JP3647254B2 - Endoscope cleaning and disinfection device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡を洗滌・消毒するための内視鏡洗滌消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、内視鏡は体腔内の検査および治療に広く利用されており、その内部には送気、送水、吸引等を行なうための各種の管路が組み込まれている。そして、感染等を防止するため、内視鏡は、使用する毎に、その外表面および内部管路を洗滌消毒する必要がある。
【0003】
ところで、内視鏡には、胃用内視鏡、十二指腸用内視鏡、大腸用内視鏡、気管支用内視鏡など多種類で、胃用内視鏡は、特殊な管路がなく、また管路も短く適度な細さであり、最低限の洗滌、除水で十分である。十二指腸用内視鏡は管路が極めて細く、洗滌時間が長く必要な鉗子起上パイプがあり、また水抜き時にも、管路は専用に高圧で送気する必要がある。
【0004】
また、大腸用内視鏡は、挿入部が長く、管路も太く洗滌、除水を念入りに行う必要がある。さらに、気管支用内視鏡は、管路が細く、洗滌、除水は容易であり、短時間の洗滌でよいが、気管支で付着する結核菌は耐性が強く、長時間の消毒が必要である。
【0005】
このように内視鏡は、種類によって構造が全く異なるため、同一条件の洗滌、消毒では洗滌消毒不足が生じたり、あるいは過剰洗滌消毒によって内視鏡に影響を与え、また不経済である。
【0006】
従来、こうした内視鏡の洗滌消毒に使用される内視鏡洗滌消毒装置としては、例えば特開平4−17835号公報に示されるものがある。この内視鏡洗滌消毒装置は、その洗滌槽に複数本の内視鏡を保持する保持部が設けられ、各保持部には検出スイッチが設けられている。そして、洗滌しようとする内視鏡を洗滌槽内の保持部にセットすると、検出スイッチがオンとなり、セットされた内視鏡の本数とその内視鏡の挿入部の太さ等により内視鏡の種類が検知され、内視鏡の本数及び種類に応じて洗滌、消毒、すすぎ及び除水の各工程の時間が設定されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平4−17835号公報のものは、洗浄槽にセットされた内視鏡の本数で洗滌消毒条件を設定したり、内視鏡の太さによって内視鏡の種類を検知して洗滌消毒条件を設定するものであり、胃用内視鏡、十二指腸用内視鏡、大腸用内視鏡、気管支用内視鏡などの種類が検知できても、内視鏡は次々新しい製品が開発され、内視鏡の太さ、形状、構造が変わるため、内視鏡の種類を正確に検知することが難しい。
【0008】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、内視鏡の種類、製造年月日、出荷時期等のデータを内視鏡に付し、そのデータを認識して当該内視鏡に応じた条件で洗滌消毒することができる内視鏡洗滌消毒装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、洗滌槽内に溜めた洗滌液や消毒液に内視鏡を浸漬して内視鏡を自動的に洗滌・消毒する内視鏡洗滌消毒装置において、前記内視鏡に付されたこの内視鏡の種類、製造年月日、出荷時期、検査回数、検査年月日および検査終了時間のうちの少なくともいずれかのデータを認識する認識手段と、前記認識手段による認識結果に基づき、前記内視鏡の種類に応じて前記内視鏡の洗滌消毒に必要な各工程の時間を設定すると共に、前記認識手段に基づき前記内視鏡の使用回数、検査終了から洗滌消毒までの経過時間を認識しこの認識結果に基づき前記各工程の時間を設定する設定手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
内視鏡の種類、製造年月日、出荷時期等のデータを内視鏡に付し、このデータを洗滌消毒装置が認識して当該内視鏡の洗滌消毒条件を設定することにより、内視鏡に応じて的確な洗滌消毒ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の各実施形態について説明する。
図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1は内視鏡装置と洗滌消毒装置の概略構成を示し、図2はブロック図である。図1に示すように、内視鏡1は、操作部2と、挿入部3及びユニバーサルコード4とからなり、挿入部2の先端部には先端構成部5が設けられ、この先端構成部5の内部にはCCD等の固体撮像素子(図示しない)が内蔵されている。前記操作部2及び挿入部3にはライトガイドケーブル(図示しない)が内挿され、このライトガイドケーブルの一端側は先端構成部5の照明光学系に、他端側はユニバーサルコード4を介してコネクタ6に接続されている。
【0012】
そして、前記コネクタ6は周辺機器の光源装置7に着脱可能に接続されているとともに、コネクタ6は信号ケーブル8を介してビデオプロセッサ9に接続されている。ビデオプロセッサ9からの映像信号は電気ケーブル10を介して観察用モニタ11に供給され、内視鏡画像として表示されるようになっている。
【0013】
信号ケーブル8は一端には第1のコネクタ12が設けられ、他端には第2のコネクタ13が設けられている。内視鏡1とビデオプロセッサ9と信号の授受が行われるようになっている。
【0014】
また、図中15は内視鏡洗滌消毒装置である。内視鏡1は検査終了後、感染等を防止するため、使用する毎に、その外表面および内部管路を洗滌消毒する必要がある。内視鏡洗滌消毒装置15の本体16には洗滌槽17を有しており、洗滌槽17の内部に内視鏡1をセットして洗滌消毒することができるようになっている。すなわち、使用後の内視鏡1を洗滌槽17にセットし、各種操作スイッチの操作によって制御部14からの指令に基づいて洗滌、消毒、すすぎ、送気の各工程が自動的に行なわれる。
【0015】
また、前記内視鏡1のコネクタ6にはICメモリ18が内蔵されており、このICメモリ18はコネクタ6の外部に突出して設けられた接続端子19と電気的に接続されている。さらに、前記内視鏡洗滌消毒装置15の本体16の一部には内視鏡洗滌消毒装置15の制御部14と電気的に接続された接続部20が設けられ、この接続部20には接続端子21が設けられている。
【0016】
そして、コネクタ6の接続端子19には信号ケーブル8の第1のコネクタ12が着脱可能であり、装置本体16の接続端子21には第2のコネクタ13が着脱可能であり、内視鏡1と装置本体16の制御部14との間で信号の授受が行えるようになっている。
【0017】
前記ICメモリ18には、図3に示すように、パソコンPと信号ケーブル8の第2のコネクタ13とを接続するとともに、第1のコネクタ12を内視鏡1のコネクタ6とを接続し、当該内視鏡1の種類、例えば、胃用内視鏡、十二指腸用内視鏡、大腸用内視鏡、気管支用内視鏡の種類、当該内視鏡1の製造年月日、出荷時期等が入力され、メモリされている。
【0018】
また、図1(a)に示すように、内視鏡1を用いて検査を行った場合には、ビデオプロセッサ9から信号ケーブル8を介してICメモリ18に、通算検査回数、検査年月日及び検査時間等のデータがメモリされるようになっている。
【0019】
したがって、内視鏡検査後、当該内視鏡1を洗滌する際には、まず、図1(b)に示すように、信号ケーブル8の第1のコネクタ12を内視鏡1のコネクタ6の接続端子19に接続し、第2のコネクタ13を装置本体16の接続端子21に接続すると、当該内視鏡1のICメモリ18にメモリされているデータが装置本体15の制御部14に伝送される。すなわち、信号ケーブル8を接続するだけで、内視鏡1の種類、当該内視鏡1の製造年月日、出荷時期、検査回数、検査年月日及び検査時間等のデータが入力されるため、装置本体16は内視鏡1の種類に応じた洗滌消毒及び除水等の時間を設定し、また当該内視鏡1の使用回数、検査終了後から洗滌消毒までの経過時間等が認識でき、その認識結果に基づいて洗滌消毒条件を設定することができる。
ここで、内視鏡1の種類に応じた洗滌、消毒及び除水の時間を示すと、例えば、表1のとおりである。
【0020】
【表1】
【0021】
なお、表1は内視鏡1の種類に応じた洗滌、消毒及び除水の時間を示したが、内視鏡1は検査回数が多くなればなる程、挿入部3等に傷が付き、汚れが付着しやすく、汚れも落ちにくい。また、新しい内視鏡1であっても、検査終了後から洗滌まで長時間放置された場合には汚れがこびりつき、汚れが落ちにくいため、ICメモリ18にメモリされているデータによって洗滌時間、消毒時間の設定を行うことができる。
【0022】
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
内視鏡検査においては、図1(a)および図2に示すように、内視鏡1のユニバーサルコード4のコネクタ6を光源装置7に接続し、コネクタ6とビデオプロセッサ9とを信号ケーブル8によって接続する。さらに、ビデオプロセッサ9を電気ケーブル10を介して観察用モニタ11とを接続して内視鏡検査を行うと、ICメモリ18にはインタフェースI/Fを介してビデオプロセッサ9から検査年月日とともに通算使用回数、検査時刻及び検査終了すると、検査終了時刻が入力される。なお、ICメモリ18には出荷時に内視鏡1の種類、製造年月日、出荷時期、シリアルナンバー等が予めメモリされている。
【0023】
内視鏡検査終了後、内視鏡1のコネクタ6を光源装置7から抜取るとともに、信号ケーブル8の第2のコネクタ13をビデオプロセッサ9から抜取る。そして、この内視鏡1を内視鏡洗滌消毒装置15の洗滌槽17にセットする前に、図1(b)及び図2に示すように、信号ケーブル8の第2のコネクタ13を装置本体16の接続端子17に接続すると、内視鏡1のICメモリ18にメモリされているデータがインタフェースI/Fを介して装置本体16の制御部14に入力される。
【0024】
すなわち、内視鏡洗滌消毒装置15の制御部14には内視鏡1の種類、当該内視鏡1の製造年月日、出荷時期、検査回数、検査年月日及び検査終了時間等のデータが入力されるため、装置本体16は内視鏡1の種類に応じた洗滌消毒及び除水等の時間を設定し、また当該内視鏡1の使用回数、検査終了後から洗滌消毒までの経過時間等を認識し、その認識結果に基づいて洗滌消毒条件を自動的に設定し、その設定条件にしたがって内視鏡1の洗滌消毒及び除水工程を行うことができる。
【0025】
このように、内視鏡1の種類、使用回数、検査後から洗滌までの経過時間等のデータに基づいて洗滌消毒及び除水時間等の条件を設定することにより、洗滌不足、過剰洗滌による内視鏡1への悪影響を防止でき、個々に異なる内視鏡1に適応した洗滌消毒ができる。なお、洗滌消毒時間の設定とともに、洗滌液の液温設定、洗剤の量や洗剤の種類あるいは消毒液を変更するようにしてもよい。
【0026】
図4及び図5は、第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図4(a)に示すように、第1の実施形態のICメモリ18に代わって内視鏡1のコネクタ6にバーコード22を貼り付け、信号ケーブル23にバーコードリーダ23aを設けたものである。バーコード22には出荷時に内視鏡1の種類、製造年月日、出荷時期、シリアルナンバー等が予め記録されている。
【0027】
内視鏡検査終了後、内視鏡1を内視鏡洗滌消毒装置15の洗滌槽17にセットする前に、図4(b)に示すように、信号ケーブル23のコネクタ23bを装置本体16の接続端子17に接続し、バーコードリーダ23aによってコネクタ6に貼り付けられたバーコード22を読み取ると、バーコード22に記録されているデータがI/Fを介して装置本体16の制御部14に入力される。
【0028】
すなわち、内視鏡洗滌消毒装置15の制御部14には内視鏡1の種類、当該内視鏡1の製造年月日、出荷時期等のデータが入力されるため、装置本体16は内視鏡1の種類に応じた洗滌消毒及び除水等の時間を設定し、また当該内視鏡1の製造年月日からの経過日数等を認識し、その認識結果に基づいて洗滌消毒条件を自動的に設定し、その設定条件にしたがって内視鏡1の洗滌消毒及び除水工程を行うことができる。
【0029】
このように、内視鏡1の種類、製造年月日からの経過日数等のデータに基づいて洗滌消毒及び除水時間等の条件を設定することにより、洗滌不足、過剰洗滌による内視鏡1への悪影響を防止でき、個々に異なる内視鏡1に適応した洗滌消毒ができる。なお、洗滌消毒時間の設定とともに、洗滌液の液温設定、洗剤の量や洗剤の種類あるいは消毒液を変更してもよい。
【0030】
図6は第3の実施形態を示す。内視鏡には、胃用内視鏡24、十二指腸用内視鏡25、大腸用内視鏡26、気管支用内視鏡27などの種類があり、内部管路の配置構造、口金24a,25a,26a,27aの個数も異なるため、内視鏡の種類によって専用の管路洗滌チューブ28を内部管路に連通する口金24a,25a,26a,27aに間違いなく接続する必要がある。
【0031】
そこで、本実施形態においては、第1または第2の実施形態に加え、内視鏡洗滌消毒装置15の装置本体16に表示部29を設け、この表示部29に胃用内視鏡24、十二指腸用内視鏡25、大腸用内視鏡26、気管支用内視鏡27の画像とともに管路洗滌チューブ28の画像を表示し、内視鏡の洗滌消毒前に口金24a,25a,26a,27aに対して管路洗滌チューブ29が間違いなく接続され、管路の洗滌忘れを未然に防止するようにしたものである。
【0032】
前述した実施形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記1)洗滌槽内に溜めた洗滌液や消毒液に内視鏡を浸漬して内視鏡を自動的に洗滌・消毒する内視鏡洗滌消毒装置において、前記内視鏡に付されたデータを認識する認識手段と、前記認識手段により当該内視鏡の洗滌消毒条件を設定する設定手段とを具備したことを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。
【0033】
(付記2)前記データは、少なくとも内視鏡の種類、内視鏡の製造年月日であることを特徴とする付記1記載の内視鏡洗滌消毒装置。
(付記3)前記データは、内視鏡の種類、内視鏡の製造年月日、出荷時期、検査回数、検査年月日及び検査終了時間であることを特徴とする付記1記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0034】
(付記4)前記データは、内視鏡のコネクタに内蔵されたICメモリにメモリされることを特徴とする付記1記載の内視鏡洗滌消毒装置。
(付記5)前記データは、内視鏡のコネクタに貼り付けられたバーコードに記録されていることを特徴とする付記1記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0035】
(付記6)装置本体には、内視鏡の種類によって異なる管路洗滌チューブの接続方向を表示する表示部が設けられていることを特徴とする付記1記載の内視鏡洗滌消毒装置。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、内視鏡の種類、製造年月日、出荷時期等のデータを内視鏡に付し、このデータを洗滌消毒装置が認識して当該内視鏡の洗滌消毒条件を設定することにより、内視鏡に応じて的確な洗滌消毒ができ、洗滌不足、過剰洗滌を未然に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置と洗滌消毒装置の斜視図。
【図2】同実施形態のブロック図。
【図3】同実施形態のICメモリへのデータ入力状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す洗滌消毒装置の斜視図。
【図5】同実施形態のブロック図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る内視鏡洗滌消毒装置の構成図。
【符号の説明】
1…内視鏡
14…制御部
15…内視鏡洗滌消毒装置
17…洗滌槽
18…ICメモリ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope cleaning / disinfecting apparatus for cleaning / disinfecting an endoscope.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, endoscopes have been widely used for examinations and treatments in body cavities, and various pipes for performing air supply, water supply, suction, and the like are incorporated therein. And in order to prevent infection etc., it is necessary to wash | clean and disinfect the outer surface and internal duct each time an endoscope is used.
[0003]
By the way, there are many types of endoscopes such as a gastric endoscope, an endoscope for duodenum, a large intestine endoscope, a bronchial endoscope, etc. Also, the pipe line is short and moderately thin, and minimal washing and water removal are sufficient. Endoscopes for duodenum are extremely narrow and have a forceps raising pipe that requires a long washing time. Even when draining water, it is necessary to supply air exclusively at high pressure.
[0004]
In addition, an endoscope for a large intestine has a long insertion portion, a thick pipe, and it is necessary to carefully wash and remove water. In addition, bronchial endoscopes have narrow ducts, are easy to wash and remove water, and can be washed for a short time. .
[0005]
As described above, since the structure of the endoscope is completely different depending on the type, the cleaning and disinfection under the same conditions may cause insufficient cleaning or disinfection, or the endoscope may be affected by excessive cleaning and disinfection.
[0006]
Conventionally, an endoscope cleaning / disinfecting apparatus used for such endoscope cleaning / disinfecting is disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 4-17835. In this endoscope cleaning / disinfecting apparatus, a holding section for holding a plurality of endoscopes is provided in the cleaning tank, and each holding section is provided with a detection switch. When the endoscope to be cleaned is set in the holding section in the cleaning tank, the detection switch is turned on, and the endoscope is determined according to the number of endoscopes set and the thickness of the insertion section of the endoscope. The time of each process of washing, disinfection, rinsing and water removal is set according to the number and type of endoscopes.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned Japanese Patent Laid-Open No. 4-17835, the cleaning / disinfecting condition is set by the number of endoscopes set in the cleaning tank, or the type of endoscope is detected by the thickness of the endoscope. It sets cleaning and disinfecting conditions. Even if the types of endoscopes for stomach, duodenum, colon, and bronchus can be detected, endoscopes continue to be new products. Since it has been developed and the thickness, shape, and structure of the endoscope changes, it is difficult to accurately detect the type of endoscope.
[0008]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and its purpose is to attach data such as endoscope type, date of manufacture, and shipping date to the endoscope and recognize the data. An object of the present invention is to provide an endoscope cleaning and disinfecting apparatus that can be cleaned and disinfected under conditions corresponding to the endoscope.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides an endoscope cleaning and disinfecting apparatus for automatically cleaning and disinfecting an endoscope by immersing the endoscope in a cleaning solution and a disinfecting solution stored in a cleaning tank. this type of endoscope attached to the endoscope, manufacturing date, ship date, number checking, recognizing means for recognizing at least one of the data of the inspection date and inspection end time, the Based on the recognition result by the recognition means, the time of each process necessary for cleaning and disinfecting the endoscope is set according to the type of the endoscope, and the number of times the endoscope is used and the inspection based on the recognition means And setting means for recognizing the elapsed time from the end to the cleaning and disinfection and setting the time of each step based on the recognition result .
[0010]
The endoscope type, date of manufacture, shipping date, etc. are attached to the endoscope, and this data is recognized by the cleaning / disinfecting device and the endoscope's cleaning / disinfecting conditions are set. It can be cleaned and disinfected according to the mirror.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 3 show a first embodiment, FIG. 1 shows a schematic configuration of an endoscope apparatus and a cleaning / disinfecting apparatus, and FIG. 2 is a block diagram. As shown in FIG. 1, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
In the figure,
[0015]
An
[0016]
The
[0017]
As shown in FIG. 3, the
[0018]
Further, as shown in FIG. 1A, when an inspection is performed using the
[0019]
Therefore, when the
Here, the cleaning, disinfection and water removal times corresponding to the type of the
[0020]
[Table 1]
[0021]
Table 1 shows the cleaning, disinfection and water removal times according to the type of the
[0022]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
In the endoscopy, as shown in FIGS. 1A and 2, the
[0023]
After completion of the endoscopic examination, the
[0024]
That is, the
[0025]
Thus, by setting conditions such as cleaning and disinfecting and dewatering time based on data such as the type of
[0026]
4 and 5 show a second embodiment, and the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted. In this embodiment, as shown in FIG. 4A, a
[0027]
After the end of the endoscopy, before setting the
[0028]
That is, since data such as the type of the
[0029]
In this way, by setting conditions such as cleaning and disinfecting and dewatering time based on data such as the type of
[0030]
FIG. 6 shows a third embodiment. There are various types of endoscopes, such as a
[0031]
Therefore, in the present embodiment, in addition to the first or second embodiment, a
[0032]
According to the embodiment described above, the following configuration is obtained.
(Appendix 1) In an endoscope cleaning / disinfecting apparatus for automatically cleaning / disinfecting an endoscope by immersing the endoscope in a cleaning solution or a disinfecting solution stored in a cleaning tank, the endoscope is attached to the endoscope. An endoscope cleaning / disinfecting apparatus, comprising: recognition means for recognizing data; and setting means for setting cleaning / disinfecting conditions for the endoscope by the recognition means.
[0033]
(Supplementary note 2) The endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to
(Supplementary note 3) The endoscope according to
[0034]
(Supplementary note 4) The endoscope cleaning and disinfecting apparatus according to
(Supplementary note 5) The endoscope cleaning and disinfecting apparatus according to
[0035]
(Appendix 6) The endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, data such as the type of endoscope, the date of manufacture, and the shipping date are attached to the endoscope, and this data is recognized by the cleaning / disinfecting apparatus. By setting the cleaning and disinfecting conditions, it is possible to perform accurate cleaning and disinfecting according to the endoscope, and it is possible to prevent insufficient cleaning and excessive cleaning .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an endoscope apparatus and a cleaning / disinfecting apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of the embodiment.
FIG. 3 is an exemplary perspective view showing a data input state to the IC memory according to the embodiment;
FIG. 4 is a perspective view of a cleaning / disinfecting apparatus showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a block diagram of the embodiment.
FIG. 6 is a configuration diagram of an endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記内視鏡に付されたこの内視鏡の種類、製造年月日、出荷時期、検査回数、検査年月日および検査終了時間のうちの少なくともいずれかのデータを認識する認識手段と、
前記認識手段による認識結果に基づき、前記内視鏡の種類に応じて前記内視鏡の洗滌消毒に必要な各工程の時間を設定すると共に、前記認識手段に基づき前記内視鏡の使用回数、検査終了から洗滌消毒までの経過時間を認識しこの認識結果に基づき前記各工程の時間を設定する設定手段と、
を具備したことを特徴とする内視鏡洗滌消毒装置。In the endoscope cleaning and disinfecting equipment that automatically cleans and disinfects the endoscope by immersing the endoscope in the cleaning liquid and disinfecting liquid stored in the cleaning tank,
Recognizing means for recognizing data of at least one of the type of the endoscope attached to the endoscope , the date of manufacture, the shipping date, the number of inspections, the inspection date, and the inspection end time ;
Based on the recognition result by the recognition means , setting the time of each step necessary for cleaning and disinfecting the endoscope according to the type of the endoscope, and the number of times the endoscope is used based on the recognition means, Setting means for recognizing the elapsed time from the end of the inspection to cleaning and disinfection and setting the time of each step based on the recognition result ;
An endoscope cleaning and disinfecting apparatus characterized by comprising:
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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