JP3648631B2 - リモコンコードの画面表示機能を有したdvdプレイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコンの操作によりDVD(デジタルビデオディスク)に記録されている映像等の情報を再生するDVDプレイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リモコンを操作することにより、DVD(デジタルビデオディスク)に記録されている映像データを再生し、その映像データによる映像をディスプレイに表示させるDVDプレイヤがある。従来のDVDプレイヤにおいては、装置の各種の動作確認を行うためのテストモード機能を備えたものが知られている。このテストモード機能は、装置本体の表示部にDVDの装着状況や再生状況等の表示が正しく行われるかテストしたり、DVDからのデータの読取りが正しく行われているかテストする機能を有している。しかしながら、従来のDVDプレイヤにおけるテストモード機能は、リモコンのテストを行う機能を有していなかった。
【0003】
このため、従来のDVDプレイヤでは、リモコンのテストは、オシロスコープ等の計測機器を装置本体のリモコン受光器の部分に接続し、その状態でリモコンを操作してコード信号を送出し、そのとき計測機器から出力される波形を計測していた。そして、その計測波形により、リモコンから受信したコード信号を確認し、リモコンが正常であるかをテストしていた。
【0004】
一方、ワイヤレスリモコンに関し、テストスイッチを操作することにより、リモコンに設けられたキー入力の内容等を表示する表示部に、リモコンから送信したコード信号を表示させるものが知られている(例えば、特開平6−178368号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のDVDプレイヤでは、リモコンのテストは、別途オシロスコープ等の計測機器を準備しなければならず、また、計測機器をリモコン受光器の部分に接続する作業を行わなければならいため、手間が掛かり煩雑なものとなっていた。なお、上述した特開平6−178368号公報に開示の内容を適用したとしても、上述の課題を解決することはできない。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、別途オシロスコープ等の計測機器を用いることなくリモコンから受信したコード信号の確認ができ、容易にリモコンのテストを行うことができるDVDプレイヤを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、複数の操作キーを有し、デジタルビデオディスクに映像データとして記録されている映像を再生指示するためにユーザに操作され、前記操作キーの操作に応じて複数の異なるコード波形の組合せにより構成されるコード信号を無線で送出するリモコンと、前記リモコンから送出されたコード信号を受信する受信部と、前記受信部により受信したコード信号に基づいて、前記デジタルビデオディスクに記録されている映像データを再生し、該映像データによる映像を本装置に接続されるディスプレイに表示させる映像再生手段と、本装置の各種の動作確認を行うためのテストモードへの切換えを制御すると共に、該テストモードにおける動作を制御するテストモード制御手段とを備えたDVDプレイヤにおいて、前記テストモード制御手段は、前記受信部により受信したコード信号に対し、該コード信号を構成する個々のコード波形の種別を判別し、判別した個々のコード波形の種別を前記ディスプレイに表示させる波形種別表示機能手段と、前記判別した個々のコード波形の受信時間を前記ディスプレイに表示させる波形時間表示機能手段と、前記波形種別表示機能手段による表示から前記波形時間表示機能手段による表示への切換えを制御する表示切換手段とを備え、前記受信したコード信号を前記ディスプレイの画面表示により確認できるものである。
【0008】
この構成においては、装置の各種の動作確認を行うためのテストモードにおいて、リモコンから受信したコード信号を構成するコード波形の種別が、DVDから再生した映像を表示するためのディスプレイに表示される。また、表示切換えにより、ディスプレイに表示されていたコード波形の種別表示が、コード波形の受信時間表示に切換えて表示される。これにより、リモコンから受信したコード信号を構成するコード波形の種別とコード波形の受信時間が、映像を表示するためのディスプレイ画面上で確認できる。
【0009】
請求項2の発明は、複数の操作キーを有し、デジタルビデオディスクに映像データとして記録されている映像を再生指示するためにユーザに操作され、前記操作キーの操作に応じて複数の異なるコード波形の組合せにより構成されるコード信号を無線で送出するリモコンと、前記リモコンから送出されたコード信号を受信する受信部と、前記受信部により受信したコード信号に基づいて、前記デジタルビデオディスクに記録されている映像データを再生し、該映像データによる映像を本装置に接続されるディスプレイに表示させる映像再生手段と、本装置の各種の動作確認を行うためのテストモードへの切換えを制御すると共に、該テストモードにおける動作を制御するテストモード制御手段とを備えたDVDプレイヤにおいて、前記テストモード制御手段は、前記受信部により受信したコード信号の内容を前記ディスプレイに表示させるコード表示機能手段を備え、前記受信したコード信号を前記ディスプレイの画面表示により確認できるものである。
【0010】
この構成においては、装置の各種の動作確認を行うためのテストモードにおいて、リモコンから受信したコード信号の内容が、DVDから再生した映像を表示するためのディスプレイに表示される。これにより、リモコンから受信したコード信号が、映像を表示するためのディスプレイ画面上で確認できる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2に記載のDVDプレイヤにおいて、コード表示機能手段は、コード信号を構成する個々のコード波形の種別を判別し、その判別結果をディスプレイに表示させる波形種別表示機能手段と、判別した個々のコード波形の受信時間をディスプレイに表示させる波形時間表示機能手段とを備え、受信したコード信号をディスプレイの画面表示により確認できるものである。
【0012】
この構成においては、リモコンから受信したコード信号の内容として、コード信号を構成するコード波形の種別とコード波形の受信時間がディスプレイに表示される。これにより、リモコンから受信したコード信号を明確に確認することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明の一実施形態に係るDVDプレイヤの電気的ブロック構成を図1に示す。DVDプレイヤ1は、DVD(デジタルビデオディスク)70に記録されている映像データを再生し、その映像データによる映像を本装置に接続されるディスプレイ50に表示させる装置である。
【0014】
DVDプレイヤ1は、ディスク挿入検知部2、スピンドルモータ3、光ピックアップ4、移動モータ5、レーザ駆動部6、信号処理部7、データスライス信号生成部8、及びサーボ制御部9を備えている。また、映像・音声信号出力部10、リモコン11、リモコン受光器(受信部)12、表示部13、及び上記各部を制御するCPU(映像再生手段、テストモード制御手段、コード表示機能手段、波形種別表示機能手段、波形時間表示機能手段、表示切換手段)20を備えている。
【0015】
ディスク挿入検知部2は、DVD70が不図示のディスク挿入部から挿入されたことを検出し、その信号をCPU20へ入力する。挿入されたDVD70は、スピンドルモータ3に装着される。スピンドルモータ3は、CPU20による制御のもと回転駆動され、装着されたDVD70を回転させる。
【0016】
光ピックアップ4は、DVD70から情報を再生するための光を照射すると共に、DVD70からの反射光を受光して電気信号に変換出力するものであり、CPU20による制御のもと、リニアモータから成る移動モータ5によりDVD70上でその半径方向に移動される。
【0017】
この光ピックアップ4は、半導体レーザ41から出射された光をコリメートレンズ42、ビームスプリッタ43、及び対物レンズ44を介してDVD70上に集光照射する。また、DVD70からの反射光を対物レンズ44、ビームスプリッタ43、及び集光レンズ45を介して光検知器46で受光する。
【0018】
半導体レーザ41は、CPU20による制御のもと、レーザ駆動部6によりその発光が制御される。光検知器46は、受光面が複数の領域に分割され、受光面毎に受光強度に応じた電気信号を出力する分割フォトダイオードから構成されており、光検知器46からの出力信号は信号処理部7に入力される。
【0019】
対物レンズ44は、レンズホルダ47に保持されており、レンズホルダ47には、フォーカシングコイル48と、トラッキングコイル49が設けられている。フォーカシングコイル48は、不図示の磁石との磁気作用により、対物レンズ44の位置(すなわち対物レンズ44を介して照射する光の集光点の位置)をDVD70面と垂直な方向へ移動させるものである。また、トラッキングコイル49は、同様に、対物レンズ44の位置(すなわち集光点の位置)をDVD70面と平行にDVD70の記録トラックと垂直な方向へ移動させるものである。
【0020】
光ピックアップ4は、その位置が移動モータ5により移動され、また、対物レンズ44の位置がフォーカシングコイル48とトラッキングコイル49の磁気作用により移動調整されることにより、半導体レーザ41の光をDVD70の所定の記録トラック上に集光照射する。
【0021】
信号処理部7は、光検知器46からの出力信号に基づいて、RF信号(反射強度)を生成し、データスライス信号生成部8へ出力する。データスライス信号生成部8は、このRF信号を2値化したデータスライス信号を生成し、CPU20へ入力する。
【0022】
また、信号処理部7は、光検知器46からの出力信号に基づいて、フォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成し、サーボ制御部9へ出力する。フォーカシングエラー信号は、対物レンズ44を介して照射する光の集光点のDVD70面からのずれ量に対応する信号であり、トラッキングエラー信号は、集光点の記録トラックからのずれ量に対応する信号である。
【0023】
サーボ制御部9は、信号処理部7からのフォーカシングエラー信号に基づいてフォーカシングドライブ信号を生成し出力すると共に、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号を生成し出力する。フォーカシングドライブ信号は、フォーカシングコイル48へ電流を供給し、対物レンズ44をDVD70面と垂直な方向に移動させるための信号である。トラッキングドライブ信号は、トラッキングコイル49へ電流を供給し、対物レンズ44をDVD70面と平行に記録トラックと垂直な方向に移動させるための信号である。
【0024】
映像・音声信号出力部10は、CPU20による制御のもと、DVD70から再生した映像信号及び音声信号やその他各種の映像信号を出力する。この映像・音声信号出力部10には、映像信号及び音声信号による映像の表示と音声の出力を行うディスプレイ50が接続される。
【0025】
リモコン11は、DVDプレイヤ1の各種の動作を操作するためのものであり、各種の動作を操作するための操作キー(何れも不図示)を備えている。リモコン7は、これらの操作キーの操作に応じて、対応するコード信号を赤外線信号で送出する。リモコン受光器12は、赤外線信号を受光して電気信号に変換し、その信号をCPU20へ出力する。表示部13は、DVDプレイヤ1本体のフロントパネルに設けられ、リモコン11により操作された内容やDVDプレイヤ1の動作状況等を表示する。
【0026】
CPU20は、リモコン受光器12からの信号に基づいて、リモコン11から送出されたコード信号の内容を判断し、上記各部の動作を制御する。リモコン11から送出されるコード信号は、複数のコード波形の並びによる波形列で構成されている。コード波形には、「ヘッダー」波形、「0」波形、「1」波形、及び「リピートコード」波形がある。
【0027】
「ヘッダー」波形は、全てのコード信号に共通してコード信号の先頭に送信する波形である。「0」波形及び「1」波形は、リモコン11の操作キーに対応する各コード信号毎に異なる順序で複数並べられ、「ヘッダー」波形に続けて送信する波形である。「リピートコード」波形は、操作キーを所定時間押し続けた場合に、「0」「1」波形に続いて送信する波形である。これらのコード波形は、パルス幅の異なるパルス波形から成り、例えば、「ヘッダー」波形はパルス幅が13.3[ms]、「0」波形はパルス幅が1.1[ms]、「1」波形はパルス幅が2.2[ms]、「リピートコード」波形はパルス幅が25.0[ms]となっている。
【0028】
リモコン11からは、操作キーの操作に応じたコード信号が赤外線パルス信号の形態で送出される。リモコン11から送出された赤外線パルス信号は、リモコン受光器12で受光され、受光したパルス信号に対応する電気パルス信号に変換され、CPU20へ入力される。
【0029】
CPU20は、リモコン受光器12から入力される電気パルス信号に基づいて、受光した赤外線パルス信号を構成する個々のコード波形の受信時間を検出する。そして、その受信時間が「ヘッダー」波形、「0」波形、「1」波形、「リピートコード」波形の何れのパルス幅に該当するか判断することで、個々のコード波形の種別を判別する。なお、何れのコード波形にも該当しない場合には「エラー」波形であると判別する。そして、受光した赤外線パルス信号を構成する全てのコード波形の種別を判別することで、リモコン11から送出されたコード信号の内容を判断し、そのコード信号に対応する制御を行う。
【0030】
上記構成のDVDプレイヤ1には、リモコン11の操作に応じて、DVD70から映像及び音声を再生しディスプレイ50に表示出力させる通常モードと、DVDプレイヤ1の各種の動作確認を行うためのテストモードとがある。これらモードの切換は、CPU20による制御のもと行われ、テストモードへの切換えは、リモコン11のテストモードキー(不図示)をオン操作することで行われ、通常モードへの切換えは、DVDプレイヤ1本体のPOWERボタン(不図示)をオン操作することで行われる。
【0031】
通常モードにおいては、DVDプレイヤ1は、リモコン11から受信したコード信号に応じて(すなわちリモコン11の操作に応じて)上記各部の動作を制御し、DVD70から映像及び音声データを再生し、その映像及び音声データによる映像及び音声をディスプレイ50に表示させる。
【0032】
映像及び音声データの再生は、半導体レーザ41からの光をDVD70の情報記録トラック上に集光照射し、そのときの反射光に応じてデータスライス信号生成部8でデータスライス信号を生成する。そして、このデータスライス信号に基づいて、CPU20により、DVD70に記録されている情報を読取り、読取った情報を映像信号及び音声信号に再生する。再生した映像信号及び音声信号は、映像・音声信号出力部10からディスプレイ50へ出力され、ディスプレイ50に映像及び音声が表示出力される。
【0033】
また、テストモードにおいては、DVDプレイヤ1は、リモコン11から受信したコード信号の内容をディスプレイ50に表示させるコード表示機能を実行する。このコード表示機能には、波形種別表示機能と波形時間表示機能があり、波形種別表示機能は、コード信号を構成する個々のコード波形の種別(「ヘッダー」波形、「0」波形、「1」波形、及び「リピートコード」波形)をコード信号の波形列に対応させて表示させ、波形時間表示機能は、それらのコード波形の受信時間を表示させる。これらコード波形の種別表示とコード波形の受信時間表示とは、DVDプレイヤ1本体の表示切換えボタン(不図示)をオン操作することで切換えて表示される。また、テストモードにおいては、リモコン11から受信したコード信号のディスプレイ50への表示以外に、各種の動作確認機能も実行される。
【0034】
次に、本実施形態に係るDVDプレイヤ1のコード表示機能について、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、DVDプレイヤ1は、CPU20により、リモコン11のテストモードキーがオンされたか否かを判断し(#1)。テストモードキーがオンされなければ(#1でNO)、通常モードでの動作を行い(#2)、テストモードキーがオンされると(#1でYES)、テストモードに切換わる(#3)。
【0035】
DVDプレイヤ1は、テストモードに切換わると、まず、例えば図3に示すように、ディスプレイ50の画面51にテストモードの初期映像を表示させる(#4)。図示の例では、画面51の左上箇所には「REMOCON CODE」を表示させ、右下箇所には「EXIT:POWER」を「POWER」の文字の色を反転させて表示させている。「REMOCON CODE」の表示は、その下方に、リモコンコードが表示されることを示し、「EXIT:POWER」の表示は、DVDプレイヤ1本体の「POWER」ボタンをオン操作するとテストモードが終了することを示すものである。
【0036】
次に、DVDプレイヤ1は、リモコン11からコード信号を受信すると(#5でYES)、CPU20により、そのコード信号を構成している個々のコード波形の種別を、「ヘッダー」波形、「0」波形、「1」波形、「リピートコード」波形、「エラー」波形に判別する(#6)。この判別は、コード信号を構成している個々のコード波形の受信時間を検出し、その受信時間が「ヘッダー」波形、「0」波形、「1」波形、「リピートコード」波形の何れのパルス幅に該当するか判断することにより行われる。なお、何れのコード波形にも該当しない場合に「エラー」波形であると判別する。
【0037】
そして、DVDプレイヤ1は、判別した個々のコード波形の種別をコード信号の波形列に対応させてディスプレイ50の画面51に表示させる(#7)。例えば、上記#6でのコード波形の判別の結果、受信したコード信号が、「ヘッダー」波形と、これに続く「0000 0001 1100 0100 0101 0000 1010 1111」の並びから成る「0」「1」波形と、さらにこれに続く2つの「リピートコード」波形で構成されていたとする。この場合、例えば図4に示すように、ディスプレイ50の画面51にコード波形の種別を表示させる。
【0038】
図示の例では、「REMOCON CODE」の表示の下の最初に「HEADER」と表示することで、受信したコード信号の先頭に「ヘッダー」波形があったことを示している。また、「HEADER」の表示の下に「0000 0001 1100 0100」「0101 0000 1010 1111」と表示することで、「ヘッダー」波形の次に「0000 0001 1100 0100 0101 0000 1010 1111」の並びから成る「0」「1」波形があったことを示している。さらに、1番下に「REPEAT CODE 02」と表示することで、最後に2つの「リピートコード」波形があったことを示している。
【0039】
ここで、DVDプレイヤ1は、DVDプレイヤ1本体の表示切換えキーがオンされると(#8でYES)、上記コード波形の種別の表示に代えて、判別した個々のコード波形の受信時間をディスプレイ50の画面51に表示させる(#9)。今の例では、例えば図5に示すように、ディスプレイ50の画面51にコード波形の受信時間を表示させる。ここで表示させる受信時間は、上記#6のコード波形の種別の判別時に検出した受信時間である。
【0040】
図示の例では、「REMOCON CODE」の表示の下の「13.321」の表示は、受信したコード信号の先頭のコード波形(すなわち「ヘッダー波形」)の受信時間が13.321[ms]であったことを示している。また、その下の「1.107 1.109 1.108 1.106」の表示は、「ヘッダー」波形に続く4つのコード波形(すなわち「0」「1」波形の最初の4つの波形)の受信時間が、それぞれ、1.107[ms]、1.109[ms]、1.108[ms]、1.106[ms]であったことを示している。同様に、その下の表示は、「0」「1」波形の次の4つの波形の受信時間を示し、最後の「25.012 25.013」の表示は、受信したコード信号の最後のコード波形(すなわち2つの「リピートコード波形」)の受信時間が、それぞれ、25.012[ms]、25.013[ms]であったことを示している。
【0041】
ここで、DVDプレイヤ1は、DVDプレイヤ1本体の表示切換えキーがオンされると(#10でYES)、上記コード波形の受信時間の表示に代えて、再び、コード波形の種別をディスプレイ50の画面51に表示させ(#7)、上記#4から#10の処理を繰り返す。
【0042】
DVDプレイヤ1は、DVDプレイヤ1本体のPOEWRキーがオンされると(#11でYES)、テストモードを終了して、通常モードに戻る(#12)。POEWRキーがオンされず(#11でNO)、再びリモコン11からコード信号を受信すると(#5でYES)、そのコード信号に対して、上記#6以降の処理を繰り返す。
【0043】
このように、上記構成のDVDプレイヤ1によれば、装置の各種の動作確認を行うためのテストモードにおいて、リモコン11から受信したコード信号を構成するコード波形の種別が、DVD70から再生した映像を表示するためのディスプレイ50の画面51上で確認できる。また、コード波形の受信時間についても、ディスプレイ50の画面51上で確認できる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、リモコンから受信したコード信号を構成するコード波形の種別が映像を表示するためのディスプレイ画面上で確認できるため、コード信号の確認に別途オシロスコープ等の計測機器を用いる必要がなくなり、容易にリモコンのテストを行うことができる。また、表示切換えにより、コード波形の受信時間もディスプレイ画面上で確認できるため、より精確にリモコンのテストを行うことができる。
【0045】
請求項2の発明によれば、リモコンから受信したコード信号の内容が映像を表示するためのディスプレイ画面上で確認ができるため、コード信号の確認に別途オシロスコープ等の計測機器を用いる必要がなくなり、容易にリモコンのテストを行うことができる。
【0046】
請求項3の発明によれば、コード信号の内容としてコード波形の種別とコード波形の受信時間が表示され、コード信号が明確に確認できるため、より精確にリモコンのテストを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるDVDプレイヤの概略構成を示した電気的ブロック構成図。
【図2】 同装置のコード表示機能の動作を示したフローチャート。
【図3】 同装置のテストモードの初期映像の例を示す図。
【図4】 同装置のコード波形の種別表示の例を示す図。
【図5】 同装置のコード波形の受信時間表示の例を示す図。
【符号の説明】
1 DVDプレイヤ
11 リモコン
12 リモコン受光器(受信部)
20 CPU(映像再生手段、テストモード制御手段、コード表示機能手段、波形種別表示機能手段、波形時間表示機能手段、表示切換手段)
50 ディスプレイ
70 DVD
Claims (3)
- 複数の操作キーを有し、デジタルビデオディスクに映像データとして記録されている映像を再生指示するためにユーザに操作され、前記操作キーの操作に応じて複数の異なるコード波形の組合せにより構成されるコード信号を無線で送出するリモコンと、前記リモコンから送出されたコード信号を受信する受信部と、前記受信部により受信したコード信号に基づいて、前記デジタルビデオディスクに記録されている映像データを再生し、該映像データによる映像を本装置に接続されるディスプレイに表示させる映像再生手段と、本装置の各種の動作確認を行うためのテストモードへの切換えを制御すると共に、該テストモードにおける動作を制御するテストモード制御手段とを備えたDVDプレイヤにおいて、
前記テストモード制御手段は、
前記受信部により受信したコード信号に対し、該コード信号を構成する個々のコード波形の種別を判別し、判別した個々のコード波形の種別を前記ディスプレイに表示させる波形種別表示機能手段と、
前記判別した個々のコード波形の受信時間を前記ディスプレイに表示させる波形時間表示機能手段と、
前記波形種別表示機能手段による表示から前記波形時間表示機能手段による表示への切換えを制御する表示切換手段とを備え、
前記受信したコード信号を前記ディスプレイの画面表示により確認できることを特徴とするリモコンコードの画面表示機能を有したDVDプレイヤ。 - 複数の操作キーを有し、デジタルビデオディスクに映像データとして記録されている映像を再生指示するためにユーザに操作され、前記操作キーの操作に応じて複数の異なるコード波形の組合せにより構成されるコード信号を無線で送出するリモコンと、前記リモコンから送出されたコード信号を受信する受信部と、前記受信部により受信したコード信号に基づいて、前記デジタルビデオディスクに記録されている映像データを再生し、該映像データによる映像を本装置に接続されるディスプレイに表示させる映像再生手段と、本装置の各種の動作確認を行うためのテストモードへの切換えを制御すると共に、該テストモードにおける動作を制御するテストモード制御手段とを備えたDVDプレイヤにおいて、
前記テストモード制御手段は、前記受信部により受信したコード信号の内容を前記ディスプレイに表示させるコード表示機能手段を備え、前記受信したコード信号を前記ディスプレイの画面表示により確認できることを特徴とするリモコンコードの画面表示機能を有したDVDプレイヤ。 - 前記コード表示機能手段は、前記コード信号を構成する個々のコード波形の種別を判別し、その判別結果を前記ディスプレイに表示させる波形種別表示機能手段と、前記判別した個々のコード波形の受信時間を前記ディスプレイに表示させる波形時間表示機能手段とを備え、前記受信したコード信号を前記ディスプレイの画面表示により確認できることを特徴とする請求項2に記載のリモコンコードの画面表示機能を有したDVDプレイヤ。
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