0003】
図1において、フィルタユニット2は、濾材の外周面にフレームを取り付けてなるフィルタパネル3の複数個を、隣接するフレーム上端同士および下端同士を接合しながらジグザグに配列することによって構成されている。接合部は、濾材カバー7で覆われている。エアフィルタ1は、そのようなフィルタユニット2を枠体4内に配置することによって構成される。しかしながら、ここで使われているフィルタユニットは、複数個のフィルタパネルを隣接するフレーム上端同士および下端同士を接合しながらジグザグに配列しなければならないので、組立が大変やっかいである。
【0004】
また、特開平7-738号公報には、複数枚の短冊状の濾材をその長手方向を揃えて隣り合わせて配列し、配列体の上下方向(濾材の長手方向)両側縁に平板を接着した後、その平板を隣接する濾材の境目において上下交互に切断し、ジグザグに拡げてなるフィルタユニットが記載されている。しかしながら、この従来のフィルタユニットは、複数枚の短冊状の濾材をその長手方向を揃えて隣り合わせて配列し、配列体の上下両側縁に平板を接着した後、その平板を隣接する濾材の境目において上下交互に切断しなければならないので、やはり組立に手間場かかるし、平板の切断に際して濾材を傷つける虞もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来のフィルタユニットの上述した問題点を解決し、フィルタパネル同士の連結を簡単かつ確実に行うことができて組立が容易なフィルタユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、方形の濾材の相対向する2側縁に横断面がコの字状のフレームを嵌着してなるフィルタパネルを有し、上記フレームの相対向する2つの立設枠のうち、一方の立設枠の外面には凸部が形成され、他方の立設枠の外面には凹部が形成され、上記凸部が上記凹部に嵌挿されて上記フィルタパネルの複数個がジグザグに連結されているフィルタユニットを特徴とするものである。
【0007】
上記において、濾材はエレクトレット不織布からなっていることが好ましい。また、濾材にはプリーツ加工が施されていることが好ましい。その場合、フレームはプリーツの折り線方向において濾材の両側縁に嵌着される。さらに、立設枠の外面の凸部がレールとして形成され、凹部が溝として形成されていることが好ましい。また、少なくともいずれが一方の立設枠の外面が外方に向かって傾斜せしめられていることが好ましく、より好ましくは他方の立設枠の外面が外方に向かって傾斜せしめられている。
【0008】
そして、上記フィルタユニットが枠体内に収納されてエアフィルタをなすことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2において、エアフィルタ1は、複数個のフィルタパネル3をフレーム6でジグザグに連結してなるフィルタユニット2を矩形の枠体4内に収納してなる。
【0010】
フィルタパネル3は、図3に示すように、方形の濾材5の相対向する2側縁に横断面がコの字状のフレーム6を嵌着してなる。このフレーム6には、図4および図5に示すように、相対向する2つの立設枠のうち、一方の立設枠の外面に凸部6aが、他方の立設枠の外面に凹部6bがそれぞれ形成されていて、図5に矢印で示すように凸部6aを凹部6bに挿嵌することによって隣接するフィルタパネル3同士を連結し、図2に示すようなフィルタユニット2とする。凹部6bが形成されている立設枠は、図4に示すようにフレーム6の底面から上方に向かって徐々に厚くなっており、外面が外方に向かって傾斜している。そのため、凸部6aを凹部6bに挿嵌すると、隣接する両フィルタパネルは外面の傾斜の角度に応じた一定の角度で連結されることになる。
【0011】
上記において、濾材としては、ガラス繊維や合成繊維からなる不織布などを用いることができる。なかでも、合成繊維からなる不織布、それも塵や埃の捕集効果に優れるエレクトレット不織布であるのが好ましい。また、捕集面積を大きくして捕集効果を向上させるために、濾材にプリーツ加工を施しておくのも好ましい。その場合、プリーツ加工によるひだの間隔を一定に保つために、ホットメルト樹脂などを線状に塗布したビード加工を施しておくのも好ましいことである。
【0012】
フレームは、アルミニウム合金の引抜成形や、ABS樹脂の押出成形または射出成形などによって簡単に得ることができる。また、エアに対するシールを確実にするために、濾材との嵌着面や、凸部と凹部との嵌挿面にウレタン樹脂やエポキシ樹脂などのシール剤を塗布しておくのも好ましいことである。
【0013】
また、凸部や凹部は、フィルタパネル同士の連結を確実に行うために、それぞれレール、溝として形成しておくのが好ましいが、両者の嵌合が連続的である必要は必ずしもなく、部分的であってもよい。
【0014】
さらに、少なくとも一方の立設枠の外面を外方に向かって傾斜せしめておくと、連結と同時に隣接するフィルタパネルがなす角度を傾斜の程度に応じた一定の角度にすることができるので好ましいが、角度の調整は、凸部と凹部とを遊嵌させることによっても可能である。より好ましくは、強度と凹部形成を容易にするために、凹部が形成されている立設枠の外面を外方に向かって傾斜せしめておく。
【0015】
また、上記フィルタユニットを枠体内に収納しエアフィルタに用いると、その確実な組立により性能の高いエアフィルタが得られるので好ましい。
【0016】
【発明の効果】
本発明のフィルタユニットは、横断面がコの字状のフレームの一方の立設枠の外面に凸部を形成し、他方の立設枠の外面に凹部を形成し、凸部を凹部に挿嵌することによって複数校のフィルタパネルをジグザグに連結するので、フィルタパネル同士の連結が簡単かつ確実で、しかも、組立が大変容易になる。この連結は、凸部をレールとして形成し、凹部を溝をして形成した場合にはより確実になる。また、少なくとも一方の立設枠の外面を外方に向かって傾斜せしめた場合には、連結と同時に隣接するフィルタパネルがなす角度を傾斜の程度に応じた一定の角度にすることができ、空気の流れに偏りができるのを防止できるようになる。凹部が形成されている他方の立設枠の外面を外方に向かって傾斜せしめた場合には、強度が高まり、また、凹部の形成が容易になる。さらに、確実な組立ができることにより、本発明のフィルタパネルを用いたエアフィルタは高性能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフィルタユニットを用いたエアフィルタの概略一部横断面図である。
【図2】本発明の一実施態様に係るフィルタユニットを用いたエアフィルタの概略斜視図である。
【図3】図2に示したエアフィルタのフィルタパネルの概略斜視図である。
【図4】図2に示したエアフィルタのフレームの概略横断面図である。
【図5】図3に示したフィルタパネルを連結している様子を示す、フィルタパネルの概略斜視図である。
【符号の説明】
1 : エアフィルタ
2 : フィルタユニット
3 : フィルタパネル
4 : 枠体
5 : 濾材
6 : フレーム
6a : 凸部
6b : 凹部
7 : 濾材カバー

Claims (8)

  1. 方形の濾材の相対向する2側縁に横断面がコの字状のフレームを嵌着してなるフィルタパネルを有し、上記フレームの相対向する2つの立設枠のうち、一方の立設枠の外面には凸部が形成され、他方の立設枠の外面には凹部が形成され、上記凸部が上記凹部に嵌挿されて上記フィルタパネルの複数個がジグザクに連結されているフィルタユニット。
  2. 濾材がエレクトレット不織布からなっている、請求項1に記載のフィルタユニット。
  3. 濾材にプリーツ加工が施されている、請求項1または2に記載のフィルタユニット。
  4. フレームがプリーツの折り線方向において濾材の両側縁に嵌着されている、請求項3に記載のフィルタユニット。
  5. 凸部がレールとして形成され、凹部が溝として形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載のフィルタユニット。
  6. 少なくともいずれか一方の立設枠の外面が外方に向かって傾斜せしめられている、請求項1〜5のいずれかに記載のフィルタユニット。
  7. 他方の立設枠の外面が外方に向かって傾斜せしめられている、請求項1〜6のいずれかに記載のフィルタユニット。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のフィルタユニットを枠体内に収納してなるエアフィルタ。
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