JP3649088B2 - 電気湯沸かし器の梱包体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主として一般家庭または事務所等で使用される電気湯沸かし器の梱包体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の電気湯沸かし器は図4に示すようであった。図4において1は電気湯沸かし器の本体であり、筒状をしている。本体は円筒状であったり角柱状であったりする。2は本体1上部から本体1前方に突き出した操作部である。操作部2には電気湯沸かし器の操作ボタン3や表示用のランプ4が設けてある。5は本体1上部に位置する蓋である。蓋5は本体1上部後方に突出したヒンジ部6に回動自在に嵌着されている。7は蓋5の開閉を行うロックつまみである。8は本体両側面に両端を回動自在に嵌着された略U字状のハンドルである。9は電気を供給する給電口である。10は水位を確認するためのゲージ窓である。11は給湯口でありここから湯を給湯する。
【0003】
また、図5には図4に示すような電気湯沸かし器の従来の梱包の状態を示す。図5において、12は段ボールをトムソン型で打ち抜いた後に折り曲げて形成した箱である。箱12の底部はアメリカンフラップ13と呼ばれる折り込み式で構成されている。上部フラップ14は四方向から折り込み式構造となっている。15は箱12内面に当接する発泡スチロールで成形した角形で中央に前記本体1の底部形状に嵌合する形状の貫通穴16を設けた下緩衝材である。17は本体1上部の操作部2側を覆うとともに箱12の内面に当接する前面リブ18を伸設した発泡スチロールで形成された上前部緩衝材である。19は本体1後部のヒンジ部6を覆うとともに箱12の内面に当接する後部リブ20を伸設した発泡スチロールで形成された上後部緩衝材である。前記上前部緩衝材17には箱12の角部に位置する部分に電源コード21を収納する凹状のポケット22が形成されている。
【0004】
23は梱包時に最後に上前部緩衝材17と上後部緩衝材19との上に載置する説明書である。
【0005】
以上のように構成された電気湯沸かし器において、動作を説明する。まず、箱12の底部のアメリカンフラップ13を組み立てる。次に下緩衝材15を箱12内にセットする。本体1を下緩衝材15の貫通穴16に嵌合させる。このときハンドル8は上方向に位置させておく。次に本体1操作部2に上前部緩衝材17をセットする。ハンドル8を上前部緩衝材17側に傾けて上前部緩衝材17上にかぶせる。次に上後部緩衝材19を本体1ヒンジ部6側にセットする。説明書23を上前部緩衝材17と上後部緩衝材19の上に載置する。最後に相対する上部フラップ14を二組とも折り曲げて、のりで貼り合わせて封かんを完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の構成では、上前部緩衝材17と上後部緩衝材19と下緩衝材15とを発泡スチロールで形成するために梱包材の廃棄時に樹脂材を廃棄することとなり、焼却しなければならないといった問題がある。また発泡スチロールは約50倍にも発泡するために回収時にかさばるために非効率的な回収となるといった問題があった。また、成形時には金型が必要であり生産時に金型費用とともに加工日程がかかるといった課題があった。
【0007】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、緩衝材を板材で形成できる電気湯沸かし器の梱包体を提供し、生産コストを抑え、かつ、梱包材の廃棄時に樹脂材の廃棄、焼却をなくし、回収時にかさばらない梱包体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、筒状本体と、本体の上部前面に設けた操作部と、本体側面に回動自在に嵌着したハンドルと、本体上部に位置する蓋と、本体後部に設けられた前記蓋を回動自在に軸支するヒンジ部と、電源コードとを備えて構成された電気湯沸かし器を梱包し、電気湯沸かし器を収納する箱と、前記操作部を箱の第1の角部に位置させ、前記ヒンジ部を前記箱の第1の角部と対角の第2の角部に位置させて収納し、電気湯沸かし器の上部に位置すると共に上平面部に説明書を仮固定する爪を有する上当て板と、電気湯沸かし器の下部に位置する下当て板と、前記下当て板から前記操作部方向に伸設した保持部と、前記保持部から前記操作部と前記箱の相隣り合う二つの側面との間に伸設した前面保護フランジと、前記上当て板から前記電気湯沸かし器の前記ヒンジ部側左右の本体と前記箱の相隣り合う側面との間に伸設した後部保護フランジと、前記上当て板から前記箱の第3の角部近傍に伸設して先端部を外方に折り曲げたポケット部と前記箱の2つの側面とで形成した収納部とで構成したものである。
【0009】
これにより、緩衝材を板材で形成できる電気湯沸かし器の梱包材を提供することが出来る。従って、梱包材の廃棄時に樹脂材の廃棄、焼却をなくし、回収時にかさばらない梱包体を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、筒状本体と、本体の上部前面に設けた操作部と、本体側面に回動自在に嵌着したハンドルと、本体上部に位置する蓋と、本体後部に設けられた前記蓋を回動自在に軸支するヒンジ部と、電源コードとを備えて構成された電気湯沸かし器を梱包し、電気湯沸かし器を収納する箱と、前記操作部を箱の第1の角部に位置させ、前記ヒンジ部を前記箱の第1の角部と対角の第2の角部に位置させて収納し、電気湯沸かし器の上部に位置すると共に上平面部に説明書を仮固定する爪を有する上当て板と、電気湯沸かし器の下部に位置する下当て板と、前記下当て板から前記操作部方向に伸設した保持部と、前記保持部から前記操作部と前記箱の相隣り合う二つの側面との間に伸設した前面保護フランジと、前記上当て板から前記電気湯沸かし器の前記ヒンジ部側左右の本体と前記箱の相隣り合う側面との間に伸設した後部保護フランジと、前記上当て板から前記箱の第3の角部近傍に伸設して先端部を外方に折り曲げたポケット部と前記箱の2つの側面とで形成した収納部とを有する電気湯沸かし器の梱包体としたものであり、緩衝材を板材で形成できるという作用を有する。
【0011】
請求項2に記載の発明は、下当て板から伸設した保持部から操作部とハンドルの間に位置する隔離板を伸設する構成としたものであり、ハンドルと操作部の接触を防止し接触による損傷を防止するという作用を有する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、筒状本体と、本体の上部前面に設けた操作部と、本体側面に回動自在に嵌着したハンドルと、本体上部に位置する蓋と、本体後部に設けられた前記蓋を回動自在に軸支するヒンジ部と、電源コードとを備えて構成された電気湯沸かし器を梱包し、電気湯沸かし器を収納する箱と、前記操作部を箱の第1の角部に位置させ前記ヒンジ部を前記箱の第1の角部と対角の第2の角部に位置させて収納し、電気湯沸かし器の上部に位置すると共に上平面部に説明書を仮固定する爪を有する上当て板と、電気湯沸かし器の下部に位置する下当て板と、前記上当て板から前記操作部側の左右と箱の相隣り合う側面との間に伸設した一対の前部保護フランジと、前記上当て板から前記ヒンジ部側左右の本体と箱の相隣り合う側面との間に伸設した一対の後部保護フランジと、前記上当て板から前記箱の第3の角部近傍に伸設して先端部を外方に折り曲げたポケット部と前記箱の2つの側面とで形成した収納部とを有する電気湯沸かし器の梱包体としたものであり、緩衝材を板材で形成するという作用を有する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、上当て板および下当て板を段ボール材で形成した構成としたものであり、梱包材を再生使用できる紙材料で形成するとともに充分な緩衝能力のある緩衝材とすることができるという作用を有する。
【0014】
【実施例】
(実施例1)
以下に本発明の実施例1について、図1および図2を参照しながら説明する。本体1、操作部2、操作ボタン3、ランプ4、蓋5、ヒンジ部6、ロックつまみ7、ハンドル8、給電口9、ゲージ窓10、給湯口11、箱12、アメリカンフラップ13、上部フラップ14、電源コード21、説明書23は従来の実施例と同一の形状と機能であり、同一の名称と符号を使用し説明は省略する。
【0015】
31は箱12の第1の角部であり、本体1収納時には本体1の操作部2が位置する。32は第2の角部であり、本体1収納時にはヒンジ部6が位置する。
【0016】
33は段ボールをトムソン型で打ち抜いて形成された上当て板であり、箱12の内周に沿うように外周を形成されている。34は上当て板33の本体である上平面部である。35は上平面部34から折り曲げて下方に伸設した後部保護フランジであり、本体1のヒンジ部6近傍の箱12の第2の角部32を挟む第3の側面40と第4の側面49に当接してヒンジ部6および本体1後部を保護する。
【0017】
38は上平面部34から第3の角部39近傍に伸設して先端を外方に折り曲げたポケット部38である。ポケット部38と第2の側面37と第3の側面40とで電源を供給する電源コード21を収納する収納部41を形成している。
【0018】
42は上平面部34に切り欠いて形成された第1の爪であり、説明書23を第1の爪42に引っかけて仮固定する。43は上平面部34を切り欠いて形成されたの第2の爪であり、第1の爪42と同様の形状である。
【0019】
44は下当て板であり、下平面部45の外周直線部46が箱12に当接する。第1の角部31には下平面部45から上方向に伸設した保持部47が位置する。保持部47からは本体1の操作部2近傍に前面保護フランジ48を横方向に伸設する。前面保護フランジ48は第2の側面37と第1の側面36に当接するとともに操作部2に当接して操作部2を保護する。50は下平面部45から上方向に伸設し第2の角部32と第3の角部39と第4の角部51とに位置して本体1の下部を保護する固定板である。
【0020】
52は浄水フィルターであり、第2の側面37と第3の側面40と固定板50とで形成された下収納部53に収納される。浄水フィルター52は本体1内にセットして湯沸かし時に浄水を行う。
【0021】
54は保持部47から上方向に伸設した隔離板54である。隔離板54は操作部2の上面に折り曲げて当接させる。
【0022】
55は本体1を収納するポリ袋であり、本体1全体を包み込みほこり等から本体1を保護する。56は前記第2の爪43に仮止めする保証書である。
【0023】
以上のように構成された電気湯沸かし器についてその動作を説明する。下当て板44の保持部47と固定板50を上方向に折り曲げて箱12内に収納する。このとき外周直線部46が箱12内面に当接して下当て板44が回転しないようにする。保持部47は第1の角部31に位置して前面保護フランジ48を第2の側面37と第1の側面36に接する。
【0024】
次に本体1をポリ袋55に収納して下当て板44上に載置する。操作部2は第1の角部31に位置し、ヒンジ部6は第2の角部32に位置する。操作部2は前面保護フランジ48に当接する。本体1下部は固定板50に固定される。浄水フィルター52を下収納部53に収納する。
【0025】
次に、操作部2の上面に保持部47から隔離板54を折り曲げて当接させる。本体1のハンドル8を回動して隔離板54上に当接させる。このときハンドル8は隔離板54には当接するが、操作部2との間には距離があり直接接することはない。従って輸送中や保存中にハンドル8と操作部2を含む本体1とが接して互いに傷つけ合うことはない。
【0026】
次に、上当て板33を本体1の上に位置するように箱12内に収納する。ポケット部38を第3の角部39に先端を折り曲げて収納して収納部41を形成する。後部保護フランジ35を下方に折り曲げて第3の側面40と第4の側面49に接するように収納する。前記収納部41に電源コード21を収納する。
【0027】
第1の爪42に説明書23を仮固定し、第2の爪43に保証書56を仮固定する。相対する二組の上部フラップ14を折り畳んでのり付けする。
【0028】
以上のように第1の実施例によれば、第1に本体1を上下方向と製品の側面全体から保護できる構成にするとともに、隔離板54により操作部2とハンドル8が接しないようにして互いに傷つけ合わない構成にすることができる。第2に箱12と上当て板33と下当て板44とをすべて段ボールで形成することができるので製品の保管および輸送に使用した後には回収して再使用することができる。第3に発泡スチロールはその加工工程でビーズの発泡に約10mmの幅の肉厚が必要であり、必然的に梱包全体の寸法が大きくなるが、段ボールで緩衝すると全体の寸法をより小さくすることができる。第4に段ボールの加工にはトムソン型のように比較的安価な装置で大量に生産できる加工工程を用いることができ、製品全体のコストを低減することができる。第5にトムソン型の加工は数日で可能であり、発泡スチロール型のように数週間も必要としない。以上のように資源の再使用が可能でコンパクトで生産コストを低減でき加工日程が短い構成の電気湯沸かし器の梱包を提供することが出来る。
【0029】
(実施例2)
以下に本発明の実施例2について、図3を参照しながら説明する。本体1、操作部2、操作ボタン3、ランプ4、蓋5、ヒンジ部6、ロックつまみ7、ハンドル8、給電口9、ゲージ窓10、給湯口11、箱12、アメリカンフラップ13、上部フラップ14、電源コード21、説明書23は従来の実施例と同一の形状と機能であり、同一の名称と符号を使用し説明は省略する。
【0030】
61は箱12の第1の角部であり、本体1収納時には本体1の操作部2が位置する。62は第2の角部であり、本体1収納時にはヒンジ部6が位置する。
【0031】
63は段ボールをトムソン型で打ち抜いて形成された上当て板であり、箱12の内周に沿うように外形を形成されている。64は上当て板63の本体部分である上平面部である。65は上平面部64から折り曲げて下方に伸設した前部保護フランジであり、本体1の操作部2近傍の第1の側面66と第2の側面67に当接して操作部2を保護する。68は上平面部64から折り曲げて下方に伸設した後部保護フランジであり、本体1のヒンジ部6近傍の箱12の第2の角部62を挟む第3の側面69と第4の側面70に当接してヒンジ部6および本体1後部を保護する。
【0032】
71は上平面部64から第2の側面67と第3の側面69に挟まれて形成された第3の角部72近傍に伸設して先端を外方に折り曲げたポケット部である。ポケット部71と第2の側面67と第3の側面69とで電源を供給する電源コード21を収納する収納部73を形成している。
【0033】
74は上平面部64に切り欠いて形成された第1の爪であり、説明書23を第1の爪74に引っかけて仮固定する。75は上平面部64を切り欠いて形成された第2の爪であり、保証書76を引っかけて仮固定する。
【0034】
77は下当て板であり、下当て板77の本体部分である下平面部78の外周直線部79が箱12に当接する。80は下平面部78から上方向に伸設した4枚の固定板であり、第1の角部61において第1の側面66と第2の側面67とに当接し、第2の角部62において第3の側面69と第4の側面70とに当接し、第3の角部72において第2の側面67と第3の側面69とに当接し、第4の角部81において第1の側面66と第4の側面70とに当接して本体1の下部を保護する。
【0035】
82は浄水フィルターであり、第2の側面67と第3の側面69と固定板80とで囲まれて形成された下収納部83に収納される。浄水フィルター82は本体1内にセットして湯沸かし時に浄水を行う。
【0036】
84は本体1を収納するポリ袋であり、本体1全体を包み込みほこり等から本体1を保護する。
【0037】
以上のように構成された電気湯沸かし器についてその動作を説明する。下当て板77の固定板80を上方向に折り曲げて箱12内に収納する。このとき外周直線部79が箱12内面に当接して下当て板77が回転しないようにする。本体1下部は固定板80に固定される。
【0038】
次に本体1をポリ袋84に収納して下当て板77上に載置する。操作部2は第1の角部61に位置し、ヒンジ部6は第2の角部62に位置する。浄水フィルター82を下収納部83に収納する。
【0039】
次に、本体1のハンドル8を回動して操作部2近傍に位置させる。このときハンドル8は操作部2には直接当接しないので、操作部2との間には距離があり直接に接することはない。従って輸送中や保存中にハンドル8と操作部2とが接して互いに傷つけ合うことはない。
【0040】
次に、上当て板63を本体1の上に位置するように箱12内に収納する。ポケット部71を第3の角部72に先端を折り曲げて収納して第2の側面67と第3の側面69とポケット部71とで収納部73を形成する。前部保護フランジ65を下方に折り曲げて第1の側面66と第2の側面67とに接するように収納する。操作部2は前面保護フランジ65により保護される。次に後部保護フランジ68を下方に折り曲げて第3の側面69と第4の側面70とに接するように収納する。ポケット部71の先端を外方に折り曲げて前記収納部73を形成し収納部73に電源コード21を収納する。
【0041】
第1の爪74に説明書23を仮固定し、第2の爪75に保証書76を仮固定する。上部フラップ14を一対ずつ折り畳んでのり付けする。
【0042】
以上のように第2の実施例によれば、第1に本体1を上下方向と製品の側面全体から保護できる構成することができる。第2に電気湯沸かし器は一般的にシリーズで生産されることが多くこのとき製品の高さのみが異なるが、製品の高さが異なってもすべての高さに対して同一の上当て板63と下当て板77とで対応することができ、梱包材が一種類で対応できる。第3に箱12と上当て板63と下当て板77とをすべて段ボールで形成することができるので製品の保管および輸送に使用した後には回収して再使用することができる。また、第4に発泡スチロールはその加工工程でビーズの発泡に約10mmの幅の肉厚が必要であり、必然的に梱包全体の寸法が大きくなるが、段ボールで緩衝すると全体の寸法をより小さくすることができる。第5に段ボールの加工にはトムソン型のように比較的安価な装置で大量に生産できる加工工程を用いることができ、製品全体のコストを低減することができる。第6にトムソン型の加工は数日で可能であり、発泡スチロール型のように数週間も必要としない。以上のように一種類の梱包材で全てのシリーズに対応できて資源の再使用が可能でコンパクトで生産コストを低減でき加工日程が短い構成の電気湯沸かし器の梱包を提供することが出来る。
【0043】
なお、第1の実施例及び第2の実施例では段ボールで上当て板と下当て板を形成したが、発泡性の緩衝素材で形成してもよく、要はトムソン型で抜き加工ができれば良い。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、緩衝材を板材で形成できる電気湯沸かし器の梱包を提供することができる。従って、従来問題であった梱包材の廃棄時に樹脂材の廃棄、焼却をなくし、生産コストを抑え、かつ、回収時にかさばらない梱包体を提供することができる。このように、環境に優しい梱包体を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を示す電気湯沸かし器の梱包状態の斜視図
【図2】 本発明の実施例1を示す電気湯沸かし器の梱包状態の断面図
【図3】 本発明の実施例2を示す電気湯沸かし器の梱包状態の斜視図
【図4】 従来の実施例を示す電気湯沸かし器の斜視図
【図5】 従来の実施例を示す電気湯沸かし器の梱包状態の斜視図
【符号の説明】
1 本体
2 操作部
5 蓋
6 ヒンジ部
8 ハンドル
31、61 第1の角部
32、62 第2の角部
33、63 上当て板
35、68 後部保護フランジ
44、77 下当て板
47 保持部
48、65 前部保護フランジ
54 隔離板

Claims (4)

  1. 筒状本体と、本体の上部前面に設けた操作部と、本体側面に回動自在に嵌着したハンドルと、本体上部に位置する蓋と、本体後部に設けられた前記蓋を回動自在に軸支するヒンジ部と、電源コードとを備えて構成された電気湯沸かし器を梱包し、電気湯沸かし器を収納する箱と、前記操作部を箱の第1の角部に位置させ、前記ヒンジ部を前記箱の第1の角部と対角の第2の角部に位置させて収納し、電気湯沸かし器の上部に位置すると共に上平面部に説明書を仮固定する爪を有する上当て板と、電気湯沸かし器の下部に位置する下当て板と、前記下当て板から前記操作部方向に伸設した保持部と、前記保持部から前記操作部と前記箱の相隣り合う二つの側面との間に伸設した前面保護フランジと、前記上当て板から前記電気湯沸かし器の前記ヒンジ部側左右の本体と前記箱の相隣り合う側面との間に伸設した後部保護フランジと、前記上当て板から前記箱の第3の角部近傍に伸設して先端部を外方に折り曲げたポケット部と前記箱の2つの側面とで形成した収納部とを有する電気湯沸かし器の梱包体。
  2. 下当て板から伸設した保持部から操作部とハンドルの間に位置する隔離板を伸設する構成とした請求項1記載の電気湯沸かし器の梱包体。
  3. 筒状本体と、本体の上部前面に設けた操作部と、本体側面に回動自在に嵌着したハンドルと、本体上部に位置する蓋と、本体後部に設けられた前記蓋を回動自在に軸支するヒンジ部と、電源コードとを備えて構成された電気湯沸かし器を梱包し、電気湯沸かし器を収納する箱と、前記操作部を箱の第1の角部に位置させ前記ヒンジ部を前記箱の第1の角部と対角の第2の角部に位置させて収納し、電気湯沸かし器の上部に位置すると共に上平面部に説明書を仮固定する爪を有する上当て板と、電気湯沸かし器の下部に位置する下当て板と、前記上当て板から前記操作部側の左右と箱の相隣り合う側面との間に伸設した一対の前部保護フランジと、前記上当て板から前記ヒンジ部側左右の本体と箱の相隣り合う側面との間に伸設した一対の後部保護フランジと、前記上当て板から前記箱の第3の角部近傍に伸設して先端部を外方に折り曲げたポケット部と前記箱の2つの側面とで形成した収納部とを有する電気湯沸かし器の梱包体。
  4. 上当て板および下当て板を段ボール材で形成した請求項1または請求項2記載の電気湯沸かし器の梱包体。
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