JP3649916B2 - タイル用洗浄剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイルの洗浄に用いるタイル洗浄剤に関するものであり、詳しくは、外装壁タイル、外装床タイル、内装壁タイル、内装床タイルの汚れを簡単に除去することが可能なタイル用洗浄剤に関するものである。
【従来の技術】
タイルは一般的に樹脂や金属材料に比べて耐候性に富んだ材料であるが、長期に渡って使用されると、タイル表面に種々の物質が付着して外観上に変化が見られ、汚れとなる。例えば、建築物の外装壁タイルに付着する汚れは、▲1▼雨水中のほこりや土粒子等が付着した汚れ、▲2▼炭酸カルシウム等が付着した汚れ、▲3▼親油性汚れ、及び▲4▼無水珪酸が付着固化した汚れの4種類に大別できると考えられている。
【0002】
▲1▼の親水性の汚れは水洗いや拭き取りで除去できることが多い。▲2▼の炭酸カルシウムはモルタル、コンクリートの硬化反応に伴って発生し、白華と考えられている。これは塩酸で洗えば除去できる。▲3▼の親油性汚れは、例えば、シリコンシーリング材中の低分子量成分が雨水等によって周辺に拡散し、大気中の塵埃やディーゼル車の排気ガス中に含まれるカーボンが付着して汚れとなったり、そのものが汚れとなったりする。この親油性汚れは水洗いでは除去できず、都市部では汚れの主体となっている。▲4▼の無水珪酸はコンクリート等のセメント硬化物の炭酸化に伴って遊離するものや、大気中に存在するものがタイル表面に付着して発生すると考えられており、虹色に見えることから虹彩と呼ばれている。この種の汚れは金属光沢のラスタータイルや濃色系のタイルで目立ちやすい傾向がある。これらの汚れはタイル表面に強固に付着していて、水洗い、塩酸洗い、擦り等では落とすことができず、フッ化水素酸が用いられていた。
【0003】
前述のようにタイルの洗浄には、塩酸やフッ化水素酸が用いられるが、高濃度の塩酸はサッシ等の金属部材の腐食の恐れがあり、また、石材等に含まれるFe元素を酸化鉄に変え、いわゆる酸焼けを発生させる恐れがある。フッ化水素酸は塩酸よりは弱い酸であるが、有毒である。
特に最近の都市部の外装壁は親油性の汚れが大変目立つ。親油性の汚れが多い外装壁を従来の酸洗浄剤で洗浄しても、酸は親油性の汚れに対する洗浄効果がないので、無理に親油性の汚れを落とそうとして過剰の酸を使用すると、酸焼けや有害性などの弊害が大きくなる。
上記問題を解決するために、酸と界面活性剤を併用した洗浄剤もあるが、親油性汚れに対する洗浄性は十分とはいえないのが現状である。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、外装壁タイル、外装床タイル、内装壁タイル、内装壁タイルなどのタイルに付着した汚れを安全に、且つ簡単に除去することができるタイル用洗浄剤を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、フッ化水素アンモニウムと界面活性剤に、アルコール化合物のアルキレンオキシド付加物又はそのエーテル化合物を併用すると、上記課題を効率的に解決できるとの知見に基づいてなされたのである。
すなわち、本発明は、(a)フッ化水素アンモニウム0.1〜70重量%、(b)界面活性剤0.01〜50重量%及び(c)一般式(I)で表される化合物1〜70重量%を含有することを特徴とするタイル用洗浄剤を提供する。
【化2】
1 −O−(AO)n−R2 ・・・・・(I)
(式中、R1 は炭素原子数1〜9のアルキル基、炭素原子数1〜9のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基、または炭素原子数1〜5のアルキル基を有するフェニル基であり、R2 は水素原子、または炭素原子数1〜9のアルキル基または炭素原子数1〜9のアルケニル基を示す。また、Aは炭素原子数2〜4のアルキレン基を、nはオキシアルキレン基(AO)の平均付加モル数を表す1〜20の整数である。なお、−(AO)−においては、同一のオキシアルキレン基が単独で付加していても、2種類以上のオキシアルキレン基が付加していても良い。)
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で(a)成分として用いるフッ化水素アンモニウムは、特に無水珪酸汚れに対し洗浄効果を持ち、フッ化水素酸よりも取り扱いが安全である。
本発明で(b)成分として用いる界面活性剤は、特に制限されるものではなく、例えば、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。中でもノニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤が好ましく、特にノニオン界面活性剤が好ましい。これら界面活性剤は単独使用しても良いし、2種類以上を適宜組み合わせて使用しても良い。
前記ノニオン性界面活性剤として好ましい具体例を挙げる。ここでpはアルキレンオキシドの平均付加モル数を示し、アルキレンオキシドはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはこれらの混合物である。
【0006】
(1)ポリオキシアルキレン(p=1〜40)アルキルまたはアルケニル(C10〜C22)エーテル
(2)ポリオキシアルキレン(p=1〜40)アルキルまたはアルケニル(C6 〜C22)フェニルエーテル
(3)ポリオキシアルキレン(p=0.5〜40)アルキルまたはアルケニル(C10〜C22)アミン
(4)ポリオキシアルキレン(p=1〜50)アルキルまたはアルケニル(C10〜C22)アミド
(5)エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロック付加物(プルロニック型界面活性剤)
【0007】
これらのノニオン性界面活性剤の中でも特に下記式(II)で表される化合物が好ましい。
【化3】
3 −O−(AO)m−H・・・・・(II)
(式中、R3 は炭素原子数10〜22のアルキル基、炭素原子数10〜22のアルケニル基、または炭素原子数6〜12のアルキル基を有するフェニル基を示す。またAは炭素原子数2〜4のアルキレン基を示し、mはオキシアルキレン基(AO)の平均付加モル数を示し、3〜20の整数である。但し、−(AO)m−基は、オキシアルキレン基が単独で付加していても、2種類以上のオキシアルキレン基が混同して付加していても良い。)また、これら界面活性剤は単独でも2種類以上を適宜組み合わせても良い。
【0008】
前記アニオン性界面活性剤として好ましい具体例を挙げる。
(i)平均炭素原子数10〜16のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸およびその塩
(ii)平均炭素原子数10〜20のアルファオレフィンスルホン酸およびその塩
(iii)アルキル基またはアルケニル基の炭素原子数が4〜10のジアルキルスルホコハク酸およびその塩
(iv)平均炭素原子数10〜20のアルキル硫酸およびその塩
【0009】
(v)平均炭素原子数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基、もしくはアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルのエチレンオキシドを付加したアルキルエーテル硫酸およびその塩
(vi)平均炭素原子数10〜22の飽和または不飽和脂肪酸およびその塩
これらのアニオン性界面活性剤が塩の場合は、対イオンとしてナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、またはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン塩を用いるのが好ましい。これらの界面活性剤は単独で使用しても良いし、2種類以上を適宜組み合わせて使用しても良い。
【0010】
本発明で(c)成分として用いる一般式(I)で表される化合物について、好ましい例を挙げて説明する。
一般式(I)中、特にR1 は炭素数1〜6のアルキル基、炭素原子数3〜6のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基であるのが好ましく、より好ましくは炭素数1〜6のアルキル基である。また、特にR2 は水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であるのが好ましく、より好ましくは水素原子である。また、特にAは炭素原子2〜3個のアルキレン基であるのが好ましく、nは1〜10の整数であるのが好ましく、特に好ましくは1〜4の整数である。
【0011】
一般式(I)で示される化合物の具体例としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノー2ーエチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノー2ーエチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールフェニルエーテル、ジエチレングリコールベンジルエーテル等がある。また、グリコールジエーテルの例を挙げると、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールジプロピレングリコールモノブチルエーテル等である。本発明ではこれらのエーテル化合物をそれぞれ単独で使用しても良いし、2種類以上を適宜組み合わせて使用しても良い。
【0012】
上記化合物中、特に、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテルやジエチレングリコールモノヘキシルエーテルが好ましい。
本発明では、界面活性剤と一般式(I)に示す化合物を併用することにより親油性の汚れを簡単に除去することができる。
本発明のタイル用洗浄剤は、上記(a)〜(c)成分を必須とし、(a)成分のフッ化水素アンモニウムの割合が洗浄剤全体の0.1〜70重量%の範囲であり、好ましくは0.5〜50重量%の範囲であり、特に好ましくは1〜10重量%の範囲である。また、界面活性剤の割合は、洗浄剤全体の0.01〜50重量%の範囲であり、好ましくは0.05〜30重量%の範囲であり、特に好ましくは0.1〜10重量%の範囲である。また、前記一般式(I)で示される化合物の割合は、洗浄剤全体の1〜70重量%の範囲であり、好ましくは5〜50重量%の範囲であり、特に好ましくは10〜30重量%の範囲である。
【0013】
本発明では、タイル用洗浄剤にさらに種々の成分を含有させることができるが、特にキレート剤を含有させるのが好ましい。本発明で用いられるキレート剤は特に限定されるものではなく、例えば、リン酸化合物およびその塩、多価カルボン酸化合物およびその塩、高分子カルボン酸およびその塩等が挙げられる。
前記リン酸化合物およびその塩の具体例としては、トリポリリン酸、ピロリン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ニトリロトリメチレンホスホン酸、およびそれらの塩等が挙げられる。
前記多価カルボン酸およびその塩の具体例としては、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、クエン酸、グリコール酸、グルコン酸、ヒドロキシエチレンジアミン四酢酸、およびそれらの塩等が挙げられる。
前記高分子カルボン酸およびその塩の具体例としてポリアクリル酸、アクリル酸/マレイン酸共重合体およびそれらの塩等が挙げられる。
【0014】
これらのキレート剤が塩の場合は、対イオンとしてナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、またはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカノールアミン塩を用いるのが好ましい。
これらのキレート剤は単独で使用しても良いし、2種類以上を適宜組み合わせて使用しても良い。本発明において、キレート剤を用いると炭酸カルシウム汚れや鉄錆汚れ等の金属イオン系汚れの除去に対しても優れた洗浄効果が得られる。
前記キレート剤の使用割合は、洗浄剤全体の0.01〜70重量%の範囲であるのが好ましく、より好ましくは0.1〜50重量%の範囲であり、特に好ましくは1〜30重量%の範囲である。
この他に、本発明のタイル用洗浄剤は、凝固点降下剤、分散剤、粘度調製剤、腐食防止剤、防腐剤、香料、着色剤、消泡剤、酸化防止剤等の添加剤を含有していてもよい。
【0015】
前記凝固点降下剤としては、例えば、低級アルコール(メタノール、エタノール、イソプロパノール等)やグリコール類(エチレングリコール、プロピレングリコール等)があげられる。また、前記分散剤としては、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリスチレンエマルション等があげられる。前記粘度調整剤としては、塩化ナトリウム、塩化カルシウム等があげられる。また、前記腐食防止剤としては、ベンゾトリアゾール、アミン類、アルキルアミン類等があげられ、前記防腐剤としては、安息香酸、イソチアゾロン等があげられる。
本発明のタイル用洗浄剤は、液状、ペースト状、粉状などの任意の形態とすることができるが、上記成分の残部として水または水性溶媒を加えて液状にしたものが好ましい。この場合、タイル用洗浄剤中、水の量を20〜90重量%とするのが好ましい。本発明のタイル用洗浄剤が液状である場合、タイルの洗浄に当たって、原液をそのままの濃度で用いても、水で希釈して水溶液や分散液として使用することもできる。
【0016】
本発明のタイル用洗浄剤はタイルに直接付着させることにより使用できる。その付着方法は特に制限されず、例えば、スポンジや雑巾や刷毛に含ませて塗布する方法や、スプレー等で噴霧する方法があげられる。
前記タイル用洗浄剤の濃度は通常原液で使用するが、汚れや被洗物によって適宜濃度を調整することができる。
また、本発明のタイル用洗浄剤の塗布割合は、その水溶液の濃度や汚れや被洗物の種類等により適宜決定されるが、例えば、タイル用洗浄剤を原液で使用したときのタイルへの塗布割合は、通常、5〜500g/m2 、好ましくは100〜200g/m2 の割合である。
【0017】
【発明の効果】
本発明のタイル用洗浄剤をタイル洗浄に適用すれば、安全に且つ簡単に汚れを除去することができる。したがって、本発明のタイル用洗浄剤の適用により、効率の良いタイル洗浄が可能になり洗浄に費やす労働力を節約することができる。尚、本発明は主に外装壁タイル用洗浄剤として使用するものであるが、同種の汚れが発生する外装床タイル、内装壁タイル、内装床タイル用洗浄剤、及び石材用洗浄剤としても使用し得るものである。
次に実施例により本発明を説明する。
【0018】
【実施例】
実施例1〜7
表−1に示す処方に従って、タイル用洗浄剤組成物調製した。表−1中の各成分の量を示す数字の単位は重量%であり、(b)成分の界面活性剤及び(c)成分の一般式(I)で表される化合物として、以下の化合物を用いた(以下、同じ)。
界面活性剤b−1
上記式(II)中、R3 がC12〜C14(2級)、AOがC2 4 O、nが9の化合物。
界面活性剤b−2
上記式(II)中、R3 が−ph−C9 19(phはベンゼン環)、AOがC2 4 O、nが10の化合物。
界面活性剤b−3
上記式(II)中、R3 がC12〜C14(1級)、AOがC2 4 O、nが8の化合物。
【0019】
化合物c−1 C4 9 O(C2 4 O)2
化合物c−2 C4 9 O(C2 4 O)3
化合物c−3 C6 13O(C2 4 O) 2
タイル用洗浄剤の洗浄力を下記の方法で評価した。評価結果を組成とともに表−1に示す。
洗浄力の試験方法
築後10年経過したビルの外装壁タイルに対し、タイル用洗浄剤原液をスポンジに含ませて100〜200g/m2 の割合で塗布した。塗布後1分間放置し、直ちに水道水ですすぎ、風乾した。
洗浄力の評価方法
洗浄が終了したタイルを光源下で観察し、目視により以下の基準に従って評価し、洗浄力とした。なお、○以上を合格とする。
◎・・・・・汚れが完全に除去されており、非常に良好
○・・・・・汚れがほとんど除去されており、良好
△・・・・・汚れがわずかに残っており、やや悪い
×・・・・・汚れが残っており、悪い
【0020】
【表1】
表−1
Figure 0003649916
【0021】
実施例8〜12
表−2に記載の成分を用いた外は、実施例1と同様にしてタイル用洗浄剤を調製して、その洗浄性能を測定した。評価結果を組成とともに表−2に示す。
【表2】
表−2
Figure 0003649916
【0022】
比較例
表−3に記載の成分を用いた外は、実施例1と同様にしてタイル用洗浄剤を調製して、その洗浄性能を測定した。評価結果を組成とともに表−3に示す。
【表3】
表−3
Figure 0003649916
上記の結果から、フッ化水素アンモニウムと界面活性剤と一般式(I)に示す化合物を含有する実施例のタイル用洗浄剤と、さらにキレート剤を含有する実施例のタイル用洗浄剤を用いて洗浄した外装壁タイルは、優れた洗浄性を有することが分かる。これに対し、比較例1及び2の結果から、これらの成分の1つを欠いたタイル用洗浄剤で洗浄した外装壁タイルは、洗浄性が不十分であることがわかる。

Claims (3)

  1. (a)フッ化水素アンモニウム0.1〜70重量%、(b)界面活性剤0.01〜50重量%及び(c)一般式(I)で表される化合物1〜70重量%を含有することを特徴とするタイル用洗浄剤。
    【化1】
    1 −O−(AO)n−R2 ・・・・・(I)
    (式中、R1 は炭素原子数1〜9のアルキル基、炭素原子数1〜9のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基、または炭素原子数1〜5のアルキル基を有するフェニル基であり、R2 は水素原子、または炭素原子数1〜9のアルキル基または炭素原子数1〜9のアルケニル基を示す。また、Aは炭素原子数2〜4のアルキレン基を、nはオキシアルキレン基(AO)の平均付加モル数を表す1〜20の整数である。なお、−(AO)−においては、同一のオキシアルキレン基が単独で付加していても、2種類以上のオキシアルキレン基が付加していても良い。)
  2. 外装壁タイル洗浄に用いる請求項1に記載のタイル用洗浄剤。
  3. さらに、キレート剤0.01〜70重量%を含有する請求項1又は2に記載のタイル用洗浄剤。
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